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2020/09/17

2020年 明治安田生命J1リーグ 第24節 FC東京戦

【FC東京 2 - 3 大分】

 

いやー面白かった!水曜日になんちゅう試合をしてくれたんだ。最高のエンターテイメントでした。結果的には中止になってしまった10月開催予定のACLの試合、そのスケジュールの都合で先行して開催された第24節、何の因果かこないだ戦ったばかりのFC東京へのリベンジ戦。DAZNで眠くなったと評した内容から一転、眠れなくなりそうな内容となりました。2連勝!良いよ、良い波来てるよ!

 

やっぱり東京に移動だけした組が居た模様。大分に帰らずに仙台と東京に連泊したマネジメントが大成功。前節シマオ・マテをふっ飛ばしたことで一躍注目を浴びたチネンガこと知念をワントップに、渡と小塚がシャドーに並ぶ。一瞬知念と渡のツートップにトップ下にセクシー小塚を入れる平成の3-5-2かと妄想しましたが違いました。いつもの並びでした。右サイドは高山、左に松本怜。ボランチには前田と島川、最終ラインは香川、鉄人、小出という、ここに来て今までにない新しいチョイスが過ぎる布陣。そして何よりも意外だったのは背番号10番、野村が何の前触れも無く、唐突にベンチに戻って来てくれたこと。背番号10番の復帰は格別に嬉しかった。試合ではこの今までに無い面子による布陣でもボールを握れたし、内容はほぼいつものトリニータ。ロングパスによるサイドチェンジは少なかったものの、前回対戦では感じられなかった攻撃的チャレンジが形になっていた。FC東京のラインコントロールの上手さもあったかもしれないけれども、アグレッシブさの証明として今までに無いレベルでオフサイドが多かった。副審のフラッグが宙を舞うレベルでした。

 

副審の珍プレーなのか、それとも超オフサイド判定だったのか(※手が滑っただけの模様)
      


対するFC東京、前回対戦では不在だったエース、ディエゴ・オリベイラを投入。若手の成長が連戦の屋台骨を支える。ディエゴ・オリベイラはなんとか沈黙させることに成功したものの、この日の主役はアフロサムライことレアンドロでした。あわやPKかと思われたプレー、強引な突破からねじ込んだ先制点、非常に厄介な相手でした。

 


毎度前半だけうるせぇぞOptaめ。試合途中のデータはデータに過ぎませんから!前半を0-0でやり過ごせたことは大分ペースと言って良かったのではなかろうか。走らせて疲れさせてからのパスサッカー。ボールは疲れない。俺は出張で疲れた。


珍しく後半開始も集中して入れた後半。先制点は53分、左サイド深くまで侵攻後ボールを奪われた後、一瞬のスキを見逃さずに即時奪還に成功した松本怜がそのままシュート。久々に松本怜のゴールが決まる。2013シーズン以降に4シーズン続いた「松本怜、年1回ゴールの法則」がJ2に戻った2017年に3得点、2018年に4得点と法則が崩れて複数得点を生み出すようになったけれども、J1にチャレンジした昨シーズンは0得点となり、もう7年分くらいゴールしてしまったのではないか説が出回りましたが(※出回ってない)ここで決めてくれましたよ!ナイスシュートでした。やはりデータはデータでしかありませんから!今年は怜さんにキャリアハイの5得点して欲しい!しかし何で左が怜さんで右が高山だったのか。この配置が得点に繋がっているのだ。我が軍の監督コーチが恐ろしい。トリテンを楽しみに待とうな。


非常に厄介だったレアンドロに同点弾を叩き込まれた後、監督が3人交代を敢行。公式ツイッターが選手名を忘れるほどの長期間、試合から遠ざかった背番号10番が遂に登場。シャドーに田中、怜さんを右に戻し、左CBに三竿を、香川を左サイドにスライドさせる。
 


はい、抜けておりましたけれどもその背番号10番が輝いた。開幕戦以来の登場となった野村。昨シーズン大暴れした実績はJ2オールスターズのMVP級であった。J2で実績を積んだ選手への信頼感は揺るがない評価をする我が軍。これまで攻撃面では使われる側だった三竿が、シャドーを使うようになってる気がするんだが、この一段上にレベルアップした三竿との絡みで左サイドでボールを持つと、フェイント一閃センタリングをかまして田中達也の勝ち越しゴールを生み出してしまう。一旦足元のボールを引いてからの前ダッシュフェイントは1人擬似カウンター攻撃の様相であった。

 


前節終了後、勝利に浮かれて運用ルール無視のツイートを連発した公式ツイッター。大切なことなので田中達也を2回連呼。TTTTです。相変わらず雑です。雑運用です。浮かれずに仕事しろ。高揚するとミスするタイプの人です。ただのトリニータファンか。プロなのか素人なのか怪しくなってきてるぞ。田中達也はエースストライカーへと急成長中。二桁得点目指して欲しい!3得点目も田中が絡んだ。右サイドを突破したTTTTのクロスをGK林がファンブル。これに伊佐が詰めてシュート、再度GK林が弾き返してもつれたところを伊佐が棍棒ふくらはぎでかき出し、こぼれたボールを最後は野村が蹴り込んで決めた。1G1Aのヒーローが誕生。野村直樹野村直樹J1初ゴールおめでとうございました。NNNNな。


この後、天敵アダイウトンが登場し、1点差に迫られ、更に勝ち点を失うんじゃないかレベルの猛攻に晒されるのですがムンのセーブや三竿のスーパーカバーリングもあって無事勝利。3得点したなら安全圏。なんとFC東京に勝利出来てしまいました。
          

そういうのだけつぶやけOptaめ。J1では12年振りの勝利か・・・・。感慨深い。しかし、野村の復帰と結果により、誰がレギュラーになるのか全く分からなかったシーズン開幕前の期待感にやっと現場が追いついた。総力戦の副産物として鈴木義宜以外のレギュラーが全く予想できないくらいの充実ぶりとなってしまった。再び良い波に乗り始めた。しかも三竿に限らず個々の成長も見て取れるのが何よりも嬉しい。特にこの試合では島川、前田、香川の走行距離が11Kmを超えており、質の高いパスサッカーの原動力となり続けてくれた。目立たないけれども下支えしてくれているメンバーもおり、良いスパイラルに入った。2試合連続の3得点により2連勝。良いです、とても良い。


週末は順位の近い横浜FC戦。ここを乗り越えて3連勝が実現出来ればもう一回6位以内を射程圏内に出来るのではないか。まだまだ折り返し。不撓不屈の精神で目標を追いましょう!




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