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2021/09/12

2021年 明治安田生命J1リーグ 第28節 湘南戦

【大分 2 - 0 湘南】


松井珠理奈さんを観に行ったスケベの皆さん、ご機嫌いかがでしょうか。私はDAZN生観戦でしたが遠く離れた東京でオッサンが試合前にカツ丼なんかを食うよりも、スタジアムに元SKEのエースが来てくれた方が断然ゲン担ぎになるってことに人間としての圧倒的な差を感じざるを得ない試合となりました。俺もチームにモチベーションを与えられるアイドルに生まれたかった。バラバラになりかけた試合運びの意識が統一され、一致団結のスローガンの基に再構築。そんな試合でした。


エンリケと同い年ということに衝撃が走る。エンリケ若いな。元SKEでエースだった松井珠理奈さんに負けず劣らず、我が軍のエースも凄かった。何一つ諦めなていない漢達が昭和電工ドームにいた。



この試合を落とすと逆転残留に向けて「芽」が無くなると感じていた大事な試合。可能性を発芽させなければならないスタメンにはDF登録の選手が多く入り、夏の補強って何だったんだろうっていうくらいの既存戦力が主。コンディションが良い選手が並んだ。久々に登場した髭の刀根が3バックの右に入り、右サイドには小出、ボランチには羽田。長沢のワントップに渡邉新太と小林成豪がシャドーに入る。天敵である湘南のウェリントンを抑えるため、守備で落ち着いた試合を作りながらセットプレーで強みを活かせるように、そんなゲームプランが垣間見えるスタメン。



対する湘南。8月31日に浮嶋監督が「退任」していた。「解任」ではなく表向きは「退任」であった。ここまで粘り強く湘南を率いていた浮嶋監督が辞めてしまうタイミングとしてはかなり不自然な印象であった。ご病気とかじゃなければ良いのだけれども。



代わって監督に就任したのが山口コーチ。昇格して監督となり、初陣となった。ジェフとガンバのイメージだけれども湘南で監督のキャリアをスタート。個人的には湘南よりもジェフを救ってあげて欲しかった、ジェフを。


湘南はアンカーを置いた3-1-4-2で、タリクと天敵ウェリントンがツートップっぽい形で対峙。オリンピック代表で大活躍だったGK谷を湘南の顔として絶賛売り出し中。もう一人のウェリントンはベンチスタート。天敵のウェリントンが分裂しないように祈りました。



勝利の女神がいないなら作れば良い、くらいの追い込まれ具合でニータンまでもが女装し始めたこの試合、お互いに負けないように堅い試合の入りではありました。亀試合。前線からプレスに行くことがベースにはあったけれども、プレスを開始するラインの設定は少し低めになっていたような印象。お互いにボールをシンプルに前線に供給しながら様子見の展開。湘南がボールを握りつつ、トリニータがカウンターチャンスを伺う様相。


山口監督がどういうスタイルになるのか全く予想できなかったけれども、準備期間が短いので大きな変化はないだろうという読みがトリニータ側にはあったと思う。上背の無い湘南3バックの右、キャプテン石原に長沢を当てて高さで起点とし、左で作って右で刺すが本日の攻撃のベースであったと思われる。これが結実したのが32分。三竿が直接ペナルティエリア内にロングパスを供給、こぼれ球を右サイドでフリーになっていた小出がカットインしてシュート。小出のシュートが枠に飛ぶなんて期待してませんでしたから(※すまんな)、びっくり仰天のJ1初ゴール。久々のスタメンで結果を出した。この試合のファーストシュートがあっさり決まってしまうというラッキーに感じましたけど、デザインされた狙いから決まったと思っています、私は思ってます、はい。前半はエンリケ、刀根、羽田の高さと強さでウェリントンとタリクを抑えることが出来たこともあってプラン通りに進められた印象。



先制しても逆転負けが多かった数試合を経験したこともあって、全く油断できなかったけれども湘南はこれといって仕掛けてこなかった印象。この辺りが初陣となった山口監督が相手であった巡り合わせを感じる。勝利の女神が存在するとしか思えない。アイドルはイベントで客を盛り上げる能力に秀でた方々じゃないですか、その中でもエース級が大切な試合に合わせて来場してくれたことは本当に大きかったんじゃなかろうか。湘南にボールを握られ過ぎの印象はあったけれども、真面目に新監督の言いつけを守ったであろう湘南の選手達、だからこそ対策がハマったまま活きた。プレスの強度が落ち始めた79分、長沢に代わって投入されたISAのエースこと伊佐が、入った直後こそポストプレーでミスしてましたが、一人でしつこいプレスを敢行。87分には一人でボールを奪い、試合を決めるゴール。13番の仕事っぷり。元SKEのエース松井珠理奈さんは「おへそ」が可愛いらしいけれども現ISAのエースは「ふくらはぎ」がえぐい髭面。アイドルです、アイドル。我が軍のアイドル伊佐が逆転残留に向けて強烈なメッセージを発してくれました。出た、芽が出た。諦めない漢の諦めないチェイスとゴールで湘南に完勝。


蹴ったの、ってボールにハート付きですよ、あなた。鼻の下伸びるっつうの。ありがたや、ありがたや。無失点での勝利は守備陣の奮闘が光ったし、中盤もシャドーも皆良く走った。


試合の内容はですね、それほど良くはなかったと感じるんですが気持ちで上回った印象。もう少しボールを握りたかったし、こちらのペースに持ち込んで走らなくても良い試合運びの方が正解だったのかもしれない。コーナーキックも少なかったし、シュートも少なかった。


日頃は面倒くせぇOptaが珍しく良い印象っぽく書いているけれどもシュート3本は少な過ぎた。もう内容よりも結果重視の秋だけれども、勝って反省するのが良いじゃないですか。小出も言ってました。勝って反省。次節は金曜日、鳥栖との九州ダービー。発芽した芽を育てられるか!


アイドルも女装も縁起の良いウサギも出来ることは全部やっていこう。



2021/05/10

2021年 明治安田生命J1リーグ 第13節 湘南戦

【湘南 2 - 0 大分】


湘南レモンガススタジアムに行って来ました。天気が良すぎて暑いくらいの5月の日差しの中、強い風が吹くというサッカーとしては少し難しそうなコンディション。湿度は低くカラッとした環境で気持ち良く観戦。変異株が流行中なので戦々恐々としつつ、スタジアムでは飲まず食わず。行って観て帰って来ただけ。久々に陽の光をガッツリ浴びた気がする。




今年からレモンガススタジアム平塚にネーミングライツを更新。略称レモンS。BMWといういけ好かない湘南っぽさからグッと庶民派の小市民になった感が好感できます。Lemonだと米津感が出るしカタカナのレモンの方が良い。オール電化なんか糞くらえってことです。スタジアムでレモンガスを試用してガスの火力で中華鍋を振ってチャーハン作って欲しい。レモンガススタジアムになってから強い湘南。Win-Winの模様です。

リーグ戦スタメンは左サイドを福森、シャドーに渡邉新太でスタート。三竿、坂、下田北斗、高山と湘南卒業生大集合。ベンチメンバーにはルヴァンカップ出場メンバーを多く帯同していた。コロナ感染者発生もあってやり繰りは限定されている印象。メンバー不足感を感じてしまう。


対する湘南。totoを購入していたこともあって、色々なチームの状況をチェックしていたのですが、とにかく守備が粘り強くて良い。昨年苦しい状況の中でも浮嶋監督を継続した一貫性もあり、主力だったメンバーが海外に流出しても今年になって開花に成功。ゲームプランがメキメキ明確になっている。守備で我慢して1試合内における連続稼働時間の少ないウェリントンを残り10分で投入してワンチャンスを託す。非常に判り易く、手堅い。勝ちきれては無いものの、負けていないことはポジティブになれるチーム状況が続いている。昨年33節に戦った時からの変化は若干繋ぐようになったくらいで、ベースは変わっておらず、より適した人材を獲得出来ていることが大きいのではなかろうか。北九州から町野、松本山雅から出戻りとなった高橋、鹿島からレンタルで名古あたりの加入がフィットした印象。下位戦線の足の引っ張り合いとしては6ポイントマッチ。負けられない試合でした。







風上でキックオフとなった試合開始からボールが収まらず、スローインやらコーナーキックが頻発。落ち着かない試合の入りになっていた。守備時に長沢と渡邉新太の2トップになっており、ミラーゲームを仕掛けていたっぽい。プレスがハマっていたかどうかは微妙だったけれども、いつものやり慣れた形から変えて相手と同じ布陣で守備を行う選択をした。16分の失点シーンは渡邉新太のアタックまでは守備がハマっていたけれども、交わされて前を向かれて右に展開されて、右からのクロスが風に戻され、風を読んでいた名古に決められた。ホームスタジアムの風に慣れていた湘南アタッカー陣。湘南で育ったはずの我が軍のメンバーはなぜ対応できなかったのか。レモンガススタジアムになってから強風が吹くようになったんじゃなかろうか。アタックするなら取り切れないと痛い目に合うので、我慢強い守備とは何なのかという点を各々が責任を持たなければなりません。風以前のところです。


湘南が幸先よく先制した後、暑さによるプレス強度の低下もあり、前半の飲水タイム後くらいからはボールが保持できるようになったトリニータ。試合開始前はトリニータがボールを保持して、湘南がハイプレスで引っ掛けてカウンター狙い、という予想していた試合展開が湘南のプレスが落ちてようやく実現出来るようになっていた時点で色々と想定外。


守備の布陣が慣れていない5-3-2になったとして、攻撃面までもが機能しなかったのも全て風のせいとは思えない。失点が少ない湘南相手とは言え、ハイプレスの代償としての裏にある広大なスペースを活かせなかったのは何故なのか。昨シーズン伊佐が大活躍したアウェイ湘南戦では裏のスペースに抜け出た伊佐を起点に攻撃の組み立てが出来ていたが、この日は伊佐が帯同すらしておらず、長沢がサイドのスペースに流れながらサイドを起点にボールを引き出しても中には誰もおらず、サイドで時間を作って長沢を真ん中に戻しておきながらクロスは上げられない、みたいなチグハグな形が多かった。唯一の決定的なチャンスシーンでも渡邉新太のシュートは湘南GK谷に止められてしまった。得点の匂いも、レモンの匂いも、ガスの匂いもしないまま時は過ぎていった。


最後に湘南のゲームプランである、我が軍が何度も点を決められてきたウェリントンが登場し、きっちりワンチャンスで決めれれるというお家芸を披露して試合終了となりました。何度ウェリントンにゴールを割れれれば気が済むのだ。更にもう一人のウェリントンも補強している湘南は隠し玉を持ったまま。6ポイントマッチで完敗。どんなに悪くても勝ち点1を持ち帰らないといけない試合での完敗はショックでした。


後半は攻撃時に普段の4-1-5になっていて、そちらの方が機能していた印象。試合後に長沢がインタビューで言及していたけれども試合中に上手くいってなければ、前半から臨機応変に対応出来て欲しかった。折角積み上げてきたものがあるのだから、上手くいかなければいつだって戻せたはずだ。羽田を真ん中のCBにし、坂を右に回すオプションも敢行したが効果出ず。走行距離もスプリント回数も湘南に上回られており、良いとこ無し。戦術面でも裏目、デュエルでも負け、連戦を避けたメンバー構成だったのに前節の内容と気合を継続できなかった。このままでは次節の鳥栖戦はボコボコにされる恐れがある。幸い連戦が終わり、1週間の準備期間が取れることが唯一の希望か。一人でも戦える選手が戻って来てくれれば良いのだけれども。辛い。とても辛い。あの日の悲しみさえ、あの日の苦しみさえ、その全てを愛してた あなたと共に。胸に残り離れない苦いレモンの匂い。そう、苦いレモンの匂い。初のレモンガススタジアムは米津感満載で帰宅することになりました。

勝てるチームと勝てないチームとの差が激しい今シーズン。まだ生き残るチャンスは数字上はたっぷり残っているけれども、前半戦にこれだけのたうち回っているチームが果たして巻き返せるだろうか。ここまで結果を出していない大卒新人自体が巻き返せないとチームは息を吹き返さない。ベテラン勢は夏に疲労が溜まるので、それまでに奮起を期待したい。



2020/12/17

2020年 明治安田生命J1リーグ 第33節 湘南戦


【湘南 1 - 2 大分】


テレワークです、テレワーク。平塚でテレワークしてきました。キックオフギリギリで到着。寒いテレワークだったけれども勝利で報われた。これが今シーズン個人的ラストアウェイ観戦記。ラスタウェイ。ウェーイ。楽しい水曜日でした。ふくらはぎ写真を撮れなかったことだけが悔やまれる。


 

湘南のオシャレな、いけ好かないイメージそのものであったBMWスタジアムのネーミングライツが今シーズン限りということで、来期からレモンガススタジアムになるらしい。急に親近感が凄い。いけ好かない感じ全て喪失。どんな状況下でも社会インフラは強い。ガス素敵。


この感じが


これに。良い。湘南良い。平塚らしさが戻って来た。ガス素敵。
 

33節のスタメンは伊佐をワントップに髙澤&野村のシャドー。右に岩田を持ってきて最終ラインには刀根を入れる。左には古巣相手の高山を投入する形。同じく古巣の三竿も左にて安定稼働。鈴木義宜は無事帰還。やっぱり鈴木義宜が居るとしっくりくる。安心感が違う。SECOMとALSOK両方入ってるくらいの安心感。
   

対する湘南は将来性のある鈴木冬一、齊藤未月の海外移籍が発表され、ホーム最終戦の勝利で未来ある若人を送り出したいモチベーションの高い状態。DF陣の身長が低いという一見マイナス面の多そうな特徴ある守備陣を駆使し、シーズン後半から尻上がりに結果を出して来季に繋がる戦いを展開中。練度を高めて来季怖い存在になりそうと思っていたけど若手有望株が海外移籍。怖い、岩田智輝も海外行きそうで怖い。

 

 




試合もモチベーションの高い湘南は我が軍相手にボールを保持。アンカーを置く3-5-2の並びで、速いプレスの湘南スタイルは健在。我が軍が苦手とするミラーゲームっぽい5バックの守備ブロック、セットプレー弱男と化した我が軍の弱点を突いてコーナーキックから先制するという展開。

 

熱男ならぬ弱男!見飽きたわ!そんなやさぐれ感をほぐしてくれたのもセットプレーでした。やればできる子。伊佐の落としを髙澤がねじ込んで前半のうちに同点に追い付けた。これが大きかった。お見事なセットプレーでした。遂にデザインされた感じのセットプレーが飛び出ました。湘南DFの背が低かっただけのような気もしなくもないけれども、入れば良かろうなのだ。髙澤ナイスゴール。




   

後半開始から刀根をベンチに下げて田中達也を左に投入。高山を右に移して岩田を最終ラインに加えた。とにかく走れる岩田です。しかし残念ながら後半すぐにピンチを招き、ゲームの入り方集中って言ってんだろ!とやさぐれる訳ですがまたもほぐしてくれたのは伊佐でした。身長低めの湘南DFに対して筋肉でねじ伏せた逆転弾。少ないチャンスで確実に仕事が出来るようになった伊佐。素晴らしいシュートだった!



 

伊佐、湘南キラーだった模様。大活躍でした。そしてこの伊佐と交代した知念も良かった。ロングボールに競り勝ち、前線でボールを収めて起点となりアディショナルタイムには決定機を演出。決まらないのがもったいないくらいの決定機でした。背負ってターンしての一連の動きが素晴らしかっただけに惜し過ぎた。





高山を下げて羽田を投入し、再び岩田を右サイドに戻す采配は流石に驚いた。岩田の使い勝手の良さはオリンピック代表当選確実レベル。最後まで攻撃の意欲が落ちず、時間稼ぎよりも1点を取りに行った姿勢も良かったのかリードを守り切っての勝利となりました。しばらく勝っていなかったので良かった、良かった。 湘南は試合時間が経過すると共にミスが増えた印象。来シーズンの監督人事の情報はよく分からないんだけれども継続するのか作り変えるのか気になるところ。J2からの昇格組が徳島と福岡に決定し、来シーズンのJ1クラブが出揃った。結局大分トリニータの予算が最も少なくなる予感がしてなりません。J1ボトムズ戦線にどのクラブが加わるのか。既に来季が楽しみで仕方がない。
   

33節の勝利で11位フィニッシュが確定。最後の相手は九州ダービーで鳥栖。終わり良ければ総て良しの締めくくりにしましょう。









2020/09/10

2020年 明治安田生命J1リーグ 第15節 湘南戦

【大分 2 - 2 湘南】
   

絶対に勝たなければならない試合だったのに、前半早々に畳みかけられて2失点。この2失点の負債の返済に90分を費やし、現在下位戦線に沈む湘南相手に勝ち点を分け合う試合となってしまいました。金利を含めて取り立てんかい!っちゅう話です。結果だけみればよろしくないのですが、取り立ての迫力はあった。まるで勝利したような気持ちになってしまいがちですが、最下位相手にホームで引き分けはダメです。金利を搾り取らねばならなかった。

 
スタメンはワントップに知念、シャドーの組み合わせは三平&町田の潤滑油タイプのコンビ。連携油でヌルヌルです。左サイドには田中達也が入り、香川がベンチ。今日もボランチは島川と羽田の組み合わせでした。前半の2失点、その後のボール回し。連戦のせいで短いスパンで試合を観続けるじゃないですか、見慣れた戦術に戻ったこともあり常に既視感が出て来てしまう。私の集中力と、湘南のスタミナをじわじわと奪った模様。

 

対する湘南、現在最下位と苦しむ。若手が主体でベテランがアクセントとなるスタメン布陣。湘南にいたのか茨田。3-5-2という表記であったがワンボランチ、2シャドーの中盤。2トップは京都育ち、札幌に移籍してレンタルで湘南に来た岩崎とベテラン石原直樹の組み合わせ。中盤が厚めだったのであの頃の湘南スタイルのままハイプレス敢行。最初の失点は我が軍がカウンターに失敗してカウンターカウンターを食らうという、自滅パターン。ダメです。2失点目は対策出来たはずのコーナーキックから。やっぱりダメです。

 

2点の返済が必要となってしまった後半、必死の取り立てが始まる。取り立ての気迫、絶対に貸した2点を取り立てて見せるという意気込みが感じられるプレーの数々は素晴らしかった。特に交代で入った伊佐は街金っぽかった。やはりこの試合に負ける訳にはいかないという共通の想いが溢れ出ていたので、追い込まれてからの本気のプレーには拍手を送りたい気持ちなんです。ただ、なぜに最初からやれないのか、という話です。 前節のFC東京戦もビハインドの状況でリスクを背負わずに攻撃的姿勢を見せられないまま終わってしまった。バランス重視で失点をしないように試合を運ぶということを理解は出来ていても、観戦していて感情がね、感情が湧き出て来ない。DAZNで観ていて退屈と感じる根源ですよ。前節と違って今日は手拍子が解禁されたこともあって、スタジアムの雰囲気も感じられて、選手の攻撃的姿勢もあってエモーショナルでしたよね。応援したくなるチャレンジする姿勢が再び感情を呼び起こしました。

 

島川の頑張りが結果として出た1点目、交代で入った街金ミナミの帝王、伊佐のバックヘッドでの同点弾と、現地はどんどんと盛り上がることが出来たんだろうと思われますが、これだけボールを保持出来て、シュートを打てたのであればやっぱり逆転までやり切って欲しかった。湘南の足も止まっていたのでやはり勝ち点を失った感の方が強い。最初のプレスの強度をいなすことが出来てさえいれば・・・、やはりもったいないというエモーショナルです。ビハインドしているなら尚更思い切ってチャレンジしようよ、っていうか今日みたいにホームでは最初からチャレンジしようよって話ですよ。ゲームの中で追い込まれれば出来るのであれば、シーズン全体の視点で考えれば順位的にはもう追い込まれているのだ。残り全部、あの姿勢でチャレンジする試合が観たい。

 

勝ち点1を得られはしたものの、下位層からは抜け出せず。知念と渡がなかなかフィットしそうでしないのが気がかりですが振り返る暇も無くどんどん次の試合が来てしまいます。次節は仙台戦。牛タンが食べたかった・・・。

2020/02/17

2020年 YBCルヴァンカップ グループステージ 第1節 湘南戦

【湘南 1 - 0 大分】

Jリーグよりも先にYBCルヴァンカップ開幕。残念ながら黒星スタートとなってしまいましたが、シーズン開幕の高揚感と新戦力への期待感の方が勝る内容でした。負けたけどまさったね、まさったよ。


タイトル履歴は永久に不滅です。次のリーグ戦まで1週間の日程が空くこの試合の位置付けはクラブ毎にメンバー構成の思想が出る注目ポイント。ルヴァンカップは21歳以下をスタメンに加えなければならないこともあり、我が軍の先発メンバーを考えるだけでワクワクした日々でしたが遂に開幕を迎えました。


公式ツイッターでのスタメン発表がWebサイトのリンクを貼る方式に変わったのがブロガー的には痛い。ジェイリースさん戻って来て。株価かスタメン画像かどっちか戻して。とにかく大切なのはメンバーです。1トップ2シャドーに新戦力がねじ込まれました。21歳以下枠は左サイドの高畑奎汰というスタメン。後ろのメンバーはガッツリ昨年のメンバーで新加入選手との融合を促す策。ベースは崩さず、得点部分で個の力を期待するスタイル。



川崎からレンタルで獲得した知念、広島から完全移籍の渡、松本山雅から完全移籍の町田也真人。まだ連携面では時間がかかりそうだけれども2月のこの時期にしては上出来だったのではなかろうか。早めに慣れるには実戦の場で試すのがベスト、期待感が持てる内容だった。知念の強度、町田の前を向く&運ぶ上手さ、渡の連携力。最も感銘を受けたのは高畑。鳥取での経験を経て逞しくなった。そしてなぜか可愛くなった。なぜだ。町田と共に左サイドで可愛かった。可愛くなる方向性って何なんだ。



対する湘南、色々あり過ぎた昨シーズンを乗り越えて迎えた今シーズンは抜けた主力の穴を今までと違う方向性の選手で埋めている印象。茨田や三幸というゲームメイカーの獲得に加えて、馬渡を川崎からレンタルで獲得、そしてこの試合もスタメンでしたがノルウェー代表FWのタリクという外国人戦力も追加。この試合がAチームなのかBチームなのかは分かりませんが湘南は新戦力の方が多めの印象。色々あったシーズンの後に石原直樹が戻って来たのがドラマチック。



試合は湘南スタイルに変化があったことが大きなトピックス。特に前半の最終ラインは少し高めだったけれども5-3-2のブロックを築いて守り、前線からのプレスは控えめ。ボールを保持してじっくり回すシーンが多く、ハイプレスショートカウンターから方向性が変わって前半はゴール前のシーンが少なめに。片野坂体制の神髄は「相手の変化を見て隙を突くサッカー」だと思っているので、どっしり構えて変化してこない相手が一番戦い辛い。相手を自主的に変化させる手立てを持てれば完璧なんだけれども、イニエスタ級の個性は期待できない中で恐ろしい位に自陣ゴール前でボールを晒すというハラハラする方法を選択した我が軍。今日のボール回しも心臓が止まりそうな場所でガスガス平気な顔してボール回しをしていて、そのレベルが年々上がって行っているのが如実に判る程に誘いに誘った。一番攻めているのが自陣ゴール前という特徴が今年も研ぎ澄まされている。



後半になると前半我慢した本来の湘南スタイルが復活。プレス強度高めに。相手が変化し始めて湘南の最終ラインにも綻びが出始め、逆に我が軍の攻撃時に決定機も増えた。後半になってゲームが動いて面白くなりましたが決め切れず。逆にアディショナルタイムにGK高木がハイボールをファンブルし、焦ってPKを献上。これを梅崎に決められてゲーム終了。いただきます大使がいただかれてしまうという締まりのないゲームとなってしまいましたが、まだ第1節。予選リーグの結果だけであればまだまだ何とでもなります。







シーズンオフから期待を込めてチーム情報を心躍らせてきましたが、大きな怪我人も少なく、無事に開幕を迎えられたことがまず喜ばしい。黒星スタートは残念ではありますが、次週にリーグ戦の開幕戦を控えてメンバー構成をどう変えるのか。非常に楽しみになってきました。セレッソを乗り越えられるのか。楽しみです。


2019/09/15

2019年 明治安田生命J1リーグ 第26節 湘南戦

【大分 2 - 1 湘南】



勝ちました!久々に勝ちました!DAZNで観ました!7試合ぶりの勝利ですが、動画のサムネイルの癖が強すぎる!17年振りの大分市営陸上競技場での試合で勝利してこの写真を選ぶ広報のセンスの癖!おっさん二人が抱き合ってるだけじゃねぇか。ゴール直後とかユニフォームならまだしも着替えた後になぜこの写真を撮った!??どんなシチュエーション?やっとJ1リーグ戦で得点した記念すべき日にこの顔て!特に三平さん!J1でのゴールは9年ぶりくらいじゃない?それどんな感情?


今日は何と言っても伊佐と三平でした。前線に帰って来た癖の強い写真に写ったこの二人の活躍のおかげで最高の週末となりました。U-22日本代表に召集されるも試合で怪我をしてしまい離脱した岩田。その代わりにスタメンの座を射止めたのは岡野洵。前節からベンチ入りしていて、コンディション良さげ。ボランチは途中加入なのに完全に正社員を抜いたバイトリーダー小林裕紀と美声島川のコンビ。小林成豪と後藤も戻って来た。怪我人たちの復帰により攻撃陣のチョイスはバリエーションが豊富になった印象。ティティパンの離脱にも穴埋め出来そう。


対する湘南。公式Twitterアカウントのスタメン告知画像は4文字創作熟語付きで素晴らしい。梅崎もバリバリ元気だったけれども、残念ながら曺貴裁監督のパワハラ疑惑問題で揺れ動いている最中。いやもう、揺れが長すぎ。8月12日のスポーツ新聞第一報から既に1か月。結論が出ないまま今日に至っている。Jリーグ側の調査が終わり、結論が出るまで監督としての活動を自粛している曺貴裁監督。現場を離れてから湘南は勝っていない。今のご時世、非常にセンシティブな問題ではあるものの1か月も調査に時間を要するほど複雑な問題だったのだろうか・・・。Jリーグでどんな調査が行われ、どのような結果になるかは予想もできませんが、パワハラだったのか、パワハラじゃなかったのかの基準はとても難しく、受けた側がパワハラだと感じたらパワハラ認定されてもしょうがないとも思える。時代は変わった。我が軍も振り返ればファンボ監督時代そのものがパワハラだったような気もするし、柳田監督時代に選手にレポート書かせてたくせにJ3に降格したのもパワハラのような気がしてならないのだが時代が許したのだ、時代が。俺は許してないけど。Jリーグ界隈で時々発生してしまうサポーター有志では何も出来ない問題が一番辛いのだ。第三者のJリーグが調査しているので、座して待つしかない状況の湘南。しかし、長年積み重ねタイトルを獲得するまでとなった湘南スタイルは不変。今日もアグレッシブな守備でした。






私がトリニータの試合を始めて生で観たのは2003年なので、市陸に行ったことはありません。伝説に聞いたことのあるスタジアムという印象。ラグビーワールドカップの開催により昭和電工ドームはハイブリッド芝に生まれ変わり、日韓ワールドカップに続き再び世界中に注目される試合が行われるスタジアムとなる。この奇跡的な巡り合わせで行われた市営陸上競技場での試合。湘南のホーム、BMWスタジアム平塚に似た雰囲気で違和感は無かった。J1の試合っぽくはなかったけれども、ノスタルジックではあった。よくサポーター入り切れたな、という印象です。ぎゅうぎゅうだったりしなかったんだろうか。


このノスタルジック感を楽しんでくれている湘南側の横断幕。どうやって計算したのか、本当に正しいのかは誰も分からないけれども良いではないか。これも2000年からJ2で10年間戦った歴史のある湘南だからこそ出せる横断幕。


試合は完璧な前半と高木のサービス精神で最後までハラハラしなければならない後半という構成でした。湘南は立ち上がりこそアグレッシブにプレッシングしてきましたが、徐々に撤退気味に。もうここ数試合ずーっとこれです。プレッシングして奪えるようなら奪おう、ダメなら諦めて引こうという大分対策。湘南に対してボールを保持して少しずつ相手陣内に入り込み、チャンスを伺うトリニータという図式だったと思います。プレスを受けてもボール回しに安定感があり、安心と信頼の擬似カウンター。伊佐のワントップ、オナイウと三平のシャドーは昨年複数人に2桁得点させた攻撃の形を思い出させる「これだよ、これ」と言いたくなるしっくりくる感じ。藤本・小塚コンビの裏抜け芸が注目された我が軍ですが、昨年J2で76得点を生み出したのは今日のやり方。ワントップ伊佐が全員と絡む。裏だけではなく縦パスを受けてからのバリエーション。YouTuber伊佐だからこそ実現できる過剰なコミュニケーション。ボールを奪う守備の意識も高く、湘南のミスを誘発。先制の場面も岡野からの縦パス起点で、伊佐がアシストに絡んで三平が技ありのゴール。更には伊佐がボールを奪ってオナイウがシュート、こぼれ球を伊佐が押し込んで前半の終わり際に2得点。湘南の最終ラインにミスが多かったのも事実ですが、ミスを誘発させたと考えれば完璧な前半でした。伊佐が戻って来たことが本当に大きい。前線の絡みが良い、絡みが。真ん中で動きがあるとサイドへの警戒も分散されるので、攻撃のバリエーションが均一化されて守備側が絞り切れなくなった印象。左も右も真ん中も良かった。


後半、危険なスコアと呼ばれる2点差でもボールを動かしつつ、前に出ざるを得ない湘南のプレスを剥がしながら時間を使い、球際で勝ち、セカンドボールを拾い、ボールを保持し続ける上々の試合運び。途中、高木がロングボールをファンブルしてゴールを決められてしまうというドキドキチャンスを発動してしまいましたが、ビッグセーブもあったので±0査定。1点差に詰め寄られ、諦めない湘南の運動量が落ちないままなのが恐ろしかったけれども、無事に試合を終わらせることが出来ました。勝った!久々に勝った!


これで勝ち点39に到達。残り8試合で6ポイント獲得出来れば目標である45に到達。シーズンの行く末を手繰り寄せる非常に大きな勝利となりました。もう今シーズンずっと市陸でも良いんじゃないかと思えるほどに素晴らしい内容。後半に3点目が取れなかったことは物足りない点ではありますが、田中達也も決定機がどんどん濃くなっていっているのでもう少しで得点し始めるのではなかろうか。小塚をベンチから使えたり、まだ後藤や小林成豪というビハインド時の逆転カードも残っていたりで、攻撃陣は競争激化で良い雰囲気しか感じない。先制さえできれば劇的に強い。天皇杯を挟んで、次節の磐田戦に勝利出来れば今シーズンの目標は上振れ間違いなし。勝って残留をほぼ決めて、上位陣に挑戦しに行こう!


次節も癖が強い写真を量産して欲しい!


2019/05/13

2019年 明治安田生命J1リーグ 第11節 湘南戦

【湘南 0 - 1 大分】



シーズン開始からアウェイ負け無し継続!絶好調!五月病も吹っ飛んだ!絶好調過ぎてどうすればいいのか分からない。アウェイ観戦記を書き続けて10年。こんなことがあったでしょうか。14連敗、2度のJ2降格、1度のJ3降格。厳しい試合の中で、重箱の隅を楊枝でほじくるようなポジティブ情報発信を心掛けてきましたが、もうそのまま書くだけ。観てやってくれ今のチームを。誰でも分かる。ルーキー2人使って勝つんだもの。J1で勝ち続けている時の書き方が分からん。





相変わらず池のほとりでお爺ちゃんマスコットの股間に出たり入ったりする子供たちが多かった。ブログを遡ると2017年の4月以来。毎回撮る写真も一緒だし、書こうと思った内容も似ていたので進歩のないブログっぷりを痛感する訳ですが、湘南はJ1で進化していた。



軽トラにピザ窯が搭載されているスタジアムグルメは初めて観た。



公園の片隅に建立されていた石碑。テレビゲームだとセーブポイントになりそうな石。2018年ルヴァンカップ優勝記念碑。これ、これから何回もタイトルを獲得したらこの石が並ぶ訳でしょ?湘南が黄金時代を迎えたら公園がお墓みたいになりそう。昨シーズン湘南がタイトルを獲得するまでになった「湘南スタイル」、このハードワークの流派に対して分の悪いポゼッションサッカーである今の大分トリニータがどこまでやれるのか、ここがこの試合の一番の見どころだったと思います。


前線からプレスをかけてくるに決まっている湘南に対して、選ばれたメンバーには前節から変更がありました。ボランチに長谷川が入る。J1リーグ初スタメンの大卒ルーキーデビュー戦。水曜日のルヴァンカップで良いプレーをした若手が大抜擢。前田はベンチ外。CBの左には高畑が入ったので福森はやっぱり攻め上がりのなさが期待外れだった模様。ここにきてルーキーを抜擢し続ける片野坂監督。しかし、湘南の前線は長身ワントップを利用する形なので身長は普通の高畑で大丈夫なのかどうか、そこは不安でした。


湘南も3-4-2-1でミラーゲーム。長身CBのフレイレが出場停止になっており、ここが一つのポイントになったと思います。空中戦ではオナイウ阿道が勝ち続けた。この巡り合わせがトリニータ優位に傾けられたポイント。良い時は全てが良い方向に。


試合前日に燃えています宣言をする梅崎司。我が軍は恩返しゴールを食らいやすい傾向にあるので燃えられると困る訳ですが、ファンボさん鉄拳制裁世代として育ったU-18の礎を築いた世代ですから、今のコンプライアンスで育った選手達とは違う血の味を知るメンタルの強さが自然と溢れ出して止まらないのでしょう。燃えるレジェンド梅崎の仕事を止めるのがU-18出身の岩田や高畑というのがこれまた趣が深い。終わらない大河ドラマ。











湘南のハイプレスに対するボール回しがどこまで通用するのか、立ち上がりからゲームの主導権を握ったのは残念ながら湘南でした。最終ラインではボールを動かせるものの、前線にはなかなかボールを運べなかった我が軍。湘南がボールを保持する、という違和感しかない状態に。湘南はドリブルを主体とした攻撃が冴えており、なんとか止めようとしてファウルを誘発。ゴール正面の同じ場所で3度もFKを与えた時は流石にもうダメかと思いましたが、今日も守護神の仕事っぷりが素晴らしかった。高木の存在感が抜群。最後の砦となり、守備に安定感を与え続けました。



前半からある程度割り切ってボールを蹴っていた我が軍。相手の出方を伺いつつ、上手くいかない場合はプランBを自発的に発動。ハイプレスということはDFラインも高くなる訳で、1本抜ければ絶好機を迎えられる。今日も藤本が湘南DFラインと駆け引きを続けましたが、中々パスの供給に至らず。そこでロングボールを供給し、オナイウ阿道が競り勝って何とかする、という力業に。これを弾き返されるようであれば万事休すだったかもしれないけれども、フレイレ不在の湘南CBに対して悉く競り勝った阿道。前線に起点を作って湘南を押し込む。湘南の地上戦、トリニータの空中戦。終わってみれば保持率五分の試合は後半早々に動いた。


51分、島川のスルーパスに抜け出した藤本が強引に突破した上で、冷静に1人躱してゴール。島川の縦への意識と藤本の決定力が生み出したゴールでした。


公式だと島川は「ロングボール」を出したことになっていますが、スルーパスと言ってあげたい意図のあるパスです。素晴らしい場所に落としました。島川、美声なだけはある。そして藤本。日本代表の森保監督が視察に来ていた試合で結果を残した。今日もペナルティエリア生まれ、ペナルティエリアが実家かと思える程の落ち着きっぷりが素晴らしかった。7得点目で再び得点王タイとなった。これでもし日本代表選出があると俄然動員的にも盛り上がる。もしかすると高木も可能性があるかもしれない。ただ、国際試合であんなにリスクのあるボール回しをする選手を選ぶのか?と言われると可能性は低そうだが・・・。高木はもう、ちょっと違うレベルのスレスレさ加減を楽しみ始めているので国際試合では危う過ぎるかもしれない。観てみたいけれども。


1点を追いかける湘南はワントップを指宿に代えて投入するも、高畑のサイドを狙う訳でもなく、鈴木が対応出来て何とかなった。今日の片野坂監督の采配は珍しく守備的で、湘南で育った高山を湘南で育った三竿に代えて、高畑をサイドに上げて、三竿を最終ラインに組み込む。更に小塚を下げて丸谷を投入し守備への比重を高めていく。最後は高畑をベンチに下げて岡野を投入し、湘南の攻撃をシャットアウト。1点を守り切る采配で勝ち点3の持ち帰りに成功。現実路線で勝ち点を手にした。



大分トリニータは本当に戦い辛いチームになってきた。相手からすれば嫌。ボールを奪おうとプレスをかければ裏に出されるし、守って引けば得点が取れなくなる。今日はゲームとしては湘南が主導権を握った試合であって、昨年までであれば前半のうちに失点してしまっていたと思うのですが、今年は粘り強い守備が実現出来ている。しかもなぜか高畑にも既に我慢強い守備が身についていたので頼もしい限り。


J1リーグデビュー戦を無難にこなせた長谷川。デビュー戦なのでそれで必要十分ですが、もっと攻撃的にチャレンジ出来たろうし、攻め上がらないと満足しない監督なので安住のポジションではありません。若手のうちにどこまでやれるのか失敗を恐れずにチャレンジし続けて欲しい。



次節、ホームで清水戦ですがまたもや監督交代。暫定監督が昭和電工ドームに来るの巻。立ち上がり固めになりそうですが、相手の出方をじっくり探りつつ、プランAでもプランBでも炸裂させて勝ち点を稼いでおきたい。上手くいかなくても勝ち点を積み上げる、そんなチームならばJ1に残れるのではないか。勝てるうちに勝っときやの精神。


2017/07/09

2017年 明治安田生命J2リーグ 第22節 湘南戦

【大分0 - 0 湘南】

スコアレスドローでこれほどの熱戦も珍しいのでは。熱いのは試合だけでなく、気温も暑そうでしたが後半戦の緒戦、自動昇格圏内の湘南を迎えての一戦でした。試合の前に豪雨の影響で亡くなった方への黙とうも。福岡県とか日田とか大変そうですが一日も早い復旧を願うばかりです。



スタメンには松本怜が登場。怪我からの復帰後、途中交代から実績を残し、ようやくスタメンを奪取。左サイドでFWよりも前に、高い位置に陣取る。残念ながら決定的な仕事は出来なかったけれども。


松本怜だけでなく、湘南の選手も含めてゴール前での精度はイマイチではありました。ただ両軍ともに守備陣が身体を投げ出し、必死の守備を見せたのも確か。特にトリニータの守備陣は前節千葉相手に4失点したこともあり、この試合から建て直しを図りたかったはず。その気合は十分伝わってきた。


湘南はFWジネイが出場停止だった巡り合わせもあったけれども、それでも走り、前からプレッシャーをかけ、守備と攻撃をシームレスに繋ぐ。並みのプレッシャーであればいなせる我が軍も、ハイプレッシャーにはボールを繋げ難くなる。特に前半の相手が元気なうちは難しい時間帯になりがち。そこを凌げばチャンスは来る。飲水タイム後からはボールを保持できるようになりました。水飲んで走るとおなか痛くなるから湘南の勢いも減ったんだと思います(※きっと違う


スコアレスドローだったので書くことは少ないのですが、両軍ともに真っ向勝負でとても面白い試合だったと思うのです。アウェイでも攻め倒そうとする湘南スタイルは健在。トリニータもカウンターで応じるなど、もう少しで得点が入りそうだけれども入らないことによる緊張状態が続き、最後の最後までテンションが高いままの状態が保たれました。スコアレスドローにも関わらず、また試合が観たくなるような、湘南のスタイルもあってこそでしたが、非常に白熱した試合でした。


結果、単独首位となった湘南ですが、その湘南相手に引き下がらなかったトリニータ。後半戦ももうひと伸びして、成長しつつ上位を目指したい。昨年のシーズン終盤の勢いをもう一度、今年も最後の最後にひと伸びするために上位に離されないように少しずつ進んで欲しい。夏の難しい試合を乗り越えて、秋にムチを入れて中位の馬群をごぼう抜きするイメージだと最高です。


2017/04/22

2017年 明治安田生命J2リーグ 第9節 湘南戦

【湘南 0 - 1 大分】



緑と青の勇者湘南を打ち倒してしまいました。サッカーの魔物を呼び起こした魔法使いカタノサカ。アウェイで2位湘南を撃破した試合は手に汗握る熱戦となりました。



J2にバシルーラを食らって再出発のベルマーレとJ3大陸にまで旅に出たトリニータとの3年ぶりの顔合わせ。



久々のBMWスタジアム平塚にはお爺ちゃんキャラのふわふわが。お爺ちゃんの股間から出たり入ったりする感じになっているんですけれども大丈夫なのでしょうか、これは。ポセイドンの槍となれってことでしょうか。とてもトライデントですね(※自分でも何が書きたいのかよく分からない)。



ベルマーレもトリニータも3人のDF、3人のFWという、とてもトライデントな訳ですが今日のスタメンには両軍ともにワントップに異変が。湘南はジネイがベンチスタート。トリニータは林がベンチにも入っておらず、湘南で特別指定選手だった三平(※名前もトライデント)が入り、シャドーに小手川、ボランチは川西と三叉の槍よりも青龍刀が似合いそうな鈴木(夏侯惇)コンビからのスタートでした。



スタジアムでソースカツ丼を買ったのですが、渡された整理番号が27番。これは今日うちの27番大活躍のお告げ以外の何ものでもない気が。古巣相手にワントップで先発だし、何か起きそうな雰囲気を感じつつ、バックスタンドからゆったり観戦。



一人仁王立ちでやる気満々。大活躍の予感。



今日一番負けそうだったのは実はこの時。選手入場時だったか、この大型映像装置に映し出された拍手を促す映像。太鼓の達人っていうゲームのように、流れてくるベル爺にタイミングを合わせて手を叩く感じなのだけれども、なんだか拍手したくなって仕方ない。途中パンパンパンって3連続でテンポアップしてくるところとか危なかった。負けそうでしたがぐっと我慢できました。



フォロワーがいつの間にか8000人を超えた大人気(※当社比)の公式ツイッター情報によると、湘南の得点源はセットプレーが多く、我が軍には逆にセットプレーからの得点が少ないという特徴が見て取れる。前節のブログでもセットプレーから得点が欲しいと書いたばかりだったのですが、試合早々実現することに。


開始5分、初めて得たCKで練習してきたであろう形がハマり鈴木(※全日本プロレスのレスラーっぽい方)が滑り込みながらのシュートを決めてくれました。最初のセットプレーでやられることは多くても、やる側になることは滅多になかったので流石の魔法使いカタノサカです。


早い時間帯に先制したことで、GKからボール回しされたら強いプレッシャーをかける以外に手が無くなった湘南。もちろん湘南は前線からボールを奪いに来るのですが、今日はビルドアップがスムースで湘南相手に攻撃の形を作れていました。特にトライデンタル三平は活躍の予感通り収まり良く得点の雰囲気満載、更にもう次のステージに行きそうな雰囲気が漂い始めた後藤も「一人でできるもん」みたいなプレーで危険なFWの匂いを醸し出し、沈着冷静な小手川の判断力と三者三様、トライデントアタックな前線の連携に磨きがかかっていた。


三平と後藤の体幹というか、ケツの強さが目立った。ケツの強さで言えば、攻守ともに川西も素晴らしかった。昨年スタメン常連だった姫野がベンチスタートになっているのもうなずける。運動量、ポジショニング、ボール奪取力が今日は素晴らしかった。最近1対1でのボールの奪い合いを「デュエル」って表現するのが流行ってますが、川西デュエルスタンバイ感が凄い。前半はあっという間に感じる出来でした。



しかし、スタイルを築き上げてJ1で生き残った猛者、曺監督が後半開始から2枚替えで動く。ジネイを投入されたことで前線に起点を作られ一転厳しい状況に。しかし、今日はここからが手に汗握る展開となりました。DF陣が体を張りつつギリギリで得点を許さない。上福元も何度もスーパーセーブを連発。守りつつもGKから繋ぐことを諦めず、湘南のプレッシャーも尋常じゃなくなったことで低い位置でミスして危うい場面もありましたが、つい「ブラボー!」と叫んでしまう攻撃を見せることもあり、押されつつも築きつつあるトリニータのスタイルを初志貫徹。人間、美しい攻撃を観るとフランス人みたいになるんだなって思いました。ミスしてもビビらないの大事シルブプレ。この苦しい時間帯のサポーターの声援が素晴らしかった。



長い長い受けの時間帯も、全員で戦って虎の子の1点を守り切って勝利となりました。今シーズン生観戦初勝利。九州圏以外での初勝利となりました。おめでたい!ちなみに長いアディショナルタイムが終わったとアピールするうざさ満載のベンチの面々。



勝った瞬間のベンチの面々。



三平の得点の予感だけ外れてしまったのですが、決定的な場面も多く大活躍だったことは間違いなし。いつものシャドーよりワントップの方が活きた気がします。後藤、小手川の生え抜きシャドーも怪我人対応のやり繰りの中での良い発見かもしれません。湘南も主力の高山が怪我で長期離脱しており、代わりを務める若手の出来が試合を左右したかもしれません。ただ、それを差し引いてもJ2で2位をアウェイで撃破できたことは非常に自信に繋がると思います。



8年間くらいの我慢に我慢を重ねてきた生き残るための努力の中で、ようやく良い時代に向かっている手応えを感じられる幸せったらね、たまらないものがあるんですよ、これが。今日、湘南相手に戦えた手応えは確かなものでした。3連勝を目指してもらいたいところですが、次節の相手京都はブラジル人FWが大活躍しているとのこと。超注意人物らしい。うちのCB竹内とのマッチアップなんて名古屋方面のサポーターが困惑しそうな対決ですが、見応え十分になることは間違いなし。グランパス黄金時代を支えた謎のマッチアップが観れるのは大銀ドームだけ!謎のFWの王、田中マルクス闘莉王に要注意。