2017年11月12日日曜日

2017年 明治安田生命J2リーグ 第41節 徳島戦

【徳島 1 - 0 大分】



今シーズンのラストアウェイ。ラスタウェイ。意味もない、くだらない事を書き続けてきたシーズンも遂に佳境。結果的に2017年の最後のアウェイ観戦記となってしまいました。徳島のポカリスエットスタジアムに初潜入。大塚製薬の工場の庭でした。蛇口からポカリでそうな雰囲気。




可能性的にはもう厳しいものがありましたし、若干悩んだんですけどね、東京から貯めたマイルを利用して無賃旅行できる条件が整っていたので予定通り飛びました。やはりその、このクラブ特有の出会いと別れがありますから、今の選手たちの写真とか、これが最後かも、と思いながら撮っておく儀式と言いますか、自分の中で踏ん切りをつける覚悟を持って観戦してきました。お互いに負けられない条件の中、行われた試合は非常に良い試合ではありました。残念ではあったけれども素晴らしかった。



結果だけ見れば得点できず、今シーズンの昇格の可能性は無くなりました。プロの世界ですから、結果だけが重要だということは重々承知ではございますが、仕上がったトリニータのサッカーにやはり私は、開幕戦で感じたあの大分トリニータ復活の狼煙を、感じざるを得なかったのです。経営危機やら昇格やら降格やらを繰り返す中で、見失っていたサッカーの本質を思い出させてもらったシーズンになったというか、やはりプロサッカークラブですから、ピッチの中で繰り広げられる内容が充実していてなんぼであって、それがあればこそ、人もお金も集められる環境に近づいていける条件だと思うので、この日の内容を鑑みて、前進することが出来たシーズンだったと確信できたと思います。



J3から這い上がったばかりのシーズンで、勝ち点45の目標に対し、勝ち点60を超える結果と昇格戦線を甘噛みできるところまで戻れたことは、3代目社長就任と片野坂監督就任後にホップ・ステップと完璧な2シーズンのロードマップでJ2に戻れているという評価に繋がると思うのです。間違いなく期待を上回る結果です。個人的にはシーズンの観戦は最後でしたから、負けはしたものの、観客として出来る意思表示として拍手を送って帰ってきました。やっぱりJ3よりJ2の方が良い。断然良い。改めて思いました。J1の方がもっと良いんだけれども。個人的にはJ3、J2、J1を3年で3連覇する夢見ていたんですけど夢破れてしまいました。


スタメンはGKが高木になったことや、竹内のベンチスタート、鈴木義宜のゲームキャプテン、黄の奮闘ぶりと選手が代わってもサッカーの質が落ちないという、明るい未来を示すことができたものでした。この試合だけのことを考えるともちろん、ゴールが出来なかったという不満はありますが、徳島がシーズンを通して磨いてきたプレッシングを見事にいなしながらボールを繋いで決定機を生み出せたあの内容は、徳島の観客を89分間黙らせ続けたあの内容は間違いなく本物でした。シーズン前半で戦った時を思い出せば、GKを含めたボール回しからの展開がビビらずに出来るようになっていて、全員がサッカーが上手になったように感じる。大分トリニータ史上、最も攻撃的戦術が先鋭化。ここまで攻撃が整備されたことが今まであったでしょうか。もしどこかで先にゴールが決まっていれば全員が称賛されるべき内容でした。



条件的にリスクを冒してでも勝ちに行くしかなかったゲームだったので、シキーニョの縦を切る一か八かみたいな守備が外れてフリーでクロスを上げられて、それまで完璧に抑えられていた渡に決められてしまったのは、敗北の内容としては受け入れられる範囲の結果だと思います。リスクを冒して前に出ての敗北なので、諦めがつきました。



もしも今シーズンのスローガンが初志貫徹じゃなかったら、昨シーズンの様に勝ち点を稼ぐことを優先する戦術に切り替えて戦っていたかもしれません。しかし、自分たちの選んだコンセプトで、最後まで戦い抜いて、目標を超える勝ち点を得ている現状を評価すべきと私は思います。勝ち点45を積み重ねた後に戦術を変えていたら、それこそ今シーズンの我慢が何だったのか分からなくなってしまいます。結果だけが重要だけれども、その結果を出すためのアプローチとして自軍の戦力を鑑みた上で最短距離で進んでいるかどうか。



本当に重要なのはシーズンが終わってからで、この反則ポイントの少ない、魅力的な攻撃的サッカーを商品としてスポンサードを募り、どこまでの戦力を維持・上積みできるか。監督や選手ごと、ごっそり持って行かれるなんて日常茶飯事の世界ですから、普通にジャンプアップすらままならない最悪の事態も考えられます。プレーオフ圏内に届かなかった理由は、競合に比べてどこかに何かが足りなかったからであって、勝てた相手と勝てなかった相手がくっきりしているので、しっかりとした分析をした上で、来シーズンの戦力を積み上げて欲しい。



我が軍をもっと強くするための方法は、実は簡単で、サポーターがシーズンパスを去年の3倍買えば良いだけです。ホップ・ステップ・ジャンプですから、ジャンプアップのために、いつもより財布に血を流させれば良いだけなんです。いや、マイナスの考え方ではなく、サポーターも収入を増やせば良いのです。サポーター各々が仕事なり、バイトなりで目標を上回る実績を出せば収入も上がりますから、サポーターが頑張って、企業がジャンプアップして、街がジャンプアップして、クラブもジャンプアップ。これで行きましょう。馬車馬の如く働きましょう。



西のタヌキはプロフェッショナルで凄かった。東のタヌキはいけ好かない感じですが、徳島の関西系の血が、コテコテのサービス精神がありながもアクロバティックな動きまで出来るという西でモテる感じが凄い。もうちょっと人気出て良いはず。



徳島は2度目のプレーオフ昇格が実現できるでしょうか?プレーオフ昇格を2度体験したクラブはまだなく、初代プレーオフ芸人としては悔しくもありますが、真のプレーオフ芸人となるべく福岡や名古屋をなぎ倒せるか、次節の東京Vとの最終節は1つ1つのプレーに魂が奮えること間違いなしでしょう。松本山雅が負けていると、お互いにボールを回すだけのつまらない状況にならないように、千葉にも頑張ってもらいましょう。私としては相性が悪すぎる千葉に居なくなって欲しいのですが。



若干強引なシーズンの締め括りではありますが、まだ1つホームで試合を残していますので、現地に行って、今シーズンの内容が納得いかない方はブーイングを、納得できた方は拍手をすれば良いと思います。終わり良ければ総て良し、最終節に勝って追われれば印象が全然変わってきますから、開幕戦で勝って、最終節でも勝って、来シーズンのジャンプアップに繋げられる雰囲気を出して欲しいと思います。ついシーズンパスを3倍買ってしまうような何かを、完璧なホップ・ステップを!


2 件のコメント:

  1. 悔しいながらも清々しいというか、このチームを好きになってよかった……大分の誇りだと感じました❗
    仕事で現地に行けませんでしたがDAZNを盗み見して感じました。

    サポーター、フロントが少しづつ一歩づつでも前進してこの誇りあるチームを支えていきましょう

    月曜日、無理やり休みをとり最終戦をこの目に焼きつけてきます🎵

    返信削除
    返信
    1. 自転車最高様

      コメントありがとうございます。今年もお世話になりました。最終節勝てて良かったです。来年、補強を頑張ってもらってチーム内競争を促しながら片野坂監督のサッカーを実現して欲しいですね。来年が楽しみです。

      削除