2012/06/27

今週のサカマガ

今週のサカマガ。
マンチェスターユナイテッドに移籍した香川特集とJ1首位の仙台特集。J2の扱いは元に戻りました・・・。ブンデスリーガで2連覇してビッククラブに駆け上がるというサクセスストーリーをひた走る香川真司。ヘタな漫画みたい。清武もこんな感じでバロンドールまで駆け上がって欲しいなぁ。やれると思うよ。


仙台は昨季をさらに上回って絶好調。被災地で輝くベガとアルタイル。もうすぐ七夕。夢は叶うか。夏の戦い方はどのクラブも考えている模様。


勝負の夏にどんなサッカーをやるのか。Jリーグでは重要な要素。わが軍トリニータの夏仕様のサッカーはどうなるだろうか。暑くて走れなくなる季節にも根性で走り抜くのか?ポゼッション高めてスマートに運動量減らすのか?しっかりとボールを保持して相手を走らせながらジワジワ攻めるのが理想だけど、それが出来ないから走ってる側な訳で。まぁ相手も同じ条件なんだから、ここらでもう一度ジョーカーに活躍して欲しいと願う。相手DFが疲れた頃に木島投入である。シーズン開幕当初に比べると活躍の場が少なくなってるけど、もう一度ジョーカーとしての活躍に期待したい。疲れてるところに木島は嫌でしょ?今の守備なら踏ん張れるだろうから、後半の交代策を期待したい。


さぁー、後半戦が始まります。気合を入れ直して臨みましょう。

2012/06/24

2012年 J2 第21節 北九州戦

【北九州 0 - 2 大分】


ちょうど折り返し地点、節目の第21節にアウェイでバトルオブ九州、北九州戦となりました。家でスカパー観戦でしたが、どうもこの本城陸上競技場は雨が降るとカメラに水滴が付きまくりで見難いったらありゃしない。毎年同じ事書いてる気がする。まるで設備的に手を打つ気がない北九州市とスカパーは酷い。放送として有り得ないレベルである。恥ずかしいと思わないのか、中継してる人間たちは。視聴者は少ないだろうけれども、やってるのはプロだろ?前半は金返せレベルでした・・・。


そんな風雨の強いスタジアムには明らかに北九州より多くのサポーターが集まり、スタンド裏を青く染め、聞き慣れたチャントしか聞こえてこないというホームの雰囲気を醸しだしてくれていました。沢山のサポーター、雨の中おつかめさまでした。応援はすごかった。雨に濡れて最初からちょっとヤケクソ気味なのは伝わって来ました。やっぱり気合の入るバトルオブ九州なんですよね。スタメンは為田が復帰。





キックオフ直後は北九州が一気呵成にペースを掴みかけるかと思いきや、前半11分に左のコーナーキックから三平が頭でドンピシャ押し込んで先制すると、前線からはチェイシング、最終ラインではクロスやロングボールを跳ね返し続け、安定した守備を披露してくれました。北九州の強めのボディコンタクトにも負けず、前線からの守備も形になっていた。前半35分、その成果か前からのプレッシャーに北九州DFがGKにバックパス。そのパスが水たまりでスピードが落ち、西が詰めてGKと交錯、こぼれ球を森島が落ち着いて決めて追加点。もうここから負ける気はしなかった。後半も最後まで時間を使い、守りぬいて4連勝となりました。激しいボディコンタクトにも冷静に戦えていた好印象です。



そして、遂にというかようやくというか、バトルオブ九州初勝利ですよぉぉぉぉぉ!本当に待たせ過ぎだろうがぁぁぁぁこのぉぉぉ。よく戦ったよぉぉぉぉ。



ということで、J2も日程を半分消化。現在トリニータは首位との勝ち点差1の5位。5位だけど勝ち点差が1しかないから2位みたいなもん。ちなみに開幕前の個人的な予想はこんな感じ。半分終わっての現実と比べてみた。










































予想より徳島が伸び悩み、湘南が意地を見せ、松本が奮闘し、岡山が躍進するJ2半分のシーズン。大分は専門家の予想を大きく裏切ってしぶとく上位に残ってくれています。サポーター以外の誰が予想したでしょうか。素晴らしい前半戦だった。だが内容は必ずしも伴っていない。それは関係者皆が感じていることだと思う。内容が安定し、自分たちのサッカーを貫くことが出来れば、上位陣からも勝ち星を奪うことができるだろう。後半戦の課題は上位から勝ち星を奪えるかどうか。勝負の夏はすぐそこまで来ている。シーズンも残り半分。こうなったら優勝して賞金2000万円も貰おう!

2012/06/21

今週のサカマガ

今週のサカマガ。
代表戦の扱いが大きい今号。19節のレビューがちょっとだけ他より扱いが良いのでつまらないなんて言わないよ絶対。


サカマガが選ぶロンドンオリンピック登録選手がね・・・。大胆予想ってあるんだが、東を選んでないのだサカマガは。確かにトゥーロン国際大会ではアピールできていなかったけど、10番背負って予選では頑張ってきたのである。清武の選出は鉄板みたいなことは書いているのだが、清武選ぶなら東も選ばなきゃよぉぉぉ!ペアで考えなきゃ、ペアで!この二人は相乗効果が期待できるんだよ!!分かってないわー。


心配なのは関塚監督である。いずれにしろ選手選考を決めなきゃならんのだが、なんだか協会主導でオーバーエイジが選ばれている感が。そこはガツンと監督の色が出るように責任持って選んで欲しい。東が当落選上にいるのは確かだと思うのだ。大宮で活躍して文句なく選ばれて欲しい。


ロンドンはもうすぐ。今年の夏は色々と燃えそう。

2012/06/18

2012年 J2 第20節 水戸戦

【大分 1 - 0 水戸】


連戦の中できっちりと結果だけ、そう結果だけを出した感じの20節でした。勝っちゃったね・・・・そんな感じ。スカパーで観戦しましたが、正直書くことがない。困る勝利。スタメンは宮沢が累積警告での出場停止から復帰。ボランチの相方はジョンヒョン。





まぁ五分五分の展開だったかと思いますが、どっちかというと水戸の方がコンディションが良さ気で、出足鋭い守備でサイド攻撃を封じてきました。水戸目線で書いたほうが書けることが沢山有るような気が。蒸し暑さと連戦の疲れでどうも身体が重そうなトリニータでしたが、頑張っていたとは思います。ただし、相手を崩して決定的なチャンスを作れたかというとほとんどなかった。


個人的に水戸は開幕前に躍進の予感があると予想したチームです。鈴木隆行や市川という日本代表を経験したことのあるプレイヤーと大卒若手が混在するチーム。ロメロフランクがペルー人だったって今日初めてしりました。ずっとブラジル人だと思ってた。いいチームだと思います。球際では水戸の方が勝ってました。



後半、終了間際のコーナーキックがオウンゴール気味に決まって、なんとかそのゴールで勝っちゃった。本当にそんな感じ。内容は負け試合。横浜FC戦は間近で見て戦ってると感じとれたので凡戦には見えませんでしたが、スカパー観戦だと印象が違いますねこれ。


ここ最近、苦しい試合も勝ち点を「もぎ取る」ことが出来ていますが、ひとえに守備の安定があるからだと思います。簡単に失点してしまうようでは、順位の下の相手からコツコツと勝ち点を稼ぐことはできません。守備陣が奮闘している、そういうことにしておきましょう。


次節はバトQ・・・・・。あぁバトQか・・・。


2012/06/14

2012年 J2 第19節 横浜FC戦

【横浜FC 0 - 1 大分】





週の真ん中水曜日、行って来ましたニッパツ三ツ沢球技場に。平日の夜も容赦なく開催されるJ2生活。観客は少ないだろうと思っていたのに、ダメな大人たちがいつもと変わらないくらいゴール裏に集まっていました。えぇ、僕もダメな大人なんですけどね。


今日、行き慣れたニッパツ三ツ沢球技場に向かうバスの中でどの辺に座ろうかなと考えていたんですが、ふと気付いたことがあってですね・・・。今シーズン、栃木、岐阜、京都とアウェイで勝った試合は全てメインスタンドでの観戦だったのです。対してゴール裏で観戦した湘南、甲府、東京Vは1引き分け2敗。しかしゴール裏より1000円高いんです。三ツ沢のメインスタンドは。当日券販売ブース前で結構悩んだ。悩んだ挙句にメインスタンドでの観戦を選択。そりゃね、このジンクスに気付いてゴール裏には行けませんよあなた。観やすいけれどもちょっと寂しいし。でも1000円で勝ち点3が買えるなら買うでしょうよ?ということで一人寂しくメインスタンド観戦してました。友達もお仕事で来れなかったし、ショボンと。メインスタンドに座った後にゴール裏ではスポンサーのネットワンシステムズ様がドリンク提供してくれたっていう情報を入手して沈んだ気持ちになりましたけど、勝利のためです。しょうがないんです。


この日のスタメンは累積警告での出場停止となったキャプテン宮沢に代わって、前節スタメン落ちした為田が復帰。10代のボランチコンビ誕生となりました。充分やれるだろうと分かっていたから不安はなかった。連戦を考慮してか、守備の安定化のためかドンミョンではなく安川がスタメン。




対する横浜FCはクラブ新記録の6連勝中と絶好調の様子。山口素弘監督に代わってから結果を残している。前の監督の時にやりたかったな・・・。前線のブラジル人カイオとジャンボ大久保が好調の様子。ただ、俺がメインスタンドに座ったのである。7連勝される感じは全くしなかった。不思議とそんなもんである。ドリンク自腹なんて当然ですしね。キックオフ直後はトリニータペースだった。ディフェンスラインを上げて中盤をコンパクトに保ちながら、前線からの守備が出来ていたし、両サイドを活用したワイドな攻撃展開も出来ていた。途中までは栃木戦を彷彿とさせる出来で、今日は勝てそうな感じが。


しかし、そこは好調横浜FC。徐々に押し込み始める。もともと能力の高い選手が多いチームだが、中盤がテンポ良くパスを回し、ゴールに迫る。大久保のポストプレーもあるし、裏のスペースを使おうとするカイオにも手こずり始める。両チームの持ち味が出た好ゲームになったと思う。面白い前半だった。


後半立ち上がりも同じような展開の中、58分に村井に代わって高松が投入されるとちょっとだけ大分ペースに。ワンチャンスと言っていいかもしれない。65分、コーナーキックからの展開で西が右サイドをドリブル突破。ペナルティエリアに侵入しまくってラストパスを三平が決める。押し込まれ続けた中で勝負強くチャンスを活かせたのは大きかった。まぁ、俺がメインスタンドに座ればワンチャンスあれば充分ですよね。ドリンクは自腹ですけどしょうがないんです。


リードした後に落ち着いて試合を運べるのが今季のトリニータ。落ち着いてボール回していればいいのである。高松が右サイド相手陣内深くでボールキープしてくれたりと上手に時間を使い続ける。横浜FCも田原を投入するなどパワープレーに出るのだが、最後まで身体を投げ出して守り続けた守備陣。特に足を攣った感じで作田に交代した安川は戦う男に変わっていた。昨シーズン、プレーを譲るような感じのあったあの安川が厳しく球際で戦っていた。GK清水は移籍金2億円くらいで売れても良いレベルの出来だった。終了間際にピンチの連続があったけれども、俺がドリンク自腹でメインスタンドに座っているのである。ゴールに入るわけがない。ということでタイムアップ。横浜FCの7連勝を阻止して連勝を飾りました。よく食らいついた!


結果メインスタンドジンクスが見事的中。横浜FCの連勝阻止。メインスタンド観戦4連勝。お財布に厳しいジンクスなのが心苦しい。ゴ、ゴール裏に行きたいです・・・。ただ、メインスタンドは写真とか動画とか撮りやすいし、嫌いじゃないけれども。今日はピッチに近い三ツ沢競技場で、選手たちの頑張りが伝わってきた。本当に全員が頑張っていた。森島も最後の最後までチェイシングを続けていたし、足を攣りながら走ってる選手も何人もいた。球際でも戦っていた。今日は押し込まれることが多かったけれども、決してグダグダな内容ではなかったと思う。東京V戦後、緊急ミーティングの効果か、昇格支援金の効果なのか、集中力、頑張りが伝わってくる試合だった。ナイスゲームでした。成長を感じ取れた。ドリンクは自腹だったけど。


好ゲームとなった要因に、主審の小屋さんはジャッジが判りやすくて良かった点もあったと思う。前日にオーストラリア代表vs日本代表のW杯最終予選の主審が酷すぎたことが関係しているかもしれないけど、基準にブレがなく、フェアなボディコンタクトは流してくれて好ゲームを上手にハンドリングしてくれたと思います。イエローの判定も文句無いです。沢山もらいましたけど、はい。ということで勝利のラインダンスと写真です。今日はトイカメラ風に撮ってみました。



ちょっとしつこいくらい皆で喜んでました。


平日に集まったダメな大人たち。


試合開始前最後まで入念に準備していたカズ。


青と水色。


メインスタンドならではの写真。


後半開始の円陣。


流れを引き寄せた高松。


勝利のラインダンス。


おまけ。今週のサカマガは日本代表特集が主ですがJリーグの特集もありバランス良く面白かったです。




次節は週末に水戸と。背後に迫る水戸をホームで突き放し、詰めた上位との勝ち点差を維持して欲しい。ホームでの応援よろしくお願いします。

2012/06/09

2012年 J2 第18節 松本戦



県内でサカマガが売り切れ続出だったろう今週、いかがお過ごしでしょうか。3連敗だけは、3連敗だけは避けたかった第18節。今季J2に昇格した松本を大銀ドームに迎えたホームでの一戦。松本からも多くの熱いサポーターが集まる中で、下位チームに何となく勝ったような試合でしたけど、選手は頑張ってました。スカパーで観戦してました。


前節の東京V戦を今季最低の出来と評した田坂監督。ELGOLAZOのWeb版の記事に衝撃を受けた。以下、田坂さんの言葉を引用。


「自分たちは他のチームとは違う。みなさんにお金を“いただいて”いるんです。それは支援してくれた人たちが運命を共に背負ってくれるということ。その責任を自覚できずピッチで戦えない選手は、どうぞこの7月に移籍してください。移籍金を支援に回します」
http://blogola.jp/p/28711


この言葉は凄い。重い。田坂監督が漢すぎる。J1昇格支援金について書かねばならないと思ってるんだが、現場からこんなこと言ってもらえるなら喜んで運命を共にしたいと思える。俺の少ないボーナスの一部も運命を共にせざるを得ない。


さて試合に戻ると、為田に代わってキム・ジョンヒョンがボランチとしてスタメン復帰。相変わらずのリスクを恐れずに攻める布陣。サッカーマガジンで田坂監督のインタビューを読んだ後なので奇をてらった采配ではないだろう。





対する松本山雅は100人以上のサポーターが来ていた様子。知将反町監督が率いるJ2ではサポーターの多いチーム。同じ3-4-3のフォーメーションでガッツリ組み合うことになることが予想された。ここ最近サイドの攻撃が封じられることが多かったトリニータ。暑さが厳しくなる夏に向けて運動量を確保できるのか、サイドの攻防に注視しながらキックオフとなりました。


立ち上がりからボールを支配できていたのはトリニータではあった。抽象的だがピリッとしてたというか。連敗後のホームの試合で気合は感じられた。松本は教科書通りの大分対策。3バックのサイドの裏のスペースを狙ってシンプルに攻撃を組み立てる。これが怖いくらいすんなり攻撃として組み立つ。ロングボールでシンプルなカウンター。この対策に身体を張れるジョンヒョンを選択したと、試合が終わってから監督のコメントを読んで知りました。同じ3-4-3でありながらも、本職のDFが1人しかいないトリニータはリスクを恐れず前を向く。カウンターで対抗する松本という図式。先にゴールのチャントを歌ったのはトリニータでした。


前半8分にゴール前の混戦からこぼれたボールを森島が強引に押しこむ。角度が無い中で腰に負担がかかるナイスゴール。ストライカーっぽいゴールでした。先制した後もしばらくはペースを握れていたけれども、松本のロングボールが多くなって体力的に厳しい戦いになったと思う。後半に入ってからは逆に松本ペースが続いた。正直、いつ同点に追いつかれてもおかしくないという、松本の得点の匂いがプンプンしていて何度も心臓が止まりかけたのだけれども、最後のシュートとパスの精度が低くて何度も何度も助けられた。


そうこうしているうちに守備固めをして逃げ切りを謀るトリニータ。相手陣地内深くでボールをキープして勝ち点3を確保しようとしていた矢先、松本のバックパスを受け損なった松本GKが見事な空振りスッテンコロリン。こぼれたボールをまたも森島が押し込んでダメ押しのゴールで勝利確定。ゴールとチャントをお借りしてしまっております。ありがとうございました。


松本はFWで使えるブラジル人が1人いれば充分戦えるチームかも知れない。ここまで勝ち点20を得てるのは凄い。忠実に監督の課すタスクをこなしてるイメージを持った。最後の精度の無さのおかげでなんとかリードを保てたけれども、GKに借りたゴールを最終節で返済しないで済むようにこっちは借りっぱなしにしておきたい。貸し借りではなく献上ですね。献上ゴール。うちが千葉に勝ち点を献上し続けるのと同じ図式かな。アウェイでの再会が最終節、ってのはねぇ・・・・。なんとなく嫌な予感しますね・・・・。最終節、アウェイ松本遠征の予定を組まねばなるまい。


上位には勝てないけれども、下位からはキッチリ勝利して見事に連敗ストップ。内容はまだ寂しいものがあるけれども、厳しい夏もこの調子でよく分からないけど勝つ感じで乗り切りたい。忘れがちだけど京都にアウェイで勝てたりしたんだから、上位に対しても戦えるさ。次は水曜日。横浜FC戦!!

2012/06/05

今週のサカマガは大分特集



今週のサカマガ。凄く面白かった!!
先週号の予告に何も書いてなかったから全く期待せずにパラパラめくったらまさかの田坂トリニータ特集!!!!!いやービックリした!なんだよー、特集するなら予告してくれれば良いのに!!宣伝したのに!!水戸の時は予告してたのに!!中身は代表戦を中心に、ユーロ2012の特集やら盛り沢山。その中で予告も無しに突然の大分特集!いやービックリした。もし代表が快勝してなかったら予定変更だったのだろうか?代表が快勝してくれて良かったー。


毎週このブログで面白く無いと書き続けて早1年半。長かった・・・・。俺の記憶が正しければ、2010年の11月以来じゃなかろうか。この記事以来だろうか?久々の全国誌での登場。待望ですよ、待望。
※2010年11月の記事はこちら


コツコツとサカマガのことを悪く書き過ぎたせいで、GoogleとかYahoo!で「サカマガ」で検索すると俺のブログが上位に引っかかってるのがしばらく前から気になってはいたものの、まさかそんな影響でようやくトリニータの特集が組まれた訳ではあるまい。あくまで実力ですよ?あなた。そりゃ決まってますよ、トリニータが頑張ってるからです。予想に反して上位に食い込んでるからですよ。このブログなんて1ミリも関係ない。はず。皆さん、検索する時は「サッカーマガジン」で検索するように。


1年半に1度あるかないかの特集ですからサカマガさんありがとうと言うしかない。凄く面白かったです。本当にありがとう。いつもゴメンね。でも買い続けてるから文句も言わせてね。今週くらいは絶賛してあげないとまずい。ということで「凄く面白かった」って冒頭に書いといた。気を使うわー。たぶんサカマガとしては初の田坂トリニータ特集。何と、カラーで10ページ!そのうち1ページは田坂監督の顔どアップ。毛穴が見えるレベルのどアップ。壁に貼ったら怖い。たぶん実物大だな。今まで無視し続けた分、アップにしてるんだろう。もう、やりすぎだろっていうアップ。文章を書け、文章を。


内容としては以下のとおり。豪華三本立て。
■分析
 攻撃&守備のポイントを探る
■インタビュー 
 田坂和昭監督
■対談
 高松大樹&森島康仁


詳しくは書かないのでなるべく書店で買ってあげて下さい。支援金でお小遣い使い果たした人は立ち読みしたらサッカーダイジェストの前とか、上に重ねて置いたりして下さい。高松の適当っぷりとメンタルが不安定な森島の対比が面白かったなー。家長のコラムもありますが、ただのソウル旅行記です。スタメン奪取できるように頑張れ。次週は広島&千葉特集らしい。J2チームの記事もちゃんと書き続けるサカマガでした。これからまた、しばらく特集は組まれないだろうけど、夏以降に調子を上げるチームになれば話は別ですよ!頑張ろう。実力で注目されよう!今週くらいはサカマガ買ってあげて下さい!

2012/06/03

2012年 J2 第17節 東京V戦



【東京V 3 - 1 大分】





上位チームが勝ち点を伸ばせなかった今節、最も遅い時間にキックオフとなったこの試合。勝てば一気にプレーオフ圏内に進出できるとあって選手もサポーターもモチベーション高く味スタに集結しましたけれども・・・・。久々の惨敗に終わりました。千葉戦からの切り替え大失敗での連敗となりました。


個人的にも味スタは、2003年に初めてトリニータの試合を見た想い入れのあるスタジアム。あれからちょうど10シーズン目。残留争いを繰り返し、タイトル取ったり、J2に降格したり、借金しなきゃ消滅する崖っぷちから今日までギリギリ頑張っているトリニータ。激動のクラブ史過ぎるだろっていう。なんて中身の濃いクラブなんでしょう。この日は大分県人会や広友ホールディングス様が特設ブースを構え、動員に協力頂いたご様子でした。入場の際に例の支援金のチラシも頂いて、多くの関東の関係者に告知は出来たと思います。勝ってれば即振り込まれただろうけど世の中そう甘くはなかった。





スタメンを振り返ると、スタートはいつも通りのオーソドックスな3-4-3。東京Vに対して相性の良いジョンハンを左サイドに配置して、石神を3バックの一角に。本職のCBが一人しかいない超攻撃的な布陣でした。キックオフ直後は五分のポゼッションだったと思うのだが、徐々に東京Vがボールを保持し始める。いついかなる時代もヴェルディには読売サッカークラブの濃い血筋が脈々と感じ取れる。足元の技術が高い選手が多い。「よし」とする判断のベースは濃い。あまり知らない選手が多かったけれどもそれでも能力は高い選手が揃っていたと思う。


試合が動いたのは前半10分過ぎ。トリニータ側から見て右サイドの相手陣地内、中間地点付近からの東京Vのスローインから。この時、相手ボールなのにも関わらず、明らかにDF陣のライン取りが高すぎることに不安が。全員が相手陣地内に入り込んでいた。裏一本立されたらどうするんだろう・・・。なんてリスクを心配していたら案の定抜けだされて簡単に失点してしまった。大事な先制点を献上してしまった形に。ほとんどいい形を作れないまま先制を許す苦しい展開に。


それでも6分後、ジョンハンの美しいサイドチェンジから三平がペナルティエリア内でDFと1対1の状態に。仕掛けたドリブルをファウルで止められてPKを獲得。これを森島がきっちりと決めて同点に追いついた。だが、この後もずっとペースを握られっぱなし。特に両サイドの攻撃がまるで形にならない。サイド攻撃をシャットアウトされるとどうしようもなくなるのが今のトリニータ。球際で負け、ボールを奪われ、まぁ良いようにいなされっぱなし。押し込まれる展開の中で38分にはマークの受け渡しを失敗し、フリーで打たれたシュートがCBをかすめてコースが変わり逆転ゴールとして突き刺さる。とにかく前半は同点に追いついたジョンハンと三平のところだけの見所しかなく、苦しい時間が続いた。

後半にジョンハンを下げ、安川を投入し、守備を安定させた上で反撃に出ようとした矢先、セットプレーからボールを押し込まれて3失点目。後半2分に失点という最も目も当てられない状況に陥る。こうなったらもう東京Vは時間を潰すだけ。高松や木島を投入しても得点を得られずに試合終了。惨敗で千葉、東京Vと昇格を争う2チームに連敗するというキツイ現実を見せつけられました。


しかし、これなのです。そう、これこそがアウェイ観戦の醍醐味。シーズンに1試合は必ずある惨敗。この惨敗の感じ、今シーズンはまだ味わっていなかったので「あー、久々キツイなー」っていう感じです。甲府戦は単純に悔しかったのですが、悔しさの上に将来が不安になるこの感じ。シーズンに希望を感じられなくなるこの感じ。そう、これがアウェイでトリニータを応援するってことなのです。こんな気持になる人がこの10シーズンで、味スタでは確実に増えました。確実に。もっと人が居なかったんだから。こんなにゲーフラは掲げられなかったんだ。J2という、マイナーなプロスポーツ競技で、東京に集まる人が増えているのだ。もう変態が増えたとしか思えないんだけれども、濃い人達に支えられてるんだから、もうあと10年頑張ってみたい。今週は代表戦の関係でJ1がなかったから他所の変態も紛れ込んでたと思うけれども。


まだまだ、シーズンは半分以上残ってる。夏すらまだ来ちゃいない。今年のJ2はあと5波乱くらいは起こりそう。夏までに立て直して欲しい。





最後にどうしても為田について書きたい。今日は後半にペナルティエリアにまでドリブルで侵入しながらバックパスを選択した為田。基本的に為田の状況判断はほとんど正しいと信頼している。為田がバックパスを選択したんだからその方がゴールできる確率が高そうだったんだろう。しかし、シュートには試合の流れを変える力がある。入らなくても良いから打った方が良い時もある。冷静な判断以上の情念を為田には求めたい。東には情念があった。「俺凄いだろ」ってドヤ顔をしたいという情念が。ドヤ顔はしなくていいから次からは打ちなさい為田。