2017/02/26

2017年 明治安田生命J2リーグ 第1節 福岡戦

【福岡 1 - 2 大分】

2017年シーズン明けましておめでとうございます。J2一年生、J2のことは分からないことばかりJ2初心者、2016年J3チャンピオン大分トリニータです。今年も軽い嘘で始まりましたが、今日の結果は嘘ではありません。いやもう「噓でしょ?」って言いたくなるくらい強かったです、大分トリニータ。一体どうしてしまったんでしょうか、衝撃的でした。結果も過程も良かった。良すぎた。DAZNでの生観戦となりましたが、画質以外は良すぎた。


おい、とりあえず何でもいいからホーム開幕戦は絶対に観に行った方が良いぞ!って一族郎党に電話したくなるレベル。私の目には大分トリニータ復活の狼煙が、高崎山全体を燃やして上がったんじゃないかってくらいの濃い煙が観えましたよ!おサルさん逃げて!


対戦した福岡はJ2陥落から1年でJ1へ復帰しようと分厚い補強を敢行。J2屈指の戦力を誇るクラブ。歴史ある隣県の九州ダービーですから、試合そのものもテンションが高くて面白かったのですが、何と言ってもトリニータのサッカーが新戦力と嚙み合ったその内容の充実っぷりがですよ、面白すぎたって話なんですよ!これほどまでに嬉々として開幕戦のブログを書くなんてね、あなたね、どれだけ待ったと思っているんですかって話でね、このチャンスを逃さないように今シーズンはなるべくスタジアムへ行かなければと、注意喚起ですよ、この開幕戦はもう。今年はイケるぞと手ごたえ十分過ぎました。


何が凄かったって、まずは何よりもスタメンですスタメン。今年の最初のメンバー。シーズンオフに昨年の八反田加入後のバランスの良さを失った訳ですよ、我々。福岡からレンタルで借りた鈴木惇がしょっぱなから契約で出場できない中でボランチは誰なのか、気になるところだったんです。



北九州から復帰した小手川です小手川。この小手川が凄かった。ボランチ小手川なの?キックオフ前にそう思った私ですが、前半が終わったころにはもう小手川への信頼感が4兆パーセントアップ。北九州でもそうでしたし、前寄りの攻撃的ポジションでの獲得だと思っていたのですが、そりゃスタメンで使いたくなるのが如実に分かるくらい質が高い。U-18が育て上げたブランドは伊達じゃなかった。フォーメーションは3-4-2-1で、CBは真ん中が名古屋から移籍してきた竹内、新婚の鈴木が右、福森が左の3バック。サイドは右に岩田、左に松本怜。2シャドーに後藤と三平で1トップが林。ボランチは小手川と姫野でしたが、このコンビが良かったのなんの。


姫野は最終ラインまで下がって、パスを受けては動き、を繰り返してくれるので襲ってくる福岡のプレッシャーをいなしながら前へボールを運べる選択肢が豊富。昨年までの恐怖感は激減。小手川がボールを受けると、ボールを奪われないし、右サイドに張った岩田に正確にロングパスが出せたりと観ていて気持ちが良い。すんなり飲み込める。食欲無い時でもガバガバ飲める美味しい流動食の様相。


キックオフ直後は福岡のウェリントンや松田力や石津を中心としたパワー系で押し込まれたものの、そこを凌いだ後はほぼトリニータのペースだったと言って良い。最初の時間帯にあたふたして失点したりしなかったのが大きかった。落ち着いていた。「落ち着き」これを強く感じました。勝つべくして勝った印象です。失点は駒野のFKによる1失点のみ。


林の1トップもボールの収まりが良く、もちろんのこと三平も収まるので持てる時間が作れるのが良い。後藤を含めた前線3人はもう何年も一緒にやっていたかのような連動をしていて、さらにサイドからはスピードが光る松本怜、上下運動を絶え間なく繰り返す岩田が動く。美しい攻撃が何度もあり、思わず声が出てしまう。とにかくチーム全体に落ち着きが感じられた。安心して預けられる人が多いから「落ち着く」。どうやって攻撃するのかイメージが共有されているから迷わず視界良好。充実の試合内容でした。各々の良さが活きていて素晴らしかった。贅沢を言えば流れの中から得点を決めたかったけれども。ただやはり、J3を共に戦った若い選手たちがJ1を経験した選手に対して力負けしていないことが何より嬉しかった。


GK高木も質の高さが伺えましたし、途中出場した前田や伊佐も活きており、チーム全体が底上げに大成功している印象です。ちなみに先制ゴールをした松本怜なんですけれども、Wikipedia情報ではトリニータ加入後、リーグ戦では「年1点取るの法則」があってですね、その1ゴールが開幕で出たのか、それとも今年は複数得点するのかも気になるところです。




DAZNの実況の情報によると福岡は堅守を目指して、1試合1失点に抑えるのが井原監督の目標らしい。勝ち点の目標は84らしかったのですが、J3から上がってきたばかりの新人に2失点しての開幕黒星は受け入れがたい結果じゃないでしょうか。しかし個々の戦力は脅威なので連携度が上がればより強くなってしまう気もします。


勝ち点の目標45が片野坂監督の目標とのこと。最低限クリアしなければならない数字として45を掲げているようですが今日の内容を鑑みるともうちょっと欲が出そう。まだまだ1試合が終わっただけ。たかが開幕戦、されど開幕戦です。優勝や!とか興奮せずに落ち着いて戦いましょう。残留が目標、初志貫徹ってことで。しかし、ロスタイムでの鈴木弾も劇的でしたし、J2での勝利も久々ですし、昨年からすると6連勝ですし、調子に乗らざるを得ません。DAZNの画質はもう少し向上して欲しいけれども、止まらずには観ることが出来ましたよ。去年の映像が観れない苦しみに比べれば我慢できます。


今日も沢山のサポーターが福岡に行ってコレオグラフィをはじめ、声援で後押しをしてくれていましたが、最後のコーナーキック時は本当に素晴らしい雰囲気を感じました。画質の低いDAZNでも感じるレベル。息をするように自然に福岡に集合し、ここもホームだと言って譲らない少しおかしいあの層は、何があっても応援に行ってしまう人たちなので放っておいても大丈夫ですから、まだ興味を持っていない人に何かのきっかけになってくれれば良いなと思いつつ今年もこんな感じでブログをやっていこうと思います。一度離れてしまった人たちも騙されたと思って開幕戦から戻っておいでよ!地元大分では地上波でも放送があったそうで、ホーム開幕戦につながるんじゃないでしょうか。


何もかも素晴らしかった開幕戦でした。今年は何かあるかもしれない、そう感じさせる絶好のスタート。大分トリニータがJ2に帰ってきた。


2017/02/12

2017年 明治安田生命J2リーグ 順位予想

放置しすぎていましたが、シーズン開幕も徐々に近づいて参りました。今シーズンのスローガンが「初志貫徹」ということで、今年もまた予想は無事に外れて一安心。このクラブは原点とか初志とか、とにかくやり直したい気持ちでいっぱいの様子です。過去に一体何の失敗をしてしまったんでしょうか。よっぽどのことをしでかしたに違いない。


ちなみにこのブログ、もう一回タイトルを獲得するまで続けようと思っているのですが、去年J3で優勝したのでタイトル獲得ってことでもう更新を止めても許される気も。しかしスローガンが初志貫徹ということで、大分FCに闘魂ビンタされたような感じに。初志貫徹、メジャータイトルを獲得するまではダラダラ続けます。スローガンだけは失敗しない大分FCさすがです。老舗ブロガーさん達を目標に長生きブログを目指します。ということで、今年もJ2順位予想をやってみたいと思います。こちらも毎年全く当たらないヤツです。北から順に戦力分析していきたいと思います。長いです。


【モンテディオ山形】
J2最北端の山形、愛媛から名将木山監督を迎え心機一転戦力を更新。直近でJ1昇格へ導いた山の神、キャプテンGK山岸を北九州へレンタルで放出。かなり戦力は入れ替わった印象。木山監督が愛媛からFW瀬沼、阪野、GK児玉剛を連行し愛媛化で効率重視。山形もハードワークを目指すクラブだし、戦術を知る人間と共に異動しているためチーム作りも時間は要さないはず。本田拓也も獲得しており手堅い結果を残しそう。


【水戸ホーリーホック】
じわじわと観客動員が増えているらしい水戸。右肩上がりの結果を残すのは凄いこと。個人的に投資している下方修正ばかりの企業の経営者に見習わせたい。順位も13位と水戸納豆のように粘り強く強化を進めていくスタイル。レンタルや大卒の戦力で今年もJ2を維持し続けるつもりのこの胆力。闘利王がもし戻っていたらと妄想だけはしてみましたが、我が軍に清武が戻らないのと同じ理由で獲得はならず。闘利王の代わりなのか札幌からパウロンをレンタルで獲得。J3琉球から田中恵太も獲得していて目利きは良し。勝負の時はまだ先か。先なのか。そろそろなのか。


【ザスパクサツ群馬】
全J2サポーターの期待を裏切ってブラジル人を獲得せず。去年あたりから日本人重視で育成路線の感じもあるんだけど、群馬らしくないので残念過ぎる。ブラジル人福引にこだわって欲しい。代わりにベテランが充実。永井雄一郎はそのまま、ラーメン屋こと盛田剛平で替え玉追加補強。一応10番は去年からいるブラジルだが謎に包まれたまま。やっぱりなんでもいいからブラジル人獲得して欲しい・・・。


【ジェフユナイテッド千葉】
ジェフですジェフ。2012年、我々をJ1へ送り出してくれたジェフ。翌年J1でボロボロになってJ2に帰ってきた時もJ2で待っていてくれたジェフ。J3に叩き落されて、なんとかJ2に戻って来てもやっぱりJ2で待っていてくれているジェフ。ずっとJ2で待っていてくれる優しいジェフ。いやもういい加減に昇格して欲しい。レアルマドリードでもプレー経験をもつアルゼンチン人、エスナイデル監督を迎えて昇格への望みに賭ける。昨年優勝候補に予想してみたんだけれども、J2で最低の結果を出してしまっていた。遂には大分県民清武さんところの末っ子さんを獲得。黄金時代を知る羽生の帰還が功を奏するか。外国人が当たれば上位間違いなしの戦力だろうけれども。


【東京ヴェルディ】
スペイン人監督ロティーナを招聘。二川、橋本英郎というガンバ黄金ベテランコンビを揃える強化方針は謎。CB永田充を浦和から獲得したのが目玉か。新監督は守備的な戦術を好むという情報もあり、それで伝統のヴェルディらしさを発揮できるのか。強化方針がちょっと謎。戦力が落ちた印象は無く、サプライズチームとなれるか。


【FC町田ゼルビア】
我々が絶対にリベンジを果たさなければならない昨年7位の町田。J2で7位は単純に凄い。モンテネグロ人DFを獲得してカルフィンヨンアピンを横浜FCに引き抜かれた穴を埋めた。その他戦力は維持に成功。相馬監督もJ2で結果を残すまでになり盤石の体制維持か。プレーオフ圏内に届くのか、2年目で苦しむのか。戦力の上積みが薄いのが気になるところ。


【横浜FC】
しつこくこだわったルス監督が結局留守にするも昨年は8位とプレーオフ圏内に肉薄。FWイバの残留が大きい。カズ50歳台の初ゴールは必ず全国区のトップニュースになるのは間違いなし。縁起ものなので失点しても満更でもない感じ。戦力は維持できており安定した結果を残しそう。


【湘南ベルマーレ】
J1で3シーズンを維持した驚異的なハードワークも、残念ながら力尽きてしまった湘南。J2を凌駕した超ハードワークサッカーでJ1でも通用することを証明。今年は降格直後だけれども18年ぶりにフジタがユニフォームスポンサーに復帰という朗報で、長いこと生き抜くと良いことだってあるんだという希望に満ち溢れたシーズンオフに。戦力的にはやはり降格直後とあって引き抜かれた印象の方が若干濃い。長期政権なのでいい加減曺監督の求心力も衰えて欲しいんだけれども期待薄でしょうか。新戦力次第で上位に絡むんでしょうか。湘南スタイルのバージョンアップ成功なるか。


【松本山雅FC】
昨シーズン勝ち点84をも稼ぎ出したのに何故かJ2に残留した猛者。プレーオフの一発勝負で損をした方のクラブ。何も間違ってなかったのに何か変える必要ございますか?って話なんですが、田坂コーチが福島の監督に就任した関係で京都を切られた石丸監督をコーチとして招聘。戦力の維持と上積みで穴は見つからない。昇格筆頭候補で間違いない。


【ツエーゲン金沢】
苦しみ抜いた昨シーズン、入れ替え戦では堅いサッカーで残留するもJ2昇格の立役者森下監督は退任。今シーズンは柳下監督を招聘。堅実な金沢のサッカーに柳下監督は違和感なかったので最適な人事選考なのでは。長崎から佐藤洸一を補強したのが今シーズンの目玉か。全般的に戦力の上積みが薄いので柳下監督の手腕頼みか。今年の我が軍にとってはきっと苦手になる相手ではなかろうか。


【名古屋グランパス】
国内有数の金満クラブが遂にJ2へ。迷惑以外の何物でもないのですが、落ちてきたものは仕方ありません。他クラブと共に徒党を組んで引き分け地獄の包囲網で対処したいところ。しかし、風間監督を招聘した上に佐藤寿人とか玉田とか永井龍とか押谷とかJ2でゴールを量産しまくるであろうFW陣をやりすぎレベルで補強。シモビッチも残留したし、10番にブラジル人も獲得しているし、リトリートしても守り切れなさそう。逆に守備陣が手薄に感じるレベルなので皆徒党を組んで攻め倒そう。戦力が盤石過ぎてそんなことしか思い浮かばない。ただ、時間のかかる風間サッカーをすぐカイゼンしたがる人々が我慢できるのかどうか。名古屋サポーターが一番怪しんでいるのでは。戦術が固まらないシーズンの早いうちに戦っておきたいクラブ。なんだかんだでシーズン終盤には勝ち点を積み上げていることでしょう。


【FC岐阜】
大木監督を招聘し、遂に堅実にチーム作りをすることの大切さに気付いた感のある岐阜経営陣。今シーズン名古屋が落ちてきたことから待望の中部ダービーが勃発だで。昨季エヴァンドロがやっぱり雰囲気だけしか醸し出せずに残留争いに巻き込まれるも、大木監督の繋ぐサッカーが実現できれば名古屋打倒も夢ではない。特に風間さんところの息子さんも人質にしているのでダービーが盛り上がらない訳がない。なんとか名古屋をJ2中位のぬるま湯地獄にどっぷり浸からせて中部ダービーをJ2名物にして欲しい。そうなると岐阜さんもJ2ってことになっちゃうんですけれども。


【京都サンガF.C.】
京都サンガというよりも、闘莉王FCって感じのザ・復讐のストーリーライン。闘莉王の名古屋グランパス絶対に殺すマン化が滲み出てしまう。昨年5位でプレーオフ進出という結果を残した石丸監督を契約が1年残っていたのになぜか解任。レガースを付けさせた功績は大きかったのに。山瀬も放出するなど若返りを模索か?ならばなぜ闘莉王を獲得?京都のフロントがしっかりしていれば京都もこんなに長い間J2にいるクラブではないのに。新監督には前柏ヘッドコーチの布部陽功氏が就任。大黒の復帰などもあるけれども、布部監督の手腕が未知数な分、不安要素もありか。戦力的には上位レベル。


【ファジアーノ岡山】
遂に、遂にプレーオフに到達した岡山。今までのプレーオフ圏内寸止めを打破し、地道に順位を上げる雉軍団。残念ながら松本山雅を倒して進出したプレーオフ決勝では勝ちきれなかったものの、若手が育っているし、岩政先生を放出しても戦える計算が出来たのでは。大幅な戦力の入れ替えがあるものの櫛引、大竹洋平、石毛秀樹と補強は良い。今年こそ長澤監督の集大成としてプレーオフからのJ1昇格があるか。駅前のイオンが歓喜のトップバリュで満たされる日は来るのか。


【レノファ山口FC】
2015年J3王者が初のJ2でしっかりと残留という結果を残すも、主力を抜かれる憂き目に。J2では異例の攻撃的サッカーをブレずに維持できるかどうかが鍵。徳島から福元を獲得。昨年ほど勝ちきれなくなることが多くなると予想していますが、中途半端に守って勝ち点稼ごうとするならば厳しい結果になってしまうのでは。攻めるべし、山口攻めるべし。


【カマタマーレ讃岐】
昨シーズン飛躍の年かと思われた讃岐は残留争いへとUターン。やっぱりここかと残念な気持ちになりつつもしっかりと残留するんだから北野監督の手腕は衰えず。8年目という長期政権で、今シーズンは北九州から原一樹を獲得したのが唯一の補強か。今年も堅い守備なんだろうなぁ・・・・。ここも我が軍との相性は悪そう。


【徳島ヴォルティス】
徳島激変。スペイン人監督を招聘してポゼッションサッカーを目指すらしい。今年のJ2のスペイン風味の濃さはなんだろうか。190センチを超えるセルビア人CBとFWを補強。この2人が当たりだと相当な強敵に。スペイン人監督のサッカーがどういうものなのか?J2で通用するのか?興味深い。


【愛媛FC】
愛媛は何と言っても間瀬監督。主力を監督共々山形に抜かれるもお金に苦しむ愛媛FCは監督の人選だけは賢く手堅い。昨シーズンJ3秋田を最高位4位まで押し上げた手腕を評価されて個人昇格。ただし河原が残っているけれども、やはり戦力的には厳しい印象。間瀬監督が何度バク宙できるだろうか。


【アビスパ福岡】
戦力を維持した博多の男たち。開幕戦から早速の隣県ダービー。石津がレンタルバック、松田力を名古屋から獲得、ガンバから岩下を補強。その上ブラジル人2名を獲得。うち1人は甲府にいたジウシーニョ。ウェリントンもダニルソンも残っているのでほぼJ1級の戦力。監督も井原さんが引き続き指揮をとり、充実し過ぎの印象。開幕戦から思いやられる。


【V・ファーレン長崎】
高木監督の長期政権が更に続くこととなった長崎。昨シーズンは全くもってパッとしない成績も残留したんだから問題は無し。ただ、経営方面での問題がニュースになっており、そういうときってよろしくないことが起きうるので気を付けなければなりません。幸野志有人、スペイン人FWなどが主な補強。J2などで実績のある選手が多い印象もアキレス腱はGK陣の経験不足か。


【ロアッソ熊本】
大エース清武家の末っ子が千葉に移籍したことを筆頭に全般的に戦力ダウンの印象。札幌から上里を補強するも昨シーズン12得点を叩き出した清武功輝の穴はやはり大きい。ハードワークをベースとしたサッカーは変わらないだろうけれども、代わりの得点源を見出せるかどうかが鍵。


【大分トリニータ】
うまい具合に最後になった我が軍。大トリです。トリ年だし活躍間違いなし。ちなみに12年前のトリ年はファンボ監督が不振で辞任してシャムスカ監督がシーズン途中で就任し、劇的に復調して残留を決めたシャムスカマジック炸裂の年。あやかりたいようなあやかりたくないような12年前ですが、J3で優勝して這い上がってきた、タイトルを獲得することしか知らない男、片野坂監督を中心に繋ぎまくる攻撃的サッカーを遂に実現出来るのかどうかが鍵。FWに林、MFに鈴木惇、小手川、DFに竹内など全てのポジション争いが必至となるコストパフォーマンスが高い補強を敢行。GKまで含めてしつこく繋ぎ続けるサッカーに大銀ドームの観客が不安で悲鳴をあげなければ良い雰囲気作れてプレーオフ圏内ですよ。バックパスにビビらないことですよ、今年は。恐怖に打ち克てよ。残留は至上命題。どこまで伸ばせるか。


以上、やはりJ2は厳しいリーグです。昇格と降格全てが揃う国内最高峰2部リーグ。分析を踏まえて個人的な順位予想をプレーオフ圏内までやってみると。


【1位】松本山雅FC
【2位】アビスパ福岡
【3位】湘南ベルマーレ
【4位】名古屋グランパス
【5位】モンテディオ山形
【6位】ファジアーノ岡山


こんなところでしょうか。選定基準は監督が継続しているクラブかつ、戦力の補強が充実しているクラブを念頭に選んでみました。名古屋は戦力が別格なんですけれども、風間監督はさすがに序盤時間がかかると想定して、最後まで差し切れない予想。山形の木山監督はJ2からJ2なのでチーム作りに懸念は少ない。


一応我が軍がJ3とJ2を跨いで連覇する夢を見ているんですけれども、この予想、去年はガッツリ外れたんでね、今年縁起物にしてから再挑戦ですね。2位に予想したギラヴァンツ北九州とか降格してしまったし。今年は置きに行ってるんで一回縁起ものにしたいですね。間違いなく今年も熱いリーグになりそうです。