2013/08/29

2013年 J1 第23節 名古屋戦

【名古屋 2 - 1 大分】


仕事で帰れずにリアルタイムでの観戦は出来ませんでしたが、スカパー!を録画して試合を観ました。某ブログでバカンス中の煩悩さん、ではなく某ザレスさんが外人に強い阪田からの生動画メッセージを届けてくれたので、ケネディをギタギタに完封してくれるのだろうと期待していたのですが・・・・。



若狭かえ!と予想外のスタメンに面食らいました。思い起こせば第17節にケネディにターンされて失点してしまった時に対応していた若狭。リベンジのチャンスであるからして、今日はやってくれるだろうと期待しました。やられたらやり返す、倍返しだ若狭と。そういえば第17節も水曜日で、今年の名古屋戦は平日ばかり。名古屋とはイマイチ縁がなく、未だにスタジアムに行ったことがない。東京からだと新幹線でドーンなんですけどね。残念。


1トップには広島戦で得点した森島。こちらにも期待。試合はキックオフ直後から徐々にトリニータのペースになったと感じました。ほとんど名古屋にボールを運ばせなかったし、チャンスメイクもトリニータの方が多かったし質も高かった。得点さえ奪えなかったものの、柏、浦和、広島と上位陣と渡り合えたのはまぐれではなかったのだと確信。内容絶賛向上中。もう夏も終わりかけですけどね。


対する名古屋、個人的には優勝候補に挙げたのですが今年は相変わらずパッとしない。中位に留まる名古屋に先祖返り。強いでもなく弱いでもなく、試合を支配するでもなく、カウンターするでもなく。給料の高い仕事をする個の能力が高い選手が時々仕事する感じ。今は田中マルクス闘莉王が怪我で離脱しており、最終ラインの統率が若干ぎこちない連携。ピンチの時も名古屋の選手は余裕があるのか慌てないんだけど、隙はあるのよ、隙は。

トリニータにとっては鬼門の後半。時間帯別得失点という、Jリーグの公式記録があるのですがトリニータが最も失点する時間帯が後半開始からの15分。45分から60分の間に今まで14失点している。2番めに多いのが76分から終了間際。田坂監督がしきりに後半開始から15分間集中しろというのはここに根拠があるわけです。後半の立ち上がりが悪いのが課題。


しかし、名古屋戦ではしっかりと対応出来ていました。徐々に名古屋のサイド攻撃の頻度が上がってはいたものの、後半15分間も依然トリニータペースだったと思います。試合が動いたのは15分を凌ぎ切った後半20分過ぎ。名古屋が2名の選手を入れ替えた直後、左サイド前線でキープしたボールを松田が反転シュート。予想外のシュートタイミングで楢崎も届かず素晴らしいミドルシュートからのゴールとなる。シュートを打つ意識が素晴らしい選手。圭介のアゴをつかんだのは何だったのかは不明。ゴールの後、鬼門の15分を過ぎて先制という、今度こそ勝てるパターンやろ、と思うのですが・・・。


はい、ということで今週のサカマガ。今週は梶山のインタビューが掲載されてました。久々に明るい気持ちでサッカーマガジン読みました。森重のインタビューも。



あれっ?なんだか時の流れが断片的になった気がするけど、うーん頭が痛い、何も思い出せない。眠い。15位甲府が広島を撃破してしまって、もう現実逃避するような状況でもないけれども、ほぼ内容が良かっただけに、悔しいの一言。またもやケネディか・・・。阪田だったらなぁ、どうしたんだ阪田。まぁ、試合途中交代要員が若手だったり、未来への希望がありつつも未だ結果だけが出ず。惜しいの一言。松原が出場したことだけが個人的には収穫。若手頑張れ、若手。

2013/08/25

2013年 J1 第22節 広島戦

【大分 1 - 1 広島】

今週はサッカーマガジンを読むゆとりはあったのですが、3得点からの4失点の試合のレビューなんてものは心の傷がエグれるだけなのでブログを書く気になれませんでした。そんな心境を引きずったまま迎えた広島戦。広島は日本代表GKを擁する守備が堅いチームです。ダントツで失点数が少ない。トリニータがすでに40失点してるのに、半分以下ですよ。堅守のチーム。先制点だけは与えたくない相手。


大銀ドームは雨が降った模様で屋根が閉まり、普通のサウナ状態であろうことが感じ取れる。もう夏に2回も行きましたからね。経験から分かるわけです、不快指数が。そんな過酷な状況でスタメンを張る戦士たち。私はクーラーの効いた部屋でスカパー!観戦してた豚野郎でした。



出場停止明けの高松が戻り、広島から借りている丸谷が先発。怪我から復帰の安川と、そして遂に松本怜がベンチに復帰。さらに世代別の代表戦を終えて充実の松本昌也もベンチスタート。3-4-3同士のガチンコ対決。広島遠征に行った時は開始2分で失点してそのまま時が過ぎ去るだけの苦痛を味わいましたが、早々に失点することはなく、集中して試合経過を見守りました。


広島は昨年覇者、ACLとナビスコで敗退してリーグ戦に集中している状況。夏頃から勝ち点を稼ぎ続けていつの間にか上位に。とても効率のよいサッカーを展開している印象。最前線に得点王、佐藤寿人がいる訳で、この決定力があれば最終ラインでボールを回しつつ、必要最低限のチャレンジで充分という戦術か。1本の楔になる縦パスから攻撃が始まる。繋がるんだ、このたまに出る縦パスが。ここを潰せればチャンスにもなるんだけれども、ゴール付近まで確実に運んでくる。しかし、回数は多くないし、動きもやや緩慢。前半はそんな感じ。DFラインはよく踏ん張ってた。特に外人FWに滅法強い阪田はサポーターやマスコミから「佐藤寿人は外国人」という強い暗示をかけられており、「サトウヒサト、ガイジン・・・」とうつろな目で昨年得点王をケアし続けたのでした。暗示が効いた(※全て誇張表現です)。


前半は0-0で終わり、試合的にも若干退屈でしたが不思議と3得点しちゃうよりは不安は感じなかった。2点差で勝ってるよりも0-0の方が勝てる気がするのはもう病んでいる証拠でしょうか?とにかく後半の入り方が重要でした。浦和戦の後半2分で失点したりもあったし、15分集中しなさいという監督の指示。しかし広島が得点を取りに明らかに前がかりになった。ほんの一瞬牙を剥いた感じ、それがチーム全体で共有されている感覚を覚えた。「このあたりで1点とるぞ」そういう共通認識が広島のチーム全体にあったように感じた。まぁ、素直にすんなり失点するわけですけど。広島相手に与えたくなかった先制点を奪われ、テレビの前で死んだ魚のような目もすっかり板につき、より深刻な化石のような無機質な固まりになってしまっていました。


そんな化石を再び人間に戻してくれたのは松本・からあげ・昌也でした。中津出身の世代別日本代表で10番を背負う逸材はコンディション良好の様子で前線を活性化。得点の匂いが、中津からあげの香りが漂い始めたのです。決定的なシュートシーンもありましたが、そこは日本代表GK西川周作が恐ろしい反応を示してシュートストップ。中津VS宇佐。県北からあげ戦争の様相です。さすがは西川周作。正直なところ、この男からゴールを奪えるイメージが沸かなかった。


しかし、広島の選手にも疲れが見え始めた70分過ぎ。オープンな展開になって左サイドからチャンスメイク。ジョンハンが得意の形でカット・インしてシュート。高松に代わってFWに入っていた森島が上手に触ってゴールイン。同点に追いつく。西川周作からゴールを奪えるなんて。強化指定選手の松田に2番手FWの座を奪われていた森島もこれで調子に乗ってくれないと困る。


得点を入れなければならなくなった広島。最下位相手に引き分けてる場合じゃないはずなのです。前がかりになる、そうすればカウンターでチャンスも生まれるはずと期待。しかし・・・チャンスはあったもののカウンター精度が低く、仕留め切れなかった。チャンスはあったけれども・・・・。試合が終わって広島が首位に立った。そんなチーム相手に引き分けて、あと寸前のところまで追い詰めれたのは自信になる。広島より走り切れていたし。結果が欲しい状況で悠長なことは言えないのだけれども、それでも松本昌也が希望の星のように輝いていて将来のトリニータの中心選手になってくれるだろうことを感じざるを得なかった。才能があり、努力を惜しまずに日本代表にまで駆け上がった偉大な地元の前例があるからこそ、若い子たちがモチベーション高く練習に取り組めるのだと思う。ここで努力すれば上を目指せると。西川周作選手のW杯のスタメン、期待しています。


チームは梶山がいて、昌也が前線にいて、松本怜が戻ってきたら攻撃面では期待できそう。守備面では引き続き阪田が相手の選手全員が外国人にみえるような催眠術を、県民の総力を結集して暗示をかけるしかない。


テレビ観戦でしたが、この試合でも追いついてからの大銀ドームの雰囲気の良さを感じました。ホームの雰囲気が良いと負けないものなのです、やはり。選手への直接の影響は少ないかもしれないけれども、こんな後押しがもっと多く、長く続いて欲しい。結果に結びついてくれれば皆でもっともっと楽しめるのだけれども。

2013/08/18

2013年 J1 第21節 浦和戦

【浦和 4 - 3 大分】



ジェットコースターのような、高く高く上げられてから下に叩き落とされるような試合展開でした。「まだ死んでいない」横断幕も出ていましたがまさにそんな心意気、テーマでこの試合を観に行きました。埼玉スタジアムってのは日本代表戦が行われまくっている素晴らしい専用スタジアムで、アウェイ民にとってはアウェイ感を最も感じることの出来る特別なスタジアムなのです。他のスタジアムでは経験できないような雰囲気を感じ取れます。ここに来たのは4年ぶり。このスタジアムで勝利を得て這い上がれるのか?結果は超絶、残念過ぎるものになりました。







大銀ドームとは違って、風通しが良く、アウェイゴール裏は日陰でまったりと観戦できました。夏休みとあって家族連れなど沢山のサポーターが。









スタメンは前節から、センターフォワードだけの変更。


高松が累積警告の出場停止で松田に。


試合開始間もなく、3点入ったんです。3点。立て続けにダ、ダ、ダーンと。打てば入るというボーナスステージ。前回の大銀ドームでの対戦でも立ち上がりに2点入りましたが、何なんでしょうかこの浦和の立ち上がりの悪さは。いやトリニータが良かったのか?前線の選手が積極的に走り回っていました。毎回準備してきたことが試合の立ち上がりの短い時間に発揮される。そんな感じなのですが、3得点出来てしまったのでさすがに今日は勝てるだろうと思いましたよ私も。得点する毎にトリニータのゴール裏は徐々にボルテージが上がった。3点後なんかもうお祭り騒ぎです。暴れて荒れ狂う訳です。でもどこか冷静な自分がいて、得点が早すぎるというか、耐えられるかなと不安はありましたけどね。


前半のうちに1点取られ、後半は交代した直後のマルシオ・リシャルデスにFKを沈められた時点であぁもうこりゃ大逆転あるなと、そんな雰囲気でした。PKを献上し、追いつかれた時にはもう既に死んだ魚のような目に。後半35分あたり、一番苦しいであろう時間帯に浦和ゴール裏からの「We are REDS」の大合唱。知ってますよ、あなた達レッズですよと毎回思うのですが、こちら側の一般人が威圧されるレベルの声量。最後の一押しをスタジアムから食らったその数分後に逆転ゴールが生み出される。埼玉スタジアムの雰囲気はこれ以上ないもの。あの浦和でさえ、一時期よりも人数は減った感じがしたけれども3万2千人が入っていた。2週連続で最高のスタジアムの雰囲気は味わえた。試合は面白かったですけどね、浦和の人たちは最高だったでしょう。楽しんでいただけたでしょうか?状態です。我々のダメージはこの上ない。3得点はどれも素晴らしかったけれども。あと、スタジアムの大型ビジョンに映る映像の作り方がとても素晴らしく、レベルが高い。アディショナルタイムを掲げる第4審判員を即座に映しだすし。素晴らしい画作りでした。


丹野のキックが珍しく正確で、ゴールキックが直接サイドラインを超えることが無かったのが意外でした。何か変えたのか、ブーイングされるとピリッとして正確なキックが出来るようになるのか不明ですが。


3点先制してから負けるということがどういうことなのか、プロの選手たちが一番分かってるはず。一緒に観に行った常連の親友は「今シーズン俺もういいわ」と言い出す始末。返り討ちにも程がある負け方でしたが、試合はやってくる。次節は広島戦。日本代表のGKから得点を奪えるか。












2013/08/11

2013年 J1 第20節 柏戦

【大分 0 - 0 柏】

2013年総力戦、自ら仕掛けた一大イベントで勝ったことのない大分トリニータと、大銀ドームで勝ったことのない柏との試合。未だ1勝しか出来ていないトリニータを総力戦で勝たせたい。イベントとしても成功させたい。というか観たい。ただただ観たい。味スタで試合を観れなかった分を補充したい。ということで、アウェイ専門家という暗黙の了解を破って来ちゃいました大銀ドームに。お仕事はね、もう良いんですどうでも。夏休み中に家でやればいいんです。(涙ながらに


人生で2回目の大分銀行ドームです。前回、昨年夏にSS指定席を当日券で購入しながら全然違う場所で観戦するという失態を犯したままで、ブログのコメントでツッコミを頂かなければただのアホのままでした。リベンジです、リベンジ。シーズンパスでSS指定席買いましたから、今シーズンは。毎年大分FCにお金を貢ぐだけになるシーズンパスですが、今年は使ってやろうと意気込んでいたのです。そのチャンスが今日、やってきた。去年はギラヴァンツ北九州戦で、どうやら黄色いユニフォームのチームと縁がある様子です。


羽田空港からなんとか予約できた早朝の福岡空港行きの飛行機に乗り込み、小倉経由大分行きソニックで大銀ドームを目指しました。気温40度を超える、うだるような暑さの中、なんとかシャトルバスに乗り込みました。大分駅、キレイになりましたね。シャトルバスですが、J2とか他のクラブのシャトルバスでは車内アナウンスが選手の声だったりするところもあり、一工夫あるんですけどまったくもってただのバスで、利用者も少なく、車社会だなと感じました。もうちょっとバスに何かしら仕掛けがあると楽しいのですが。松原にバスをカスタムさせるとか。松原に運転させるとか。大型免許取らせよう。ちょっと勿体無い感じがしました。バスに乗ることが楽しみになる仕組みが何もないのは残念。永遠に渋滞と付き合わなきゃならん。


1年ぶりの大銀ドーム。2回目で気付いたのはボランティアで活動される方々の数。多い。暑い中、汗だくで誘導するボランティアさん。色んな人の支えが合って成り立ってるんだなと改めてそう感じました。この辺がですね、今日の伏線になります。初の総力戦参戦で、沢山の人の波に揉まれながら遂にシーズンパスを使うわけです。「ピッ」で終わりですけど。そしてシーズンで購入している自分の席に着席。おぉ、ここが俺の席かと微妙な感動を覚えました。とても見やすい席でした。ただ暑い。もうアホかと。うちわをもらいましたけど、あのうちわが無かったら死んでたかもしれない。指原さんが女神に見えた。この暑さのなかでゴール裏で跳ねてる人たちは何なんだと。超人かと。氣力十分。ツイッターで知り合ったこのブログのファンだと言い張る特異な方ともご挨拶などしてキックオフを待ちました。

















青春18切符で来られた柏の方、何故にそこをアピールするのだろう・・・。
スタメン画像は作れてませんけど、いつもの3-4-3で高松、木村、西の3トップに為田とジョンハンの両サイドと梶山マンシャのボランチ。3バックは若狭に阪田に土岐田の攻撃的な組み合わせ。梶山をいきなり使って来ました。コンディションも万全じゃないだろうけどもうフィットするのを待ってる時間はないので実戦で慣れてもらっていく感じだろう。そのレベルの選手ってことでしょう。


選手がアップでピッチに入ってきて、ゴール裏が日曜日よりの使者を歌う。いつもと違う迎え方。今日はやるぞと。意思を伝えるかのように。そしてコレオグラフィ。ちゃんと文字に縁取りする細やかさと普通じゃないフラッグの出し方。そんなところにまでこだわりますか。挑戦し続けるゴール裏。こういう試みは新規顧客開拓において結構重要だと思います。「何だかよく分からないけどすげぇ」的なものって必要だと思うのです。初めての方には特に。「面白そう」とか。また来たいな、そう思わせるための何かが。そういう意味で「+3」は必ず何人もの一見さんの心を掴んだと思います。準備が大変だったんでしょうけれども本当にお疲れ様でした。



「+3」今日は勝つんだぞと、強い意思です。勝利を、勝ち点を。決して「中3」ではありません。ボソッと「中3?」ってつぶやいた察しの悪い人が複数名いました。勝ち点のことだよ、と。勝つんだよと一見さんに説明してあげる感じ。プライスレス。

沢山の観客を前に良い雰囲気の中、キックオフ。試合は意外にもトリニータペースでした。梶山が特別な仕事をしていた感じはしないのですが、当たり前のことを当たり前にできるレベルの選手で、すんなりとチーム戦術に溶け込んでいたような印象を受けました。「こんな感じでいいでしょ?」的な。勝負を決めるようなパスは惜しくも通らなかったですけど、出せるタイミングで出すことが出来るのは素晴らしい技術。あまり走らないイメージの選手ですが、守備時のポジショニングが良かったと感じます。確実にボールを保持して、縦に出せる選手が梶山に加えてシャドーに木村がいることで両サイドが果敢に攻め上がる時間が出来ていた。いつもよりも為田もジョンハンも駆け上がることが多かったように感じました。


対する柏。どうもしっくりしない。明確な理由は分かりませんが、北部九州総体の投てき競技で耕された我らが大銀ドームの芝に手を焼いていた印象はありました。土が舞うシーンを何度も見ました。河原の土手みたいな。日立台とはかなり違う環境。シュート精度も低かったですし、暑さもありましたし、相性の悪さもあるのでしょう。守備がはまってボールを奪える場面が多かった。クレオは外人駆逐隊長阪田がケア。守備が良かったのか、柏が悪かったのかは正直分かりませんけど無失点で試合は進みました。試合を通じて為田が素晴らしかった。前節、懲罰的な交代を受けながらも腐らずに信頼を得た。同じような状況でブチ切れてベンチ奥に引っ込もうとした松原とはちょっと違った。両サイドが本当によく走っていた。素晴らしかった。今日は全員が集中力高かった。


メイン席から見ているとベンチワークなども観れて面白かった。後半途中、高松が太ももを気にし始めたと察したコーチ。即座に高松に確認すると高松が×サインを出す。すかさず森島の投入に動くわけですが、他の選手は高松がサイン出してるのに気付かずにガンガン両サイドから攻めようとしていて、もうちょっと大人のチームになって欲しいとも感じました。


惜しいシーンが続きながら終盤に23,814人の観客動員が判明。この状況でこの動員が実現できて、試合終盤に自発的な手拍子で選手を後押しするような雰囲気まで作り出せた。とても素晴らしい雰囲気だったし、本当に後押ししている雰囲気になった。選手たちも応えようと最後まで頑張ってくれた。こういう雰囲気は今までの経験上、そんなに遭遇できない。1シーズンに1度あるか無いかくらい。アウェイでは滅多に無い。大分トリニータの試合を観るという事にかけてはこれ以上の環境は無い。間違いなくここがホームで世界一、大分トリニータが大切にされている場所だと感じた。ボランティアさんのこととか、素晴らしい雰囲気とかでもう、1人泣きそうになりまして。全然勝ててないチームにこれだけの後押しをしてくれる人達がいて、これで勝てたらどんなに素晴らしいだろうと。まぁ結局引き分けで終わりましたが、こんな環境を作り出せるのであれば何度でも挑戦できるはずだと確信しました。このクラブは必ず生き残る。何度でも。


勝ち点は1だけでしたが、この結果を次につなげなければ意味が無い。もう既に崖っぷちであることは変わりない。次節は埼玉スタジアムで打って変わって最も厳しいアウェイ。でも数年前、後半巻き返したシーズンにあのスタジア厶でゴールを決めたマグノ・アウベスが語ったあの言葉。あの言葉をもう一度、聞きたい。勝ってヒーローインタビューでもう一度あの言葉を。大分トリニータはまだ死んでいないと信じたい。




2013/08/08

今週のサカマガ



久々に今週のサカマガ。いやー、久々です。サカマガ、面白く読めません。理由は1つ勝てないからですね、分かります。特集は前半戦ベスト11ですから、我々全く関係ありませんね、分かります。いいんです、サカマガは置いといてニュースが入って来ました。


そう、レンタルでFC東京から梶山を獲得。スポーツニュースで甲府と一緒にオファーしたとあったときはですね、絶対甲府に行くだろうと思っていました。あっちは監督がJFKこと城福さんですし、こっちに来るわけがないと。それにお金も無いし、もっと言えば若手を使って欲しいと思っているので補強なんか要らんと考えている派だったんでね、私。来ないだろ、と。そしたらわずか3日後に来ちゃってましたね梶山。ビックリしました。なぜにこっちを選択してくれたのか、本当に不思議でした。


そしたらどうも高松がしつこく勧誘したとのことで。「いいから早く来いよ」と乱暴な勧誘に折れたのか梶山レンタル加入となりました。ミスタートリニータが誘ってくれるんだから安心ですね。チームに溶け込めない訳が無い。高松を以前レンタルでFC東京に加入させといて良かった。要らないと思ってましたけど、来ちゃったら使いたくなるじゃないですか。他に何もキッカケが無いですし。総力戦を直前に控えていい方向に動きだしてくれれば良いのですが。もう、誤審でもなんでも良いので勝ち点を稼いで欲しいのです。


総力戦は勝てないジンクスがありますけど、柏も大銀ドームで勝てないジンクスがあるらしいので全く読めません。クソ暑いこと間違いないですが、2万人の観衆を前に根性で結果を出してくれることを、今度こそ、今度こそ祈ります。今まで総力戦には参戦できず仕舞いですが、順調に夏休みが確保できれば行けるかもしれないし。総力戦に参戦したい。何か変わるかもしれんし。黄色いユニフォームのチームには弱いので、柏がアウェイのユニフォーム着てれば勝てる気がする。勝てる気がしてきた。今度こそ。行けるかな、総力戦。どうだろうか。

2013/08/05

2013年 J1 第19節 FC東京戦

【FC東京 2 - 0 大分】

週末にガッツリお仕事で出張。試合はビジネスホテルで前半だけスマートフォンを活用してスカパー!オンデマンドで観戦できました。折角の味スタでの試合なのに行けなくて残念ですが、結果を観ると絶望的なスタッツになっていて・・・・・。前半は失点するまでは真っ当に試合に入れてチャンスも作れていたので頑張ってくれると思っていたのですが、今週も死んだ魚の様な目のままで凄くことになりました。スタメンは前節から高木に代えてキム・ジョンヒョン、西に代えて丸谷を投入でした。



結局、観てなかった後半を自宅に帰ってから見たのです。前半は早送りして後半から録画を確認。そしたら1分もたたずに即PK献上で失点してそっと再生を止めたのでした。困った。書くことがない。再開してから九州ダービー鳥栖戦、開幕戦のリベンジFC東京戦と意味のある試合を落としてしまって総力戦を迎えることになってしまった。勝ったことのない総力戦。ホームでまだ勝利していない今季、勝つなら絶好のタイミングですけど期待できることは何もありません。もう、夏に沢山の観客が集まって蒸し暑いドームで残念なサッカーを観て、渋滞の中帰るという苦行と化してきてます。それでも次の試合こそはと期待し、勝利を信じて観に行くのがサポーターです。総力です。この試合だけは総力戦です。総力戦終わったらあれこれ書きましょう。また来週。

2013/08/02

2013年 J1 第18節 鳥栖戦

【鳥栖 3 - 2 大分】

ご無沙汰しています。久々の更新です。東アジアカップでJリーグ勢を主とした人選の中、代表を中心としたスケジュールで中断していたJ1が再び再開されました。2回目の再開。はい、再開×最下位。もうね、皆さん死んだ目で、無表情でこの文章を読んでいるんだろうなと想像できます。私も死んだ魚みたいな目をしてブログを書いてますけれども。忙しさと切なさで死んだ魚の様な目で生活しております。勝ちたい。


再開となった18節、J1九州ダービー。ここで勝てねばもうほぼ終わりかなと思ってました。スマホのオンデマンドを使って飲み会の合間に観戦。というか飲み会などどうでもよくスマホに釘付け。周りには不評でも気にしない。Jリーグ開催日に飲みに誘う方が悪い。そんな新しい観戦となった鳥栖戦のスタメン。



土岐田がスタメンに復帰。新潟戦の勝利の時に活躍があったので期待しました。中断前からさほど変わらない顔ぶれ。試合は我慢の展開。代表でアピールに成功した豊田を中心とした鳥栖に主導権を奪われ耐える展開が続く。そんな中、38分待望の先制点はコーナーキックから。宮沢のキックを直接阪田が決めて久々のセットプレーからの得点。我慢に我慢を重ね、セットプレーで得点をする、そうやって去年勝ち点を重ねたあの頃のイメージ。今日こそはと思いながら枝豆片手に冷たいビールを飲みながら後半戦に挑みます。


ビールからシークァーサーサワーに替わった後半、あっけなく同点に追いつかれ、よく分からんPKで逆転され、高松のゴールで追いつき、黒霧島水割りを頼み、しょうもない逆転ゴールを許し、黒霧島ロックを飲み終わった頃には死んだ魚のような目になっていました。


平日夜にも関わらず、沢山のサポーターが駆けつけ鳥栖戦。応援に行かれた方はお疲れ様でした。今シーズンはもうダメかもしれない。しかし、総力戦前に諦める訳にはいかない。せめて総力戦までは期待出来るような試合をお願いしたい。次節のFC東京戦、残念ながら休日出勤が入ってまたもやスマホでオンデマンドになりそうですが、この死んだ魚の様な目を人間の目に戻してもらえるような結果を期待したい。