Jリーグよりも先にYBCルヴァンカップ開幕。残念ながら黒星スタートとなってしまいましたが、シーズン開幕の高揚感と新戦力への期待感の方が勝る内容でした。負けたけどまさったね、まさったよ。
2020シーズンは債務超過ナビスコカップ王者とパワハラルヴァンカップ王者の試合で開幕を迎えます。貧乏が悪い、貧乏が。 pic.twitter.com/tHP6NdK8Ht
— trinita-away.blogspot.com (@awayblogtrinita) February 16, 2020
タイトル履歴は永久に不滅です。次のリーグ戦まで1週間の日程が空くこの試合の位置付けはクラブ毎にメンバー構成の思想が出る注目ポイント。ルヴァンカップは21歳以下をスタメンに加えなければならないこともあり、我が軍の先発メンバーを考えるだけでワクワクした日々でしたが遂に開幕を迎えました。
スタメン情報画像がなくなるとブログ的に困る pic.twitter.com/roclstPikf
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公式ツイッターでのスタメン発表がWebサイトのリンクを貼る方式に変わったのがブロガー的には痛い。ジェイリースさん戻って来て。株価かスタメン画像かどっちか戻して。とにかく大切なのはメンバーです。1トップ2シャドーに新戦力がねじ込まれました。21歳以下枠は左サイドの高畑奎汰というスタメン。後ろのメンバーはガッツリ昨年のメンバーで新加入選手との融合を促す策。ベースは崩さず、得点部分で個の力を期待するスタイル。
川崎からレンタルで獲得した知念、広島から完全移籍の渡、松本山雅から完全移籍の町田也真人。まだ連携面では時間がかかりそうだけれども2月のこの時期にしては上出来だったのではなかろうか。早めに慣れるには実戦の場で試すのがベスト、期待感が持てる内容だった。知念の強度、町田の前を向く&運ぶ上手さ、渡の連携力。最も感銘を受けたのは高畑。鳥取での経験を経て逞しくなった。そしてなぜか可愛くなった。なぜだ。町田と共に左サイドで可愛かった。可愛くなる方向性って何なんだ。
対する湘南、色々あり過ぎた昨シーズンを乗り越えて迎えた今シーズンは抜けた主力の穴を今までと違う方向性の選手で埋めている印象。茨田や三幸というゲームメイカーの獲得に加えて、馬渡を川崎からレンタルで獲得、そしてこの試合もスタメンでしたがノルウェー代表FWのタリクという外国人戦力も追加。この試合がAチームなのかBチームなのかは分かりませんが湘南は新戦力の方が多めの印象。色々あったシーズンの後に石原直樹が戻って来たのがドラマチック。
試合は湘南スタイルに変化があったことが大きなトピックス。特に前半の最終ラインは少し高めだったけれども5-3-2のブロックを築いて守り、前線からのプレスは控えめ。ボールを保持してじっくり回すシーンが多く、ハイプレスショートカウンターから方向性が変わって前半はゴール前のシーンが少なめに。片野坂体制の神髄は「相手の変化を見て隙を突くサッカー」だと思っているので、どっしり構えて変化してこない相手が一番戦い辛い。相手を自主的に変化させる手立てを持てれば完璧なんだけれども、イニエスタ級の個性は期待できない中で恐ろしい位に自陣ゴール前でボールを晒すというハラハラする方法を選択した我が軍。今日のボール回しも心臓が止まりそうな場所でガスガス平気な顔してボール回しをしていて、そのレベルが年々上がって行っているのが如実に判る程に誘いに誘った。一番攻めているのが自陣ゴール前という特徴が今年も研ぎ澄まされている。
後半になると前半我慢した本来の湘南スタイルが復活。プレス強度高めに。相手が変化し始めて湘南の最終ラインにも綻びが出始め、逆に我が軍の攻撃時に決定機も増えた。後半になってゲームが動いて面白くなりましたが決め切れず。逆にアディショナルタイムにGK高木がハイボールをファンブルし、焦ってPKを献上。これを梅崎に決められてゲーム終了。いただきます大使がいただかれてしまうという締まりのないゲームとなってしまいましたが、まだ第1節。予選リーグの結果だけであればまだまだ何とでもなります。
シーズンオフから期待を込めてチーム情報を心躍らせてきましたが、大きな怪我人も少なく、無事に開幕を迎えられたことがまず喜ばしい。黒星スタートは残念ではありますが、次週にリーグ戦の開幕戦を控えてメンバー構成をどう変えるのか。非常に楽しみになってきました。セレッソを乗り越えられるのか。楽しみです。
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