2017/04/29

2017年 明治安田生命J2リーグ 第10節 京都戦

【大分 1 - 3 京都】

「代えてあのFW(※俺に)」で有名な田中マルクス闘莉王を擁する京都サンガ・・・もとい、京都サンガ擁する田中マルクス闘莉王との対戦でした。要注意だって、全員が分かっていたはずなんですけれども、止められない。クロスの供給元を断てなかった。そんな試合でした。



今日は三平と林がベンチにも入れず、連携の良さを保っていたFW陣に怪我人が増えている模様。連戦前に危うい。右サイドの岩田はクロスの質に成長が見られずに前半で交代。そうすると後半から代わって入った國分が切り替えされ、クロスを許して闘莉王決められるというちぐはぐな展開へ。危うい。3失点目は完全に余計。危う過ぎる。


繋ぐサッカーをやっていて、一番負けたくないタイプの放り込みサッカーをやらざるを得ない状況の京都に3失点と心情的に苦しい結果でした。1得点出来たものの、もっとチャンスを多く作り、決定機を決められるようにならなければ上位進出の壁は超えられません。守備ブロックを崩す前に失点したのは痛かった。岩田よ、クロスだ。クロスの質だぞ。國分よ軽い守備は厳禁だぞ。これまでもそうであったように若手の失敗は将来の糧として大銀ドームに刻まねばなりません。若手はへこたれずにチャレンジし続けて欲しい。


背の高い新外国人と田中マルクス闘莉王を2トップとして使うという、札束の使い方が凄いことになっている京都の戦術。どこまでやりきれるのかは予測不可能ですが田中マルクス闘莉王が健在であることははっきりわかりました。3試合連続ゴールは異常。




こういう敗戦の時はニータンを眺めときゃいいんです・・・・。昭和か・・・・。旬は逃してる気はするけど面白いよ・・・・。3連勝したかったな・・・・。



2017/04/22

2017年 明治安田生命J2リーグ 第9節 湘南戦

【湘南 0 - 1 大分】



緑と青の勇者湘南を打ち倒してしまいました。サッカーの魔物を呼び起こした魔法使いカタノサカ。アウェイで2位湘南を撃破した試合は手に汗握る熱戦となりました。



J2にバシルーラを食らって再出発のベルマーレとJ3大陸にまで旅に出たトリニータとの3年ぶりの顔合わせ。



久々のBMWスタジアム平塚にはお爺ちゃんキャラのふわふわが。お爺ちゃんの股間から出たり入ったりする感じになっているんですけれども大丈夫なのでしょうか、これは。ポセイドンの槍となれってことでしょうか。とてもトライデントですね(※自分でも何が書きたいのかよく分からない)。



ベルマーレもトリニータも3人のDF、3人のFWという、とてもトライデントな訳ですが今日のスタメンには両軍ともにワントップに異変が。湘南はジネイがベンチスタート。トリニータは林がベンチにも入っておらず、湘南で特別指定選手だった三平(※名前もトライデント)が入り、シャドーに小手川、ボランチは川西と三叉の槍よりも青龍刀が似合いそうな鈴木(夏侯惇)コンビからのスタートでした。



スタジアムでソースカツ丼を買ったのですが、渡された整理番号が27番。これは今日うちの27番大活躍のお告げ以外の何ものでもない気が。古巣相手にワントップで先発だし、何か起きそうな雰囲気を感じつつ、バックスタンドからゆったり観戦。



一人仁王立ちでやる気満々。大活躍の予感。



今日一番負けそうだったのは実はこの時。選手入場時だったか、この大型映像装置に映し出された拍手を促す映像。太鼓の達人っていうゲームのように、流れてくるベル爺にタイミングを合わせて手を叩く感じなのだけれども、なんだか拍手したくなって仕方ない。途中パンパンパンって3連続でテンポアップしてくるところとか危なかった。負けそうでしたがぐっと我慢できました。



フォロワーがいつの間にか8000人を超えた大人気(※当社比)の公式ツイッター情報によると、湘南の得点源はセットプレーが多く、我が軍には逆にセットプレーからの得点が少ないという特徴が見て取れる。前節のブログでもセットプレーから得点が欲しいと書いたばかりだったのですが、試合早々実現することに。


開始5分、初めて得たCKで練習してきたであろう形がハマり鈴木(※全日本プロレスのレスラーっぽい方)が滑り込みながらのシュートを決めてくれました。最初のセットプレーでやられることは多くても、やる側になることは滅多になかったので流石の魔法使いカタノサカです。


早い時間帯に先制したことで、GKからボール回しされたら強いプレッシャーをかける以外に手が無くなった湘南。もちろん湘南は前線からボールを奪いに来るのですが、今日はビルドアップがスムースで湘南相手に攻撃の形を作れていました。特にトライデンタル三平は活躍の予感通り収まり良く得点の雰囲気満載、更にもう次のステージに行きそうな雰囲気が漂い始めた後藤も「一人でできるもん」みたいなプレーで危険なFWの匂いを醸し出し、沈着冷静な小手川の判断力と三者三様、トライデントアタックな前線の連携に磨きがかかっていた。


三平と後藤の体幹というか、ケツの強さが目立った。ケツの強さで言えば、攻守ともに川西も素晴らしかった。昨年スタメン常連だった姫野がベンチスタートになっているのもうなずける。運動量、ポジショニング、ボール奪取力が今日は素晴らしかった。最近1対1でのボールの奪い合いを「デュエル」って表現するのが流行ってますが、川西デュエルスタンバイ感が凄い。前半はあっという間に感じる出来でした。



しかし、スタイルを築き上げてJ1で生き残った猛者、曺監督が後半開始から2枚替えで動く。ジネイを投入されたことで前線に起点を作られ一転厳しい状況に。しかし、今日はここからが手に汗握る展開となりました。DF陣が体を張りつつギリギリで得点を許さない。上福元も何度もスーパーセーブを連発。守りつつもGKから繋ぐことを諦めず、湘南のプレッシャーも尋常じゃなくなったことで低い位置でミスして危うい場面もありましたが、つい「ブラボー!」と叫んでしまう攻撃を見せることもあり、押されつつも築きつつあるトリニータのスタイルを初志貫徹。人間、美しい攻撃を観るとフランス人みたいになるんだなって思いました。ミスしてもビビらないの大事シルブプレ。この苦しい時間帯のサポーターの声援が素晴らしかった。



長い長い受けの時間帯も、全員で戦って虎の子の1点を守り切って勝利となりました。今シーズン生観戦初勝利。九州圏以外での初勝利となりました。おめでたい!ちなみに長いアディショナルタイムが終わったとアピールするうざさ満載のベンチの面々。



勝った瞬間のベンチの面々。



三平の得点の予感だけ外れてしまったのですが、決定的な場面も多く大活躍だったことは間違いなし。いつものシャドーよりワントップの方が活きた気がします。後藤、小手川の生え抜きシャドーも怪我人対応のやり繰りの中での良い発見かもしれません。湘南も主力の高山が怪我で長期離脱しており、代わりを務める若手の出来が試合を左右したかもしれません。ただ、それを差し引いてもJ2で2位をアウェイで撃破できたことは非常に自信に繋がると思います。



8年間くらいの我慢に我慢を重ねてきた生き残るための努力の中で、ようやく良い時代に向かっている手応えを感じられる幸せったらね、たまらないものがあるんですよ、これが。今日、湘南相手に戦えた手応えは確かなものでした。3連勝を目指してもらいたいところですが、次節の相手京都はブラジル人FWが大活躍しているとのこと。超注意人物らしい。うちのCB竹内とのマッチアップなんて名古屋方面のサポーターが困惑しそうな対決ですが、見応え十分になることは間違いなし。グランパス黄金時代を支えた謎のマッチアップが観れるのは大銀ドームだけ!謎のFWの王、田中マルクス闘莉王に要注意。


2017/04/15

2017年 明治安田生命J2リーグ 第8節 金沢戦

【大分 1 - 0 金沢】

九州新幹線が避けて通った街vs北陸新幹線が通った街ダービーを制しました。攻撃陣1得点、守備陣が完封。内容的にも前半からゲームを支配できましたし、ほぼ言うことはありません。1つだけ不満があるとすればセットプレーから得点出来て欲しいなというくらい。今日はセットプレーのチャンスが多かったのであそこで2得点くらい決められたら完勝と言える試合になっていたと思います。



DAZNで生観戦でしたが、スタジアムは30℃を超える気温だったとか。先週の山形の寒さから考えると信じられない気温ですが、いくら北陸新幹線があると言っても遠い九州まで遠征にやってきた石川県勢には堪えたに違いない。今日のスタメンには1度だけのドリブラーこと福森が復帰し、3バックが平常営業に戻る。岸田は右サイドに陣取る。


久々の4バック相手だったのですが、金沢の柳下監督はマンツーマンディフェンスの使い手。「柳下監督 マンツーマン」で検索すると新潟県民の賛否両論が熟読できる訳ですが、噛み砕いて言えばヤンツーがマンツーで守備強化ってことです。手堅いチームを作るイメージですが、相手チームの戦術に対して対策とかはあまりしないイメージで、今日もトリニータに対して特別な対策を立ててないな、っていう感じはしましたよね・・・・。


後半に大エース後藤の得点が生まれるまではヤキモキした感じはありましたが、攻撃と守備ともに充実した内容でした。金沢が後藤をフリーにさせ過ぎなのか、後藤がフリーになるのが上手なのかは見る人によって評価が分かれそうな事案ですが、手塩に掛けて育てた大エースですからポジショニングが上手になったということで良いと思われます。川西をボランチに投入しての小手川シャドーオプションが頻発していますが、今日はそれが当たった形に。采配も冴えております。林の負傷退場が心配ではありますが、次週は3-4-2-1の雄、湘南を相手に戦わなければなりません。未だ勝利を目にしていない関東の民に勝ち点3を頂ければと存じます。何卒宜しくお願い致します。


2017/04/10

2017年 明治安田生命J2リーグ 第7節 山形戦

【山形 3 - 2 大分】



約8年ぶりの山形に行ってきました。しばらく行かなかった山形、なぜ行かなかったのかを思い出した旅でした。天童駅何も無さすぎ。8年前も同じことを書いているのですが私も天童駅も成長しないものです。大分から来た人はどうやって帰るのでしょうか?月曜日休まないと無理ですよね。8年ぶりとあってスタジアムの記憶がない。新鮮だったので一周してきました。











特に何も考えずに山形サポーターだらけのバックスタンドに大人しく紛れ込んだのですが、これが失敗だった。まず逆光。そして風。もうずっと風。メインスタンド方向からバックスタンド方向にずっと風。巨大な冷風機でも置いているんじゃないかってくらい冷やされました。風力発電所の設置で起業を考えるレベル。しかし、山形のバックスタンドの民は鍛えられているのか?何とも無い様子で、完全防寒スタイルで身動き一つしない。飛び跳ねる人は薄着、飛び跳ねない人はモコモコの山形県民観戦スタイルに納得。東北の人々は辛抱強い。





怪我人が増えている我がトリニータはサイドに山岸を投入。この寒い中、林と後藤が半袖でピッチに立っていました。後藤は手袋も無し。気合が違う。



今日は日曜日夜のDAZN注目試合とあってカメラの台数とスタッフがビックリするくらい多かった。J2でも16台体制でやるのは予想外。山形vs大分という、そりゃ一時はJ1にいたりもしたけれども今は比較的地味なカードを選んだ勇気ある人々の期待に応えられたゲームになったことは確かじゃないでしょうか。PK以外のゴールは全て素晴らしかった。あっちこっちにカメラがスタンバイしていました。









山形は愛媛から木山監督を引き抜き、瀬沼、阪野、児玉と愛媛っぽい選手も連行に成功し、本田拓也などと融合させる効率の良い強化戦略。愛媛から持ってきたミカンの木に山形牛で肉付けする感じのサッカーです(※我ながらよく分からない)



お互い3バックで似ているのだけれども、前半に感じたのは楔の受け方の違い。瀬沼や阪野は一旦収められるので時間が作れる。我が軍はワンタッチとフリックを多用するので、攻撃が単発に見受けられる。通れば即殺なんだけれども。あとは山形の守備、守るときはサイドが最終ラインまで下がって5バック気味に。サイドのスペースを封殺されると、両サイドがワイドに展開したところで数的優位は作れず、岩田は勝負に出れず。真ん中も固められ、風の影響なのか鈴木(夏侯惇)のロングフィードも正確性を欠き不発。セットプレーでも得点できなさげ。前半の2失点で、絶望を感じたのは確か。


しかし、毎試合前半が低調なトリニータは後半に本領発揮。というよりも前半は相手のプレッシャーに圧されてしまっているのだけれども。特に後藤の一撃が試合の流れを変えるほど衝撃的だった。このゴールが観れただけで現地へ行った価値はあった。



とんでもないゴール。このゴールが突き刺さった後、山形のバックスタンドの民がですね、信じられないくらいノーリアクションだったんですよ!静まり返った。あまりにも誰も何も言わないし動きもしないので、ノーゴールだったのかな?って一瞬戸惑ってしまった。「やられたー」とかそういうのも無い。ただ寒さに耐えるバックスタンドの民は相手ゴールとかは観なかったことに出来る模様。さすがJ2参入同期。鍛えられている。


後半開始から明らかに受けに回った山形は、守る意識が強く出てしまって5バックが引き気味に。そのスペースを後藤に与えてしまった。さらにこの直後、左サイドの山岸のパスがつながって三平のゴールが生まれる。同点に追いつかれた山形のバックスタンドの民もさすがに悲鳴を上げ始める。スペースが無いなら俺のドリブルで作ってやる、ベテラン山岸の教えが伝わってくるようなプレー。


次のゴールが取れそうな雰囲気さえ漂いましたが、残念ながらゲームを決める3点目は山形に。このゴールも胸トラップからの反転という美しさ溢れるプレーでした。守備陣が3失点してしまったらそりゃもうダメ、負けます。最後の竹内パワープレーには練習の痕跡が見て取れ、期待感は増していましたが再び追いつくことは叶わず。アウェイで惜しい敗北となりました。勝ち点1は持って帰れたかもしれなかったので残念無念。次は8年以内にリベンジに山形に行きたいと思います。



ただ、J2最南端と最北端のチームの試合でFW陣が流れの中から2得点できたのは収穫。移動だけで疲労があるはず。3失点した守備陣には猛省が必要ですが、この厳しい条件下で日曜日夜の派手な試合を作れたことは不安よりも希望に繋がる話だと思います。7試合が終わり、シーズンの6分の1を終えて勝ち点10。内容的にも上出来だと思います。まだ伸びしろありますし。このペースなら勝ち点45には余裕で届く。次のホーム金沢戦は勝ちたいところですが、我が軍の戦略が嵌るタイプなのかどうか。次節は地味でも構わないので勝利したい。今日の三平のゴールでFW陣全員が得点できたので更なる奮起と守備陣の修正に期待。




2017/04/01

2017年 明治安田生命J2リーグ 第6節 愛媛戦

【大分 1 - 1 愛媛】

4月バカの日にバカ試合を期待していたのですが、お堅い試合内容でした。地方公務員から国家公務員に転職するくらいのお堅さ。今日も生DAZNで観戦となりました。前半途中までのトリニータの内容の良さに、割り切ってブロックを作って待つ戦法に切り替えた愛媛の間瀬監督。真面目。ボールを保持して良い試合の入りが出来たところだったのに肩透かし。さらに松本怜の負傷退場と勢いを失ったまま前半を終えました。



林がスタメンに復帰も、今度は伊佐がベンチ外とメンバーは自転車操業的。愛媛はきっと前からプレッシャー掛けてくるんじゃないかなって個人的には予想していたのですが、来なかったんですよ。ボールを奪いに来なかった。待ち。風車の理論だって言ってんのに無風。そりゃ風車は回らないって話ですよ。トリニータはボールを保持出来てしまったので今シーズン初めて遅攻を主体とした組み立てを必要とされる状況に。この遅攻時に攻撃が上手く作れなかったですね、今日は。愛媛がどっしり動かなかった。去年秋田で大分に2敗している間瀬監督がトリニータをリスペクトし過ぎな気もする。


後半にトリニータがリスクを負って前がかりになったところ、攻守のバランスを崩してカウンターで失点。そこからは更に頑なになった愛媛。最後の最後に林が執念で押し込んで引き分けに持ち込めたのは大きかった。初の引き分けでタイムアップとなりましたが苦しい展開の中で勝ち点を積み上げられたのは良かったと思います。遅攻の時、サイドからのシンプルなクロスがもう少し多くても良いんじゃないかとか、セットプレーから得点出来て欲しいとか、今後も同じような展開になることもあると思うのでもう一つ何か武器を持っておきたいと思う次第です。本来ならば自分達でボールを動かせている訳で、もう少し良い攻撃が観れても良いはずなのですがあそこまで割り切って待たれると厳しいものがあるのでしょうか。


ということで、現地にも行けていないお堅い試合でなかなか書くことも少ないのでDAZNについて少し触れたいと思います。今シーズンのJリーグは大改革が進んでいる訳ですが、あまり知られていないんですけれどもDAZNはあくまで「放映権」を持っているだけなんですよね。これが今までと実は違うところ。DAZNはこの「放映権」で映像を消費者に届ける小売業みたいなもので、野菜を売っている八百屋さんみたいな感じ。野菜を作っている農家さんが誰なのか、というと実は今シーズンからはJリーグが映像を作っているのです。正確に言うと関連会社の「Jリーグデジタル」という設立されたばかりの会社が映像制作を担っています。ですから、「ゴールシーンがDAZNのカメラに映ってねぇぞ」とかは指摘としておかしいことになるのです。配信が止まってクルクルし始めたら「DAZNこの野郎」は正解ですが、あくまでデリバリーがDAZNのお仕事なので、映像の中身は「Jリーグデジタル」に文句を言うのが今は筋ってもんなのです。


ただ、Jリーグデジタルも1月に設立されたばかりですし、中継のノウハウなどを持っている全国のローカル局に映像制作を委託している訳ですよ。たぶんそう、きっとそう。トリニータホームの試合は今シーズンTOSが委託されている模様。今の契約がシーズン通してなのか、試合単発なのかはよく分からないのですが、スカパー!時代はこの映像制作もスカパー!さんに丸投げされていたので、スカパー!からの各局への委託となり「スカパー!のカメラこの野郎」は正解だったわけですが、今年からは時代が変わったということを広くお伝えしたいと思います。これからは映像そのものや実況アナウンサーの質がおかしい場合は「Jリーグこの野郎」これが正解。ただ、なんだかスタジアムを出入り禁止にされそうな雰囲気が漂うので「Jリーグから委託されているTOSめ」くらいにしておきましょう。弱い者たちが夕暮れ更に弱いものを叩く理論。


全般的にDAZNがお金くれた→Jリーグで映像作るか→新しいカメラ買って運用するか→映像の質が上がるぞ、という業界全体が潤う方向の流れになっているはずで、それが遂に発揮されるのが今週末からの日曜日の夕方の注目試合から。4月2日の甲府vs札幌というJ1では地味な気がするカードから運用されるらしい。カメラの台数はJ1で16台だそう。普通のJ2が6台なので、残り10台はいったい何を映すんです?レベル。実は翌週、4月9日は山形vs大分という間違いなく地味なカードがJ2では初めてその注目試合に選ばれてしまったのです。来週、普通よりもカメラ数が多くて、もしかするとスーパースローモーションなんかも運用されるかもしれない可能性があるっていうことになります。いくら何でもJ2で16台は無いんじゃないかと思うんですが、いつもより豪華な中継になる可能性が高いです。そこで今日みたいなお堅い試合だとJリーグの未来に関わる問題になるので山形の木山監督には是非ともFWからプレッシャーを命じて欲しいと思います。トリニータがすり抜けられる程度の強度でお願いできると尚良いのですが。来週、DAZN必見。