2012/07/30

2012年 J2 第26節 愛媛戦

【愛媛 1 - 2 大分】


よくぞ首位戦線に踏みとどまってくれた!全国的に気温が上がりまくるなか、愛媛も暑かったろうに沢山のサポーターが海を渡って駆けつけてくれていました。自分はクーラーの効いた部屋でスカパー生観戦してて申し訳ない気持ちに。でもなぜか試合が終わったら喉がかれてましたよ・・・・。


ここ2試合、結果が出ずに遂にスタメンに変更でもあるかなと思っていたけれども、全く変化なくいつもの面子。




対する愛媛は後半戦から勝負弱くなってしまっている様子。第6節で戦った時はトミッチにいいように試合を作られてボールを支配されまくったけど、コーナーキックから得た三平の虎の子の1点を守りきって勝っただけの試合でしたが、この日も輝いたのはサンペイこと三平でした。


ニンジニアスタジアムは芝が綺麗。大銀ドームとは大違い。これはパスサッカーが期待できると思いきや、いつもと様子が若干違いました。試合後のコメントなどを読むと更に理解は深まるのですが、ある程度相手にボールを回されることは前提にしていて、カウンター攻撃でシンプルに戦う意図があったようでした。この戦術は愛媛向けなのか、夏用なのか、大銀ドームの芝対策なのかはまだ分かりませんけど、先制点に結びついたのは確かだと思うのです。


先制した場面は右サイドで三平が受けたファウルから得たフリーキックが起点なのですが、その直前の場面、最終ラインから中盤を省略して前線にいた村井へのロングボールが事の発端。村井が落として、三平が拾ってファウルを得る。フリーキックは愛媛DFに跳ね返されるんですが、奪い返してトリニータの最終ラインがもう一度前線に上げる。森島が競り合って繋げ、ゴール前に残ってた三平が頭であわせて先制。森島の高さと三平のヘディングの上手さが光りました。


繋ぐばかりではなく、効果的なロングボールの割合が若干増えたような気が。ベースとなるサッカーが劇的に変わった訳でもないのですが、ちょっとだけ意識が変わってる気がしました。確信はねぇです。


良い形で先制して気持よく後半を迎えた訳ですが、前半終わり際から交代カードを切り始めた愛媛のバルバリッチ監督。結構好きな監督で、試合後のコメントで自分のチームの選手をボロッカスに言ったりする。監督としての実力はちょっと分からなくなってきてるけど、試合中の采配は的確。暑さもあり、追いつかなければならないということで矢継ぎ早に選手を投入。後半早々に3枚のカードを使い果たしてしまう。しかし、この3枚目で投入された選手が、早々にミドルシュートを決めて追いつかれてしまった。


後半はもうほとんど愛媛ペースで苦しい時間が続き、危ない場面だらけで、追いつかれてしまってもペースは取り戻せないまま時間だけが過ぎていった。高松を投入し、ジョンハンを投入しても流れは変わらなかった。前線が走れなくなってプレスが効かなくなるのが相手チームよりも早い段階で発生してた。ホームの芝はそんなに関係なかったのかなとも思われた。ローテーションしたいなぁ。ベンチメンバーにもっと頑張って欲しいが。


83分、スローインからのボールを三平が受けキープしているところにファウルを受ける。ここもまた三平です。このフリーキックを伝説のキッカー、夏の似合う石神が精度の高いキックで三平の頭に合わせて追加点を得ました。足を攣りながらの見事なヘディング。三平は全ての得点において関わりまくっている。もう10点満点中10点あげたい。完璧なお仕事でした。後半のワンチャンスを決めきっていつもどおり内容は乏しいけど勝ち点は得られそうな展開に。


この後ロスタイムまでコーナーキックなどが続き、押し込まれまくりましたが何とか勝ち切って悪い流れを断ち切ることに無事成功。厳しい戦いを制して再び順位を上げることに成功しました。この日の勝利は本当に嬉しかった。ロスタイム中に手に汗握りまくりでオリンピックよりも全然感情移入してしまった。たぶん、愛着と「自分で現金を払ってるチーム」でもあるからだと思われる。大富豪が自分のチームに投資して強化する気持ちが味わえるクラブなんてそうそうありませんし。まぁこっちは返済なのでシチュエーションが全然違いますけど。まだまだ毎週ヒリヒリと楽しませて欲しい。5位です、5位。


で、勝利に興奮してネットバンキングで振り込んでしまった。また来週さらに手に汗握ることになるでしょう。

2012/07/27

2012オリンピック 予選リーグ スペイン戦


【日本 1 - 0 スペイン】


ブログを更新するつもりはなかったのですが、ついつい書きたくなってしまいました。勝っちゃいましたね日本代表がスペイン代表に。清武と東がスタメンで出場とあってキックオフからドキドキしながら観ていましたが、まさかまさかの勝利。前半にコーナーキックから得点した1点を守りきって勝利しました。


清武と10番を背負った東がいて、もう君が代が流れた時点でジーンっとするものがありました。やっぱりこの選手たちに続く子供たちを育むためにもトリニータは頑張らなきゃならない。そう思いました。


できればスペイン相手に再三のチャンスを作れていたので清武にも決めて欲しかった。永井は速かった。永井を操る清武のパス。東の攻守に渡る頑張り。日本代表はボールを奪う場面の共通意識が素晴らしかったですね。いやー、いいものを観た。なでしこも強かったし。オリンピックのサッカーは期待できそうですね。しかし相手のGKデ・ヘアの安定感も凄かった。


清武と東には得点を挙げてアピールして欲しいですね。世界に、トリニータユースから輝いて欲しい。もう一回頑張ろう返済。そして豪雨で被害を受けた大分北部にも募金を。

2012/07/25

今週のサカマガ

今週のサカマガ。
表紙は赤い悪魔になった香川真司。J2の特集はなし。香川の記事はインターネット上のどこかで見た事あるようなものばかりなのであまり・・・。雑誌媒体の限界。


これと言った記事がない。困った。


まぁオリンピック間近ですし、東と清武がスペイン戦でスタメンを飾れば良いんですよね。全てオーライ。来週からは期待しましょう。

2012/07/22

2012年 J2 第25節 岐阜戦

【大分 2 - 2 岐阜】


岐阜にギフンと言わされました。連敗を避けられただけの試合をスカパー観戦。先週から引き続きホームでの試合なのだが、芝の状態が悪すぎて正直アウェイで試合したいと思ってます。スタメンは森島が外れて、三平が2試合振りに復帰。




岐阜に限らず、この日はJ2夏の新戦力お披露目デー。千葉ではロボが、甲府ではフェルナンジーニョが。そして迎えた岐阜にはアブダというブラジル人が登場。ワントップでいきなりのスタメン出場。嫌な予感はしましたよね、正直。開幕戦の草津のヘベルチとかも。キックオフからそのアブダが危ない場面を作り出し続けるわけです。アブダい。


20分過ぎに村井が倒されて得たPKで先制したものの、ペースは基本的に握られっぱなし。主導権を得られた時間帯は非常に短かったと思う。前半は何とか凌いだものの、迎えた後半57分、フリーでボールを受けたアブダがドリブル突破して逆転ゴールを決める。あれほど辛抱できていた守備に綻びが。ほとんどいいところ無しのトリニータ、同点の直前に西に代えて森島を投入していたけれども、なかなか攻撃が活性化せず、シュート数も増えない。


75分に経験と技術がにじみ出るようなミドルシュートを服部に決められて逆転を許した時にはもう心折れかけましたが、交代したばかりのジョンハンが溜めを作って左サイドを駆け上がった村井にパス。折り返しを三平が押し込んで同点に追いつく。オウンゴールっぽかったけど良いんです、そんなことは。追いつけたことだけが収穫。よくぞ負けなかったと。土俵際踏みとどまった。


結局ドローで終わったのだけれども、踏み止まるべき試合で大怪我寸前。連敗しなかったことが重要ではあるけれども、勝ち点2を失ったと感じられる。これから各チームは補強などもあってより強い状態になって終盤戦を迎える。トリニータの試合内容に進化はみられない。ホームスタジアムの芝の状態も悪い。補強も無理。底上げ以外、出来ることなんて無い。ベンチメンバー、ベンチ外メンバーの奮起を期待する。そろそろ出てきてくれよ、今の先発メンバーをひっくり返せるような選手よ。踏みとどまり続けてもう一度上昇できるか。課題は多い。


しかし、ドームの芝にはもう何年も苦しめられてるけど、いっそのこと人工芝にしてしまえば良いのに。まぁJリーグさんは厳しいので許してくれないんだろうけど。ホーム限定で前線に高松と森島を入れて、ロングボール放り込みサッカーやった方がいいかもしれない。そんなことしたらチーム壊れるだろうか。さてこれからどうする。


2012/07/20

今週のサカマガ

今週のサカマガ。
2回読んだ。出張で移動が多くて暇過ぎただけです。でもドラゴンこと久保のインタビューは面白かった。既にどこかで読んだ内容に似通ってたけど、それでも面白かった。2人の娘さんが、素晴らしく体育会系で素質的に楽しみ過ぎる。やはりDNAって裏切らないですね。俺自身も代々続く父方の薄毛DNAと、毛深い母型のDNAをしっかり引き継いでることからも明白ですね。


J2は甲府特集。夢便と書いてムービングと読ませるのは無理があった。甲府はダビィがいるのにフェルナンジーニョとかFC東京から重松とかを補強してるのね・・・。


ちょうど9月のホームでの集客イベントが発表されましたが、相手はもちろんJ2天下取り合戦甲府軍。信玄です。信玄。フェルナンジーニョがあっちについちゃいましたよ。いやー、困りましたね。ダビィ頼みのサッカーから脱却されると手が付けられなくなりそう。なんとか集客を達成して後押ししてあげたいものです。


あ、プロモーションビデオ作るか!
・・・でも戦国時代の映像なんかねぇな。無理だな・・・。


昇格支援金のプロモですが、色んなブログで紹介して頂いて感謝しております。ありがとうございます。励みになります。禿げたくはないです。

2012/07/16

昇格支援金のプロモーションビデオ作ってみた


連休を利用してJ1昇格支援金のプロモーションビデオを作ってみました。
素材は山ほどあるんですが、意外と難しいもんです。音楽に合わせたり、結局何を伝えたいのかブレたり。とりあえず、素材がアウェイのものしか無いのでアウェイからも応援し続けてますよ、って感じにしか作れませんでした。試合中の映像もあるのでリンク先で試しに観てやって下さい。


http://youtu.be/d9nSjkkNC0o


音楽の権利は権利者にあるので、権利者が「こんなもんに使ってんじゃねぇよ」と削除要請があればそれまでの命です。


昇格支援金については正直、未だにモヤモヤしてる部分はあったりするのですが、昇格よりは存続のために背に腹はかえられないと思って振り込みました。モヤモヤしてる場合じゃねぇと。まず存続だろうと。上位に踏み止まるモチベーションにもなって欲しい。既に7000万円という膨大な金額が集まっていますが、首位からも転落したことだし、もうひと押しの何かになれば良いのですがってことで。勝手に作っただけですが、何かの役に立てればと思います。しかし、もうちょっとこう、かっこ良く作りたかっんだが、何ぶん何も結果を残せてない状態なので、昇格したら歓喜の内容で作りたいと思いました。それまでに技を磨かねば。昇格してもらわねば。


2012/07/15

2012年 J2 第24節 湘南戦

【大分 1 - 4 湘南】


首位陥落!!悔しい!スカパー観戦してました。
経験したことのないような大雨で大変なことになっている九州北部の皆さんは大丈夫でしょうか。負けるより勝って首位を維持して良いニュースになりたかったけど、泣きっ面に蜂状態の大分県です・・・・。ただトリニータが支援のために雑巾的タオルを集めるっていう話をいち早く発表してて地域密着のクラブとして、支援されっぱなしではないってことを表現できたのは良かったと思いました。


首位として湘南を迎え、1万人を超えた観客が見守る中、スタメンは前節と同じ。スカパー表記ではこんな感じでした。




試合最初のコンタクトで、森島にガツンとあたった湘南DF。あぁ、こりゃ球際厳しい戦いになるなと思いました。球際では充分に戦えたと思いますけど、どうも浮き足立っていたトリニータ。首位のプレッシャーに浮き足立ちまくりだったと思うのです。そりゃ気にするなって言ってもどうしても気になる。だって、この俺でさえ気負っていたもの。試合が近づくに連れて負けたくないという気持ちが強くなりすぎて、テレビの前にかじりついてたし。そして対する湘南は今季既に首位を経験していて、そこから一度落ちてもう一度首位を狙うチーム。その精神的な部分が前半の早い時間の失点に現れていた。右サイドからの1失点目、圭介の飛び出しからPKを献上しての2失点目。

前半のうちに1点返せたけれども、3失点目は完全に崩されて気を失いそうに。前半に3失点なんてもう、1万人も来てくれてる日に限ってもう・・・。後半に入ってカウンターからさらに4失点目で惨敗確定。


首位ってチームとして経験必要ね。っていうのが正直な感想。そしてこれは終盤でいきなり首位に立つよりは一度こういう精神的なプレッシャーで何が起こるかというのを中盤戦で経験できたのは大きいのではないか。まだ試合は残ってる訳で、混戦が続いているからチャンスはいくらでもある。東京Vに負けた後に、6試合頑張ってここまで来たんだからもう一度頑張ろう。


4失点した後でも走っている為田を観て、まだまだ大丈夫だと、そう思いました。



2012/07/12

今週のサカマガ

今週のサカマガ。
表紙はオーバーエイジ麻也。オモシロブロガー麻也。そんなことより順位表を確認ですね。あ、やっぱり1位ですよ!シーズン開始前に誰が予想しましたか!?大分トリニータが首位です。様々な支援のお話が出てとても嬉しいです。ありがとうございます。


さて、首位だと面白く感じるサカマガ。清武のインタビューがあったり、J1のベストプレイヤーが西川周作だったりするのでとても心地よいです。熊本に柏から移籍した北嶋のインタビューを読むと、熊本が調子を上げているので怖い限りです。


首位トリニータは今週末に、湘南と対戦。嫌だ!首位を明け渡すのは嫌だ!しがみついてでも勝利して欲しい!応援に行ってあげてください!打倒湘南!守れ首位の座を!

2012/07/09

2012年 J2 第23節 草津戦

【草津 0 - 2 大分】




首位奪取!!


スタジアムでのんびりしていると帰宅できなくなる19:30キックオフという嫌がらせにビビりながらも行って来ました正田醤油スタジアム群馬に。正直悩んだんです。翌日は月曜日だし、普通の大人ならそんなしんどいことするはずがない。どう考えても雨が降るだろうし、行くのはアホである。しかし、家でキックオフを待つことがどうしても出来ずに前橋に行ってしまいました。アホです。でも無事に帰れました。


さて、この日の試合には課題が1つ。シーズン中盤にありがちな累積警告で主力を欠く試合だということ。しかも今日は村井、三平と2人同時にスタメンを欠くことに。長いシーズンを戦う訳ですから、主力が累積警告で抜けるってのは想定範囲内の出来事。チャンスとなるサブメンバーの奮起と層の厚さを期待するわけです。スタメンには村井に代わって高松、三平に代わってとジョンハンという組み合わせ。まぁ、主力級なのでやり繰りは何とかなりそうです。キックオフ時はこんな感じのポジションでした。



対する草津は今シーズン開幕戦で痛い目にあわされた相手。噂では開幕戦の出来が一番良かったなんて話もあるらしい。確かに、今年の草津は強いなーって思ったのだ。特にヘベルチ。でも不思議と他の試合でそんなに活躍したって話は聞かないんだよな・・・。富山も福田もそうだが、天敵というか、トリニータ相手だと輝く男は止めなければならない。

正田醤油スタジアム群馬はいつの間にかゴール裏に座席が出来ていて、Jリーグの基準を満たすスタジアムへと変貌を遂げている最中だった様子。まだ開放されていなかったけれども。去年と変わっていてあれ?っと思いました。どこに座ったかと問われればもちろんメインスタンドに陣取りました。メインスタンドに座ると今シーズン無敗ですから私。ゲン担ぎ継続してみました。


キックオフ開始前にパラパラと雨が降り出す。北関東は天気が変わりやすいってのはJ2生活3年目なので抜かりなく、ゴミ袋に荷物を入れ、カッパを着て、傘で足元を覆うという観戦の知恵。メインスタンドでも屋根が短すぎるので普通に濡れます。しかしそこはノウハウでどうにでもなります。この雨でピッチが若干滑りやすくなった様子。


試合が始まるとどうもボールが落ち着かない展開が続く。草津は前線にロングボールを蹴り、裏に一発で抜け出すような攻めの意識を感じた。でも繋ごうとする場面もあって臨機応変にベテランボランチが攻撃を組み立ててる感じ。滑りやすいピッチになった状況もあって、草津もトリニータはなかなかボールが繋がらない。サイドに展開するも、草津はどっちかに寄る片側サイド偏重型で数的優位が作れずに崩しきれず。逆サイドに振りたいんだけど、振る前にボールを奪われてはロングボールを放り込まれるという苦しい状況が続いた。草津はサイドからの攻撃も織り交ぜて来たのだが、中に入れられても阪田を中心に懸命に跳ね返し続けてくれた。草津の前線ではボールが収まらず。代わった選手は高松とジョンハンだし、連携面では問題ないと思っていたのだがなかなか攻撃の組立が上手くいかなかった。状況が変わったのは右サイドでジョンハンと為田のコンビネーションから。特に為田が珍しく突破。粘りながら強引に突破して真ん中に折り返すと高松がダイビングヘッドでこれを決める。ワンチャンスを作り出し、それを活かせた得点だったと思う。これで前半残り時間まで一気に流れを引き寄せた。


しかし、為田の突破が素晴らしくて嬉しかった。若手が一皮も二皮も剥けていく瞬間が凄く良い。見ていて楽しい。シーズン終わる頃にはズル剥けでテカテカになっていて欲しい。ブンデスリーガ各クラブのスカウトの皆さん、次はこの子ですよ。移籍金は2億円からです。


前半得点してからは攻撃が活性化してチャンスを作れた。難しい時間帯を耐えて先制するという勝負強いチームになったこの事実に満足しながらハーフタイムを迎えると、そんな気分を一気に削がれるような事件が。伊香保温泉のお祭りなのかよく分からんのだけれども、「へそ祭り」のアピールとして「へそ踊り」が始まったのだ・・・・。オッサンらがお腹に顔を描き、単純な繰り返しの歌に合わせて、右、左とビックリするぐらい単純にステップを踏むだけという悪ふざけなのだが、これがもう永遠と続くのだ。メインスタンドにこれでもか!というほどアピールするのだ。日本の真ん中だから、ヘソ。ヘソだからへそ出して踊る。という、大人がまじめに取り組むにしては安易過ぎる企画。そしてしつこい。しつこいから一旦トイレに行って、飲み物買って戻ってもまだ同じステップを繰り返しているのだ。これは芸でもなんでもなく、恥ずかしさを超えられれば誰でもできるという悪ふざけだと思うのだが、もう本当にしつこいから最後には面白くなってきてしまってしまった。笑っちまったよ。俺負けた。試合には勝ったけどヘソ踊りには負けた。ハーフタイムにオッサンのメタボ腹にあるヘソを見せつづけられるという事件。他の上位陣の試合が終わってたので、勝てば首位になると分かっていたけど、へそ踊りのせいでなぜか試合に集中できず。草津恐るべし。









踊りながら帰っていくヘソ達。


ヘソ踊りのせいで後半の試合内容は半分くらい忘れたのだけれども、草津がもう一度攻めてきたと感じた。前半開始と同じような難しい時間帯が続いた。しかしリードしているのはこちらであるし、相手陣内の深い位置でボールを奪える場面などもあった。2点目の匂いはしていた。草津のカウンター発動をクロスカウンター気味に右サイドでボールを奪うと中央で待っていた森島が高松っぽいターンしながらのシュート。一度は跳ね返されるも自分で力強く押し込んで突き放しに成功。ヘソ踊りを観ていなかった選手たちは集中していた。今のトリニータが2点取れれば草津に我が守備陣をこじ開けられる力は無かった。開幕戦とは違ってヘベルチも抑えられたし、上手に時間を使って見事な完封勝利。結果、村井と三平の出場停止を物ともせずにクリア。為田の得点もそろそろじゃないだろうか。漂ってきてます、彼。雰囲気が。


観戦記というよりヘソ踊り観戦記になってしまった気もするけれども、首位です。皆さん遂に、遂に首位になりました。優勝賞金2000万円です。欲しいです。残りシーズンはまだ半分ありますし、まだ何も手に入れてないので浮かれてる場合じゃないけれども、首位になった瞬間を見届けられたってのは格別でした。濡れようが、遅く帰ろうが本当に行って良かった。今シーズン、下位チームからは取りこぼしが少ないけれども、首位に立ったってことは全チームが下位なので、ここから無敗でずーっと首位でいたいです。はい。選手が結果を出し続けてくれているので、我々も日々頑張らなければなりません。そう思って月曜日を迎えられることが本当に幸せです。ヘソ踊りはもうお腹いっぱいなんで二度と見たくないです。



2012/07/06

今週のサカマガ

今週のサカマガとウイニングゴール。


いや、お仕事で大分に出張してきたんです。市内のコンビニにふらりと立ち寄ったら置いてあったんです、ウイニングゴールが。本当に売ってるのね、コンビニに。信じてなかったんですけど、買ってしまった。表紙の宮沢キャプテンはもうちょっと良い写真なかったのか。


一方のサカマガは男前うっちー。ファンにはたまらないだろうね。グラビアアイドルです。もう。ユーロも終わってJ2の記事が復活。横浜FCの特集。調子の良いここ最近の横浜FCが唯一トリニータに土を付けられてて気持ちいいことこの上ない。まぁ、オリンピックが始まったらJ2の扱いはまた少なくなるので、今のうちに載っときたいな。


そのオリンピック、清武と東が無事に選出されました。ユース出身者が二人もオリンピックに出るなんて!楽しみなことこの上ないですねー。

2012/07/01

2012年 J2 第22節 富山戦

【大分 1 - 1 富山】


始まりましたJ2後半戦。現地は凄まじい雨だったようですが、応援に行かれた方はずぶ濡れだったでしょう。お疲れ様でした。家でスカパー観戦でしたが、前節イドンミョンが全治5ヶ月の大怪我を負って緊急事態。これまで色んなポジションをこなし、どの選手よりも酷使されていたけど期待に応え続けて走りまくっていた漢だけにとても惜しい。これから後半戦に主力が1人抜けることになってしまった。チームの調子がいい時は万能な選手が支えてることはよくある。2008年の藤田然り、今シーズンのドンミョン然り。今シーズンは本当に頑張ってたので、プレー自体は安定感がないからあんまり好きじゃなかったけど、今シーズンここまでは安定感以上のものを出して本当に頑張ってたのでとても残念。心配。超人的な回復力に期待したい。


そして、そのドンミョンを欠いたスタメン。守備固めに使われていた安川代わりにが先発。安川にとってはチャンスである。走りまくってドンミョンを忘れさせるくらいのプレーを期待したい。



後半戦に入るということは、全てのチームと1度戦ったという訳で、お互いに手の内がある程度バレている状態。これからの見所として各チームのトリニータ対策が挙げられます。キックオフから富山はトリニータDFの裏のスペースを活かそうと、中盤をコンパクトに保って、ボールを奪ったら早めに縦のボールを入れてくるという意図が感じられた。俺の拙い分析力ではこれくらいしか分からなかったけれども、これからの戦いはそういう意味でも厳しいものが待っている。富山はボール際の攻防もかなり激しかった。


最初は富山のプレッシャーに怯んだものの、徐々にボールをキープできるようになったトリニータ。28分に左サイドで森島がキープしたボールを逆サイドへ展開。このボールをダイレクトで三平がシュート。富山GK弾き返すもこぼれたボールを自らが押し込んで先制ゴール。流れの中からのゴール。セットプレーではなく。森島と三平を褒めてあげたい。得点後のゆりかごダンスは強化部長哲平さんお子さんに、とのこと。このゆりかごダンスで村井さんが自分の子のための時とは全然違う真顔だったのが個人的にツボ。自分の時は満面の笑みだったのに!あの時どんだけ嬉しかったんだろう。昇格してレアな村井さんの笑顔をもう一度観たい。


4試合無失点を続けた守備陣ならこのまま勝てる・・・・と思いきや。富山にはゴツいDF福田がいた。前回の戦いで2ゴールを奪った福田がまたしてもトリニータの前に立ちはだかる。40分、富山のコーナーキックから福田がドンピシャヘッド。あのゴツい身体を止められるのはJ2には中々いないんじゃないか。福田は天敵というか、むしろカメナチオ魂を感じる。阪田とコンビ組ませたい。このゴツいイケメンのCBが揃えば威圧的な4バックが実現するかも。まぁ引き抜くお金なんて無いんで絵空事ですけどね。


後半、高松とジョンハンを投入して攻撃をコテ入りさせるも決定機を活かせずに無得点でドロー決着。セットプレーで笑う試合もあれば泣く試合もあるということ。最後に木島を投入して欲しかったけれども未投入のままで終わる。内容的には向上を感じた。得点も流れの中からだったし、攻撃の組立のバリエーションが増えたと思う。シュート数も多かったし。ドンミョン不在も石神がものすごく走ってた。ドンミョンの分まで走るぜベイベーって感じで。頼もしかった。安心できた。コーナーキック蹴りに行くの辛そうだったもの。累積警告で三平、村井と出場停止になった選手が出るけれども、他のチームも条件は似たようなものである。サブメンバー頑張れ。


終わってみれば勝ち点1を積み重ねただけに終わったけれども、他の上位チームもコケたとこが多くて順位浮上。3位となりました。日本中で雨が強かったこともあって思うように勝ち点を稼げなかった様子。3位だと500万円の賞金が出る。500万円でもヨダレが出そう。次節はアウェイ草津戦。19時30分キックオフという拷問。行けるのか?帰宅できるのか?そして俺はまた勝利のジンクスを信じてメインスタンドで観るのか?草津には開幕戦の悔しい敗北の借りを返したい!乞うご期待。