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2025/07/06

2025年 明治安田J2リーグ 第22節 長崎戦

【長崎 1 - 0 大分】


昨年、こけら落としで痛い目にあった長崎のスタジアム。まだ完成間もなく、運用が固まっていなかったこともあってやり残したことが多かった。酷い負けを観たし、やり残したことだらけだったのでね、もう一回行ってやりました。


一番やり残したことは昨年オープン前だった、バックスタンド側のホテルに宿泊して、バルコニーから全裸観戦することだったのですが、今回は初動が遅れて残念ながらホテル確保に失敗。長年の夢であったスタジアムでの全裸観戦も叶わず(※どんな夢だ)来年以降に持ち越しとなりました。このスタジアムは基本、頭のおかしい人を無視した運用設計で脇が甘すぎるため、やろうと思えば全裸観戦が出来てしまうはず。


どうもホテルの窓には「公序良俗に反することはお止め下さい」的なことが貼られているという噂があり、ホテルの利用規約も一応あるっぽい。ただ、私のですね?ごく普通の中年男性の全裸ってものはですよ?公序良俗に反しますかね?今回亀がいましたし、私の亀もギリギリセーフなんじゃないかなって、おんせん県出身の私は思う訳です。大分県民なんか常に温泉に入ってますのでね、基本全裸ですからね。裸祭りとかもありますし、全裸観戦は禁止ですと明確に禁止されるまでは夢を持ち続けようと思います。人の夢は!!!終わらねぇ!!!



あとはビールですかね、醸造所があって、クラフトビールが飲めるっていう。灼熱の暑さだったので冷たい飲み物なら「めんつゆ」でも飲める気がするほど汗が出ましたんでね、何でもおいしく感じるんだけど、まぁ普通でしたね。これでやり残したことは全裸観戦のみです。



スタジアムには亀も大分から輸送された模様で、試合前にサポーターが綱引き対決をして勝利をした時に撮った写真が選挙の当選確実みたいな画角になってしまいました。組織票を持っているので参議院選挙に出たら当選するかもしれない。

試合のことも少し。スタメンは吉田がメンバー外に。怪我か?緊急事態が起きまくっているマリノスに戻されるとか?この吉田不在で右サイドのストロングポイントであるロングボールの吉田狙いが一つ失われてしまった。GKは前節無失点であったムンを継続。昨年先制点を献上してしまったパスミスのリベンジをさせてあげたかった。ベンチには待望の野村復帰。これで後半に切るカードがボランチからシャドーから厚みを増すことが出来た。何とか時間を稼いで後半野村の投入でセットプレーから得点できれば長崎から勝ち点を奪えるのでは?との期待をしていました。

対する長崎。下平長崎から勝つためにこの試合も・・・・え?下平監督じゃないんですか!?高木琢也監督なの!?え?何かあったんですか?獲るぞTEPPENなのに水戸がTEPPENにいるのは天変地異なのかTEPPEN地異なのかよく分からないですけれども、全然TEPPENに到達しないので監督を交代しちゃった模様です。裏切られたアギーレ監督に訴訟を起こしし、火中の栗を拾った下平監督を更迭。クラブの取締役が監督をやるって前例あったかな?承認する側が現場に出ている。この試合、謎に元日本代表監督トルシエ&ダバディがゲストに来ていて、もしかして招聘しようとした?なに?どういうこと?みたいな気持ちにはなりました。高木琢也監督は3-4-2-1を運用している模様。ミラーゲームならば個人の能力が高い外国籍選手を前線に置いている長崎の方が試合を優位に運びそうな予想はしていた。下平監督に呼ばれた高畑奎汰はベンチ入り。

伊佐よりも写真撮影の準備が早過ぎる亀。伊佐の準備が早過ぎる写真を撮るために遠征に行っている感があるのに、亀に邪魔された。亀め。








前半は前節に引き続き、「良くぞ守った」という印象でした。長崎のストロングポイントはマテウスジェズス。長崎の最終ラインのボール回しに対して、マテウスへのパスコースを丹念に消しながらミドルブロックからボールを奪おうという意思が感じられた。丁寧に強く守備をしていた。が、序盤は長崎の攻勢に遭い、最終ラインを中々上げられなかった。10分程で長崎の勢いを凌ぐと同じくミドルブロックを構える長崎の裏を狙い、サイドから攻撃を組み立てた。暑い中で本当に良くぞ丁寧に身体を張って守った内容。飲水タイム中にユニット毎にコミュニケーションを取りつつ、力戦奮闘の守備だったと思います。0-0で前半の折り返しはトリニータペースと言って良いと思う。あとはセットプレーでワンチャンスを決めれば・・・・

後半、我慢の末に勢いの乗れた。これが意外なほど上手く波状攻撃を継続して、あと一歩まで迫れた感じであった。











コーナーキックやセットプレーで連続してチャンスを得られた時間帯。あそこで決め切りたかったけれども、残念ながら決定的な仕事をマテウスにやられてしまった。コーナーキック後にカウンターでマテウスに運ばれて数的同数を作られ、一度はシュートをムンが弾くも、米田に押し込まれてしまった。59分の野村投入後、長崎側の足が止まって押し込める時間帯が長かったのでチャンスだと思ったのだけれども、マテウスは恐らく、前半を抜いてやっていた印象もあり、本当にチャンスにならない限りは全力を出さずにプレーしているくらい余裕があったので、ここぞという時に体力が残っていたのではなかろうか。脚が速かった。





同点に追いつくために、前がかりになって、パワープレーも繰り出して、逆にカウンターを浴びて絶体絶命のピンチが2回ほどあったけどムンのスーパーセーブや相手のシュートミスで凌いで、最後の1点を追うも結実せず。長崎にシーズンダブルを食らうという結果となってしまいました。無念。J2のど真ん中の順位で、プレーオフも残留争いも等距離。試合内容は悪くないものの、頼みの綱のセットプレーが決まらないと得点は遠い。守備の内容は良いんだけれども、1失点くらいはする可能性は常にあるのがサッカー。補強したFWが即戦力になるのかどうか。次節の九州ダービー2連戦、鳥栖戦はグレイソンに期待。笑顔の写真が撮りたい。


2025/05/19

2025年 明治安田J2リーグ 第16節 長崎戦

 【大分 1 − 2 長崎】

ホームに長崎を迎えての九州ダービー3戦目。幸先よく先手を取るも、残念ながら逆転負け。辛抱強く守れていただけに攻守でのミスが大きく響きました。負け試合はちゃちゃっとまとめましょう。しかしなんで昨年のこけら落としから長崎に勝ち点プレゼントしてしまうんや!?なんでや!?

スタメンはいつもの固定メンバーでしたが、ベンチに藤原優大が待望の復帰。待望の復帰なのです。今シーズン藤原優大推しでございます。真面目そうな見た目の髪型に変わったキムヒョンウが久々にベンチ入り。

対する長崎。昨年のメンバーを残しつつ、山口蛍やらGK後藤やら高畑奎汰やらを補強して獲るぞTEPPENをスローガンにJ2優勝を目指すチームのはずがスタートダッシュに失敗。選手層が厚く、専用スタジアムも建てて足りないモノはなんなのか!?守備です!!失点多過ぎ!!下平監督の戦術は攻撃的というか、殴り合い上等みたいなことになりがち。相手陣内に押し込んで攻撃を続ける思想。今のところ安定感が足りず中位で足踏み中。戦術の理想は良いのだけれども、カウンター対策が難しすぎる下平フットボール。セットプレーにも弱め。長崎としては後半戦に向けて巻き返しを図る一戦。残念ながら高畑奎汰は不在。天敵ファンマも出場停止中で不在。

試合は幸先よくセットプレーの流れから吉田が押し込んで先制に成功。3分です、3分。3分で先制。FKの跳ね返りを高く蹴りだした野村、競り合う伊佐、長崎DFに跳ね返ったボールはゴール前へ。ヘディングで吉田に大切に渡すようなパスを出したペレイラはナイスアシストでした。

顔芸も良い感じに成長を感じる吉田。大変に馴染みました。大分では顔芸が出来ないと大成しません。出向元のマリノスが絶不調なんでね、このまま馴染みまくってあわよくば移籍して欲しいところ。しかし残念なことに得点時のシュートシーンで足を痛めたか?その後、早めの交代。これが同点弾の契機となってしまう。

同点弾は左サイドのクロスから。吉田と交代で入った茂平の身長かジャンプ力かポジショニング能力があと10センチ、どれかの能力であと10センチを補正できれば防げたのだけれども惜しくもヘディングクリアが届かず。ファーで卒業生増山にヘディングで合わせられてしまった。吉田ならジャンプ力で踏ん張れていたかもしれず、この試合の前半は吉田以前・以後で変わってしまった内容でした。茂平は攻撃面の連係プレーは素晴らしかったし、思い切ったインターセプトなど、途中出場で持ち味は出せていただけに守備の対人面の強度だけが課題となりました。

前半も後半も危ういシーンが多くありつつ、それでも最後の最後は身体を投げ打って守れていたので、我慢してワンチャンスを期待していた矢先にバックパスをまんま持っていかれるミスが発生。GK濵田はフォローできないほど遠くにいました。逆転を許す。今週、野嶽のインタビューがトリテンに掲載されていて、期待感が高かった。簡単に蹴るだけではなく、保持して剥がして前進するようなプレーを観たかったのだけれども意識が高すぎて裏目に出てしまった模様。



その後も危ういシーンをギリギリで防ぎつつ、ワンチャンスを待ったのだけれどもゴールは生み出せず。逆転負けとなりました。マテウス・ジェズスからボールを奪うのは大変だし、サイドの攻防でもなかなかやり切れなかった印象。結構危うかった。ただ長崎の守備もそこまで洗練されていないので、チャンスはあったとおもうのだけれども自滅が多かった。九州ダービー3連勝ならず。無念。

前半戦は残り3試合。甲府、今治、秋田。この3試合で勝ち点を稼ぐためにも課題である交代メンバーの底上げが必要です。藤原優大が戻ってきたのは大きい。天皇杯では若手に期待したい。出てこい若手。どんと来い若手。


2024/10/06

2024年 明治安田J2リーグ 第34節 長崎戦

【長崎 4 - 1 大分】


試合の話は後回しです、後回し。あんな試合内容は後回し。そんなことよりも新スタジアムです。行って来ました長崎に。普段九州遠征は控えめですが(※今年鹿児島に行ったけど)、せっかく新スタジアムのこけら落としタイミングで大分トリニータ戦であれば記念に行くことに決めました。なかなか一般販売の情報が無い中で計画せねばならず、席が取れたらラッキーくらいでチャレンジしたところ、意外と空いていた。意外と長崎県内で人気無いのかもしれないV・ファーレン長崎。空いていたのでどうせならと思い、一番珍しい、そして一番高額なプレイヤーズスイートなる席を確保。だって空いてたんだもん。ラウンジ付きの席でした。




なんだか完成イメージ図みたいな写真ばかりですが、現実です。ピーススタジアム、略してピースタが稼働し始めました。まだ全ての機能や店舗がフルオープンという感じではなく、なんとか開催できるレベルではありましたが十分でした。まだ初回なのでね、色々な課題は噴出していると思いますが改善されて行くことでしょう。








スタジアムシティという概念で、バックスタンドの裏側にはホテルの建屋がある。バックスタンドのコンコースにはスタジアムグルメの店舗が集まっていて、アプリで決済したり順番待ちもシステム化されていた。第一印象として、全体的にコンパクトにぎゅっと詰まっている印象。思っていたよりも全体が小さい。大体の都市にあるイオンの方がデカい。専用スタジアムでピッチとの距離を近くしたことで小さくまとまっている印象を受けた。長崎駅から歩ける距離にあるのは素晴らしかった。あの立地であれば、これまでどちらかと言えば「諫早のクラブ」っぽいイメージがあったけれども、本当の「長崎県のクラブ」として定着するのではなかろうか。本拠地の場所、大事。山の上の公園に作る国体公園施設から商業施設へ。地方の民間企業が起こした革命を感じた。これが大都市圏にあったら正直そこまで魅力的には映らないんだけど、専用スタジアムが地方にあるからこそ映えて良いのである。そう感じました。地方だからこそ出来ることがある。これが地方でジャパネットが戦い続けた延長戦上に昇華して完成したスタジアム、という感じ。もう少し規模的に大きく作っても良かったんじゃないかなとも感じたんだけれども、まぁちょうど良い塩梅なのかもしれない。この日も「完売」はしたということだったけれども「満席」ではなかった。空いている席種もかなりあり、伸びしろはまだまだある感じ。私自身、過去の長崎遠征が10年前に1度切りなのでそりゃね、隔世の感じですよ、私が諫早に行った時は小雨レベルで大旗さえ無かった熱量のスタジアムだったんだから。地方クラブ戦国時代。九州のライバルとしては脅威です。




プレイヤーズスイート席は裏口入場的な案内が直接メールで通達されました。専用アプリとかがあってスマートフォンにQRコードが表示されるのに、現地に行くと名前を言ってチェックされて入場するというアナログ感でビックリですよ。大丈夫、改善されます。選手バスが入って来るすぐ隣にラウンジがあって、入場する選手達の写真が撮れるガラス張り。ニータンの控室もありました。亀に控室は必要でしょうか?もしかして甲羅でも着替えるんでしょうか?


ラウンジはアルコール含めて飲み物は飲み放題。食べ物はホテルのシェフが手掛けたビュッフェスタイル。期待はしていたものの、想定内の範囲。不満は無いのですけれども、勝手に期待し過ぎたのかもしれません。1つだけ残念なことがありました。




大分戦ということもあって、大分を意識したメニュー。中津からあげとか、とり天とかがありました。このとり天になぜかレモンの切れ端が混ざってあってですね、かぼすではなくレモンかと。ここは「かぼすポン酢」だろうがと。シェフが大分県民で無いことは確かです。中津からあげも定義が分からん。でもまぁ、基本はホームの長崎サポーターを喜ばせるのが主目的ですから、基本は。美味しかったのでね、良いんですよ。ここは良いんです。ここは許せた。


巻き寿司といなり寿司なんですよ、私が許せなかったのは。お前ら寿司じゃねぇからな、っていう。このスイートルームのビュッフェスタイルで、寿司の名を冠した紛い物だけはですね、個人的な主義主張の範囲で恐縮ですが、テンションが落ちるのです。お前ら寿司じゃねぇからなっつって。どんなに美味しい巻き寿司だったとしてもだ、ここだけが少しテンションを下げました。他はもう、テンション上がりっぱなしだったのに、この巻き寿司といなり寿司だけは要らんかった。別にね、握り寿司を出せと言ってる訳じゃないんです。生モノを出すのは難しいだろうし、コスト的にも難しいだろうし、鶏めしもあったくらいなので、無くて良かったよねって話でね、これはまぁ本当に個人の主義の話なので、何にテンションが上がって、何に下がるかなんて個人の勝手ですから、私だけなのかもしれないので誰も悪くは無いんだけれどさ。でもスイートのビュッフェでこいつらには会いたくなかった。それならばもっと料金を上げて良かった。終わって振り返ってそう思います。非日常ですよ、必要なのは。巻き寿司といなり寿司は日常なのよ。握り寿司出せるくらいのチケット料で良かった。なぜならば、この後の体験が素晴らしかったからだ。


ラウンジからはドア1枚で細い通路からスタジアムのピッチサイドに繋がる。この通路が良い。短い数メートルの通路なんだけれども、スタジアムの光景が広がる一番テンションが上がる通路。ドキドキするでしょう?たまらんよね。




バックスタンドのホテル、ホーム側スタンド、アウェイ側スタンド。パナソニックスタジアムを少し小さくまとめた感じ。ピッチサイドシートは色々なスタジアムにあるけれども、ここのコンセプトはメインスタンドにありながらのピッチサイドなので面白かった。





目の前に柵も何もないメインスタンド。即ピッチサイド。目の前に選手がいるレベル。革張りの椅子は座り心地は良く、ドリンクホルダーもあって便利。ゆったり座れるし、観戦し易かった。目の前がもう芝生のピッチなんでね、もし私が素っ裸になって乱入しようと思えば出来ちゃいますからね?椅子から立ち上がって走り始めたら即乱入ですよ?なんてピースなスタジアムなんだろう。この席、もっとお金取らないとヤバい奴も座れちゃいますからね、もっとお金取って良いと思います。それくらいの価値はある。握り寿司を出せと言ってるんじゃないんです。この価値はもっと高いぞってことです。長崎だとこの価格になってしまうのかと、贅沢ですね。これは1度はおススメしたい。特に写真好きにはたまらない席だと思います。本当にたまらない。









これまでに無い画角で写真が撮れるし、選手は異常に近いし、監督は声が枯れるのが理解できるくらい大きな声で指示を出し続けるしで、本当に素晴らしい席でした。帰りたくなかったもんね。ずっと座っていたかった。試合が終わったらすぐに帰りますけれども、しばらく残ったもんね。この余韻は、あの酷い試合内容にも関わらず、余韻が残ったので良い体験だったってことです。酷い試合だったのに。もっと値上げして良いと思う。握り寿司を出せと言ってるんじゃないんです。この席の価値はもっと高いよ。プレミアムシートで、中々手に入らない席になるんじゃなかろうか。私はピッチの写真を撮りたいタイプの性癖なので、選手入場の際のガラス張りラウンジには居なかったので、その辺がどうだったのかは不明。しかし、本当に楽しい席だったな。素晴らしい体験が出来ました。

はい、一応サッカーの話も残しておきます。スタメンは前節がベース。ボランチで小酒井がベンチ外となり、弓場が入った。サブのGKは西川幸之介。代表活動から帰国した保田がベンチ入り。前節良かった屋敷はベンチ外。コンディション整った選手は少ないと思われます。この試合だけを観ると「なんでやねん」以外の感想は無いと思いますけれども、前節のスカウティングを加味すると全体像が何となく想像できるのではないでしょうか。おそらく前節の岡山vs長崎の試合が鍵になっていて、長崎が今季ワーストじゃないかっていうくらいに酷い試合をしていたのです。岡山にボールを保持されて押し込まれてカウンターの攻撃さえ組み立てられない、そんな試合でした。それもあって、俺たちにも出来るんじゃないか?という欲が出た。勝ち点1でも十分な上位に対するアウェイの試合で、堅い試合の入りをしつつ、持てるなら持つか?そんな欲が繰り返しのミスに繋がったんだと思います。持てそうだったから持ってしまった。これはムンからのロングボールを長崎にコントロールされてセカンドボールが拾えない状況が続いてしまったのが要因。それ故に繋いだ。しかし、前節を反省して大分対策をしたのは下平監督。前節の緩いプレスからの改善を行ったスタメンでした。

下平式の4-3-3を運用する長崎。前節はワントップにファンマを先発させたけれども、今節はMFのマテウス・ジェズスを起用。中盤の3枚の前目のポジションの選手を敢えてワントップに据えた下平監督。これは意外であった。ワントップにちゃんとプレッシングを行う選手を起用したので、前節のファンマの緩いプレスから、改善の意思を持って変えて来た。ここを警戒する意識を持って、攻撃が組み立てられなかったとしても、藤枝戦のように我慢を選択すべきであった。繋がずに蹴り続けることを選択せず、ボールを前線まで繋げようと、試合途中からチャレンジしてしまって、同じミスを発生させてしまった。先制されるまでの20分間では、5-4のブロックを敷く大分トリニータの守備網を突破できず、保持すれども攻めあぐねる下平トリニータと今のトリニータが戦っているような錯覚に陥って居たたまれなかったのだけれども、先制点を献上してしまってからはチームの意識とバランスが崩壊して失点を繰り返してしまいました。前半は攻められなかったとしても繋ぐ必要は無かったですよね。巻き寿司、いなり寿司、繋ぐなし。どっちが手堅かったのか。ここ数試合結果が出ている方で蹴り続けるべきでした。変える必要性無かったですよね。

後半、保田を投入して池田を前に上げて2トップ気味にし、ロングボールにも競り合える要員を加えてセカンドボールを奪取できるように手を打った。しかし状況は好転させることは出来ず、1点を返すも4失点で大敗となりました。先制点が余りにも痛すぎた。こけら落としでJ3陥落に近づいてどうする。あのまま蹴り続けても、セットプレーで失点していた可能性はあるけれども、それでも1失点であればまだ何とかなる範囲だったろうし、あのパスミスが悔やまれます。




良いところは宇津元が突破し切ったこと。1点だけ返せましたが、ペレイラを前線に残すパワープレーの中でサイドを突破してやり切った。ここは宇津元が課題を克服して結果を出したので素晴らしかったと思います。褒められるのはこのプレーくらいでした。保田はまた熱くなって警告を貰ってしまった。この試合、今シーズンの悪いシーンを集約したような試合になっていて、シーズンのダイジェストをリピートされているようで辛かったです。でもスタジアムは素晴らしかった。長崎は逆にこのスタジアムと共にプレーオフに回った方が面白いんじゃなかろうか。




残り4試合。残留のサッカーをやり切るしかありません。欲を出してしまったんだけれども、反省の連続です。つまらなくていい、勝利が全て。負けない戦い方をやり切って欲しい。