2016/04/26

2016年 明治安田生命J3リーグ 第6節 G大阪U-23戦

【ガンバ大阪U-23 2 - 2 大分】



熊本が、九州が大きな、そしてしつこい地震に襲われて九州在住の皆様は疲弊しておられないでしょうか。熊本では大変なことになっていますが、故郷大分も揺れまくっていて不安が募りました。自然災害の前には無力さを感じます。首都圏直下地震だっていつ来るのか分かったものではありません。そんな中で特に余震が続いた九州では選手達もコンディションを整えたり、試合に向けて集中したりするのが難しい試合だったと思います。1試合のホームでの試合中断を経ての第6節でした。


沖縄には行けた癖に、残念ながら大阪へは仕事の関係で観戦には行けませんでした。吹田方面には本当に縁がありません。新しいスタジアムでの開催であれば是非とも行きたいと思っていたのですが、今回は諸々叶わず。ということで、ダイジェスト動画しか観てない例の手探りの感じです。ボランチを誰にするのか、予想通りの人選となりました。しかし、意外にも後藤もスタメンに名を連ねていました。



たぶん、こんな感じだったのではと予想してみました。予想です。手探りです。姫野のボランチはFC琉球戦から考えれば妥当。ミドルシュート惜しかった。もしかしてダニエルボランチがあり得るかもと、考えたのですがオーソドックスな人選でした。


対するガンバ大阪U-23。このJ1のU-23系のチームに負けてしまったらどんな顔していいのだか分からない複雑な心境だったのですが、二川選手などが試合に出ていたりしていたので侮れない相手だとは思っていました。今回二川選手は出場しませんでしたが、そんな相手にアウェイで引き分けという結果はちょっと寂しい。しかし、地震関連までを考慮するならば負けなかったことは受け入れやすい結果ではないでしょうか。試合観てないですけど。


得点シーンは大津やりおった、という感じとどこがPKだったのかよく分からないけれども後藤がバースデーゴール決めて良かったねという感じ。失点シーンはバイタルの一つ前のスペースがズンドコベロンチョって感じと、ロングボールに人が重なるって何なのっていう感じ。特に琉球にもミドルシュート打ちまくられていたあの、バイタルの前のスペースが空く感じっていうのでしょうか、CBとボランチの連携がよろしくない印象を受ける失点シーンでした。改善の兆しは無かったのでしょうか。不安です。高さには強いけどスピードに弱いCBってことがバレた気がしています。ロングボールも処理を見誤ってましたんで守備陣頑張ってとしか言えません。


大津が前半に傷んで交代したのはFWが足りないチーム状況としては痛い。三平も怪我の発表がありましたし、困りました。しかし揺れる大地の恐怖に比べれば大したことではありません。このまま落ち着いてもらって、平穏な週末が戻ってきて欲しいものです。大きな地震や観れない試合、終わらない出張など、ブログを書くには難しすぎる週末でした。平穏な週末が待ち遠しい。

2016/04/12

2016年 明治安田生命J3リーグ 第4節 FC琉球戦

【FC琉球 1 - 0 大分】



今シーズンようやく生観戦をするために沖縄に行って来ました。初観戦が沖縄かよって感じですが、アウェイ観戦魂に火をつける一戦。残念ながら今季初黒星でしたけれども。


4月の初旬というローシーズンの試合とあって、私の貯めに貯めたマイルが遂に日の目を見る日が来まして、マイルを消費して完全無料での羽田―那覇往復移動を実現。しかも全国展開しているビジネスホテルのポイントも使い果たしてほとんどお金を使わずに移動&宿泊という、日々の出張は遠征のためにあると言っても過言ではない所業。まさに出張族族長。


3部リーグを観に沖縄まで来る人なんて少数だと思っていたのですが、沖縄のサポーターの数よりも多い人たちがスタジアムに陣取っていてビックリでした。まさか懐傷めずに観戦だけしに来た男がいるとか知られたら合わせる顔がありません。この日もメインスタンド大好きっ子でした。チャンスを潰す度に頭を抱える片野坂監督越しに試合が観れて面白かったです。


3部リーグともなると、公共交通機関でのスタジアムへの移動手段が車を借りる以外に無く、久しぶりに車を運転せざるを得ませんでした。しかし、基本的に出張族族長はどペーパードライバーなので右折が苦手なのですが、左折、左折を繰り返してなんとか無事に沖縄総合運動公園に辿り着きました。直線が多くて助かった。沖縄総合運動公園は「ザ・国体のために整備されました」公園の雰囲気。













陸上競技場は今シーズンからJ2対応仕様に改修されたばかり。メインスタンドとバックスタンドは立派で、大型ビジョン完備。しかし、何よりもここのスタジアムで注目すべきは照明なのです。確か全国初の完全LED照明のはず。試合終盤に結構暗くなったのですが、頑なに点灯しない!なぜだ!J1J2なら絶対点灯していたであろう暗さなのに。テニスだかサッカー場だかのライトは点いていましたからね・・・。なぜプロの興業でケチるのか・・・。光量がどんなもんか観られなかったのは残念。6月のナイターから運用開始なのでしょうか。



さてFC琉球と言えば、かつてマスコットとして君臨した「ぐしけんくん」とかトルシエが総監督していたとか色物のイメージがあったのですが、着実にJ2に近づきつつある印象を受けました。スタジアム周辺に出店的なものは寂しかったけれども、観客動員が改善されればそこは増えるでしょうし、一度でもJ2に上がれば潮目は変わるんじゃないでしょうか。地元出身のバンドのライブまがいの出し物は酷かったですが、琉球ガールズは悪くないレベル。むしろ良い。いや良かった・・・。具志堅用高の魂はまだ存在していた。



試合結果はトリニータにとってもったいない試合。そう思いました。試合の時間帯だけ雨は止みましたが、連日の雨で蒸し暑さは独特のものがありました。まだ4月でアウェイでの試合はマシな方だったと思いますが、やはりこの巡り合わせの運を活用したかったのが本音。千明が入ってから本当に良くなっただけに、もったいなかった。



スタメンはFWに吉平翼、ボランチに黄がスタメン復帰。その他は固定化されつつあるメンバー。この日はアウェイ沖縄移動のせいか前半が全くピリッとせず。いいようにやられまくりで先制を許しました。印象に残ったのは琉球のCB。DFラインを高く保ち、CB二人がセンターラインを越えるくらい前線を押し上げる。あとはシンプルなサイド攻撃と小刻みなパス交換。まぁやりたい放題やられたってことです。前半の終わり際、トリニータ自陣の左サイドで細かいパスを回されっぱなしにされる屈辱。私も出張族族長と自称する割に東京から沖縄に移動しただけで背中痛めたし。移動による疲労は仕方ない。右折出来ないおっさんと比べるのはおかしいですけれども。クラブとしても沖縄移動の経験値は少ないだろうし。でも代表に選ばれたりするともっと大変な訳で。やはりしっかりとした試合運びをして欲しかった。


後半に黄に変えて千明を投入すると、ようやく全員が後半から目覚めたように攻撃に厚みが出ました。しかしその千明が、タックルを受けた後に相手を押し倒してしまい、報復行為とみなされてレッドカードが出てしまう。残念なプレーではあったのだけれども、タックルを受けた後に両者の「おいこら」的な声がスタンドまで聞こえていたので「あ、これ何かある」と分かったのですが、なぜか主審がボールを追ってしまっていて仲裁に入る意識が薄かったようにも見えました。千明が押し倒した後に振り向いた主審って感じだった。本当に細かい部分ですし、贅沢言い過ぎですし、挑発に乗せられて押し倒した千明が悪いんだけど。せっかく千明によって流れが変わりつつあった試合を千明が終わらせてしまった。前半も後半も、もったいなかった。


こうなると得点を期待することは難しくなるのですが、それでも吉平翼を下げ、投入された姫野が走り回り、FWが1枚少なくなった分を補うように、右サイドバックの岩田が攻撃の担い手となって突破してクロスを上げ、決定的な場面を演出することが出来、最後の最後まで若手が諦めずに戦い続けていたことが次に繋がると思います。右折出来なければ左折を3回すれば良いんです。あとこの日は上福元のセーブが素晴らしかった。3本は止めました。


今シーズン初めてトリニータを生で観たのですが、この日の出来だとなぜ首位なのか分からないレベル。沖縄移動の疲労のせいということにしておきたい。後半からではなく、前半の途中からピリッとして欲しかった。失点する前に。後半開始から千明退場までの間だけの15分に満たない時間帯は見応えがあった。あれが今シーズンの本当のトリニータだと信じたい。



FC琉球が大銀ドームに来たらヘロヘロになっていることでしょうから、ホームではやり返さなければなりません。本格的な夏以降FC琉球や沖縄でアウェイの試合を行った各クラブの選手は消耗しまくるんじゃないだろうか。トリニータは来週ホームでの試合ですからピリッとしてもらいましょう。連敗しないことの方が重要。昌也の相棒を誰にするか、誰がスタメンを勝ち取るのか注目したい。


2016/04/04

2016年 明治安田生命J3リーグ 第3節 鳥取戦

【大分 2 - 1 鳥取】



3連勝です、3連勝。開幕3連勝。J3第3節で3連勝。3分に三平が決めて3連勝。3が揃い過ぎていて、このままJ3から抜け出せなくなる気もしますが、ひとまず単独首位浮上です。まだ3試合ではありますが長野と鳥取をホームで倒せて絶好のスタート。2試合やって1週だけ空いたので勢いが止められた感じもありましたが間違いない。2016年良いスタート!


中継が無い関係上、試合映像を観ていないのでね、ふんわりと書きますけれどもね、詳細なレポートはきっとホームに通っているブロガーさん達が書きまくってくれるはず(脅迫)なのでね、ふんわり書きますよ。手探りですよ。J3ハイライトの動画も当日中にはアップロードされないのな。困るな。



まずスタメン、3のつくFW三平がスタメンに復帰しました。並びはね、適当に並べましたがたぶん、こんな感じでしょう。間違っていても目くじら立てて怒るような人はこんなブログを読んでいる訳がありません(脅迫)。その他は2節と変化なし。三平が万全であれば、収まるタイプのFWとして大津誰かというツートップにバリエーションが出せると思います。大津の代わりに三平であれば、三平&後藤とか三平&翼とか。いずれにしろFWのスタメン争い激化ですね。ボランチは今日も前俊似の千明でした。


対する鳥取。黒津とフェルナンジーニョという、野人岡野GMが素手で捕まえたカニを売って手に入れたFW陣は豪華。さらに前俊まで加えて前線が非常に面白そうなのに、監督が闘将柱谷なのが唯一の残念なところ。走らない前俊を使ってくれるはずがない。後半少し出たみたいだけれども、どうだったのでしょうか、前俊。カニ食べ過ぎで太ってなければいいけど。鳥取の前俊。想像できない。でも砂丘は似合いそう。ターバンと砂丘が似合いそう。ガイナマンは元気だろうか。


試合は三平のゴールで先制後にフェルナンジーニョに決められて今季初失点。なぜに卒業生達はゴールを決めるのか。決勝弾を決めた清本。1試合複数得点ということと、追いつかれても突き放せたという本当の強さが垣間見える結果が素晴らしい。このままの勢いのまま勝ち癖をつけて突き進んで欲しいと思います。