2012/09/24

2012年 J2 第35節 栃木戦

【大分 0 - 1 栃木】


最近「痛い敗戦」とか「痛い連敗」とか、「痛い」が紙面を飾ることが多くなってきたトリニータですが本日も痛恨の試合となってしまいました。お仕事が忙しくてサカマガすらまともに読めない状況ですが、今週末はガッツリ身体を休めながらスカパー生観戦してました。10月からは暇になる予定です・・・・はい。


今節のスタメンには変化あり。左CBに石神が入り、左サイドにジョンハン。怪我からようやく復帰の裕大を突然のスタメン抜擢。2トップの一角は西ではなく村井。



今日は押し込まれる場面がほぼ無かったので、ツートップツーシャドーで画像を作ってみたけれども、こんなフォーメーションだったか?どうもしっくりこないけど、今日は丸谷にも裕大も前線に出て攻撃に絡む回数が多かったように思います。


栃木は第2節で0-3で勝利した頃からしばらく不調が続いてましたけど、パウリーニョが復帰してから立て直して上位までたどり着いたような気がしてます。個人的にはロボもトリポジもジャイロもいなくなってちょっと退屈なチームになってしまったと思ってます。えぇ、獲得する外国人の名前だけ期待してます。


試合内容としてはCB石神とか、左サイドにジョンハンとか、いきなりのスタメンで裕大は大丈夫かと色々と不安はありましたけどまぁ、栃木にボールを下げさせる守備が出来ていたし、何とかなりそうだなという手応えを感じ始めた12分過ぎだったかな?最初に与えたCKでポッカリ与えた真ん中のスペースにポーンと出たボールをダイビングヘッドで決められてしまい、与えてはいけなかった先制点を奪われてしまう。


こうなるとですね、途端に試合が難しくなるのが今のトリニータ。失点前からそもそも栃木の攻撃が単発的なものばかりで放り込む、跳ね返すの繰り返し。あの失点さえなければまぁ負けはしなかっただろうなと思える内容でした。


後半に森島のヘディングシュートがポストを直撃するなど惜しい場面もありましたし、途中出場の木島が2節の頃の様なキレのあるドリブルをみせてくれていたのがハイライト。得点できずにタイムアップとなりました。


結果以外必要ない状況で、内容だけ良いとか喜んでいいんだか何だか消化不良な気持ちでいっぱいです。裕大の復帰は心から歓迎したいけど、なぜに今日このタイミングだったのかはよく分からないことになってしまっていたのが残念。大活躍させて復帰させてあげたかったなぁ。


中々勝ち点を伸ばせないもどかしい状況で後ろからの追い上げもキツくなってきて佳境っぽさが出まくりの2012年シーズンも残り7試合となりました。主導権を握ると大体得点もできずに負けてしまい、攻められっぱなしだとセットプレーで1点入れて勝ち逃げするとか本当に不思議なチームが出来上がってしまいましたが、ここまできたらもう最後までブレずにこんな感じで最後まで突っ走るしかないと腹を括りました。


やってやろうじゃないか、このチームと共に残り7試合を。チャンスはまだあるんだから挑もうじゃないか。次節、降格の危機に追い込まれた町田との一戦も簡単な相手じゃないけれども、町田も追い込まれてるからそこ主導権を握ろうとするはずだ。そうなればこっちのもんだ。やってやろうじゃないか。


2012/09/17

2012年 J2 第34節 熊本戦

【熊本 2 - 1 大分】


2012年最後の連戦。厳しい日程もこれで最後。中二日で熊本を倒して上位との差を縮めたかったんですけど失敗に終わりました。自宅でスカパー観戦していましたが、開催も危ぶまれた台風の影響もあって強風下での試合がテレビを通じても伝わって来ました。そんな中でも多くのトリニータサポーターが駆けつけてました。





中二日でも基本スタメンはいじらない田坂監督。安川がベンチにも入っていなかったので怪我でしょうか?代わりに作田が入る。変更点はここだけ。スカパーでは2トップ2シャドー表記だったんですけど、俺の目には押し込まれっぱなしで為田と丸谷がシャドーには見えず、アンカー+ドイスボランチに見えるのでこんな感じのフォーメーション図にしてます。


京都戦では無失点で終えたこのフォーメーションですが、熊本は中盤でパスを回すというよりも早めに中盤を省略してボールを入れてくるのであまり意味がなかったような気が。風向きを考慮すれば前半のうちにどうしても先制したかった。それがカウンターから先制されたもんだから試合運びとしては難しくなってしまった。


後半に西のゴールで追いつけたものの、その直後に本当に簡単なクロスから失点してしまって非常にもったいない形だったと思う。西は頑張ってたし、得点シーンは美しかった。素晴らしかった。


書いてて虚しくなってきたけれども、今日は本当に勝てれば大きかったのに。もったいない。あぁもったいない。バトルオブ九州は本当に苦手である。まだ福岡戦を残しているのでそこでは意地をみせて欲しい。運の良いことに他の上位陣もほぼ総崩れだったので3位のまま。勝ってれば差を詰められただけに本当に・・・・・惜しい。


臨機応変なサッカーが出来るにはもうちょっとかかりそうか。
残り8試合。


2012/09/15

2012年 J2 第33節 京都戦

【大分 2 - 0 京都】


決してナイスガイではないハカイダーです。今週は月曜日からずっとお仕事で出張しまくりで、金曜日の夜に這いながら自宅に帰って参りました。ちょうどキックオフの時間に飛行機に登場する感じになったので、情報をシャットアウトしながら帰宅。お仕事メールを片付けながらスカパー録画観戦となりました。ぐったりしながら、恐る恐る上位直接対決の録画をチェック。残り10試合。超重要な一戦。





スタメンはここ最近板についてきたアンカーシステム3-5-2。対する京都は怪我人やらなんやらで、あまり採用しない3バック。どうもCBがいないらしい。試合前のこの情報で良い予感がした。さらに京都は引いた相手を崩せず、先制すると強いけど先制されると滅法弱いらしい。トリニータは先制しても追いつかれることが多くなってきた。守り切れないトリニータと崩し切れない京都との上位直接対決は圧倒的に京都がポゼッションする形に。


前半30分過ぎまではよくぞまぁ、一方的に攻められましたけれどもカッチカチのアンカーシステムが機能して弾き返す弾き返す。弾き返したボールを拾えずにずーっと攻められましたけれども、今シーズンはこんな感じなのです。もうブレずにずーっとこんなんで良いと思います。どう考えても京都が得点を入れそうな感じだったけれども、33分に遂に為田が豪快なプロ初ゴールを決める。待ちかねたよ為田よ。


森島の足元に入った縦パスをダイレクトでサイドに振って生まれたこの得点シーン。俺の松原のクロスの時点でカメラマンが下手くそ過ぎてじっくり観れなかった。毎回適当にビデオ撮影しながらアウェイで観戦している俺でさえゴールシーンは逃さずに撮影できるというのに。引きで撮れ、引きで。しかし、理想的というかワンチャンスを決めて試合を動かした。良いシュートだった。為田よ、やっと決めてくれたな。


後半になっても京都がボールを回し続ける。天皇杯でPK戦まで戦ったトリニータの選手は消耗が早く、西が足を攣ってジョンハンと交代。この交代が実に素晴らしい結果を生み出しました。本職のCBがいない京都の隙を付き、ジョンハンが京都最終ラインのボール回しをカット。そのままゴールを決めて2-0となりました。GKと1対1をよく決めた。そしてジョンハンの後を追いかけた選手が松原で、同期の為田のゴールに触発された感じがまた凄く良かった。


正直、リーグの水戸戦あたりから先制しても追いつかれ、逆転される癖が付いていたので全く安心できずにドキドキしながら試合を観てました。本当に今日は集中力高く身体を投げ出してよく守ったと思います。清水も素晴らしかった。


京都は苦肉の策に苦肉の策を重ねたような状態でした。大木監督に打開策無し。ボールを回せるけどアタッキングサードで崩せないという状況がしばらく続いてる様子。連敗から抜けだせずに一歩後退か。トリニータは3位浮上です。3位です、3位。もうひとつ上がったら自動昇格です。これは大きい勝ち点でした。千葉と山形が下位のチームに負けてた。残留争いで火が付いたチームは途端に手強くなるので残り9試合は相手がどこであろうが気は抜けない。


とにかく、疲れた身体に唯一の癒しを提供してくれたトリニータに感謝したい。3位やで、3位。あかん、昇格してしまう。


2012/09/09

2012 天皇杯 2回戦 HOYO大分vs東京V

【HOYO大分 0 - 3 東京V】


週末に行われる天皇杯で、トリニータは明日水戸と対戦。試合も見れなければ中継も無い。もうこれはホーム側ブロガーのレポートを楽しみに待つしかないのです。そうなれば途端に書くことが無くなるこのブログ。どこかの試合を観に行かなければならんと思い立ったが吉日、西が丘サッカー場で天皇杯2回戦を見に行って来ました。いやー、日焼けした。


柏で行われる柏vs柏にも興味はあったけれども、他所様のドリームマッチみて感動している場合でもないのでHOYO大分で修行中の後藤を観に行って来ました。ガシガシ写真を撮ってやろうと思ったのですが残念ながら控え。対する東京Vは川勝監督が辞任した直後の試合。BSで生中継されてましたけど、西が丘は観やすいし近いしってことで13時キックオフの炎天下に恐れおののきながらもはせ参じたわけです。





夏の断末魔。もう少しで夏も過ぎ去りサッカー観戦のベストな季節。そんな西が丘に阿部寛似で有名な鳥脳さんも来られてることをツイッターで知り、ご挨拶がてら一緒に観戦させて頂くことに。さらに隣にだいすけくんもご一緒で、このブログに登録してくれてる3人中2人と並ぶことに。総力戦までは本当に凄かった連続更新で燃え尽きたり、書かずに放ったらかしにしっぱなしだったりするけど、マイペースで構わんからみんなでブログ続けようね!ということで若干人見知りを発動しながらもキックオフ。





内容としては東京Vがボールを保持し続けて、HOYOが守備を固めてカウンター狙いで弱者の戦いを行うと思いきや、意外とHOYOがボール運べる時間帯もあったりと十分楽しめそうな雰囲気。


毎年天皇杯ではJFLのチームや大学のチームがJリーグのチームを倒すこの2回戦あたり。正直、今年はトリニータの相手が水戸で良かったなと思ったりもする。HOYOとかだったらドキドキである。この赤い方の大分のチームはドイツのバイエルンのエンブレムに似過ぎな気もするけれども、このチームがJ2に上がってきたりするとそれはそれで困るというか何というか。東京V相手に頑張って欲しいけど、頑張って欲しくもないというケツの穴の小さい複雑な感情を抱くことに。


しかし、試合は技術というよりは体格に優る東京Vが何でもないようなシュートを決めて先制してからはゲームを支配しっぱなし。追加点まで決めて前半で2-0という結果になり、後半からうちの修行中の後藤などを出場させるべしと念を送る。


後半始まっても特に試合が動くこともなく、東京Vは監督代わりたてで、誰が監督になるのかは分からないけれどもプレーオフ圏内を視野に入れて残り10試合にどんな影響が出るのかは全く分からず。結果だけみれば充分だけど、どう転がるかね東京Vは。


後半30分くらいに3人目の交代枠で最後の最後に2点差を追って後藤が投入される。以下、後藤写真集。






































試合終了間際には東京Vがダメ押しの1点を入れてジャイアントキリングならず。15分程度の出場だった後藤はほぼボールには絡めず。動き的にもイマイチ。どこか痛めてたりするのだろうか。もし痛めてなくてあのレベルでは、戻ってきてくれとは言われないと思う。ちょっと厳しいけどこのチャンスでそのアピールで良いのだろうか?という出来。ボールを奪う気が無くプレッシャーかけてるだけ。ガンガン行ってガシガシアピールしないとね。HOYOの3枚目の交代枠で良いわけがない。もうちょっと頑張ってもらわねば困る。


久々に観たゴール裏からの試合は、ビデオカメラを持っていかなかったこともあって試合に集中できたし、雰囲気なども楽しめた。濃い。西が丘。応援にきてる面子がです。ブブゼラ持って一人で来てるジェフのユニフォーム着たオッサンとか。コーナーキックの度に選手に駆け寄ってヤジ飛ばすジェフのユニフォーム着たオッサンとか。ああいう中年に俺もなりたい。一緒に観た鳥脳さんとだいすけくんは本当にサッカー好きだなぁと思いました。もう既にあっち側の住人ですよね、ブブゼラ持ってても不思議ではない。俺はまだ甘い。そう思った西が丘でした。




2012/09/05

今週のサッカーダイジェスト




今週のサッカーダイジェスト。
サッカーマガジン派のわたくしがサッカーダイジェストを買う理由そう、それは1つ。




ババーン!カッコイイじゃないか!大分トリニータダイジェストです。
7ページもカラーで・・・・。まぁダイジェストは全部カラーだけどさ。
しかし、為田よ、カッコつけすぎだろぉー(ニヤニヤしながら
「マジでJ1狙おうぜ」って大分県民が普通なら口にしないであろう標準語が
違和感バリバリです。
正しくは「しらしんけんJ1狙おうえ」ですよ、ダイジェストさん!


しかし、ダイジェストさんが気を使って9.2直後の発売号で特集を組んでくれるという、完璧なスケジューリングを組んでくれたのに期待に応えられず申し訳ない・・・。J2レビューも扱いが大きく、ありがたいことこの上ない。


きっと地元では売り切れること間違いなしでしょう。そうでしょう、そうでしょう。
内容としては社長のシビアな話とか、芝がどうにもならんとかそんな感じなので読んでみて下さい。


総力戦後のブログがいつもよりちょっとだけアクセスが増えていて、こんなブログにも戻ってきてくれた人もいたのかなと思いました。イェーイ、相変わらず続けてますよー。まぁ、75人程度でしたけどね、それでも有難いですね。これから天皇杯、リーグ戦10試合と戦いは佳境に入りますし、引き続きスタジアムに戻ってくれると楽しいと思います。酸いも甘いも全ては継続あってのことです。




2012/09/02

2012年 J2 第32節 甲府戦

【大分 1 - 2 甲府】


9.2 大分総力戦です。
この日のために色んな人が色んな努力を重ね、最高の舞台が整いました。
特にマスコットのニータンは頑張ってた。


J2得点王、ダビィを擁する首位甲府を迎えてJ2天下取り第2戦。美しい文字入りのコレオグラフィが選手入場中にスカパーに映し出され、雰囲気十分でした。そうです、残念ながら家で観ていました。スタメンは微妙な変化あり。





村井が怪我で抜け、宮沢をアンカーに配置。3-5-2っぽく守備厚めでのスタートでした。試合の入り方は良かったと思います。気合みなぎる感じで、集中してたと。だが基本は甲府ペース。


28分に右サイドをフェルナンジーニョにドリブルで崩されとダビィに決められて失点。13試合負けなしチームは勝負強かった。というか、ダビィが重い、速い、強い。


後半、ジョンハン、高松、林と攻撃陣をリフレッシュする。終了間際に甲府の足が止まりロングボールをジョンハンが落として、こぼれ球を三平が冷静に決める。去年のFC東京戦では決定機を外したけれども、今度は決めてくれて同点。この時、ちょっと泣きそうになりました。この時のスタジアムの雰囲気は素晴らしかった。地元のサッカーチームがあって良かったと、スカパーを通じてそう思えましたよ。一気呵成に、ロスタイムに逆転がある雰囲気がドバドバと醸しだされました。


ダビィに突き放される1点を決められても高松のヘッドとか諦めない姿勢とか、良かったと思うのですよ。負けちゃいましたけど、完全に甲府にアウェイでもホームでも。ダビィを止められずに。ダビィ嫌い。


せっかくの総力戦イベントで2万3千人以上の観客を集めながら、最高の結果にあとちょっとで手が届きそうになりながらの敗北。ショックも大きいけれども、サッカーチームがあるからこそヒリヒリする勝負も観れるんである。悔しいのであれば、チームを強くしたいのであれば試合を見続け応援し続けるしかない。


この日、ユース出身の為田と松原の躍動を観れば、未来は明るいと分かると思うんだ。高く売れる選手が育ってます。売らずに育て続けられることができればいつかまたJ1でも輝けると思うのに。


京都、千葉、山形とプレーオフ圏内のチームとの直接対決も残ってる。優勝は遠のいたかもしれない。だが、昇格のチャンスはまだある。残り10試合。プレーオフ圏内を目標に戦い続けよう。松原のクロス、素晴らしかった。この先、あんな武器があればもうちょっと点が入るかもしれん。


まだ何も終わっちゃいない。




さて、ヤケ酒飲むよ・・・・。