2015年2月1日日曜日

2015年ニューイヤーカップ鹿島戦

【鹿島 5 - 2 大分】

Jリーグ・スカパー!ニューイヤーカップですよ。略してJSNYC。ヤマザキナビスコカップがYNCなので若干ややこしい。だが素晴らしい試み。例年、この時期は聖地から離れて暮らす人間にとって大分トリニータは謎に包まれるのです。大分FCがブログやTwitterへの投稿を自粛するように依頼している手前、新戦力、新戦術、選手の調子などを知りえるには膨大な旅費を使って現地に赴く以外に手はありません。だからブログに書くネタもないということで堂々とサボっていられたのですが、今年はそうはいきません。そう、それがJSNYCですよ。


練習試合を大会へと昇華させ、キャンプ地でのイベント化と映像コンテンツ化を両立させたスカパー!さんの英断が素晴らしいとしか言いようがない。Jリーグ主導であったかもしれないけれども、お金を出してくれるスポンサーあってこそ。中継が無い時期にスカパー!契約者も減る傾向があるだろうから、もう全方位でWin-Winの関係が構築できているので大絶賛せざるを得ない。リポーターも、解説者もマスコミ関係者も仕事です仕事。オフなんてない。いいぞ!スカパー!


宮崎でキャンプを実施している鹿島と九州勢を代表して大分と福岡が対戦。鹿児島では浦和、清水、磐田、熊本が対戦。それ以外にもただの練習試合でさえも放送してくれるので非常に楽しみにしています。今日の試合は常勝軍団鹿島との一戦。アジアカップに帯同した柴崎と怪我のダヴィなどの欠場はあったものの、そこはJ1上位陣の選手層。かつてのゴールデンエイジ中田浩二の引退も全然問題ないレベル。ACL出場もあり、キャンプで肉体を追い込んでいる模様。


対するトリニータ。千葉から兵働の追加加入サプライズがありました。千葉で背番号10を背負っていた男が移籍。若干戦力的に足りないかと思われていた部分を補って余りある選手の加入で2015年シーズンへの期待は高まる一方なのです。ただ、あくまでこの試合はテストマッチであって公式戦ではなく、交代選手も8人まで可とあってどのようなテンションで試合を観ればいいのか、戸惑い気味ではありましたがスカパー!で生観戦しました。




スタメンは3バックでした。今日はJリーグ新人研修があったはずで、大卒即戦力組とユース昇格組はいないはず。ベンチメンバーには戦力的な偏りがあったと思います。試そうとするとバランスが崩れるというか、交代枠残したこともあったので、まだ残り試合で試すべきことが多々あると思われます。


ワントップは新戦力エヴァンドロ。前線でプレッシャーかけるし、派手な見た目のブラジル人にしては勤勉で戦術を理解している印象を受けました。足元はまだしっかりしていない感じでしたけど、印象は良かった。ゴールも出来たし幸先良さげ。


シャドーに入った岡本。今日は2得点に絡んだ。1点目は為田へのスルーパス。2点目は抜け出した風間へのスルーパス。今日は使われるよりも使うタイプの印象。解説の中田浩二が鹿島時代の印象として、体が大きいがポストプレイヤーというより器用で、決定力があったという話をしていた。エヴァンドロよりもワントップ向きかもしれない。むしろ岡本をワントップにしてみたいという欲望が強く湧きました。


DF陣では山口が初登場。山口は湘南でも去年の長崎でも3バックを経験しているので違和感は全く無し。シュートシーンもあったしアピールは出来たか。5失点しているので課題は滲み出ていますけど、今の時期に課題が出た方が開幕までに対策出来るので良いことです。良いことなんです。


他、既存戦力の中では為田が去年の成長を確信させる動きを見せていたのと、両サイド西と松本怜が攻撃に良いアクセントになっていました。そして何といってもダニエル。キャプテンに抜擢されたダニエルが守備に攻撃に獅子奮迅の存在感でした。ダニエルがベンチに引っ込むまでは常勝軍団鹿島と1-1だったし、色々な形が観れてとても面白かったです。


試合自体も最初はほのぼのと始まった感じでしたが、そこは負けず嫌いのプロたち。徐々に否応なくヒートアップ。後半2-2になってから一瞬本番さながらの雰囲気になったような気がします。鹿島はシンプルなプレーが多いのになんであんなに守備網を崩したり出来るのだろう。一つ一つのプレーの精度とスピードが違うのでしょう。


後半に為田や松本昌也がボランチをやっていて、一体何が始まるんです?状態になりましたがいつか経験を積んだユース上がりの選手だらけになったらあり得ないことではないので未来を感じましたよ、私は。今年3人のユースからの昇格、さらに2種登録が2名。全員がスタメンになれる訳じゃないですけど、ほとんどユースからの選手で構成出来る日が来るんじゃないか。


2015年のトリニータに感じていることは、反撃の狼煙の火が燻っていること。ユースから昇格する選手たちが大きな幹になりそうな予感がするのです。テストマッチで負けた今日ではありましたが、公式試合とは違う試合だったからこそ、違う可能性が見えた気がしました。新人研修から帰ってくるユース昇格組がここに加わったら将来どうなるのか。来週以降の楽しみが増えました。シーズンパス、迷っている人がいたら伝えたい。可能性はあるぞと。

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