2020/07/26

2020年 明治安田生命J1リーグ 第7節 清水戦

【清水 4 - 2 大分】



知念に待望のゴールが生まれた以外に良いところなく、3連敗。試合内容が上向きません。雨も続くし、ボートレースも負けっぱなしで5万円作るどころか負債を抱えたし良い事がありません(※自業自得)試合はセットプレーで4失点したら何やっても勝てないわという内容でしたが、それ以上に攻撃が機能しなくなっています。ボールを奪い返すことが出来ずに、単発の攻撃が失敗に終わって悪循環に陥ってしまう。今の戦術は何度も壁にぶつかって来て、それを乗り越えてここまでやって来たのでまた新メンバーと一緒に乗り越えるしかないし、乗り越えらえると信じている。次の試合まで1週間空くのでじっくり解決策を探って欲しいと思います。


2連敗中で連戦とあってスタメンは前節から変更。左CBに刀根、右CBに岩田、ボランチが島川と佐藤というコンビ。左に香川、右に高山が戦線復帰。シャドーが小塚と田中達也。ワントップは知念。中盤があの頃の甲府っぽかった。気になったのがベンチにさえインターン生が急に居なくなった点。期末テストでしょうか?あれだけチャンスを貰えていたのに結果を出せずに全員が新人研修という名のJ3に放り出されるのでしょうか。大卒は即戦力でなければなりません。次のチャンスがあれば死ぬ物狂いで結果を出さなければならぬという鬼気迫る感じを出して欲しい。


対する清水。横浜FMでコーチだったクラモフスキー監督が就任して開幕を迎えたもののこの日まで未勝利という状況。何があっても篠田コーチがいるのでとにかくチャレンジさせる精神の清水。これまでは新戦術、新メンバーの立ち上げ時期で実戦にフィットしていなかった模様。優しい我が軍が初勝利をプレゼントしてしまいました。後藤がスタメンになっていたので、恩返しゴールが出るかどうかにビクビクしていたのですが惜しいシュートはあったものの高木がストップしてくれて何とかなりました。左サイドバックがファンソッコで、CBのイメージしかなかったのでたどたどしくサイドバック業務にいそしんでいましたが、福森は一体どうしてしまったのでしょうか。移籍してから行方不明となってしまった福森。大分での試合では姿を見せて欲しい。立田もサイドバック出来なかったか?


前半にそのたどたどしいサイドバック業務を行っていたファンソッコにコーナーキックからヘディングをねじ込まれ、福森がベンチ外の理由を突きつけられた訳ですが、我が軍にとって全く良い所がなかった前半でした。サイド攻撃が田中達也の裏抜け一発芸に頼り切りになっていて、そこさえケアしておけば何も起こせないというのがバレているような気がします。判り易い。田中達也や中で待つFWが個の力で上回れた瞬間にだけ得点が出来る方向に舵を切った理由が分からない。岩田智輝があまり前線に上がらなくなったじゃないですか。上がった後のスペースを狙われているから?謎。全体を押し上げた上でのサイド攻撃だったので、全体が押し上げられなくなっているのかもしれません。


静岡県の天候が不安定で雷雨となり中断。アウェイで雨のリーグ戦では良い記憶無し。


中断になる瞬間が、この試合で始めて右サイドの攻撃を構築出来て、さぁ岩田智輝が駆け上がるぞ、というタイミングで笛を吹かれたので佐藤主審との折り合いも悪かった印象ではあります。


さらに再開後、4人を入れ替えるという大胆な交代策を使いましたがセットプレーから追加点を許すという目も当てられない試合展開に。これで流石に勝てるだろうと緊張の糸が切れた清水DF陣。手を抜いた適当なラインコントロールで知念、髙澤にツーランホームランを許す。


試合が決まった後とは言え、知念に待望のゴールが出たことは良い事です。移籍後初ゴールおめでとう。ナイスシュートでした。髙澤のゴールも知念のアシストが素晴らしかった。


この清水DFのやる気の無さよ。GKとの1対1を決め切った知念のゴールには迷いが無く、素晴らしいシュートであった。


髙澤もストライカー感があって良い。

この日の課題はセットプレー。4失点は守り方の再点検を行わないと各クラブが同じことをガツガツやってきます。空いた穴は塞がなければなりません。何年間もの間、我が軍はセットプレーで得点出来ないままなのに、4失点て。セットプレーで得点できるに越したことは無いので、得点の仕方と守り方とセットプレー対策は急務です。戦術とセットプレーを再点検して次節、こちらも調子の上がらない鹿島アントラーズを迎えての一戦。やり過ごすことに長けたチームです。ホームでの鹿島戦で勝てるメンバーで臨んで欲しい。


2020/07/23

2020年 明治安田生命J1リーグ 第6節 名古屋戦

【大分 0 - 3 名古屋】




レノファ山口カップを制する者はJ2を制すって言うじゃないですか(※初耳)今、ボートレース徳山でレノファ山口協賛のレースが行われていましてね、レノファ山口カップなら勝てそうな気がして試合前に賭けました。勝てば勝つ、勝てば勝つんです。


宗教上の理由でどうしても青い色を応援してしまうんですよね。黄色も含めてしまう。名古屋グランパスと戦う日なので赤も含めて3連単ボックス買いです。ボートレースなんてね、6艇がグルグル周回するだけの簡単なルールですからね、そのうち上位3つを当てれば良いんですから簡単です。


・・・はい、ハズレました。白だったね、白。名古屋はアウェイだから白赤だった。今思えばこれが悪かった。白星をね、白を。白を選べばよかった。あの、クラウドファンディング第2弾が始まったじゃないですか。あれで5万円のサイン入りユニフォームが欲しいなと思いましてね、5万円を急遽作りたいと考えたんですよね。財布に金はない。だがユニフォームは欲しい。災害のあった大分県を救いたい。指原様みたいに2000万円寄付したい。だが金はない。となれば大分トリニータ創成の魂「身の丈を超える金を使う」これしかないと思って舟券を握りしめていた訳ですが、身の丈を超えて5万円を作るために600円負けた。ボートレースは深い沼である模様です。公営競技は沼。J2に似た沼。レノファ山口カップ、めちゃくちゃJ2っぽかった。まだ開催中ですからね、気になる人は身の丈を超えましょう。はい、そろそろサッカーの話でもしますか?3点差で負けたサッカーの話を。


久々に大差のスコアで負けてしまい、2連敗となってしまったトリニータ。1失点目は名古屋がお見事。2失点目はマテウスの強めのFKから不運が絡んで捻じ込まれた。3失点目もシュートブロック出来ていてれば良かったんだけれども、フリーで撃たれているのでダメです、ダメ。前がかりになった後なんでね、0-2で負けても0-3で負けても大差ないのでそこは気にしなくて良いとしても、無得点がよろしくない。


スタメンはローテーションと不動のメンバーが入り混じる構成。シャドーに小塚が戻って来たのは嬉しかった。小塚和季帰還。左サイドには裂傷を負っていた香川が復帰。黒い包帯的なバンダナが痛々しかったが逆にかっこよかったりもしたな。男前はズルいな。右のCBには小出が初スタメン。ボランチは前田と長谷川のコンビ。


対するグランパス、今シーズン負け無しという、正直すまんかったレベルの予想外快進撃。恐らく名古屋サポーターが一番驚いているのではなかろうか。昨季途中から就任したマッシモフィッカデンティ監督が継続となった今シーズン、若干の補強はあれども昨シーズン終盤の戦いっぷりからすると不安要素の方が多かったはずだが、蓋を開ければ負け無し。J2時代は負けなかったのにな、J1戻って監督代わったら生まれ変わりやがりました。今までどんな風に乗ってたんでしょうか。ようやく相性の良い監督に出会えた模様。堅守速攻を金持ちクラブがやっちゃダメ。クラブ哲学はよく分からなくなってしまいますが、勝てない哲学より結果が大事。夢生のレンタル補強は鯱に金棒。今日も夢生のポストプレーに2つやられた。高松譲りのポストプレー。


試合としてはお互いに前半に怪我人を出してしまい、お互い若干ゲームプランが狂った印象はあります。特に腕を痛めて交代した我が軍の前田に課されたスピードと運動量が必要な守備的タスクを、少しタイプの違う島川で賄わなければならなくなったことからズレが生じた。島川が悪い訳ではなく、半袖Tシャツしか持って行かずにキャンプに行ったら寒かったみたいな話です。半袖Tシャツが悪い訳ではない。見込み違いが発生しただけの話。


初スタメンとなった小出は前線に顔を出しまくるので攻撃面では岩田に遜色無い印象。良い選手。小さく出るどころか前線には多く出る。全然小出どころではなかった。


試合中、名古屋の米本までも痛んでしまい連戦の中で益々戦力のやり繰りが大変になりそうな状況に。DAZN経由でも分かるくらいに初めての夏を迎えるハイブリッド芝が絶不調に見えましたが大丈夫なのでしょうか。スタッツをみても総走行距離で負けているし、トリニータの良さは発揮できていない試合でした。暑さもあって選手達の疲労感も。途中出場した若手の中では藤本に得点の匂いがしていました。匂いだけで終わったんだけど、3点差で負けているので思い切ってやれる状況だったんでね、若さでどんどんアタックして欲しいですね。


なかなか得点出来ていないワントップ不動のレギュラー知念ですが、面白いデータが出ていました。知念の奮闘ぶりは誰もが認めるところなので長い目で見てあげたい。監督はコンディションの良い選手を使うという判断基準をよく話しますが、例外が背骨の部分。高木、鈴木義宜、知念は不動。特に知念は得点がなくとも仕事っぷりを評価する話を良く出している印象。レンタルの知念を使い続けることでね、来年何が起きますかって話なんですよね、「まだやり残したことがある」とか言ってレンタル延長、そのままいつの間にか移籍する例のアレですね。今その戦略の入り口ですから、知念と一緒に巻き返しを狙いましょう。今日は負けましたけれども、3連敗は避けたい。単発で負けることはありますから、挫けることなく、次に取り返せば良いんですよね、不撓不屈です。今日の600円も。トリニータは6位以内、私はド短期で5万円獲得。不撓不屈ですよ、不撓不屈。負けた分は取り戻せばいいんだ(舟券を握りしめながら)



2020/07/19

2020年 明治安田生命J1リーグ 第5節 G大阪戦

【G大阪 2 - 1 大分】



もはや熱帯雨林気候になったんじゃないのかと感じさせる日本列島。梅雨というより雨季。雨が続きすぎて湿りっぱなしの天気ですが、ガンバの攻撃力はカラッカラでした。湿りっけなしの号砲鳴りっぱなし。ガンバのコンディションがかなり良さげ。


遠藤、倉田、渡邉、パトリックをベンチに置いての、この豪華スタメン。選手層が厚いっていうのはこういうチームのことなんだろうという見本みたいな構成。昨シーズンパナソニックスタジアムでの戦いでは前半にドン引きを選択した宮本監督。1年経過してチームメンバーは様変わりし、チームコンディションが比べ物にならないくらいに大向上。監督が自信を持って戦える状況になったという印象。宮本監督は監督として信頼できるという評価を昨年からしつこく書き続けているのですが、冷徹に自軍を分析できる人という印象。今年はやれる手応えを感じているのではなかろうか。


ちなみに1年前のスタメン。ここから考える補強っぷりがズルい。宇佐美と井手口が出戻ってしまった。藤春も怪我で居なかった。更にパトリックまで補強してしまった。田中達也は今なぜか我が軍に居るんだけど。謎。今日のガンバは整理整頓された「待ち」だった。大分対策として絶妙のポジショニングの落とし込みに成功した印象。


対する我が軍。羽田健人が正式に就職後の初スタメン。昨年は特別指定選手でしたから、インターンから正社員に正式採用されての初出社。初々しいはずなのに髭が生えて急激にベテランの雰囲気を醸し出し始めた。正社員になって何があった。もしかして新戦術かと思いきやの、デビューと同じ左CBに入った。香川の怪我により三竿が押し出されて前線へ。田中達也と三竿のコンビをそのまま一段上げたかった思惑があったのではなかろうか。スタメンを奪った羽田、昨年のベガルタ仙台戦以来でしたが良くなったと感じました。いつの間にか弊社の歯車に。昨年はパス出しにぎこちなさがあったのですがすっかり馴染みました。インターン時代から職場に慣れさせるの大事。新人研修?要らん。そんな雰囲気。


試合の入りは両者様子見でしたが、基本ガンバペースで進む。ガンバはそれほど前からプレッシャーをかけるわけでもなく、引く訳でもなく、基本は大分陣地に長く居座る戦略だった様子。プレスをかけるきっかけというか、ゾーンというか、約束事が整理整頓されて連動しており、この1週間で準備した大分対策がバッチリと言った印象。小野が守備でハードワーク。ガンバの攻撃は宇佐美中心に素晴らしく、ボッカンボカンシュートが放たれてピンチの連続でしたが何故か先制したのは我が軍でした。謎。好調が続く田中達也が裏抜けしてクロス、知念が釣り出したスペースを渡が飛び出てのヘディングゴール。ザ・渡みたいな、渡による渡らしいゴールでした。渡にゴールされる時ってそんな感じだよね、っていう渡ゴール。それしか渡に求めてないから!みたいなのがやっと出たのは嬉しかった。やったなわっちゃん。これが渡関連で一番観たかったヤツ。


J2時代にも経験したどっちつかずのポジショニングでプレスをかける範囲を中盤に集約する対策。これにより裏抜けされないようにポジショニングしていたはずのガンバなのにあっさり田中達也が裏抜け出来てしまってスタジアムも我が家も静寂に包まれました。ガンバペースだったのに。事故と言い切ってしまうには田中の裏抜けに再現性があったので不思議。この後すぐに小野瀬がPKを獲得し、宇佐美に同点弾をねじ込まれて前半は1点ずつ得点し合って終了。



って監督に言われて後半を迎えたのに、早々に失点。逆転を許してしまう。単独プレスの宇佐美にボールを奪われたことからカウンターを受けてしまった。ボールを奪われたポジションも悪いし、その後の対応もまずいし、最後はアデミウソンの左足を切ったのに切り返されたCBとGK。一芸にやられました。ガンバは対大分の基本戦術があったはずなんだけど、臨機応援ん過ぎてよく分からなくなってしまう。行ける時は行く、プレス単騎行動みたいなのもあって自由に戦術無視することもあったりで試合トータルでよく分からない、謎、という印象。


この後追いつくべく、小林→島川、羽田→高畑と攻撃的にシフト。更には渡→藤本、松本怜→井上と交代枠を使って同点に追いつくべくフレッシュな選手を投入。しかし、チャンスは作れたものの東口の守るゴールを割ることは叶わずにタイムアップ。若手選手がチャンスを掴んでいるのにも関わらず、決定的なアピールができなかったことが悔やまれます。若手、頑張らないとレンタルに出されてしまうぞ。そんな中でも藤本だけは若干アピールに成功したと思われます。天皇杯でJクラブを苦しませたドリブルやフィジカルは通用していたので楽しみな存在となりました。


この試合の結果については、あれだけシュート打たれれば負けてしまっても仕方ないかなと思える程に宇佐美が厄介だった。結果的に拮抗した試合でしたし、若手を加えて挑めばこんなもんかなという印象。監督は年齢は関係なく、練習でのアピール、調子の良い選手を使っているだけと言いますけれども、それにしても若手が多かったので他の選手のコンディションが悪いのか、我が軍は果たして選手層は本当に厚いのか、若干の不安が出て来てしまいました。若手がもっとギラギラで元気いっぱいであれば納得できたんですけれども、ちょっと足りない印象です。練習では出来ていて、試合では出せていないのか?まだ5節でこれまた連戦が始まるので、チーム状況は徐々に明らかになっていくと思われます。今日も単純に左サイドに星を入れておけば三竿もCBでいつもの3バックのままでやれたはずなのに、敢えて違うことにトライしていたとしか思えない。どんなマネジメントなのか気になる一方ですが、時間が経てば判明することと思われます。若干の不安が芽生えた一戦となりましたが、次節で若手が躍動し、軽く払拭して欲しいものです。


2020/07/12

2020年 明治安田生命J1リーグ 第4節 神戸戦

【大分 1 - 1 神戸】



5000人という上限がありながらもようやく昭和電工ドームに観客が戻った第4節。少しずつ日常を取り戻せつつありますが、大雨や水害の追い打ちもあってスタジアムが遠く感じる。今日の試合もまだまだ制約が多いスタジアム観戦だった模様です。それでも現地で応援できた人が羨ましい限りです。私、黙って試合を観るタイプに辿り着いた人間なので、今の観戦スタイルは大得意だったりします。


ニータンからのお願いに「×ハゲ」があって一瞬心臓が止まりかけたハゲなのですが、よくみたらハグでした。私、スタジアムでハグしたことないんだけど。ハイタッチくらいじゃない?ハグする?誰もハゲとハグしないだけですか。あ、昇格プレーオフで勝利した時は見知らぬおっさんたちとハグしたな、そういえば。


観客動員に制限があり、チケットの売り上げが失われ、経営状態が悪化するばかりのJリーグ各クラブ。大分トリニータにも新しい取り組みが始まっていて、遂に投げ銭システムの導入が始まりました。急な試合前日の告知と、このシステムを使ってどうすればいいのかまだ試運転的な印象を受けましたが、とりあえず投げ銭です、投げ銭。遠くから故郷のクラブに銭を投げるのです。サポーターの銭形平次化。


早速「pring」というシステムを使うためにアプリをスマホにインストールしてユーザー登録してみたのですが、銀行口座との紐づけが必要なので割と面倒。このハードルを超えられなければ銭形平次にはなれない。登録したら投げ銭を受ける側にも慣れたので試しに投稿。


剥き出しの願望として2兆円を募集してみたんだが1円も貰えていない。なぜだ!?(※当たり前だ)この願望をむき出しにしたことで、システム側に9.5パーセントが持って行かれる仕組みだということが判りました。投稿に画像や動画を張り付けることが出来る。今回は500円以上の投げ銭でニータンのスマホ用壁紙が貰えるというインセンティブ付き。私もですね、前日に発表があってから、何とか少しでも身の丈を超える巨額の投げ銭してやろうと思いまして、まずは千円札握りしめて賭場へ向かった訳です。


見事、GⅡが行われていたボートレース三国で1000円を5000円に、野口英世を樋口一葉にすることに成功。3連単1-2-流しのうちオッズが安かった桐生3着にだけ1000円を賭けて、結果2000円が5000円になったんですよ。ボートレース簡単だな。Jリーグ中断期間にギャンブルを始めて、えげつないほど負け越しているんですけれども、今日は勝ったよ。幸先が良い。より多くの投げ銭をすることで、三木谷一人の投げ銭で強化された神戸を迎え撃つのです。


ギャンブルに勝ったお金でニータンの壁紙もらえました。うるさい、はした金でも金は金だ。この仕組みを上手く使って売り上げを伸ばすには高難度の能力が必要とされる気がします。同じ仕組みを使っているあの商売上手の川崎も多い時で1回の投稿に10万円とか、そんなレベル。サポーターは何にを銭を投げたくなるのか、それを探求しなければなりません。


3連戦の締めとあってスタメンには動きが。刀根がDFとして久々のスタメン復帰。昨年の天皇杯以来じゃなかろうか。この刀根の突然の出現により、遂に新戦術がベールを脱ぎ、4バックかとも噂されましたが私はですね、刀根のワントップを予想していました。2011年にFWを補強する資金も無く、田坂監督に魔改造されかけた刀根のFW復帰。これが新戦術だ!全然外れていました。今の大分トリニータ、FWに困っていませんでした。刀根は左のCB、島川、三平もスタメンで普通に3-4-2-1スタート。刀根がFWだったら5000円投げてた。


対する神戸、連戦でイニエスタは休暇。その代わり若手主体の、イニエスタと練習するだけで勝手に上手に育ちました的な三木谷投げ銭システムで鍛えられた若手達が次々に登場。卒業生藤本もワントップで先発。昨年から神戸との試合は噛み合って面白くなることが多い。引き分けばかりだけれども。



16秒での失点は早すぎたけれども、今の大分トリニータは「後半に交代した選手が2得点する」というのが実は新戦術なんじゃないかという位の後半勝負っぷりなのでね、全くね、今日は私も慌てませんでしたし、絶望感も微塵もなかったですよね。試合の入りが緩く感じてしまうのは課題ですけど、後半に2得点すれば良いですからね。神戸はJ1のクラブらしく、「自分たちのサッカー」を常に表現しようとする。ここが素晴らしい。イニエスタが居なくともボールを保持して得点を取ろうとする。1得点だけじゃ足りない、攻めの姿勢が続くのが良い。引き込む我が軍と噛み合い、試合が面白かった。そしてフィンク監督体制になって1年なのに未だ隙が多いという神戸。倒せそうなんだけど倒せない。最後のところで個人能力で何とか出来てしまうという昨年からの印象が変わらないまま。今日の試合は神戸の若手の決定力不足に助けられた試合かなという印象でした。しかし、古橋は海外に挑戦してくれないかなと願わない日は無いのですが、今日もキレていました。高木駿が掻き出してくれたビックセーブには3000円投げたかった。


最も投げ銭したくなったのはFWDF岩田智輝のゴール。エースストライカーの風格であった。もうFWでDFですよ。FWDF岩田智輝。冷静過ぎるゴール。生まれは宇佐、昭和電工ドーム右サイド育ち、ペナルティエリア内でテレワーク。あっという間に駆け上がってリモートでペナルティエリア内の仕事をするかのよう。新世代ですね。神戸のFW藤本さんにはボールが出ませんでした。何度も裏抜けしようとしてましたけど、あなたの手の内、うちのDF皆知ってますから!対策ばっちりで実家に帰省させず。


もしハーフタイムにニータンが何かにチャレンジするのであれば、最も投げ銭が集まりそうな気がしていたのですが、残念ながら何も無し。ニータンを生でライブ配信するだけで銭が集まりそうな気がする。ニータンがコカ・コーラを10秒で2リットル一気飲みするから応援してね!とかが始まったら5000円投げてた。


ちょっとだけ気になったのが雨が多かったせいなのか、ハイブリッド芝の状態。神戸も本拠地はハイブリッド芝はずなのに両チームの選手が足を取られることが多く、常に気が抜けない状況でした。今日は後半に神戸が4枚もの同時交代をするというリフレッシュさ加減のせいで、後半に圧倒するような試合運びには出来ず。結果またもやドロー決着となりましたが3連戦を2勝1分けで終われたのは非常に大きな成果だと感じました。投げ銭の成果だけが出なかった。今日も大逆転勝利をしていたら5000円投げていたと思うのですが、結局今日は控えめに終わってしまった。また種銭を増やして次の機会を待とうと思います。1週空いて、次はアウェイでガンバ戦。試合内容と、銭を投げたくなる何かに期待したい。投げ銭の準備と、種銭を増やす準備をして1週間待ちたいと思います。


2020/07/08

2020年 明治安田生命J1リーグ 第3節 広島戦

【広島 1 - 2 大分】



公式情報サイトのトリテンによると、新戦術を準備しているらしい大分トリニータ。今年、どんなに大失敗しても降格が無いシーズンということで、どこかのチームが尖った戦術にトライしてもおかしくないなと思っていましたが、まさか我が軍が新戦術にトライしているとは。この広島戦でベールを脱ぐのか、脱がないのか?新戦術を目の当たりにするため、我々探検隊はDAZNという名のジャングルの奥地へと足を踏み入れたのだ。そこには自陣でのパスを引っ掛けられて早々に失点する我が軍の姿が!やめて!


今シーズンの広島は鹿島と神戸を3-0でブチ倒すという仕上がり具合。公式戦負け無しどころか失点さえしていない。前半早々に失点してしまい絶望感しかなかった。特にこの外国人3人、190センチの大型FWレアンドロ・ペレイラ、ヴェルディにいたドウグラス・ヴィエイラ、田中達也とマッチアップしたハイネル。この3人がそれぞれデカい、速い、堅い。シュートブロッカー鈴木義宜が間に合わず、高木駿も間に合わないくらいの爆速シュートを食らってしまった。その上で佐々木翔、GK大迫と代表級の日本人も揃っている訳で、安定感が滲み出ていました。


我が軍のスタメンは前節から左右と前線を入れ替え。中核となるGK、DF、ボランチは固定メンバーでしたが右サイドにインターン生、井上が2試合連続のスタメン。左に田中達也が入り、シャドーに町田と渡、ワントップが我が軍スタメン唯一の外国人(※並のフィジカルを誇る)伊佐ックという布陣。


両軍共にビックリするくらい落ち着いて試合に入ったので眠気に襲われた。日中の労働が悪い、労働が。広島はとにかく安定感抜群。試合巧者の慌てなさが凄い。広島の今年のスローガンは「積攻」(せきこう)とデザインも渋い。積み重ねて来たもので攻めるってことですよ。分かりやすい。



なんとなくドット絵にしてみたくなってしまった。ドット絵にすると良い。凄く良い。


ファミコン世代的に、なんとなくシューティングゲーム感が出るなと思って遊んでしまった。凄い渋いゲームな。ボタン連打しても画面に出る弾が少なそうな感じの。・・・え?サッカーの話しますか?前半10分で失点した試合の話を?私はもう前半の試合の低調っぷりから広島が逃げ切るだろうなと思っていました。町田も負傷で交代してしまうし。よろしくない流れだなって思っていましたよ、えぇ。しかし、徐々に運動量で圧倒していく大分トリニータに少しずつ可能性を感じ始めたんだからサッカーは分からない。


ハーフタイムに監督から焚き付けられた我が軍は、伊佐ックに代えて知念を投入。5人の交代選手と3回の交代回数(ハーフタイムは除く)を使い切ってあの手この手で広島に揺さぶりをかける。83分までに渡→三平、井上→小出、田中達也→髙澤と、とにかく諦めなかった。今日も基本左サイドの作り方が良かったこと、広島のGK大迫のパフォーマンスが低調だったことが、大分トリニータの諦めなさと結びついてしまう!髙澤のバックヘッドが炸裂。微妙なポイントにボールを落とした三竿と諦めない髙澤が生んだ素晴らしいゴールで同点に。試合を振り出しに戻せてしまった。凄い!


髙澤、移籍後初ゴールおめでとう。広島が今シーズン初失点。J3で活躍したFWの活かし方なら我が軍に任せて欲しい。安心と信頼の成長株への先行投資。広島前線の運動量が落ちたことでほとんどのセカンドボールを回収することが出来て押し込むことが出来たことが大きい。前半あんなに強かったペレイラ&ヴィエイラという漫才コンビのような語感の二人の運動量が落ちた。足を攣り交代した広島右サイドの野上。ガードの上から殴り続けることで崩壊した広島の右サイド。走り切れる体力が大事。


そしてまさかの大逆転ゴールは94分、大迫のスローイングがずれてしまったことが起点に。これを我が軍の左サイドで掻っ攫い、クロス、知念が潰れての三平さんが!決めたんです!平日夜に!自宅で!大きい声出た!バタンキューと倒れこむGK大迫。気持ちは分かる。ファンブルも多かったし、調子が悪そうだった。この大逆転勝利には留守番の怜さんも大喜び。


そしてやっぱり大分トリニータのサッカーに詳しい鹿児島県在住のプロ観戦者も大喜び。


大分は広島に対して総走行距離で6km近くを上回り、スプリント回数で40回以上をも上回っていました。最後はあの広島を走力で上回ってしまった!


何の予感ですか!一体何の!期待してしまう充実の内容でした。連勝するなら連戦最高だ!今シーズンのトリニータは予感がするらしいぞ!新戦術は俺にはまだ分からんかったよ!これでまだ出てない選手が沢山いるんだから期待感しかない。勢いを継続して連戦を乗り切って欲しい!




2020/07/05

2020年 明治安田生命J1リーグ 第2節 鳥栖戦

【大分 2 - 0 鳥栖】



灼熱の九州ダービー!累積赤字が11億円に達したことがある大分が単年度赤字で20億円を超えた鳥栖を昭和電工ドームで迎え撃つ!4か月振りのJ1再開!サッカーが戻って来た!全てに感謝。赤字時代には戻りたくないです!黒字大事!


4か月待ったホーム開幕戦のスタメンには驚きのインターン生を大抜擢。福岡大生にして来年度加入が内定している井上健太がシャドーの位置でスタメン。そして鹿屋体育大生にして同じく来年度加入が内定している藤本一輝がベンチ入り。来年加入するインターン生を早くも実戦投入して即座に現場で慣れさせるアットホームな職場です。大卒生は即戦力ですが、卒業前から九州の大学生を獲得出来るようになったことは大きい。J1は素晴らしい。フォーメーションはいつもの3-4-2-1でした。左サイドの香川、ワントップ知念、シャドーに渡と井上という今年度加入の新戦力。


対する鳥栖、スタメン発表に動画を使うという、昨年度20億円以上の赤字なのに豪華な情報発信。昨年のメンバーとはガラリと変わった4バックの布陣。金崎夢生を名古屋にレンタルで放出するというコスト削減策が戦力ダウンを招いているのは間違いない。昨シーズン6得点のイサック・クエンカと7得点の夢生が抜けたことになり、ストライカー不足感は否めない。レンゾロペスはJ2京都時代に11得点の実績。京都暗黒の布部監督時代で印象に残っていない。小屋松でクエンカの穴は埋まるだろうけれども、戦力的に厳しい印象しかなかった。その中で輝いていたのは下部組織から出て来た23番本田風智18歳。困った時になぜか下部組織からスターが現れる法則。既に良い選手だった。


トリボードなる企画に微力ながら支援させて頂いたのですが、顔写真の撮影とか面倒だったのでニータンにしておきました。ニータンにすると若干気持ち悪さが出てますね・・・。なんだろう、丸い身体じゃないと爬虫類感が出てキモいということが判明。太っちょニータンでいて欲しい。


待ちに待った試合は鳥栖がアウェイとあって無理をせず構えたことにより、動きの少ない展開に。前半は押し込んで右サイドから崩す場面もあったけれども、いきなりのJ1デビューとなった井上健太には硬さもありスタメンを奪い取る程の違いを出せず、新メンバー主体となっている攻撃陣の連携はまだまだであった。そんな中で目立ったのが高木駿。素晴らしいセービングでピンチを防ぎまくった。


これには何故か大分トリニータのサッカーに詳しい鹿児島県在住のツイッターユーザーも反応。高木駿と右サイドが良いけれども、FWの絡みが少ないと的確な分析。やたらと詳しい。プロの観戦者の方でしょうか。皆で観れるリモートマッチも良いもんです。


鳥栖は後半頭からレンゾロペスを下げて林大地を投入。我が軍も56分にインターン生の井上健太を下げて正社員田中達也を投入。このシャドー田中達也が試合を動かした。66分に鹿児島県在住のツイッターユーザーも褒める高木駿のフィードを知念が左サイドに抜け出して受け、下げたボールを香川がクロス。なぜかフリーになっていた田中達也がヘディングで決めるという予想だにしない形での先制に成功。田中達也さん、ヘディング凄かった。

この後、トリニータは渡に代えて三平を投入。肘タッチ交代。


鳥栖は前半に基本無理せず、セットプレーで1点を取ってリードしてからのカウンター展開に持ち込むゲームプランだったように思える。セットプレーが練られていたし。ただ、先制出来なかった場合は後半から前がかりになって攻める予定だったのではないか。その前がかりになったところを突いた高木駿が素晴らしかった。先制を許したことで更に前がかりにならざるを得なかった鳥栖は豊田と原を投入。5人の交代枠を全て使い切って猛追。


これに対し、知念と小林に代えて伊佐と島川を投入。この交代からまたもや高木駿のフィードが火を噴く。裏を狙うボールから山なりの伊佐狙いに変わったフィードが効いた。伊佐がコントロールして三平が裏に出す、田中達也が抜け出してキッチリと決めた。昨年までは大体1対1を外しがちだった田中達也が驚異の決定力を発揮して勝利に導く。この一連の流れの中で俺たちの猛烈ふくらはぎこと伊佐が鳥栖の3番、DFエドゥアルドをなぎ倒していることに注目して欲しい。桁外れのフィジカルを持つ伊佐がワントップに戻って来た。伊佐ッククエンカと呼んでも良いのではないか。全然タイプ違うけど。



このまま鳥栖を寄せ付けず、2-0での大勝利で再会試合を白星で飾ることが出来ました。高木駿が攻守に素晴らしかった。鳥栖にきっちりと勝てたことが何よりも心地良い。もはや懐かしい。大分トリニータのお陰で久々の感情を味わうことができた。日常が戻って来つつある。勝った瞬間は元気が出ましたよ、本当に。生きる活力を貰えました。これですよね、これ。これこそ人生。楽しみにしていることが奪われるストレスを自覚できた。少しずつ、少しずつ取り戻して行きましょう。



水曜日に広島戦が予定されていて過密日程待ったなしとなる今シーズン。井上健太や藤本一輝を早いうちから慣れさせておく戦略があると感じました。この1試合は中長期を見据えつつの1戦。それに勝つんだから素晴らしい。水曜日のスタメンが全く同じだと混乱しますけれども、結構変えるんじゃないかと予想します。まだ見ぬメンバーを観たい。



ほぼ休眠状態であったツイッターアカウントも再開しました。