2023/01/04

2023年 大分トリニータのスローガンを予想してみる


新年あけましておめでとうございます。本年も宜しくお願い致します。さて、年始のブログ記事は毎年恒例のスローガン予想です。このスローガン予想、もう何年目なのかは数えていませんが私のケツ毛も白髪で真っ白に染まりつつあるくらいの年月が流れているのでさすがにマンネリ記事になりがちです。新年早々ケツ毛の話で恐縮ですけれども昨年度、2022年J2という「2」が並ぶ年のスローガン予想一発勝負は不評で、シーズン通じて大分トリニータの目標も達せられず、良い事が少なかったので今年は気合を入れ直してケツ毛を毟る勢いで予想したいと思います。


今まではギリギリ当たらない程度に予想していましたが、もうこの際予想を当ててやろうと思います。悪いな、大分FC。当てちゃうからな。先に発表してしまいます。それにはまず、分析が必要です。分析です。傾向と対策。これまでのスローガンの歴史を振り返ります。間違ってたらすいません。

2003年 ムーブ&バランス
2004年 Perform & Enjoy 
2005年 Together & Enjoy 
2006年 Challenge & Challenge 
2007年 Challenge & Competition 挑戦と競争
2008年 One Heart,Big Challenge 
2009年 One Heart,Big Challenge 
2010年 RESTART ~ONE HEART~ 
2011年 SORYOKU戦 総力×走力 
2012年 挑戦×頂戦 
2013年 氣力×機力 
2014年 前進×全心 
2015年 結集×決蹴 ALL FOR J1 
2016年 原点回帰 RETURN TO THE ORIGIN 
2017年 初志貫徹 Just for Victory 
2018年 勇往邁進 With Trinita Spirits 
2019年 勇猛果敢 OITA TRINITA BRAVE SPIRITS 
2020年 不撓不屈 OITA TRINITA Spirit. 
2021年 一致団結 Fight Together! 
2022年 挑戦 Never Stop Challenging

よくよく振り返るとチャレンジとか挑戦ばっかりじゃねぇかって気になります。地方クラブとして挑戦続きの歴史だったんです。昨年はWikipediaでスローガン情報が確認できるようになってから20周年だった模様。初のJ1昇格後から始まったであろう、20年の歴史がある大分トリニータのスローガン。これまでの傾向から考えるに、同じ監督体制下では似たようなフォーマットの中でやり繰りする傾向があります。というか、基本それしかありません。よって今年のフォーマットで一番怪しいのは「漢字2文字」のフォーマット。しかし、ここで追加で考えなければならないことがあります。


年末に榎社長の退任が発表されました。そして生え抜き社長が誕生するという大きな変化が起きます。2023年に誕生する新社長。新しい船出。これを契機にもしかすると新社長が色を出して劇的にスローガンも変えてくるかもしれない。この可能性も考慮して複数パターンでの予想が必要と考えます。

そして更にJリーグ自体にも変革が起こります。2024年からJ1が20チームに拡大。J1、J2、J3それぞれのリーグで20チームに等分されることが決まりました。大分トリニータとしては2024年にクラブ創設30周年の節目を迎えるので是非ともJ1で30年目を迎えたい。そのためには2023年に昇格が必要です。ついこの間25周年グッズを買ったばかりのような気がするのにもう30周年間近ですよ、奥さん。そりゃ白髪も増えますよ。


色々あって今年スローガンが劇的に変わる可能性が例年よりも高いと推測できます。ちなみにルヴァンカップも全リーグ参加型のトーナメント方式に変更。チェアマンも変わって変革の時期。トップリーグに置いて行かれないように今年が勝負時なのかもしれません。そんな革命前の2023年。ちなみにホームスタジアム名称もレゾナックドームに。色々と変わりますね。 



 【漢字二文字パターンを探る】 
まずは一番怪しいところを探っていきます。昨年の「挑戦」は監督の体制変更はしつつも、戦術的な継続性もあるし、という若干吹っ切れていない印象はありました。シンプルで良いスローガンでしたが、天皇杯の準優勝からシーズン開始まで時間が短い中で検討されたのか無難なところに収まった感じ。始動までたっぷり時間がある今年はどうなるのか。昨年度末にトリテンの西山GMインタビューにあったキーワードから分析するに、「予算削減」からの「若手の成長」に期待する編成が今年のベースとなる。実際に30歳以上の昨年主力が移籍を選択しているので今年のチームコンセプトには「若手への切り替えと成長の期待」があり、この辺がスローガン的には一番反映されやすいと予想。漢字二文字で現すと、「進化」とか「飛躍」とか「躍進」が怪しい。すこぶる怪しい。自分で書いてみてもうこれ当りじゃんって気がしてなりません。どこのクラブも使ったことがあるような、使い古された感はあるんだけれども、大分トリニータとしてはまだ一度も使っていないので可能性は十二分にありそう。逆に昨年からスローガンを変えずに踏襲して「挑戦」のままにするパターンもあるかもしれない。でもやっぱり「躍進」あたりが一番怪しいか。ただ個人的には昨シーズン末に下平監督の個人的な信仰によって急激に猪木イズムが注入されたことに注目したい。アントニオ猪木に関連する漢字二文字といえばもう1つしかない、「闘魂」です「燃える闘魂アントニオ猪木」。この「闘魂」が割としっくりくる。西山GMのインタビューとか年明けにもう1度読んだんだけれども、やっぱりなんだかんだで猪木じゃないのか?という分析が無駄になる感じ、まさしく「馬鹿になれ」ですけれども予想の一番手としては

闘魂 OITA TRINITA Fighting Spirit

を推したい。これもう当たってる気がします。あぁ当たってしまった。



【フォーマット変更の可能性を探る】
新社長が新しい風を吹かせるのであればフォーマット変更の可能性もある。とは言え生え抜きの人材であればクラブとしての哲学的なものを急激に変えて、経営の規模を考えずに著名な外国人選手を獲得して「ありがトーレス」みたいなことを言い出す経営者ではないと思われますし、「逆境さんいらっしゃい」みたいな感じでもないはず。育成をベースにしたクラブ哲学は不動だと思います。それを前提にスローガンに紐づける「育成」や「戦術的方針」にピッタリだと思ったのが昨年どこかで読んだはずの「PPP」ってやつです。どこで読んだのか探し切れなかったのでもしかすると私の勘違いかもしれないのですが、「プレッシング」「ポゼッション」「パッション」の頭文字をとった3P。W杯における戦術の潮流を見ても、分かり易い方向性。保持時も非保持時も根性で何とかしようというスローガンです(※違いますけど)強い気持ちでプレスして、強い気持ちでポゼッションしろってことですね。とにかく分かり易さが素晴らしい。スローガンにピッタリ。漢字二文字ではなくアルファベット三文字フォーマット。せっかくならサブタイトルにぴいぴいぴいと歌っていた長渕剛っぽさを加えてスローガンとして完成させたい。


 PPP~落ちるもんじゃねぇ~ 


昇格したい気持ちをサブタイトルっぽく加えてみました。もしもピッチ上で気持ちのこもっていないプレーがあったり、プレスが連動していなかったり、ポゼッションから逃げてボールロストしようもんならスタンドから皆で「ぴいぴいぴい」と歌ってやれるのが良いと思います。思い出せ!俺たちのスローガンを思い出せ!と。パッションならスタンドからでも表現できますし。うん、これも当たっている・・・・・かもしれない。と、いうことでまとめです。


【予想結論】
「闘魂」☆☆☆☆
「躍進」☆☆☆
PPP~落ちるもんじゃねぇ~」☆


「PPP」は当たってないにしても、「闘魂」と「躍進」は可能性がありそう。しかし、1つ気付いたことが。元旦にツイートされた大分FC公式の年賀状っぽい画像に謎のスローガンっぽいものがあったんですが、あれは何だろうか?


何?何なの?この「Re : start.」ってやつは。これまでのフォーマットにありがちだった記号が入っているこの怪しいスローガン的なやつは何なのだ!?どういうこと!?ここ数年画像にスローガン的な文言は無かったんですけど。先に公表してこのブログの予想を先回りしようとしいるのか!!?(※そんなわけない)今年のスローガンがこれなのか、違うのか、楽しみに待つことにしましょう。良い年にしたいですね。


チーム編成については新体制発表会後に少し書きたいと思います。 それでは本年もよろしくお願い致します。