2013/05/30

今週のサカマガ



今週のサカマガ。開幕3ヶ月診断がメインの特集。診断されるまでもなく重症です。末期です、末期。なんとか中断期間に転がり込んだものの、積み上げた勝ち点はわずかに「7」このままでは降格に至る病にかかっています。この中断期間で休養と栄養補給とトレーニングをして再スタートを目指して欲しい。怪我人は早く戻ってこい。もう一回開幕だ。プレシーズンだ、13節までは。こっからが本番だ。夏に走りきれるように。


白黒の半ページコラムを担当するショーン・キャロルさんが大銀ドームに来ていた模様で、トリニータのことを書いてましたけど味のないガムのようなコラムでした。それ以外は特筆すべき点は無しかなぁ・・・・。シーズンオフが来てしまったかのような、そんなサカマガ感想文でした。お粗末さまでした。

2013/05/25

2013年 J1 第13節 磐田戦

【大分 1 - 1 磐田】

ダイハツさん、ミラココアより勝ち点下さい。
ということで、第13節磐田戦。スポンサー様に泣き言を言っても仕方ありません。最下位決定戦。水曜日にナビスコカップを若手で凌いだトリニータは主力がスタメンに復帰。松原は右サイドでスタメンでした。



対する磐田、日本代表を3人も抱えながら何故か低空飛行を続ける。監督は辞任し次の監督となる関塚監督は契約を交わしながら13節後に就任するという、この1試合何なん?っていう不思議な扱い。


前半は最下位決定戦とあって低調な試合運び。トリニータはもう現実を直視してロングボール主体で戦い続けるのです。磐田も理由が分からなかったけどシュートチャンスも少なく、絶不調な感じがありありと伝わってくる。前田も元気なかったし、駒野とがガンガン上がってくれば充分怖いのに、波状攻撃的なものは少なかった。勝ててないチームってこんな感じでしょうか。


トリニータが後半に高松の素晴らしいゴールで先制した後、試合が動き始めた。磐田は最初から後半に勝負する気だったのか、徐々に攻勢をかけてきた。交代した松浦がファーストプレーで右サイドを切り裂く。土岐田を抜いて打ったシュートは丹野が伸ばした腕を弾いてバーを直撃。跳ね返ったところを山田が詰めて同点に追いつかれる。


3点取らなきゃ勝てないと分かっているので、いつか追いつかれるだろうとは思っていたけれども交代選手のファーストプレーが同点につながるとは思わなんだ。この後、コーナーキックの波状攻撃を受けたけどなんとか凌いで勝ち点1を確保した試合でした。3連勝と波に乗りたかったけど、怪我人も多いしまぁなんとか中断期間に転げ込んだというところでしょうか。


未だ最下位の状況は変わらないので、この1ヶ月の中断期間を利用してなんとか巻き返しの準備として欲しい。磐田とは最終節で戦うので、最後までライバルになるかもしれない。日本代表で主力の3人が離脱する間に関塚監督が一体どう立て直すのか。トリニータは怪我人が戻っても若手主体にして欲しいなと思ってます。今日の試合、監督の意図するところと違って走れてなかったと。これからもっと暑くなるとベテランにはキツイ季節になりがちだし、回復力のある若手主体で夏を乗り切って、涼しくなってからオッサン達が出動。そんな感じでお願いしたい。


さて中断期間中ですが、ちょこちょことJ2を観に行きたいなと思っています。ちょこちょこと継続します。

2013/05/23

2013年 ヤマザキナビスコカップ 第7節 鳥栖戦とサカマガ

【鳥栖 2 - 3 大分】


残業で疲れ果てて帰宅したらトリニータが勝ってました。早速録画を早回し。スカパー!に映ったスタメンに驚愕。




松田って誰や!?松原が真ん中でDFだと!!怪我人が多いけれども、まさか強化指定選手をいきなりのスタメンで使ってくるとは思わなかったし、まして松原を真ん中に使うなんても予想だにしなかったので驚いた驚いた。しかし、松田。色が黒い。いきなりすんごいシュートかましてましたけど、プロの試合で初シュートで存在感を示すって上々の伝説スタートじゃないでしょうか。後藤が今シーズン初出場。毎日のように居残り練習してたってピッチ情報がありました。後藤も頑張ってるんだなと感慨ひとしお。


鳥栖も大分も予選突破は絶望的とあって、本来ならどうでもいい消化試合なのですがそこは九州勢同士の戦い。熱くならない訳が無い。ジョナサンて誰や?九州ならジョイフルやろ!とかとにかく熱いものが込み上げてくるわけです。サポーターも多くの人が鳥栖まで遠征されてましたね、お疲れ様でした。


前半に失点して先制を許しましたが、後半から反撃開始。再三サイド攻撃をして左右に振りながらど真ん中にパスが通って受けた丸谷がシュートを決める。この後松本昌也に代えて木村を投入。徐々に平均年齢を上げ始める。押し込まれる時間帯が続くと、鳥栖がエース豊田を投入。1.5倍速再生でも嫌な予感が。案の定、野田に逆転ゴールを決められてしまう。豊田はプレーに関係なかったけど。


逆転されて逆に鳥栖が引き始めたのか、ボールを保持できるようになったトリニータ。後藤に代えてジョンハンを投入。それでも進展なく、児玉に代えて土岐田を投入。右サイドからのグラウンダーのクロスを松田が戻し、丸谷が2点目のゴールを決める。中継されてる試合でゴールを決められなかったのは過去の話だ!同点に追いつく。松田、肌が黒い。日焼けしすぎ。元気いっぱい。


そして、86分ジョンハンがいつものように左サイドから中に切れ込んでシュート。丸谷が何故かブロック。こぼれ球をシュート。コロコロとGKの逆をついて逆転ゴール。丸谷がハットトリックです。80分過ぎると明らかなスタミナ切れを起こしてへろへろになってた丸谷が最後まで得点に絡んだ。味方のシュートをブロックしてまで決めてしまった。文句なしのMVP。1点目も2点目も松田からの丸谷。何このコンビ。救世主降臨の予感。


このままタイムアップになって4年振りのナビスコカップで遂に勝利。予選敗退だけど、中断前の磐田戦に向けて若手が結果を残した。松原も守備が不安定な場面もあったけど初めてのポジションで色々と経験と自信になったと思う。強化指定の松田も最後まで元気だったし、コレは良い選手が来てくれた。


鳥栖は調子を落としているので、残留争いに絡んでくる可能性がある。勝てない状態が続くとボディブローのように効いてきますからね、知ってますからそれ。辛さを。下降線を辿ってもらって一緒に残留争いに巻き込みたい。J2では九州勢に弱いトリニータだったけど若い世代が覆してくれたのが嬉しい。残業の疲れが若干和らぎました。ありがとう若手。3点取らなきゃ勝てないチームなのかもしれんけど、勝ちゃ良いんです。勝ちゃ。




ついでに今週のサカマガ。
リーグ戦で初勝利ですけど扱いは普通。まだ最下位ですから。だがベストイレブンに2人も選ばれてました。よしよし。Jリーグが2ステージ制に戻るんじゃないか?という話題についてコラムを書くライターが多かった。サカマガ編集長が東西リーグを提唱していて面白そうでした。でも、東西リーグだとアウェイ民は寂しい。2ステージ制もお客さんが増えるとは思えないし、既存のアイデアではなく新しい試みに挑んで欲しいと思うのだが。さぁ寝よう。勝ったし寝よう。

2013/05/18

2013年 J1 第12節 新潟戦

【新潟 2 - 3 大分】


事件です。トリニータがJ1で勝ちました。長かった。ようやくの初勝利を手に入れました。勝ち点3。今日は都町の売り上げ2.5倍でしょう。前日に新潟に行く荷物の準備だけはしておきながら、キックオフに間に合わない時間帯に目覚めてスカパー!生観戦してました。ふらっと当日にチケットを入手して新潟日帰りを目論んでいたのですが寝坊。目覚めて時間確認して間に合わないと思った時に逆に勝てる気がしました。なんとなく。


スタメンは水曜日に頑張った若手、為田と松本昌也を積極起用。試合慣れさせておいた木村と安川をスタメンに戻す。




今年このチームを観続けてる人ならこのスタメンを確認して勝てる気がしたと思うんです。まぁ、これまで何度もそんな気はしてるんですけど。怪我人の復帰と若手の躍進があってタイミング的に新潟戦を迎えた。そろそろ来るな、というそんな感じ。新潟戦で辻尾が出れないのは残念でしたが、これまた沢山の○辻軍団がいらっしゃってましたね。写真撮りたかった・・・。


対する新潟は岡山から復帰した川又が覚醒。前節にハットトリックを達成するなど、絶好調の様子。5月には負けなしと羨ましい限り。まぁ川又はJ2で岡山にいて戦ったことがあるので特徴は知っていますから、抑えられるだろうと思ってました。危ない場面多かったけど。


キックオフ直後に失点しないか心配でしたが、水曜日に似たようなメンバーで試合をしていることもあってか立ち上がりから落ち着いてゲーム入れた。水曜日は若狭がオフサイドを取れて自信になったとコメントにもあったし、バランスの良いラインコントロールだったと思います。広島戦と同様に無理して前に行かない、守備ブロックを築く感じでワンチャンスを伺う弱者の戦い。前半は森島のサイドチェンジを為田が受けるという形が出ていて、久しぶりにトリニータらしいサッカーを観れた気がしました。ただ新潟も川又が素晴らしい出来で、丹野のスーパーセーブがなければ2失点くらいしててもおかしくなかった。押し込まれる時間帯が増えつつあった。


試合が動いたのは前半40分。セットプレーで前線に残り続けた若狭が木村からのクロスをヘディングで決める。これ、水曜日にも観たので作戦でしょうね。若狭前線待機作戦で久々の先制ゴール。やはり勝てる気がしたのは偶然じゃなかった。これまでならあっさり追いつかれますけど、キチンと前半を終わらせてリードして後半を迎えられた。1つ成長。


後半に入って、押しこまれる場面がより顕著に長期化。ロングボールでしか対抗できない時間帯が続くが、そのロングボールの処理を誤り後半10分に新潟のDF同士が交錯。両者頭を打って同時に交代となる。両者意識がありそうだったので大事には至らないと思うが・・・。このアクシデントが流れを変える雰囲気に繋がってしまう。


跳ね返せずに繰り返しCKを続けられてしまった後半21分。丹野がヘディングシュートを弾くも田中達也に移籍後初ゴールを決められて同点に追いつかれる。あれ?おかしい。勝てる気がしていたのに。杞憂です、杞憂。31分にロングボールを森島が落として何故かドフリーだった高松が決める。引き離すトリニータ。やはりいつもと違う!


このまま終わらせて試合終了を目論んだ45分、アディショナルタイムが8分と発表された矢先に真ん中を突破したレオシルバにJリーグ初ゴールを決められ同点に追いつかれてしまう。あれ?おかしいやっぱり勝てない?杞憂です、杞憂。ロングボールを高松が落とし、最後尾から一人走り続けた土岐田が値千金の逆転弾を蹴りこむ。やはりいつもと違った!なぜかロングボール攻撃にドフリーを許し続ける新潟DF。新潟にハイボールの処理という弱点発見。


若手CBが先制点を決め、ベテランFWが逆転弾を決め、中堅CBが決勝弾を決めるという、まさに全員攻撃を体現。相性の良い新潟さんから初勝利をもぎ取る。劇的なゴールだらけの壮絶なシーソーゲームでした。いやー、遂に勝利して久々に安らかな週末を過ごせます。選手が頑張ってくれた。J1で勝利するって、ここまで全てを出し切らないと勝てないのか。ホッとすると同時にこれからまた厳しい戦いが続くだろうとも思った勝利でした。若手もベテランも、日本人も外国人も全員で頑張ろう。両ワイドがもっと高い位置を取り続けられると良いのだけれども。


ラインダンスに戸惑うマンシャが印象的だった。そしてどんなに勝てなくても暗くならずに、ためだのあられ、お煎餅なんて歌える雰囲気で下を向かずに頑張った選手を褒めてあげたい。これを続けて巻き返そう。次節は最下位とブービーの試合、磐田戦です。中断前に連勝して最下位脱出を図る!

2013/05/16

2013年 ヤマザキナビスコカップ 第6節 鹿島戦とサカマガ

【大分 0 - 1 鹿島】

勝てないんじゃないんです!勝利給を貯蓄してるだけなんです!!(涙声で

週の真ん中水曜日、そんな台詞を叫んでみればちょっとは気が楽になるでしょうが?(無理強い)と、いうことでナビスコカップ予選リーグ第6節でした。応援に行かれた方、お疲れ様でした。Jリーグ創設20周年の記念すべきノー残業デー、わたくしは仕事を頑張ってはみたものの、仕事ゾーンプレスをかいくぐってターンして帰ることも出来ず、録画観戦となりました。結果を知ってたんですけど観ないと気が済まない。20周年ですし。





前節からスタメンは大幅に変更。為田が怪我から復帰。怪我人が多い時に戻ってきてくれて本当に助かる。ハーフタイムのインタビューで生え抜きの俺が頑張るんだ的なことを言っていて頼もしく感じた。眉毛細かったけど。松本昌也、キム・ジョンヒョンと10代の選手が3人。


前半はビックリするくらい良い形を作れていた。正直全く期待していなかったのだけれども、最近出場機会の少なかった選手たちや、若手選手達の方がトリニータのサッカーを実践出来ていた。若手はボールの扱い上手い。球際で勝ててたし、ボールを動かしながらサイドからチャンスを作れていた。相変わらずピンチはあったけれども丹野がスーパーセーブ。


後半、トニーニョがセレーゾ修正。何をどう修正したのかは正直分からなかったんだけど、そこは常勝チームで黄金時代を築いた監督。前半から心配そうな顔でマークのズレに注意喚起の指示をしていたので、的確な指示があったのだろう。この監督は選手のローテーションとかあまりせずに固定メンバーで戦い続けるイメージ。トリニータはチームマネジメントとして怪我から復帰した木村と安川を交代で出場させた。復帰した選手は試合勘を取り戻すことは出来たんじゃないだろうか。監督はきちんとマネジメント出来てる。


最後までチャンスはあった。でも結局勝てなかった。自然と応援したくなる好ゲームであった。だが最後の最後、カウンターに沈んでしまった。あと一歩が届かない。ワントラップ、ワンキックが。次に繋がる試合ではあったという評価をしてあげたいのは山々ではある。でも勝たなきゃならんよ、そろそろ。よく走ってたのは評価できる。褒めてあげたいけど褒めてあげられない。そんなやきもきした気持ちで叫んだわけです。涙声で。


新潟戦、復帰した選手と今日出場しなかった選手達が融合して初勝利を得なきゃならん。プロは勝利給を得てなんぼである。頑張れ。頑張ってくれ。賞金で債務超過を圧縮させるんでしょ?勝利給じゃないでしょ!?新潟戦勝ちに行くよ!




ついでに今週のサカマガ。珍しく表紙が良い写真。Jリーグ20周年記念試合の浦和vs鹿島の特集。誤審については1ページを割いて検証。誤審で泣いたら誤審で笑える。どこかでバランスが取れるもんです。そして遂にあの、4コマ漫画にトリニータが登場。どうせならもっとネタにして欲しいわ。それ以外は特筆すべき点は無いですかね・・・・。

2013/05/12

2013年 J1 第11節 広島戦

【広島 1 - 0 大分】



疲れが抜けない年頃で、基本的に東京から京都より西に遠征に行くと疲れちゃって通常生活に支障をきたすので控えているのですが、広島戦だけは今季必ず行きたいと思ってた試合でした。個人的に特別な想い入れのある西川周作選手との戦いを観に行きたかった。この試合だけはシーズン開幕前から飛行機を早割で予約するほど期待してた。怪我で出場は微妙だったけど、それでも観に行きたかった。


2009年の降格で放出せざるを得なかったユース出身の生え抜きで、トリニータに興味を持つようになったきっかけとなる想い入れのある選手。あれから4年、昇格して同じ舞台に戻り、今度は敵として戦える喜びを感じたかったんです。アウェイ側指定席を買って、良い席で観て、ヒリヒリするような熱い試合を期待してたのに、開始2分で失点した時の俺の絶望的な顔色を、皆さん想像してみて下さい。真っ青で引き攣ったおっさんの顔を!


と、いうことで行って来ましたエディオンスタジアム広島。広島空港からバスで中筋駅に降り立ち、広島に転勤になったばかりの同僚を現地ガイドとして雇い入れ車でスタジアムまで連れて行ってもらいました。指定席を買ってたこともあってスタジアムにはまったりと移動。現地ガイドは別れて家族と公園に。ガイドの子供さんはカープ派でした。スタジアムは山の上にある公園で周りには選手村で使った的なマンションがある箱物行政チックな香りのするスタジアム。92年にアジアカップの主会場となった由緒あるスタジアムです。





周作スマイルに迎えられると、宇佐ブースを発見。広島県民に宇佐をアピールしてました。西川選手の出身地です!って呼び込みを関係者が頑張っておられました。広島の方々、アウェイ戦に来てください。宇佐は地味ですけど行ってあげてください。西川選手の出身地だし、宇佐神宮あります。スタジアムでもらったマッチデープログラムも西川選手。西川デーですよ、どう考えても。









このスタジアム、メインからは見やすかったけれどもビジョンが死んでました。どうも故障してて、修理しようにも修理部材が生産終了で手に入らないとかどこか聞いたことあるような話らしい。毎試合ビジョンを詰んだ車で代替運用中。来年度予算でどうにかするか的な話しらしい。新スタジアム作る話もあったりで、ビジョン同様何も見えてないらしい。



この日の先発は非公開練習という、いつもと違う方法で選ばれた面子。意外にも松原が先発出場でした。期待してなかったのに!ジョンヒョンや土岐田という新しい組み合わせでした。フォーメーションも最初は違ったかもしれない。2分くらいは。でも結局3-1-4-2になった気がする。



田坂監督も広島出身ですし、やっぱりもう一度広島戦で原点に戻って気合を入れ直したと思うのです。本当に色んな思いが交錯しての試合だったのに、2分で失点してしまって台無し。DF塩谷がスルスルと前線に上がってクロスに合わせてヘディングでゴール。本当に衝撃を受けたのはこの後で、広島が最終ラインでボール回してる時に誰もプレスにいかない。あ、これなんか違うと感じ取るわけです。広島が2点目を取る気が無い様にも見えたけど、ボールを奪う場所をハーフライン越えてからに設定していた模様なので、しばらくの間淡々と時間だけが進んでしまう糞つまらない展開に!開始3分でゲームプラン崩れたことを認識。鳥栖は何点取ってもガンガン来ましたけど、広島は無理しなかった。え?これゲームプラン通りに進めるの?意味あるのそれ?的な空気が一瞬よぎったような気がした。前からプレッシャーかけるようになるまで結構時間がかかった気がする。サッカーは相手のあることだし、難しいな・・・。


自分が好きで観に行ってるだけですけど、普通なら白眼を剥いたかもしれない展開だったがこの日はもう一人の宇佐出身者、俺の松原がピッチにいた。J1の舞台で宇佐出身の2大Jリーガーが激突ですよ、松原のシュートを西川が弾くなんて宇佐市民だけに向けたようなプレーが展開されるわけです。物心つく前に宇佐神宮でお宮参りした俺も興奮。宇佐神宮感謝デーです。宇佐市民的に、大分県民的にこの2人がいてくれたことがどれだけ価値のあることか理解出来る人がどれくらい増えてくれるだろうか。


深谷と若狭が交代した後、ちょっとづつではあるがボールを持てる時間帯もあったし、サイド攻撃ができたプレーもあった。土岐田のプレーも光っていた。阪田が傷んでピッチから出た時に最終ラインに入ってカバーしてくれてたし相変わらずのユーティリティ性を発揮していた。試合を通じて決定的な場面はジョンハンのシュートくらいだったけど、準備は間違って無かったと思う。出来ればもっと0対0の状態で試合を見たかった・・・。個人的には松原が先発なら文句ありません。足を攣っていたのでまだまだ修行が足らないけど。監督もプランが崩れたら辛いだろうけど折れずに続けて欲しい。もう今のメンバーで他のやり方が思い浮かばなくなってきた。


試合が終わると帰ろうとメイン通路までゾロゾロと出てきた広島のサポーターのオッサン達が足を止めて、「大分の選手怒られるぞ、これ。ちょっと見ていこう。」って言ってたんです。でもゴール裏に揃った選手たちに拍手する人の方が明らかに多かったんで「優しい!!」って驚いてました。そんな声が薄っすら入っている試合後の様子。



この後に周作挨拶動画をバッチリ撮ったつもりでいたんですけど、撮れてなかったですね・・・。まぁ俺の記憶には残ってるんで良しとしますか・・・。試合後のコメントで懐かしい歌を聞いたとか、勝利の歌だけは聞きたくなかったとかありましたね。8月の試合では勝利の歌を聞かせてあげようではないか。大銀ドームで俺たちの周作に。広島のゴール裏には珍しい横断幕が。



大分広島の至宝と。粋ですね、広島さん。8月は大銀ドームで。





個人的な想い入れはこれで一旦区切りがついた気がする。観てるだけの俺がこんなに心折れそうなんだから、選手や監督はもっと辛いんじゃないか。頑張って欲しいと思った。そんな広島遠征でした。

2013/05/10

今週のサカマガ




今週のサカマガ。
特集はJ1「監督査定」でした。この微妙な状況でなんてタイミングだ。珍しく表紙が真っ黒だし不吉。戦力や使える資金も違う各クラブなのに監督だけ査定されてもね、という気はした。残念ながら中身は薄め。ベルデニック監督のどや顔インタビューが中心でした。当然下位に沈むチームの監督は評価が低い。最低評価なのが磐田の監督さんでした。もう現場を離れてしまいましたけど。田坂監督は珍しく練習を非公開にして広島に対して勝負を挑む様子。どう出るのかとても興味深い。


次の試合は広島戦です。広島といえば日本代表GK西川周作ですね。広島は前節、怪我で欠場した西川周作に代わって出場した増田卓也選手が試合中に大宮FW富山貴光選手と接触して救急車で運ばれるというアクシデントを経験したばかり。GKとして今節は普段より気持ちの入ったゲームとなりそう。そしてこのタイミングで古巣大分トリニータと対峙。きっとスタメンで出るんじゃないでしょうか。是非出場して欲しい。こちらも苦しい時期ではあるが、再会と対戦が楽しみで仕方ない。追い込まれたトリニータと西川周作と。見どころ多そうな試合です。

2013/05/06

2013年 J1 第10節 鳥栖戦

【大分 2 - 4 鳥栖】

GWが終わっても勝つことができません。無料招待や鳥栖のサポーターが多く集まって良い雰囲気の中、鳥栖に圧倒される内容となりました。鳥栖は何点取ってもアグレッシブでした。もう、ちょ、ちょっと、そのくらいにしといてよって思うくらいに。



結果が出ていないこともあって内容云々より、とにかく勝ち点に結びつけなくてはならない状況。マンシャも出場停止とあってシステム&スタメンを変更。ハイタワーFWを前線に並べて3-4-3を試みました。DFはベテラン高木、深谷と組み合わせ。阪田はベンチ入りもなかったので若干心配。


この布陣を確認して全員守備、全員攻撃はどうなった?とも思ったが背に腹はかえられぬのです。プレッシャーかけられて自陣で簡単にボールを失うくらいなら放り込んでしまえ、小松塁大作戦とみた。今まで2年間かけて積み上げてきたことは何だったんだろうか。そんな厳しい言葉が頭をよぎったけれども、そもそも小松塁を補強してたのはこういう如何ともし難い状況を想定してのことだ。1試合くらいなんだ。勝ちゃいいんだ。そう自分を納得させてスカパーで生観戦してましたけど、脆くも崩れ去るDF陣を観て誰でもない俺が混乱、そんな試合でした。個人的にはこんな分かりやすい布陣は大好きなのだけれども、連戦の中で準備不足という感じは否めない。


鳥栖の対角線のパス1本で逆サイドのスペースから湧いて出る決定的なピンチ。前半は1-1で終わったけれども、後半入ってから立て続けに同じ様な展開から3失点。PKの獲得で1点だけ返せたものの、その後も追い上げるどころかピンチがあったし。


小松塁大作戦で実質2得点出来たので失敗とは言い難い。ここのところ無得点だったことを考慮するとむしろ成功したと言って良いかもしれない。冷静になって考えて、無失点ならあれで勝ってたかもしれんのだし。やっぱり守備か。守備だな。守備。どうにかならんだろうか。しかしハードワーク系チームに弱いなぁ。


10節終えて、積み上げた勝ち点はわずか3。もうシーズンの約3割を消化。誰も助けちゃくれない。ピッチの上でやるしかないのである。鳥栖にボロ負けしてとても悔しかった。しかし鳥栖も経営危機を乗り越えて今のチームを作り上げたのである。それも昨年J1残留を果たしたからこそだ。必死でJ1に食らいついているのである。今はまだ経営再建まっただ中の大分トリニータ。このまますんなりとJ2に戻る訳にはいかない。もっと貪欲に食らいついて欲しい。2009年の経験があるので、勝てない状況の精神衛生上の付き合い方は知ってるつもりである。なるようにしかならない。感情的にならず、落ち着いて・・・・・・・・・ってそんなことが出来れば禅の境地に達せる訳で。凡人の俺は枕に顔をうずめてキーーーーーーーーーーーーーって叫ぶわけです。皆さんも是非、ご近所を配慮の上、叫びましょう。切り替えて次節、次節こそ。

2013/05/04

2013年 J1 第9節 大宮戦


【大分 0 - 2 大宮】

GWだもんで、ちょっと温泉に遊びに行ってたんです。遊び疲れて帰宅して録画を確認したらせっかくリフレッシュしたばかりの身も心も再び荒ぶ、番狂わせには程遠い単なる首位と最下位との戦いでした。



前節丹野が手を怪我したらしく、清水が先発して上福元がベンチスタートでした。それ以外は前節から踏襲。19戦負けなしの大宮と対峙するわけです。試合はシュート数が少ない低調な立ち上がり。大宮のファーストシュートがゴールイン。FKのリフレクトをノヴァコヴィッチがスーパーミドル。2人が必死で寄せるも間に合わず。この後淡々と時間だけが進んでいった印象。後半始めに「完全に崩されて」2失点目を奪われる。いずれも時間帯的に得点を許したくない状況だっただけに要所で失点して、ただただ負けた。それだけの試合に見えた。むしろ2失点で済んで良かったと思える出来。


次節はマンシャが早くも累積警告による出場停止処分。得点からも遠ざかっている。9試合戦って勝ち点は3だけ。J1残留に向けて9戦勝ちなしと厳しい状況ではある。


しかし、諦める事なかれ。顔を上げて見上げてみると今シーズンは意外と低調なチームが多いと気付く。14位川崎フロンターレの勝ち点がわずか「9」で、勝ち点差6ですから数字上の残留のチャンスはまだあるわけです。川崎、鳥栖、湘南、磐田、大分と低調なチームが3チーム以上ありますから、ここに負けちゃいけない。次節はすぐにやってくる。鳥栖とホームで勝負。ここに負けちゃいけない。プレーオフの時のようにもう一度、負けたらすべてが終わりくらいの意気込みで戦わなければならない。毎試合それが出来なきゃダメなのに、プレーオフの時の気持ちを思い出して欲しい・・・。



2013/05/01

今週のサカマガ




今週のサカマガ。
表紙は舌なめずりする東。なぜこんな写真が選ばれたのか全くもって不明。多摩川クラシコの特集を受けて舌なめずりする東。もうちょっと良い写真を使たれよ。FC東京は確かに強いはずなんです。しかし安定して勝ててない不思議なチーム。開幕戦で感じたあの強さは一体なんだったのか?大分トリニータの扱いは少ないです。安定感出てきた。最下位なんてそんなもの。


対する首位大宮。常に扱いは多め。しかし思い返してみると首位にだけ強かったりするのが我々大分トリニータ。毎年必ずどこかで首位に勝ってるような気がする。知り合いが大宮ブログをやってるのでご紹介しておきます。

お父さんとアルディージャ

元同僚さんのブログなのですが、大宮が絶好調で楽しそうです。毎回プレビューやらレビューやらミッチリ書いてるので適当に流し読みしかしませんけど、真面目に更新されています。スカパー!に加入してなかったはずなのに、いつの間にか禁煙して嫁の承認を得て導入までしてしまったらしい。たぶん禁煙はブログ上だけで実際は隠れて吸っていること間違いなしと思ってますけど。このブログさんに今シーズン、リーグ戦初の敗北レビューを記載させてやるためにも頑張れトリニータ。勝利は近い!・・・・・・はず。