【大分
1 - 2 横浜FC】
リーグ戦のホーム開幕戦となった横浜FCを迎えての第3節。DAZN生観戦でした。開幕から連勝スタートで好調の横浜FC。下平監督が指揮を執ってJ1に昇格させたチーム。水曜日には片野坂前監督が率いるガンバ大阪と戦い、週末は下平監督が監督だった横浜FCと戦うというノスタルジック強化週間。連戦が続く中、今日のスタメンに選ばれた選手達は以下。
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— 大分トリニータ / Oita Trinita (@TRINITAofficial) March 6, 2022
今日も元気に4-3-3、GKには副キャプテン高木が復帰。長引くケガじゃなくて良かった。ほぼ甲府戦と同じメンバーとなりましたが右のウィングが増山に変更。ベンチにはルヴァンカップで上々のデビューを飾った西川幸之助が入る。凄い、急に2番手確保!刀根の怪我が公表、長期離脱となってしまった。刀根のためにも勝ちたかった一戦。
本日大分戦のメンバーです✨
— 横浜FC【公式】 (@yokohama_fc) March 6, 2022
GK スベンドブローダーセン
DF 岩武克弥、高橋秀人、中塩大貴、高木友也
MF 中村拓海、齋藤功佑、手塚康平、イサカゼイン
FW 小川航基、伊藤翔
IMP 六反勇治、亀川諒史、安永玲央、中村俊輔、渡邉千真、フェリペヴィゼウ、山下諒也#yokohamafc #横浜FC #trinita pic.twitter.com/QAxSn81e8z
対する横浜FC。未だ入国できていない外国籍選手が多いのか?日本人選手主体の構成。クレーベとかサウロミネイロとかどこに行ったんだろうね?この日は3バック、Jリーグ公式アプリ上では3-4-2-1でスタート。実際は小川航基と伊藤翔の2トップぽかったかもしれない。札幌でコーチだった四方田監督が就任してフルコートマンツーマンをやる気なのかが注目ポイントだと思っていました。可変システムから進化した新ミシャ式の後継者となり、系譜的には片野坂監督とも兄弟弟子的な監督になるのか?戦術的には噛み合いそうな2チームの攻防は期待通りではありました。
キックオフ | Allez Oh! TRINITA!#大分トリニータ#挑戦 pic.twitter.com/i8IWa9WcN1
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キックオフからペースを握ったのはトリニータ。ボールを保持して繋ぎつつ、右サイドからの攻撃が構築できていました。横浜FCのプレスも序盤はそれほど深くまでかけてくることはなく、DAZNで観る限りでは昭和電工ドーム特有の残念なカメラアングルのせいもあって横浜FCがフルコートマンツーマンだったのかどうかまでは判断つかず。GKまでプレスに行くとフィールドプレイヤーが1人空いてしまうため、マンツーマンだったからこそプレスに行けなかったのかどうなのかは、何とも言えません。一方でトリニータの攻撃が良く機能していたことは確かにDAZNでも分かった。この試合もコーナーキックを多く獲得出来たし、高い位置で失っても即時奪回の意識も高く、押し込む攻撃も出来ていた。先制点はショートカウンターから。13分の得点は横浜FCが自陣にボールを下げた瞬間にプレス敢行。大エース町田也真人がボールを奪い、渡邉新太の折り返しのパスを受けるとクロス、大外の小林成豪がヘディングで決めるという、昨年までのチームではほぼ無かったであろう感じの奪うべくして奪い切った素晴らしいゴール。今シーズン初の流れの中からのゴールで幸先よく先制。
13分 #小林成豪 選手がGOAL!
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大分 1 - 0 横浜FC#大分トリニータ#挑戦 pic.twitter.com/u2y6QGiw9p
見てみ、このガッツポーズやらされてる感満載の漢を!TOO SHY SHY BOY!(©観月ありさ)か。こういうの苦手な選手もプロの世界なんでね、申し訳ないけれども頑張ってもらわざるを得ません。逆にバナナで変な恰好させられる川崎とかには移籍しないであろうタイプの選手なので大切しましょう。ナイスゴールでした。ゲームの内容的にも上々でしたし、時折ある危ない局面はペレイラが何とかしてくれるので安心して試合を観れていました。しかし、残念ながらセットプレーからこぼれ球を押し込まれてしまい同点に追いつかれて前半を終える。
ハーフタイムコメント#下平隆宏 監督
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・しっかり良い入りをすること
・やることをもっと徹底して繰り返すこと
・守備は相手のクロス対応をしっかりと#大分トリニータ#挑戦 pic.twitter.com/2m9Eep2yjZ
後半開始から呉屋を下げて長沢を投入。下平監督のハーフタイムのコメントにもあるけれども「徹底」してやれたのかどうか。後半は横浜FCも修正したのかGK高木に対してプレスをかけるようになった。高木は今シーズンもギリギリまでプレスを引き出したくてしょうがない性癖がそのままで、ギリギリのプレーを続けていましたが、その割にはパスが繋がらないシーンの方が多かった。必ずどこかに空いている味方、スペースがあるはずでその味方とスペースの作り方がまだ改善の余地がある模様。一つ剥がせると必殺の状況にまで持って行けるので勝負所を作っているんだろうけれども、我々が目指す川崎の試合でこのようなシーンを観ることは少ないので、まだ片野坂監督時代の何かを引きづっている気もする。相手の陣地内でのプレー時間を増やすことの方が本来の時間の使い方のはずなので、意識改革も必要なんだろうか。高木の真骨頂ではあるのでパスが繋がるならしつこく続けて欲しいけれども、長沢も入った状況だったんでね、蹴っても良かったんじゃなかろうか。横浜FCは途中、ヴェルディから獲得した山下を投入。個人的に昨年ヴェルディの試合を観ていた中で推していた選手。4-3-3やるなら右ウィングに置きたかった。そんな山下、スパイクが脱げてもペナルティエリアに侵入し、素足でゴラッソを決められてしまった。なかなかない事です、素足でゴール。逆転を許してしまった。
残念ながら2点目は奪えずにリーグ戦2試合目にして全勝優勝の夢が潰えました。負けた。しかし、内容的には押していたし、それほど悲観的になる要素な無さげ。コーナーキックで得点できなければ負けるチームです。内容は面白いサッカーではある。面白いサッカーを勝てるサッカーにまで昇華させなければならぬ。この試合、負けはしたものの選手の個性が活きていた。後半の4-3-3の運用を観ていて、強化部はいつか4-3-3をやるつもりで選手を集めていたんじゃないかと思いました。運用と個性が噛み合っているというか。坂のロングフィード、最後の壁となるペレイラ、仕掛ける姿勢を持ったウィンガーたち、泥臭い守備の仕事をこなすインサイドハーフ、運動量とゲームメイク能力が必要とされるアンカー、小林成豪も増山も井上健太も宇津元も活きていた。CFだけがまだしっくり来ていない。宇津元CFとか面白いかもしれない。色々と夢が膨らむ内容の試合でした。それが結果に繋がると最高なのだけれども。横浜FCとの差は広がってしまっているけれども、まだ団子状態なので食らいついて行こう。連戦は続く。
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