2013/03/31

2013年 J1 第4節 柏戦

【柏 3 - 1 大分】



行って来ました日立台。田坂監督も試合後に言ってましたけど柏は迫力ある応援でした。いやー、なかなか勝てませんね。シーズン開始前からげんを担いでカツカレーとかを食べることが多いのですが、もういい加減コレステロールが気になり始めました。血管詰まって死んじゃうから早く勝って欲しい。柏は新ブラジル人クレオを怪我で欠くという手負いの状態。それでも3失点しちゃ話にならんです。3点目はもうどうでもいい時間帯での失点でしたけどね。内容が充実してきているのは確かだけれども結果が出ない・・・。


この日はいつも一緒に観戦に行く心の友が年度末の忙しさに負けて休日出勤とあって一人でひっそりと観戦。前日までの春の陽気とは打って変わって冬日。凍えるほど冬日。なぜに冬日。雨が降らなかっただけ良かったですけどね。柏は学生時代に住んでいたことがある思い出の地でして、さらに日立台はJ2で2010年開幕戦で戦って以来4年ぶり、実に色々と懐かしい状態で千代田線直通常磐線に乗車していました。


4年振りの柏は相変わらずの街並みだったんだけれども、若干柏レイソル色が強くなったような気がしました。スタジアムまで15分程度歩いたのですが、ポスターやら何やらが色々とあって楽しかった。スタジアムが改修された関係もあってか、濃い黄色い街並みになっていました。




一番ビックリしたのが商店街の時計屋さんで見つけたJリーグ腕時計!5000円で売るという強気の値段設定を20年続けている様子!防水ですよ!たぶん次の20年も売れ残ってると思われる。歴史を感じた。


トマトカレーラーメンとか意味不明なメニューを出すラーメン屋さんもありました。もちろん食べません。写真もあったけど、とんかつも乗ってた気がする・・・。


麻レイソル雀。3バックでポンか。4バック四暗刻。ハットトリック国士無双。思い付きで書いています。勝てないからって現実逃避です。


交番前のレイくんにはねじり鉢巻が。交番前の銅像にイタズラである。柏はこういう街なのです。


公園の桜もキレイに咲いて、春を迎えてるのに我軍はこの日の天気のような真冬状態。


練習も日立台、試合も日立台。クラブハウスと練習場が一緒のクラブって何だか素敵。


微妙に変わっていた日立台。ゴール裏はホームとアウェイを入れ替え。こっち側でトリニータの応援ってちょっと不思議な感じ。柏のゴール裏は2階建てになって増量された感じ。


国立で撮り忘れた木村の横断幕。リベンジ達成。


いつものアウェイ感を出すやつ。


逆にホームっぽさも出してみました。柏サポーター向けサービスショット。


祈るマンシャ。初めて生でマンシャを見たのだけれども、体つきがガッシリしてて身長も高くて格闘家の雰囲気。どこかで見たなと思っていたら昔K-1に出てた極真のフランシスコ・フィリオに似てると思った。


試合前に必殺技のかかと落としを繰り返してたし。・・・えぇ、現実逃避です。


柏は昔、柏バカ一代とかを歌う愉快なゴール裏集団だった記憶があるんだけど色々とあったのか雰囲気変わっていて、個人的にはちょっと寂しかったです。人様のクラブのゴール裏のことなんてそっとしておくべきだけれども、やっぱり柏といえば良い意味でバカっぽいゴール裏が印象深くて大好きだっただけに普通のスマートな応援になってしまっていてショックでした。チャントとかトランペットとかはそのままで変わってなかったけど。もう一回バカに戻ってくれないかなぁ・・・。大好きだったんだけどなぁ。




試合の方も一応チラッと。スタメンは両ワイドに変更あり。左が松本怜で右が辻尾。アンカーにはマンシャ。立ち上がりから、予想された通りに高めのラインを保とうとするトリニータとその裏のスペースを使おうとする柏の探り合い。前半はあまり良い所無かったけど、やられる感じもなかっただけに失点シーンだけが悔やまれる。崩された訳でもない、中途半端なクリアが転がって、木村と高木のどっちがクリアするでもないような状態からこぼれ球を打ち込まれるという展開。もったいない。


後半、突如息を吹き返したように攻撃的にゲームを支配しだすトリニータ。一体何が。前半はめっきりだった両ワイドが前線へ駆け上がりチャンスメイク。特に松本怜は前半に2回ほどあった相手DFとの1対1の状況でも勝負せず中に切れ込むという、自分の持ち味を消す動きをしていたけど後半は縦に勝負。そう、それが観たかった。得点は辻尾のアーリークロスから。柏DFが処理を誤り、こぼれたところを松本怜がドリブルからシュート。1失点目と同じような弾道で目の前のゴールネットを揺らしました。ここから押せ押せムードだったのだけれども2点目が入らない。チャンスを活かせなかったら追加点を許して、逆転ムードに水を差す失点。良い時間帯が続いていただけに残念。


3失点目はもう、時間がなかったし忘れたいところだけれども全部が中途半端なクリアから失点につながってると思うのだ。蹴りだすだけだと攻撃にならなくて、防戦一方になるし、何とか繋ごうとしてボールを運ぼうとするけど相手の守備網にかかってカウンター食らうジレンマ。今日、後半に息を吹き返したように攻撃が円滑になったけれども、田坂監督はまだ冷静な目で試合を観れているので安心。課題が何で、どう手を打てば良いのか的確な指示ができている証左であった。リーグ戦はまだ4試合。まだだ、まだ分からんよ。


試合後、ゴール裏は拍手で迎えた。内容的には悲観することはない。毎試合点が取れてるんだから後は守備で踏ん張れるかどうか。ピンチを少なくできるかどうかにかかってる。次節は甲府と。天下取り物語のリベンジ。ここで勝って安心して前進したい!初勝利を賭けていざ出陣である。信玄討つべし。信玄討つべし。いざ勝負。J2の天下なんか要らない。J1の雑兵でも良いから生き残りたい・・・・。


あ、YouTubeの方に得点ダイジェストをアップロードしてるので観たい人は一番上の「YouTubeMyChannel」をクリックして探してみて下さい

2013/03/27

今週のサカマガ



今週のサカマガ。ようやくサッカーダイジェスト購入を我慢できて平常運行に戻りました。W杯最終予選、ヨルダン戦の関係で代表戦メインかと思いきや・・・・。表紙は遠藤と全く意味の分からないクソ面白くない造語「パスノミクス」という意味不明な見出しの今号は意外にもJ1のプレビューがみっちり。どうした!?サカマガよ。らしくないぞ。現実的にはほぼ日本代表のW杯出場は決まってるようなものなので、代表戦よりもJリーグを意識したか?


内容としては全体的にロングボールに焦点を当てた感じになってました。中東のサッカーに苦しむ日本人を予想するサカマガ。しかしヨルダン戦ではガッツリドリブルで抜き去られるという現実。我々大分トリニータもロングボールに弱いんじゃないかという気がしてきてたので柏戦プレビューのも興味深く読ませて頂きました。柏は怪我人が多くて苦しんでいる様子。新戦力マンシャを投入するのか、宮沢でスタートかは気になる所。


ヨルダン戦は残念ながら負けましたけど、W杯最終予選ですから簡単には突破させてもらえませんね・・・。ヨルダンの観客はレーザーポインター使ったりして困った輩でしたけど、ピッチ上の選手はじっくり耐えてカウンターという教科書みたいな弱者の戦いを貫いて勝利。PKを止めたGKも見事だった。全てを出し尽くして戦う覚悟みたいなものを感じた。とにかくもう、贅沢は言わないので何かしらで勝って欲しい。いや勝たせてきます、柏戦。

2013/03/23

2013年 ヤマザキナビスコカップ 第2節 C大阪戦

【大分 1 - 2 C大阪】

本ブログ、実はこの記事が600回目の記念すべき回なのに、シーズン2敗目を喫しました。開始45秒で失点しちゃ試合運びも何もあったものじゃないということです。後半に1点返して同点に追いつき、逆転できそうな雰囲気はあったけれども見事なカウンターで沈められてしまいました。そんな試合でも収穫はあったと思いたい。600回更新おめでとう、ありがとう勝利って内容にしたかったのに残念!



スタメンには注目のロドリゴ・マンシャが早速初登場。マンシャのための試合だったと言っても過言ではない。試合の中だと特徴がすぐに分かる。アンカーの位置に入ったマンシャはブラジル人らしく正確なパス技術を披露。ドリブルで運ぶよりもパス専門家の雰囲気。Jリーグの息もつかせぬ寄せと展開の速さに戸惑う場面もあったけれども、初めてにしては及第点ではなかろうか。前半に1度ゴール前まで駆け上がってチャンスを演出したけれども、あんな場面が増えてくれば頼もしい存在になってくれるのではなかろうか。感情のコントロールもできそうな優しげな人なので、日本に馴染めそうだし。


失点は開始早々のロングボールから。ラインを高めに保つのでこういう攻撃には弱い印象。開始直後で狙われていた感じもある。ここまで安定した高木が処理を誤って踊ってしまったらもう最終ラインに何を期待すればいいのか。ベテランらしく落ち着いて捌いて欲しかった。


セレッソ大阪はパスワーク主体のサッカーをやってるんだろうと思ってたんだけど、開始からロングボール多用してて意外。トリニータ対策としての戦術だったのだろうか。クルピ監督が家庭の事情で不在なのに、スカウティングはキッチリしている様子。ロングボールに弱いってのがバレてるというか若狭が狙われてるのかな・・・。セレッソ大阪は人材交流が盛んな関係性の濃いクラブ。大銀ドームまで来てくれたサポーターさん達の横断幕とか選手のコールとか色々スカパーでも映ってました。関わった選手を応援し続ける優しい方々ですね。チームは絶好調だし、余裕ですね・・・・。


あ、本日のスカパー中継。カメラマンが上手な方でした。全くイライラしなかったですけど、実況アナが色々と残念で無理に喋らなくてもいいのになって思いました。


丸谷はよく走ってる。ゴール前まで詰める場面が多いのでゴールという結果が出ているんだと思う。遂に念願のゴールネットを揺らす、気持ちの良いゴールを決めてくれた。この時はイケイケだったんですけどね、ボールも持てたし。カウンター食らわされましたけど。3枚の交代カードを切った後にジョンハンが怪我でピッチから出てしまって10人で戦うことになったのは残念でした。軽傷だと良いのだけど。


後半逆転を許したけれども、今までの試合のように押し込まれっぱなしではなかったし、ちょっとずつだけど前進している感じはあるのでそろそろ初勝利が近いかなと思います。今日は森島も良かったし。ただ、J2と違って「勝てるんじゃね?」っていうチームが1チームのいないのが恐ろしい所。来週はACLを戦っている柏のホームに乗り込みます。改修後の日立台には行ったことがないので楽しみです。お仕事終わらせて行ける。きっと行ける。



2013/03/21

2013年 ヤマザキナビスコカップ 第1節 新潟戦

【新潟 1 - 1 大分】

開幕しましたヤマザキナビスコカップ。2008年王者が実に4年振りに参戦です。遂にこの舞台に帰ってこれました。万感の想いでオフィスで1人、休日出勤してました・・・・。目、目から水が。J'sGoalやツイッターなどで手に入る情報だと、どうも噂の辻尾JAPANが集結した模様。その辺は現地に行かれた方のブログを楽しみに待ちましょう。


2013年のヤマザキナビスコカップは2グループに分かれての総当り1回戦での予選リーグを戦い、上位2チームが決勝トーナメントに進出。ACLに出場している4チームは決勝トーナメントからの参戦となります。さて、AグループとBグループ、ACLのチームを確認してみましょう。


【Aグループ】
大宮、川崎F、横浜FM、湘南、甲府、清水、磐田

【Bグループ】
新潟、鹿島、FC東京、名古屋、C大阪、鳥栖、大分

【ACLグループ】
広島、柏、浦和、仙台


7チームのグループなので各節毎に1チームがお休みに。さらにAグループは鉄道で移動できる範囲で固まってるし、Bグループは散らばってるので若干不公平感があるものの、そこは2008年王者ですから甘んじて受け入れましょう。そんなナビスコカップ第1節を録画観戦。帰宅して早速内容を確認。前節から中3日とあってスタメンは大幅に変更あり。



2トップは好調西はそのままに、背は高いけど小松が先発。シャドーには村井さんと松本昌也。松本昌也はデビュー戦。左サイドは木島。ポテンシャルから考えて左サイドでも充分にやれるだろうことは分かっていた。右サイドに俺の松原がようやくスタメンで登場。アピールに期待。キャプテン宮沢はそのままで、3バックは要の高木を休ませて若狭がセンター務める。前節ミスをしでかした若狭をむしろ真ん中で使うあたりに監督の意図がありそう。試練の若狭10番勝負か。右CBに土岐田が出場。GKはエスペランサ圭介。フィードの正確性だとやっぱり圭介ですね。為田が怪我で長期欠場中なこともあり、松本昌也が早めのデビューとなったことが注目ポイント。為田はリハビリ頑張ってるはず。焦らずじっくり治しなさい。


J1に上がって、大分トリニータを観始めたばかりの方からすると、このメンバーは2軍的な扱いのBチームであって、つまらないと感じる方がいるかもしれません。しかしですね、長く見続けてるとむしろこっちのチームの方を見たかったりするものなのです。これからチームの軸になっていくような若手がデビュー戦を飾るわけですが、「俺、あの選手のデビュー戦から観てるんだよね」と言えるようになってくるのです。「あの頃はさぁ、ビビっててさぁ」なんて。厳しい勝負の世界で生き残れる選手は僅かですが、このチームに輝かしい未来が詰まってたりするのでヤマザキナビスコカップのスタメンは重要なのです。


試合は立ち上がりから落ち着いて入れたと思います。今シーズンは試合の入り方が良い。メンバー代わっても戦い方が安定していて、練習の成果が出ていると感じるのです。特にこの試合はリーグ戦よりも断然ボールを持てる時間が多かったと感じました。新潟も未勝利で苦しんでいるチームで、うち同様にメンバーが替わっているので単純比較はできないだろうけど、ドリブルでボールを運べる西と木島が同時にピッチにいたのが印象的。昨シーズンはポジションが被っていたので交代で入ることが多かったけど、同時に使っても面白いなと思いました。球際での戦いや判断のスピードを早める意識があって、課題を克服しようとするサブメンバー達の突き上げを感じました。良いぞ、初スタメンメンバー!


先制の場面、直前にファウルで試合が長めに止まっていて新潟の集中力が切れていたのか、リスタートのボールを宮沢が受けて縦パス1本。裏に抜け出た木島が新潟GKの股を抜くゴールでした。失点はコーナーキックから。今シーズンはコーナーキックでゾーンディフェンスを採用している我軍。キックが良いボール過ぎて手出し出来ずにヘディングで決められてしまう。たぶん、カウンターを重視してゾーンディフェンスなんだろうけれども、早めのボールだと人に付くかボールに行くか一瞬迷うとは思う。この場面の松原の対応は課題かなぁ・・・。難しいところだけれども。


少しずつ、修正できているものの後半に畳み掛けられる癖は抜けきれず。シュートもコーナーキックの獲得もままならない。課題の後半は持ち越し。Bグループはその他の試合結果が全て引き分けだったので可能性はまだまだ充分。


若狭はスパルタ教育で伸びる子。今日は無難なプレーで自信になったんじゃなかろうか。安川は文句なし。今シーズン安川の体力に比べると松原はまだまだ。攻撃陣特にポストプレイヤーが物足りない。小松と森島が高松に比べると見劣りする。要努力。今日、ベテラン勢で1人連戦になった宮沢。マネジメント的に考えるとマンシャを土曜日に使うんじゃなかろうか。新戦力の可能性がある土曜日のC大阪戦にも注目しましょう。

2013/03/20

今週もサカマガとサカダイ



今週も2冊買ってしまったのです。先週のダイジェストが柿谷の表紙だったんだけど、今週はマガジンが柿谷。お仕事へ向かう電車でサッカーマガジンを読み、帰りにサッカーダイジェストを読むという通勤ライフ。いやですね、毎週2冊も買うつもりなんかないんですよ?基本はマガジン派ですから、マガジン読めば事足りるのですけどね、今週はダイジェストに高松のインタビューが載ってたので買わなければなるまいと、使命感からの購入です。高松は今シーズン充実のスタートを切れた様子。昔浦和に移籍を考えていたとか、そんな話が載ってて懐かしかった。注目度の高い浦和と戦えば自ずと良い写真とかが多くなるのでマガジンもダイジェストも楽しく読めました。


今日、メールで知ったブラジル人加入のニュース。MFロドリゴ・マンシャ。183センチ、83キロのブラジル人らしい。かなりのガッチリ体型ですね。マンシャ。大銀ドームに近いの駐車場が満車になりがち。お後がよろしくないのですけどね、どこに使うかねぇ。シャドー?宮沢のところ?CB?どうなりましょうや。ブラジル人を雇えるほどのお金なんてあったっけ?としか思えないのだが、シーズンパスも目標よりも売れてるし、何とかなるのだろうか。まぁ、選手もその気になれば売り物になったりもするし。高く売れそうなブラジル人なら良いのだけれども。完全移籍なのかレンタルなのかは分からないけど、頑張れマンシャ。通訳は哲平さんなのだろうか。


さて、明日はナビスカップ開幕戦。新潟に乗り込んでの試合となります。行きたかったなぁ・・・。へぎそば・・・・・。辻尾JAPAN・・・・・。行きたかったなぁ。今シーズン公式戦初勝利に向けて頑張って欲しい。

2013/03/16

2013年 J1 第3節 浦和戦

【大分 2 - 2 浦和】

開始10分で3点が入るという、ドタバタの第3節。生きた心地のしないハラハラドキドキの展開。大銀ドームで応援された方々はお疲れ様でした。J1の試合は眠くなったりしなくて良いですね!パススピード、ボールの奪い合い、試合展開、レベルが高くて面白い!さすがはトップリーグ。勝てると尚良いのだけど・・・。ということで第3節浦和戦をスカパーで生観戦していました。火曜日にACLの試合を消化した浦和は日本代表レベルの選手をごっそり抱え、マルシオ・リシャルデスがベンチスタートするくらいの分厚さ。沢山のサポーターがゴール裏にも陣取り、青と赤のコントラストが緑のピッチに映える。バックスタンドにもう少しお客さんが入って欲しいけど。ホームに戻った大分トリニータの先発は開幕戦の並びに戻りました。



松本怜が開幕戦のケガから早めに復帰できたので一安心。川崎戦で先発した阪田はベンチにも入らず。怪我かな?深谷もいないので早くもCB不足か?安川や若狭が浦和相手にどこまでやれるのか、期待と不安のキックオフでした。


開始直後は浦和ボールで始まったものの、ファーストシュートが外れてからトリニータのマイボールになった途端になぜかスイッチが入った我軍。右サイドでボールをポゼッションしながら攻め続ける。木村のクロスを高松がドンピシャヘッド。バーに跳ね返ったところを丸谷が押し込んで予想外の先制。開始2分。広島からレンタル中の丸谷はペトロビッチ監督を前に成長を見せつけてくれた。そして遂に放送されている試合でのゴール。おめでとう丸谷。


1節、2節に続いて3節も先制できたので安心しての観戦。続いて前半5分、浦和GK加藤のDFへのパスに西がプレッシャーをかけ、こぼれたところを高松が一度切り返して冷静にボールに流しこむ。相手のミスも見逃さずプレッシャーをかけていた西、冷静な高松。会心のゴールで5分で2得点。浦和相手に。この時はもう、さすがに大分トリニータJ1優勝や!タイトル獲得や!債務超過減る!くらいまで調子に乗った。乗りまくったのだが攻撃はほぼこれで終わり。ウルトラマンよりは長く戦えるようになったがここから防戦のジャングルに迷い込む。川崎戦で風間監督が「前半選手が寝てた」って言ってましたけど、浦和の方が完全に寝てた。川崎は風間監督がスカウティングせずに寝てただけであって、浦和の選手は本当に5分寝てた。2失点で起きちゃったんだけど。


目が覚めた浦和の攻撃。川崎戦での失点にも似てる気がするのだが、左サイドからクロスを上げられ若狭が無理に原口と競り合って壮大に転がり、慌てて飛び出た丹野も間に合わずそのまま原口に無人のゴールに流し込まれる。8分で失点。3点が入るバタバタの展開。こんなに早い時間帯に1点返されて、さっきまでの調子乗り状態が嘘のように体育座りから微動だに出来ない状況が続く。我慢に我慢を重ねるトリニータだったが、42分に阿部にゴールを割られる。2失点目は右から完全に崩された。美しい展開だった。FC東京戦もそうだったけど、うっとりするほど美しい展開だとゴールが生まれますね・・・。


前半のうちに追いつかれてしまった。後半は省略。しかしJ1は見応えがある。J2なら眠くなる時間帯があったりしますが、今日は釘付けになりました。感じたのは浦和の選手の身体の強さ。鉄骨でも入ってるんじゃないかというくらい強かった。縦に速いサッカーで観てて面白かったし、それによく最後まで耐えられたと思う。槙野はガンガン上がってきてウザいことこの上なかった。安川もあれくらいウザいCBになって欲しい。終わってみればトリニータのコーナーキックが1度も無いという珍しいスタッツに。


3節終わってこのまま戦っていけるのか正直なところ、不安の方が大きい。しかし、ベテラン勢が元気なのが救いだと思う。J1を経験している高松のコンディションがここ数年で一番良さそう。守備の中心にいて冷静な対応が光りまくる高木。忙しすぎて充実感溢れてるんじゃないだろうか。若手を育てながら戦わなきゃならんのだが、戦えそうな若手ともう少し時間がかかりそうな若手とがいる状況。失うものなんか何も無い若手しかいない訳で、ビビらずに思い切って勝負して欲しい。トップカテゴリに早く慣れて、戦える時間帯を長くして欲しい。


水曜日の新潟戦はお仕事で行けなさそう。俺達のナビスカップの開幕である。個人的にはこっちの方に力を入れて欲しいと思っているのでチャンスをもらえる若手は全力で取り組んで今季初勝利をもぎ取って欲しい。

2013/03/13

今週のサカマガとサカダイ



今週のサカマガとサカダイ。
マガジンとダイジェスト両方を今週も買ってしまいました。J1に昇格して毎週浪費がかさみます。浮かれているわけではなく、ダイジェストで森島とジョンハンの対談が載っていたから買ってしまったのです。森島がJ1のレベルに打ちのめされたと正直に告白し、ジョンハンは経営危機の時に通訳さんがいなかったから何が起きてるか何も知らなかったと判明したり、興味深い対談内容になっています。お互い「らしさ」が出ている内容。しかし森島よ、気にすることはないさ。大丈夫だ。


というのも、サカマガの表紙になっている渡邉千真擁するFC東京である。第2節で柏を相手に3-0と完勝。・・・・あれ?もしかして凄く強いチームだったんじゃね?っていう可能性。特に渡邉千真である。柏戦でも2得点しやがった。ありゃ本物だったんじゃないか。そう考えると悲観的になることもないかなと思えてきた。そこそこ戦えたし。それにシーズンは長いし、横浜F・マリノスなんかもそうだけど、軸になってる選手が怪我したらガラッと調子を落とすチームもあるだろうし。年齢層高めのチームは特に。トリニータ旋風を起こすのはこれから。


サッカーダイジェストはヤングタレント特集で、俺の松原がとても小さいけど紹介されている。紹介されているのだけれども、ニュルンベルクの練習に参加したって書いてある。デュッセルドルフだったと思うんだが。練習試合でニュルンベルクと戦ってたから勘違いだろうけど、これはもう活躍しない松原が悪い。むしろ松原のせい。試合に出れるように頑張ってアピールするように。


第3節は浦和戦です。久々に大量の赤いサポーターが大銀ドームに押し寄せるでしょう。前評判通りに強そう。今日ACLがあったのだがタイのムアントン・ユナイテッドに4-1で勝利。あぁこの点差から考えると疲弊してる感じはないかも。楽な試合運びだったんじゃなかろうか。それでもまぁ、試合の疲れが残ってるだろうしコンディション的には有利なはず。それに大銀ドームでは相性が良いし、何よりも浦和は昨年から戦いのベースが変わっていない。完成度が高くなってきているけれども、そこは知将田坂監督が攻略戦術を練ってくれているはずである。浦和を止める方法を編み出してくれたのであれば、湘南や磐田とか、トリニータに近い戦術をとるチームの指標になるはず。田坂監督の戦術がリーグ戦をも左右することになるはず。さぁ、大注目の第3節です。スタジアムに足を運びましょう。私、スカパー観戦ですけど・・・。

2013/03/10

2013年 J1 第2節 川崎戦

【川崎 1 - 1 大分】



行って来ました、俺達の国立競技場。改修中の等々力競技場に代わって川崎のホームとして開催されました第2節川崎フロンターレ戦。千駄ヶ谷駅を出ると異常な盛り上がりで、一瞬心躍ったのですがその盛り上がりは反原発集会へ向かう人達で・・・。アウェイ側入場口付近で集会が開かれるらしく、足早に急いでみたら信号で列の先頭に立ってしまってですね、反原発パレードを引き連れる勢いで国立に入場となりました。今週から暖かくなった影響か、花粉が凄い。私、花粉症ではないはずなのですが鼻水が止まらない。止まらねぇ鼻水大分、暴れろ荒れ狂え状態。年齢を重ねる毎に徐々に花粉に対して弱まってる自分を自覚したアウェイ開幕戦でした。



グッズ販売所も開設されてました。



国立競技場は試合前に水を撒いてました。虹も出るし、天気も良いし、国立無敗だしで相手がどこだろうが関係なく勝てるだろうとジンクスに依存しきって余裕綽々の自分は、ゴール真裏の最上段に陣取る。かつて前俊とハセヒロのゴールを観た縁起の良い場所。新加入選手の横断幕を写真に収めながら今年も始まったなぁと感じるわけです。深谷の横断幕はなんか、家系ラーメン屋チックで美味しそう。のれんに使えそう。引退後は深谷ラーメンなんてどうだろうか。風体としても腕組みしてタオルを頭に巻いたら違和感無さそう。・・・・・余計でした。ふろん太とその他謎のマスコットも健在だった。木村のは撮り忘れました。











川崎フロンターレのホーム開幕戦とあって、イベント見所満載。マスコットによる聖火点灯式。ふろん太が聖火ランナーとなり、国立の聖火台へと向かう。風があったので聖火がふろん太に燃え移ったらどうしようかと思ってドキドキしながら観てました。点灯式の全貌動画。



ふろん太はイルカなので燃え移らなかった様子。イルカですからね、肌がツルツルで燃える要素なんて無いんですよね、きっと。火だるまになって観客席を転げ落ちたらどうしようかと思いましたが、取り越し苦労でした。無事点灯式終了。次はフロンターレサポーターによる選手入場時のコレオグラフィ。ビッグフラッグと相まってキレイな仕上がり。







スタメンは前節と変わっています。高松が先発、ケガの松本を欠き右にジョンハン、左に安川を投入。3バックに阪田を入れるという布陣。俺の期待の松原はサイドでもCBでも出場できず。何番手の扱いだろうか。




対する川崎フロンターレ、開幕戦は4バックだったがこの日はなぜか3バックを選択。3-4-3であった。そのフォーメーション、我々が昨年J2各クラブで採用されることが多いので1年かけて攻略方法を練る中で編み出した3-5-2を採用しているのを知ってのことだったのか?全くもってスカウティングしてない川崎フロンターレ陣。前半を観てもこれは本当に意味が分からなかったが、要は舐められてるってことなのである。昇格チームなんて自分たちのサッカーをやれば勝てるだろ、的な話しだろう。ラッキーな話である。


震災からもう2年。黙祷の後にキックオフ。





試合開始からトリニータはDFラインを高めに保て、落ち着いて試合に入れていたと思います。高松にボールが収まるし、宮沢がフリーでボール持つ場面もあったし、両ワイドにボールを動かしながらチャンスを作れていたので安心した。J1でも出来る子達じゃないかと。ちょっとしたミスが失点に繋がるってのは開幕戦で勉強したし。得点は左サイドのスローインから。右に振って、折り返しの混戦の中から安川が押し込んだ。プロ初ゴール。J2でデビューしてから観てるけど、J1で得点出来るまでになりました。おめでとう。川崎は宮沢が余るギャップに戸惑ったか、前半を無駄にしてしまった。



後半、無敗の国立競技場だし、リードしてるし油断しきってビールを飲み始める。が、4バックに戻した川崎に押し込まれ始めます。裏を狙われ続け、ズルズルとDFラインが下る。下がると押し戻せずに波状攻撃を受け続けるハメに。ビール飲んでも全然酔えない。後半8分に大久保に裏一発抜けだされてゴールを奪われてからもトリニータは攻撃に繋げられず。掻き出しては奪われ、掻き出しては奪われが続く。丹野が大活躍である。しかし、丹野もビックセーブとキックミスが同じ数だったような気がする。攻撃のスイッチを入れることが出来なかった。


川崎はパスの受け手のポジション取りが上手。これが風間サッカーなのか。主導権を持って攻めるチーム作りを行なっている様子。最後の精度を欠いただけなのか?攻める川崎に、凌ぐ大分。コーナーキックも少なかったな・・・。しぶとくしのいで勝ち点1を持って帰った試合となってしまいました。課題はあれど、阪田も元気そうだったし、FC東京戦よりも自信を持てたかなと思います。








試合後の拍手は大きかった。勝ち点の重要性を理解している住人たちと前に進もう。



ということで、今年もこんな感じでよろしくお願いします。

2013/03/06

今週のサカマガ



今週のサカマガ。
第1節が終了し、レビューが載ってる訳ですが・・・。どういうことでしょうか?あんなにつまらないと感じていたサカマガがとても面白く感じるのです。第1節が終わっての各チームの状況はとても気になるのでほぼ全てのページが読み応えあり。何だろうかこれは。J1に上がり、取り上げられる側になった途端、サカマガが面白く感じる・・・・・。


どういうことだろうと試しにダイジェストにまで手を出して買ってみたのです。うむ、こっちも読める。結局、専門誌ってトップリーグのJ1のお客がメインターゲットということですね。いやぁ、やっぱり良いですねJ1って。戦えるかどうか若干不安な気持ちがあるのも正直なところで、色んな人の意見を貪るように知りたいというのもありますが。ちなみに両紙共にトリニータはそこそこ戦えるんじゃない?的な扱いでした。うむ、早くこの目で2013年版トリニータを観たい。


第2節は川崎フロンターレと対戦。ホームが改修中とあって国立競技場で開催。昨年最後の試合も国立、今年初めの試合も国立。国立では今のところ無敗ですし、アウェイ初勝利だと決まったようなものです。無敗記録を継続して欲しい所。川崎フロンターレは第1節、柏に3-1で敗北。そもそも柏は強いけれども、カウンターが炸裂していた。この試合を分析しているはずなので、対策はしてくるだろうけれどもこっちも我慢に我慢を重ねて、1点もぎ取って逃げ切るくらいの試合で構わないので結果を残して欲しい。プレーオフで千葉相手に我慢を重ねて勝利したように、もう一度国立で我慢しろトリニータ。そして林よ、もう一回頼んだ。


川崎フロンターレには2011年の天皇杯3回戦で4-0で負けた。
この時から2年経ち、成長したところを観せて欲しい。特に松原の成長が観たいぞおじさんは。

2013/03/03

2013年 J1 第1節 FC東京戦

【大分 1 ー 2 FC東京】
シーズン開けましておめでとうございます。本シーズンもよろしくお願いします。昇格プレーオフで劇的な勝利をおさめ、幸せなシーズンオフを過ごしましたが、開幕しました2013年J1リーグ戦。J1ですよ、J1。ブログのタイトルにJ1って書けることの喜び。さらに開幕初戦がホーム開幕という幸せ。なぜかナイトゲームとあって宿泊客も多く、観光的には大きなメリットではないでしょうか。現地に行かれた方は寒かったでしょうけれども、私はスカパー!生観戦で自宅から応援していました。14時から名古屋vs磐田で前田遼一のシーズン開幕ゴールが不発に終わったことを確認し、大宮vs清水のオレンジダービーを続けて観戦した後の開幕戦。どっぷりサッカーに浸る週末が戻ってきました。さてさて、トリニータは今年どのように戦い、J1で通用し、残留から優勝までどんな可能性を見せてくれるのか、期待と不安の初戦でした。


大銀ドームはスタジアムの大型ビジョンが刷新され、映像送出スタジオ機器も新しくなったはず。関係しているのかは分からないけれども中継を観ていて気になったのが、試合中の全景カメラが縦に細かく揺れてるような。ただでさえ画の作り方が下手糞なのに、安定しない映像が流れてて残念でした。大銀ドームはカメラ位置がピッチから離れているのは理解できるんだけれども、海外のサッカー中継や、2試合続けて観ていたJ1の試合中継と比べて明らかに質が低い。カメラマンよ、修行が足らなさ過ぎるぞ。基本、横に振るだけで構わんのにズームだ何だするから慌ててボール追っかけなきゃいけなくなるのである。観てて辛いったらありゃしない。今日、一番残念でした。カメラマンが。


試合の方ですが、初めて見る2013年バージョンの大分トリニータ。テストマッチも何も観ていないので新加入選手はほぼ初めて。スタメンはこんな感じの3-5-2でした。



J1復帰とあってフォーメーション図もちょっと変えました。基本は昨年をベースにバージョンアップという話を聞いていたのだけれども、CBに高木。右に松本。シャドーに木村と要所要所に新加入選手がスタメン出場。対するは色々と因縁のあるFC東京。監督がJ2に降格した年にシャムスカに代わって途中から指揮を取ったポポビッチだったり、キャプテンがトリニータ育ちの森重だったり、トリニータのキャプテンがFC東京育ちの宮沢で、トップ下に東が大宮を経由して新規加入とか。高松や前俊をレンタルに出したり、J2時代に同じ大銀ドームの総力戦イベントで勝てなかったり、個人的にも昔付き合っていた女の子がFC東京サポーターだったりと、とにかく色んな因縁が渦巻く訳ですよ!たかが開幕戦、されど開幕戦。


毎年恒例のコレオグラフィが綺麗に決まってキックオフとなりました。いつか開幕戦のコレオの写真を撮りに行きたいのだけれどもね・・・。余韻に浸る間もなく、キックオフ直後からFC東京に攻められる。J1に殴り込みだったはずだが、殴られっぱなしの展開に。特に東を中心にポポビッチ監督のパスサッカーが冴える。途中、東のシュートがバーに当たるなど肝を冷やす展開に。東の背番号が38ってのは意外。独特な番号の割り振りしますよね、FC東京さんって。余談ですが東。ラーメンマンに似てきている。髭を生やしてどうなりたいのか分からんけど、ラーメンマンに見えます。ドヤ顔されずに済んで良かった。アウェイゴール裏にはFC東京のサポーターさんは多かったけれども、意外にも飛び跳ねる人が多かったのでそれくらい寒かったってことなんだろう。そんなに跳ねるイメージないのだけれども、FC東京サポーターさんは。


トリニータの選手は去年の開幕戦で緊張してガチガチになってた記憶がありますが、今年はすんなりと試合に入れているように見えました。たくましくなったと思うのですが、押され気味。前半17分、左から2回目のコーナーキックでショートコーナーと一工夫。ジョンハンが受けてシュート性のボールをゴール前に送る。これが直接ゴールイン。森島が相手DFと重なったのが良かった様子。止め過ぎで有名な権田も反応できず。J1でもやれるかも!と思った瞬間でした。幸先良くJ1復帰ゴールを飾れました。コーナーは木村が蹴ってましたね。プレースキッカーは木村の様子。


これで後は守りきれれば開幕ダッシュ!と調子付く間もなく25分過ぎに失点。左にいた高橋→渡邉千真→長谷川アーリアジャスールが落とし、渡邉千真が左から右へ切り込みシュート。美しい連携でゴールを沈められました。J2ならね、シュートは枠にいかないし、ワンタッチのパスがあんなに繋がることもないんですけど、ここはJ1。やはり違う。渡邉千真はキレていてこの後も何度も決定的な場面を作っていました。平山でもなく、李忠成でもない、渡邉千真がスタメンなのは納得の出来。


前半は1-1で終了。右サイドの松本がちょっと攻撃面で物足りない感じはしたけれども、CBの高木は経験豊富だからか余裕を感じられた。木村は正確なプレースキックで存在感はあったけれども、まだ特性がよく分からない。全体としてボールを保持できないから攻撃の組立が出来ず、ただただ耐える展開だった。それでもカウンターからチャンスの場面があったので付け入る隙はありそうだとも思い、後半に調整して欲しかった。


期待した後半だったけれども、57分に丹野がキャチしたボールを相手に転がして渡すという、目を疑う様なミスを犯して逆転される。CKからのこぼれ球をキャッチした後に、カウンターを目論んで早めに味方に渡そうとしたけど、味方は誰も気付かず長谷川アーリアジャスールにかっさらわれて無人のゴールに流し込まれてしまった。丹野はこの試合、あまりパントキックをしなかったようにも感じるので、大切につないでいくというコンセプトがあったのかなと思う。ちょっと前に急いでしまった。まぁ痛いミスでした。


リードされた展開の中、66分に森島に代わって高松を投入。森島はオフに手術をしているので無理はさせない、と解説の増田さんが言ってました。さらに西に代えて林を投入。直後に、松本が痛めて自らピッチを出る。これ受けて小松を投入し、林をサイドに回す。高松と小松のツインタワー発動。高松よりも背が高いけど小松です。予期せぬ交代で初戦から色々と対応が必要で痛い。松本のケガが軽傷であれば良いのだけれども。


結局、FC東京に時間を使われてそのまま試合終了。ラーメンマン似の東の時間稼ぎにイラッとしつつも、シュート数がトリニータ9、FC東京21という数字が物語るように現実的には力負けだからしょうが無い。丹野のミスで逆転を許したからか、どうも釈然としない負けではある。丹野はその後、李忠成との1対1を止めてくれたので精神的に崩れていなかったのが救い。どれくらい戦えるのか?がまだ感覚として分からない。押し込まれる時間帯が多いのは想定の範囲だった。守れている場面もあったし、攻撃面でも昨年をベースとしたセットプレーやワイドの攻撃にちょっとした手応えはあるものの、もう少しボールを大切に前に運べなくては通用しない。FC東京の選手たちの判断の速さと、身体の強さを感じた試合だった。アーリアジャスールとか最後まで走り切れてたし。走力で差を付けられないと。今年、両チームどれくらいやれるのだろうか。リーグ戦はまだまだ始まったばかり。


一方で入場観客数が17,055人。ちなみに昨年の開幕戦、草津戦が9,379人だった。FC東京サポーターも沢山来てくれてましたけどそれ以上に戻ってきてくれた人が多いのではないだろうか。もしくは新規。夜で土曜日というのもあるのか、素晴らしい出足。また来て欲しいです。こんなもんじゃないでしょうよ、今年の大分トリニータは。去年の草津戦も負けたけど結局昇格できたし。


主審は家本さんでした。ゼロックスでも結構流すことが多かった今年の判定基準。家本さんも笛を吹かなくなったと感じました。さらにカードさえも出ていない。あの家本主審がである。今年は流し気味なのかなと・・・・。アドバンテージ見過ぎてグダグダにならなければ個人的には歓迎なのだけれども。


大銀ドームの芝は長めになったらしい。ドーム管理者が勝手にやってるのではなく、クラブ側からの要望を聞いた上での調整だと信じたい。西がスパイク替えたりしてたけど、何も考えずに長めにするなんてことないよね・・・。


負けてしまったので残念な開幕になってしまいましたが、やはりJリーグのある週末は良いものです。J1は土曜日開催だし。夜遅くまでブログを書いても明日は日曜日。あぁなんて素敵な週末なのだろう。昨年は勝利の美酒に酔う前にブログを更新して力尽きて寝てたんですが、土曜日開催なら祝勝会なんかも開けそうじゃないですか。勝てるともっと良いのだけれども・・・。来週は国立で川崎フロンターレと対戦。昨年は草津に負けた後栃木に0-3で勝利したんです。無敗の国立ですし、シーズン初勝利を目指しましょう。今シーズンも頑張ろう、大分トリニータと共に氣力で。