2015/09/27

2015年 明治安田生命J2リーグ 第34節 岡山戦

【岡山 1 - 0 大分】

超重要な9月最後の試合。最低でも引き分けには持ち込まないといけない試合でした。今日は自宅でのスカパー生観戦。最後に完全なフリーでクロスを上げられた場面が残念。中ではじき返すこともできず、途中出場の久保に決勝点を決められてしまい敗戦となりました。はぁ辛い。



スタメンは右サイドバックに阪田を投入。西はベンチに入っていたので怪我などではなく、あえて阪田で守備面をケアする意図、もしくは連戦の疲労を考慮しての温存だったんだろうと思われます。結果的にはその右サイドでのワンプレーで敗れてしまいましたが。


岡山は守備が固く、自らボールを保持して攻めてくるよりは、じっと待ち構えてチャンスを覗う部類のチーム。それが分かっている今日のトリニータはカウンターをケアしつつ上手く試合を運べてはいました。ダニエルの活躍は素晴らしかった。前半には松本昌也にビックチャンスもあり、悪い内容では決してなかったのに・・・決めきれずに負けるという今シーズン何度も見たパターンのやつでした。


岡山のコーナーキック時にスカパー!に映し出された謎のベンチからのボード「岩集」。その後も「14べ」など謎の暗号が。岩集は岩政を中心に選手を集中させる作戦っていうのが観ていてバレバレだった訳ですが、「14べ」はいったい何だったんでしょうか。謎でした。


熊本戦でもそうですけど、守備的な相手の方が苦しい傾向に。三平の負傷交代など、不運な面もありましたが得点できなかったことが全て。得点できなくても泥臭く勝ち点1を持って帰らなければならない内容ではありました。プレーオフ圏内を諦めない岡山の方が上回ってしまいました。残念です。悔しい。はぁ辛い。


超重要な9月で2勝2敗となりました。今日が引き分けならば及第点かな、で終われたのですが残留大作戦計画よりは若干ビハインドの印象。運よく最下位からは脱出できていますが、次節の讃岐も守備的で残留争いに巻き込まれたくないから激突必死、厳しい戦いが続きます。もう少し勝ち点稼ぎたかった・・・・・。どんな形でシーズンが終わるのか、全くもって予想ができない状況になってしまいました。10月は栃木との決戦も控えています。次の讃岐戦、負けられません。

2015/09/23

2015年 明治安田生命J2リーグ 第33節 北九州戦

【大分 2 - 1 北九州】

大分カチニゲータ。リードしたら5バックで勝ち逃げできます。今日も言う事無しの勝利でした。追いつかれながらもセットプレーで突き放して北九州にぶちくらされることなく、ちちまわすことに成功しました。



伊佐が出場停止から復帰するもスタメンは後藤のまま。今日の後藤、前節よりも動きが良く感じました。決定的場面も複数ありましたが、またも決めきれなかったことは課題ですね。ただ先制点につながった動き出し、シュートは見事でした。きちんと詰めて決めた松本怜も技ありでした。中断明けから攻撃のイメージが共有されている感じがして観ていて楽しいチームになりました。


対する北九州。今年もスタジアム完成待ちで昇格は出来ませんがプレーオフ圏内を射程圏内に捕らえていて、前節も千葉に勝利するなど簡単ではない相手。熊本みたいに最下位トリニータ相手にドン引きするようなチームではなく、アグレッシブでした。相変わらずヘディングよりも足元の方が上手い長身FW小松塁のゴールで追いつかれて九州ダービーらしい噛み合った熱戦に。守備の人数も揃っていましたし、コースも限定出来ていたのに小松塁がフリーになっていて失点してしまいました。


後半に膠着状態に陥ると両チーム監督が同じタイミングでFWを交代。後藤に代えて伊佐。この交代が功を奏しました。兵働のコーナーキックをヘディングで決めた伊佐。これでますます後藤と伊佐のスタメン争いが激化するんじゃないでしょうか。良いことです。流れの中からなら後藤の方が期待できるし、セットプレーなら伊佐の方が期待値は高め。うまい具合に使い分け出来そう。勝利のダンスを決定づけるゴールでした。


後は5バックで時間とスペースを潰すだけですが、今日は試合を通じて為田が特別にケアされている印象を受けました。北九州はかなり為田を気にしていたんじゃないでしょうか。それくらい岐阜戦でのインパクトが強かったんだと思われます。必殺の1人でできるもんカウンターはチャンスが少なく、試合を決める1点は奪えなかったものの守り切って連勝でした。


5バックで逃げ切れるのも複数得点が出来ている攻撃があるからこそです。好調な攻撃陣こそが勝利の源泉。日替わりの得点者ということは、攻撃のバリエーションが豊富ということ。栃木が敗れて最下位脱出に成功したことですし、このままの勢いで一気に残留圏内に躍り出たい!伊佐みたいに躍り出たい!

2015/09/20

2015年 明治安田生命J2リーグ 第32節 岐阜戦

【岐阜 0 - 3 大分】



残留に向けて超重要な一戦でしたが何にも書く必要がないくらいの完勝でした。残留争いで先行する岐阜を相手に、3得点やら完封やら出場停止やら警告やらで必要以上にダメージを与えて勝利することができました。4連敗していたこともあって安堵しまくりの一戦となりました。よかった・・・。



先発メンバーにはGK武田が怪我から復帰。累積警告による出場停止の伊佐に代わって後藤が先発。武田は試合勘が心配されるも、ビックセーブもあるなど安定していた印象。一方の後藤は裏抜けなどで「らしさ」を見せるもゴールという結果は残せず。チャンスだったのにもったいなかった。最後の最後まで悩みに悩んで補強したっぽいパウリーニョはベンチにもいませんでした。最終秘密兵器でしょうか。



一年ぶりの長良川競技場でしたが、バックスタンドが閉鎖。第39回育樹祭という謎の祭りの看板が出ていて、いつもと違う雰囲気。バックスタンド寄りにあった密集地帯はゴール裏に移動していたのですが、動員もあったことも手伝ってか、いつもよりアウェイの雰囲気を感じました。謎の祭りと長良川競技場のバックスタンドの関係は謎です。


今日の試合の勝因は先制点が大きかったと思います。前節熊本戦で決めきれずに敗北につながったこともあり、得点できない時間が長ければ長いほどプレッシャーがかかって嫌。とにかく嫌。だからこそ前半の早い時間にミドルシュートを決めてくれた兵働がこの試合のMVPだと思いますよ、私は。美しいゴールでした。2点目は待望の松本昌也のゴールでした。おじさんは松本昌也が攻撃に絡んで仕事をこなす、こんなシーンを渇望していたので本当に嬉しかったんやでと叫びたい。嬉しかったんや。



今シーズンの唯一の勝ちパターンである、「元気な前半のうちに複数得点して逃げ切る」が実行可能な状況になると、後半早々に柳田監督が動き、松本怜を下げて安川を投入し噂に聞いていた5バックを敢行。ちょ、ちょっと時間帯が早すぎるんじゃないかなって、おじさんは思いましたが前に出てくる岐阜の攻撃を跳ね返し、為田の1人カウンターが冴え渡る結果を呼び込む形となりました。


為田は前半にも自陣深くから1人で駆け上がって相手ゴールまで行ってしまう、1人でできるもん状態のカウンターを発動していましたが後半に狙いが明確になってから1人でできるもんカウンターを連発。岐阜の選手はファウルで止めるのがやっとの状態に。しかし、1人ではコースを切られて精度が落ちる分を三平のスプリントが救う。試合を決めた3得点目は三平の隠れたアシストがありましたが見事な為田のゴールでした。


圧巻はこの3得点目後の為田。1人でできるもんカウンター発動しまくりで、イエローカード製造機と化す。アディショナルタイムにはあわや4点目の場面もあり、すでにこの試合は白目を剥いて倒れていた岐阜をあえて引きずり起こしてボディブローを食らわすようなしつこい攻撃にちょっとやり過ぎじゃないかなってヒヤヒヤしちゃうくらい圧倒的でした。最後まで走破。スタジアムで観ていたであろう風間も次節から燃えるんじゃないだろうか。


前節は期待を抱かせるも負けてしまうという、高低差のある試合結果でダメージを負いましたが今週末はこれ以上ない結果を出してくれたトリニータ。調子は上向きとみて良いのではないでしょうか。連戦を勝利で終えて残留争いを有利に進められるのではないか。希望膨らむナイスゲームでした。ナイスゲームでしたよ。昌也ナイスゴールでした。飛騨牛串美味しかったです。





2015/09/13

2015年 明治安田生命J2リーグ 第31節 熊本戦

【大分 0 - 1 熊本】

非常に厳しい結果となりました。天皇杯で2週間、地元開催で全く試合が観れなかったですが、2試合とも勝利とあって良い流れをと期待して再開されたJ2リーグ。仕切り直しの終盤戦開始となりましたが最悪の敗戦再スタート。はぁつらい。トリニータが試合をする週末を思い出させる苦味成分たっぷりの試合でした。はぁつらい。超重要な9月につまずいてスタートです。



天皇杯の2回戦がベースになっている模様のスタメン。右サイドは西がサイドバックに下がり、絶好調と伝え聞く松本怜が先発。CBにはキャプテンのダニエルが先発復帰して右サイドバックに若狭が入る形。右からも左からもサイド攻撃が活性化するだろうと期待してスカパー!で生観戦していました。


内容的には充実していたと思うんです。今まではガクッと後半に落ちてしまっていた運動量も、涼しくなったことも手伝ってか以前までのようには落ちませんでしたし、何よりもこの試合に向けて十分な準備をしてきたのであろうことが端々から伝わってきました。あれでもし1点とれて勝てたのであれば本当になぜ最下位なのかっていうレベルの試合内容でしたが、1点も取れずにアディショナルタイムに失点してしまうんだから最下位なんでしょう。勝たせてあげたかったけど、熊本の我慢が実を結ぶ形となってしまいました。


あれだけ人数をかけてゴール前に居座られたら得点をするのは難しいのですが、最低でも引き分けにはしなければならない試合でした。熊本のワンチャンスに沈んでしまうなんてもったいない。本当に苦み成分が凄い試合。今まで同様、負け試合は必ず決めきれません。


残り11試合です。降格して良いことなど何もないので、最後の最後までは足掻き続けるしかありません。重要な9月です。内容的にもまだ諦めるには早すぎる。辛いですが前を向いて次の試合に立ち向かわなければなりません。落ち込むことすら許されないのが修羅の道。残留争いは続く。