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2025/11/24

2025年 明治安田J2リーグ 第37節 千葉戦

【大分 0 - 1 千葉】


2025年のホーム最終戦、自力での残留に必要な勝ち点1を獲得することは叶わず、残念ながら敗北となりました。が、いわきと山口との筋肉の肉弾戦となった試合が引き分けとなり試合後に残留が確定。ホーム最終戦のセレモニーはブーイングさえ出ないという、冷めた雰囲気がDAZNを通じてビンビンに伝わってくるレベルでした。どうしてこうなった?ホームで引き分けにさえできないからだよ!!私はね、クラブとして中期的な計画を公表しろ!さもなければシーズンパスは更新しないからな!って自宅で叫んでしまったのですが、現地にいる方々は皆、大人でした。

ミッションは勝たなければならないジェフを相手に、守りに守って守り倒すことでした。必要な勝ち点は1。失点さえしなければ自力残留。かっちかちに守るだろうと思ってました。出場停止のデルランに代わって三竿がCBに入り、左サイドは薩川。脳震盪から榊原も復帰できて3-4-2-1はいつも通り。ワントップには鮎川を起用。シャドーに伊佐と天笠を使う布陣。グレイソンはベンチスタートにして機動力を高めに、ハイプレスを慣行しつつ、あわよくばゴールを奪う意欲的なものでした。いやもう、守りっぱなしで良かったんだけれども。実際セットプレー以外では守れたし。ハイプレスが得意な人員を揃えられたこともあり、ボールを高い位置で奪えるシーンも作れてはいた。だがしかしだ、ダントツのJ2最下位27得点しかできていない我が軍の攻撃では決定機を作り出せない。予想外だったのは先制されてもしっかりと守れたこと。先にリードを奪われたらカウンターでバカスカ失点すると予想していただけに、守備の部分ではしっかりしていたことが唯一の救い。

対するジェフ。多くのサポーターが3連休の中、高い旅費を支払ってゴール裏に集結。ジェフのサポーターってどちらかと言えばあまり遠征をしないイメージがあって、アウェイ側ゴール裏を埋め尽くすみたいな印象はないサポーターではあるものの、ジェフのサポーターにしては頑張ってた。J1時代を通じてもあんなにサポーターが大分県に集まったのは初めてではないか?アビスパ福岡サポーターより多く集まっていたと思います。スタメンも決して突出したメンバーではないものの、ベンチメンバーを含めてJ2であればどのクラブでもレギュラーになれるであろう実力を持った選手たちばかりを集めている。選手層の平均レベルは最も高い印象。ただ全員がJ2レベル。それが正しい競争を生んで厳しいリーグ戦を駆け抜けることに成功。最終節まで自動昇格の可能性を残すなんて久々。小林監督3年目。降格してから16年目かな?年月が凄い。降格した年に生まれた子が盗んだバイクで走りだすくらいの年月が過ぎ去っている。初めてJ1昇格プレーオフが導入されて、旧国立競技場で昇格を争った2012年のあの日も11月23日。因縁ですね、因縁。巡り巡る因縁。余談だけれどもプレーオフでゴールマウスを守っていたGK丹野も引退を公表。あの時のスタメンで現役は三平さんだけになった。長いこと見れば見るほど味が出ますね、Jリーグは味が出る。美味しいか不味いかは別の話。味は出る。

勝てなさ過ぎてニータンが化け物になったかと思いましたが違う様子。予想通りに攻めるジェフ、予想外に前にプレスに出て積極的に守る大分という図式の中で、コーナーキックから前半20分に失点。デルランの不在が高さ不足に繋がった面はあるけれども、キックの精度、競り合いの強度で後手を踏みました。絶対に与えてはいけなかった先制点を奪われて、苦しい展開になってしまった。前半のうちに更に追加点を奪われなかったことは札幌戦の二の舞にならなかったので許容範囲。鮎川が追って、伊佐と天笠が連動するので守備面ではグレイソンワントップより機能していた。相対的評価です。絶対的評価ではないけれども、いつもよりは機能していた。攻撃面で競り合いに勝てない点ではグレイソンも鮎川も一緒なので、やっぱり前線で時間を作れない問題は継続してしまうんだけれども。奪うことはいつもより出来て、奪ったとて、どうすんだっけ?がいつも通りだった。

後半に試合が動いたのは野村投入後から。攻撃で時間を作れるようになり、保持して押し込める時間帯が作れた。が、まぁ、残念ながら攻撃精度は足りない。コーナーキックでやり返して欲しかったけれども、得点には至らず、時間だけが過ぎてタイムアップ。自力残留叶わず。 

上位対決では直接対決となった長崎vs水戸は長崎が競り勝ち、最終節を前に首位に立った。獲るぞTEPPENです。自動昇格って勝ち点70必要よね。敗れた水戸は最後、コーナーキックで相手ゴール前まで上がった西川幸之介がこぼれ球を再び蹴り入れようとしたらジェズスにブロックされてしまって追いかけっこに。慌てて止めて得点機会の阻止レッド判定。西川の足元の技術があっての水戸のボールのつなぎ方が出来るので割とピンチ。昇格プレッシャーの魔物が水戸を襲う。ジェフに追い風かと思いきや、残念ながら水戸と戦うのは力なく敗れた我が軍です。長崎が負けてジェフが勝てば勝ち点では並ぶ。ジェフには得失点差で上回る可能性もある。最終節まで自動昇格の2チームが確定しない。そこにガッツリ絡んでしまった我が軍。残留だけ確定できて本当にラッキーであった。ギリギリだった。本当にギリギリ。本当に危うい状況にまで追い込まれた。何もしなくて良い訳がない。

残留争いは山口、熊本がそれぞれ引き分け、富山が勝利して望みを繋いだ。最終節まで最後の降格枠は決まらない。恐ろしい。残留出来て本当に良かった。次節、長崎と水戸がそれぞれ勝てばそのまま昇格。水戸はたぶん負けない。長崎は徳島とアウェイで対戦。徳島の勢いと強さは本物なので何かあるとすればこちら側。長崎は引き分けでも可だけれども、守備が割とアレなので攻め倒す方がよさげ。我が軍より失点が多いのが長崎なのだ。しかし、一方徳島はJ2でNo.1守備を誇る。徳島vs長崎の方が予想が難しい。ジェフはもうあれだ、こっちに期待はするな。とにかく自力で頑張って下さい。最終節水戸戦は我が軍の視点というよりも水戸視点の方がよほどドラマチック。本当に昇格を見届けることになるのか?ラストアウェイ。



2025/11/16

亀の屍を越えて犬

2025年J2クライマックス。昇格争い、プレーオフ圏内争い、残留争いに巻き込まれているチームのサポーター各位、試合が無い週末をいかがお過ごしでしょうか?私、落ち着かないです。9位から14位のチームのサポーターが羨ましい。残り2試合、軽く現在の状況と残された試合をまとめてみました。たぶん合ってる。間違っていたらごめんなさい。広い心で見て欲しい。


直接対決が多い。多すぎて落ち着かないです、私。AIに色々な可能性をまとめさせたんだけど、収束しないレベル。特に優勝争い、次節は首位水戸と2位長崎が長崎のホームで獲るぞTEPPEN決定戦。水戸は勝てば優勝、長崎の勝ち・引き分けで優勝争いは最終節に持ち越し。水戸の最終節の相手が某分トリニータさんなので、注目の試合となってしまいます。私、落ち着かないです。最終節までもつれて、もつれにもつれてもらった方が残留できる可能性が高まる気がする。プレーオフ圏内は8位までに可能性が残されている。鳥栖はちょっと厳しいかもしれないけれども、磐田との直接対決も残しているので2連勝すれば分からない。一方で残留争いは熊本、山口、富山に絞られているように見受けられるけれども、某分トリニータさんが2連敗、山口の2連勝で勝ち点で並び、そうなるとおそらく得失点差でひっくり返される可能性を残している。まずい。相当にまずい。1ミリも優位だとは思っていない。残り試合がジェフと水戸だぞ。2連敗全然あり得る。落ち着かないです、私。なぜ落ち着かないのか、理由は2つ。1つ目、シーズン通しての「得点」。Jリーグ公式サイトで得点順に並び替えてみて欲しい。


ダントツの最下位です。J2最下位の得点力。よくぞまだ残留圏にいるなっていう状況。27得点なのでね、1試合に1得点取れなかったチームってことです。守備は頑張っているので失点は少ない方だけれども、この得点順に並べると絶望的な気持ちになれる。もはや残された時間は少ない。まずはジェフだ。ジェフ側はトリニータを越えなければ何も始まらない。勝てば自動昇格の可能性も残せる。死ぬ気で襲い掛かってくるであろう猛犬になっているはず。我が軍は勝ち点1さえあればいいので、生活が懸かったサッカー、5-4-1で守り倒すことになります。5-5-0でもいいかもしれないレベル。もし負けるとしても0-1で負けたい。得失点差は最小限。1点を追う必要さえないのかもしれない。失点を重ねない。守り倒せ。守って時間を稼いでやりすごすのだ。焦る犬、じらす亀。そんな試合になって欲しい。ジェフが先制しようものならカウンターを食らいまくって試合が壊れるレベルで失点を重ねる可能性も十分あると思う。


長年J2で戦い続けた、昇格を知らない水戸、ジェフという2チームが同時に昇格する気がしてならない。水戸はJ2オリジナル10で未昇格、ジェフはJ1オリジナル10で降格してから一度も昇格していない。ジェフと一緒に降格した大分トリニータが初のJ1昇格プレーオフでジェフを叩き落した時以来の因縁は続く。もし次節で長崎とジェフが勝てば最終節で水戸を倒すとジェフが昇格する、という話になったりもするかもしれない。あっさりと某分トリニータさんが負けて水戸が昇格するのか?もう目まぐるしい因縁すぎて落ち着きません、私。


古参としてはじゃな(※急に老人口調)、2つ目の落ち着かない理由があるんじゃ。2015年。ちょうど10年前に起きたことを思い出すんじゃよ。わしらはな、2015年J2第41節で大宮と対戦して負け、昇格を見届け、第42節に磐田に負け、2試合連続で自動昇格を見届け、J2J3入れ替え戦に送り出されるという稀有な経験をしておるのじゃ。あれから10年ですよ、10年。そのままJ3に降格したんだよ。10年周期で降格のシグナルがビンビンに出てますよ、これ。阻止しよう、阻止。なんとかしなければなりません。10年前に1度、最後の2試合で2チームをJ1に送り出したことのある実績があるのでね、あの失敗を糧に次は生き残らないと。最後の勝ち点1を得るために、生活の懸かったサッカーってやつを見せよう。守り倒そう。甲羅に引き篭もるのだ。



2025/04/21

2025年 明治安田J2リーグ 第10節 千葉戦

【千葉 1 - 0 大分】


猛犬注意。注意していたはずの犬に嚙みつかれて帰ってきました。まだ今シーズン引き分けたことがない千葉と、引き分けばっかりの大分が戦えば引き分けになるだろうと予想していたこの試合、予想通りの前半と、とんでもないゴラッソで先制されてしまった後、何もできなかった後半とで印象が変わる試合となりました。前半はよくぞ守備が機能していた、後半は攻撃できんやないか、そんな感じ。やっていることは同じでも、違う印象にならざるを得ない展開でした。





フクアリはヤケクソ気味に応援していた世代が引退して、3年前くらいから雰囲気が変わって、J1を全く知らない世代がまだ見ぬJ1を純粋に目指しているような印象に変わったんだけれども、今年はなんだか急に親子連れが増えた印象。首位をひた走り、結果も出ているので良い雰囲気。蘇我という駅付近は都内に通うサラリーマン世帯の家族が増えたんだと思われます。都内で家を買おうとすると高すぎて無理で、神奈川、埼玉、千葉に家を求めた世代が定着し、千葉ではジェフにもファン層が増えたのか?入れ替わったのか?とにかくJ2で16年目。歳月が長すぎてもはや誰もJ1を覚えていないはず。伝説の場所、J1へ向けて今年こそは遂に昇格!?なのか、それとも磨き上げた伝統芸能J2残留芸を発動させるのか?J2生活が長すぎたが故に、どんなに独走しても結局昇格しないんじゃないの?古参のジェフサポほど信じていないような気がするんだが、とにかく痺れる日々になりそうです。悲願達成のシーズンになるのだろうか。

首位を走るジェフ対策を守備面では落とし込んでいたように見受けられたスタメン。屋敷をスタメンに抜擢。これが伊佐のコンディション不良なのか?作戦なのか?は分からないけれども、前半守り切って後半に勝負をかける予定だったとすれば、先に失点をしてしまったのでゲームプラン的には難しくなったということだろうか。


有馬の1トップでは有馬の業務負担が大きく、伊佐がフォローすることで業務分担をして攻撃が形になり始めた訳で、2トップを組ませる意図は守備的な意味合いが濃いか?ジェフを相手に屋敷のスピードでチェイシングし、前半の守りはよく耐えられたけれども、攻撃時に有馬が相手に潰されることが多すぎて、屋敷との攻撃連携面で役割分担が上手くいかなかった印象。屋敷の特徴を攻撃面では引き出せなかった。攻撃の時間を作れなかった頃に逆戻りしてしまった。怪我で離脱中と思われる藤原はベンチ外、清武も同様。

対する首位のジェフ。4-4-2を運用中。両サイドが高い位置を取り、攻撃をけん引するスタイル。今シーズンのジェフは掴みどころが無いというか、確固たるスタイルというよりも柔軟な運用でしぶとく勝ち点を重ねている。めちゃくちゃ強い!という感じではない。3年目の小林監督が積み上げてきた「ハードワーク」「堅い守備」などに外国籍選手の加入で味付け。想定以上の成果が出ている。セットプレーから失点していない点は凄い。前やエドゥアルドの先発は久しぶりっぽかったので、大分の守備ブロックに対してミドルシュートを狙わせていた雰囲気はあった。小林監督の采配も当たった。個人的にこの試合を通じて驚いたのはキャプテン鈴木大輔。35歳を過ぎたキャプテンが大復活していた。有馬、屋敷と攻撃面を全て封じたのは鈴木大輔であったと言っても過言ではない。数年前、一時期はもうJ2でのプレーが厳しいのではないか?という印象だったのだけれども、全盛期に戻ったくらいのプレーっぷりであった。個人の戦いで負けてしまえば戦術以前の問題となってしまう。攻撃の時間、ほぼ作れなかった。鈴木大輔が立ちはだかった。


前半、ジェフの攻撃は濱田太郎のセーブもあって封じることが出来て、時折セットプレーでゴールに近づくことはできたと思う。前半は期待感があった。0-0でやり過ごす意図。引き分け王ですから、アウェイで首位相手に勝ち点1でもポジティブだと思うし、ジェフを攻めあぐねさせていたとは思う。ただ一方で有馬の業務分担ができないが故に、有馬さえ潰しておけば良いよね、という大分対策も簡単になってしまい、両チーム守備の良さが目立った好ゲームであった。前半はね、まだね、両チームの守備っぷりが観ていて面白かったです。








守って、セットプレーであわよくば先制を、というスタイルではあったけれども見応えはあった前半。ロングスローロングスローロングスローです。足の引っ張り合いがJ2の醍醐味ですから!スタジアム周辺は黄砂混じりの強風が吹いていた。ピッチ上ではそこまで影響があったようには見えなかったけれども、上空では訳の分からない方向から強風が吹いてます。このまま失点さえしなければ何かが起きるかもしれない、それくらいの期待感。







後半にとんでもないゴールで失点をしてしまうのだけれども、あの時、少し守備のスライドが遅れたというか、エドゥアルドの前にスペースを生み出してしまった。その直前のシーン、ボールをはじき返してクリアしても、前線で鈴木大輔が競り勝って、コントロールされてしまいセカンドボールの奪い合いでも優位に立てず、千葉側に抑えられ、攻撃を継続できなかった。何度もクリアしているのだけれども、ボールが戻ってきてしまう。この状況を打破できなかったことが最後まで響いた。1失点は起こりうるものとして、1点をどうやって取り返しに行くのか?我が軍はジェフの守備網を打破できなかった。鈴木大輔が凄かった。ジェフの守備が堅かったと評価すべき試合。首位チームには隙が無かった。有馬がサイドに流れたりしてしまったのも状況を打破するためだったろうけれども、有馬が中に居ないんじゃ意味が無いのよね。

失点直後に伊佐を投入して有馬フォロー体制を整えて、前に向ける回数は増やせたような気はするけれども、この日サイドから上がるクロスは質が低く、ロングスローやコーナーキックもファウルで笛が吹かれることが多く、勝負に持ち込めないシーンばかり。1対1で負け続けることが多いとチーム全体でも勇敢さが削がれ、攻撃面ではまったく上回れなかった。途中出場した木許もチャレンジしても相手DFに阻止され、リーグ戦では爪痕を残すことが出来なかった。監督がペレイラを全然に上げたのも千葉の守備面の強度を何とか攻略するためだったと思うのだけれども、なぜか誰もロングボールを入れないという謎の現象が発生し、パワープレーじゃないのにDFを前線に出すんですか?FW不足なの?ベンチがボール入れろってジェスチャーしてない?何なの?というストレスを試合終了間際に抱えて終了となりました。あれ、なんだったんだろうね。あそこだけ納得いかないね。


今シーズン2敗目。千葉と仙台にアウェイで負けました。アウェイで黄色いユニフォームに負けるジンクスがあるかもしれないがそれなら皆さん喜んでください、もう今シーズン黄色いユニフォームのチームとの対戦はありません!これで終わりです!夏に限定ユニフォームとかで黄色いユニフォームのクラブが登場したら諦めような!気候的に、もうすでに暑くなりそうですが、今シーズンのスタイルなら夏に崩れる可能性は少ない気はする。しぶとく戦い続けるしかない。次節の磐田戦、その次の鳥栖戦。4月の踏ん張りどころ。踏ん張りどころです!



2024/09/02

2024年 明治安田J2リーグ 第29節 千葉戦

【大分 0 ー 2 千葉】


ホームの試合はDAZN無音観戦。台風で暑さが吹き飛ばされると期待していたら生まれ故郷に警報が出まくっててビビりました。県北地域の皆さん無事でしょうか?大分トリニータは無事ではありませんでした。台風の影響で開催も危ぶまれたこの試合、当日は晴れていましたが、移動や準備はままならず、両チームにぶっつけ本番感はありました。大分トリニータ側がリミテッドユニフォームを着た影響なのか?ジェフが何故かホームのユニフォームを準備するという混乱っぷり。移動が大変だったんだろうね・・・。スタジアムの芝も、今ドームの屋根が閉まらない影響でどっぷり濡れたからなのか?両チームのプレーがとんでもなく精度が低い試合の入りでした。それゆえにスリリングで面白い展開が連続したのだけれども、「ズコー」

_(┐「ε:)_ ←こんな感じのイメージね

「ズコー」みたいな失点が生まれそうな雰囲気しかない試合でした。実際生まれてやがんの。ズコー。白眼剥きましたよね。陰鬱な週末、何とかならないでしょうか。

頼む燃えろとはどういうことなのかは分かりませんが、野嶽を2試合の出場停止で失った我が軍は左サイドに宇津元を投入。それ以外は変更なし。現在の序列として繰り上がって松尾がベンチ入り。J2残留ラインがすぐそこまで来てしまっているので、勝ち点が必要な状況だからこそベテラン・中堅勢中心のメンバー構成になっているけれども、それでこの試合のようなクオリティだと酷く落ち込みます。夢や希望を売りにする稼業なのでね、我々観戦している側を燃やすような選手を起用して欲しい。この試合で結果出さなきゃもう後がないというくらいの選手が、そのプレーを、ピッチでの覚悟を販売して欲しい。若手よ、出て来てくれよ。30周年でなぜかピンク色のユニフォームをご提案されても、頼まれても、あの内容では燃えない。


対するジェフ。2017年からしばらく負けない相手になっているので大量に預けている勝ち点を引き下ろす「勝ち点ATM」くらいにしか思っていなかったのですが、再び負けて貯金を始めてしまいました。定期預金は解約したつもりだったのにな。死ぬほど預けてんだけど、勝ち点。今年フクアリに行ったときに感じたスタジアムの「ポジティブで異常な一体感」に、もはやJ1を知っているサポーターは入れ替わり、純粋にJ2のチームとしてJ1にチャレンジしていると思い込んでいる、かつて古豪として結果を出していたJ1時代を知らない世代のサポーター達への、正しい新陳代謝が行われた印象だった。もはや誰も大分には何だかんだあっても負けないなんて思っていないのではないか?かつてを知る諦め世代が本当に諦めてスタジアムの隅っこに移動したのならば素晴らしい。その素晴らしい環境の中で徐々にチームは調子を落としてしまっている模様。走るチームほど苦戦する酷い夏です。印象はガラッと変わってしまって、雑なチームに見えてしまった。春頃とか、去年のチームの方が手堅い、全て丁寧だったのに。4-2-3-1を運用中。試合の入りから我が軍同様、変なミスが多くてスリリングな試合展開を提供。お付き合いだったのか、何なのか。不安定な試合の入りでした。前半の途中までを観て、ジェフは今年もダメなのかなって思ってしまった私は古参です。


今シーズン、大分トリニータにはスタジアムを熱狂に包むようなのサッカーを目指すという目標があったのだけれども、読者の皆さんは覚えていらっしゃるだろうか?この試合、入りから面白いとは思った。お互いに目指しているサッカーは似通っており、課題も似通っている。プレスとバランス。ボールを奪いに行けると判断して全体で押し上げる場合、行けないから下がる場合。前線と中盤と守備陣が呼吸を合わせて連動が必要な戦術。そんなトレンドに沿った理論派監督が作り出す戦術を遂行しようとする選手達がミスを繰り返して攻守の交代が切り替わってしまうという、だれも望んでいない熱狂。いや、熱狂より不安が勝ってしまった前半でした。大分トリニータもジェフも大丈夫なのか?そんなミスをミスで上塗りし続けるような展開で、変な意味で面白かったんだけれども。芝が異常だったのか?暑さのせいなのか?台風で準備できなかったせい?理由は分かりませんが不安定プレーが多い試合となりました。例えるならこの中でJ1に行ける人選手権みたいな、早いプレースピードが求められる局面での、しっかりとしたパス、トラップが出来たら決定機!!みたいなシーンで悉くミスをするという両軍の織りなすサッカー。サッカーにミスは付き物なので、ミスを恐れずにチャレンジすることが重要なメンタルのスポーツでもあるけれども、ちょっと流石にお粗末でした。そんなどっちが先に致命的にミスするんだ選手権とも言えるような展開の中、致命的なミスをしたのは大分トリニータでした。我慢大会に負けです。


確かにジェフのハイプレスはあったけれども、そこまでのプレッシャーが無い中で、狭い所を通して中盤に渡そうとしてGKムンからのパスはJ2で得点を量産しているFW小森にひっかかり、そのままゴールを許すという、白眼剥く失点シーンでした。ズコーでした。確かにそこを通せたらフリーの選手には渡せるけれども、リスクが大き過ぎたプレー。それは誘いか、仕掛けだったのか。中盤フリーにさせておいてからの、FWでパスコース絞る、敢えて出したくなるよね的な?誘い?そんな気もしました。ムンさん、ミスをした愛媛戦以降のプレーが素晴らしく、ミスを乗り越えてチャレンジしまくっていたので、逆にそのチャレンジ要素を狙われたのかもしれない。今のチームに苦しい、先の失点です。ここからジェフはバランスを後ろに取るようになり、セットされた状況を崩さないといけなくなった大分トリニータの一人相撲が続くことになります。前半はリードされて終了。

後半は若干控えめになったジェフのプレスもあって、保持率は上がったトリニータですが、ジェフの守備を崩し切れない。守ると決めたら守るジェフです。いつもコーナーキックは多く獲得できるんですが、決定機に繋げられない。そんな大分トリニータの隙を突き、右サイドから左サイドに大きく展開をしてクロス1本で再び小森に決められて2点差。クロスの質ですね、土曜日に観たJ1の試合だと本当に素晴らしいクロスが飛び交うんだけど、我が軍のクロスはなかなか得点に結びつかない。「こうやるんだよ」ってのを見せつけられた感じでした。決めた人、クロス上げた人。J1に行ける人選手権、2名だけ該当です。


その後、若手を投入するも1点も奪えずに終戦となりました。試合内容的に、両軍にミスが多かったのでやはり台風の影響だとか、雨での芝のコンディションなど、きっとピッチレベルでは何かあったんだろうとは感じました。ただ、それを差し引いても両チームの選手達のプレーの質は残念だったと思います。正直、ジェフから勝ち点を取るのは厳しいかなと思っていたのですが、この日のレベルのジェフであれば勝てそうなコンディションだったので非常に惜しい。チャンスはあった。活かせませんでした。

最後に順位表です。もはや残留戦線にどっぷり浸かりました。生き残るための生存戦略を立てなければなりません。一度失敗した経験を活かす時です。J2に残るためには全て、攻守も、試合の結果も、切り替えて素早く、対応して行きましょう。生き残る。



2024/04/14

2024年 明治安田J2リーグ 第10節 千葉戦

【千葉 1 − 1 大分】


フクアリで現地観戦してきました。快晴 of 快晴。天気が良い。絶好の季節がやってまいりました。短いんだけどね、この季節。梅雨が来るまでのサッカー観戦黄金週間。前節ホームで秋田相手に敗北を喫した分を取り返したい一戦。しかし相手は調子を上げている宿敵ジェフ。ここ数年は貯めた勝ち点を引き出すATMとして機能していたけれども、昨シーズン後半からのジェフは一味変わった。厳しい試合を予想してはいました。








昨シーズンは夜に下手くそ写真しか撮れなかったオシムさんの銅像に参拝し、ピザを食べてアップを見守る。フクアリは3連勝を目指すサポーターが一体感を醸し出し、これまでのフクアリには無かった「諦め」と「達観」みたいなものが払拭されていた印象。もうジェフも15年連続でJ2に居る訳で、ガッツリJ2のクラブとしてサポーターの新陳代謝が行われて、世代交代をしてしまったのか?今年こそJ1へという悲願みたいな悲壮感よりも、まだ見ぬJ1というものを目指す純粋な若い勢力の方が多くなったのだろうか?あか抜けた雰囲気で、ここ数年無かった一体感を感じました。春先だからだけかもしれんけどさ。秋口になるといつものフクアリになるかもしれんけどさ。雰囲気はここ数年に無かったくらい良かった。9千人以上入ったしね。良い天気、良い雰囲気、良いピザでした。
スタメンはキャプテン新太、NISA伊佐、松尾、宇津元という攻撃陣。ボランチは弓場&小酒井で継続。私のお目当ての保田堅心はベンチスタート。しばらくベンチ外が続いた10番野村直輝が復帰。

対するジェフ。15年J2。尾崎豊の「15の夜」のメロディーで叫びたい。「15年J2♪ 盗んだ若手が走り出す♪ 戦術も分からぬまま♪」そんなスタメンです(※どんなスタメンだ)見木がヴェルディに個人昇格してしまい、エースが盗まれた側のジェフ。しかしGK藤田は栃木から、MF横山は藤枝から、MF品田はFC東京からレンタルで獲得。日本人多めにする思想は昨年から継続。栃木を8-0でボコすとか、鹿児島と熊本に負けるとか、結局強いのか弱いのかよく分からないジェフ。4-4-2で運用中。スタイルによる噛み合わせ問題がある今シーズンのJ2。似ているスタイル同士の試合となりました。




試合開始前に呉屋さんの通算200試合出場の表彰。謎の中国拳法家っぽい風貌になっていますが呉屋さんです。この日の試合出場は無しでした。



毎回撮影の準備が迅速なNISA伊佐。非課税枠を使いこなすように撮影の枠も使いこなします。


しかし、資産運用を何も考えていない香川さん。適当に並んでしまってNISA伊佐の非課税枠が真ん中に来ない。弓場さんが的確な指示を出して左に移動させる。ボランチの職業病。きっと弓場さんのポートフォリオはバランス重視。オルカン厚めに買ってそう。


はい、良いバランスでNISA伊佐が叫びます。「成長投資枠!!」そう叫んでいるに違いありません。

しかし、 この豊和銀行のプロモーションは面白すぎるな。2つの非課税枠があるから2ISAで伊佐だ!って思い付いたとしても社会人であれば会議で口にしてはいけません。そこを通したサポーターが社員として潜んでいるに違いありません。良い仕事しました。







かなり繊細なポジショニングのやりとりが繰り広げていたような雰囲気。お互いに初動ではプレスがハマらないような試合の入りだった。プレスとプレス回避のパスワークとコンパクトな布陣と裏のスペースと。各種の狙いと対策が入り乱れた立ち上がり。最初にボールを握って右サイドから攻めたトリニータであったけれども、キャプテン新太がファウルを受けたような倒され方をしてボールを奪われてからの展開で失点。5分で失点。早い。早いのよ。今節も早かった。藤原がしっかりとシュートブロック出来ているんだけれども、相手の足元にボールは転がります。ビハインドスタート。







前半はこれまで同様、攻撃の最後の精度不足が解決できないままで、サイドから攻めても中々決定機らしい決定機は作り切れなかった。試合を作るバランス重視のメンバーでスタートして、長沢・野村・保田というバランスを壊せるメンバーで後半に展開次第で勝負を懸けるプランだったとは思う。野村さんもまだ長い時間出場できるか分からないし、後半に短期勝負というプランだったんじゃなかろうか。前半最後のFKのチャンス、プレースキッカー宇津元のシュートは壁は超えるが落ちきれず。


後半からNISA伊佐に代えて長沢をトップ下に投入。ピッチの真ん中に起点を作って左右に散らすということが出来るようになった。長沢トップ下は長沢に対してボランチがマークに付くべきなのかCBがマークに付くべきなのか、局面で判断せねばならず、スペースが空きがちになることが攻撃に良い作用を起こす。サイドに展開しての攻撃に厚みが増して得たコーナーキック。


後半最初のコーナーキックで青い横断幕の前のポジションだったのでね、カメラのパートカラーという機能をつかって青い写真を撮っていたのです。最初っからゴールは決まらないだろうと思って。日陰の場所なのでISO感度低めで撮影していたんです。そしたら得点決まってしまいました。日差しが強い場所で白飛びしているゴールの写真がこれ↓


はい、なんのこっちゃ分かりません。ISO感度の設定が間に合う訳がない。痛恨の判断ミス。一応撮りました。撮りましたけれどもなんのこっちゃ分かりません。分かりませんがキャプテン新太が押し込みました。キッカー宇津元から放たれたボールを折り返したのが良かったですね。まともな写真は撮れていませんけれども。正直な話、得点の匂いがしなかったからさぁ・・・・。サッカー分からん。







同点となった後、徐々にオープンな展開になる中で、野村・保田・薩川を投入して勝負に出た。交代メンバー各々の強みを出せたとは思います。保田さんにはミドルシュートを決めてもらわないと困りますね。展開が良すぎた中で最後のシュートが枠外はダメです。保田さんならば決めなければ。その他は大体、大ピンチの連続だったのですが濵田太郎とCBの御両名で何とか止めてくれました。守備陣は本当に良く辛抱したと思います。最後の最後、辛抱できずにパスミスで相手にプレゼントしたシーンでは流石に「終わった」と思いましたが、ジェフのFWが滑ってシュート出来ず。不思議とクロスバーにボールが跳ね返るシーンも多く、かつて恐れられたジェフにまったく勝てないという「犬の呪い」が反転して「亀の呪い」となって継続しいると思われます。アウェイで運良く勝ち点1を獲得。




今のジェフ相手にアウェイで勝ち点1は十分な結果だと思います。野村さんも戻って来たし、天気も良かったし、ピザも良かったので十分じゃないでしょうか。現有戦力でギリギリの戦いをやっている中で、ゴールデンウィークの連戦に突入。もう少し怪我人が戻って来てくれると良いのだけれども。