2026/08/09

2026/27 明治安田J2リーグ 第1節 湘南戦

【大分 0 - 1 湘南】


シーズンあけましておめでとうございます。わたし、生きています。シーズンオフに一度もブログを書きませんでしたが生きています。書く意欲が湧かないシーズンオフだったんですけれども、もう開幕したんでね、書く意欲を湧かせてくれる試合を期待して今シーズンもスタートしたいと思います。

例年、シーズンオフには順位予想とかもしていたのですが、特殊なシーズンスタートということもあって、一回観たい。観てからにしたいと思いまして、第1節を観て、夏休みに色々考えてみます。Jリーグがデザインを刷新しまくって望む新シーズン。ルールも、ポケモンコラボも全てが新鮮で夏休みの動員から始まるシーズンもビジネスの匂い満載でリーグ戦スタート。

この試合の感想は「負けたけどチームにはポジティブな印象」です。ホーム開幕戦に負けて良い事は何も無いんだけれどもさ、大分トリニータの今シーズンの下馬評はかなり下の方だと思うし、私もそんな予想をしていたレベルだったんだけれども、あれ?湘南相手にここまでやれるならばそこそこ可能性はあるんじゃないか?になったという意味ではポジティブ。アッパー調整。私のXのフォロワーさん達は割とネガティブな反応が多かったのだけれども、DAZNで観ている限りは皆と印象が違うな・・・・という感じ。なぜそう思ったか、それは各選手に任された業務と人事戦略の話。

四方田監督体制が継続されましたのでね、百年構想リーグ末期から取り組む3バック+1アンカーをベースとした戦い方が劇的に変わることはないんだけれども、人事が替わってその印象が変わった。あくまで印象ね、まだ開幕戦1試合で何も結果が出ていないんでね。何の印象なのかというと、「業務の明確化」が整理整頓された印象。


サッカーにおける業務は凄くざっくり分けると、守備時、どっちつかずの時、攻撃時の業務が、自陣と相手陣内で変わって、6通りの基本業務が割り振られているんだけれども、その業務のデザインと、人材の配置がガッチリした印象なんですね。人材と業務が強固に紐づき始めた感じ。この業務はサッカーにおいては相手がいる話なので、相手を個人が上回れるか、下回ってしまうのかで業務遂行レベルは変わってしまうのでそこは差し引きして考慮する必要がある。ベースの業務に加えて、ベンチメンバーも含めて、戦い方のベースが厚みを増した。この辺りがポジティブな印象を持てた理由です。


全般的に選手のサイズ感がUP。有馬と古川の2トップは保持時ターゲット有馬を起点に古川が絡む。非保持はハイプレスで高い位置でボールを奪うことも出来る。中盤メンバーはタスクが多いけど目立たない。最終ラインはゲーム作りを主導しながら最後に身体を張る。両サイドは運動量をベースに攻撃と守備に参画。GKはスーパーセーブと最終ラインでの配給。かなり選手の特徴が出ていた開幕戦でした。業務のデザインと人事戦略。この2点においてポジティブでした。現場と人事が噛み合うんであれば、追って結果は付いて来るってもんよ。


対するは湘南。久しぶりのJ2生活ですが、むしろ湘南の真骨頂はJ2にあると言っても過言ではない。昇格のスペシャリスト。上福元がベンチスタートなのは残念だったな。選手チャントにおいて私が史上一番好きだったチャントは大分時代の上福元チャントで、これを抜くチャントは未だに無いと思っているくらい好きだったので上福元よりもチャントの方に思い入れがある。今シーズン、4バックスタートとなった湘南。長澤徹監督がアルトゥールシルバと織り成す大宮で既視感がある戦い方に。


ファビアンゴンザレスも居るのでJ2を最速で過ぎ去るならJ2を知るパッケージを揃えることが早道であることと、J1昇格後のことも見据えての補強をする抜かりない湘南。武田将平とアルトゥールシルバのボランチコンビはJ2屈指の組み合わせなのでね、ここにやられたからといって下を向く必要はない訳です。今のところアルトゥールシルバに何かあったら何もないチームになりそうなんだけど、良い選手が多め。堂鼻とか、西野太陽とかの補強も良さげ。

夏の開幕はどうなるのかさっぱり分からない。実績のあるデータが全く無いので、日本の蒸し暑い気候から始まるシーズンが、どのような影響を生み出すのかは未知数。保持型のチームがスタートダッシュを決めるのか、冬に走り切るチームがウィンターブレーク開けに巻き返すのか、シーズンの展開は楽しみではあります。開幕戦は暑さの中で、ドームの芝も滑りがちだった様子。前半はマンオブザマッチがムンキョンゴンになるのかアルトゥールシルバになるのか、というくらいの展開だった。チャンスメイクするアルトゥールシルバに対して、最後の防波堤として何度もスーパーセーブを見せるムンキョンゴン。守護神が凄すぎてやられる気がしなかったんだけれども、デザインされたコーナーキックから失点してしまう。それ以外は締まった良いゲームだったと思います。シュートチャンスは少な目ではあった。 

前半のゲームだけでも内容はポジティブだったのだけれども、後半に代わって入ったメンバーに更に確信を強くしてもらえた。もし、開幕戦を観てから購入するユニフォームの番号を決めるとするならば、私は17番を選んだと思う。それくらい「大分トリニータの唯一無二のマナト」に可能性を感じた。もはやユイツムニトに改名してもらいたいレベル。途中から入ってゲームバランスを壊すパワーをビンビンに感じた。そして規格外の相澤デイビッド。何あれ。急に出て来てあのポテンシャルは何?プロデビュー戦だったらしいのだけれども何あれ?ヤバくなかった?神戸さんさんぁ、100年構想リーグから貸し出ししても良くなかった?とてつもなくパワー系業務が捗りそうな人員が揃っていて、それを操る大ベテラン清武が元気に働けていたので頼もしかった。

ということで湘南相手に力負けという内容。ただ、個人的には今シーズン開幕から5試合で勝ち点ゼロも起こり得ると思っていた(※悲観的過ぎる)ので締まったゲームを作り出せていたこと自体にポジティブになれたし、期待感も湧いた。新メンバーと新規業務タスクの噛み合い方、もうちょっと期待しても良いのではないか?そう思えた開幕戦でした。


これから第1節を全般的に、他のチームも観て、相対的にどうなのか?という視点も加わってくるとまた変わるかもしれないんだけれども、この1試合のみであれば「面白いチームになりそう」という印象を持てた開幕戦でした。たかが開幕戦、されど開幕戦。前例のないシーズンが始まりました。