2023/04/30

2023年 明治安田生命J2リーグ 第12節 仙台戦

【仙台 1 - 0 大分】
   
 これまた評価の難しい試合となってしまいました。あれ?もしかしてわたし、生観戦3連敗じゃない?アウェイ観戦記を続けるのは辛い。勝利と言う名の栄養剤が足りない。負けたからダメなんですけど、試合が壊れた後に勝ち点を得られるチャンスのある戦いが出来ていて、評価できる点はあるんだけれども、3連敗なんでね・・・やっぱりダメです。ダメでした。 

ということで日帰りで仙台に行って来ました。天気も良くて心地の良い環境でした。東京から新幹線を使えば比較的サクッと行けます。お金はかかります。お金はかかるんです。世の中ゴールデンウィークだそうで、宿泊費用が一年で一番高額になるんじゃないかって程のダイナミックプライシングっぷりがダイナミック過ぎでしたので大人しく日帰りしました。仕事でゴールデンウィークもねぇんですよ。

試合前にベガッ太さんがZAQの微動だにしないマスコット相手にPK。微動だにしないGKと言う名の広告。

スタメンは変更。GKに副キャプテン高木が今シーズン初登場。失点よりもパス回しの部分で行き詰った感を打開するための措置だったんだろうとの印象。3バックの左にはランボー香川が入った。左サイドは高畑奎汰が入ってユニットごと交換。右には茂平が復帰。ボランチにはスラッとした手足から色気が出て来た保田を投入して刷新。連戦でもあるし、戦術面の更新なのか、ターンオーバーを意識してか。もう大分トリニータ対策は4-4-2でコンパクト布陣で何とかなるってことになっちゃいましたから、どのような対策の対策が試合で表現されるのか非常に楽しみでした。トリテンなどで読む限り、3連敗を阻止しようとこの試合に懸ける意気込みが凄かったので敗北で反動もエグいはず。何とか立て直して欲しい。次の試合はすぐにやって来てしまう。
   

対する仙台。何となく渡邉晋監督にフォルムが似ている伊藤彰監督を招聘し、オフシーズンにも充実の補強。上位進出を予想されていたと思うのだけれどもイマイチ序盤の勝ち点は稼げず。伊藤彰監督も時間がかかるイメージはある。あの頃の甲府になりたのだろうか?仙台は。3バックだったり4バックだったりと未だに形が見えない。この試合は4-4-2だったけれども前節から取り組んでいる様子で、トリニータ対策にもなるしで継続した模様。J1で生き残るだけから脱却して何かしらスタイルを手に入れたいはずの仙台。未だ道の途中。今日はある意味なかなかヤバかった。





試合は大分トリニータ対策、4バックでコンパクトな布陣を保って縦のスペースを封殺しつつ、プレスで引っ掛けてカウンターという既視感のある仙台の動きで始まった。仙台は町田や水戸よりもボールを保持する意欲は少しあるチームではあった。GK林は繋がずに蹴ってたけれども、お互いにコンパクトな布陣となったため、詰まると蹴る形が多くなりセカンドボールの奪い合いで球際が激しく、主審が笛を吹いてばかりの立ち上がり。町田も水戸もガツンと当たって来るチームだったけれども、仙台もそう。あの小出が12節で累積警告での出場停止明けだったのでどんだけ警告もらってんだって話です。我が軍は一体感はあって良いチームですけれども、ガツンと来られると元気が無くなる気がしていて、闘争心という面では弱みがあると感じざるを得なかった。私が大分トリニータと戦う監督なら「ガツンと行ってやれ」って言うと思います。ボールを受ける時に怖がらせてやれ系の球際負けるな指令。思想として、相手のプレスをかわし、前進して相手の陣地で押し込み続けるのがトリニータにとっての最大の暴力なので警告数も少ない方でした。しかし、久々に出場したランボー香川は闘争心の塊でした。



コーナーキックの跳ね返りを拾った仙台のミドルシュートが決まってしまってビハインドを背負ってしまった前半。ルーズボールに対してタックルに行ったランボー香川にレッドカードが提示されてしまう。もしかすると選手達が香川のことを「ランボー」と呼んでいるのに主審が「乱暴」と聞き間違えた可能性は無きにしも非ずですがスタンドから観ていてもランボー香川が先にボールに触っていることは視認出来たレベルだったのだけれども、そこに至るまでの流れとか、あとは相手と当たった時の「音」で心証が悪かった。たぶん「乱暴」と聞き間違えた訳じゃなさそう。これ以上ファウルが増えるとハンドリングできなくなる主審が「音」で判断していたのではなかろうか。ガツッて音が聞こえたんで嫌な予感がしたんです。笛を聞いた時に「あ、今日の主審ならやりかねない」と思いましたもん。案の定、一発退場。ここで選手交代でFWを下げなかった下平監督。4バックに移行させて4-4-1でバランスを保った。何とか前半を凌いで後半へとつなげた。


後半はじっくり時間を掛けつつ1得点を目指したトリニータ。かなり厳しい局面が多くあったけれども、この10人での戦いはピッチ上の選手は交代したメンバーも含めて全員でランボー香川のために身体を投げうって戦っていた。辛抱強かったですよ。もしかして終了間際に得点して引き分けに持ち込めるのでは?と期待したレベル。普通に考えれば1枚多い仙台が追加点を取るためにプレッシャーをかけて引っ掛けやすくなるはずが、GK高木をフィールドプレイヤーに絡ませることによって、10対10でフィールドプレイヤーとしては局面での数的同数が実現出来てしまっていた。逆にびっくりですよ、仙台に。10人相手に止めを刺せなかった仙台の方が問題ある気がしますが、そんな中で擬似カウンターらしく左サイドで前進して作った茂平のゴールチャンスは決めて欲しかった。めちゃくちゃ惜しかった。


結局10人ではゴールを奪えず3連敗。試合終了後にペレイラが抗議か何かでイエローを提示されて警告2枚目で退場処分。連戦の中で出場停止が2名となってしまった。過剰にダメージを受けてゴールデンウィークが始まりました。



対策の対策が本稼働する前に失点したり、退場者が出て試合が壊れてどうしようもなくなったりと、冒頭にも書いた通り評価が難しい試合。保田が頻繁に顔を出して、受けてターンして運べるのは良かったと思います。コンパクトな布陣に対して裏のスペースを活かすためのボール供給面では駆け引きをしているFWにボールが出せず、まだ改善の余地はありそう。次節の藤枝は3バックを運用中ですが、2名を欠く我が軍の最終ラインはどうなるのだろうか?3バックならデルラン・安藤・上夷とかだろうか。4バックなら高畑・安藤・羽田・茂平とか?左サイドに藤本、右に屋敷とか。それはそれで楽しみではある。アウェイ2連戦、次節藤枝戦。先発と相手の出方と、主審のスタイルとの噛み合わせが悪い試合が続いているけれども、もうこれ以上連敗はして欲しくないので泥臭く結果を残して欲しい。



2023/04/24

2023年 明治安田生命J2リーグ 第11節 水戸戦

【大分 0 - 1 水戸】
 
 
 この試合の午前中、買い物中に急激にお腹を下して大ピンチに陥った顛末を書いてお茶を濁そうと思いましたが、やっぱりダメです。この敗戦はうんこ漏らした話で無かったことには出来ません。これまで辛抱強くホームでは勝ち点を稼ぎ続けてきましたが、遂に負けてしまいました。残念無念。前節の町田戦から何を持ち帰ったのか?もしも、もしも負けるならですよ?引っ掛けられて、ショートカウンター受けて先制されて逃げ切られるくらいしか考えられなかった試合でその通りになるんだから何をやってるんだという気持ち意外の何ものでもない感情です。前節の課題はほぼそのままにもう1試合費やしてしまった。何をやっているんだ??町田戦よりも水戸戦の方が完敗感が強い。完封されました。自滅感が出ちゃうのが不思議。4-4-2を攻略出来ない問題が発生。上手くいかなくなったらどうするんだ「共創」マネジメント。難しくなりそう。

 

3失点で負けた直後の試合とあってかメンバーは変更。3バックの真ん中には開幕戦以来の安藤が入った。前節の町田戦も交代で入って前線へのボールの供給は良かったので期待感はあった。右サイドは茂平がベンチにも入っておらず、宇津元でスタート。宇津元は前節もゴールを決めたし期待感はあった。期待感はあったんです。ただ残念ながら攻撃陣は全体的に元気を感じなかった。特に攻撃面での精度の無さが目立ってしまった。両サイドで優位に立てないとボールを戻してやり直すのが基本の今シーズン、単調な攻撃を繰り返す試合になってしまいました。サイドで封殺。突破できない、前進できない試合。それでもセットプレーには得点の匂いがあったので、苦しい時間帯を耐えてセットプレーでの得点を期待していたのですがそれも決め切れず。相手のスタイルと先発メンバーの噛み合わなさ。結局はそこが繰り返されました。 対する水戸、今シーズンは失点の多さに苦しんでいる模様。とにかく明るい秋葉監督が退任後、濱崎監督がヘッドコーチから昇格して路線継承中。若手を使ってJ2を生き残る路線で、この試合も失点を止めるために山田と田辺という20歳の二人をCBに起用。4-4-2をベースにハイラインでコンパクトな布陣で守りつつ、ショートカウンターで攻撃というのが水戸の生存戦略。DAZNではあまり映らなかったのでハイラインっぷりと、裏のスペースがいかほどの管理だったのかがよく分からなかったのだけれども、町田に続いてボールは持たないスタイルなので我が軍のハイプレスも効果を発揮せず。町田よりは水戸の方が少し保持する印象で、時々高い位置で奪える場面もあったけれどもサイドではスローインに逃げられる。水戸は無理な状態では繋がずにサイドに逃げて建て直す、というのが徹底されていた。スローインが多い試合だった印象です。さらに水戸のスローインがことごとく我が軍のボールになってしまっていて、水戸はスローインが下手なのか??と感じたのだけれども、あれはもう狙ってやっていたとしか思えず、持たせるためにボールは相手方に渡してしまう。あれが意図してなかったらヤバい。前半は辛かったけれども、無失点でやり過ごせたので前節よりはポジティブでした。 後半、焦れずにプレーってのが共通の意識であったと思いたいんだけれども、失点は割と焦れるのを狙われていたのではないかという形だった。前進できずに単調なパス回しに終始していて誘導された印象。ボランチの野嶽が降りた時を狙っていた水戸、そうとしか思えないプレスのかけ方でした。この試合の主審はちょっと強めのコンタクトでも笛を吹かないストロングスタイルだったのでファウルは取られずにロストしてカウンターを食らってしまった。受けてターンできれば大チャンスだったのだろうけれども、刈られました。試合後のコメントなどを読むと4-4-2を攻略できないまま、整理できなかった模様。水戸の最終ラインが高くて中盤にスペースは無く、裏へのスペースに出すボールや前線でのパスワークの精度が低ければもう、打つ手なし。全部無かったことにしてのパワープレーですが、なかなか機能せず。上夷を投入し、安藤を上げて交代で入った長沢との2トップには夢があったけれども、練習していたんだろうか?ぶっつけ本番であればまぁ機能しないよねぇ・・・。 結局、対戦相手として、あまり繋いでこない相手にはハイプレスが機能しないなんてことは分かっていたはずなのに前節と似たような試合をしてしまいました。繋ぐサッカーをする相手には相性は良い今年のトリニータ。相手のやり方が試合に入って分かったならば、臨機応変にやれないとダメなんだろうけれども、もっと割り切って進めて良いんじゃなかろうか。全部が全部自分たちの良さを出せる相手ではないと思うし、「繋いでこない」と感じたならばもう我慢してセットプレーでしぶとく勝ち点を得ることに集中すれば良いのになぁと思った次第です。リードすればボールを持たざるを得なくなる訳で、展開も変えられるはず。繋いでくる相手なのか、違うのか、攻撃の精度を上げつつトライを継続する必要性がありそうです。後はコンディションですかね?ちょっと先発メンバーに満身創痍感が出て来ているのも気になるところ。3連敗はしたくないので次節は最低でもアウェイで勝ち点1を持ち帰って欲しい。しっかり上位に残ろう。

 

2023/04/17

2023年 明治安田生命J2リーグ 第10節 町田戦

 【町田 3 - 1 大分】

10試合を消化して、この試合を含めて今シーズン2回しか負けていない今年の大分トリニータ。現地観戦で3失点して負けたその2試合をガッツリ観ている都内在住の者です。どうもどうも。現地観戦3失点で2連敗ですよ、どういうことだ。運が悪いのか、巡り合わせなのか。首位攻防戦、あえなく前半で撃沈となりました。避けられたであろう2失点目、3失点目が残念でしたが徐々に内容が上向いている中なのでね、トライ&エラーを繰り返しつつ、チームは向上してくれるでしょう。大敗した大宮戦後の質、きっとこの後の試合での質、向上していくと思います。そう感じさせる後半のオプションは良かったと思います。昨年開幕期にあった幻の4-3-3再び。



ニータンも上京した町田戦。浅田飴サンクスデーとして町田側での協賛。写真撮影会でニータンは大忙し。日曜日、J1の無い日程で首位攻防戦とあって多くの人が集まるかと思いきや、空席が目立つJ2な雰囲気。もう少し注目されたかったです。野津田公園はアクセスが悪いので集客には苦しみがち。どの最寄り駅からも行きにくい。シャトルバスも少ない。上級者には色々なノウハウが蓄積されて行きますが、初見さんにはハードルが高い。毎年毎年、イベントなどで頑張ってはいるものの頭打ち感は否めない。この日はTKPの社員の動員もあってかトリニータ側のゴール裏の方が人数が多かった印象。天気は良く、気温的には絶好の観戦日和。

 

本当に良い天気で許されるなら全裸観戦したかった。(※許される訳がない)

 

スタメンはターンオーバーせず。大体予想は出来ました。結果的に負けたのでね、メンバーを代えた方が良かったかもしれないんだけれども、疲労とかよりも噛み合わせの方が問題。ほぼボールを繋がない町田に対してトランジションを速くしても意味が無いんです。町田は蹴っちゃいますから、プレスの意味がない。今シーズン唯一町田に勝利しているのは秋田のみ。蹴られたら蹴り返す、みたいな戦いに持ち込んだ方が時間を使えたかもしれない。セカンドボールの争いがメインと化す。試合はファウルが多く、全般的に止まっている時間が長くて期待していた首位攻防戦の内容とは違ったものでした。

 

対する町田。パワー系4-4-2を運用中。2トップのエリキとアラキがスピードに特徴があって厄介でした。試合開始10分くらいまではツートップでプレスを行っていて回避出来ていたのですが、10分過ぎに4-3-3気味になってから前進が出来なくなって詰まり気味になりました。ハメられた感じは久々です。蹴らずに頑張ろうとする強い意志を感じたのだけれども、蹴ってセカンドボール回収合戦にした方が良かったと思います。特に前半の1失点後はそれでやり過ごして良かったと思う。上手くいってなかったので1点で我慢出来れば違ったかもしれない。

 

毎回対戦時にはTwitter上でこの画像を掘り出して蒸し返すのですが、今年は絶好調の町田ゼルビア。25年のACL優勝はもう諦めて違う中期計画を立てたはずだけれども、間に合う可能性は十分ある。今年は各J2クラブから満遍なく主力を抜き、全体を弱体化させつつJ1で活躍していたエリキを獲得。高校サッカーで実績のある黒田監督をプロの世界で監督に据えるという大胆な手を打った。1年でJ1に昇格せよ、と言われたら正解なのかもしれないけれども結果や如何に。サイバーエージェントの資金力でJ2各クラブから主力を抜いたのでね、いけ好かない感じになっているのが素晴らしい。絶対的に正しい。この編成を受けて、黒田監督が作ったチームも非保持をベースにしていることも素晴らしい。J1でも名古屋や福岡など非保持をベースにしているチームが好調なので潮流的にも合っている。良い選手を揃えて短期で結果を出す方針が噛み合っている。しかし、この哲学は資本源が撤退する可能性と貧乏を知る我々と対極にある。この手のやり口には拒否感さえ感じてしまう。そう、それもそのはず。今シーズンから全体を統括している町田ゼルビアの強化担当は原靖氏なのである。そりゃ対極になっちゃうわって話です。そりゃそうよ。そこを経ての今なので、もはや価値観が違う。だからこそパスでボールを繋げて勝たなければならなかった。その選択をした今のチームこそ支持しなければならぬのです。冷静に良く戦いました。負けはしたものの、拍手で次、また頑張ろうなってことですね。次は勝てるようにブレずに頑張ろう。
後半、3点を追う形になって繰り出した4-3-3。サイドバックに高畑奎汰を据えることで藤本と両方同時に使える左サイドってやつには可能性を感じざるを得なかった。そうか、その手があったかと思ってしまった。残念ながら脳震盪の疑いで高畑が短い時間しか出場できなかったけれども、面白かった。宇津元が1得点で意地を見せてくれましたが、宇津元も右のWGならばしっくりくる。サイドハーフ業務よりはFWとしての業務の方が得意なので活かせる。ベンチワークに幅があることが確認できたのは少ないポジティブな要素でしょうか。これで最初の連戦もひと段落。またホームで勝利して巻き返して欲しい。



2023/04/13

2023年 明治安田生命J2リーグ 第9節 山口戦

【大分 3 - 1 山口】


リーグ戦では過去、負けたことが無い相性が良いレノファ山口を迎えての第9節、連戦でツラいはずですが「スタメンは明け渡さない」という強い意志を感じるメンバーにより、ホームで無敗を継続するに値する一戦となりました。また勝った。強い。再現性のある攻撃、複数得点、強みが出て来た。滲み出て来た。

大宮戦で負けて以降、試合前にカツを摂取するゲン担ぎを続けているのですが連戦はツラい。週に2回揚げ物を食べなければならない。ツラい。この日はランチに巻きカツ定食なるものを選んで少しでもカロリーが少なそうなカツで連戦を乗り越えようとしました。チーズ入ってるし、全然美味しいし、全然痩せません。あれからチームも勝ち続けるもんだからさ、止められなくなってしまってツラいです。勝っている間は同じパンツを履き続ける方が楽だったかもしれない。

連戦で注目していたメンバーですが、ターンオーバーせずです。全員がコンディション良好。もしくは痩せ我慢です。スタメンは明け渡さない!週末にアウェイで町田戦があるけれども、目の前の一戦に全力をぶつけるスタイル。ベンチには町田戦で活躍しがちなサムエルが入っておらず、温存なのか何なのかは分かりませんが替わりに「おはようございます安藤」が入りました。おはようございます×3。

ベンチメンバーが長身すぎてヤバい。長沢、安藤、羽田と高身長で殴る準備をしていた。実際、終了間際のセットプレーはペレイラを含めて巨人が雪崩込む感じで大迫力。あれだけ高身長が揃えば日田市の進撃の巨人の何かとコラボできるんじゃなかろうか。何でも良いのであやかりたい気持ちになりました。

対する山口。今年個人的にはJ2でダークホースになるのではと予想したチーム。4-3-3を運用中。中3日で5人のメンバーをターンオーバー。3トップの左に小林成豪を据えているのが良い。ゴラッソしか決めない小林成豪、試合開始早々にボールが顔に当たって脳震盪っぽくなっていましたが、大丈夫そうで何より。恩返しゴールを1ゴールくらいは食らうだろうと覚悟はしていましたが無事回避。カウンターで前進し、最後の仕事が小林成豪に託される感じが恐ろしかった。対峙したペレイラが良く対応してくれました。この試合のペレイラさん、気合十分。ブラジルから奥さんと娘さんが到着したことで何かしらの賞を持ち帰る気満々。活躍するぞ感が滲み出てた。気持ちは分かるんだけどさ、プロなんだからさ、単身赴任でもそのくらいやって欲しかった。何か頼もしさが全然違ったぞ。毎試合あんな感じでやって欲しい。


試合はアグレッシブに前からボールを奪いに来る山口に対して、しっかりと繋ぐトリニータという様相。山口は3トップを中央に絞り気味にして最終ライン+GKからボランチへのパスを寸断するようなプレスを敢行。しかし、乗りに乗っている10番野村が降りて来るのです。この10番野村に対して山口の前が後ろにピッタリくっついて降りて来る。ややこしいですけれども、山口の前。前が後ろに。後ろに前が。前選手ね、大変ややこしいですけれども、前線メンバーにはマンマーク気味で付いて来た山口。シャドーの野村と中川が山口のプレスの回避先となり、左サイドで対峙した相手を凌駕した藤本が仕事をする。両軍左サイドの攻撃が主攻。何度も藤本で決定機を作り出せていたトリニータがペースを握った。先制はその左サイドで得たFKから。

ヘディングゴールは気合が違うペレイラさんでした。直接FKを警戒した壁を作ってしまった山口、ペナルティエリア内の人数はトリニータ側が上回っている状態に。キッカー野村の冷静な判断が上回って簡単に決まった。全て伊佐の指示だった節あり。流れの中からのチャンスで決められない嫌な雰囲気を払拭する、セットプレーから得点。抜け目のない感じ、強い。

更に前半のアディショナルタイムには藤本が遂に決めてくれた。ゴールの起点は上夷。この日の上夷はライン全体をコントロールする起点となり、素晴らしかった。極上夷(ごくじょうえびす)でした。最終ラインの極上夷からふんわりとした前線へのパスを伊佐が潰れながら落として、拾ったデルランが楔を入れる、受けた藤本がターンして前進してそのままゴール。ゴール写真は弱めも、素晴らしいゴールでした。再三の決定機を決めていれば3点目くらいだったはずだけども、何度もチャレンジ出来ればいつか決まるってことです。再現性が大事。2点リードで前半終了。

2点差となって後半は狂いたまえの精神で攻め立てる山口に対して時間を使いつつ試合をすすめられていたトリニータ。67分に失点。左右に振られ過ぎた感がありました。割と奥の方からのクロスをダイレクトで合わされてしまって1点差に詰め寄られる。2点差は危険なスコア。若干心配になりましたが、大丈夫でした。我が軍にはノリノリの10番とその弟子、野嶽がいました。

野嶽は野村が育てた。今年はサイド攻撃一辺倒ではなく、中央からの攻撃も使いこなすのが良いですね、良いです。インタビューで野村からアドバイスを受けてからボランチとして伸びたとのコメントを読みました。前半から仕掛けた左サイドからの攻撃のイメージがあるので、中央を攻撃して跳ね返されると、相手のDF陣が次はサイド攻撃を察知して勝手に左右に拡がってしまいます。シゲタイラーが右サイドに開く動きをするので更に釣られます、山口のDF陣。しかし、極上夷が選択したのは2度目も中央攻撃。野嶽に預けたら師匠野村とワンツーでパス交換してスルスルと駆け上がる。ゴール前まで行くと、全く後ろを見てもいないのにヒールパス。走り込む師匠、野村が左足一閃。強烈なシュートは山口のキーパーの左手を弾いてゴール。再び2点差で勝負あり。止められません、野村直輝。このまま町田を倒しちゃったら4月の月間MVP間違いなしの出来です。素晴らしいが続いている。素晴らしい。



この日は左サイドで藤本が結果を出しましたが、途中交代で出場した高畑奎汰も身体にキレを感じるくらい良かった。ちょっと別人に感じるほどの力強さを感じてしまった。駆け上がって放ったシュートが無回転っぽかったのでビビりました。左サイドは2重攻勢なのが良いですね、良いです。水曜日に3得点。トリニータオーレが聞ける最高の平日ですよ!1失点の課題はあるけれども連戦の中なので質より結果。十分過ぎる程の結果でした。ホーム5連勝、単独首位に浮上。十分過ぎる結果となっています。週末の町田との首位攻防戦が大変に盛り上がることこの上ない状況となりました。週末にまたカツを食べよう、カツを。辛いけどしょうがない、首位攻防戦だもの。



2023/04/09

2023年 明治安田生命J2リーグ 第8節 いわき戦

【いわき 1 - 3 大分】



行きたかった、いわき遠征。行ったことのない土地、スタジアムには行きたいアウェイ勢なのですが、所用があって現地には行けず。無念、DAZN見逃し配信で観ました。ナイスゲームでした!金の雨を降らせる亀ことニータンまでもが遠征。ぬいぐるみを完売させたらしい。レインメーカーニータン、本当に雨までも呼んでしまって、天候は悪く、アウェイで雨、風強めとか不安要素がたっぷりでしたが、素晴らしい前半を観たか君は。俺は観たぞ。大体厄介になるJ3チャンピオンチームに対してどうしたんだ俺のトリニータはっていうくらいの出来でした。プレスの剥がし方、再現性のあるビルドアップからの攻撃、本当に素晴らしかった。仕上がってるよ!仕上がってるよ!今シーズン最もPPPだった。PPPだったよ!

前節を引き継いだスタメン。良かった。水曜日に試合があり、3連戦の緒戦としてあまり動きはなく、町田也真人がメンバー外となって宇津元がベンチ入り。期待していた宇津元はいつの間にか右サイド業務に従事することになってました。早めにシゲタイラーを下げて90分使わなかったのは3連戦を見据えていたと思われます。

対するいわき。昨年度J3チャンピオン。日本のフィジカルスタンダードを変える、というフィロソフィーを持つ「筋肉は裏切らない」思想のクラブ。村主監督のもとでパワー系戦術を実行するチームがやりがちな4-4-2を運用中。この試合で初対決。我が軍はプレッシング、ポゼッション、パッションのPPPですが、いわきはもうマッスル、マッスル、お願いマッスルのMMOM。試合前から強烈な球際の肉弾戦を期待していましたが、我が軍のシモタイラー監督がなぜか急に、誰にも頼まれていないのに真っ先に一肌脱いで筋肉アピールでいわきを挑発。腹筋板チョコバレンタイン状態。監督・コーチ陣のフィジカルスタンダードを変える大分トリニータ。J2のモストマスキュラーはどっちなんだい!?(©なかやまきんにくん)そんな試合でした。ただ始まってみると雨でスリッピーな芝の上でちょっとイメージとは違う試合となりました。ボールが走ったが故のパススピードにより、いわきのプレスを無効化。素晴らしいバルクアップにより、茂と藤本の両サイドチェストがキレてました。ザッツアグレート大腿筋!!

トリニータのGKを含む数的優位を作り出す最終ラインのボール回しに対して、いわきのプレスはハマらず、中央から、サイドから、前進&前進。ボールを運ぶ意欲を持ったペレイラとデルラン、勇気を持って狭い所に通せる西川のパス、万能型の特上夷(とくじょうえびす)最終ラインのボール保持と運び方が良かった。そして何と言っても10番野村が凄すぎた。この試合はもう10番野村デーでした。開始早々、右サイドから受けて放った初っ端のシュートは入ったと思ったんだけれども、バーに弾かれてゴールならず。調子の良さを感じるシュートで始まった試合で、先制は7分、左サイドから作った展開。深い位置でボールを奪われるも、藤本が取り返して伊佐のポストから野村がクロス。最後は中川が決めた。

シーズン初ゴール、初顔芸。誰とも被らない素晴らしいパターンを発明した中川さん。下半身が写ってないが故にパンツを履いていなさそうに見えるのは気のせいでしょうか。安心してください、きっと履いてます。今シーズン初ゴールでした。今年の中核を担う選手の顔芸は素晴らしい。前半はもう、いわきを寄せ付けず、といった充実の内容。2点目を取ってしまいたかった。

後半、風下になったいわきは風を活かしてゴール前に落とすボールとセカンドボールの回収で優位に立つ。しかし、追加点は我が軍。リンクマンとして10番野村が際立つ。チーム全体を前進させ、自らも前進し、2点目もクロスからアシスト。決めたのは弓矢の如くダイビングヘッドで飛び出した弓場でした。

こちらも今シーズン初ゴール。めちゃくちゃ弓場っぽい写真で素晴らしい。自然体なのにポジティブで元気。弓場っぽい。顔芸が進化しそうな雰囲気があって、来年に期待できます。素晴らしいヘディングでのゴールでした。劣勢になりつつあった状況での追加点。安心感!!2点差の安心感よ!!直後、いわきGKのパスミスを見逃さなかった伊佐。攫ったボールは野村へ送られる。伊佐と連動したプレスと嗅覚。GKとの1対1を躱してゴールを決めた。

安心感!!!3点差の安心感!!!何度見ても素晴らしい顔芸。1G2Aと素晴らしい結果を出した10番の仕事っぷりですよ!素晴らしい仕事っぷりでした。この3点差の安心感を得て、あとは逃げ切りで良かったのですが、いわきの風を活かしてゴール前に落とすボールに対して上夷と西川が連携取れず1失点を喫する。その後はクロージングに成功。選手交代でメンバーが変わると劣勢になりがちなのは気になりますが、3得点できれば大丈夫。この試合は全て流れの中からの3得点。再現性のあるサイド攻撃が出来ていたので納得の勝利。コーナーキックでも惜しいシーンが多かったのでもっと得点が取れてもおかしくなかった。失点はあったものの、内容的には完勝という評価で良いと思います。素晴らしかった!!

チームが創設された記念日に勝利。29周年に花を添えました。30周年はJ1で迎えるためにも継続&継続です。




ちなみに、J2第8節に生まれたゴールによる顔芸ツイートで素晴らしかった写真を見つけたので共有まで。




ジーニアス柿谷が悟りの境地に達した模様です。ベテラン勢素晴らしいな。徳島が勝てなさ過ぎて悟りの境地に達した柿谷。Jリーガーの選手達の創意工夫が素晴らしいので、シーズン前半が終わったら「J2ゴール写真ツイート選手権」を開催してまとめたいと思います。我が軍だと、段違いで刀根さんが一番期待感があります。私は刀根さんのゴールと刀根さんのゴール写真ツイートが観たい。刀根さん、待ってるからな!水曜日、ターンオーバーするのかどうか、3連戦をどのように戦うのか非常に楽しみです。




2023/04/02

2023年 明治安田生命J2リーグ 第7節 磐田戦

【大分 2 - 1 磐田】

4月バカの日にDAZN生観戦。勝ちました。年度も変わり、DAZNの解説者も変わりましたがホームでの強さは不変。7試合目、シーズンの6分の1を終えて5勝1分け1敗、勝ち点16を稼いだ春です。良い春だな!勝ち点がもりもり稼げております。目指せ勝ち点富豪。

4月1日はエイプリルフール、バカの日だと思っていたのですが、なんと黒ラベルの日だったらしい。平素大変お世話になっております、サッポロビール殿の代名詞、黒ラベルが昭和52年4月1日に発売されたのが由来らしい。ということで、勝利の前祝いということで先に飲みました黒ラベル。4月1日は黒ラベル。

前節大宮にアウェイで3-0で負けた我が軍、ホームでは無事無敗を継続。春の陽気に誘われて変なおじさんも出現しがちですが、我が軍のマスコットニータンも甲羅が乾いて元気です。

ニータンと言えば、実は私もお出かけニータンを支援購入していまして、変なおじさんの仲間入りをした訳です。さすがに職務質問を受けそうなので持ち歩かないですけれども。大分FCから遅れておんぶ紐が送り付けられて来たんですが、使い方が分からなかった。送られて来たんでね、持ち歩かないですけれども、一応はどう使うのか気になるじゃないですか。試行錯誤してもしっくりこない。持ち歩かないですけれども。

試行錯誤の末にニータンを吊ってしまった。首がもげるかと思った。すぐに救助して事なきを得たんですが、しっくりこないままモヤモヤを抱えました。ぬいぐるみを抱えずモヤモヤを。しっくりきても持ち歩かないけれども。

そんな折、大分FCから情報が得られました。沢山の問い合わせがあったらしい。ということはニータンを首つり状態にしてしまったのは私だけではないってことだ。取説が明らかになったので試してみたのですが、うん、でも、なんか、しっくりこなかったです。人とニータンが背中合わせになるからおんぶにはならんし、そりゃまぁね、肩にぬいぐるみを掛けて歩いたことなんてないですから!その上で外出したことなんてもちろん無いですから!しっくりくる訳が無いんです!もしも東京では知名度の低いニータンのぬいぐるみをですよ?肩に抱えてですよ?外に出てですよ!?全裸で歩いていたら絶対逮捕される訳ですよ!?(※服は着ろ)全裸の中年男性がニータンで股間を隠しながら出かけちゃダメってことです(※服を着ろ)門外不出の我が家のニータンです。 

はい、サッカーの話をします。スタメンは前節の敗戦から2名交代。シャドーに中川、左サイドに藤本をチョイス。ベースの戦術は不変でスタメンとベンチの組み合わせだけを変更。九州の誇りチャントでメンバーを迎えたゴール裏。先週の悔しい敗戦からの繋がりですね。繋ぐ。繋ぐってやつです。スローガンに繋がってます。素晴らしいサポートでした。

対するジュビロ磐田。王国清水と王者磐田。静岡県勢が苦しんでいますが、まだマシの方の静岡。FIFAから補強禁止の処分が下り、ルヴァンカップ参戦による過密日程とメンバーを増やせないハンデを背負ってJ2を戦っている。補強禁止処分の発端となったFWファビアンゴンザレスは5月11日まで出場禁止、杉本健勇は3月、マリノスに電撃移籍。4-2-3-1を運用中で、ワントップには2種登録の逸材191センチの17歳、後藤を据える。大変だけど夢はある。前節の栃木戦を予習として観る限りは普通に上手くて強かった。日本代表のコーチであった横内監督は過密日程もあってまだ戦術的な「色」を出すまでには至っていない印象。補強禁止となったもののメンバーを慰留は出来て、同じメンバーで引き継げたことが大きい。一体感はある。杉本健勇に水を差されたけど。我が軍で育った松本昌也は既に中核のメンバーとしてベテランの域に入りそうな雰囲気。


この試合の磐田はトリニータのボール保持に対して低めの守備ラインを設定していた様子。積極的にプレスをかけて奪いに来る形ではなく、ある程度構えて守るスタイルで試合に入った。栃木戦とはアグレッシブさが段違い。中2日でアウェイで遠方の地、大分ですからね、勢い良く試合には入らなかった。保持して試合の主導権を握ったのはトリニータであった。流れの中で得点が少ない課題を克服するための一週間の成果か、ワンタッチで中央から攻撃をするなど、これまでにない攻撃の形を出せた。特にボランチが下がって受けた後にワンタッチでシャドーに繋げる攻撃には再現性があって良かった。ようやく再現性のある攻撃を繰り出せるに至り始めました。良い兆し。


試合が動いたのは右サイド、ペレイラが右サイドを駆け上がってスパイクを脱がされる程踏まれて得たFKから。痛そうだったけど良い位置でした。キッカーは中川。一度GKにパンチングで跳ね返されたボールを野村がダイレクトでクロスを入れ直す。伊佐が落とす、胸トラップしてバイシクルシュート気味に決めたのはシゲタイラーでした。

移籍後初ゴールおめでとうございます。素晴らしいアクロバティックな先制ゴールでした。なぜそこにいた系ゴール。ただ、ゴール写真には照れがあります。普通です。改善の余地あり。先制後、時折、磐田に押し込まれてシュートを打たれることもありましたが前半は無失点に抑えて折り返しに成功。上出来の前半。

後半、磐田は夢のあるワントップ後藤からベテラン大津に変更。前に出ざるを得なくなった磐田は前半セーブしていた体力を徐々に使い、プレスの強度を上げて来た。前に来てくれればプレスを剥がせば大チャンスを作れる。56分の攻撃はGKを含む最終ラインのボール回しから、弓場がワンタッチでシャドーの中川に渡し、中川がドリブルで運び、伊佐にスルーパス、絶好機を演出。惜しくもゴールは出来なかったけれども、左右に流れてチャンスメイクするけど、中には誰も居ない、みたいな攻撃が多かったここまでの試合から改善出来た攻撃の形が表現できていました。良い兆し。ここでも再現性があった。磐田の最終ラインとボランチの連携が悪く、前からプレスに行きたい中盤と、ラインを上げたくない最終ラインとで生まれてしまったスペースを野村・中川、野嶽・弓場で攻略。


追加点は58分。左サイドでボールを保持すると野嶽がゴール前、ポケットの位置に駆け上がる。デルランから鋭い縦パスを受けて野嶽が落とし、野村がワンタッチで中川に出す、こぼれたボールを伊佐が筋肉でキープして右足一閃。待望のシーズン初ゴールで追加点。待たせ過ぎです。

待望の得点でした。この試合はサイドに流れることが少なく、真ん中から縦に動くことが多かったのでシュートシーンによく絡めました。待ちに待ちました。素晴らし過ぎる程のプレスバックをする守備があるだけに、少し目を瞑りがちだった伊佐の課題。得点。ケチャップ出ました。更にこの顔芸があるので1得点以上の話題性があります。素晴らしい顔芸。今年チームを引っ張るメンバーの伊佐、野村の顔芸は素晴らしいな。カッコつけたり、照れたりする若手、見習って欲しい。これまで中々左サイドで攻撃の組み立てに加われなかったデルランが起点になっていたことも良い兆し。デルランが持って出せないならパスコース作ってあげれば良いと走った野嶽のナイスプレー。ダイジェストでは野嶽を観てやってくれ。なるほど!って思うはずです。


2点差で優位に試合を進められる状況になったトリニータ。磐田は松本昌也・金子を下げて山田大記と藤川虎太朗を投入。トリニータも疲労が出た伊佐・中川を下げて長沢と町田を投入。時間を使って、後はクロージングとなった時間帯。82分に弓場と藤本を下げて羽田と高畑でリフレッシュ。この交代直後に失点するんだからよろしくない。クロージングせぇよ。今年の3バックには高さと強さがあるので、ある程度放り込まれても跳ね返せるんでね、引いて構えてで良かったと思うんだけど、攻撃でも結果を残したい途中出場の選手と、クロージングしたいメンバーとの意識の差でね、ポッカリとスペースが生まれる局面が出来てしまった。ただ、この後はしっかりと守備で締めてタイムアップ。連敗阻止、素晴らしい結果となりました。

動員も愛内里菜招聘によるテコ入れで再び1万人を超えることが出来たし、良い週末となりました。磐田は元気が無い時間帯が長かったので、過密日程の巡り合わせが良い方に出ました。シーズンは6分の5がごっそり残っています。まだまだこれからです。継続、継続です。