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2026/04/26

明治安田J2・J3百年構想リーグ 地域リーグラウンド 第12節 琉球戦

【琉球 0 - 0 大分】 PK 6 - 5


沖縄 or 滋賀で滋賀を選んでしまった私は珍しく土曜日に労働させられておりまして、仕事終わりに帰宅しながらDAZN生観戦。沖縄にサッカー観戦に行く人はどうかしている(※私でさえ1回しか行っていない←どうかしていた)1度だけ遠征に行って現地の異常な湿度に「あれ?俺、今、水の中にいる?」くらいビビった記憶しかないんだけれども、雨模様の沖縄。きっとエグい湿度だったんじゃなかろうか。台風シーズンじゃなかったことだけが幸い。移動はしんどいだろうし、地域リーグラウンドで最もキツイアウェイの試合だということを差し引きして試合を評価せねばなりません。良く戦ってくれた方ですが、ただ琉球がほぼ我が軍からしか勝ち点を得ていない現実をどう分析すべきなのか。サッカーは分からん。琉球に勝ち点を分け与えるという謎の役割を担う我が軍。相性なの?何なの?

調子と自信が上昇中であったタイガーキモトが出場停止。シャドーには山口が入ったと思われます。榊原と松岡でボランチを継続。前節良かった攻撃を今節も期待はしていた。ただ、この日はチャンスを作れど決め切れなかった。決定機はあったので、決め切れなければこうなってしまうことはありがち。何度も見た展開ではある。先制さえ出来ていれば滋賀戦同様、一方的になる可能性もあったと思う。

対する琉球。なんとここまでわずか1勝。それが我が軍が与えた唯一の勝利っていうんだからどういうことだろうか?どうやって他のチームはそんなに琉球を負かせるのか。3-4-2-1でミラーゲームとなった試合は中盤での潰し合いの様相。池田簾がスタメンで時折唸らざるを得ないプレーでチームを牽引。トリニータだけには負けたくない池田簾効果の模様です。

最終的なスタッツでは枠内シュート3本の我が軍がチャンスの内容では上回った試合だったとは感じた。PK戦を含めて琉球のGKが当たっていた、という評価でも良いとも思います。枠内のシュートを打たせていない我が軍の守備陣の上回りっぷりは評価できる試合でもあります。攻撃陣が決め切れないと勝てませんが、守備陣の奮闘があれば負けない。ただまぁ、あれだ、琉球の精度の低さにも助けられた部分は多くあったとも思う。これがJ2カテゴリの相手であればやられていてもおかしくは無かったシーンもあった。PKはおまけなんでね、90分の内容にこだわってトライし続けて欲しい。沖縄から勝ち点1を持って帰れるならば、琉球側のコンディションがどうであれ、下を向く内容ではなかった。


ここから毎年恒例のゴール出んウィークに突中。ちょっと先行してゴール出んでしたけど、近隣チームとの連戦になるので沖縄往復の疲労回復を優先です。



2026/03/22

明治安田J2・J3百年構想リーグ 地域リーグラウンド 第7節 琉球戦

【大分 2 - 3 琉球】


ホームで下位カテゴリに敗北。遠い沖縄からやってきた移動のしんどいチームに負けてはダメです。観客動員も少なかったし、結果は残念でしたが、若手が数字を刻んだことだけが希望となりました。若手頑張れ。

絶好調だったキムヒョンウを怪我で失ってから得点が遠くなってしまっていますが、この日ワントップに抜擢されたのは前節途中出場でプロ初出場したばかりの櫻井。開花宣言できるかどうか。右サイドには松尾が復帰。3バックの真ん中にはペレイラが出場停止から戻ってきました。ベンチには野嶽が久々に登場。清武はベンチ外。若手にとっては競争があって良さげではある。大卒に圧され気味のユース勢が全く評価されていなさそうなので残念で仕方がない。ユース勢も頑張って欲しいところ。

対する琉球。直近では下平体制時に対戦した気がする。シーズン終り際で降格しそうな琉球に負けたような気がする。大切な試合だったはずなのに、なぜか勝てず、がっかりしたような気がするけれども現地に行ってないので思い出せない。2022年の最終節だ、勝てばホームでプレーオフ開催できていたのに、あれ以来か。琉球のメンバーはJ1&J2でも活躍したメンバーが在籍しており、J3の中ではかなり戦力は充実してそうな印象。ただし、ベテラン勢多めというところ。特にガンバにいた藤春、広島にいた千葉、愛媛の茂木、大洋ホエールズの遺伝子を持つ高木、出戻り組の池田簾。フォーメーションはアンカーを置く3-1-4-2。FC琉球OKINAWAになって、エンブレムも変わり、チームカラーも赤が強くなった。2031年に完成目標の新スタジアムの構想もある。J2復帰を目指すチーム。

沖縄からジンベーニョ襲来。青いし、何だか我がスタジアムにフィットするデザインな気がする。Xでは生成AIを使いこなすポストをしている新世代マスコット。ちょっと前まで空気を入れて膨らます質感だったような気がするのだが、今回スタジアムに来たのは布感が強い旧来のジンベーニョ。空気を入れてプールに浮かす感じのジンベーニョも存在したような気がするのだが、こっちが2代目で、初代が来た感じ?

新しい身体は↓こっちのはずなんだが、穴でも開いたのか?輸送を考えると空気感満載の方が小さく折りたたんで輸送できそうなんだけれども。布感のサメでしたね。

はい、試合です。試合はDAZNの解説の人が「堅い試合になる」と予想を見事に覆すシュートの乱打戦となりました。入りはトリニータの方がよかった。沖縄から移動してきて元気なはずがない琉球。立ち上がりはトリニータの方が良いプレス、良い保持、裏を狙うフィードを起点にして湧き上がる攻撃が出来ており、先制に繋がった。裏を目がけた左サイドのフィードから宇津元が力強さを見せ、中川に繋いで、櫻井が潰れて有働が押し込むという素晴らしい先制弾だった。準備してきたことが出た感じがあった。

この先制点後、プレスに慣れた琉球の反撃を受けてしまい、受け気味になってしまう。CKから失点して同点に追いつかれた後、カウンターを受けて逆転を許す。セットプレーでの失点はまぁ、起こりえるものだとしてもだ、2失点目が残念なボールの失い方だった。有働がフリーでいたのに、なぜか苦しい方にボールを出して掻っ攫われた気がする。狙われたとかではなく、自滅でした。シンプルに何しとんねんと思いました、えぇ。思いました。 

 後半50分、追加点はFC琉球。ロングスローをいったん弾き返すも、そのボールを再度クロスでゴール前に供給されて、なんやかんやで失点です。3失点。追いつくどころか突き放される。そこで四方田監督は3枚交代。得点が入ったのは76分、右サイドから大きな展開でサイドチェンジ、左でゴール前の競り合いでボールを保持した木本が見事にゴールを決めました。木本と木許、真那斗と真翔がややこしいのだけれどもベンチスタートとなった木本が超アピールの一撃。

まぁ、顔芸は何の爪痕も残せておりませんが仕方ない。プロ意識はまだまだ。しかし、プロ初ゴールとなりました。J2での公式記録ではなく、百年構想リーグでのプロ初ゴールを決めるのはレアケースとなって記録に残ると思われます。おめでとう、パワー系シャドーとして生き残れ。頑張れ若手。櫻井も悪くはなかったけれども、高さ系FWとして生き残れ。頑張れ。この後、決定機もあったけれども決め切れず、池田簾が相変わらずヌメヌメ侵入してくるので厄介でしたがスコアは動かず、解説の予想とは全く逆の乱打戦で終わりました。サッカーってそんなもんです。

シュート35本が飛び出す試合でした。後半の猛攻の中、同点に追いつける雰囲気はあったのだけれども、逃げ切られました。3失点ダメ絶対。

2得点取れたことは良かったとは思います。若手が数字を残したのでヒーローインタビューに繋げてあげたかった。怪我人も出てしまって、チャンスが巡ってきたこのタイミングで結果を出したこと、ただこのポジティブな点だけを見つめる。他は見ない。若手頑張ってる。そんな地域リーグラウンドです。


2022/10/24

2022年 明治安田生命J2リーグ 第42節 琉球戦

 【琉球 1 - 0 大分】

長かったリーグ戦、今シーズンは特に連戦があった中大変でしたが無事終了です。関係各位お疲れ様でした。最後の最後、終わり悪ければ全て台無し、そんな試合になってしまいました。勝てば、もしくは引き分けでも4位に上がる可能性があったのに、自らのミスで試合を難しくしてしまって敗北。最悪の結果で2連敗。雨風が強く、高い気温と湿度の中、コンディションはよろしくなかった雰囲気を感じたけれども、それを差し引いても良いところ無しの試合でした。溜息しか出ない。このチームがプレーオフを勝ち抜けるのだろうか?大事な試合を1週間前に控えてどんな気持ちにさせてくれとるんだこのチームは。しかし、プレーオフは出場さえすればワンチャンスがあるんでね、もう割り切って1週間を準備するだけだとは思います。リーグ戦はリーグ戦、プレーオフはプレーオフ。5位なのに可能性を残せたことだけ幸せなことです。思い切ってやろう。

スタメンは3バックの右に上夷が復帰。GKは吉田舜が前節のミスを引き摺らずに踏ん張った。スタメン譲らず。左サイドに松本怜が久しぶりに登場。シャドーは野村と梅崎、ワントップはサムエル。ベンチには久々に渡邉新太、藤本、呉屋が入り熾烈なメンバー争いが垣間見れた。小出もベンチにいるのに上夷を選んでいるところなど、コンディションなのか戦術なのか、プレーオフに向けて万全ではない選手は帯同させなかった印象ではある。いつもの3-4-2-1で可変しながら琉球の4バックを攻略するもんだと思いきや、あまり有効な局面を作れませんでした。町田也真人に使われてこその井上健太ってことでした。

対するFC琉球。4-4-2を運用中。喜名監督が解任され、シーズン途中に就任も、今シーズンで退任が決まっているナチョ・フェルナンデス監督が率いるホーム最終戦。シーズン途中に加入したスピードのケルヴィン、パワーのサダム・スレイを駆使して残留戦線を戦い抜いたが残念ながら降格圏が確定。J3で首位をひた走るいわきにJ2ラインセンスが交付されるかどうかが確定していないはずなので、21位であればわずかにまだ残留のワンチャンスが残っている状態ではある。そのモチベーションが残っていた琉球。

ボールを保持するトリニータと、勇敢にプレスをかけてくる琉球という構図で始まった試合。雨が徐々に強くなって、蒸し暑い27℃で湿度75%というコンディション。10分に最終ラインでロングボールを足元でロスト。清武家3男にヘディングでゴールを決められてしまった。ピンチなんてことは無かったはずなのにペレイラがボールを奪われたのが悪かった。試合の入り方、セーフティな試合運びを心掛ければ無理せずスローインに逃げたりも出来たろうけれども、慎重さが足りなかったでしょうか。プレスから得点出来た琉球に走り続けるモチベーションが出来てしまった。今シーズンずっと課題である試合運び。ちょっと隙があり過ぎたのではなかろうか。慢心です、慢心。試合の入り方よね・・・。プレーオフでも試合の入り、気を付けましょう。



1失点はしょうがないとして、2点以上取れば良いのですが前半はスコアを動かせず。4バックの琉球は守備が整理されていて、その守備網を崩せなかった理由はコンビネーション不足だったと感じました。特に本来ならばストロングポイントだった右サイド。井上健太が深くえぐれなかった。小出であれば井上健太を追い越す動きまで見せるのだけれども、上夷はほぼ井上健太以上前に駆け上がらないタイプなので井上健太単騎突破になってました。一番うまく使ってくれる町田也真人と、動きでスペースを生み出してくれる小出が居ない井上健太、クロスは上げ切れたものの、中はしっかりと構えた状態だったので跳ね返され続けました。崩してからクロスを上げたかった。上夷が悪い訳ではなく、タイプのチョイスです。右サイドの攻撃パターンが一辺倒だったですよ。

後半も残念ながら試合は動かせず。メンバーを代え、3-1-6っぽく可変してもそれほどの決定機は作り出せず。シュートは放てど枠を捉えず、最後の最後、ラストプレーでのコーナーキックでも惜しかったけど押し込めず。2試合無得点での2連敗。全然勢いに乗れないままのプレーオフです。不安しかない。

リーグ戦は紆余曲折があり過ぎましたが、42節が終了。コロナ禍にあって全クラブよく頑張ったと思います。延期やら再試合やら色々あったJ2でした。さて、シーズン前に私が予想したJ2順位予想ですがどれくらい当たったのか振り返りますか。

予想

チーム

1

ジェフユナイテッド千葉

2

FC町田ゼルビア

3

V・ファーレン長崎

4

大分トリニータ

5

横浜FC

6

徳島ヴォルティス

7

ファジアーノ岡山

8

アルビレックス新潟

9

ベガルタ仙台

10

ヴァンフォーレ甲府

11

水戸ホーリーホック

12

東京ヴェルディ

13

大宮アルディージャ

14

モンテディオ山形

15

栃木SC

16

FC琉球

17

ブラウブリッツ秋田

18

レノファ山口

19

ロアッソ熊本

20

ザスパクサツ群馬

21

ツエーゲン金沢

22

いわてグルージャ盛岡


上位陣、全然当たってません。自軍の順位、4位予想だったんですが惜しかった。やはりルヴァンカップによる連戦がある大分・徳島は抜け出せないと予想していたんですが、その点は当たりました。1位・2位予想のジェフと町田に関してはガッカリ以外の何ものでもありません。長崎も予想できなかった。横浜FC、岡山、新潟が上位に来るであろうことは予想していたけれども、あそこまで突き抜けると思わなかった。熊本もJ3優勝翌年にJ2でプレーオフ圏内と素晴らしい結果も予想できなかった。まぁ、20位と22位は当たったけれども、いたたまれない気持ちにしかなりませんので触れません。

さぁプレーオフです。アウェイで熊本との対戦が決定です。引き分けだと勝ち抜けないレギュレーションなので、得点を取りまくって勝つしかありません。何失点しようが攻撃あるのみ。おそらく何が起きても良いようなメンバー構成になると予想しますが、「負けられない試合」だからこその想定外の事象も起きやすい。ここまできたらやるしかありません。お互いに独自のスタイルを持つクラブの九州ダービー。やるかやられるか、悔いのない戦いを期待したい。

2022/03/24

2022年 明治安田生命J2リーグ 第6節 琉球戦

【大分 4 - 1 琉球】


厳しい連戦が続く中、勝てない理由はゲン担ぎが足りないからだと思いまして、心機一転、気合を入れてきました。

勝ちました。昼にカツ丼を食べたら勝ちました。4点取って勝ちました。ゲン担ぎ大事。連戦でカツ丼率高め。コレステロール値も高め。血管年齢を削ってゲン担ぎするのが辛い。何もしなくても勝って欲しいです。でも、とにかく良かった、ホッとした。

スタメンは並びが予想し辛い選考。クロスの質が高く、調子が良さげの香川と守備の要である三竿を併存させるチョイスは良いと思ったのですが、どう実現するのかが分からなかった。伊佐呉屋のツートップで守備時は4-4-2になる形。サイドバックの伊東が初登場。ベンチには松本怜が戻って来た。スタメンの表記上の並びはこんな感じ。

試合が始まると可変。ボールを保持すると小林裕紀が下がって三竿・小林裕紀・ペレイラの3バックのような形になり、下田北斗が中継役。3-1-6みたいな形になった時にはビビりました。両サイドバックが押し出される形で押し込むという攻撃的可変システム。昨年までは5-4-1のブロックを作って守り、攻撃時は4-1-5だった訳で、前線の枚数を増やす可変システムが発動。前節くらいから少し可変の匂いはしたものの、だいぶ攻撃に重きを置いた思い切った形となった印象。小林裕紀は最終ラインに吸収されるだけではなく前線にも駆け上がっていたので一体どんな可変だったのか全容はまだ掴めていません。下田北斗も降りたりしていたので小林裕紀と下田北斗でバランスを取りながら可変していたのではなかろうか。新しい試み、成功。

U-19の代表候補に選ばれた屋敷。久々に代表の話を聞いたような気がします。もはや懐かしい日本代表という響き。チャンスを活かして来て欲しい。

対する琉球。J3時代以来、久々の対戦。昨年のスタートダッシュに成功した3年目の樋口体制だったが、シーズン後半に完全対策されるというJ2あるあるにハマりシーズン途中で体制変更。今シーズンも昨年途中から指揮を執ることになった喜名監督が継続。J2最高順位を記録した昨年は風間家+清武で夢のある中盤を構成していたが、今シーズン風間家は流出。残留した清武家の三男を攻撃の軸に、京都から獲得したFW野田、横浜FCからレンタルのFW草野をツートップとして先発に起用した4-4-2。FWとして軸であった阿部拓馬は今シーズン怪我なのか本調子ではない模様。この日はベンチスタート。琉球も連戦となり前節から6人が入れ替わったとのこと。

ニータンの太り具合は分かり易いのですが、ホーム戦をDAZN生観戦するとピッチの全容が分かりづらい。守備時4-4-2は分かり易かったのですが、保持すると最終ラインでのボール回しとプレスをかける琉球の攻防がシーンの中心になりがちでその時に前線で何が起きているのか、どういう配置なのかが謎。琉球も連戦とはいえターンオーバーもあり、コンディション的には五分であったと思うのだけれども、琉球の方がボールを保持してゲームに入った印象。


しかし、先制はトリニータ。15分を過ぎたあたりからしっかりと保持できるようになると右サイドに展開してから真ん中に折り返し、小林裕紀のパスをダイレクトで小林成豪が決めるという小林アシストからの小林ゴール。小林一族による先制点。小林成豪という名のゴラッソ製造機が素晴らしかった。この時は最終ラインに下田北斗が降りていたのでボランチ2名がバランスを取りながら流動的に可変していた模様。大エース町田也真人がハーフスペースでボールを受けまくるのでトリニータの流れを呼び込んだ。どういう約束事で何をやっているのかまだよく分からないけれども、小林裕紀と下田北斗のいずれかが降りることで最終ラインからのボール供給の質が改善され、剥がすシーンが増えた印象。


勢いそのまま2点目もトリニータ。左サイドで保持した三竿がおしゃれに裏のスペースにパス。香川が追いついてクロスを上げると伊佐がヘディングで合わせるという追加点。最終ラインで左足で組み立てられるCBとしての三竿、良いクロスを供給する香川を活かせた、メリットしか感じない左サイドの組み合わせからの得点でした。この得点を観てシステムが選手達の特徴を引き出している印象を持ちました。伊佐も待望のシーズン1号。左の香川、右の伊東とサイドバックがサイドバックらしい仕事をし、伊佐呉屋のツートップが労を惜しまずプレスを続け、町田也真人がボールを受け、小林成豪が1点目を決める。守っては残念そこはペレイラ状態。選手の特性を活かすシステムになっていた。ハマっていた印象です。全員が良かった。


前半のうちに2点リードしたのでね、気を付けるべきは試合運びだけだなーなんて安心して観ていたらセットプレーから金髪の清武家三男に決められて1点差となって、また簡単に失点したのでね、やっぱりゲン担ぎが足りないのかなとカツ丼率を下げられない負のイメージが浮かんでしまう。更に大エース町田也真人が前半の終了間際に痛んでしまって渡邉新太に交代。この連戦で怪我人が出てしまうのは相当に厳しい。嫌な雰囲気で前半終了となった。


しかし、この日は伊佐と呉屋がチームを引っ張った。後半も積極的にプレスを続けたFW陣。プレッシャーを感じていた琉球DFはちょっとラフプレーが多くなり、伊佐が珍しく痛んでしまう。ガツンとやられました。55分、プレーを続けられなくなった伊佐に代わり、コーナーキックで長沢が投入されるとファーストタッチがヘディングずどん。3点目で試合を決めてしまった。FW陣、絶好調。失点しても気にしないメンタリティを体現する長沢でした。


68分、最終ラインからの繋ぎから4点目を奪うのだけれども、一連の流れは素晴らし過ぎた。自陣左サイドで奪うと、香川、高木と繋ぎ、渡邉新太が右サイドにワンタッチで剥がすシーン。これがまず良い。そして右で受けた伊東がドリブルで駆け上がり、再び渡邉新太を経由して左にサイドチェンジ、受けた香川の外側を下田が走ってスペースを空け、香川が真ん中に戻すと3回目の渡邉新太がフリック、呉屋がおしゃれなシュート、これはGKに弾かれるも、クリアミスのこぼれ球を渡邉新太がねじ込むというゴール。渡邉新太、何回絡むんだゴール。安心と信頼の4点目。自宅のテレビの前で恍惚の表情で残り20分の余韻を楽しんで初勝利となりました。ポスト直撃のシュートとか全然気にしないメンタリティです。3点差あったからね!初勝利。素晴らしい。


いやー、素晴らしい内容でした。システム的な見どころもあったと思いますが、それよりもこの日は選手の特長が滲み出た、気持ちの部分での闘争心が素晴らしかった。特に呉屋の働きは特筆もの。連戦の中で最後まで強度を維持出来たのは凄かった。選手個人の特長を引き出すようなシステムだったから良かったのか、個人が良かったからシステムが映えたのか、いずれにしても勝ったので良かったってことです。ようやく噛み合った。リーグ初勝利、おめでとうございます。ようやく開幕です。長かった・・・・。試合後に選手達が笑顔でホッとした雰囲気だったので、本当にコレステロールで血管を埋めて良かったなと思いました(※勝利には微塵も関係ありません)


「りゅうきゅう」と言うと大分県民としてはどうしても甘い醤油の、ネギとゴマの魚の味が口の中に広がってしまう。カツ丼とかじゃなくて、魚を食べたい年頃になってきたので、この勝利をきっかけとしてゲン担ぎ無しでも連勝街道をひた走れると思います。充実の内容でしたからね、もう大丈夫でしょう。週末のルヴァンカップはこの流れを大切に、若手が頑張る番です。特に代表候補に選ばれた屋敷には期待したい。あとは入国してきたブラジル人がそろそろ試される頃合いでしょうか?こちらももし出番があれば気になるところです。まだようやく1勝目ですけれども、自信を取り戻す特効薬でもありますんでね、勢いに乗りましょう。乗りましょうぞ。初勝利に乾杯。おつまみにりゅうきゅうが食べたい。





2016/07/10

2016年 明治安田生命J3リーグ 第16節 琉球戦

【大分 2 - 2 琉球】

八反田まだだったんだ。スカパー!生中継のおかげでTV生観戦が出来ました。前節アウェイに来た人達が心に闇を抱えて帰ったあの感じをホームの人達にも分けてあげられた気がします。そんな試合でした。関係各位、やはり琉球戦には勝たなければならないという意識を持っていたと思いますが、残念ながら2点のリードを守り切れずにドローとなりました。



前節のふがいない負けを受けて大幅にスタメン変更。FWは後藤がスタメンに復帰。左サイドに世界の坂井、ボランチには期待した千明ではなく、気合が入っていたであろうその千明を押しのけてスタメンを勝ち取った姫野、左サイドバックには山岸という布陣。


試合の入りは五分五分だったと思うのですが、前から追う琉球が若干プレッシャーを緩めた時間帯に岩田のドリブル&クロスから三平がヘディングで先制に成功。両人の完璧な仕事についつい叫んでしまいました。これで楽になったはずのトリニータだったのですが、ここから琉球に押されっぱなし。琉球の攻撃は直線的で、楔を入れてからの一工夫という感じ。その楔のパスから一旦戻してのミドルシュートとアウェイでやられた形で攻め立てられ続けます。


苦しい中でも後半に入って松本昌也のゴールで突き放しに成功したのですが、精度の低い琉球の攻撃も数打てば当たるんであって、2点差を追いつかれるという体たらく。1失点してからはほとんどボールを前に運べなくなるという、琉球の選手たち全然元気じゃねぇか状態でした。移動で疲弊するのはどうもこちらだけの問題らしい。あの前に運べない状態がですね、前節は試合を通じてあんな感じだったんですよ、ホームの皆さん。2得点出来ただけでもホームの方がましなゲーム展開です。前節はね、あれがね、ずーっとですよ。前半からずーっと。だから、ロングボール入れちゃえばいいのに、って思ってしまったんですよ。スタメン替えても特に変わらんかったですね。坂井も姫野も悪くなかったけれども、特別良くもない。結局、琉球相手に1分け1敗となってしまいました。悔しい。


この試合が引き分けで終わるまでは、ホームでは繋ぐサッカーをブレずに追及してもらって構わないと思っていました。勝てると思っていたので。アウェイでは難しい面もあるだろうから、上手くいかない場合は選手が自分達で判断して現実路線で最低でも引き分けに持ち込む。ホームでは勝つ、アウェイでは最低引き分け。それで上位に離されないようにチャンスを伺い続ければなんとかなると思っていたのですが、ちょっと雲行きが怪しくなってきました。


基本的には監督や選手の目指すサッカーを応援してあげたい気持ちはガッツリあるのですが、リーグ戦は他チームよりも最も勝ち点を稼いだチームが1位になるルールなので、相手を気にしなければなりません。栃木が独走し始めている中で、この繋ぐサッカーの完成を待てるのか。急がば回れか、我慢の時か。私の妄想では8月の1か月の中断期間以降に巻き返す予定だったので、何とか7月を乗り越えて欲しいと思っていたのですが、その7月に栃木戦を控えていて、より悩ましい状況となっていると思われます。しかし、片野坂監督は自身の責任でこのサッカーを貫くという強い決意があるようですし、今更何かを変えても良いことも無いだろうし、心折れずに頑張って欲しいとは思います。繋ぐサッカーを観たいし、期待しているんだけれども時間がかかるサッカーのはず。


7月末の栃木戦が一つの山場になりそうです。何とか踏ん張って欲しい。


2016/04/12

2016年 明治安田生命J3リーグ 第4節 FC琉球戦

【FC琉球 1 - 0 大分】



今シーズンようやく生観戦をするために沖縄に行って来ました。初観戦が沖縄かよって感じですが、アウェイ観戦魂に火をつける一戦。残念ながら今季初黒星でしたけれども。


4月の初旬というローシーズンの試合とあって、私の貯めに貯めたマイルが遂に日の目を見る日が来まして、マイルを消費して完全無料での羽田―那覇往復移動を実現。しかも全国展開しているビジネスホテルのポイントも使い果たしてほとんどお金を使わずに移動&宿泊という、日々の出張は遠征のためにあると言っても過言ではない所業。まさに出張族族長。


3部リーグを観に沖縄まで来る人なんて少数だと思っていたのですが、沖縄のサポーターの数よりも多い人たちがスタジアムに陣取っていてビックリでした。まさか懐傷めずに観戦だけしに来た男がいるとか知られたら合わせる顔がありません。この日もメインスタンド大好きっ子でした。チャンスを潰す度に頭を抱える片野坂監督越しに試合が観れて面白かったです。


3部リーグともなると、公共交通機関でのスタジアムへの移動手段が車を借りる以外に無く、久しぶりに車を運転せざるを得ませんでした。しかし、基本的に出張族族長はどペーパードライバーなので右折が苦手なのですが、左折、左折を繰り返してなんとか無事に沖縄総合運動公園に辿り着きました。直線が多くて助かった。沖縄総合運動公園は「ザ・国体のために整備されました」公園の雰囲気。













陸上競技場は今シーズンからJ2対応仕様に改修されたばかり。メインスタンドとバックスタンドは立派で、大型ビジョン完備。しかし、何よりもここのスタジアムで注目すべきは照明なのです。確か全国初の完全LED照明のはず。試合終盤に結構暗くなったのですが、頑なに点灯しない!なぜだ!J1J2なら絶対点灯していたであろう暗さなのに。テニスだかサッカー場だかのライトは点いていましたからね・・・。なぜプロの興業でケチるのか・・・。光量がどんなもんか観られなかったのは残念。6月のナイターから運用開始なのでしょうか。



さてFC琉球と言えば、かつてマスコットとして君臨した「ぐしけんくん」とかトルシエが総監督していたとか色物のイメージがあったのですが、着実にJ2に近づきつつある印象を受けました。スタジアム周辺に出店的なものは寂しかったけれども、観客動員が改善されればそこは増えるでしょうし、一度でもJ2に上がれば潮目は変わるんじゃないでしょうか。地元出身のバンドのライブまがいの出し物は酷かったですが、琉球ガールズは悪くないレベル。むしろ良い。いや良かった・・・。具志堅用高の魂はまだ存在していた。



試合結果はトリニータにとってもったいない試合。そう思いました。試合の時間帯だけ雨は止みましたが、連日の雨で蒸し暑さは独特のものがありました。まだ4月でアウェイでの試合はマシな方だったと思いますが、やはりこの巡り合わせの運を活用したかったのが本音。千明が入ってから本当に良くなっただけに、もったいなかった。



スタメンはFWに吉平翼、ボランチに黄がスタメン復帰。その他は固定化されつつあるメンバー。この日はアウェイ沖縄移動のせいか前半が全くピリッとせず。いいようにやられまくりで先制を許しました。印象に残ったのは琉球のCB。DFラインを高く保ち、CB二人がセンターラインを越えるくらい前線を押し上げる。あとはシンプルなサイド攻撃と小刻みなパス交換。まぁやりたい放題やられたってことです。前半の終わり際、トリニータ自陣の左サイドで細かいパスを回されっぱなしにされる屈辱。私も出張族族長と自称する割に東京から沖縄に移動しただけで背中痛めたし。移動による疲労は仕方ない。右折出来ないおっさんと比べるのはおかしいですけれども。クラブとしても沖縄移動の経験値は少ないだろうし。でも代表に選ばれたりするともっと大変な訳で。やはりしっかりとした試合運びをして欲しかった。


後半に黄に変えて千明を投入すると、ようやく全員が後半から目覚めたように攻撃に厚みが出ました。しかしその千明が、タックルを受けた後に相手を押し倒してしまい、報復行為とみなされてレッドカードが出てしまう。残念なプレーではあったのだけれども、タックルを受けた後に両者の「おいこら」的な声がスタンドまで聞こえていたので「あ、これ何かある」と分かったのですが、なぜか主審がボールを追ってしまっていて仲裁に入る意識が薄かったようにも見えました。千明が押し倒した後に振り向いた主審って感じだった。本当に細かい部分ですし、贅沢言い過ぎですし、挑発に乗せられて押し倒した千明が悪いんだけど。せっかく千明によって流れが変わりつつあった試合を千明が終わらせてしまった。前半も後半も、もったいなかった。


こうなると得点を期待することは難しくなるのですが、それでも吉平翼を下げ、投入された姫野が走り回り、FWが1枚少なくなった分を補うように、右サイドバックの岩田が攻撃の担い手となって突破してクロスを上げ、決定的な場面を演出することが出来、最後の最後まで若手が諦めずに戦い続けていたことが次に繋がると思います。右折出来なければ左折を3回すれば良いんです。あとこの日は上福元のセーブが素晴らしかった。3本は止めました。


今シーズン初めてトリニータを生で観たのですが、この日の出来だとなぜ首位なのか分からないレベル。沖縄移動の疲労のせいということにしておきたい。後半からではなく、前半の途中からピリッとして欲しかった。失点する前に。後半開始から千明退場までの間だけの15分に満たない時間帯は見応えがあった。あれが今シーズンの本当のトリニータだと信じたい。



FC琉球が大銀ドームに来たらヘロヘロになっていることでしょうから、ホームではやり返さなければなりません。本格的な夏以降FC琉球や沖縄でアウェイの試合を行った各クラブの選手は消耗しまくるんじゃないだろうか。トリニータは来週ホームでの試合ですからピリッとしてもらいましょう。連敗しないことの方が重要。昌也の相棒を誰にするか、誰がスタメンを勝ち取るのか注目したい。