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2024/06/10

2024年 明治安田J2リーグ 第19節 山形戦

【山形 0 - 0 大分】


山形には行けず、DAZN生観戦。昨年、平日の真っ昼間に開催されたアウェイ山形戦。5-0で敗北するという屈辱的な結果だったこともあり、今年はリベンジに現地に行く予定にしていたものの、色々と立て込んで断念。昨年山形が招待したであろう小学生たちがこの日、1年を経てDAZNで親指を下にしながら主審にしっかりブーイングしている映像がDAZNで放映されているのを観て、山形の取り組みの成果がしっかり出ていることが確認できました。あれで良かったのか山形。アウェイ感の強い暑い14時キックオフの山形で、更に輪をかけて出場停止者と怪我人を抱えるという人員不足にも程がある状態の大分トリニータ。勝ち点を持って帰れるのか?非常に不安な、きっと今シーズンのリーグ戦で屈指のアウェイ感満載の山形戦でした。

ボランチ小酒井、センターバック藤原を出場停止で欠いた上で、保田堅心を代表活動で欠く状態でのスタメン。スタートから3バックの可能性もあったと思うけれども、いつもの並びで、人員だけ場所が違う形でした。4-2-3-1。安藤とペレイラがセンターバックで、デルランが左のサイドバックを務めた。右は野嶽。ボランチ不足には弓場と中川を並べる形で何とかしました。左に帰ってきた宇津元、右に野村、渡邉新太のワントップに長沢トップ下という形。宇津元の復帰はありがたい。ベンチメンバーには香川が復帰。若い。ベンチが若い。


対する山形。私、今シーズンの優勝予想は山形と予想してですね、5000円の優勝予想サッカーくじを買ったですよ。それが何だ、山形よ、お前たち、去年俺たちを5-0とかで葬っておいて、満を持して今シーズンの前半戦がこれか。おう?こっちは5000円買ったんだぞ。去年、自軍優勝予想に5万円突っ込んでシーズン後半ずっと吐き気がしていたこの私が、今年は5000円を投じたんだぞ。なぜだ、山形。渡邉晋監督も2年目でJ2優勝を目指すんじゃなかったのか。岩瀬コーチも居て、楽しそうな練習をやってそうなのに。まぁうちも似たような順位になってるけど。ベースは4-3-3だと思われます。後藤だ、國分だと大分ユースの卒業生たちが稼働しています。なぜ中の下に沈んでいるのか。試合を通して振り返ると、山形の決定力の無さ、攻めているようで守備を崩す様な何かがある訳でない、武器の少なさが得点力の低さに現れていた。今シーズン、我が軍よりも累計得点が少ない。



試合が始まると、大分トリニータは練度の低さが左サイドのデルランに顕著に出て乱れる。出る乱です。練度の低さが出る乱。左サイドから前線へボールが繋がらない。安藤とペレイラの2CBとGK濱田太郎の連携も怪しくて致命的なミスもあった。山形へのプレスはさほど効果的ではなく、パスコースが詰まると裏のスペースにシンプルに供給する山形の大分対策が有効で、高い位置で奪う守備網が無効化されて背走するシーンが多かった。ただ、安藤とペレイラの2CBと濱田太郎の守備面での強度はJ2でも屈指のレベルで、これを打ち破る程の何かは山形にはなかった。イサカゼインの縦への単騎突破は厄介だったけれども、中央で跳ね返してしまうので致命傷は回避できた。我が軍も攻撃に関してはセットプレーくらいしかなかったと思うんだけど、不発でした。徐々に防戦一方になっていたので失点は時間の問題だろうと思ってました。後半耐えられるのかと。前半はスコアレスドローで折り返す。


後半もなかなか前から奪う自分たちのサッカーを表現できなかったトリニータ。14時キックオフのコンディション、山形への長時間の移動。それらを考慮すると体力的に落ちるのはトリニータの方だったと思うし、スタメンも決して万全な状態でもなさそうな雰囲気。野嶽が痛んで交代した後は3バックに移行して守備時はスペースを埋めて対応。どんどんと殴られる続ける状態が続いて、もう、いつ失点してもおかしくないくらいにシュートを打たれまくりました。逆に、山形何やってんだろう・・・・と思える程の、決定力の無さ。誰が得点取るんだ、誰が。私が賭けた5000円がですね、山形のスタジアムで溶けていく感覚。どっちもダメな試合を観た気がする。早く外国人FWを補強しろ山形。



耐えるしかなかった大分トリニータ。耐えました。耐えきりました。そこは褒めたい。攻撃はセットプレーで決め切りたかった。工夫の意図はあったし、デルランにロングスローやらせてみたりしたけれども、及ばず。攻撃面はダメでした。私が観たシーズン最高だった内容から、ここまでかけ離れるとは予想だにしなかったけれども、何とか踏みとどまっている。夏の移籍が可能になるタイミングで選手を増やさないと詰みます。もはや離脱者が帰って来ると思わない方が良いのかもしれない。J2のボトムズは監督が替わってサッカーの内容が蘇りつつある。しっかり建て直さないとまずい。そんな中で迎える天皇杯。大活躍する若手に出て来て欲しい!



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