2013/07/17

2013年 J1 第17節 名古屋戦

【大分 1 - 2 名古屋】

週の真ん中、水曜日にリーグの真ん中第17節が行われました。試合を観るために仕事片付けて帰宅しました。本当は全然片付いてないんですけど、どうせ試合が気になって仕事になんかならないので諦めの心境です。諦めの境地です。対するは名古屋です。ナビスコカップ予選で今季初勝利を得た相手。私、縦ポンに絞って戦えば優勝候補になると挙げたんですけど全く機能してない様子で予想としては外れてますが、対戦相手としては付け入る隙はあると思っていました。さて、スタメンです。



週末に高松を温存していたので先発に使うだろうなと予想してましたけど、その通りになりました。好調松田と西をシャドーに。出場停止のジョンハンに代えて永芳が先発。センターバックは若狭。ケネディと戦わせたかった阪田はベンチにも入らず。昨年オーロイと戦ってる若狭に期待したんですが・・・。


試合は清水戦と違ってボールを奪えたし、攻撃も出来ていました。危ない場面も、惜しい場面もありましたけど概ねトリニータペースで進んでいたと感じました。清水戦よりも全然勝てそうな雰囲気ありましたよね。名古屋の攻撃がロングボール主体にならざるを得ない時間帯が続き、セカンドボール拾ってカウンターと形にはなってたと思うのです。だがしかし、30分を過ぎた辺りにワンチャンスを決められてしまった。ケネディと玉田の2人にやられたような失点でした。若狭がケネディについていたけれども、足の長さと腰の位置の違いで敗北。ターンされてボールを出された先には玉田がいました。ケネディはオーロイとは違ってスピードもあって困る。


シュートもコーナーキックも多くて、良い時間帯が続いている中でポカンと失点してしまってとても残念な試合展開。後半もこのままの展開を続ければ得点は奪えると信じて見続けたものの、見事なまでに崩されて2点目を許す。先制されただけで勝利する可能性は遠のくのに、2失点したらもう今シーズンは諦めの心境です。諦めの境地です。そんな心境を変えてくれたのは永芳に代わって入った辻尾とポジションチェンジした左サイドの為田でした。出世する番号を背負った28番の若手頼もしい。


左サイドから前線へクロス。松田が闘莉王と増川の間に入り、うまく頭で合わせて1点をもぎ取れました。しかし反撃もここまで。オープンな展開になっているにも関わらず、パスミスなどで自ら時間を潰して攻めきれず。3連敗となりました。連戦の疲れもあったろうけど、名古屋の方が動けてなかったのになぁ。


J1も半分を終えて単独最下位のまま。こりゃもう厳しい現実と向き合いながら残り半分を消化していくしかないのでしょうか?J2の6位はやはりJ1では生き残れないのか。しかし、債務超過圧縮のためには変な補強なんてして欲しくないと思ってますし、現有戦力でなんとか夢を見させて欲しいものです。J2に戻るより、ギリギリでも構わないからJ1にいたい。債務超過圧縮のためにこそ。そのためにキッカケが欲しい。2週間後の鳥栖戦、FC東京戦、そして総力戦の柏戦。この3つで上昇気流に乗りたい所。もう迎える今シーズンの山場、ラストチャンス。総力戦、まずは集客に向けて何が出来るか。諦めずに氣力で応援するしかない。氣力の境地です。精神論です。

2013/07/15

2013年 J1 第16節 清水戦

【清水 3 - 1 大分】

先週はずっと仕事で拘束されてまして、水曜日にあった仙台戦も観られないままに土曜日の午前中に帰宅。ゆっくりする間も無くそのまま清水へ向かいました。日本平は4年振りだったので疲れも何のその。清水へ赴き、小雨の中散々な試合を見て来ましたとさ。めでたし、めでたし・・・・・じゃねぇですよ本当に。試合が終わってそのまま日帰りしましたけど、全然ブログを書く気になれなくて。キーボードに乗せた指が動かないことこの上なしでした。ということで、写真多めです。



















4年前に来た時はIAIスタジアムではなく、アウトソーシングスタジアムだったかなぁ。あの時もシーズン前半に全然勝てなくて。ちょうど10連敗中くらいだっただろうか。16連敗するなんて予想だにしなかったけど。スタジアムを歩いていると4年前の記憶が鮮明に蘇ってくる。あの頃と違うのは坂やスタジアムの階段を登るとすぐに乳酸が溜まる太腿と脹脛。これが寄る年波ってこのことですね、分かります。


富士山が世界遺産に登録された記念のユニフォームで清水が青色。良かったですね、世界遺産に登録されて。静岡県民と山梨県民に、おめでとうございます。日本平は相変わらずの小気味良いリズムと踊るゴール裏でした。



連戦ということでローテーションの意味もあっただろうけど、動きの良くなかったスタメン。3バックは固定出来始めたけどまさか3失点もするなんて。



試合の方は、終始清水が右に左にボールを動かしながらトリニータを走らせる展開。時に縦パスでバレー頼み、守備陣は辛かったと思う。前半は耐えられたものの、後半にセットプレーから立て続けに失点してほぼ終戦。残念な結果となりました。最後に1点入れましたが、3点入れられてから得点を取りに行ったところで時既に遅し。代わった選手が活躍した以外は褒められることは無し。



ちなみに、4年前の試合後の動画。2009年第12節です。このときも3-1で負けてる。そこまで状況が似なくても良いだろうに。


またすぐに試合。下位チームとの差さえ出てきた。食らいつけるか。

2013/07/07

2013年 J1 第14節 横浜Fマリノス戦

【横浜Fマリノス 1 - 1 大分】

J1再開!行って来ましたニッパツへ。金曜日の夜にお仕事がまとまり、週末を普通に過ごせることが決定したのでチケットを購入しようとしたらゴール裏チケットが買えない事態になってました。もう仕方なく空いていたビジターSA席を購入して一路横浜へ。

出迎えてくれた松田横断幕。敵ながらカッコイイ。


やはり当日券も完売。J1に飢えたサポーター達が集まったってことでしょうか。ニッパツじゃ狭すぎたんですよ、日産でやれよ日産でよ。


快晴のニッパツ。ビジターSA席の端っこに着席。指定席でした。


防水ビデオカメラ買った直後の試合がピーカンで、さらに関東地方が梅雨明けという無駄な投資をしてしまった感じ満載ですが青空を撮影してもシミが出ないのでメンテナンスは大成功ですよソニーさん。4年ぶりのマリノス戦でしかもメインスタンドからの観戦となり、グッズ売り場に出向く。





この黒いタオルマフラーカッコイイなぁなんて悠長に写真を撮って席に戻ると歓声が。どうやら横断幕のやりとりが終わった様子で・・・・。4年振りの対戦だし、たぶん何かあるだろうなと予想してはいたのですが何の写真も撮れないまま終わってた・・・・。く、悔しい。1つ前のブログのエントリーで4年前の最後の横断幕を紹介した本人が見逃してどうする?痛恨。「凄いのは指原だけ」この横断幕をニヤニヤしながら出したであろうハマのサポーターをバッチリ撮ってやれなかったのが悔やまれます。

そんな恒例(4年振りだけど)の馴れ合いがあったりしたようですが、再開したJ1を観ようと集まった観客は明らかにテンションが高く、素晴らしい雰囲気の中でキックオフとなりました。SA席にもゴール裏に行けずに炙りだされた濃い人達が集まってました。メインスタンド端っこで立って応援する猛者も10人程度いました。



















シミが無くなったのが嬉しくて写真貼りすぎですね。久々なので張り切っています。ご了承下さい。で、スタメンです。中断期間に一体何が起きたのかがこの試合で遂に発覚します。



たぶんこんな感じだったはず。3-6-1でしょうか?ボランチ2枚でワントップ2シャドー。松田力がJ1初出場。ナビスコカップ予選で得点の匂いを醸しだした記憶が残っていましたがスタメンに名を連ねる。同じ試合で活躍していた為田もスタメン。3バックは阪田が真ん中で安川と高木が両脇を固める。ボランチはマンシャと木村というコンビ。


正直な所、中断期間を経たからといって急激に強くなることなんて有り得ないと思っていたし元日本代表や現役日本代表を揃えるマリノス相手に勝てるイメージなんて全く思い浮かばなかったんです。オッサン選手多いですけど皆元気ですし。しかし、キックオフ後からペースを握ったのはトリニータでした。強風の影響だったかもしれない。追い風を得て攻勢に出るトリニータ。20分過ぎまではポゼッション率も高かったように感じました。ほぼ全員が日焼けして黒くなったからなのか頼もしく見えた。


試合が動いたのは30分過ぎ。流れがマリノスペースに傾き、マリノスがボールを保持して攻勢に出始めた刹那、右サイドからのカウンター一閃。タイミング早めのアーリークロスを為田が上げる。前線に走りこむ褐色の肌をした松田力の硬そうな髪型のヘディングがピタリ。J1初出場、初ゴールを叩き込んで豪快デビューを飾る。俄然盛り上がるSA席。しかし、私冷静でした。前半は風の影響で両チームほとんどサッカーが出来ていない感じでした。特にマリノスは明らかに手こずっていたのでピッチが逆になったら太刀打ち出来ないんじゃないかとハラハラしていたのです。


前半はリードして終えましたが、後半に入って予感が的中。もうほぼ自陣に押し込まれっぱなしに。コーナーキックに継ぐコーナーキック。中村俊輔の恐ろしいほど正確でエグいスピードと曲がり具合で襲ってくるコーナーキック。一度押し込まれ始めると中々弾き返せない症状は中断期間前のまま。6分にコーナーキックのこぼれ球を押しこまれて失点。追いつかれてしまう。その後も、もう心折れそうになるくらいコーナーキックを浴びまくる。だが紙一重のところで一際黒くなった阪田を中心に安川が、高木が身体を張ってシュートを弾き返し続ける。丹野もキックの精度はイマイチでもパンチングで弾き返し続けるのでした。


この脅威的な粘りが徐々にオッサンマリノスに攻め疲れを起こさせる。中盤を省略するような蹴り合いに発展した40分過ぎ、後半ほとんど無かったチャンスが立て続けに生まれた。森島のシュートがポストを直撃し、松田のオーバーヘッドキックが横浜GK榎本のポロリを誘発し、超微妙なノーゴール判定となったり、後一歩で勝利を手繰り寄せられそうな所まで反撃出来た。よく走っていた。為田は特に攻撃面で素晴らしかった。


結果、3位のマリノス相手に引き分けとなり勝ち点1を得て帰還となりました。この試合はとにかく耐えて、最後まで諦めずに戦い続けたトリニータの選手の方が心に残る試合でした。その証拠に、引き分けで試合を終えたチームをゴール裏で観戦していた観客も、メインスタンドの端っこのSA席で高いお金出しても見続けた濃い面々も立って拍手で迎えました。素晴らしい雰囲気でした。



この試合を観て、中断期間にしっかりと充実したトレーニングが出来たことと、誰ひとりまだ何も諦めてないことと、チーム内の競争も良い感じになってることが把握出来ました。これが続けられれば早々に降格するのではなく、ギリギリまで残留の可能性を追いながら戦い続けられるんじゃないだろうか。巻き返しを期待したい。そう願う。


しかし、松田は良いFWですね。チャンスがあればシュートする。第一の選択肢がシュートってのが分かる選手です。オーバーヘッドも惜しかったなぁ・・・・。



あ・・・あれ?これ、もしかして入ってたような・・・?

2013/07/02

再開×最下位

総力×走力とか、挑戦×頂戦とか、氣力×機力みたいな感じで。スローガンです、スローガン。後半戦スローガン。しばらく順位表のことは忘れていましたが、改めて確認すると最下位ということで、ブログも再開。ガッツリ中断させて頂きましたけど、そりゃもう仕方ないんです。書くこと無かったんですもの。サカマガも日本代表のことばっかりでつまらなかったし。J2でも観に行こうかと思ってましたが、お仕事も忙しくて結局1試合も観に行かないまま週末は怠惰に過ごしてました。


ただし、再開した後の事も考えてカメラをメンテナンス。購入して2年程度経過した一眼レフですが1度雪山に入ったんです。2011年の暮れに地獄谷に行って温泉に入る猿を激写しまくったんですけどね・・・。





こんな感じで。気温的にはマイナスの世界で寒かったので温かい部屋に入ったりして、結露には注意していたのですがどうもこの時にカメラの内部に汚れが発生したらしく。



青空を撮影したりするとシミが出来るようになっちまったのです。あぁ、折角の青空が不潔に。これが自分でブローなんかしてみても効果がなかったのでメーカーに持ち込んでメンテナンスしてもらいました。



ソニーさんの本社にあった窓口に直接持ち込むものらしいので行って来ました品川に。カメラを預けて数日後に連絡があったので翌週の週末に取りに行きました。



真空パックで返却されたカメラ。一緒に一枚の紙が同封されてました。



まごころがこもっているそうです。なんだ、このアピールは。確認のためにちょこっと青空を撮ってみましたけど、どうやらシミは解消された・・・・ような気がする。綺麗になったかどうかの評価は再開後のスタジアムの写真で確認したい。


ということでひとまずベテラン機器のリハビリは終わりましたが、このままでは終わりません。新戦力の補強も行いました。そもそもビデオカメラの静止画機能が死んだせいで一眼レフを買ったのですが、ビデオカメラのバッテリーもへたってきたし、そもそも雨の中で撮影ができないこともあり防水機能の付いたビデオカメラを物色していました。で、遂にお眼鏡にかなう製品が出たので交渉。完全移籍で加入となりました。買ったのはこれ、





ソニーの防水ハンディカム。去年、1つ前の世代の防水ハンディカムが発売された時に一瞬迷ったのですが買いませんでした。理由は1つ、ズームのワイドとテレがボタン式だったのです。ボタン式ではサッカーの撮影においてサイドチェンジやらロングボールやらを追えなくなるのですよ、ソニーさん。素早い寄りとかボタンを離して押してみたいな動きになるので遅れる。もうアホかと。そのせいで一つ前のHDR-GW77Vってモデルは買う気になれませんでした。そして次に出たこのモデルではヒンジ式というか、ジョグというかクルリと左右に回して寄ったり離れたりすることが出来るように戻ったので迷わず購入。性能にしては安い。手振れ補正機能も凄いし、過酷な環境でも撮影可能となりました。


何と言っても防水。これが大きい。屋根の無いスタジアムに行くことが多いアウェイ民としては雨が降っても気にせずカメラで撮影し続けられるのは大きい。そして、対低温もバッチリ。なんと-10℃まで動作保証されているのである。糞寒い松本とか、山形とか余裕ってことですね。これでいつJ2に戻っても(略


気になる防水性能。我が家にはたまたま水槽があるので思い切って突っ込んでみました。海水に買ったばかりのカメラを。勇気を振り絞って。その動画がこちら。





水に沈む時のコポコポ音が良い。水に入ったのが分かる感じが良いです。水中撮影モードがあったので、それで撮ってみました。魚たちは恐れ慄いてますが、バッチリ撮れてますし壊れなかった。これで真冬に土砂降りの中で試合が開催されても大丈夫そうです。撮り続けます、私。たとえJ2に戻っ(略


さぁ、機器も一新してJ1の再開を待つだけです。再開したら糞強い横浜Fマリノスとの対戦になります。マリノスと戦うのは2009年以来だったでしょうか。確か降格が決まった後に戦った様な遠い記憶が。「大分遠すぎ」と田舎をバカにした悪態をつくようなハマっ子サポーター達でしたが、その時は横断幕でまた行くぞとオシャレにキメてくれました。



まぁ、大分で試合の時にまた「遠すぎ」って出して欲しい気もあります。君たちは知らないだろうがな、この試合の直前にホーバーフェリーの運航が無くなって更に遠くなったんだぜ・・・。九州新幹線は関係無いし・・・・。とまぁ、そんな田舎を知らないハマっ子と再会。再開×再会。最下位で。お後がよろしいようで。