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2018/12/01

2017年と2018年のシーズン結果比較

昇格した余韻に浸り続けるシーズンオフ、いかがお過ごしでしょうか。2017年と2018年のJ2を比較してみたいと思い立ちました。思い立ったが吉日。まずは順位表から振り返ってみましょう。ブログに表を挿入するのってなんでこんなに面倒なんでしょうかね・・・。スマホで観れるかどうかは知らんぞ。






順位チーム名勝点得点失点

1松本山雅FC7721147543420

2大分トリニータ7623712765125

3横浜FC7621138634419

4FC町田ゼルビア7621138624418

5大宮アルディージャ7121813654817

6東京ヴェルディ7119149564115

7アビスパ福岡70191310584216

8レノファ山口FC611613136364-1

9ヴァンフォーレ甲府59161115564610

10水戸ホーリーホック571691748462

11徳島ヴォルティス561681848426

12モンテディオ山形561414144951-2

13ツエーゲン金沢5514131552484

14ジェフユナイテッド千葉551671972720

15ファジアーノ岡山531411173943-4

16アルビレックス新潟53158194856-8

17栃木SC501311183848-10

18愛媛FC481212183452-18

19京都サンガF.C.43127234058-18

20FC岐阜42119224462-18

21ロアッソ熊本3497265079-29

22カマタマーレ讃岐31710252872-44

いやー、昇格おめでとう(まだ浸っている)プレーオフの結果は出ていませんが、この上位陣の顔ぶれを予想できた人は少ないのではないでしょうか。私も毎年J2順位予想をしていますが、今年も無事外しました。<順位予想はここをクリックするんやで>我ながら予想が当たっている部分と外れている部分がくっきり。松本山雅の自動昇格は予想が当たっていますが、町田の躍進は予想だにせず。愛媛ももっとやれると思っていましたし、何よりもJ1から降格してきた3チームです。大宮のみ監督交代がなく、プレーオフ圏内に入りましたが、甲府と新潟は監督の交代もあり苦戦した印象。ルヴァンカップを戦った2チームがJ2で苦しんだデータが残ってしまいました。どうせ降格するなら最下位がお得かもしれない。ちなみに、昨年2017年の順位表はこちら。比較対象です。











順位チーム名勝点得点失点

1湘南ベルマーレ8324117583622

2V・ファーレン長崎8024810594118

3名古屋グランパス7523613856520

4アビスパ福岡74211110543618

5東京ヴェルディ70201012644915

6ジェフユナイテッド千葉6820814705812

7徳島ヴォルティス67181311714526

8松本山雅FC6619914614516

9大分トリニータ6417131258508

10横浜FC63171213604911

11モンテディオ山形591417114547-2

12京都サンガF.C.5714151355478

13ファジアーノ岡山551316134449-5

14水戸ホーリーホック541412164548-3

15愛媛FC51149195468-14

16FC町田ゼルビア5011171453530

17ツエーゲン金沢491310194967-18

18FC岐阜461113185668-12

19カマタマーレ讃岐38814204161-20

20レノファ山口FC38115264869-21

21ロアッソ熊本37910233659-23

22ザスパクサツ群馬2055323288-56

やはり今年は抜け出すクラブが無くなってしまい、大混戦となりました。2017年と2018年で数値の差を見るとどのクラブがどうなったのかが少しだけ解析できます。雑に分析してみます。沢山のVLOOKUP関数を使いこなしました。











順位チーム名順位差勝点差勝差分差負差得点差失点差

1松本山雅FC71125-7-7-11

2大分トリニータ7126-60181

3横浜FC71341-53-5

4FC町田ゼルビア122610-4-69-9

5大宮アルディージャJ1 18位------

6東京ヴェルディ-11-14-3-8-8

7アビスパ福岡-3-4-22046

8レノファ山口FC122358-1315-5

9ヴァンフォーレ甲府J1 16位------

10水戸ホーリーホック432-313-2

11徳島ヴォルティス-4-11-2-57-23-3

12モンテディオ山形-1-30-3344

13ツエーゲン金沢4613-43-19

14ジェフユナイテッド千葉-8-13-4-15214

15ファジアーノ岡山-2-21-54-5-6

16アルビレックス新潟J1 17位------

17栃木SCJ3 2位------

18愛媛FC-3-3-23-1-20-16

19京都サンガF.C.-7-14-2-810-1511

20FC岐阜-2-40-44-12-6

21ロアッソ熊本0-30-331420

22カマタマーレ讃岐-3-7-1-45-1311


■最も順位を上げたクラブ
最も順位を上げたクラブは順位を「12」も上げた町田ゼルビアと山口レノファ。この2チームが大躍進したシーズン。話題を集めまくった町田。そして山口は夏以降に苦しんだ様子でしたが、結果的には大躍進。じっくり表を見ると実は今年の1位、2位、3位は昨年の8位、9位、10位がスライドして上り詰めた形であったことが発覚。プレーオフ圏内に入れなかったクラブのテコ入れが功を奏した模様です。3チームが「7」つ順位を上げてそのままフィニッシュ。横浜FCが昇格してしまうとJ2中位からJ1へは割と近くて、ひとっ飛びってことですね。J1は近くて遠い、遠くて近い。哲学です。


■昇格したクラブの伸びたポイント
松本山雅は失点が減って負けを減らせています。ただ、得点数が減っているのでリスクを減らした戦い方に移行したと考えられます。まぁやっぱり俊足の前田大然がいるので高崎めがけて蹴ったってことですね。予想通り。我が大分トリニータは急激に得点が伸び、引き分けの数が減った。しかし、負け数は12敗と変わらないので昨年の「勝ちきれない試合」を攻撃で得点して勝利をもぎ取り続けるチームに変わったということが言えると思います。ホームで勝ちきれなかった課題を克服できたことが昇格に繋がった形。打つべしシュート。決めろゴール。本当に素晴らしいアプローチと結果でした。


■最も順位を下げたクラブ
J1から落ちて来たチームを抜かすと「-8」と最も順位を落としているジェフユナイテッド千葉。最終ラインはあれほどハイラインなのに順位は低調。私が3位に順位予想したジェフがまさかの史上最低順位まで落ちてしまった。何故に昨年シーズン末の勢いをわざわざ殺すハイラインをもう一回やってしまったのか。開幕後に目を疑った光景が今年は最後まで続いてしまいました。そして来年もエスナイデル監督を継続というヤケクソの強化方針。いや、逆に、逆に行けるんじゃないのかこの選択は。来年大成するんじゃないのか、エスナイデル千葉。次に順位を落とした京都も案の定、苦しみました。謎の布部監督続投。クビになった布部監督は強化部長として柏に転職。人脈で頑張ってください。落ちひん京都を実現したボスコさんは仕事しました。


■降格圏のクラブ
昨年21位だったけれどもJ3秋田(※すいません訂正しました)のお陰で命拾いした熊本は今年も安定の21位に着地して順位差なし。今年はJ3で神風が吹かずに降格となってしまいました。岐阜、愛媛、讃岐も順位を落として苦しんでいます。とにかく苦しんでいるクラブは得点が減っています。得点が減っても失点が増えなければ残留は可能で、失点が増えるクラブは降格に近づいてしまう。当たり前と言えば当たり前の数字が如実に現れています。


■着実に成長したクラブ
数値的には水戸と金沢です。いずれも昨年から「4」つ順位を上げており、着実にJ1へ近づきつつあります。末恐ろしい。ジェフのコーチだった水戸の長谷部監督は当たり。金沢の柳下監督は実績から考えると当然の結果か。金沢は毎年ヒーローショーで独自路線を貫く広報活動が特徴的。いつかヤサガラスがJ1に行く日も来るのだろうか。金沢の失点の減り具合が恐ろしい。着実。


■安定感のあるクラブ
東京ヴェルディの数値が昨年とほぼ変わっていないのは凄い。昇格できればロティーナ監督継続でしょうけれども、どうなるか。横浜FCも安定した結果を残しています。プレーオフ圏内に入るには安定感は欠かせない。山形や岡山は安定というよりも停滞している印象。


■課題が露呈しまくったクラブ
徳島です、徳島。攻撃力が激減してしまっています。これほど分かり易い編成ミスはない。エース渡を引き抜かれた対策ができませんでした。夏にピーターウタカを補強しても時すでに遅し。攻撃に課題が出まくっていることが如実に数値に現われました。

ということで、簡単に振り返りました。振り返り終わりました。J2には琉球と鹿児島が加わり、柏、長崎が落ちてくることになりました。最後の1枠が決まれば来シーズンのカテゴリの陣容が固まります。楽しみです。



2 件のコメント:

  1. 昨年の熊本はブラウブリッツ秋田の優勝のお陰…(´・ω・`)

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    1. 師匠!ちゃんと読んでくれてありがとうございます。訂正させて頂きました!

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