2026/04/30

明治安田J2・J3百年構想リーグ 地域リーグラウンド 第13節 熊本戦

【大分 0 - 1 熊本】


燃料が足りない可能性が出て来る。原油の話です。まだそこまで切羽詰まった状況ではないと認識しておりますが、もしかするともしかするので夏までに一度、ホームには行っておきたいと考えまして、ゴール出んウィークに覚悟を持って聖地巡礼、クラドに行きました。本当にゴール出ねぇでやんのな。早朝移動でしたのでね、昨日は力尽きてブログ書けず。大分空港に降り立ったんだけれども、本当にホーバークラフトを復活させたんだな、完全に忘れていてネタとして乗れば良かった。1度ダメになった事業が復活する話を聞いたことは無いんだが、2度目で成功できるのか?バスや鉄道でさえ、大都会でさえ公共交通機関がギリギリの状況になりつつある今、無謀なチャレンジに感じてしまうのだが、勝算はあるのか?AI自動運転ホバークラフトくらいにならないと無理なのでは?乗れるうちに乗った方が良いかもしれない。試合も観れる時に観ときやの精神です。


資金提供のつもりで払っているシーズンパスが使えますから、1回くらい百年構想リーグでも使っておきたかったのだけれども、移動だって高いんだぞ?何万円も払ってホームでまさかあんなしょうもない試合を観ることになるとは思わなんだ。ホームだぞ、ホーム。シーズンパスの金額ほぼこの1試合だけで消化せざるを得ないアホだっているんだぞ。アウェイなら仕方ないけれども、ホームでJ3のチーム相手に何回負けておるんだって話で、沖縄移動と連戦の状況を差し引いてもがっかりしたと評価せざるを得ない。滋賀戦で感じた「緩さ」みたいなもの。「緩い」んですよね、昇格も降格も無いレギュレーションだからこういうリーグ戦だと言えばそれまでなんだけれども、チーム自体に「緩さ」を感じてしまう。特に若手。ダービーの熱量にピッチ上の戦いが追いついて来ない感じと言うか。燃料が足りていない。燃料が。技術や戦術を超えるものがピッチから感じ取れなかった。沖縄移動の疲労だけなら良いんだけれども。

水曜日の試合とあって半分くらいメンバーをターンオーバー。ワントップに有馬を据えて、キモキモコンビをシャドーに復帰させた形。右に茂平を、ボランチにはキャプテンの相方に野嶽を、3バックの右には岡本を据える。目新しいメンバーは入って来ず。一番緩いのはこのメンバーに対してまったく争いに絡めないメンバーなんだろうけれども。

対する熊本。スローガン?「やりきれ!だしきれ!つかみとれ!」らしい。ハッシュタグには市内運用。我が軍は漢字四字、熊本はひらがな。青と赤、コントラストが映えるダービーです。片野坂監督を招聘して3-4-2-1を運用中。最近ミラーゲーム多めでございます。CBの李がマンツーマンディフェンスの中で有馬を潰す役割を担っていて、若手シャドーのフォローも気が利かず、攻撃時に起点を作り切れず、湧き上がる時間を作れないことが多かった。攻撃が上手くやりきれない前半。琉球戦も前半がもったいなかった気がするんだが?気のせい?

試合前に談笑する両監督。ウォームアップをベンチから見届ける系監督。合間に話をしていました。

そこに加わる下平氏。「俺たちでも昇格させられなかったんだから四方田さんも無理っすよ」「勘弁してよー」的なことを語っていると思われます(※語っていません)直近3代の監督が集まったスリーショットでした。DAZNの解説で来たのかな?と思ったけれども、DAZNの解説はアレであれのままでした。



1万人が集まったこともあって、雰囲気は素晴らしかった。久々のホームで、期待感はあった。集合写真で叫ぶのは木許。照れがあるのでまだまだです。若手への期待感、キックオフ直後の試合の入り方も素晴らしく気合を感じて良かったんだけれども、カウンターからの熊本のファーストシュートが決まってしまって前半10分で先制を許してからの試合運びは苦しい状況が続く。途中、キムヒョンウを投入しかけていたんだけれども、なぜか我慢してベンチに戻した。連戦ではコンディションも万全でなく、使いたくない選手を投入せざるを得なかったりする訳で、動けるメンバーが試合をちゃんと作れないとダメなんだが、物足りなかったですね。


撮影写真が少なくて、振り返ったら三竿さんの美しいキックフォームしかなかったので2枚貼りました。ノーゴールの試合は写真が難しい。後半交代メンバーで試合内容は盛り返せたものの、この試合では決定機で決め切れず1点が遠い試合となってしまいました。

J3規模のクラブに、ホームで逃げ切られてしまうということは足りないものが多いってことです。滋賀には緩くても勝てましたが、山口や熊本、琉球の規模には勝ち切れず、圧倒的な差を出せないとなると、このリーグ戦を通しての底上げとしては物足りなさ過ぎる。今をピークにする意味はないので、上り調子にさえなって終わってくれれば良いのだけれども、怪我人も出て100点満点ではない地域リーグラウンドになってしまいそう。週末の北九州戦ではどうなのか。今このチームではここで結果を残せなかったらプロとして終わりとなる決死の覚悟を持った若手が伸びなければ未来がないのである。ラストチャンスをもぎ取る若手が観たい。


2026/04/26

明治安田J2・J3百年構想リーグ 地域リーグラウンド 第12節 琉球戦

【琉球 0 - 0 大分】 PK 6 - 5


沖縄 or 滋賀で滋賀を選んでしまった私は珍しく土曜日に労働させられておりまして、仕事終わりに帰宅しながらDAZN生観戦。沖縄にサッカー観戦に行く人はどうかしている(※私でさえ1回しか行っていない←どうかしていた)1度だけ遠征に行って現地の異常な湿度に「あれ?俺、今、水の中にいる?」くらいビビった記憶しかないんだけれども、雨模様の沖縄。きっとエグい湿度だったんじゃなかろうか。台風シーズンじゃなかったことだけが幸い。移動はしんどいだろうし、地域リーグラウンドで最もキツイアウェイの試合だということを差し引きして試合を評価せねばなりません。良く戦ってくれた方ですが、ただ琉球がほぼ我が軍からしか勝ち点を得ていない現実をどう分析すべきなのか。サッカーは分からん。琉球に勝ち点を分け与えるという謎の役割を担う我が軍。相性なの?何なの?

調子と自信が上昇中であったタイガーキモトが出場停止。シャドーには山口が入ったと思われます。榊原と松岡でボランチを継続。前節良かった攻撃を今節も期待はしていた。ただ、この日はチャンスを作れど決め切れなかった。決定機はあったので、決め切れなければこうなってしまうことはありがち。何度も見た展開ではある。先制さえ出来ていれば滋賀戦同様、一方的になる可能性もあったと思う。

対する琉球。なんとここまでわずか1勝。それが我が軍が与えた唯一の勝利っていうんだからどういうことだろうか?どうやって他のチームはそんなに琉球を負かせるのか。3-4-2-1でミラーゲームとなった試合は中盤での潰し合いの様相。池田簾がスタメンで時折唸らざるを得ないプレーでチームを牽引。トリニータだけには負けたくない池田簾効果の模様です。

最終的なスタッツでは枠内シュート3本の我が軍がチャンスの内容では上回った試合だったとは感じた。PK戦を含めて琉球のGKが当たっていた、という評価でも良いとも思います。枠内のシュートを打たせていない我が軍の守備陣の上回りっぷりは評価できる試合でもあります。攻撃陣が決め切れないと勝てませんが、守備陣の奮闘があれば負けない。ただまぁ、あれだ、琉球の精度の低さにも助けられた部分は多くあったとも思う。これがJ2カテゴリの相手であればやられていてもおかしくは無かったシーンもあった。PKはおまけなんでね、90分の内容にこだわってトライし続けて欲しい。沖縄から勝ち点1を持って帰れるならば、琉球側のコンディションがどうであれ、下を向く内容ではなかった。


ここから毎年恒例のゴール出んウィークに突中。ちょっと先行してゴール出んでしたけど、近隣チームとの連戦になるので沖縄往復の疲労回復を優先です。



2026/04/20

明治安田J2・J3百年構想リーグ 地域リーグラウンド 第11節 滋賀戦

【滋賀 0 − 3 大分】


4月に滋賀。しがしがの旅、4月に滋賀に行ってきました。地域リーグラウンドで一番関東に近いアウェイで、まだ行ったことのないスタジアムとあれば行ってみたくなるのがトリニータサポーターってもんです。今年になって初めてのトリニータ生観戦だっけか?観戦方法を若干忘れていてだな、色々と忘れ物が多くてリハビリアウェイ観戦記でした。百年構想リーグを初めて現地で観て、この「緩さ」は私がサッカー観戦に求めているそれとは違うなって感じてしまったのだけれども、まぁ3得点無失点で勝利した試合を目の当たりにしたらさ、「こまけぇこたぁいいんだよ」ってなっちまいますね。



人生で滋賀県に旅立ちたいと思うことが果たしてあるのだろうか。私の人生には彦根城やびわ湖に興味を持つことは今まで1ミリもありませんでした。びわ湖について考えた時間は1秒も無かったよ、私には。秒だよ、秒。「あ、そういえば今、びわ湖どうなってるんだろう?」そんなこと考える時間は1秒もなかったんだよ。あるわけないだろう、たぶん現地民もそうだろうよ。井伊直弼のことだって試験のために惰性で暗記しただけです。レイラック滋賀がJリーグに昇格しなければ、一生滋賀に彦根にびわ湖を見に行くことは無かったかもしれない。関西では大学生が車の免許を取ってびわ湖にドライブに行くであろうノリがあるのは何となく分かる。しかし、東京からは興味の対象外。レイラック滋賀が本拠地としている彦根市はだいたい人口10万人規模の都市で、ゆるキャラのひこにゃんが有名な彦根城とびわ湖を観光資源とした街。駅からスタジアムはギリ歩ける距離ではある。約20分くらい。更に10分歩けばびわ湖。国道沿いとか県道沿いにお店が並ぶ、日本のどこにでもある車が必須の地方都市。住みやすそうではある。ただ、サッカークラブの視点で見るとインフラ的にはかなり厳しい雰囲気。この試合の観客数も2,000人台で、トリニータサポーターの方が明らかに多かった。まだJリーグに昇格したてではあるけれども、J3の一番下からのスタートにしてはしっかりしている印象はあった。



びわ湖に行きました。びわ湖を観に行く人生になるとは想像だにしなかった。釣り好きならね、湖を制覇する目標があるかもしれない。サッカー観戦をライフワークにしてびわ湖。磯の香りもなく、波も無い。天気が良かったからか向こう岸が見える。釣り人は多い。信じられないくらい巨大な鯉が死んで浮かんでいた。びわ湖を見ても特別な感情はない。なぜ来てしまったのか?自分でもよく分からない。サッカーが作った縁で全国各地に行き、なまはげと出会ったり、砂丘に埋もれたり、びわ湖の水を飲んだりするのだ。びわ湖はアウェイ。何のブログだ、これは。










スタジアムは立派。メインスタンドからは観やすかった。ビジョンや運用もJリーグのどこにでもある原風景があった。昨年びわこ国体が開かれたばかりということもあって、色々整備された直後の雰囲気。陸上トラックがあっても勾配があるので良い環境でした。あまりにも人が多いと面倒ですが、降格とかJ3がまだ無かった頃の牧歌的なJ2ってこんな感じだったよな、という懐かしさを感じてしまった。全般的に「緩い」雰囲気。




緩い雰囲気を作り出してしまうのがこいつ等とニータンのぬいぐるみ。ずんずん近づいてくるひこにゃん、メインスタンドに向いてしっかりとした撮影タイムを供給してくれる。各方面に目線もくれる。それが当たり前のように、更に「レイラックのユニフォームを着ているひこにゃんはここでしか観れないんですよ」とプレミアム感さえ出そうとする。どうやったって殺伐としない。サッカーを観に来ているのか、ぬいぐるみを観に来ているのか、求めてはいないんだが、写真は撮ってしまう。


レレレレイ体操とかをゴール裏がやるんだけれども、それも割と緩めだし、アンコールを求めるメインスタンドに座るトリニータサポーターも緩すぎだし、アンコールに応える滋賀ゴール裏も緩い。昇格も降格も無い、九州ダービーなど地域のいざこざも無い、平和なスタジアムであった。サッカーの試合の内容がしっかりしていればそれで良いのでね、試合だけはしっかり戦って欲しいなと思った次第です。はい。







GKと一緒にフィールドプレイヤーもキャプテン榊原に率いられて同時に入って来たのだけれども、そのキャプテンがめちゃくちゃ満面の笑みだったのが印象的でした。緩すぎじゃない?大丈夫?って不安になって来た。平和堂HATOスタジアムですから、皆こんな感じになってしまう。ただ、すべては杞憂。試合はガッツリ戦ってくれていたので満足。

闘う気概に溢れたスタメンは3バックの右に戸根をチョイス。左よりも右の方が戸根の良さは活きたと思います。注目はボランチに入った松岡。身体が少し太くなった印象がある。松岡がキャプテン榊原とパス交換をしながら滋賀のプレスを回避。強烈に印象に残るとまではいかないけれども、普通に良かった。ベンチには山崎太新も入ったし、榊原の相方に関しては激戦区になりそう。シャドーには木許と有馬。ワントップはキムヒョンウ。チューブを使ったウォーミングアップを取り入れたのね。

対する滋賀。前半戦で戦ったホームでの試合のことが既に何も思い出せないんだけれども、保持型のチームでミラーゲームになるフォーメーション。それが故に個人能力の差が浮き出てしまい、優位に試合を進めることができてしまう相手。保持時に縦と横をコンパクトに圧縮するスタイル。密集の距離感でパス交換しながら前進する感じ。知っている選手はロメロフランクのみ。一人だけボールを奪いづらい選手がいるなと思ったら大体はロメロフランクでした。




撮影時に中心となるのは吉田。咆哮係の担う。準備の早さも伊佐がベンチスタートのために継承しつつあり、非常に頼もしい。ゲームのスタートも吉田目がけてロングボールを落として起点を作るところから始まる。






試合が動いたのは15分。最終ライン、戸根からだったと思うけれども裏に一本、木許に通った長めのパス、受けた木許が時間を作りながら中へ折り返すと決めたのは吉田。経験を積んで急激にプレーに余裕が出てきた木許。津久見の漢。津久見の漢は眉毛が三角で細いイメージです(※偏見)

おそらく写真はマナトのMだと思われます。それ以外で思い当たることがありません。幸先良く先制したトリニータ。試合を通じて裏へのボールが良かった。ヒョンウと有馬が強さを発揮して競り合えるし、ポストプレーも二人が絡んで時間を作ってくれるので全体のラインが湧き上がれるのが大きい。滋賀側の保持へもプレスでパスのズレを発生させて、奪い返すシーンが多かった。前半は保持率高めで進められた。2得点目はコーナーキックからでした。


左からのCKを合わせたのはペレイラ。頭一つ抜けていました。オウンゴールでも喜んで自分のゴールにしようとするペレイラなので、今回もどうせオウンゴールなのでは?と思われましたが認められました。 

得点者確認中にならなくて良かったですね。個の能力で上回った得点。ヘディングが高かった。フィジカルで勝てる局面が多かったのがこの試合の一つのポイント。そこに精度の差も加わって前半は優位に試合を進めらえました。



後半、4分で追加点を決めたのは宇津元。フリーキックを獲得したけれども、距離はかなり遠め。これがもし得点差が無かったら直接は狙わなかったかもしれないけれども、2点差があったので、宇津元もリラックスして打てたのではなかろうか。かなり距離があった中で沈めたのは凄い。GKはノーチャンス。美しいFKというお土産を頂きました。宇津元は蹴り方を変えたのか?キック覚醒の時。

3点差になったのでここからは誰よりも私が緩みました。ゆるゆるで観戦してましたけれども、試合終了間際になるに連れ、間延びし、カウンターを浴び、防戦一方になるなどピンチの方が多くなった。それでも守備陣は緩くなることはなかった。身体を投げ打って守るその守備は強固でした。終盤は真っ当な保持が出来なくなる時間帯が多すぎたし、チャンスを決め切れないシーンもあって反省点多めでございました。

緩い空気の中で、試合は締まった内容で連敗阻止。チームとしての安定感はまだまだですが、若手が試合に出ては自信を付けて伸びていく過程を観れるのは悪くないですし、3-0の試合を見せられたら何も言うことはありません。びわ湖を見て快勝したので、また滋賀といつか戦うことになったらびわ湖を見に行かなければならなくなってしまった。ゲン担ぎの湖。

クリーンシートでございます。滋賀側のシュート精度に助けられたシーンもあったけれども、守りきれたので良しです。トリニータオーレも聞けて言うことはありません。




2026/04/12

明治安田J2・J3百年構想リーグ 地域リーグラウンド 第10節 山口戦

【大分 1 - 2 山口】


DAZNを観るアウェイ民にとって、大勝利となる特別解説員下平氏が招聘され、「面構えが良い」というまさかのルッキズム解説を連発しつつも、戦術的な話をしてくれるのでいつもより熱量多めで観戦できました。筋肉とか面構えとかルッキズムを重要視するタイプだな。たぶん監督をやっていた時も面構えでスタメン選んでいた可能性が高い。そんなこんな、万全の体制で開催された春の亀祭り。残念ながら普通に負けました。しかも逆転負け。前節J2のチームに噛み合わせ良く勝利し、今節はJ3のチームに敗北を喫するという相変わらずのジェットコースターっぷり。鳥栖にしか勝てない身体になってしまった。沢山の想いがDAZN越しにも伝わるほど溢れていましたし、選手たちも気持ちの入ったプレーが多かったけれども、サッカーの結果は冷徹なものでした。

前節のスタメンを継続。キムキモキモの前線とベテラン3バック、ハードワークする中盤。ベンチには遂に有馬が復帰。右ひざのテーピングが厳重でしたが、膝の手術から復帰出来て何よりでした。主力中の主力が戻って来たのでリーグ戦に向けては朗報。

対するはレノファ山口。3/29に対戦したばかりで、3-1で敗北したはずなんだけれども、もはや試合内容が思い出せません。負けた試合なんてそんなもんです。鳥栖との違いとして、試合中に柔軟にやることを切り替えつつ、対応してきたという印象でした。ハイプレスに対して苦しくなってから長いボールを多用し、山口には前線で割と競り勝てるメンバーがいたので起点を作られてしまった。パワーですね、パワー。パワー勝負で100%すべてのプレーに勝利するのは難しい。はい、そうです。短めにまとめる気です。

コーナーキックからオウンゴールで先制出来た所までは良かった。このオウンゴールの得点者確認中の写真を作っている手間と遊び心は評価したい。この試合は三竿のキックが冴えに冴えていて惜しいシーンが多かった。押し込むだけ、のシーンも作れていた。ムンキョンゴンのフィードも一撃で裏を取るようなボールが何本も出たんだけれども、その先でトラップや精度が足りない。あと少しが足りない試合ではあった。3分後に追いつかれてしまうのだけれども、崩されたとかそういうレベルでもなく、守り切れんかったか?と言われれば守りきれたような気もするような失点であった。


後半も惜しいシーンはあった。ただ山口の選手も身体を投げうって守るその守備網を打破できなかった。試合自体は締まった良い試合だったと思う。途中出場した有馬も個人としての強さを見せつけるようなプレーは素晴らしかったし、期待感はあった。ただ残念ながら山口のパワー勝負、決定力に上回られてしまった。試合終盤に失点して逆転を喫し、春の亀祭り、終了となりました。

内容的にはほぼ五分。シュートが入ったか入らなかったかです。コレオグラフィやビッグフラッグ、選手たちを鼓舞する雰囲気は十分だったし、選手たちも気迫あるプレーを多く見せてくれたと思うんだけれども、負けは負け。中盤のハードワーク組が徐々にパワーダウンしていってしまうのはさすがにしょうがないと思うんだが、交代選手にパワー系が1枚でもいてくれると良いのだけれども。選手層というか、キャラクターが足りない気はする。戸根ボランチとか、やったらよかったかもしれない。

キモト虎の方にチャンスはあった。漢になるチャンスはあったけれども決め切れなかった。3本シュート打ったなら決めたかったろうね・・・・。守備でもかなり危ういシーンがあったのだけれども、ペレイラ一人でなんとかしてくれたシーンも多く、だいぶリスクを取って攻めていたと思います。それくらい勝ちに行っていた。それで決め切れずに逆にピンチを招くという、興行的に人を入れたからこその試合だったとも言える。PKで勝てば良いと思っていた選手は誰もいなかった。だからこその消耗と、逆にやられた試合だったと思います。惜しかった。攻撃面、攻撃的守備の面では進化を感じられるのだけれども、守備面よね、守備面。ブロックを築いてやられているので個で負けないことが大事です。巻き返しを期待した後半戦、緒戦を落としたのは非常に残念ですが有馬が復帰しましたし、もうちょっと足りないピースをどう埋めるのか、リーグ戦に向けての課題を洗い出しする残り8試合になりそうです。


2026/04/06

明治安田J2・J3百年構想リーグ 地域リーグラウンド 第9節 鳥栖戦

【鳥栖 0 - 1 大分】


本日も自宅アウェイ観戦記。3連敗という泥沼の状況から大復活したトリニータ。土俵際で踏ん張りました。内容は完勝です、完勝。スコア以上の内容で完勝でした。アウェイにも関わらず試合内容が素晴らしかったんだけれども、試合が終わって冷静に振り返ると、我が軍が良過ぎたのか?鳥栖がただただ酷かったのか?判断が難しい気もするんだが、これまでと少し違った守備の形があったように思う。ただそれも、ボールを持ちたがる鳥栖に対してだからこそ活きた気もする。鳥栖からは競り合いのパワーを感じなかった。事前準備と巡り合わせ。四方田監督、しっかりとたて直しました。

この日の変化で一番大きかったのは大エース、キムヒョンウの復帰だったのは間違いない。シャドーに若手、ダブルキモトを据えたのも良かった。ワントップツーシャドーがキム・キモ・キモです。これがキモ・キム・キモにすべきか、キモ・キモ・キムにすべきか悩ましいところですが今日はキム・キモ・キモということにします。この3枚による前線のプレスと「網」が良かった。「網」です、「網」。パスを出させて奪う定置網。パスカットが大漁でした。関あじ関さばくらいの名物にしたい。キムパスキモカットだね(※なんだそれは)蹴ってくる相手には何にもなりませんが、鳥栖は保持するので効きました定置網。奪いに行くだけではなく、出させる意識の守備。これが良かったと思います。両サイドは個人で勝てる二人、宇津元と吉田。ボランチは榊原と山口に原点回帰。3バックは安定を取って三竿・ペレイラ・岡本。GKは不動のムンキョンゴン。ベンチには茂平が復帰。爪痕を残せなかった若手達、また頑張ろうな。

対する鳥栖。すっかりJ2の選手層に落ち着いた予算感による、若手中心のチーム編成。若さでアタック。細い選手が多い印象を持ちました。分厚さが足りないのが弱点かもしれない。小菊監督体制を維持するも、選手の入れ替わりが多かった影響か序盤は苦しむも、直近では3連勝中とスタイルが定着し始めたくらいの状況と見る。スタイルが定着したが故に対策されるとこうなります、というのがこの試合だったと思われる。3-4-2-1でミラーゲーム。U-18の育成に定評がありますので、若手は無限に生えてくる模様。

来週は動員を狙う春の亀祭り。春と言えばパン祭りですが、亀祭りも乱発しまくって冬以外は祭りまくれば良いと思います。連敗を止めて、動員に弾みをつけたいトリニータは前半、風上からスタートしたこともあって優勢に試合を運びました。風強め、芝が滑る雰囲気がある中で、鳥栖のパスミスが単純に多すぎた気もするんだけど、基本保持して攻め続けることができました。カウンターを受けても潰すし、ハイボールやロングボールは風に戻されて鳥栖の方が対応が難しいのかと思われましたが、後半も変わらず鳥栖側が酷かったので風のせいではなかった様子。鳥栖が保持してボールを回すだけで我が軍にチャンスが生まれるという試合展開。カウンターも発動できるし、高い位置で奪い戻せるし、守備が素晴らしく整理されてハメ倒すことが出来ていました。攻撃は比較的ロングボールが多く、大きな展開でも競り勝ってセカンドボールを回収して見せるキム・キモ・キモ。それを支援する走るダブルボランチと、常に連動する3バックも強さを見せた。特筆すべきは「攻撃の連動性」。保持時にスペースに動く連動性が随所に増えまして、効果的に前進とチャンスメイクが織り交ざって、とにかく今までよりも見所が多かった。裏を狙う連動性高め。こんなに変わるもんかねっていうくらい面白い試合でした。30分頃からカウンターで決定機を何度か作り、VARがあればPKだったかもしれないシーンで四方田監督が抗議して警告をもらった後、試合が動きました。

復帰したキムヒョンウが右サイドで角度が無いポジションから右足で力強くシュートをねじ込んで先制に成功。ここ数試合のストレスを一撃で晴らすような素晴らしいシュートでした。でだ、このゴールの契機となった鳥栖のパスがさ、「は?」っていうくらい酷く見える。プレゼントパス以外の何物でもない。でもこれはトリニータ側が5-4ブロックを敷いてセットされた状況で、ちょっとスペースを空けているキモト(タイガーの方)が張った網にガッツリ掛かったのだ。最初にパスを出させるレベルのポジションにいて、相手がパスを出す前から走り出しているので狙っていたとしか思えない動き。鳥栖の選手の試合後のコメントでは芝が乾き過ぎていたらしく、パススピードが出なかった?のかもしれない。奪ったキモト(虎の方)が自らドリブルで持ち込んで、スペースを指さすヒョンウ。ラストパスを送るキモト(虎)、強めのシュートを放つヒョンウ、という流れだった。カウンターで全員が連動して走り出しているのも良い。素晴らしい内容、素晴らしいゴールでした。レンタルバックされた二人で作り出した得点なのも良い。良いのです。判りやすい武者修行の成果。



後半はきっと風下で鳥栖くらい苦労することになるのかな?と思いきや状況が変わらなかったので、あれ?鳥栖?と疑い始めた。いや、我が軍のポジショニングの方が良かったのです。フィジカルでも上回ったし、戦術でも上回った。キモト(パワー系の方)もかなり特徴がプレーに出て来て良かった。守備と攻撃の強度をどちらも上げることが出来たのはキモト(力)のハードワークが寄与していた。試合を通じてしっかりとした守備から攻撃に転じる内容が素晴らしく、期待感が湧き出る内容でした。キムヒョンウの復帰、シャドーに入った虎と力のコンビネーション。そしてきっとこの状況を作り出すためにチームで話し合いをしたであろう選手たち。良い雰囲気でした。

アウェイでは初勝利。連敗ストップも大きいけれども、アウェイでJ2クラブに勝てたことは良い傾向です。ナイスゲームでした。

3失点する癖も止まりました。ナイスクリーンシートでした。ムンキョンゴンは正確なフィードで攻守に活躍。

活躍した選手たちがくっきり数字にも残りました。ワントップが最もシュートを放ち、最終ラインを統率するペレイラが最もパスを成功させ、サイドでロングボールを受ける起点となった吉田は個人で優勢に立ち続け、ドリブル数でもトップ。キモト(虎)はチャンスクリエイト、キモト(力)はタックル数トップ、こぼれ球奪取は左サイドに入ったベテラン岡本のフォロー力。みんな特徴が出て、内容が良かったことが数字でも表現されております。言うこと無しです。スコアは1点差ですが、内容的には完勝です。


負けが続いていますし、私もアウェイ観戦を自宅(ホーム)で継続している状況でブログへのアクセス数も激減しておりますけれども、勝つと途端にブログへのアクセスが急増しますんでね、モチベーションにも繋がります。次週は亀祭り。早速山口にリベンジのチャンス。戦ったばかりの山口相手にどのように試合を進めるのか、楽しみです。