2013/09/28

2013年 J1 第27節 鹿島戦

【鹿島 3 - 1 大分】

カシマスタジアムに行きたかったんですけど、出張から東京に戻ったのが土曜日の午前中で、そのまま寝てしまって起きたら前半が終わってました・・・。ということで後半からスカパー!生観戦しましたが、スタメンが今までになかった組み合わせで若干戸惑いました。



何と言っても2シャドー、木島と土岐田という組み合わせ。右の松原、ボランチに為田。最終ラインは高木と阪田を同時起用。梶山が万全ではなさそうだったから色々と入れ替えたのだろうけれども、走れるメンバーという印象。右サイド松原でボランチ為田っていうのは個人的に理想的。若手頑張れ。甲府の結果次第で降格の可能性もあり、完全に追い込まれたトリニータ。前半で鹿島相手に試合が動いていなかったので、そこそこやれてたのかなという印象。


まぁ・・・やっぱり負けたんだけども、先制の場面の為田の判断とアシストは素晴らしかった。その後、慌てない鹿島。大迫にチンチンにやられた我がDF陣。1対1になったら抜かれるわ、奪われるわ、ゴールされるわの3失点。やはりDFにとっては厳しい職場環境のようです。失点が止まらない。


崖っぷちの戦いは続く。うっちゃれますかね。涼しくなってきたから氣力と機力を振り絞る以外に道はない。もう無い。どうしようもできない。


2013/09/21

2013年 J1 第26節 湘南戦

【大分 1 - 2 湘南】


皆さんは湘南に勝てるイメージありましたか?私は全くありませんでした。それでもスカパー!で生観戦してしまうのは何故でしょうか。昨年から湘南には手こずりっぱなしで、今の状況で突然ホームで勝てるなんて大事件が勃発する訳ないじゃないですか。でも8,000人以上の人が観に行ってしまうのは何故でしょうか。フットボール恐るべし。


さて、前節の記憶は牛タンの味しか残ってない訳ですが、スタメンには変更がありました。GK、CB守備陣の顔ぶれが代わりました。代えざるを得ないほどの惨敗だった記憶は銘菓萩の月の美味しさで忘れました。




清水に折角スタメンのチャンスが訪れたのに、試合中に若狭と激突してピクリとも動かず救急車で運ばれるというアクシデントが発生。かなり心配でしたが検査の結果は軽い脳震盪で首などに異常はないとのこと。一安心でした。若狭も出血してたのに根性で最後まで試合に出てました。無理して欲しくなかったけれども。


試合は振り返りませんけど途中から出た松本昌也はやはり上手ですね・・・。明らかにピッチ上で一人、輝く。こういう若手が出てきているので1シーズンが大惨敗で終わったとしても必ず反撃の狼煙は上げられるという確信がある。トリニータユースゴールデンエイジはこれからきっと華々しくデビューしまくるはず。


ただ、やはりこのまま終わってもらっては困るのです。特に田坂監督にはもう一工夫をお願いしたい。ここまで頑なに、本当に頑固すぎるほど我慢して追求し続けたけれども、戦力の逐次投入では戦局は打開できそうにない。高松と森島を同時起用するとか、前線でボールがキープできる人選であればもう少し全体が落ち着いて無駄な疲弊が無くなるんじゃないだろうか。もう、長いリーグを考えて闘う状況ではないので最後の可能性を追うならば勝負師として最後に悪あがきをお願いしたい。

2013/09/16

2013年 J1 第25節 仙台戦

【仙台 6 - 0 大分】

牛タン美味しかったです。6点取られて負けて、それ以外に書くことがありましょうや。大惨敗だった仙台戦には新幹線を使って当日入り。一泊しましたけど台風が来ていたので翌日目覚めとともにすぐに東京に帰りました。


ユアテックスタジアムにはずーっと行きたかったのですが、今まで機会がなくて初めて行きました。地下鉄駅から近くて便利。専用スタジアムだけあってこじんまりとした佇まい。密集された環境だからか1万3千人程度の観客でも臨場感が素晴らしかったです。満員でも2万人入らない箱だってのは知らなかった。現地の知り合いを誘い、メインスタンドからの観戦でした。ベガッ太さんに迎えられ、入場。スタメンも一応貼っときます。




つくづく感じたのは今シーズンの戦略というか、ここ数年積み重ねてきたことがJ1では通用しなかったんだなっていうこと。残酷なまでの現実。攻撃的サッカーを目指して、CBでさえも攻撃参加を行い、全員攻撃全員守備という、お金のかかる選手を使わずに結果を出すための一工夫が見当違いだったということだったのかなぁと今更ながらそう思いました。基本的布陣自体がリスクをとっているので、先に失点して前がかりになるととんでもなくリスクが生じてカウンターの餌食に。かなり能力の高いCBと両ワイドが必要な戦術だったんじゃないか。昨年のJ2の時でさえも中途半端に終わっていただけに、J1であればこんなことになるってことでしょうか。J2はチャンスを自分で潰してしまうチームが多かったですし。


今シーズンはスタートの時点で間違っちゃったのかなぁと、6失点を観ながらそう思いました。ただ、だからといって普通にやってて残留できていたかというとそれも厳しいだろうなと思えるので、一か八かの賭けに負けちゃったかなというのが正直な心情。さすがに6失点を目の当たりにすると寂しかったです。今シーズンのリーグ戦での勝利は、新潟の両CBが頭をぶつけて2名交代するという事故みたいなことが起きてようやく勝てた1試合のみ。これが今のところの現実です。J2プレーオフの成功体験が足枷になってしまったような気もする。あれはあれ、これはこれと基本戦略を練り直せなかった。人の補強でな全体をレベルアップさせようとしたけど、補強した選手が、特にCBは1シーズン通して試合に出れてさえいないので転げるように落ちていってる最中です。


6失点して、試合よ早く終われと願った。今シーズンも早く終われと願ってしまった。まだ9試合も残ってしまっている。もうやり直せない。これは辛い。来年はもう一度基本的な戦略を見なおして、守備を重視した走るサッカーを観たいなと、固い守備の仙台を観ながらそう思いました。



































2013/09/08

2013年 天皇杯 2回戦 HOYO戦

【大分 2 - 0 HOYO】

天皇杯2回戦が行われましたが、大銀ドームの試合で中継は無しということで遠くから、ただただ祈っていました。あまりにも勝っていないため、相手がJFLのHOYO大分だとしても不思議と不安に・・・。結果を知り、杞憂で終わって良かったなぁと。ホッとしました。格下相手とはいえ、ホームで公式戦初勝利。観客は少なかったと思いますが、ようやく勝利の歌が歌えたことでしょう。


森島が前半に2ゴールしていて、楽勝ムードなはずだけど後半両チーム無失点で。何となく試合内容は察することが出来るんですけど、理想は後半も森島が得点してハットトリックしてくれれば言うこと無しでしたが。初めての大分ダービーということで、大分に2チームもハイレベルなカテゴリのチームがあるということが嬉しかったりします。お互いに切磋琢磨して高め合えると良いと思います。


天皇杯はトーナメントなので、内容よりも勝ち残れゃ良いんです。今年の天皇杯は現国立競技場で決勝が行われる最後の大会。朝早くに東京オリンピックが2020年に開催されるということに決まり、東京のインフラは一新されることに。まぁ、国立競技場はラグビーW杯とかも控えているので改修されることになってましたけど。あの国立競技場は想い出が沢山詰まっているじゃないですか、我々の良い想い出ばかりが沢山。国立競技場では無敗だし、寂しい気持ちもありますが新しい時代を迎えるために未来志向で、できればあの愛してやまない国立競技場で最後の決勝に行けると最高なんですけどね。決勝に辿り着けさえすれば優勝みたいなもんですし。次は新潟戦。リーグ戦で唯一勝ち星を得た相手である。3回戦も頑張って欲しい。


さて、世の中オリンピックの話題で持ちきりでニュースなどでよく見る新しい国立競技場のデザイン。



あれ?これ、芝の発育大丈夫か・・・・・。蒸し暑い競技場になったりしないんだろうか?夏に似たような感じのスタジアムで汗だくになった記憶が・・・。


2013/09/01

2013年 J1 第24節 清水戦

【大分 2 - 3 清水】

今日の試合はさながら、夏休みも終わろうとしているのに泣きながら宿題に追われる小学生の様でした。8月31日にありがちな光景を見た気がする。3点取られた後に2得点出来るのは相手が下がっているから。3点取られたらもう、ゲームオーバーです。その後に4点取るなんて大逆転劇なんてなかなか無い。つい先日埼玉で観たような気もするけど。

昨日からお仕事で出張に行っていました。ちょうど帰りの新幹線で西から東京に戻る時間帯に試合。スカパー!オンデマンドを利用して携帯での生観戦となりました。意外と途切れずに試合が見れて出張族にはとても助かります。クタクタに疲れながらも、スマートフォンを食い入るように観て、そして白目を剥くという散々な土曜日でした。


トリニータのスタメンを振り返っておくと、今日が最後となるという話の松田が先発。右サイドには松本怜が怪我から復帰後の久々スタメン。



特別指定選手の松田はこれから大学に戻って授業を受けるとのこと。4年生って普通にやってれば授業なんてそんなにないはずだけど、サッカーに打ち込んだので必修単位とか残ってるのでしょうね。チッ、サクッと卒業できるのであればもうちょっと使えたのに。もう松田がトリニータに戻ってくることは無いと思いますが、J1で充分やれると思うので上を目指して頑張って欲しいです。


しかしとにかく、今シーズンは清水にはやられっぱなしです。いつの間にかドイツから戻った大前がいました。海外移籍を諦めてんじゃねぇよって話です。夢生はまだ頑張っているのに。今日は2失点目が試合を決めたと思います。あの2点目、大前が上手でした。基本的に清水はシンプルに裏を狙って大きいボールを蹴ってました。裏狙い。ラドンチッチ、大前、高木と質の高い前線が揃って、外人駆逐隊隊長不在の最終ラインを幻惑。最終ラインを下げさる。トリニータがセカンドボールを拾っても、そこから前線へのボール配給を寸断するのにも効果大でした。


3失点して完全に追い込まれたトリニータ。夏休みが終わり、新学期が始まりそうになって夏の友なんか友達じゃないって叫んでも時間は過ぎゆく。松原、昌也、森島と選手を投入。80分過ぎにようやく火がつく。1ヶ月分の新聞を引っ張りだして天気調べて絵日記を書き始めるかの如く、森島が立て続けに2得点して追い上げムードは満点。ラストプレーで追いつけなかったものの、一応意地は見せてくれました。


まぁふざけた感じで書いてますけど、新幹線で観てた時は試合後に落ち込んでしまって。まさに静岡を通ってるくらいの時にラストプレーが終わってそのまま試合終了。疲れが8倍増くらいになった気がしました。それでも、本当は試合終了まで必死でボールを追いかけ続けた選手たちを観て、誰も諦めてなくて、そんな選手たちを応援してあげたくて。でも冷静に考えたら最後のプレーのような気持ちのこもったプレーを最初からずっと試合を通して出してくれれば、もっと結果は出るんじゃないかなと思ったり。色々な葛藤を抱えて帰宅しました。


未だ1勝と悲惨な状況ですが、チームはきちんと監督の戦術を信じて戦い続けている。監督も戦い続けている。そういう意味ではマネジメント面に問題が無いのは凄いことだと思う。ただただ弱いだけが問題なだけで。今シーズン、監督はタイトルを獲ると目標を指し示した。まだ天皇杯の可能性は残っている。この可能性が消えるのであれば大失敗シーズンとして評価するけれどもそれまではまだ、この体制を、戦術を、選手の選択を信じて応援したいと思います。