2013/10/27

2013年 J1 第30節 横浜Fマリノス戦

【大分 0 - 1 横浜FM】


久々の日曜日開催。節目の第30節スカパー!で生観戦していました。降格してから負けなしと守備に安定感が出てきたトリニータが迎えるは前節まで首位の横浜Fマリノス。開幕前の予想では夏以降にバテるオッサンチームと予想しましたが見事に首位争いを演じ続けている。ベテランと若手、バランスよく結果を出している様子。中村俊輔は大銀ドーム初登場だったらしい。この選手だけでもお金を出して観る価値はあると思う。一時期よりキレはないけれども確固たる技術は健在。コーナーキックやフリーキックではエグいボールを蹴ってきます。


森島と高松がケガということもあってかフォーメーションは変更。宮沢をアンカーにした4-1-4-1となっていました。西のワントップ。



試合は安定してきた守備がこの試合でも発揮されて上手く守れていました。残念ながら西のワントップは頑張っていたけれどもボールをキープできる場面は然程無く、チャンス無く、守れているけど攻められないというか、攻撃を捨ててでも前半は無失点でというような感じでした。このまま終わって後半から反撃かなと思いきや・・・。左から中村俊輔のエグいFKを直接決められてしまう。シュートさえ1本も打てなかった前半が最悪の結果となる。もう少しだったのだが。


後半途中から救世主後藤を投入して4-4-2に移行。2トップにしてみたのだがやはりシュートさえ打てない。昌也も木島も入れたけど木村が2本シュート打っただけでした。上手に守って負けた。1本だけに敗れた。


森島と高松がいないと攻撃の形は構築できなかった。バランスを考えて守備重視だとこんな感じになっちまうのか、という試合だった気がする。3バックで攻撃的だと守備が破綻し、4バックでバランス重視だと攻撃の形が作れない。3.5バックくらいが丁度いいんだろうか。今シーズンはどう頑張っても足りなかった、ということだろうか。ホームでの勝利はまたもお預けとなりました。首位に勝ちたかったけどね・・・・。ただ負けました。


次回は新潟をホームに迎えての一戦。今シーズン唯一負けてない相手ですよ!行くなら次節!トリニータの勝利を観るなら次節!

2013/10/20

2013年 J1 第29節 大宮戦

降格無敗!降格が決まってしまってから天皇杯とリーグ戦で公式戦2連勝です。行ってきました熊谷へ。今シーズン初めて勝ったの観ました・・・。このところ出張が続いてお疲れモードだったので正直家で寝ていたかったんですけど、それでもやはり観たいという欲望に負けて電車に乗ってしまいました。


熊谷は2010年の天皇杯以来。首都圏からちょっと遠いし、駅からも遠いしバスが少ないし負けたし、大嫌いです。熊谷大嫌いなんです。モチベーションが低かったこともあって試合前ギリギリで到着。いつもの遠征荷物セットを確認すると、カメラにメモリーカードが刺さっていない!写真撮れない!やっぱり疲れてる!俺のバカ!今日はビデオカメラとスマホのカメラで対応です。









意外とスマホの写真の方がキレイなんじゃないかという気もしますけど、まぁ置いといて。ギリギリで着いたこともあったし、しんどかったのでビジター指定席という中途半端な席で1人座って観戦。友達を誘うことさえしませんでした。普通に考えてこの状況で熊谷に来る人なんているわけがない。誘ったって嫌がられるだけだ。だがしかしふと、ゴール裏を確認するとかなりのサポーターが来ていました。降格が決まって、本来ならばただの消化試合でしかないのだけれどもこんなに遠い熊谷に、これだけの人たちが集まるんだから、捨てたものじゃない。というか、皆頭おかしい。俺も頭おかしい。降格くらいでアウェイの動員は減らない。誇るべきクラブである。


天皇杯で勝利した試合が4バックだったということで、今日はどうするのか興味深く選手の並びを確認しました。やはり、4バックでした。期待と不安が入り混じる。4バックが出来ない子だったから3バックに落ち着いたような記憶があるんだが。



児玉、高木、阪田、ジョンハンの4バックでした。森島と西を最前線に、左に土岐田右には木村でボランチには宮沢と為田、GKは清水の4-4-2。これがとても新鮮で。何かが変わった感じというか、第二章的というか、シーズン2の始まりという感じでした。


一方の大宮。ズラタン、ノヴァコビッチという外国人コンビがベンチスタート。明らかに普通じゃない状況。何の問題もなければ使うよねぇ・・・。監督人事のゴタゴタがあり、チームに一体感はなく、闘ってる感じもしなかった。天皇杯で120分フルタイムの試合を行った両チームだけれども、大宮には迫力を感じなかった。勝てる感じの感覚を完全に失ってる我々ですが、やられる感じがしませんでしたよ、本当に。前半は特に。


不安だった4バックは意外と攻撃を組み立てられたり、大宮を抑えられていた。試合が動いたのは前半ロスタイム。コーナーキックからでした。今週発売のNumberで、ドーハの悲劇から20周年の特集やってましてね、読んで面白かったんですがその中で普通はロスタイムでショートコーナーはやらないって書いてたんです。時間かかりますからね。あの時の同点に繋がるイラクのプレー、ショートコーナーだったんです。普通はやらないらしいのですがトリニータのコーナーキック、ショートコーナーでした。Numberの記事ことがフラッシュバックして、時間大丈夫かと不安に。これがまたモタモタして反対サイドにまで持っていって何やってんだ!と思ったら小豆洗いみたいな阪田が笑顔でこっちに走って来るのだ。得点してた。阪田が。反対サイドで見えませんでしたが阪田よくやった。そしてその直後に前半終了の笛。ベンチの選手も入り乱れて喜んでるかと思いきや、全員で一直線に並んでゆりかごダンス。森島第一子誕生おめでとうございますダンス。しかし、選手全員でって珍しい光景。大宮と違って勝ち点はないけど団結力はあります!仲良さそうで何より。

全員でゆりかご

前半、ゆりかごタンスのタイミングも含めてこれ以上ない良い時間帯で先制したトリニータに後半大宮がズラタンとノヴァコビッチを投入して追い上げを目論む。しかし、4バックで安定した中盤からの守備を見せていたトリニータが何とかしのいで遅すぎる2勝目を挙げたのでした。久々過ぎて喜び方が分からんかった。とにかくいつもより長めの勝利の歌を歌いました。ダンス要員はなぜか後藤でした。



久々の勝利で死んでいた感情が復活。再び自分の目に魂が蘇った気がしました。喜び方は忘れてて固まってましたけど。4バックにしてラインが高く保てたような気がしました。バランスが良くなったというか。ボールを奪えてたし。大宮が酷すぎた気もするんですが、まぁいいじゃないかリーグ戦2勝利目を盛大に祝いましょう。今日は埼玉出身の若狭の応援に慈恩寺キッカーズの少年たちがご来場。若狭コールを繰り返してました。トリニータの応援ありがとうございました。




で、勝利の余韻に浸りながら長いシャトルバスの待機列にも苛つかずに帰途につきました。大宮サポーターの方がイライラしてましたわ。勝利は心の余裕を生むのでイライラしませんでしたけど、NACK5でやりたかったなぁ。

2013/10/14

2013年 天皇杯3回戦

【新潟 0 - 1 大分】


新潟には何があるんでしょうか?新潟にとっての鬼門が大分なのか。とにかく久しぶりに勝ちました。勝ってくれました。私は休日出勤してて試合を見に行けず・・・・。今年は本当に新潟には縁がありませんでした。勝利にも縁がないってことですけど。まぁ良いんです、勝ったんだから全て良し。トーナメントでは負け無しの破竹の勢いです。思えば昨年のプレーオフからトーナメントでは負けてない。数試合だけどそんなジンクスにすがりたい。当たり前ですけど無傷のまま天皇杯、3回戦を突破してくれました。4回戦進出、おめでたい。元旦は実家に帰らず予定空けてます。


今日のスタメンは4バックだった模様。観てないので何とも言えませんが、0点に抑えてるけれども一筋縄でいった訳じゃないはずなのは想像できる。きっとギリギリの攻防だったんだろうなぁ。今シーズンほとんどの試合を見続けて、勝つことの難しさを分かっているからこそ、今のメンバーで勝てたことがとても嬉しい。


でだ、何よりも延長戦に決勝点を奪ったのが後藤っていうのが素晴らしい。素晴らしすぎる。今まであまりチャンスもなく、出番が巡ってきてのこの活躍。ゴールを観てないですけど、ユースから上がってきた若手がHOYOで武者修行を終えて戻ってきて、なかなかチャンスは巡ってこなかったけど、降格が決まった後に来季に繋がるような結果を残してくれるっていうのがたまらん。これでこそトリニータですよ。育てながらです。


これでまだ田坂監督の公約、「タイトルを獲る」の可能性は残ったまま。降格が決まってからも男の仕事は続く。

2013/10/06

2013年 J1 第28節 C大阪戦

【大分 0 - 2 C大阪】


残念ながら2013年シーズンで大分トリニータのJ2降格が決まってしまいました。まぁもう、全く勝てなかったので仙台戦の惨敗で完全に諦めはついていて、あぁ決まったかという感情でした。スカパー!で生観戦していました。2009年の時は京都のゴール裏にいて高松の涙にグッと込み上げるものがあったのですが、この日もう即寝ました。冷静でした。仕事で疲れてただけですけどね。





スタメンは前節と同じ面子でした。鹿島戦の前半は確かに良かった。この日も木島や丹野など個人的に光るプレーを見せてくれた選手はいた。特に木島はコーナーキックを獲得してくれてチャンスを作ってくれたのだけれども、セットプレーでセレッソの堅守を破れなかった。それが敗因。負ければJ2への降格が決まる試合で、先制を許した後に攻勢に出たけれども、カウンターを受けた時の守備陣の踏ん張りは昨年の昇格プレーオフの時のような気迫あるプレーが少し戻ってきたような気はした。結局、耐え切れずに2点目を奪われて終戦となりましたけどね・・・。


今シーズン、不安と期待を抱えながらシーズンに入って、勝てない日が続き、惨敗やら大逆転やら色々と経験しましたけど、昔からJ1では勝てないことの方が多かったし、2008年だけが強くて、それ以外は大体負けを観ることの方が多かったのです。私がアウェイで試合を観始めた頃は、J1でも応援に集まる人はまばらで、ゴール裏は寂しいものでした。大分トリニータはそんなチームでした。2008年にナビスコカップを制覇したころから少しずつアウェイのゴール裏は人が増え始めました。2009年に降格した時は経営問題も露呈し、翌年以降がとても不安で。J2のアウェイに集まる人なんていなくなるんじゃないかと思ってました。でも意外と予想は裏切られて。試合会場によっては少ないこともあったけれども、よく見かける人たちは相変わらずスタジアムにいた。特に東京での試合で、あの頃よりも人がまばらになるような状況は無かった。瞬間的に熱せられた人たちは冷めて離れて行ったかもしれない。でもスタジアムには沸々とじんわりと熱を維持している人たちが今でもいるし、次のアウェイでも集まるという確信がある。今、冷静でいられるのはそれが分かっているからかも知れない。負けたことに慣れたのではなく、見捨てたのでもなく、次に向かえる強さを、経験から得たのだと思うのです。


今まではシーズン中に身の丈に合わない補強を行って、なんとか凌いだ時期もありましたが長い目でみると経営的には破滅に向かってました。今シーズンは順位的には降格に一直線でしたが、経営的には再生に向かっているはず。このシーズンは大分トリニータにとって必ず糧になる。糧にしてみせる。地方クラブは良い状態を維持するのは難しいけれども、必ず良い時期は来る。亀のように地道にやれば。大分トリニータはそれが出来る子なのです。クラブライセンス制度を乗り越えるまでは我々のクラブとチームがピークを迎えることは無い。今はピークを目指している最中だと信じている。


もう少しやれたんじゃないかという不満も、もちろん経営的に不安なこともあるけれども、今のスタジアムにいる人達がこのシーズンの結果に怯むような人達ではないと知っているし、リーグ戦も天皇杯も残っているし、とりあえず今日も寝ますよ私は。あの時とは違う感じの降格だよと、再生に向かっている途中での降格ですよ。それが言いたかっただけです。悔しいですけどね。おやすみなさい。


2013/10/02

Jリーグのチーム名を中国語で

家に帰るとスカパー!でACLが無料放送だったので何となく観てました。広州恒大と柏の準決勝。スタジアムのビジョンに「柏太陽神」の文字が!おおぅ、柏レイソルは中国語だと神々しい。そういえば我軍はどうなんだろう?と思ってWikipediaで調べてみました。


http://zh.wikipedia.org/wiki/日本職業足球聯盟


中国語なのか北京語なのかは分からんけど、とにかく漢字だし中国語だと思われる。我が軍、大分トリニータは大分三神らしい。なぜ神なのかは分からんけど。全チームざっとみてみたらどうやらパターンがあることに気付いた。以下、文字化けが無いことを祈って。

【アルファベットそのままパターン】

栃木SC(栃木SC)
JEF聯市原·千葉(ジェフユナイテッド市原·千葉)
FC東京(FC東京)
橫濱FC(横浜FC )
FC岐阜( FC岐阜)
愛媛FC(愛媛FC)

なぜかチーム名にアルファベットが付いてるとほぼそのまま。サッカークラブやらフットボールクラブやらは万国共通の様子。あれ?JEFは何の略だ?まぁいいか。


【直訳パターン】

水戶蜀葵(水戸ホーリーホック)
浦和紅鑽(浦和レッズ)
大宮松鼠(大宮アルディージャ)
東京綠茵(東京ヴェルディ)
橫濱水手(横浜F・マリノス)
甲府風林(ヴァンフォーレ甲府)
清水心跳(清水エスパルス)
磐田喜悅(ジュビロ磐田)
川崎前鋒(川崎フロンターレ)
新潟天鵝(アルビレックス新潟)
名古屋鯨魚(名古屋グランパス)
大阪飛腳(ガンバ大阪)
大阪櫻花(セレッソ大阪)
岡山綠雉(ファジアーノ岡山)
廣島三箭(サンフレッチェ広島)
德島漩渦(徳島ヴォルティス)
福岡黃蜂(アビスパ福岡)

直訳しました的な感じ。アプローチとしては正しいのだけど、名古屋鯨魚なんてサッカーチームのイメージが浮かばない。魚っぽい。大阪飛脚に関してはもうただの運送会社。


【神々しいパターン】

山形山神(モンテディオ山形)
柏太陽神(柏レイソル)
京都不死鳥(京都サンガF.C.)
大分三神(大分トリニータ)

とことん神々しい。京都に関してはFCってついてるのに無視である。直訳パターンなのかもしれんけど、神々しいから別枠にしたい。トリニータは大分三位一体とかじゃなくて神です。良いですね大分三神。


【そのまんま過ぎるパターン】

仙台七夕(ベガルタ仙台)
鹿島鹿角(鹿島アントラーズ)
群马草津温泉(ザスパクサツ群馬)
松本山雅(松本山雅FC )


ベガとアルタイルでベガルタなのに、すっ飛ばして七夕である。行事である。鹿島鹿角なんて鹿だらけ。チーム名の半分が鹿である。群馬草津温泉に至っては温泉以外の何ものでもない。松本山雅は中華圏でも松本山雅で通じる漢字に強い唯一のパターン。


【美しいパターン】

湘南美麗海(湘南ベルマーレ)
鳥取飛翔(ガイナーレ鳥取)
北九州向日葵(ギラヴァンツ北九州)
熊本紅馬(ロアッソ熊本)
橫濱飛翼(横浜フリューゲルス)


な、なんか美しい。湘南美麗海。直訳なんだろうけど、美しい。J2下位で苦しんでて飛翔してないけど鳥取飛翔。飛翔ガイナマン。北九州向日葵は可愛い。北九州はガラの悪いイメージなのに可愛い。無くなったフリューゲルスも紅馬もカッコイイ。


【当て字パターン】

札幌子產道(コンサドーレ札幌)
鳥棲砂岩(サガン鳥栖)
FC町田赛鲁维亚(FC町田ゼルビア)


札幌が道産子の逆になってるのは面白い。サガン鳥栖が砂と岩になっちまってる。鳥が棲んでる砂の岩である。もはや佐賀ではない。鳥取砂丘に近い。ゼルビアを当て字にするなら他のも当て字にすりゃいいのに。


【勝利パターン】

富山勝利(カターレ富山)
神戶勝利船(ヴィッセル神戸)
長崎勝利航海( V・ファーレン長崎)

カターレは勝利である。それはまだ分かる。神戸なんて勝利船である。どんな船だ。演歌か。そして長崎に至ってはもうその船で海に出てしまっている。航海である。海賊王である。富山なんて試合に勝ったら富山勝利勝利だし、神戸が負けたら敗北神戸勝利船である。何がなんやら。


いやー、中国語面白いですね。このチーム名は一体誰が決めたのだろう?
大分三神をブログに書いておけば中華圏からのアクセスも期待できて、アピールにもなるだろうか?いつかまた世界と戦いたいものですね・・・・。以上、現実逃避でした。