2018/08/06

2018年 明治安田生命J2リーグ 第27節 新潟戦

【大分 4 - 0 新潟】



連勝です、連勝。大分トリニータが再び上昇気流に乗り始めました。昨年までJ1にいた超強豪の新潟相手に4-0です、4-0、4得点で無失点ですよ。ねじ伏せてやりました。それくらい強いのが今シーズンの大分トリニータってことです。※尚、本ブログは来週に大型イベントで勝負を掛ける大分FCのために30%増しに誇張して書かれております、ご了承下さい。



猛暑ですから!もう今年は酷い暑さで仕事にならないのでね、私もやらなきゃいけない仕事を全て放り投げて大銀ドームに行った訳です。街には浴衣を着た夏休みを満喫している若人達で溢れ返っていたので、何かしらのイベントに若人達が強制的に動員された影響で大銀ドームに人が少なかっただけだと思われます。そういう日に限って大勝するのがトリニータってもんです。逆境魂。来週は泡のプールとかあるよ!若人達よ、こっちに集まってくれ!泡でときめくチャンスなんでよろしくね!ビールも美味しいよ!


はい、イベント告知はこの辺りにして試合です。試合。最近DAZNで観戦していて、気になっていたのが芝の状態。かなり傷んできているんだろうなと予想していたのですが、水は撒かれており一安心。




気になる先発陣はほぼ前節のままでしたが、左サイドが那須川に変更。ナスは夏野菜。七夕は終わったので、星の代りに夏野菜要員として先発に抜擢された模様。季節を感じる。対新潟で那須川を選びたがるってことは新潟の弱点がクロスにあるという戦術的理由が本当の理由だとは思われます。結果的にはこれが大当たりとなりました。形としては前節に引き続き2トップ。ベンチには千葉から借りた岡野を早速投入。



岡野は185センチと我が軍では長身の部類。更に長身の何とか何とかっていう(※長すぎて憶えられない)ブラジル人CBまで獲得してしまったし、刀根の離脱から2名追加で、セットプレーに期待感が出る。その中で躍動しまくっているのが岩田なんだから分からんもんだ。成長しまくりの岩田が今日も素晴らしかった。あんなに駆け上がるCBって何なんですか。こうなるともうCBもスタメン安泰なメンバーが居なくなってしまう。上昇気流です、上昇気流。



対する新潟。相変わらずナニシテル新潟状態。新潟での対戦時はまだターレス頼みの「アレ」サッカーでしたが、それを諦めてオーソドックスな4バックに。矢野と田中がスタメンという新潟は時計の針が止まっているのか的ツートップ。新潟での対戦時よりも怖さを感じないくらいにナニシテル新潟でした。大分トリニータ対策がなっちゃいなかった。引き籠るでもなく、ハイプレッシャーかけるでもなく、普通の試合運び。J1に長く居たプライドが、邪魔をするってやつです。遂に愛媛に順位を抜かれるまでに。





今日の勝因の一番大きいところはやはり、「ナニモシナイ新潟」であったことだと思うのですが、それでも先制点を取るまでは一進一退の攻防ではありました。矢野貴章はやはり上手かったし、足も長く、懐が深い。そんな矢野貴章をシャットアウト出来た鈴木が素晴らしかった。ブラジル人要りますかね!?っていうプレーっぷりでした。



暑さを考慮しての飲水タイムがあったので、戦術確認がしっかりできるのが面白くなるポイントでもある真夏のJリーグ。直後の先制点は若干ラッキーな形で、夏野菜こと那須川のシュータリングから。センタリングでもなく、シュートでもないシュータリングという新しい何かを生み出した様子の夏野菜那須川。これで俄然余裕のある試合運びが出来るようになりました。





前半を1-0で折り返した我が軍。3-5-2になった感じというよりも、5-3-2の方がしっくりくる印象。トリプルボランチと激しい上下動を繰り返す両ワイド。今までに比べて前線でプレッシャーをかけることができるようになって、より高い位置でボールを奪い返すことができるようになっていました。前田の気の利き方が素晴らしいらしい。ピッチ上で一緒に走っている味方からそう評価されるってことはよっぽどなんでしょうけれども、実際ボールを奪い返す場面が多くなり、カウンターをケアできていました。



ハーフタイムには関取のコスプレをした「薄汚れてる」(©HKT指原様)ニータンの土俵入りが。いや、浴衣のコスカメだったんじゃねぇのかよ。雲竜型の土俵入りを本人がやってしまったら本当に力士にしか見えなくなるっつうの。しかもスタンドから「よいしょー」って掛け声まで出ちゃう始末で、ただの横綱でしかありませんでした。目指せJリーグマスコット界の横綱(※体形以外でな)ちなみにニータンは1回脱皮してますから今は比較的キレイです。爬虫類なんで、定期的に脱皮してキレイになります。無理して変な温泉入って鉄の色に染まった方が恐ろしいのでご自愛ください。



後半立ち上がり、新潟の出方を確認する前にファーストプレーで追加点を奪えました。ニータンの雲竜型に気を取られた新潟DF陣の隙を突いた形としか言いようがない得点でした。得点したのは前節に引き続き三平。やはり気合です、気合。気合があれば得点できる。見てみぃこの気合。





試合を決めるその次の得点が凄かった。3得点目は自陣深くから繋いで崩し切るという、美し過ぎる形。丸谷のラストパス、三平のシュート。これを生で観れたんだから言うことない週末ですよ、本当に。ベンチメンバーも気合が入った。正直この辺りから新潟さんヤバイっていう感想しかなかったです。交代でターレスが入りましたが、身体はキレていたので何で先発じゃないのか謎です。



やりすぎの4点目は小手川が決めて、ほぼ試合終了。この起点の縦パスが岩田だったんだから末恐ろしい。チャンスに走って、ドリブルして、クロス上げて、ダメだったら真っ先にスペースを埋めるために戻るっていう、岩田が二人くらい居るんじゃないかっていうくらいに上下運動をこなせていた上に、この縦パス。この暑い中で縦パス。ブラジル人要りますかね!?っていうくらいの縦パスでした。



4点差をつけてトリニータオーレを歌って試合を締めることが出来ました。来週は「お風呂」をテーマにしたイベントなので、チャントのラブトリニータもバブトリニータになる訳ですが(※ならない)思い入れのある、歌われると負けることのないチャントを聞けるっていうのは格別です。来て良かった。



これまで総力戦と銘打ったイベント時にことごとく勝てなかった我が軍。来週の相手がこれまた守備が堅いカウンター芸のお得意な岡山戦を敢えて選んだあたりに不安を覚える訳ですが、例年お盆の時期にアウェイが多かったので今年は夏休みの一大イベントとして勝負に出たんだからやるしかない。やるしかないのです。気合です、気合。泡のプールとかあるらしいので、若人達に集まって欲しい。もしも若人達が集まらなかったらジジイとババアにもひと肌脱いでもらって、集客感を出さなければなりません。大丈夫、泡で隠れるので何とかなります。(※ならない)



来週に向けては本当に良いアピールになると思います。上位にも食らい付いて離されないように。8月を乗り越えれば、自力チャンスが見えてくる。気合です、気合。


2 件のコメント:

  1. 中津トリサポ2018年8月6日 0:47

    あの5試合勝ち無しから2連勝
    片野坂さんはやはり凄かったですね。前田やUSA出身の岩田を入れて大成功。
    町田に昇格枠を減らされないように自動昇格しましょう(苦笑)

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    1. 中津トリサポ様

      コメントありがとうございます。素晴らしい勝利でした。若手の奮起が期待以上で何よりです。上位とは直接対決を残しているのでまだまだチャンスはあります。今は離されないように食らいつきたいですね。

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