2014/10/20

2014年 J2 第37節 千葉戦

【千葉 2 - 1 大分】



一喜一憂強化月間、アウェイ2連戦を見届けて来ました。前回のブログ、きっと多くの松本市民が見に来るだろうと予測していましたが、予想を上回るアクセスがあり、ブログ開設以来の最高記録を更新するという予想の斜め上を行く出来事がありましたがそれはまた別の機会に。SNS怖い。


前節は松本山雅相手にパスミスから自滅した我が軍。相変わらずアウェイでは勝てていません。今節は超苦手ジェフ千葉相手とあって一週間、陰鬱な気持ちで過ごしていた訳です。田坂監督就任以降はちょくちょく勝ててはいますが、今季勝率の高いホームでもジェフ千葉相手には普通に負けましたし、長年の苦手意識が毛穴にまで擦り込まれています。ジンクスを打破するには「何か」が必要です。ジェフがJ1から降格するくらい勢いがないとか、借金返済する勢いとか、無敗の国立競技場で試合するとか。今年は特に外的要因が無いので個人個人の小さいジンクスの積み重ねで何とかするしかない。ホーム千葉戦の時は家でスカパー!を全裸観戦してみたりしましたが、昨今中指を立てたら入場禁止になるレベルの厳しさがあるスタジアムで全裸になる訳もいかず。ブラジャー着用とかインナーに一工夫加えるか悩みましたが、もしバレたら社会人としての生活の方に支障をきたすし、自分だけが変態の道に進んでるだけになってしまうので仕方なく普通は着て行かない白いアウェイレプリカユニフォームを着てスタジアムに行きました。珍しくチームは青いユニフォーム着ていて出鼻を挫かれましたが。そんな変なことも考えてしまうくらいのものなのです、千葉戦っていうのは。





2012年以来のフクアリ。ソーセージ美味しかったです。今日は友達と一緒に観戦したのですが、札幌戦と磐田戦も一緒に観ていて、どちらも1-1で引き分けになった試合だったので、今日も1-1だったりして、なんて糞つまらない話をしながらキックオフを待っていました。そんな時にジェイリース様のご厚意により、ゴール裏売店で時間限定ドリンク無料というお知らせが。家賃もドリンクも保証するジェイリース様ごちそうさまでした。お蔭様で今日のゴール裏は一段階応援のボルテージが高かったような気がします。アウェイのゴール裏に来るとブドウとかドリンクとか驕ってもらえて楽しいですね。勝てればもっと楽しいのだけれども。





スタメンには右サイドに松本怜が。さらに阪田がCBに復帰して右サイドバックに若狭がスライド。前線は引き続き走ってなんぼのメンバー中心。対する千葉、関塚監督が就任してから天皇杯も勝ち残っていて勝ち点積み上げながらプレーオフ圏内に浮上。ケンペスがベンチスタートで日本人中心のメンバー構成になっていました。幸野志有人とか、相変わらずイヤらしい動きをする谷澤が先発でした。その谷澤が一仕事して試合が動くんだから困った。


固い試合を予想してはいましたが、ジェフは両ワイドを広く使う印象で、ロングボールなんて使うこともなく至って普通。特別にこの試合で何かを感じさせるものはありませんでした。それが得点してリードしても普通のままで、全体的に試合運びに抑揚が無かった。谷澤の一仕事を除けばトリニータがペースを握っていたし、惜しいチャンスも何度もあった。ボールの追い込み方、奪い方、林もワンタッチではたくことが多くて潰されずに攻撃に繋げられていました。やはりダニエルは素晴らしく、前を向くことが出来るので組み立てが格段にスムースに。シーズンを通して、全く安定しなかった今年のチーム。前半と後半で全く別のチームになったり、良い試合したかと思えば次の試合がグダグダだったりと不安定でしたが今日の千葉戦に至っては遂に、前半開始からロスタイムで試合が終わるまで徹頭徹尾戦えていました。出来はとても良かった。


ジェフの戦い方が前半も後半もリード前もリード後も変わらなかった印象があったのも、ペースを握れていたからかもしれない。先制点も、ロスタイムで食らった森本の逆転弾も最後の一仕事。全体的に流れの中でチャンスを作られた場面は少なかったし、良い戦いは出来ていた。森本のゴールはバッチリの軌道まで観れました。武田がコースを読めていたので止められると思っていたのですが、無回転ブレ玉シュートだったみたいで難しかった様子。セリエAで修業をした森本なだけあって正面からでも止められないゴールなんて初めて観ました。スーパーだわ。


失点しても為田のゴールで一旦は追いつけたこともあり、気持ち的にガッカリ感が8倍(※筆者独自調べ)くらいになっていますが、そもそも千葉戦では事前に期待はしないようにしていたこともあり精神衛生のバランスは保てています。やはり遂に、遂に内容が伴っていたからだと思いますよ。2失点は確かに確認が必要ではありますが、とても良かった。ラドンチッチや高松が戻って来れたとしても、今のままでシーズン最後まで戦うべきかなと思いました。走ってなんぼのコンパクトな布陣、お客さんを呼べるチームになれるんじゃないだろうか。


試合が終わって、選手が挨拶に来た時に沢山の人が拍手していたのは、この試合で決まったことなど何もないことを知っているからだ。落ち込んでいる暇などない。この一戦で負けたからと言って下を向く必要などなく、自分たちの力を信じて次の試合に勝てばいい。プレーオフに出て、2回勝ったものがJ1へ行くだけ。自力でプレーオフ圏内に戻る可能性は残っている訳だから、岡山戦はホームで沢山の応援をお願いしたい。





















2 件のコメント:

  1. 現地観戦しました^^

    内容なんかどうでもいい!!結果を残してくれ!とフクアリに向かいました、、
    結果は本当に悔しい!2失点目はしばらく動けなかったです笑

    ただ選手もサポーターも強い気持ちで挑んでいましたね。
    次節に期待です。

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    1. まるお様

      コメントありがとうございます。現地での応援お疲れ様でした。結果は残念でしたが、内容は上向きですし、ホーム岡山戦でなんとか結果を出して欲しいですね。

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