2016/12/23

DAZN


DAZN 僕らは それぞれの放映権を 抱いて 生まれた 巡り会うために


・・・来年からDAZNのみでJリーグが配信されることになったんだぞーん、ということで10番を背負った松本昌也の移籍が決まってしまったので現実逃避ブログを書かざるを得ません。はぁ辛い。県北出身者が一人減ってしまった・・・。来年度の陣容についてはどこかでまとめて書くとして、とにかく今は現実逃避です。いやね、私もですね、サービスが開始された直後からDAZNに加入していち早く体験しているものですから、評判の良し悪しなどは理解できるんです。正直あまりサービスとしての評判はよろしくない感じ。


https://www.dazn.com/ja-JP

しかしですね、DAZNはですよ?10年間のJリーグの放映権を2100億円という破格の契約金で獲得した大口のスポンサーとしても考えられる存在なのです。2100億円ですよ?2100円を置くんじゃないんですよ?2100億円。210億円を10回払い。全クラブに恩恵のある金額です。まさにJリーグトリクルダウン理論。零れ落ちたシャンパンを嘗め回すしかない貧乏クラブには非常にありがたい存在なのです。


だからですね、DAZNのことを良く書いていない方々は訓練が足りていないサポーターだと思うのです。地方クラブの苦境を全然分かっていない。もしくはサポーターを装ったアフェリエイトで稼ぎたいだけ野郎に違いない。それぞれネットワーク環境も家庭によって違いますしね。一概には言えないことが多々あるのですが、DAZNは月額たったの1750円でJ1、J2、J3全試合を生配信してくれるんですよ?スカパー!さんより安い。そりゃね、10年以上付き合いのあるスカパー!さんは信頼と実績ある素晴らしい放映を続けてくれたので寂しい思いもあるのは確かです。ただチャンピオンズリーグなどを筆頭に海外サッカーの方では引き続きお付き合いが続くのでね、個人的にはJリーグだけがDAZNに移行する感覚です。



DAZNはインターネッツ業界の総合スポーツ配信サービスを目指しているので、コンテンツは充実中。1750円を払ってJリーグを観ようとするだけでブンデスリーガも観れてしまう。メジャーリーグもラグビーも格闘技UFCも!なんとバスフィッシングやダーツまで観れてしまう!観ないけど!スカパー!では配信されづらいブンデスリーガの下位のクラブなんかも観たりできるし、最初の1か月は無料だし、J3までも放映してくれるしDAZN凄い!

DAZN配信コンテンツ一覧表はここから

何よりも各クラブにとって最もメリットとなるのはキックオフの時間をクラブ主体で決定できるようになったことだと思います。今まではスカパー!の放送チャンネルが限られていた関係で、キックオフの時間帯というか、枠がほぼ強制的に決まっていたところ、DAZNであればフリーダム。各クラブの都合でキックオフ時間を決められるようになったのです。地元の都合に合わせられるのはもちろんのこと、例えばアウェイ側の交通条件を配慮して動員を増やす皮算用をすることだってできるようになる訳です。これはクラブのセンスが問われる。スタジアムグルメを充実させてお昼時を狙ったり、田植えの時期は日中の作業時間を避けたり、スタジアムだけでなく、地域のイベントと連動することだって出来るようになってしまう。観客動員の可能性を大いに広げられるチャンスとなる訳です。これこそが実はDAZN最大のメリット。Jリーグのメリット、クラブのメリット。


利用していると時々映像がカクついて止まったりするのは残念ながら事実として体験しているのですが、放送の無いJ3を経験してしまった我々からすると多少止まろうが細けぇことはいいんだよと思えます。過剰に訓練された大分トリニータサポーターには無問題。とにかくクラブが観客動員増に向けて仕掛けを作れる環境の方に期待を抱いてしまう。頑張れ大分FC。



ちなみに我が家ではDAZNを4Kスマートテレビで活用中。昔使っていたハイビジョン液晶テレビが故障で不良品と発覚、幸運にも無償交換手で入れてしまった代物。サッカーモードを標準搭載しているんですよ、これ。自慢ですよ、これ。ここから自慢話ですよ現実逃避に。



ライブサッカーモードがONになれば、スタジアムっぽい音響効果になるだけなんですけどね、スカパー!チューナー内蔵なのでスカパー!で今まで使っていました。



DAZN視聴しながらボタンを押すと・・・・



・・・あれ?使えないんだ・・・・。あれ?DAZN?・・・。まぁこれはスマートテレビが全然スマートじゃないってだけですけれども。アプリなので録画もハードルが高かったりするのですが、基本は生観戦できなかった場合は見逃し配信があります。しかし、どれくらいの期間でオンデマンド視聴できるのかなど、まだ不明な点があるのも確かではあるのです。色々な方法で視聴できるので、無料の1か月間を上手に使いつつ活用してみましょう。私はブンデスリーガ観ながら現実逃避の冬です。


2016/12/05

2016年 明治安田生命J2リーグの結果

2016年のJリーグ終了。J1昇格プレーオフではC大阪が勝ち抜け、J2J3入れ替え戦では金沢が栃木を寄せ付けずにJ2に残留。来季はJ1から名古屋、湘南、福岡が降格し、J2からは札幌、清水、C大阪が昇格。北九州がJ3へ降格し、J3からは我が大分トリニータが昇格という結果となりました。J2順位表を観てみましょう。



若干ぼんやりしていますが小さいことはいいんです。シーズン開幕前にJ2順位予想をしていまして、この結果を知ったうえで読み返すと当たってたり外れていたりしていますが、昇格予想は完全に外しました。千葉と北九州の自動昇格を予想したのですが真逆の結果に。予想の才能が無さすぎる。北九州がJ3降格とは完全に予想外。まぁ昇格予想を順当にしても面白くないのでお遊びではあるのですが、金沢、岐阜あたりの感触はすこぶる当たっているような気がしています。


しかし勝ち点85を稼いで優勝をかっさらった札幌は全くもって予想外。外国人が当たった。都倉、ジュリーニョ、内村がそれぞれ2桁得点している攻撃陣と堅守で優勝をもぎ取りました。終盤若干失速したような印象でしたが、清水と松本山雅が猛追していただけ。とんでもない2位と3位でした。特に清水は昇格請負人小林伸二監督と26得点をした鄭大世を筆頭に圧倒的な得点力で猛追。J2の泥沼に浸かることなく1年での復帰となりました。逆に同じく勝ち点84を獲得したにも関わらずプレーオフで岡山に敗れてJ2残留となった松本山雅。J2恐ろしい。プレーオフで勝ち上がったC大阪もそもそもプレーオフに回ってるのがおかしい戦力だしJ2恐ろしい。


そんなJ2に黒船ならぬ黒鯱がJ1から落ちてきたんだから更に恐ろしい。名古屋がJ2に落ちる時代。トヨタとダイハツ九州が戦って許されるのか。子会社の子会社やぞ。湘南も福岡も監督を続投させて1年でのJ1復帰を目論む。一方J1経験クラブも巻き返しを図る。山形に木山監督、千葉にエスナイデル監督が就任。来年のJ2も超激戦が予想されます。そんなJ2に戻って若手がビシビシ鍛えられる2017年が楽しみでもあり、恐ろしくもあり。恍惚と不安共にありってやつです。来年の陣容に手は抜けないので契約更新は頑張って欲しいものです。