2018/09/16

2018年 明治安田生命J2リーグ 第33節 讃岐戦

【大分 5 - 0 讃岐】



完勝!5点差で勝ちました!残り全部勝つと書き始めて2戦目、無事全部勝ち続けております!内容的に何も言うことなく、ただただ全員を褒めたい。そして三平選手を産んでくれたお母さんの誕生日を祝いたい。三平家あっての大分トリニータです。二世帯住宅にまとめて皆でJ1へ行こう。


今日のスタメン、藤本のワントップに三平と馬場のシャドーが予想されましたが、馬場が中盤に下がっての3-5-2の時間帯の方が長かったような気がする。姫野、國分、林がベンチ入り。新スポンサーとして広告ボードを出してくれた浅田飴の社長がスタジアムに来てくれて、飴の無料配布までやって頂けたということで取り上げざるを得ません。


我が軍は兵糧が足りずに全滅しかけたことが過去にあったため、サポーターはお金とかスポンサードについては人一倍敏感。新スポンサーを獲得できたことが非常に喜ばしいのです。皆でキャピキャピしすぎな気もしますが、これはもう歴史から考えるとしょうがない。貧乏時代が長過ぎた。しかし、浅田飴広報担当のツイッター、今回の騒動の初動、医薬品でドーピングに関わる商品を展開していることから沈着冷静の対応をしつつ、冗談を交えるという高度なデジタルマーケティング戦略を一手に背負う高レベルの広報活動が印象的。シンプルに仕事出来る人。凄い。


貰った飴を嬉しそうに、用法用量を無視してガツガツ舐めるもう一人の仕事が出来る人。もう二度と喉を嗄らすことが出来ないプレッシャーと戦う使命を背負っての残り10試合。


対戦するのは現在最下位のうどん軍、カマタマーレ讃岐。勝てない状況が続いており、苦しんでいる。そういうチームと戦うことは逆に、逆にですね、難しくなることが往々にしてあるのがサッカーなので不安ではありました。相手は勝ち点1でも持って帰れば十分というシンプルな結果を求めて戦うので、選手の意思統一が成され、戦略という道筋ができてしまう。今日も前半は守って耐えて、どこかでワンチャンス決めるという戦いを選択していた模様です。


こういう場合、先制点が非常に重要な勝利への要素となる訳ですが、4バックの讃岐に対して両ワイドを高い位置に上げて左右に揺さぶり続けたことから、マークをずらし、スペースを生み出し、ミドルシュートを決める形で先制出来ました。


ディフェンスを横に釣り出した三平によるアシスト、その三平を産んでくれたお母さん、そして馬場のミドルシュートの精度と3人が絡んで生み出されたゴールとなりました。在籍した讃岐に気を使ってやっぱり喜ばない漢・馬場。前も書きましたけど、今まで我が軍に在籍した経験がありながら恩返しゴールを決めて喜びまくってた卒業生一同、お前たち許さないからな、という強い気持ちを思い出させてくれます。



2点目は藤本。もうね、私ね、ショートコーナー嫌いになり始めていたんですよ。どうせゴールに繋がらないし。松本怜がボールをセットする時点でもうショートコーナーってバレバレじゃないですか。どうせ決まらないって・・・って思っていました。が、入りました。大変申し訳ございませんでした。私が間違っておりました。分かっていてもやられる、それが完成されたセットプレー。ただこのゴールは藤本が凄い。飛び出してくるタイミングとか、1回目のおしゃれなシュートとか、2回目の冷静さとか、落ち着きが凄い。慌てない。もうペナルティエリアが実家なんじゃないかなって思えるレベル。おばあちゃんただいま的な振る舞いですよ2回目のシュートなんて。なんであんなに冷静なのか。


これでぐっと楽になった試合展開のはずでしたが、2点ビハインドとなってカウンターで1点を返しておく共通意識が生まれたうどん軍。直線的なカウンターが鋭くなり、危うい場面を多く作られてしまいます。その中で決めた3点目、星のゴール。とにかく打てば何か起きるという好例。打てば良いんです、打てば。

今日は引いた相手に対するミドルシュートの意識が高かったと思います。前半で3得点。言うこと無し。


後半になって完全にゲームプランが崩れた讃岐はリスクを捨てて、1得点を目指す戦いに。前がかりになると裏にスペースが生まれる。右からの岩田のクロスを藤本が頭で合わせて4点目。クロスが真ん中で合うなんてしばらく観てなかったので新鮮。

ここでも実家でくつろぐレベルの藤本。冷蔵庫にサイダーあったはず的な動き出し。ごく自然に動き、ゴールを決める。それが普通みたいな感じ。今日はとにかく藤本の日になりました。10番が輝いた。ようやく藤本の使い方を共有出来た印象。



5点目は途中出場の清本にパス。ハットトリックを決めるために強引に行っても良かったけれども敢えてパスを選択。清本が楽に決める。晩御飯を食べ終わった後に流し台に食器を持って行くんですよ、この子は。そのままでも良いのに、敢えて自然にアシスト出来てしまうんです。ペナルティエリアが実家。JFLからの叩き上げ、それが藤本。実質ハットトリック。この後もう1回決定機があってGKに弾かれたのは動画が残ってないので忘れましょう。守備陣も無失点でよく頑張りました。特に高木はスーパーセーブ連発で素晴らしかった。


大量5得点の固め打ち。終了間際、DAZNから聞こえたサポーターの歌うトリニータオーレがこころなしかキレイな歌声に聞こえたのは喉飴の効果でしょうか?(※浅田飴方面をチラチラ見ながら)遂にショートコーナーからも得点出来たので100点満点。浅田飴の社長にも気持ち良くなって頂いたと思うので、全てが完璧な試合でした。2万人入って欲しかったけどな。勝ち点3、得失点差も+5と素晴らしい結果となりました。残り9試合、全部勝てば十分あるね、ありますね。1試合1試合、目の前の試合に集中です。この勢いで次節は山口。ショートコーナーをお見舞いしてやろう(※掌を返しながら)



2 件のコメント:

  1. スゴい試合でしたね‼️
    やりたかったことが全てできちゃいました‼️
    (恩返しする方弾も)
    私は環境省のイタズラのため直接観戦ができなかったのですが皆様の呟き(絶叫)をTwitter、Facebookで見ればうなずきしかありませんでした。
    浅田飴様も降臨していただき残り9試合全勝も見えてきました(前半戦負けてないですからね)
    アウェーが6試合ありますが関東住みとしては絶好の6試合!全部参戦可能になっちゃいました。(山口にも山形にも行きます)
    泣き笑いの最終戦までラストスパートですね(*`・ω・)ゞ

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    1. 自転車最高様

      コメントありがとうございます。完璧な週末でした。残り試合にも期待できる内容でしたね。アウェイの試合が多く残っていますので、我々アウェイ民の出番です。最後まで頑張りましょう。

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