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2015/07/27

2015年 明治安田生命J2リーグ 第26節 群馬戦

【大分 2 - 0 群馬】



マイルってあるじゃないですか、マイルね。サラリーマン奴隷として飛行機に収監されて飛ばされた時に貯まるやつ。あれが貯まっていたのですが有効期限が7月末で切れる分が結構ありまして、使わないともったいない気持ちで満たされたので飛び立ちました。えぇ台風とか考えずに思い切って飛びました私、無料の旅に。総力戦ですし、チームが苦しんでいますし、台風の影響も行きはそんなに無かったですし。背番号12のユニフォームを着たサポーターも台風12号も結集×決蹴。心配された台風は結局、大分銀行ドームに心地良い風を連れてきただけでした。新しい風をベンチにって現場に降りてきた柳田監督に追い風だったのでしょうか。天気晴朗なれども風強しトリニータの興廃この一戦にあり。微力ながら動員要員として参加して本当に素晴らしい雰囲気を味わえました。遂に悲願の総力戦勝利。ごちそうさまでした。



3度目のホームでした、わたし。3度目の正直で初めて勝利を堪能。ただ、基本的にホームは不慣れです。正田醤油スタジアムの方が行き慣れているレベル。にわかサポーターにも程がある訳です。未だに色々分かっていない。日本国のとある業界には「にわか笑うな来た道だ 古参嫌うな往く道だ」という金言がありまして、にわかを受け入れる土壌が無いとコミュニティは先細るだけですし、かといって古参をないがしろにするようなコミュニティでは人が残らないのが定説となっております。総力戦はにわか向けに針を振り切った年に一度の重要なイベントの日ですから、私みたいなにわかが集まる訳です。にわかのための日です。しかし、今日感じたのはそんなこまけぇこたぁ良いんだよって言えるレベルのサッカー文化でした。



色とりどりの横断幕があり、大きな旗がはためき、可愛いマスコットがいて、選手を迎える歌と鼓舞する歌があり、良いプレーに拍手をし、残念なプレーにはため息を吐き、高松がゴールを入れればタオルぐるぐるして、勝利の歌を歌う。ため息は余計だけど、ホームで観ると全然違うものが沢山ありました。




チャンスになると「オイ!オイ!」ってテンポアップするチャントがあるじゃないですか、あれアウェイだとチャンスに繋がらないことが多いこともあって、トリニータ側の選手を焦らせているようで好きじゃなかったんですけど、今日初めてあれは相手側を焦らせるためのチャントだったんだと理解できましたね。いや、何となくは分かってたもののドームで聞くと全然迫力が違う。今日はサポーターが多めだったから余計にそうだったかもしれませんが、本当にあぁここがホームなんだなって当たり前のことですけど、そう思いました。西の突破と見事にリンクしていた。



ハーフタイムのジェット風船は意味が分からなかったですけど、にわか向けには分かり易くて良いガジェット。私にわか過ぎてどこで手に入れるのか分からなかったんですけど、昔は恒例だったというのは聞いたことがあるんです。あれ、風船に企業名入れて売りたいですねぇ・・・。



群馬からも湯もみ娘含むサポーターがいらっしゃっていました。群馬といえば伊香保のへそ踊り。最近は伊香保の有志だけでなく監督までよく分からない勝利のダンスを踊り始めたらしい。不思議な踊りを観ずに済んで良かった。前橋での対戦でFWタンケが怪我をしてしまった因縁深い相手。あのタンケが怪我なく活躍していたらもっと上位にいたかもしれない。



スタメンは柳田監督体制での常連の面子。内容的にも選手達に自主性が出てきて充実してきているのでいじらないのが鉄則。徐々に疲れとイエローカードが蓄積されていくのが心配ではありますが今はこのまま突っ走ってもらうしかない。もしかしたら今日に合わせて補強の話が出てくるかと思いましたが何もありませんでした。馴染む時間を考慮するとそろそろ厳しいかもしれない。


試合は群馬ペースで始まりましたが、徐々に落ち着いたトリニータが試合を支配する展開でした。印象に残っているのは高松が元気に前線から追う守備を行っていたことと、右サイド偏重の攻撃です。高松は五分五分のボールも保持してくれるので攻撃に継続性が出て助かる。前節から攻撃が右サイドに偏っている気がするのですが、意図的なものなんだろうか?特に山口が印象に残ったんですけど、再三クロスを上げていたし、守備面についても堅い。田坂体制が始まってからずっと右サイドバックが定まらない状況が続いていましたが、ここに来て山口がフィット。ようやくDFラインが固まった感じが。


先制は後半開始直後のコーナーキックから高松がヘディングで決める。喜び方がナビスコカップ決勝の先制点の時にそっくりで、トリニータJ2通算500ゴール目のメモリアル弾となりました。やはりミスター。役者が違う。2点目は流れの中から為田が決めて勝利を手繰り寄せ、無事最下位脱出。今日は攻撃陣も守備陣も完璧なお仕事でした。ダニエルが入った後の5バックに総力戦で勝利をもぎ取る強い意志を感じましたし、雰囲気も最高だったし、言う事無し。久々にドームで応援した人や、初めて来た人に素晴らしい体験をさせることが出来たんじゃないでしょうか。遂に総力戦、成功。強化費が少ない群馬相手でも良いんです。上位ですから、群馬は。


次節、兵働が出場停止と非常に痛い逆境さんがいらっしゃいますが、出てこい代役。福岡相手に是非とも連勝して欲しい。降格圏から抜け出すのは今だ。









入場時のビックフラッグをパノラマ撮影すればよかったなぁ・・・・。機転が利きませんでした。猛省。




しかしだ、「青」が多くてホームは良い。

2014/09/07

2014年 J2 第30節 熊本戦

【大分 0 - 1 熊本】

流れとしては間違っていなかったんです。若いチームが波に乗り切れず、自信を付けさせて一気にリーグ終盤戦で順位を捲り上げる!その流れだったんです。ただ天が、天が味方せずに点が取れなかったんです。はい、お後がよろしいようで・・・・こんな感じでもう書き終わりたいくらいですがもうちょっと頑張ります。むしろ天が助けてくれたから1失点で済んだ気もしますが。


土曜日は普通ならお休みなんですけど、期末ってものがありまして、納品and納品の日々になっている関係でお仕事だったのです。仕事を終えて、電車で最寄り駅に着いたのは19時を過ぎたあたり。スマホでスカパー!オンデマンドを起動したらそこには「大分」のコレオグラフィが飛び込んできました。か、漢字を描けるなんて!県の形もくっきりで分かりましたし、素晴らしかったです。来年には般若心経くらい描けるようになるんじゃないだろうか。準備お疲れ様でした。スマホ片手に帰宅して前半10分頃からは自宅でスカパー!観戦できました。


で、まぁ4度目です、4度目。田坂監督体制になってから総力戦と銘打って2万人を超える観客を集め、またもや勝てない試合を大観衆に見せてしまいました。痛恨の極み乙女。県内は強い雨が降ったようで、動員にやきもきした方も多かったんじゃないでしょうか。2万人を超える観客が集まってくれました。今季J2の集客ではNo.1ということで、総力戦では過去最低の動員ではありますが大雨の中、熊本という地味な相手にしては十分だったのではないでしょうか。まぁ、そりゃ3万人集めたかったですけれども。





スタメンにはラドンチッチが復帰。個人的な予想では前節と同じメンバーで、ラドンチッチはベンチスタートかなと思っていましたが外れました。前半からどう攻めるのか、意思統一がなかったように感じました。ラドンチッチをどう使うのか、使われるのか、局面の中での判断に統一感が無い感じ。効果的な攻撃は試合を通じて観ることはできませんでした。


熊本はアンデルソンという、かつてJ2では出場機会があったけれども、あまり印象に残っていない外国人を初スタメンに抜擢。シンプルにハードワークして縦に速いカウンターサッカーを展開していました。熊本相手に勝てていないのは確かで、苦手意識があるのも確かではあるのですが、今日で8回戦って5引き分け3敗。全然大したことない。ジェフ千葉に比べれば苦手とか勝てないとか言えるレベルの成績ではない。そう考えると傷ついた心が若干癒されます。


しかし何が残念ってですね、この日のために沢山のサポーターが知り合いを誘ってくれたと思うんです。それで18位の熊本相手にこんな試合を観ることになった一見さんがトリニータつまらんって言っちゃうってことですよね。どうしてこう、チャンスに弱いのだろう。こういう試合でこそ逆転勝ちをして欲しかったのだけれども。勝つと凄く楽しいってことを沢山の人に知ってもらえないことが一番残念だわ。若手がプレッシャーを感じて固くなったのであれば、それはそれで1つの経験なんだけれども。プレーオフでの試合で今日の経験を教訓として活かせれば良いのだけれども。


ともあれ、シーズンは佳境に入ります。磐田戦も松本山雅戦も千葉戦も岡山戦も福岡戦も横浜FC戦も残しています。次のアウェイ富山戦で立て直せないと、それこそ目も当てられない状況に陥るのでとても重要な一戦になってしまいました。一旦止まった勢いですが、もう一度波に乗って10月からの山場を乗り越えましょう。はぁ・・・・残念。くまモン嫌い。

2014/08/07

総力戦

連戦で疲弊したのは若々しい選手よりも、おっさんブロガー達だったんじゃないだろうか。疲れを引きずって夏バテ気味の今日この頃、大分FCから総力戦が発表されました。今年も来たか!と思いましたけど、1か月前の告知って、けっこうドタバタだなとも思いましたね。知り合いを誘うための準備期間が短い。


個人的には10月の磐田戦が総力戦なんじゃないかなぁー、なんて予想していたのですが、意外にも9月6日の熊本戦でした。記念すべき20周年となる今年の総力戦で3万人を集めるならば、シャムスカ監督率いる、J2の香りがまだ薄いジュビロ磐田かな?と思っていたのです。ただですね、確かに総力戦にするまでもなくお客さん呼べそうだし、最近の波に乗れなさ加減を計算に含めると興行よりもチームに勢いつけることを優先したのかなと。そこまで計算してるんじゃないかと。やるな、大分FC。


10月の対戦は磐田、松本、千葉、岡山と上位を争う直接対決の連戦。ここでズバババーンと連勝すれば昇格圏内も突き抜けるに違いないのです。そう、違いないのです。あえて2回書きました。だからこそ9月に勢いをつけるための総力戦ですね。対するは赤い馬、熊本。今まで一度も勝利していない苦手の相手。・・・・3万人も集めて総力戦するまでもなく、そろそろ勝てるような気もするんだけどジンクスを打破するにはですね、並々ならぬ労力が必要なのですよ。何の手も打たずに大の苦手になってしまったお犬様ことジェフ千葉に勝とうと、テレビの前で全裸観戦するくらい乱心するトリニータサポーターがいるくらいですから、完全なる苦手意識を持つ前にそろそろ勝っておきましょう。


未だかつて勝利したことないジンクスを打破するために、大分県民の総力を挙げて勢いづけましょう。・・・・・あれ?総力戦で勝てないジンクスあったような気が。あれ?不吉?もしかして勝てないジンクスの方が多くないですかね?あれっ?あ、まだ3万人集まったことないからだ。とにかく3万人を集めればいいんや!しばらくご無沙汰になっている方も9月6日(土)だけは大銀ドームに集まりましょう。