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2019/12/09

2019年 明治安田生命J1リーグ 第34節 C大阪戦

【大分 0 - 2 C大阪】



ホーム最終戦に行ってまいりました。最終節ですから。ホーム最終戦に行った記憶が無いので、もしかしたら初めてだったかも。闇ブロガーとして活動を始めて10年以上経ちましたが、基本はアウェイ側の人間ですからホームは年1回行ければ良いくらいのスタンスでやってきました。しかし今年は複数回、何回か行った。何回行ったかは覚えていないくらい、こんなに酷いあやふやな記憶力でブログを書き続けている訳ですが、それでも今年は観れる時に観ておかなければならない、と心に刻んだことだけは覚えているのです。







フェルナンドトーレスに始まり、イニエスタ、ビジャ、ポドルスキと世界的に有名な選手がJリーグにやって来たこともあり、Jリーグ自体の観客動員がうなぎ登りに増加。私も簡単に影響されて、ホームへの参加が増加傾向。理由は2つ、大分トリニータ×フェルナンドトーレスとか、大分トリニータ×イニエスタみたいなJ1だからこそ体験できる邂逅を観たくて仕方なかったことが1つ、そしてもうひとつが戦術練度の高まりと共にスタジアムの雰囲気が心地良くなったこと。これが大きかった。





最終ラインからボールを繋げ、プレッシャーをかわして前進するときに拍手が起こるようになったあの感じね、良いですよね。「そのプレーこそ俺たちのサッカーだ」感ね、たまらないですよね。あれは何時からですかね、何となく形になりましたよね、あの雰囲気。前に蹴らんか爺さん激減した気がする。そんな雰囲気をまた味わいたく、そして丸谷の早すぎる引退発表もあり、最後の雄姿も目に焼き付けておきたく疲労困憊の中、遠すぎる昭和電工ドームに白眼剥きながら行って来たのであります。


試合は完敗。試合に負けた時はブログへのアクセスが激減するので適当に進めますが、スタメンには小林裕紀が復帰。ベンチに入った丸谷を出場させてあげたい試合でしたが夢は叶わず。勝った状態で守備固めを任せたかった。


対するセレッソ大阪は宿敵ロティーナ監督が率いる質実剛健な守備を完成させたチーム。その中に清武さんところの次男さんとジーニアス柿谷が共演するという夢のある編制。ロティーナ監督の手腕に懐疑的だったJ2を観てない勢からの低評価を当然の如く覆し、5位でフィニッシュ。ロティーナを信じろと書いた記憶はあるのでJ2を知る者として勝ち誇りたい。当然契約を延長し、来シーズンもロティーナセレッソが継続となりました。今年はソウザに決めまくられた思い出がありますが、この試合でもソウザにセットプレーを決められて先制点を奪われたことで試合が難しくなってしまいました。













さらに追加点を奪われるという前節の仙台戦と同じような展開ではあったものの、内容は真逆でセレッソとお互いに攻め合い、J2時代のロティーナの時とは違う一面を見せられてしまいました。ボールを奪い切れない場面が多く、奪ったと思ったらファウル判定になるという、主審との折り合いもつかないまま攻撃カードを切るも1点も決め切れず完敗となりました。よく2失点で済んだな、という印象。ロティーナの作り出したチームらしく、堅守だった。あの時の我が軍に迫るほどの堅守。来年怖い。


トリニータはこの日の結果で9位フィニッシュ。上方修正した目標には届かなかったけれども、堂々の1桁順位で残留が確定。シーズン後半戦は苦しみました。しかし、多角的に今シーズンの結果を振り返ると色々なことが好転したと思います。まずは観客動員。J1となったことが大きな結果に結びつきました。市営陸上競技場で2試合開催だったにも関わらず、凄く伸びた。昨年度J2でリーグ戦21試合開催の平均入場者数は8,907人に対し、J1のリーグ戦17試合で15,347人とほぼ倍増。平均入場数倍増ですよ、奥さん。スポーツ市場は成長産業。良い雰囲気であったことが数字上にくっきりと出た。世間一般に届けるために有名人や芸人を呼んだことも功を奏した。大分FCが下品なネタを好む傾向があることも判明した。大分FC内に下品なネタが大好きなおっさんがいるに違いない。お尻プリプリとか、うんちブリブリとか、ハイブリット芝とかとにかくブリブリしたシーズンでもあった。まだハイブリット芝にはアジャストできていない印象はある。









シーズン終了後のセレモニーでキャプテン鈴木義宜が「地方クラブだからこそ出来ることがある」と素敵なスピーチをしていたので、きっと鈴木義宜はチームと10年契約くらい結んでいると思われますが、その通りになるように継続して行きたいですね、本当に良いシーズンでした。上向きすぎて怖い、上がったら落ちるクラブの歴史なんでね、良い時にたくさん観ておきたい。少しでも維持出来るように、少しずつシーズンパスなどで献金して行きたいと思います。



年内に何回かブログは更新したいと思います。

2019/12/01

2019年 明治安田生命J1リーグ 第33節 仙台戦

【仙台 2 - 0 大分】



今シーズンのラストアウェイ。ラスタウェイ。もう33節終わってしまったのが信じられない。33回ブログを更新した記憶が全く無く(※老化)あっという間の2019シーズンでした。33節の結果で磐田と松本の降格が決定。佳境も佳境。優勝もなければ降格も無くなった我が軍への注目度は少ないけれども、J1に残留できたことは大事件ですからね、もっと各方面から褒めて欲しい。J2王者が降格し、昨年のJ1参入プレーオフでヴェルディを寄せ付けなかった磐田も陥落する中で堂々の残留。この試合、我が軍が成し遂げた偉業を、この意味を、最も強烈に感じ取ったのは完勝したはずの仙台渡邉監督だったのかもしれない。











東北の寒空。6年振りのユアテックスタジアム。東北は寒かったけれども牛タンは美味しかったです。


異常事態を感じ取ったスタメン発表。後半戦で主力となった小林裕紀が不在。遡ること2013年の仙台戦、6年前、6失点して負けた試合。この試合は背番号6の小林裕紀が得点してくれれば、とりあえず6って書いときゃなんとかなるから楽なブログ記事になるのにな、なんて考えていたのに不在ですよ、6番不在。しかも三竿の累積警告での出場停止の代役がまさかの特別指定選手、羽田健人。来年度加入が内定している大学生をインターン動員。前倒しデビューのチャンスを得た羽田健人、夢しかない。アピール次第でオリンピックに、世界に、J1で大きなチャンスを得られたこの試合には夢しかなかった。来季に繋げるために乗り越える1戦となった。小林成豪がサブメンバー入り。怪我からの復帰が間に合ったことは良かった。


対する仙台。相変わらずツイッターは地味。引き分け以上で残留が決まるというホーム最終戦。我が軍のネームバリューの無さなのかスタジアムは最終戦にしてはちょっと寂しい客入り。芝は長めの印象だったけれども美しかった。


本日の顔芸。





試合としては巧みにボールを保持してゲームを作った大分トリニータと、ブロックを築いてカウンターを狙う仙台の構図。大卒1年目の長谷川にべったりマークを付けてボールの動きを制限しようとする仙台。先制されても構図は変わらず。内容的には試合を通じて、選手が入れ替わっても素晴らしいボールの動かし方が出来ていた。羽田健人もどっぷり右利きながらも左のCBでのデビュー戦ながら、縦パスを通せるシーンが複数あり、そして長身を生かしたヘディングもあり、夢を感じさせるプレーだった。折角のチャンスだったのでもっとクロスを上げたり、シュート打ったりしても良かったと思うのだけれども、83分までプレー出来たことは評価できる。来年が楽しみな人材。



仙台がボールを保持していても、高い位置で奪えるなど内容的にはかなり良かった。特に今日の攻撃はサイドから速いクロスを入れるという大方針が軸となっており、岩田のクロスの質なんかも格段に成長を感じさせた。しかし、残念ながら仙台にはゴツゴツの屈強なDF島尾さんことシマオマテと元ポーランド代表歴のあるヤクブ スウォビィクという発音が難しい長身GKの守備範囲の広さにより、ゴールはこじ開けられなかった。仙台はクロスからの失点が多いというデータから狙いを定めて準備してきたんだろうけれども、最後のところで通用せず。サイド攻撃は作れたけど決められなかった。結果論だけれども、準備してきたことがハマらなかった。真ん中を締めた仙台の守備力が上回った試合であった。2失点目はパスミスからカウンターで被弾。内容は良かったが結果はついて来なかった、そんな印象の試合でした。



















印象的だったのは試合後の渡邉監督のコメント。以下、Jリーグ公式からの引用。
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[ 渡邉 晋監督 ]
おおかた予想の範囲内というか、大分さんにボールを持たせて、われわれがカウンターで出ていくという構図が90分間続いていたのかなと思います。勝負に徹して、非常にハードワークして、タフにやり切ってくれた選手たちは、本当に素晴らしいです。でも私の個人的な感情を言わせてもらうと、何かまた、仙台のサッカーが、元に戻ってしまったというか、これまでに積み上げてきたものをなかなか今年発揮させることができなくて、複雑な感情です。

25周年という素晴らしい記念の年に、花を添えるような成績を残すことはできなかったのですが、次の25周年を迎えるにあたって、ベガルタ仙台はどのような道を進むのか、というものは本気でみんなが考えると、また1年1年、同じことを繰り返して時が流れていくだけなのかなと思います。

では、ベガルタ仙台がこれから何を目指して、これから何を掲げていくのか、そういうものは、ものすごく今日のゲームで考えさせられた1日でした。

でも、今季のチーム、選手、スタッフは、素晴らしいです。そこはもう堂々と胸を張って言えるので、なんとか最後のアウェイの広島戦も、良いゲームをして勝点を取って締めくくりたいと思います。

--10年連続のJ1残留について。
J1残留ということを、シーズンの途中でわれわれの最低限のミッションにしなければいけなかったというものは、非常に残念なシーズンでした。でも、われわれみたいなクラブが10年間J1にい続けられるというのは、見方を変えれば素晴らしいことだと。

でもその方法論として、どうやってJ1に残っていきますか、ではどうやってこれからJ1の上位を目指していきますか、そういうものを考えたときには、私の中では、何か時計の針が戻ってしまった感覚が、すごくあります。

いろいろな見方があると思いますけれども、私も長くこのクラブに携わらせてもらっているので、やはりいろいろなことを考えるのです。そう考えたときには、毎年毎年、こうやって1年1年、切った張ったでやっていく中で、残留し続けることが、本当にこのクラブにとって良いことなのか、そういうものは本当にみんなで考えなければいけないと思います。

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仙台が、震災後も継続してJ1残留に成功している中で、J2オリジナル10で同期のFC東京はリーグ戦優勝まであと一歩まで迫り、同じくコンサドーレ札幌もルヴァンカップというタイトルまであと一歩まで近づいている。その中でJ3からやり直した強化費の少ない、これまた同期の大分トリニータにボールを持たれ、ゲームを支配される屈辱を誰よりも感じたのが渡邉監督だったのではないか。残留を決めるためとはいえ、本来はもっとチャレンジしたい内容があったはずなのに、結局内容的に守備重視に戻ってしまった。それを痛感させるほど内容のあるサッカーを大分トリニータがやり切っていたという感想の裏返しなのではないか。渡邉監督、大分にボールを持たせたと言う割には仙台を憂う気持ちが溢れてしまっている。J1だとチャレンジできる期間と幅が少ないから、例え結果が出なくてもチャレンジを継続した方がタイトルに近づくのではないか、そんな風に考えているのかもしれません。J1に居続けることは偉業だし、素晴らしいのだけれども、残留出来てウッキウキの我々とコントラストが凄い。仙台のハードワークは素晴らしかったのに、こういうコメントがホーム最終戦で出てしまう程、この次のステップが見いだせていない停滞期なのか。フロントへの不満なのか。知らない間にJ2やJ3のクラブは着々と質が上がっており、全てのクラブが危機感をもって挑まなければならない時代に突入している。仙台の25年、大分の25年。次の25年を盤石にするために、とりあえずシーズンパスを買いましょう。



素晴らしい内容だった2019年シーズンも遂に最後の1試合を残すのみとなりました。上方修正した勝ち点50の目標を達成するにはもう最後の、ロティーナ監督率いるセレッソ大阪に勝つしかありません。引退を表明した丸谷のためにも、有終の美を飾って欲しい。2020年に向けて、思い切ってチャレンジして欲しいと思います。6年前の6失点から1/3も失点を減らせたってことは進化してるってことですから!もう最後の1試合、ポジティブに行くぞ勝ち点50へ!

2019/11/24

2019年 明治安田生命J1リーグ 第32節 清水戦

【清水 1 - 1 大分】



久々に所用でライブ観戦ができず、録画視聴した清水戦。Jリーグのシーズンは終わりそうなのに、抱えている仕事が終わりそうも無いのはどういうことなんだろうか。トリニータでは来シーズンの片野坂監督続投が早々と発表され、もう今シーズンの残り試合を勝利して有終の美を飾れば良いだけの2019シーズン。対するは残留をホームで決めてしまいたい清水。残留争いに巻き込まれたクラブが多すぎて最近こんなのばっかりな。この日も残留を確定していない対戦相手が、夏休みの宿題を追い込まれてから全部やり始める小学生の如く、アグレッシブに襲い掛かる。


スタメンは前節から変わらず。残留を決めたシーズン終盤ではあるものの直実に真剣勝負です。とことん好感が持てるチームなのです。消化試合など無いのだ!


対する清水、なぜこの面子で残留争いをしているのか、ガンバに続いてこれまた不思議なチーム。シーズン中に我が軍から左足で蹴れる稀有なCB福森を補強しながら全く試合で使わない、という謎の強化策を発揮しているところから察するに、強化部というか、編制と監督の戦術が噛み合っていない系プロブレムとトゥギャザーしてしまっている様子。部屋とワイシャツと私、戦術と編制と怪我人。残留から抜け出す3大歯車が噛み合っていないのではないか。監督という歯車を変えた後も情緒不安定感丸出しの、大勝と大敗を繰り返しており強いんだか弱いんだかよく分からない。この日の試合も情緒不安定。試合開始直後はボールを奪いに勢い良くプレスをかけ続けてきたものの、しばらくすると疲れたのか引いてしまった。攻める、守るの波が荒い。終了間際も特攻してきたし、波が凄い。そんな印象でした。


そんな清水ですが、序盤にハンドの判定で先制点を家本主審に没収される憂き目に。残留争いに巻き込まれるとよくある運のないやつ。VTRのスローで観ない限りハンドじゃなかったと判定するのは難しそうなプレーではありました。運を味方につけた我が軍は素敵な崩しを発揮して先制に成功。田中達也が遂に得点。我が軍は補強した選手を使い倒しているので歯車がっちりです。常に人員不足の可能性も高いですが、田中達也が遂にやりました。



これまでサイドからチャンスメイクし続け、後はゴールするだけのシーンを量産した田中達也。シーズン中に結果を残せて本人も安堵したのではなかろうか。素晴らしいゴールでした。右サイドから作ったチャンスをスルーから逆サイドが決めるという、我が軍のゴールシーンで最もご飯がすすむ崩し方。J2時代の攻撃方法がここに来て復活したのはやはり三平シャドーの効果が大きいのではないか。何をしでかすのか非常に読みにくい芸人三平。守備陣を引き付けるにはうってつけ。そんなプレーを予測してスプリント出来た田中達也も、遂に戦術に、大分トリニータに、三平相手にフィットし切ったと言える。また1段レベルアップした印象を持った得点シーンでした。


試合全般を通じて、見応えのある良い試合。最後に清水の意地の得点を許して引き分けに持ち込まれてしまいましたが、守備の問題というよりはやはり2得点目が奪えないことの方が克服すべき課題。カウンターから質の高いチャンスは作れていただけにもったいなかった。先制してからの試合運びはどんどん良くなっているので、J1で残留を決めた上でもまだまだ成長する余地があることが凄い。もっと出来そう、まだ伸びそう。良い試合だった。清水は15位ですが湘南と松本の直接対決が最終節に残っているのでほぼほぼ残留するんじゃなかろうか。今年行けなかったスタジアムなので来年は行きたいので、よろしくどうぞ。


楽しかった2019シーズンも残り2試合。本日、J2リーグ戦も完了し、柏と横浜FCの昇格が決まりました。来シーズンも厳しいJ1になりそう。観れる時に観とかなければ。時節ラストアウェイ。2連勝すれば順位を上げられる可能性も残っている。最後までやりきりましょう。

2019/11/10

2019年 明治安田生命J1リーグ 第31節 G大阪戦

【大分 2 - 1 G大阪】


勝ててしまった!成長している!前半戦アウェイで対戦した時と、まるで様変わりしているガンバ大阪を迎えての31節。DAZN生観戦しました。優勝争いやACL圏内の可能性も無ければ降格の可能性もなくなった中位大分トリニータにとって、来期に繋げるための終盤戦。我が軍は勝ち点50、1桁順位に目標を上方修正。残留を確定させるため前がかりで襲い掛かってくるガンバと対峙という構図。


見て下さい、この豪華な布陣。ファンウィジョ、食野が海外へ移籍、田中達也は半年で大分に引き抜かれるという編成が安定しなかった夏までのガンバ。ホームパナソニックスタジアムで大分トリニータ相手に前半完全に自陣に引きこもるという、攻撃のガンバとしては前代未聞の戦術に打って出た宮本恒靖監督。あの時、マスコミにも前半を無駄にしたと突っ込まれたりしていたけれども、個人的には宮本監督は信じられる人という評価で、冷静に自チームを分析できていた印象。レジェンド監督ですから、フロントも最大限の支援でチームを立て直し。広島からパトリック、海外からの出戻りで宇佐美と井手口、更にはスサエタというスペイン人も獲得。遠藤をアンカーに配置した3-5-2で札幌、湘南を虐殺して川崎と引き分けるレベルのチームに変貌。この編成でシーズンスタート出来ていたら優勝争いしていたのではないか。それくらいの戦力。


対する我が軍。U-22日本代表に選ばれた岩田智輝とA代表に選ばれたオナイウ阿道の両者が先発。11人のうち、2人が日本代表です!大分トリニータは代表選手を輩出するビッググラブです!オナイウ阿道はワントップで、三平と小塚がシャドーの、ボランチは小林、長谷川の組み合わせ。前節の試合終了間際にどこか痛そうにしていた伊佐はベンチ外に。


前回対戦では引きこもったガンバですが、この試合は前からプレッシャーかけてくると予想していました。むしろこの試合で前半引きこもられたら宮本監督が策士過ぎて怖くなるレベル。前から奪いにくる形でスタートした試合はガンバの前線の質の高さを見せつけられるような展開に。特に宇佐美とアデミウソンは脅威。矢島と井手口が絡みながら両サイドは小野瀬と藤春がいて、アンカーの遠藤からパスが共有されるチームが弱い訳がない!守備の人数が揃っていても先制点を献上してしまう。この試合も早々に複数失点するんじゃないかと思える程ピンチの連続で、生まれ変わったガンバの攻撃陣に圧倒された印象。宇佐美のゴール、トラップが凄すぎる。ただ、徐々にボールを保持することが出来るようになったトリニータはセットプレーから一瞬の隙を突き、U-22日本代表岩田智輝がクロス、ピンポイントで三平が合わせたシュートはGK東口の股の間をすり抜けて同点ゴール。盗み取ったような同点弾で前半のうちに追いつけたことが大きかった。ガンバの守備陣は完全に気を抜いた。岩田智輝の集中力が秀逸であった。


お互いに決定機を作り出すも決め切れなかった後半、CKのボールを競り合ったA代表オナイウ阿道のこぼれ球をU-22日本代表岩田智輝が押し込んで逆転。今シーズンもなかなかセットプレーから得点が出来ませんでしたが、ここにきて結実。このリードを守り切っての勝ち点3を積み上げて、総勝ち点46となり完全にシーズン当初の目標を達成。上方修正の目標まで、残り4点。


同点弾を決めた三平さん、夏以降絶好調。J1でも違いを生み出せている。特に今日は決定機を演出しまくり、その決定機を小塚が外してしまうという一連の流れが惜し過ぎた。残念ながらマンオブザマッチは1G1Aの岩田智輝に掻っ攫われたため、インタビューはまたもおあずけ。地上波で三平のインタビューが流れる日も近い、近づいている。


ガンバにホームで勝利したのはもう何年前ですかね、15年振りですか?生まれた子が「お前高校どうすんだ」って言われるまで育つくらいの長期間ですよ。13年のときはガンバがJ2にいてすれ違い生活もあり、実感がわかないレベルの久々さ加減。今日は田中達也記念日にしてあげたかったけれども、実戦では気負い過ぎたか対峙する小野瀬に完封されてしまった印象。相手のプレスをはがして、小塚や田中達也へボールを供給する形が良く出せていたので、後は個の部分で決定的な仕事が出来ればもっと上に、上に行けるのではないか。残り3試合、上方修正の目標をも上回れるように。精進です、精進。伸びしろですね。



2019/11/03

2019年 明治安田生命J1リーグ 第30節 FC東京戦

【大分 0 - 2 東京】


芝です、芝。久々にホーム昭和電工ドームに戻った大分トリニータですが、ラグビーワールドカップの試合も終わり、新しい芝、ハイブリッド芝のピッチで試合とあって気になり過ぎて芝を観に旅に出てしまいました。


芝だけではなく、リッジーもリニューアルされた模様ですが、全く見かけずじまい。リッジーよりも芝、芝です芝。










こんなに芝の写真を撮ったのは初めて。おそらくこれが最初で最後の芝が主役の日。ハイブリッド芝が美しく整備されていました。外から見る限り、違いは全然分からなかった・・・。最初にピッチに鈴木義宜がこっそり出て来て芝の状態を確認していた。新しい芝にはほぼまだ慣れていないようだけれども、美しい芝は良い事です。芝万歳!この日は芝とプーマサンクスデー。














スタメン、前線の組み合わせは後藤1トップに三平、小塚の2シャドーという組み合わせでした。後半の試合途中で三平ワントップ、後藤シャドーに替わったりと汎用的な運用が出来ることが強み。ベンチメンバーには久々に刀根が復帰。


対するFC東京はリーグNo.1ドヤ顔の持ち主、東がキャプテンとなっており、CBには可愛い顔してえげつない守備をする森重というプロとしての育て方に責任を感じざるを得ない2名が元気に主軸となっていました。









展開的に辛かった試合。早々に出たGK高木の目測ミスでもったいない1失点目と、コーナーキックからの2失点目。試合の入り方自体は悪くなかったと感じていたのですが、一芸に秀でたFC東京前線の2トップ、強いディエゴオリベイラと速い永井、そして高萩です、高萩。面倒なプレーをする男です。試合始まってすぐに田中達也が上がったスペースを突く動きをしたり、GKとDFの間の中途半端な場所にボールを落としたり、とにかく面倒。早々に2失点するというシーズンワーストの試合の入りとなってしまいました。









今シーズン通じて対戦してきたクラブの中で、強さを感じたチームはFC東京、横浜Fマリノスの2強の印象が強い。次点として川崎と広島が続く。FC東京は2点取った後もボールを奪いに来たし、観ていてもアグレッシブさを失わずに面白かった。戦術的に我が軍と噛み合って、しかもやり切る印象。強力な2トップを擁する金持ちの戦い方ではあります。その2トップにハードワークさせるんだから強化費に限りのあるクラブからすると夢も希望もありません。後半はボールを持たされたんだろうけれども、それでもカウンターを阻止しつつ、決定機を作れていたので印象としては成長した片鱗は感じた。ただ、やはり1点も取れなかったので盛り上がりには欠けたし、評価も難しい。1点でも取れていれば同点までの雰囲気は出せたかもしれないが、まったくもって決め切れず、という結果に。


16本のシュートを放ちながらも枠内は少ないというデータとしてくっきりと決定力不足を突きつけられた試合でもありました。FC東京にシーズンダブルを食らわされてしまい節目の30節は黒星で終わりました。


残念な結果ながらも、数字上ではJ1残留が決定。どうせなら盛大にお祝いしたかったですが不幸中の幸いということで。結果自体は偉業。ほとんどの専門家、プロたちの順位予想を覆す結果を得ることができました。トップリーグの中位となり、残り4試合へのモチベーション向上が難しく感じ始めました。特にここ数年はずーっと昇格争いのヒリヒリした感じに晒され続けたので何だか物足りないという、幸せなのに幸せを感じられない変な性癖が付いてしまった。もう一度気を引き締めてダラダラとしたシーズンの終わりにならないように、来季に繋げるためにも、もう一段階高いレベルの内容を要求しなければなりません。次節のガンバ大阪は宇佐美と井手口が戻ったことでシーズン当初に対戦した時とはまるで違うチームですし、福森が全然出場していない清水の守備も破らなければなりませんし、仙台では牛タンを食べ、最終節ではセレッソを率いるロティーナ監督越えを果たさなければなりません。残り4試合、性癖を振り切って気を抜かず来季に繋げましょう。