勝ち点ワンソウル。松本に行って来ました。アウェイで勝ち点1という結果ではあるものの、前節の広島戦で得た黄金に輝くゴールドエクスペリエンスな勝ち点1とは違って、輝きはしない普通の石の色の、土の味がする勝ち点1でした。この試合は勝たなきゃダメなやつです。しかし松本、ほぼ何もして来なかった。雷鳥はどこの頂を目指しているのか?そんな試合でした。
夏、閉店。閉店間際のスーパーの如く、蛍の光が流れていると錯覚するくらいの夏の終わりっぷり満載の松本市。とても涼しかった。夕暮れも美しい。夏休みの宿題なんてね、どうでも良くなるよね。(※なりません)
📣 スタメン発表 📣
— 【公式】大分トリニータ (@TRINITAofficial) August 31, 2019
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スタメンには動きが。累積警告明けのティティパンと嶋田というシャドーの組み合わせ。さらにボランチの組み合わせも小林裕紀と島川でそれぞれ目新しいコンビネーション。OJTも3試合目とあって、職場への溶け込み具合が素晴らしい。滑らかに馴染んだ。最後に入って来たバイトが一番仕事出来る感じ。ベンチには日本代表U-22に選出されたGK小島も。岩田も選出されており、タイ代表のティティパンもいるしで代表メンバーが増えてしまって誇らしい。ジェフユナイテッド千葉で夢を叶えそうだった岡野もベンチに入るところまで来た。そして何と言っても怪我で長期離脱していた伊佐の復帰ですよ。
久々に観た戦闘態勢の伊佐は肌艶が凄まじく、競走馬と見紛うレベルの脚の筋肉。パドックで観たら軸に据えるレベル。怪我して戻って来たんじゃなく、パワーアップして戻って来たことが伝わる肌艶。一瞬本気でストッキング履いてるんじゃないかと思ったくらいにテカテカだった。ここまでの努力がうかがい知れるオーラ。筋肉は裏切らない!復帰おめでとう!超絶パワーアップして、松崎しげる級に色黒のCFが戻って来てくれたのは大きい。
【8.31🆚大分】
— 松本山雅FCオフィシャル (@yamagafc) August 31, 2019
▶ スタメン
GK 1 守田 達弥
DF 31 橋内 優也
DF 4 飯田 真輝
DF 41 水本 裕貴
MF 3 田中 隼磨
MF 6 藤田 息吹
MF 35 宮阪 政樹
MF 42 高橋 諒
MF 8 セルジーニョ
FW 50 阪野 豊史
FW 11 永井 龍
👉試合情報https://t.co/eLALziVC2H#yamaga #Jリーグ #松本対大分 pic.twitter.com/fOEGWypqaC
対する松本山雅。スピードスター前田大然を海外に抜かれ、山形からFW阪野を引き抜き、広島からレンタルで水本を補強。この日は中盤の要、パウリーニョが出場停止。宮阪がいるのでロングシュートには気を付けなればなりませんでした。松本山雅はここまでJ1で最も得点数が少なく、得点力不足という課題が明白。15位仙台と16位鳥栖の直接対決が真裏にあって、松本山雅としたらですよ?1度は勝てた大分トリニータ相手に、ホームで絶対に勝ちに行かなきゃおかしいはずで、前がかりにやってくるだろうと予想していたんですがハズレ。松本山雅、我が軍相手にずーっと引きこもった。これが意外だった。残り10試合で、間に合うのか?という話である。胆力が凄い。
前半はほぼパーフェクトな内容。特にカウンターのケアが秀逸で、奪われても即時奪い返すという、ことごとく安心して観ていられる状況が繰り返された。リスク管理重要。シャドーに入ったティティパンと嶋田のハードワークが効いていたように感じた。嶋田はコーナーとかも蹴っていたし、ようやく特徴が分かり始めました。小塚をベンチに置いた意図が明白に感じられた狙い通りの展開。松本が早々に撤退し、まるでボールにプレッシャーをかけてこなくなった状況で、カウンターも阻止することで相手陣内に押し込むことができました。元々シュートまでの筋道が見えた時しか仕掛けないのでチャンスメイクの数は多くない我が軍なのにシュート数も多く、圧倒出来ていた。前節とは全く違う内容。
#大分トリニータ
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#片野坂知宏 監督ハーフタイムコメント🎤
攻守共に、粘り強く。
攻撃はシュートで終わること。
守備ほチャレンジ&カバーです隙をつくるな。
#トップチーム
松本山雅からすれば遠くでボール回されているだけでやられてないもん、ってあっちの監督とかは言うんだろうけれども、明らかに得点力不足で、それを克服するために手を打たねばならぬのに、ホームで自陣に引きこもって結果得点出来なかったというのはどうかしちゃってるレベルの引き分けだったと思われます。それも、J1で強化費が最も少ないチームで、シーズン前半に勝てている対戦相手なのに!ホームなのに!盛り上がったのは最後の10分間くらいで、しかもほとんど我が軍のチャンスだったことを考えると、もし逆の立場でこの試合を観ていたらはらわた煮えくり返るんですが、松本山雅側は何事も無く。ブーイングさえ無かった。松本まで熱い試合を期待して観戦しに行ったのですが拍子抜け。試合後の監督のインタビューでも我々はこういう戦い方をしなければならない、みたいなことを言ってましたが、え?J2で2位のチームだった相手に?ホームなのに?パウリーニョ1人いなくなっただけで?強化費でも上回ってる側なのに?え?っていう話ですよ。胆力が凄い。結局J2の優勝も掻っ攫われたし、この胆力が結果に結びつくのかもしれない。
よそ様の話なのでね、余計な話なんですけど、この結果松本山雅がどうなったかといえば、裏では鳥栖が逆転勝利して自動降格圏内の17位に転落。まだ焦っていないアルウィンが不気味過ぎた。胆力が凄い。勝ち点1でも十分という評価らしい。確かに松本は仙台、鳥栖との直接対決を残してはいるけれども現時点で3ポイント差を付けられてしまったので、自力での残留という部分ではかなり怪しくなってきている。この試合の引き分けで良いというのは相当な悪手だったのではなかろうか。鳥栖、強くなっていたし。
我が軍としては仕留め切れなかったものの、伊佐の復帰でオナイウの負担減や三平との連携、小塚をベンチスタートなどプラス要素が多く垣間見れた内容だっただけに、勝ち点1は最悪ではない。勝たなければならない内容だったので、広島戦ほど手放しに褒められないけれども積み上げた点は評価されて良いのではないか。石にかじりついてでも残留せねばならない。胆力を付けよう。もう観客が多すぎて手狭に感じ始めたアルウィン、まず
残り9試合、目標の45ポイントまであと9なので全試合引き分けでもセーフ。手堅く行きたいけれども、1週のブランク&市陸での試合がどうなるのか。私にとっても伝説で聞いたことしかないスタジアムなので人が入り切れるのかとか、興行として成り立つのか、スタッフの準備は大変だろうけれども、乗り切りましょう。
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