Jリーグの公式記録による大分トリニータの試合データを調べたところ、25℃以上で18試合ありました。初っ端が山形戦で大敗北。5月に30℃なのは平日の昼間だからだ!山形め。過酷な日程にしやがって。ここからおかしくなったんだよ。25℃以上の環境では3勝しかしてない。累計で稼いだ勝ち点は15点。18試合で15点。1試合平均1点を割り込んでます。0.83点。シーズン全体は62点なので42試合で割ると平均1.47点。暑い環境ではやっぱり勝てなかった印象を裏付けるデータでした。
2023/12/26
気温のデータで振り返る2023年
Jリーグの公式記録による大分トリニータの試合データを調べたところ、25℃以上で18試合ありました。初っ端が山形戦で大敗北。5月に30℃なのは平日の昼間だからだ!山形め。過酷な日程にしやがって。ここからおかしくなったんだよ。25℃以上の環境では3勝しかしてない。累計で稼いだ勝ち点は15点。18試合で15点。1試合平均1点を割り込んでます。0.83点。シーズン全体は62点なので42試合で割ると平均1.47点。暑い環境ではやっぱり勝てなかった印象を裏付けるデータでした。
2023/11/13
2023年 明治安田生命J2リーグ 第42節 群馬戦
🔵🟡退任のお知らせ
— 大分トリニータ / Oita Trinita (@TRINITAofficial) November 10, 2023
このたび、2023シーズンをもちまして #下平隆宏 監督が退任することになりましたのでお知らせいたいします。
監督コメントはこちら👇https://t.co/i6BgeFysWS#大分トリニータ#繋#trinita #レゾド1万人 pic.twitter.com/ZgcdxLTmPO
🔵🟡2023明治安田生命J2リーグ第42節⚽️
— 大分トリニータ / Oita Trinita (@TRINITAofficial) November 12, 2023
🆚#ザスパクサツ群馬 ⏰13:00
スターティングメンバー発表👊
DAZNでの応援は👇https://t.co/sZM091ATQX#大分トリニータ#繋#trinita#レゾド1万人 pic.twitter.com/EYtQ4WnAGK
試合はもうね、「保田」です。私、保田アンカーシステムが観れるならお金を出して観る価値があると、ここ最近このブログで書いてますけれども、その意味が分かって頂けたのではないかという存在感でした。左サイドのストロングポイント、内容の良い前半に2得点。後半に失点して怪しくなるという、よくある内容ではありましたけれども、保田はどうだ、あのターン、前進、展開力、ミドルシュート、あれはヤバい。歴代のユース出身から羽ばたいていった若者を何人も観てきたおじさんなんだけれども、どの時代の誰と比べてもあれはヤバいと思う。サッカーでね、よく日本人選手が海外移籍して練習でパスが回って来ないとか聞くじゃないですか。誰が一番サッカーが上手いのか、そのチームの中で選手同士の序列みたいなもの。結果を出して実力で信頼を勝ち得ていくプロセス。そういうものが普通は練習の中で巻き起こるんだろうけれども、前節でもう明らかに今このチームで一番上手いのは保田さんっすというのが判ったような瞬間があって。ああぁもう保田のチームになるぞ、そんな予感です。もちろんまだ荒削りな部分はあれども、光り輝くポテンシャルよ。あれはヤバい。ヤバいモノを観ている気がする。
【第42節vs #大分トリニータ】
— ザスパクサツ群馬 (@OfficialThespa) November 12, 2023
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スタメン発表📢
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前節からスタート、リザーブとも変更なし。こちらの18選手で今シーズン最終戦に臨みます🔥
🔵試合詳細➡️ https://t.co/NhR6KztjGk
🟡#DAZN 加入➡️ https://t.co/jA00txgYdP#thespa #everonward pic.twitter.com/6F7yZxa2PZ
🔵🟡2023明治安田生命J2リーグ第42節⚽️
— 大分トリニータ / Oita Trinita (@TRINITAofficial) November 12, 2023
🆚#ザスパクサツ群馬
下平隆宏監督ハーフタイムコメント
●後半も自信をもってやろう
●守備は相手の変化に対応していこう
●みんなでトレーニングしてきたこと、ボールを持って押し込んで最後は決めよう#大分トリニータ#繋#trinita#レゾド1万人 pic.twitter.com/cTBzS38FVi
後半、自信が失われて行くのよ。2点差となって攻めざるを得ない群馬に対して受けてしまう。香川のブロックがペナルティエリア内でハンド判定となってPKを献上、西川は惜しかったけれども決められてしまって1点を返されてしまう。
ここからやっぱり突き放す3得点目は出来なかったし、危ういシーンもあったので課題を完全に解決できた訳ではなかった。なんとか逃げ切って勝ったことは素晴らしいんだけれども、やっぱり何かが足りないまま、という印象ではあった。相手をぶっ倒す強さ、そういうものが物足りない。シーズン通してそんな印象でした。
終了後のセレモニーもDAZNで観たけれども、ゴール裏から横断幕の掲示もありました。クラブはJ1昇格に向けて本気で取り組んでいたのか?ここは私も同じ気持ち。下平体制を今年で諦めるのであれば、シーズン後半に監督交代を決断すべきだったと思う。強化部は現体制のままの方が昇格に近づくという判断をしたのだろうけれども、結果に紐づいていない訳で、結果論としては失敗だった。私、信じて優勝予想に5万円突っ込んだんでね、そこは言う権利があると思っているんです。これまでのシーズンとの違い。金がかかってるんだよ!本気で取り組めよ!っていうところは不満があります。J1にいるべきクラブだ、と本当に、本気で思っているならば決断せねばなりませんでした。下平体制を継続するなら分かるんだけど、諦めたっぽいので印象が変わります。もしかするとオファーして断られたのかもしれないけれども。本気感を見せて欲しい所。特に来年度の編成は重要。その内容次第では信頼感が揺らぐ。来年はクラブ創設30周年。新体制、本気を見せて欲しい。ということで、今シーズンも42節、お付き合い頂きましてありがとうございました。来年もJ2となってしまいましたが細く長くをモットーに応援を続けたいと思います。ひとまず今シーズン、お疲れ様でした。
2023/11/05
2023年 明治安田生命J2リーグ 第41節 金沢戦
ツエサポ諸君に告ぐ
— YASAGARASU-ヤサガラス- (@yasagarasu) October 13, 2023
貴様らが憎むべき相手は、
この悪の化身ヤサガラス様だ!
バラバラな気持ちで、俺様に勝てると思うなよ。全てのサポーターが心を一つにし、全力で立ち向かってこい!
苦しくて苦しくて不満をぶちまけたい時は、全てを俺様にぶつけてこい!
そして、また全力でチームを支えろ!
スタメンは前節からGKのみ変更。西川がスタメン。サブGKは新井。前節同様の保持時4-3-3、守備時4-4-2のはず。もうね、私はアンカーの保田がお気に入りなのでね、それが観れるならお金を払います。アンカーに保田がいるならそれで良い。他の並びは気にならない。ベンチには上夷が復帰。ラッキー角刈りの松尾もベンチに入りました。これでダメならもう、ダメです。諦めよう。
🔵🟡2023明治安田生命J2リーグ第41節⚽️
— 大分トリニータ / Oita Trinita (@TRINITAofficial) November 4, 2023
🆚#ツエーゲン金沢 ⏰13:55
スターティングメンバー発表👊
DAZNでの応援は👇https://t.co/sZM091ATQX#大分トリニータ#繋#trinita pic.twitter.com/LbiKtdSx0I
明治安田生命J2リーグ第41節 vs.大分トリニータ(13:55キックオフ)スターティングメンバー💥
— ツエーゲン金沢 (@zweigen_staff) November 4, 2023
本日は #北陸電力 様ver.です⚡️https://t.co/Al0fl6aF6d#zweigen pic.twitter.com/o1lxKxNpPI
集合写真で伊佐が先発なら何かしらの咆哮があるんですが、ベンチに回った伊佐の代わりに最若手保田が何か叫んでました。それを聞いて笑顔になる弓場先輩。毎試合何を叫んでるんだろう。
4-4-2に対しては相手のツートップの間に保田が立つので好きなのです。最終ラインのボール回しからパスコースは消されがち。しかし、その狭い所にパスが通って、保田が受けてターンして前進し始めた時のワクワク感。この日はそれだけを観に行った。今の私にはそれだけが心の拠り所。そんな保田が遂にゴールまで奪い始めた。シュートが枠に飛び始めたのだ。成長のスピードが素晴らしい。先制は保田のミドルシュートでした。割とゴールまで距離があったのでシュートとゴールが意外過ぎて得点後しか写真が撮れてない。わちゃわちゃのみです。良いぞ保田。頑張れ保田。
それでも攻撃に針を振り切ったメンバー構成ですんでね、すぐに突き放せました。この得点のビルドアップは何度見ても気持ち良い。GK西川から保田を経由して真ん中に供給されたパスを渡邉新太が左サイドに展開する。藤本がドリブルで前進して追い抜いた高畑に出す、高畑のクロスが相手に引っかかって金沢のクリアがこぼれ球となる。そこに渡邉新太が走り込んでシュート&ゴール、という一連の攻撃。西川から保田、保田からスペースに出すパス、そこが良い。そこが良かった。渡邉新太と長沢がスイッチする感じも良い。前半をリードで折り返せた。
🔵🟡2023明治安田生命J2リーグ第41節⚽️
— 大分トリニータ / Oita Trinita (@TRINITAofficial) November 4, 2023
🆚#ツエーゲン金沢
下平隆宏監督ハーフタイムコメント
●カウンターに気を付けるように
●フリーマンを探してボールを回していこう
●守備の際は球際で負けないように#大分トリニータ#繋#trinita
DAZNへの登録は⏩https://t.co/sZM091ATQX pic.twitter.com/SwpUhYJKup
下平監督からカウンターに気を付けるように、って指示が出ていますけれども、得失点差を追っているのでリードしてからも攻めました。それ故にカウンターを受けてしまって失点し、追いつかれてしまった。見事なインターセプトからのカウンター被弾。柳下監督の後半開始時に3枚交代が当たった形。しかしですね、勝利+得失点差を埋める必要があるから前がかりになるのは仕方ないよな、と試合が終わるまでは思ってました。試合後の渡邉新太のコメントを読むと、そこまで攻撃に重点を置いていた訳でもなさそうだったので????という気持ちに。あのメンバーで得点を重ねて勝利して、少しでもプレーオフ進出の可能性を追っていると思いきや、そうでもなかったのかもしれない、結果3点目は奪えず終了となりました。引き分け決着。金沢は勝ち点1を加えるも最下位が確定。
【大分戦】
— ツエーゲン金沢 (@zweigen_staff) November 4, 2023
2-2で試合終了。
先制されても追いつき、最後まで残留を信じて粘り強く闘いましたが、勝利を掴むことができず、降格確定となりました。
本日も各地からたくさんのご声援ありがとうございました。
次節ホーム最終戦、このチームで最後まで闘い抜きます。#zweigen pic.twitter.com/GBekICwU0V
長い間1つのクラブを応援し続けると、良い時もあれば悪い時もあります。リーグ戦で優勝できるクラブは1つだけで残りのクラブは全て優勝出来ない訳で、応援しているほとんどの時期は悪い時だらけ。クラブの成長と共に順位の印象は変わっていく。しかし、いつかは良い時が来る。それを信じて応援を続ける人が多ければ多い程その「いつか」はやって来やすい。J3降格で応援する人は減る。普通なら増える要素は無い。でも金沢は幸か不幸か新スタジアムと言う強力な武器がある。活路はありそう。金沢は次節もホーム。監督交代をせずに進めて来た金沢。来年の体制がどうなるのか予想は難しい。継続もあるか?無いかな?どっちもありそうで分からない。監督人事がどうなるのかはトリニータも同じ。正解が出るのは1年後とも限らない。強化部の選択や如何に。以上、2023年のアウェイ観戦記でした。最終節はホーム。いずれにしても勝利で飾りたいところ。来年に繋ぐ、最後の試合。繋がるもの、繋ぐべきものが表現できるか。
2023/10/30
2023年 明治安田生命J2リーグ 第40節 秋田戦
🔵🟡2023明治安田生命J2リーグ第40節⚽️
— 大分トリニータ / Oita Trinita (@TRINITAofficial) October 29, 2023
🆚#ブラウブリッツ秋田 ⏰13:00
スターティングメンバー発表👊
DAZNでの応援は👇https://t.co/sZM091ATQX#大分トリニータ#繋#trinita#レゾド1万人 pic.twitter.com/APBuVrCcxM
負けは許されない状態のトリニータ。超攻撃的なスタメンを選定。おそらく秋田は前半に失点が多いというスカウティングもあってか、前半で勝負に出た印象。前節の栃木戦は現地で観たのだけれども、トリテンでは前半5バックだったという記述があり、???マジ???という疑う気持ちと、サッカーを読み解く能力の無さを痛感することに。まだまだ勉強が足りません。前節実は色々と変えていたという前提に立つと、この日のスタメンは更にマイナーチェンジを加えた感じ。特に左サイドで高畑と藤本を共存させるという、「守備?知らん」みたいな攻撃的な割り切りが読み取れた。前半勝負です、前半勝負。点を取らないと勝てませんから、攻撃力重視。CBはペレイラと香川という初の試み。保田をアンカーに置いて秋田の2トップの間でリンクマンの役割をさせて、弓場と渡邉新太が敵陣深くまで侵入する4-3-3。ワントップは長沢、右のFWには鮎川。鮎川と渡邉新太はポジション的に流動的な雰囲気ではあった。右サイドバックは野嶽。GKはテイシェイラ。ベンチには野村と中川が復帰。そしてこの日、足りない何かとしての角刈り松尾もポイントであった。
今季も残すところ僅か3試合!#シン・秋田一体 、今日も共に戦おう🔥
— ブラウブリッツ秋田(公式) (@blaublitz_akita) October 29, 2023
🆚#大分トリニータ
🕐13時キックオフ
🏟レゾナックドーム大分
イオンモール秋田ではパブリックビューイングを開催📺
みんなで熱く応援を📣#ブラウブリッツ秋田 #シン・秋田一体 #Jリーグ pic.twitter.com/ATahEFTcyv
対する秋田。今シーズンの目標であったプレーオフ進出は果たせなかったが、J2残留は決定。何も懸かっていない消化試合としてモチベーションが下がっても良いと思うのだけれども、J2界隈では契約の話もあるし、アピールは常に必要な厳しいプロリーグですから誰も手を抜きません。困ります。前回の対戦時よりロングボールを蹴り出す頻度が減った印象はあった。アウェイ秋田戦は大雨の試合だっただけかもしれないけど。蹴るより裏抜け、この日の秋田はそんな狙いだったのだろうか。フォーメーションは4-4-2で運用中。来年のスローガンが既に楽しみである。
おつかめさまです\(^o^)/
— ニータン(ほんもの) (@12neetan) October 29, 2023
今日はホームゲーム!!ハロウィンらしく今日のぼくは…かぼちゃ🎃💕
みなさんもぜひ仮装してレゾドで来てね!サッカーもハロウィンも楽しみましょう⸜(*ˊᗜˋ*)⸝
今日もおうえんよろしくお願いします!!!! pic.twitter.com/x8YDR7siDh
試合はボールを握るトリニータと引いて守ってカウンターを狙う秋田という図式。ゲームは早々に動いた。5分過ぎ、最終ラインからボールを左サイドのスペースに持ち出したランボー香川が前線にロングボールを蹴り出す。それをワントップの長沢がヘディングで落として、鮎川が詰めてシュートして先制点を生み出した。戦術「戸愚呂兄弟」が発動。長沢の周りに背の低い選手が走り込むとチャンスが生まれます。欲しかった先制点が早々に生まれて一安心ではあった。
その後も左サイド、藤本と高畑のコンビネーションやら個人技やらで長沢にボールを集めてガツガツチャンスを作れたのだけれども、シュートはポストに嫌われたり、追加点が取れそうで取れないいつもの状況に。すると18分、秋田のセットプレーからロングボールを競り落とされて齋藤恵太にゴールを割られてしまう。守備陣が揃っている時に失点するいつものやつでした。めちゃくちゃ有的優位なのにゴール割られます。謎です。人に付くのかスペースを埋めるのかはっきりして欲しいリトリート時の守備です。さっさと同点に追いつかれてしまう。なにやってだ。
しかし、この試合、超攻撃的布陣だったこともあって攻撃面では期待感は高かった。1失点くらいなんだよと思えてはいた。セットプレーでも高畑だけじゃなくて保田が質の高いキックを供給していたり、右で蹴れる人材が出て来た感があった。保田は秋田の2トップの間に陣取って受けてはターンしてワンタッチのパス交換で前進していくシーンが秀逸で、来シーズンアンカー保田システムで行くなら俺はシーズンパスを更新しても良いぞという気持ちになりました。前半の攻撃で不満は1点、戦術「戸愚呂兄弟」を得点後に使わなかったことなんですよ。先制したシーンと同じように繰り返してやればよかったのに。サイドからの攻撃に固執してしまって、左サイドでは藤本に2人付くような形になって中々打開できなかった。長沢がほぼ競り勝ててたんだから使えば良かったのに!!前半勝負だと思っていたのに同点で折り返してしまった。
🔵🟡2023明治安田生命J2リーグ第40節⚽️
— 大分トリニータ / Oita Trinita (@TRINITAofficial) October 29, 2023
🆚#ブラウブリッツ秋田
下平隆宏監督ハーフタイムコメント
●冷静にスペースがなければ逆サイド
●ボールを動かして最後しとめよう
●相手のカウンターとセットプレーに最後まで集中すること#大分トリニータ#繋#trinita#レゾド1万人 pic.twitter.com/CUAvw0n1yc
「冷静にスペース無ければ逆サイド」監督から川柳的な指示が出てますが後半も決め切れなかった。仕留め切れません。選手交代で野村、梅崎、松尾、中川、伊佐と次々と投入して行きましたが秋田にボールを握られる時間帯が増えて逆に苦しくなった。そんな中で角刈り松尾なんですよ。右サイドに入った松尾。89分にトリニータがコーナーキックを得た後のこぼれ球のシーン。松尾が左サイドでボールを追って、奪い返した。諦めない漢の諦めないプレーだったと思うんです。その流れでフォローに入った香川がファウルを受けてセットプレー。そのセットプレーでのこぼれ球を松尾がダイレクトシュートをして秋田のハンド判定でPK獲得。一連の関りが角刈り中心だったんです。思い返してみればシーズン後半戦に勝ち点をしぶとく稼いだ試合で松尾がゴールを決めたりもしていたので、今シーズンのラッキー角刈りだと思うんです。シーズンの前半では角刈りではないけど、茂平がその役割だったと思うんだ。でも茂平が怪我で離脱した後にその役割を担える人材がこの角刈りルーキー。諦めない気持ちをプレーに出すので色々と巻き起こします。足りなかったピースはこういうタイプの漢だったのかもしれない。
2023/10/23
2023年 明治安田生命J2リーグ 第39節 栃木戦
🔵🟡2023明治安田生命J2リーグ第39節⚽️
— 大分トリニータ / Oita Trinita (@TRINITAofficial) October 22, 2023
🆚#栃木SC ⏰14:00
スターティングメンバー発表👊
DAZNでの応援は👇https://t.co/sZM091ATQX#大分トリニータ#繋#trinita pic.twitter.com/tgqRUnyScP
1週試合が無かったので、何かを変えるなら最後のチャンスだと思っていたのだけれどもベースは変わらず守備時4-4-2。ペレイラの出場停止を受けてCBは安藤とデルラン。羽田は弓場とボランチであった。右SBに野嶽、左には香川。右SHに梅崎、左に藤本。伊佐と渡邉新太がFW。ベンチには久々に池田が入った。
【10/22大分戦】
— 栃木SC|Tochigi SC (@tochigisc) October 22, 2023
本日のスターティングイレブンが発表されました。
📺DAZNのご視聴はこちらから↓↓https://t.co/Zv2KmUCyGZ#栃木SC #全員戦力#栃木大分 pic.twitter.com/QrUhwsbfuD
対する栃木。4連敗中。なんだかんだで残留争いに巻き込まれた。夏に京都から補強したイスマイラをワントップに配置する4-3-2-1でスタート。この言葉だけを切り取ると期待感があるのだけれども実際に見たイスマイラは残念だった。競れない持てないシュート打てない。なぜ先発なのか分からないレベルであった。夏に!J1から!補強した選手が酷かったら打つ手なし!!そんな栃木サポーターの心情が溢れ出る前半45分となりました。栃木、酷かった。
前半はボールを保持して押し込むことが出来たトリニータ。栃木は5-4-1の守備ブロックを形成して基本守備一辺倒。時折カウンターに出ようとするもトリニータが即時奪還を敢行して前進を許さない。ただただブロックの上からサイドを変え、真ん中にチャレンジされ、殴られ続けるという構図。2週間の準備がピッチで表現できていた両チームだったのかどうかは分かりませんけれども、サッカーとして面白かったのは間違いなくトリニータの実践するサッカーだったとは思う。5-4ブロックで構えるだけなら2週間も要らん。
試合として動き始めたのは25分を過ぎた辺りから。栃木がようやく前進して攻撃をし、テイシェイラが素晴らしいセーブを見せたプレー。初めてテイシェイラの持ち味を観た気がするんだけれども、前半にあった唯一のこのワンプレーだけで栃木側が「あれ?いける?」みたいな雰囲気になった。我が軍の緩い守備に気付き始めた時間帯。ここから栃木の欲がバランスを崩す要因となる。きっかけは栃木の右サイドだった。ちょっと調子に乗って最終ラインまでプレスをかけた直後、いなされて香川が前進。クロスは引っかかってしまうも拾って逆サイドに展開。今度は右から野嶽がクロス、伊佐が潰れてこぼれたボールを弓場が押し込んで先制に成功。5-4ブロックを崩した訳ではなく、自壊した隙を見逃さずに攻め切れたことがポイント。完全に余計な単騎プレスでした。サッカー難しい。じっと待ってたら多分、前半0-0で終わってた。弓場さん、前線に顔を出すのが素晴らしい。カメラマンに向けたガッツポーズ?5-4ブロックを敷いた相手から先制出来たのでね、後はある程度引き出してからカウンターっぽく追加点を奪えれば最高な展開・・・・なのだけれども・・・。
後半、ソックスに穴を開けて出て来た藤本。海外の選手とかで血行が悪くなって足を攣るとかで穴を開けることが流行っているらしいニュースは見たことがあって、きっとそれで穴を開けたんだろうなと思った。決して貧乏だから穴の開いたソックスしかない訳じゃないはずです。本当に効果はあるんだろうか?主審からは少し隠そう的な指摘を受けてましたけれども、穴あき状態で目立ちました、藤本。
相手の守備にも風穴を開けて欲しかった藤本。決定的な仕事は出来なかったけれども足を攣った感じは無かったな。効果あるんだろうか、あれ。試合展開は程よく栃木に攻められながらカウンターで、というシーンも作れていたので想定の範囲内。
栃木はコーナーキックの時に2人をキッカーとして立たせる運用をしていて、ちょっと珍しかったのでつい撮影してしまった。効果は謎。85分にこの試合唯一のまともなクロスが栃木の右サイドから上がったのだけれども、その素晴らしいクロスを栃木の大島が沈めて同点に追いつかれてしまった。右サイドへのボールのこぼれ方とか、クロスへの対応とか、不運な面もあるとは感じたけれども、守備を徹底できないシーズンなんでね、こっちも守備ブロックを形成していてもその上から失点を重ねております。2得点目も奪えない、守備もやり切れない、だからズルズルと順位を落としてこの順位でございます。何かが足りない。特に試合が進むに連れて、攻撃の精度、パスの精度、トラップの精度が両チームともにイマイチになっていって、パスミスをパスミスで返すみたいなことが繰り返されたのが残念でした。後半戦に勝ち点を積み上げられなかった2チームのシーズンの集大成。栃木は後半勝負だったのかもしれないけれども、昨年から比べるとサッカーの内容のレベルが落ちた印象だった。それ以上に、我が軍側も前年のプレーオフ、熊本戦から考えると果たしてレベルアップした1年だったのかという疑問が浮かぶ内容であった。
特に感じたのは「相手を押し込んだ状態で攻撃を継続する」ことはコンセプトとして得点率のUPに通じているのかどうか。どうせプロサッカーを観るのであれば攻撃的で攻め続けるサッカーを観たいので、観客としては支持したい考え方ではあるんだけれども、逆にそれは、相手が守備ブロックを固めた状態になっているってことでもあるのでね、得点がなかなか生まれない。コーナーキックは毎試合山ほど獲得出来るのに得点に繋がらない。このコンセプトを実現するのであれば、コーナーキックを確実に決め切る武器が足りていないのではないか、シーズンが終わったら数字を基に昨年と比較してみたいと思います。何かが足りなかった。
真綿で首を締められるようなシーズンの終わり際、残り3試合。じっくり絞められて行きましょう。