J1に昇格して、イニエスタと勝負ができると開幕前から大変楽しみにしていた神戸戦。友達を誘い、何か月も前から良いチケットを確保して遠征の準備をしていました。イニエスタは今シーズン、コンディションがよろしくないようで休みがちでしたが前節のFC東京戦で無事復帰し、ゴールを決めて首位を倒すという違いを見せつけたばかり。お!神戸遠征直前にイニエスタ復帰!遂に32億円のスーパースターと対峙するか!と思われた矢先のイニエスタのツイート。
Bienvenido Romeo! Día maravilloso! La mamá y él están geniales! 😍❤ pic.twitter.com/EVCdqEz3Bv
— Andrés Iniesta (@andresiniesta8) 2019年6月20日
・・・おめでとうございます。奥さんの出産立ち会いでスペインへ帰郷した模様。このタイミングで出産になるとは我が軍との巡り合わせ的に何と表現すべきか。戻ってくるのかイニエスタは。
⚽️⚽️💪🏻 @visselkobe pic.twitter.com/bSin1WS4ez
— Andrés Iniesta (@andresiniesta8) 2019年6月14日
いや、なんかおかしいと思ったんですよ、イニエスタのツイッター、試合の画像をツイートすることがあって、この試合に出るよアピールだけはしておく、例の出る出る詐欺はこれまでもあったけれども、トリニータ戦は何も無かった。この画像に我が軍のエンブレムが載るだけでも世界中のサッカーファンに波及効果がある訳で、楽しみに待ってたんですけど何も無かったんでね、あ、イニエスタあいつ帰って来ないなっていう強い疑いの気持ちでノエビアスタジアム神戸へ行って来ました。
\明日6/22(土)は大分戦⚽🌟/
— ヴィッセル神戸 (@visselkobe) 2019年6月21日
明日は1か月ぶりのホーム✨
連勝目指して、ともに戦いましょう!
ノエスタで観戦☟https://t.co/nesCeqIFrR#visselkobe #ヴィッセル神戸 #神戸vs大分 pic.twitter.com/KkvdT8b3Af
イニエスタの写真はある。でも帰って来てる雰囲気は無い。このやり口が当たり前になり過ぎてもはや狼少年状態のヴィッセル神戸広報。友達にイニエスタ観に行こうぜと誘ってしまった以上、白眼を剥くしかありません。
ということで、死んだ魚のような目で初めてのノエビアスタジアム神戸に。そりゃね、イニエスタ居るって言えば友達も付いてくるじゃないですか。居なかったけどな。トーレスの今シーズン限りの引退も発表されて、観れる時に観ときや、の精神が凄く大事と痛感したここ数日。やっぱりね、皆さん、観れる時に観ておきましょうね。いつ観れなくなるか誰にも予想できません。まして奥さんの4人目の出産とか予想もできません。
ノエビアスタジアムはキャッシュレススタジアム。現金を使わせない方針。最初は逆に手間取るみたいな話があったものの、ヘルプデスク的なブースを各所に設けており、スムースな運用に改善されている雰囲気。スタジアムグルメにはあまり人が並んでなくて、効果のほどはよく分からず。私は楽天Edyでビール買いました。ビール飲んだのでブログの更新が遅れました。キャッシュレスが悪い、キャッシュレスが。
ノエビアスタジアムのめちゃくちゃ良い指定席に陣取ってイニエスタの写真1000枚撮るつもりだったのですが、ビジャで我慢です。ポドルスキもドイツで謎の手術を受けていて居ない。イニエスタが居ればな・・・・観たかったなイニエスタ・・・という試合前までの心境。
ノエビアスタジアムでもうひとつ気になっていたのがハイブリッド芝。いち早く導入を決めたスタジアムとあって、接写してみました。全体の5%程度が人口繊維という話だったと思うのですが、異質な芝の雰囲気は微塵も感じず。
大分戦のスタメンはこちらです!
— ヴィッセル神戸 (@visselkobe) 2019年6月22日
Here are the starters for the Oita match!
試合速報はこちら👇
アプリ(iPhone)📲 https://t.co/JyeyOSzS8s
アプリ(Android)📲 https://t.co/PHOraOQplv#visselkobe #ヴィッセル神戸 #神戸vs大分 pic.twitter.com/Gx8UDRKgrI
神戸のスタメン。やっぱりイニエスタ居ない。諦めろ。涙拭けよ。それでも十分豪華。イニエスタ、ポドルスキ不在なのに外国人枠を5つ使うクラブですよ。我が軍のレジェンドキャプテン吉田孝行を敗戦処理監督の様に扱い(※勝てば良かっただけなんだけど)バルサ化に近づいているのか遠ざかっているのか誰にも分らなくなっている状況。招聘したフィンク新監督はバーゼルなどで可変システムを用いていたらしい。現役時代はバイエルンでボランチだったらしいという、経歴だけで把握できる恐らく熱い男。
この日は4-4-2だった。今シーズン、我が軍がここまで戦えている要因の一つにスカウティングが当たっていることがあると思っているのだけれども、これだけ監督がコロコロ変わった直後に対戦となると難しさがあり過ぎる。ルヴァンカップ含めて3度目の神戸戦、全部監督が違うという難しさ。
📣 スタメン発表 📣
— 【公式】大分トリニータ (@TRINITAofficial) 2019年6月22日
本日の神戸戦のスターティングメンバーが発表されました⚽️ https://t.co/7uBsjkEeXQ
ご声援よろしくお願いします❗️
DAZNでも応援宜しくお願いします!今なら、1ヶ月無料です!
視聴はこちらから→https://t.co/C69li3Jc7K#勇猛果敢 #trinita #大分トリニータ pic.twitter.com/NJMhG2PeaA
我が軍のスタメンは前節と変わらず。ベンチには三平が復帰。久々のベンチメンバー返り咲きとなったのが小林成豪。得点を目指す場面で4-2-3-1とかにするなら面白いだろうとこのブログでも書いてみた小林成豪。単純にシャドーで出場するだけで面白かった。今日のベンチ入りは当たりでした。ちなみにコパアメリカでA代表デビューを飾った岩田。ウルグアイのスアレス、カバーニらと対峙して衝撃を受けたらしい。まさかスタメンで出場するとは。良い刺激を受けて帰ってくるのではなかろうか。
試合内容は試合終了後の、この写真が全てを物語る。お互い守備陣のミスから動いた試合は、最後に神戸ユース出身の小林成豪が同点ゴールを決めて帳消しに。前からプレッシャーをかけてハメて来た神戸。あのビジャから受けるプレッシャーですから、ボール回しがどん詰まりになるのはある程度想定内だったはずなのですが、そこからの工夫が今日も中々表現できなかった前半。右に出しても松本怜を追い抜く素振りも見せない庄司、左に出しても右利きの高山が単独突破するには厳しい。小塚が受けるスペースも作り出せず、とにかくボールの行き先がどん詰まった。昨年からいるメンバーはJ2で対策されてからのボール回しをどうするかを経験済みで、こういう時にどうするのかが分かっているので、練度の差が出てしまう。それでも、ひるまずにボールを回し続けた点は評価すべきポイント。ギリギリまで引き付けるのでミスするのはしょうがないけれども、取り返すための積極的な姿勢はもっと欲しいところ。
#大分トリニータ
— 【公式】大分トリニータ (@TRINITAofficial) 2019年6月22日
#片野坂知宏 監督ハーフタイムコメント🎤
後半集中して入ること
守備はコンパクトにすること
攻撃は我慢強くボールを動かすこと
#トップチーム
後半から庄司に代えて刀根を投入した片野坂監督。刀根も遂に大怪我から復帰。おめでたい。攻撃面で物足りないとDF陣は特に、即時スタメンをはく奪されるシステムの片野坂体制。刀根は久々の復帰戦と思えないくらいスムースに溶け込みました。右サイドはしっくり来た。残りは左サイド。島川に代えて長谷川を投入した後とかに三竿を上げて高山を下げたりしていたように見えたんだけど、それでもしっくりこない。左利きの福森、早く攻撃的になって戻って来て。左利きの福森と左利きの三竿の組み合わせも観てみたい。
最後の交代カードで小塚を下げて小林成豪を投入。しっくりこない左サイドのスペースを駆け上がったのは代わったばかりの小林成豪でした。前を向いて仕掛けるタイプの小林成豪がどん詰まりになった前線を活性化。圧巻は89分、最終ライン鈴木義宜からのスルーパスを受けて抜け出して決めた同点ゴール。慣れ親しんでいたであろうスタジアムでキレキレっぷりを印象付ける堂々のプレーでした。外国人枠使い過ぎトップチームに対するユース出身、大卒からJ2で修行して這い上がった男のJ1での生存確認。ドラマチックな同点ゴールにやらかした守備陣が救われた一戦でした。帳消し、全部帳消し。そりゃ高木も真っ先に小林成豪に走って駆け寄りますわ。イニエスタとポドルスキが居たらこの勝ち点1も危うかった可能性が高いので、イニエスタの奥さんのお陰で得た貴重な勝ち点1です。積み上げに成功。産休イニエスタ、産休な!
攻撃陣がダメなら守備陣が、守備陣がダメなら攻撃陣が、お互いが支え合ってのJ1残留大作戦継続中。勝ち点1の積み上げがあればまだ大丈夫。もう一人の神戸ユース出身者もこの日は並々ならぬ意気込みで圧倒的な運動量だった。小林成豪ゴール後に抱き着いて押し倒して手を踏むのは余計だったけれども気持ちが入っていたのは伝わって来た。
前半戦は残り1試合。前半戦ラストは浦和戦。レンタル中のオナイウ阿道と伊藤涼太郎は出場できないはず。3試合連続得点中のオナイウ阿道を欠くのは非常に痛い。この試合もロングボールはほとんど競り勝ち、ボールを収めてくれたので非常に助かっていた。ここに誰が入るのか。前線は余りにも藤本裏抜け一発方針が明らか過ぎるので、もう少しワントップツーシャドーがパス交換するような絡みが増やせれば、裏抜けにも磨きがかかると思う。やれることは沢山ありそうだし、今日の結果によりスタメンが予想できなくなったと思うので、全員に危機感が出れば良い方向に向かうのではないだろうか。
次節の浦和戦も監督代わってはいるものの、数試合経過しているのでまだスカウティングやりやすいはず。前半戦最後の試合、ホームでの浦和戦。勝ち点の貯金を少しでも増やしておきたいところ。頑張ってもらいたい。
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