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2025/02/12

2025年 J2優勝予想

シーズン開幕間近です。今年も優勝予想という名のギャンブルに興じるため、出走馬について下調べしておこうと思います。ざっと調べただけでも、おそらくですが、J2史上最も混迷を極めることになるのではないのか?という印象。どのクラブが昇格しても、どのクラブが降格しても不思議は無い。相当に厳しい競争になると思われます。さらに、今シーズンからベンチ入りメンバーが9人に拡張可能となる。これをうまく運用できる新しい発想を持ったチームが上位進出の鍵を握ることになるかもしれない。開幕前の期待を不安が入り混じる中、他所のチームがどうなのか、しっかりと把握しておきましょう。短くしたかったけど、長いよ。長くなったよ。


【北海道コンサドーレ札幌】
◆監督:岩政大樹(1年目)
◆スローガン:なし
◆主な新加入選手:高嶺朋樹
◆予想フォーメーション:3-5-2
◆短評:残念ながらJ1維持陥落となってしまったミシャ札幌。J2降格により人員が流失しまくりの印象はあるものの、残留を目指して昨年の夏以降に補強しまくった影響で人材がダブついていたからです。若干の整理を行った結果、有望な人材がJ1に個人残留しただけの話です。J2では上位の戦力は十分。補強としてはほぼ無いに等しいレベルなのですが、札幌出身、柏に移籍して柏から世界へを体現し、J2に落ちた札幌に戻って来てくれた高嶺は嬉しい。うん、たぶん嬉しいはず。移籍してなきゃJ1に残れたかもなんて思わないですよね、嬉しいに決まっている。戻って来てくれたならやってくれるはずさ高嶺は。懸念があるとすれば岩政先生です。ミシャ後はフルコートマンツーマンを卒業して守備のバランスを構築すればですね、攻撃の要素は残るのがミシャ後クラブの特徴ですから、まだいまいち戦術の志向が良く分からないけれども言語化は素晴らしい岩政先生が、なぜ勝てないのかだけを言語化するだけのシーズンにする訳が無い。開幕戦刮目せよ!です。


【ベガルタ仙台】
◆監督:森山佳郎(2年目)
◆スローガン:PASSION 限界を超えろ
◆主な新加入選手:武田英寿
◆予想フォーメーション:4-4-2
◆短評:昨季6位でシーズンを終えた仙台。プレーオフでは長崎を倒すも、岡山に敗れて遂に木山監督をJ1に送り出すというこれまで誰も成し遂げなかった快挙を達成。呪いを解いてしまった仙台。クラブの顔であった中島元彦がC大阪に帰還。併せて主力の小出も甲府に戻った。これからは郷家がチームの顔として再出発。補強面では浦和からボランチ武田英寿を獲得も中島元彦が入れていた守備のスイッチを押す人が居なくなった印象。森山体制2年目でベースの構築が出来ているのでプレーオフ圏内以上を目指す。突き抜けているポイントは無いけれども、崩れそうな印象も無い。FWの補強が当たっていれば無難に上位か。


【ブラウブリッツ秋田】
◆監督:吉田謙(6年目)
◆主な新加入選手:吉岡雅和
◆スローガン:秋田一体魂
◆予想フォーメーション:4-4-2
◆短評:昨年は10位でJ2過去最高順位を達成。しかし、DFの要であった河野貴志がジェフに移籍。蜂須賀が引退と守備陣の入れ替わりが激しい。中盤と前線は主力は維持。守備に懸念はあれども今年も前線からハードワークを行うデカいFWとDFがいて、小技の利く小柄な選手は中盤にしかいない、という分かりやすいメンバー構成で再編成。劇的変化はなく、秋田一体を突き進めるだけです。昨年の10位以上を目指してプレーオフ圏内目標。スタジアム新設に向けて内外にアピールです。


【モンテディオ山形】
◆監督:渡邉晋(3年目)
◆主な新加入選手:中村亮太郎
◆スローガン:山形一丸
◆予想フォーメーション:4-3-3
◆短評:鹿島から土井聖真を獲得して、夏以降の末脚が驚異的だった昨年の山形。追い上げに追い上げて出場したプレーオフだったけれども、プレーオフ敗退芸が年季を増してます。プレーオフに出れるだけマシだ。最初からあの勢いで戦えれば優勝間違いなしと体制は維持。主力も維持できたけれども、唯一の流出は大活躍だったGK後藤。長崎に奪われる。外国人GKを獲得して穴埋め。若干の不安はあれども、ベースは変わらず、積み上げもあるので上位は堅そう。土井の加入後チームが生まれ変わった印象なので、補強は大事。戦力的には自動昇格を目指せるのではなかろうか。手ごわそう。


【いわきFC】
◆監督:田村雄三(3年目※通算8年目)
◆主な新加入選手:遠藤凌
◆スローガン:REBOOT
◆予想フォーメーション:3-5-2
◆短評:昨年9位とジャンプアップに成功したいわきも体制維持。主力の流出も某分トリニータに有馬幸太郎を奪われた程度。J1から借りた若手をムキムキにして返却する肉体改造請負派遣先として今年も暗躍。有望な若手を鍛えてくれます。何よりも大エース10番谷村海那の残留が大きすぎる。なぜどこも引き抜けなかったのだ?と思うレベル。大卒新人とJ1からレンタルした若手をムキムキにする方針は手堅い。大きな変化は無く、こちらも手堅い結果を残しそう。一人、MFに2メートル級のまだ細い18歳がいるので、ムキムキになるのに時間がかからなければ恐ろしいことになるかもしれない。広島からレンタルの木吹翔太(203センチ)は要注意。ムキムキになりにくいタイプであることを祈るしかない。


【水戸ホーリーホック】
◆監督:森直樹(2年目)
◆主な新加入選手:渡邉新太
◆スローガン:なし
◆予想フォーメーション:4-4-2
◆短評:昨年は15位で残留に成功。チームの顔だったGK本間が遂に引退。若手の育成方針から中堅勢を補強できる余裕が生まれた模様。某分トリニータからFW渡邉新太、GK西川幸之介を補強。しかし、育ては売りを繰り返していますので、今年も入れ替わり自体は激しい。特徴のあるクラブが増えたJ2において、少し特徴が薄れ気味ではある。J2に居続けるノウハウNo.1の実績がある水戸だけれども、今年は本当に厳しいかもしれない。J2のど真ん中、水戸が残留争いを2年繰り返した。真ん中に戻れるか、再び残留争いに巻き込まれるのか?サプライズを起こせるか。


【RB大宮アルディージャ】
◆監督:長澤徹(2年目)
◆主な新加入選手:豊川雄太
◆スローガン:なし
◆予想フォーメーション:3-5-2
◆短評:J3をぶっちぎりの成績で優勝し、1年でJ2に戻ってきたら「RB」が付いた大宮。何なんだよRBって。企業名は付けられないはずのJリーグでそんな裏技ありなのか?反則気味のロープワークで戻ってきた大宮。RBが許されるならTKP大分トリニータだって許されてしまうだろうが。魂を売って得た資金で行う快進撃の始まりです。J3優勝メンバーを残しつつ、京都から豊川雄太、横浜FCからカプリーニ、ガブリエルを補強。今のJ3をぶっちぎれたメンバーで追加補強なので、J2の中の上はあるってことです。資金力のあるチームが勝ち癖を付けて戻ってきたので困りますね。残留争いをするイメージは無いので、非常に困る。1年目でどこまで上がれるのだろうか。


【ジェフユナイテッド千葉】
◆監督:小林慶行(3年目)
◆主な新加入選手:石川大地
◆スローガン:なし
◆予想フォーメーション:4-5-1
◆短評:チームにJ2得点王が生まれたのになぜかプレーオフにも出れなかったジェフ。某分トリニータが最終節で仙台に負けたせいなので、その節は申し訳ありませんでした。ヒーロー小森飛絢が邪悪な人身転売組織、シントトロイデンに目を付けられてしまい流出。シントトロイデンから飛躍した日本人選手なんか居たか?全然思い浮かばないんだけど、海外移籍という名の肩書に勝てる若手なんていません。シントトロイデンの魔の手に騙されるのです。空いた穴は埋めなければなりません。熊本から石川大地を強奪。山口からは前貴之、秋田から河野貴志、町田から安井拓也を補強した上でC大阪の主力なのにアカデミー育ちの鳥海晃司が謎の帰還。J2準オールスター感があるチームに変貌。ブラジル人FWデリキも加わり、体制としてはかなり良い印象。若手を高く売った金で昇格を買うのだ。今年こそと言い続けて17年目くらい?最低限プレーオフには出るだろうし、ワンチャン自動昇格もあるかもしれない。ちば銀カップでは保持する柏にボコられたけれども、今年こそはワンチャンあるかもしれない!と言い続けるのだ!


【ヴァンフォーレ甲府】
◆監督:大塚真司(2年目)
◆主な新加入選手:小出悠太
◆スローガン:ソコヂカラ~Unite for the Next~
◆予想フォーメーション:3-6-1
◆短評:昨シーズン14位と大低迷した甲府。天皇杯優勝からACL出場を経て無理が祟ったか。ピーターウタカ、アダイウトンといったベテラン外国籍勢が抜けて、ワントップは大ベテランの悪ふざけが過ぎる三平さんが主軸になってしまったけど大丈夫だろうか。37歳の三平さん。一応富山からマテウスレイリアを獲得していますが若干FWの層が薄くなった印象。DF陣には小出を獲得。広島から柏好文も獲得しているし、甲府所属経験者を戻しがちな方針がある模様。攻撃における外国籍頼み感が薄れたのでスタイルの模索に時間を要するかもしれない。突き抜けてはいない印象で、どの辺に収まるのか予想が難しい。上も下もありそうな陣容。スローガンの通り、ソコヂカラが試されるシーズン。


【カターレ富山】
◆監督:小田切道治(4年目)
◆主な新加入選手:松田力
◆スローガン:不屈
◆予想フォーメーション:4-4-2
◆短評:11年ぶりにJ2に戻ってきた富山。もはや富山に行った記憶も危うくなってきたけれども、久々に遠征に行けるのは楽しみ。北陸新幹線が開通してから行ってないんじゃないか?富山。行ったか?覚えてない。J3で3位、プレーオフを見事制してワンソウルを地獄の底に叩き落した富山。何よりもキャプテン翼こと、吉平翼が主将ですよ、あなた。吉平翼がJ2に戻ってくるんです。再会がこの上なく楽しみ。愛媛からFW松田力を加えてJ2仕様にパワーアップも、目標はJ2残留。J2では規模的にかなり厳しい。左伴社長が奮闘して結果を出し、J2には戻れたが今のJ2は修羅の国です。不屈の精神で残留できれば大成功。


【ジュビロ磐田】
◆監督:ジョンハッチンソン(1年目)
◆主な新加入選手:佐藤凌我
◆スローガン:一体感〜HIGH ENERGY〜
◆予想フォーメーション:3-4-3
◆短評:1年でJ1から陥落してしまった磐田。昇格した年に鈴木雄斗のプレーを生で見て上手さに衝撃を受けたのだけれども、昇格後に湘南に移籍してしまったその穴を誰も埋められなかった印象。横内監督は退任し、ジョンハッチンソンが就任。「はっちんそん」です、「はっちそん」ではない。オーストラリア人でポステコ、キューウェルの下でコーチをやって、マリノスでも指揮を執った経験がある監督。この経歴であれば攻撃的なサッカーを志向すると思われます。ハイプレスハイラインでしょう。大エースであったジャーメインは広島に移籍。その代わりに佐藤凌我を獲得。渡邉りょうも外国籍選手もいるのでFWに不足は無し。メンバー的には23年に昇格したときよりも強そうな印象。新監督のもとで戦術面の浸透が間に合うのかどうかだけが不安要素。上位候補だが今のJ2にハマるかどうか。


【藤枝MYFC】
◆監督:須藤大輔(5年目)
◆主な新加入選手:金子翔太
◆スローガン:一体感〜HIGH ENERGY〜
◆予想フォーメーション:3-6-1
◆短評:昇格初年度が12位、昨年13位と2年連続で中の下に収まったJ2が3年目の藤枝。須藤監督の超攻撃的サッカーを支えたFW矢村が新潟に戻り、今年は誰が得点を取るのか、という問題に対して謎のセネガル人を獲得。189センチのセネガル人ディアマンカ・センゴール。1000のゴールを決めるのか、ゴールせんのか、ブログのネタ的にありがたいお名前。ありがとうセンゴール。清水からレンタル延長の千葉寛汰がエースに成長するか、FWの軸が不安要素。誰がゴールするんかい、せんのかい。センゴール。覚えておきましょう、センゴール。


【レノファ山口】
◆監督:志垣良(2年目)
◆主な新加入選手:宮吉拓実
◆スローガン:一体感〜HIGH ENERGY〜
◆予想フォーメーション:4-4-2
◆短評:昨年11位となった志垣山口。良銘柄でした。1年目の不安要素を見事に払拭してプレーオフ争いにまで関わった手腕がお見事。長年ゴールを守った関憲太郎が引退。オランダ人GKを獲得。DF陣もヘナン、前が移籍して守備陣の立て直しが必要となった。この補強が的確。福岡から亀川、千葉から岡庭、秋田から喜岡とJ2で計算できる戦力を揃えて、攻撃陣には有田、横山、宮吉とこちらも的確。割と入れ替わった印象だけれども、去年より強そう。


【徳島ヴォルティス】
◆監督:増田功作(2年目)
◆主な新加入選手:ブラジル人FW×3
◆スローガン:?
◆予想フォーメーション:4-3-3
◆短評:いろいろあり過ぎた印象の徳島は心機一転、強化部門の体制が一新。柿谷は引退、帰ってきた岩尾憲はハムストリング故障で出遅れ。ブラジリアンが豊富。このブラジリアンFWの一人でも当たりであれば何とかなりそうな戦力はある。DF陣には日本生活が長いエウシーニョやカイケがいるのでブラジリアンの受け入れ体制は問題なし。ブラジリアン頼みの阿波踊り。当たれば上へ、当たらなくても下に落ちそうなレベルにはならなさげ。安定しそう。


【愛媛FC】
◆監督:石丸清隆(4年目)
◆主な新加入選手:村上悠緋
◆スローガン:己道
◆予想フォーメーション:4-5-1
◆短評:昨年17位。石丸監督は続投も主力のCBが鳥栖に引き抜かれる。更にチームの顔であったベテラン勢、森脇、前野、茂木、浜下、菊池といった愛媛らしい選手たちが引退・移籍でチームを去った。J1からのレンタルで補強を行うも、若手が多く、実績面で不安が大きい。完全に別チームになった印象。最も全く分からん。己道を走り過ぎではなかろうか。昨年よりも下がってしまうと降格圏。若手が元気良く勢いを保てるか?若さ、大事。


【FC今治】
◆監督:倉石圭二(1年目)
◆主な新加入選手:藤岡浩介
◆スローガン:RE:BOOST(さらに前進)
◆予想フォーメーション:3-5-2
◆短評:J3で2位。昇格してきた今治。日本サッカー界のレジェンド代表監督、岡田武史オーナーの元、順調にステップアップ中。新興クラブと思ってはいけない。すでにその事業規模はかなり大きい方に入る。強敵が増えまくるJリーグ界隈です。岐阜からFW藤岡を獲得してヴィニシウスとJ3得点王2トップを形成。コーチには大分トリニータU-18出身の越智亮介、GKコーチは修行智仁。知ってる人多い。だが監督はなぜか交代させられて倉石圭二氏が就任。知らない。分からない。コーチは知ってるのに監督のことは知らない。J3で2位にした服部年宏監督は契約満了。そんな人事もオーナーが決めました。倉石新監督はテゲバジャーロ宮崎での監督経験あり。岡田メソッドがありますんでね、誰が監督やっても大丈夫です。岡田メソッドがJ2に殴り込みです。J3で結果を出して昇格してきたチームは総じて手堅い結果を残して残留しがちです。普通は監督を代えないんだけど、どう出るか。


【サガン鳥栖】
◆監督:小菊昭雄(1年目)
◆主な新加入選手:小川大空
◆スローガン:ONE HEART
◆予想フォーメーション:4-4-2
◆短評:ついに陥落した鳥栖の兄貴。今まで長きに渡る残留争い、ご苦労様でした。もうね、普通の九州のクラブがJ1で生活するのは無理な時代の到来です。来年どこぞも落ちてくる気がします。それでも鳥栖はC大阪から小菊監督を招聘してC大阪人脈を活用して1年でのJ1復帰を目指すのです。愛媛からCB主力2枚を強奪して弱体化している時点で戦略的には怪しい。長崎から抜いてくれよ、長崎から。復帰するなら降格直後の1年目が勝負の年。高橋大輔コーチがいます。まだほんのりJ1の匂いがする鳥栖。残り香を活かして復帰できるか。一新したチームも戦力的にはまだ豪華。


【V・ファーレン長崎】
◆監督:下平隆宏(2年目)
◆主な新加入選手:山口蛍
◆スローガン:獲るぞ、TEPPEN 魅せろ、長崎の力
◆予想フォーメーション:4-3-3
◆短評:普通じゃない九州のクラブです。普通じゃない。3チーム作れる。昨年の主力を残した上で、J1優勝チームのキャプテン山口蛍を補強。電撃移籍にもほどがある。甲府からもキャプテン関口を獲得。マリノスからはエドゥアルドも獲得。キャプテンシー強めの選手を集めているのか?磐田から高畑奎汰を獲得したのは下平監督の愛着でしょうか。C大阪から山﨑凌吾も獲得したし、山形からGK後藤までも強奪。意味が分からないレベルの体制を構築。これで優勝できなかったら伝説になるレベル。優勝しない方がおかしい。あの新スタジアムで、このメンバーで優勝できない訳がない。優勝候補一択。今年のJ2は2位以下で争うリーグです。昨年のプレーオフ仙台戦で負けた試合運びっぷりだけが謎だけれども、リーグ戦であれば盤石じゃなかろうか。


【ロアッソ熊本】
◆監督:大木武(6年目)
◆主な新加入選手:今年も大学生
◆スローガン:SPARK
◆予想フォーメーション:3-3-1-3
◆短評:昨年12位の熊本はやっぱり大木監督で続投。成長した選手は抜かれます。GK田代、DF江﨑、FW石川など主力が流失。今年も大卒即戦力が頼みです。大卒の育成で今年も乗り切ります。10番を背負っていた伊東俊が引退し、新しい10番は大卒2年目の古長谷が背負う。戦力は毎年グレードダウンしている印象が続いているんだけれども、大卒の活用で生き残るのが本当に凄い。可能性のあるユース出身者は即海外に販売するし、若手の即売会場はこちらです感を毎年出せる大木監督の手腕は素晴らしい。熊本が生き残る道はこれしかないのだ。未来はあるのかどうかは分からないけれども、生き残らないと未来さえ無くなるのだ。正しい。


【大分トリニータ】
◆監督:片野坂知宏(2年目※通算8年目)
◆主な新加入選手:有馬幸太郎
◆スローガン:力戦奮闘
◆予想フォーメーション:3-6-1
◆短評:大トリを飾るのは大分トリニータさん。昨年怪我人を多く抱え16位と低迷。今年は怪我人が少ないので大丈夫です。ベテラン梅崎が引退となりましたが、清武弘嗣が復帰加入。もはやトリニータでプレーしていた時代が16年前とあって、その時代を覚えているサポーターは残念ながら死に絶えていますし、もし生き長らえていても記憶が怪しい年齢に達しているので清武がどんなプレーヤーだったか説明できないのですが、日本代表にまで上り詰めた選手の帰還は嬉しいものです。CB安藤、MF弓場、MF保田など若手有望株の移籍が当然のようにありましたが、レンタル移籍の延長をベースに、いわきからFW有馬幸太郎を獲得。ボランチは野嶽と群馬から獲得した天笠を主軸にするのではなかろうか。怪我人が居なければ何とかなりそうな気はする戦力。もはやJ2では強化費が中の下の規模に戻ってしまいましたが、若手の伸びしろに期待できればギリギリのラインでプレーオフに出れるかもしれない。精一杯良くてプレーオフ圏に届くか届かないかくらい。若手が伸びないと残留争いもあります。若手頑張れ。ここ数年セットプレーがいまいちだった問題は正確なキックができる清武に期待したい。夏に外国籍でFWの獲得はありそうな気がする。やせ型スピード系のFWを獲得しような!


以上、20チームの戦力分析でした。新任監督が極端に少ないリーグです。戦術面ではリスクを冒さず、手堅いクラブが多いので、1年目のクラブは色々とブレる可能性があると予想する。それでまぁ、優勝予想サッカーくじを買うのであれば長崎以外に買いますか?状態です。今シーズンの優勝候補は長崎で良いと思います。面白くはないけれども、穴を見つけられる要素が少ないですね。2位以下の争いが熾烈を極めると予想します。



2024/02/21

2024年 J2 優勝くじ予想


気が付くと開幕直前ですよ!ということで、今年もブログのリハビリがてらJ2優勝くじ予想をしてみたいと思います。昨年、某チームの優勝に5万円を突っ込み、ウハウハの前半戦を過ごした後に、後悔無限地獄のような数か月を過ごすことになったので今年は少額しか賭けません。死ぬかと思ったっつうの。収支結果的にはカップ戦決勝のお堅い試合予想で勝って負債は埋めてます。死なずに済みました私。今年の予想は短めにまとめたい。2チーム減ったし、短くしたい。北から順に端的にまとめます。注目の新加入選手などをまとめて短評レベルでまとめたい。そして最後に優勝&順位予想。レッツトライ。北からいきましょう。もし間違ったことを書いていて、お気づきの方がいたらコメントでやさしく突っ込んで下さい。よろしくどうぞ。



【ベガルタ仙台】
■監督:森山佳郎
■新加入選手:DFマテウス モラエス(横浜FC)
■スローガン:PASSION 限界を超えろ
■短評:落ちていく順位も然ることながらバス囲みとか職員の着服とかでとにかく評判を落とした23年シーズン。出直しとばかりに森山監督を招聘。トップチームの指揮は初めてだが育成年代を含めて経験は豊富。強化費の総額は落ちているような印象もあるが戦力はキープ出来ているので仙台のサッカーを監督が作り上げられるかどうか。はて、仙台のサッカー・・・?イメージは無い。保持するのかしないのかも不明。順位的には中の上はキープでしょうか。プレーオフ圏内か、限界を超えて評判を落とすか、そんなシーズンになりそう。



【ブラウブリッツ秋田】
■監督:吉田謙
■新加入選手:大学生たくさん
■スローガン:秋田一体+
■短評:こちらは秋田のサッカーが根付きまくっている。戦術の潮流が秋田に追いついて来たまである。蹴って前線を上げてからのハイプレス。秋田一体のスローガンも戦術も揺るがない。問題は保持するチームがJ2から減る印象にあること。噛み合わないと強みは活かせない。選手層の薄さが凄く気になるところ。中位の下の方と予想。大学生が開花するかどうかに掛かっている。


【モンテディオ山形】
■監督:渡邉晋
■新加入選手:FW有田稜(いわき)、MF氣田亮真(仙台)
■スローガン:ゼンシン YAMAGATA ICHIGAN
■短評:積極的な充実補強を敢行。クラブの経営も上手くいっているようで強化費が増えた印象。ダークホース的にオッズ狙いで買うのは「あり」な位置付け。個人的には優勝予想に推したい。買いたい。オッズで買いたい。監督の据え置きと補強とバランスが良い。移籍もJ2の他所を削いで上げる戦略が良い。良いイメージ。既に買う理由を探している。


【いわきFC】
■監督:田村雄三
■新加入選手:FWブワニカ啓太(千葉)
■スローガン:UNLEASH 本能を解き放つ
■短評:1クール6試合で勝ち点9以上、全38試合で勝ち点54点以上を目指すチーム方針で得点65以上、失点45以下という超絶具体的な数値目標を掲げたいわき。J2の2年目で戦力が奪われるやつに遭遇。とにかく若い。大学生やレンタルをベースに補強。上位は厳しいのではなかろうか。フィジカルで乗り越えられるか。


【水戸ホーリーホック】
■監督:濱崎芳己
■新加入選手:大学生
■スローガン:なし?
■短評:クラブ創設30周年。大分トリニータと同い年の水戸ホーリーホック。今年も育成する気満々。大学生と高校生で新戦力を構成。J2最長老の戦略は揺るがず。問題はサッカーの中身。今年は保持が上達しないとハイプレスの餌食になる側になるかもしれない。安藤瑞季や寺沼が前線で身体を張れるかどうかにかかっている。新人たちの成長が原動力。


【栃木SC】
■監督:田中誠
■新加入選手:GK丹野研太(岩手)
■スローガン:なし?
■短評:磐田のレジェンド田中誠がいきなり監督に就任。ヘッドコーチに金沢で長年J2を率いた経験のある柳下正明氏を迎えてサポート体制は万全。栃木が生まれ変わろうとしている。GKに丹野を獲得して下位に沈んだ昨年から再起を目指す。こちらも栃木のハードワークサッカーを再構築できるかどうか。サッカーがどうなるのか分からないのでダークホース枠。ヤンツーがマンツーマンし始めるのか?田中誠スペシャルチームが構築されるのか?信頼度は低い大穴枠。


【ザスパ群馬】
■監督:大槻毅
■新加入選手:FW髙澤優也(町田)、GK真木晃平(C大阪)
■スローガン:Evolution Together ―日々是進化―」
■短評:組名(クラブ名)、代紋(エンブレム)を一新してリブランディング中の広域指定サッカー暴力団。違う、違いました。サッカーのクラブチームです。失礼しました。クラブ目標を「10位以内、勝ち点51」と群馬も具体的な数値目標を掲げた。今年も可変システムで継続なのでしょうか。髙澤が得点力不足を解消出来れば再びプレーオフ圏内が望めるか。既に守備戦術のベースはあるので後は得点力。勝負の年。


【ジェフユナイテッド千葉】
■監督:小林慶行
■新加入選手:FW林誠道(金沢)、MFエドゥアルド(磐田)
■スローガン:なし?
■短評:大エース見木が東京Vに移籍。それ以外はキープしつつ、補強も出来ている。去年の夏以降に守備の強度が増した千葉。保持型のチームには滅法強くなりそう。問題は今年のJ2に保持型のチームが何チームあるのかどうか。人気銘柄ではあるがもう何年も突き抜け無いので優勝よりは2位になれるかも的存在。2連単なら2着付けで流します。最低でもプレーオフには行きそう。個人的にはプレーオフの呪いを解いて昇格して欲しい。遂に悲願の昇格なるか。


【横浜FC】
■監督:四方田修平
■新加入選手:FW櫻川ソロモン(岡山)、DF福森晃斗(札幌)
■スローガン:なし?
■短評:落ちてきた方の横浜。J1定着って難しいですよね。降格しつつも体制と戦力の維持に成功したのでこちらも即復活可能な昇格候補。ベースは残っているので補強が噛み合うかどうか。特にじゃない方じゃない方の福森。FKの名手が加入しているのは大きい。飛び道具が増えました。櫻川ソロモンも追加して死角なし。上位は揺るぎない。


【ヴァンフォーレ甲府】
■監督:篠田善之
■新加入選手:FWアダイウトン(FC東京)、FWファビアンゴンザレス(磐田)
■スローガン:緊褌一番~Unite for the Next~
■短評:ふんどし一番的なスローガンだけれども、ACL資金を使いまくってアダイウトンとか、移籍禁止の引き金となったファビアンゴンザレスを獲得。個人昇格してしまった選手達の穴を埋められてはいる。若干年齢層が高い点が猛暑になりそうな今年の懸念ポイント。オッズ的には人気銘柄だし、隙も少ないんだけれども、怪我人少なく走り切れるかどうか。


【清水エスパルス】
■監督:秋葉忠宏
■新加入選手:FWルーカス ブラガ(サントス)
■スローガン:ONE FAMILY
■短評:This is !This is J2残留!と叫びたくなるようなJ2残留っぷりで残留した清水。昨年人気No.1オッズだったような気がするのですが、優勝ならず。沢山の堅い予想をした人間たちの、本命に厚く張るギャンブラーたちを虐殺。金返せと座布団が飛び交う清水市内。しかしどっこい今年も人気No.1オッズ。一番人気に賭けるならば10万円からです。私にはもう無理。選手の入れ替わりは激しいのでスタートダッシュは厳しいかもしれないけれども、優勝候補としては間違いない戦力。でもオッズが安い。買えません、私には。


【藤枝MYFC】
■監督:須藤大輔
■新加入選手:FW中島大嘉(札幌)
■スローガン:一体感〜伝播〜
■短評:エンターテインメントサッカーを突き詰める藤枝は髪の毛を紫に染める程の意気込みを持つ中島大嘉を獲得。良いです。若いって素晴らしい。私にはもう染める髪が無い(悲哀)ギラギラした若手の獲得でエンターテインメント的には話題性十分。須藤監督で4年目。明確な保持型のチームなので今シーズンに主流となりつつあるハイプレス型戦術の餌食になる可能性も。ハイプレスを掻い潜れるかどうか。やる切れるでしょうか。


【ファジアーノ岡山】
■監督:木山隆行
■新加入選手:FWガブリエル シャビエル(シャペコエンセ)、GKブローダーセン(横浜FC)
■スローガン:なし?
■短評:チアゴアウベスがブラジルへ帰還。ガブシャビ補強など戦力の入れ替わりがあるけれどもシェフ木山監督がどのように料理するか。割と人気銘柄なんだけれども藤田息吹や竹内涼などベテラン勢の補強が多い。木山監督3年目の勝負のシーズンだけれども、継続性という部分では少しトーンダウンか。戦力の補強方針的に、若干怪しい。悪くないけど突き抜け感が足りない。オッズ的には良い感じなんだけれども、岡山を買うなら山形か長崎の方が良いような気がする。相対評価負け的な印象。


【レノファ山口】
■監督:志垣良
■新加入選手:MF加藤潤也(金沢)
■スローガン:総力 – 想 ×爽 × 走 –
■短評:J2に生き残った山口。反省として中期目標を設定。2026年に6位以内を目指して積み上げ開始の初年度。志垣監督を迎えて若手と出直し。ただ守備陣にはベテラン勢がいて、攻撃陣が若手というバランスなので悪くはない。狂いたまへの精神で着実な積み上げを行うシーズン。意外と大穴枠。オッズ的には魅力的。ここまで買われない程悪くは無いと思うので200円くらいちょっと買ってもよくない?


【徳島ヴォルティス】
■監督:吉田達磨
■新加入選手:MF島川俊郎(鳥栖)
■スローガン:徳島とともに、最高の瞬間を。 BEST MOMENTS WITH TOKUSHIMA
■短評:スペイン路線を諦めて吉田達磨監督の説得に成功。継続路線で上乗せを狙う。基本は保持型になるんじゃなかろうか。そうなると今シーズンのJ2でやり切れるのかどうか。保持に長けた選手層ではあるので、強化方針や戦術面での位相は揃っている。しかし、このJ2戦術の潮流を渦潮で飲み込めるか?オッズ的には中穴的な美味しいバランス。5000円どこかに賭けろ、なら徳島狙い。資金とオッズで狙うならありでは。


【愛媛FC】
■監督:石丸清隆
■新加入選手:MF石渡ネルソン(C大阪)
■スローガン:「己道」(おのれどう)
■短評:J3チャンピオンとしてJ2に返り咲いた愛媛。おのれどう、おのれどう。スローガンは意味不明系です。注目補強選手は控えめだけれども、J3チャンピオンですから何かしら旋風を巻き起こすでしょう。石丸監督はやれる人です。京都での名言「まずレガーズつけろ」は私の心に永遠に刻まれています。Mr.愛媛の河原コーチも懐かしい。韓国人選手を多く獲得しているのでベースアップもありそう。割と人気銘柄。あってもプレーオフ圏内じゃないかと思うのだけれども、愛媛県民が買っているに違いない。


【V・ファーレン長崎】
■監督:下平隆宏
■新加入選手:DF新井一耀(千葉)
■スローガン:感謝を胸に 行くぞ!最高の舞台へ
■短評:新スタジアムが完成する記念すべきシーズン。ただ、私がこのブログでずっと怪しいと書き続けてきたカリーレ監督の怪しさ大爆発して契約があるのにも関わらずサントスで監督に就任するという大問題を引き起こす。フロントはなぜあの監督を信じたのだ。そこで登場したのが筋肉の塊下平。代打監督に名乗り出て理想を目指す。大分では選手の強度が足りずに怪我人増加と共に現実路線で沈んでしまった借りを長崎で返す。こけら落としの九州ダービー、激熱だよね。戦力もあり、オッズ的には狙い目。山形か長崎かなのよ。


【ロアッソ熊本】
■監督:大木武
■新加入選手:大学生
■スローガン:跳べ
■短評:平川怜が磐田に移籍して個人昇格。大学生を中心に新加入選手を揃えたけれども、選手層は薄め。どうも心もとない。大木監督の手腕を頼りにし過ぎの熊本、クラブとしての成長は大丈夫なのだろうか。オッズ的には穴です。穴熊。狙える程の理由が探せない。純度の高い真っ当なフットボールだと思うのだけれども、ハイプレス潮流に抗えるのかどうか。


【大分トリニータ】
■監督:片野坂知宏
■新加入選手:DF藤原優大(浦和)
■スローガン:三位一体
■短評:今年も育てた若手がJ1に個人昇格して行ってしまった。それでも戦力は維持出来た方だと感じる。30周年の記念すべき年、再び片野坂監督と再起動。J1を目指してシームレスなサッカーの完成を目指す。スタジアムに熱狂を取り戻す。失点を40以下にする目標を掲げてベースを作る年。しかし、この体制はほとんどのシーズンで目標を上回った実績を持つ。今シーズンも上回れるかどうかは分からないけれども1つだけ分かっていることがある。今年はもうね、保田です。保田。保田を愛でるシーズンです。保田を観るのだ。最高傑作になり得る保田堅心を。オッズ的には美味しい。ただ5万円をつっこんではいけない。5000円までにしましょう。


【鹿児島ユナイテッドFC】
■監督:大島康明
■新加入選手:DF井林章(清水)、MF藤村慶太(金沢)
■スローガン:We Are The Challengers
■短評:J2に戻って来た鹿児島。J3で2位の実績を作ったメンバーを残しつつ、J2で実績のある選手を補強。戦える陣容は揃えた。J2定着を目指してペナルティエリアが実家でおなじみの藤本憲明がJ2に戻って来た。何度でも蘇るシンデレラボーイとして2度目のJ3→J2→J1を目指す。オッズ的に評価は低い。穴枠。


非保持ハイプレスが主流になりつつあるJ2において、今シーズンの潮流がどうなるのかが非常に楽しみではあります。そんな中でオッズ順に並び変えるとそれっぽい順位になってしまうのは昨年同様。オッズは集合知の結果です。順位予想はこれで良いや。毎年そう思います。


悩ましい所だけれども、山形、買うなら山形。5000円買いたい。優勝予想というよりも、優勝予想くじを買う感覚。今年は山形に5000円ベットです。5万円はダメゼッタイ。


2023/03/01

2023年 J2順位予想


毎年、誰も得しないJ2順位予想です。今年書いた戦力分析はあまり読まれていませんが、一応ね、一応、いちおう開幕直前に立て続けに書きました。長いので分けて書きました。本当に暇な時に読むと良いよ。


今年は既に2節が終了してしまって今更順位予想かと思われるかもしれません。しかし、今年からは趣が変わったのです。ギャンブルです、ギャンブル。WINNERと名付けられた、人生の敗北者しか買っていないサッカーくじに年間優勝予想というジャンルが始まったのです。木村の元気が二割増しになる軽い麻薬です。


W杯でも優勝予想があったけれどもJリーグでも始まりました。1試合だけの予想だけではなく、年間を通じて王者1チームを当てるギャンブル。J2だと22チーム中、1チームを予想して当てる。複数買っても良し、1チームだけ買っても良し、1口200円のくじを何口買っても良し。当てれば賭けたお金×オッズ倍率で返って来る。古来からある原始的なギャンブルです。このギャンブルの締め切りが3月4日13時50分なのです。まだ間に合う。


私、定期的にオッズの動きをメモしているのですがまずは第1節が終わった時点(2月20日)でのオッズを確認してみましょう。私のメモなんでね、間違っていたとしても文句は言うな。


開幕して1試合を経てのオッズ。2月20日時点のオッズですからね、ご注意を。このオッズ、どうやって算出しているか、その原理は単純。独立行政法人日本スポーツ振興センターという名の反社会的勢力の胴元が金を集めます。(※反社ではありません。怒られるかもしれない。)胴元の取り分が50%、つまり集めたお金の半分は胴元が持って行くのです。競馬などの公営競技は胴元が25%くらい持って行くのですが、サッカーくじは反社会的勢力が仕切っているので50%持って行かれます。(※怒られるぞ)しかし、しかしですね?反社会的勢力が仕切っているので当選金額は何と非課税所得なのです!!(※怒られる)非課税所得、なんていう素敵な響きだ。


胴元が持ち去った後の、残った半分のお金を当たった人だけで配分する、その配分の倍率こそがオッズなのです。だから最も沢山の人が優勝するとお金を多く賭けているのが大本命、人気No.1清水エスパルスということになります。沢山の人が買っているので1.9倍にしかならないということです。取り分が少ない。つまり、多くの人が予想した集合知がオッズに現れるということなのです。そしてこのオッズ、直近でどう動いたか。2節を消化して、このブログを書いている時点でのオッズがこちら。



清水のオッズが若干上昇。そしておい!大分トリニータのオッズが下がってんぞ!人気銘柄に浮上。6番人気だったのに3番人気までに浮上してしまった!2連勝した山形、そして首位の藤枝もかなりオッズを下げた。栃木SCのオッズが上昇しているので人気が相対的に下がっているという事ですね。


前置きが長くなりましたが、これってもうJ2順位予想じゃん?って話なんです。多くの人が予想して、順番が付いたものなのでこのオッズ順を今年の順位予想にしてしまおうと思います。手抜きではありません、全体の戦力分析をした上で優勝予想をする、そして買う。ただ、優勝予想をしているチームだけは違います。首位だけ差し替えて、2位以下を清水から順番で並ぶという予想です。私が優勝予想として購入しているチーム、それは・・・・・


大分トリニータ単勝1点買い。250口です。勝負の250口です。これ、開幕前に買っているところに注目されたい。この時はまだ中穴程度で10倍くらいのオッズだったんです。10倍おいしいなぁって思っていたんですけど、今6倍を切ってしまったので複雑な気持ちです。普通の人は締め切り直前まで待って、賭け金を決めるのがセオリーです。私には250口を買う心の勢いが必要だったので、開幕前に買いました。



この250口は当たるに決まっていますんでね、非課税の当選金を来年全額、個人スポンサーに応募すればですね、クラブも優勝して、個人スポンサーの額も大幅に上げられる、WIN×WINのWINNERってことですね。圧倒的大本命はいまだ清水で間違いないとは思います。思ってはいます。ただし、2倍やそこらに夢は無い。J1昇格の夢を、希望を、非課税所得を繋ぐ2023。3月4日13時50分締め切りです。ご注意ください。



2023/02/18

2023年 J2戦力分析 徳島・長崎・熊本・大分編


J1は開幕してしまいましたが、まだ間に合う。J2戦力分析の四国・九州完結編。ギリギリ何とかしました。連続で読んでくれている人、ありがとう。でもあなた、かなりの変態ですよ。ではそんな変態達と徳島から見て行きましょう。


【徳島ヴォルティス】

昨年順位

スローガン

監督

優勝予想オッズ

J2/8

志士(しし)

ベニャート ラバイン

4.8

J2引き分け王のタイトルを獲得した昨年の徳島。勝ててないけど負けてもいなかったということでもあるし、クラブ首脳は引き分けが多い体制をどのように評価するのか興味深かったのですが、どうやらポヤトス監督を最も評価したのは意外にもガンバ大阪でした。なんでやねん。またもや監督をJ1クラブに奪われた徳島はレアルソシエダの分析担当に白羽の矢を立て、トイストーリーのウッディそっくりなベニャートラバイン監督を招聘。プロリーグで監督は未経験。大丈夫なのかそれは。何をどう評価してそこに辿り着いたのかは分かりませんが、レアル・マドリードのU-18などでヘッドコーチの経験や、その他クラブの下部組織では監督経験がある模様。分析官としての経歴は素晴らしい。監督としては評価出来なさそうな気がするんだけど。どうみても分析官なんじゃないか?面白い人材であることに変わりはありません。もしかすると引き分けが多かったポヤトス体制を維持して、足りないものを補おうと分析官として招聘したら監督がいなくなったのでじゃぁウッディでいいや、みたいなことが起きたりしてたりして。そんな訳ないよね、そうだよね、トップチームで監督をやったことは無い人だけど、きっと監督として評価して、期待感がある何かがあるから監督にしたんですよ、たぶん。たぶん何かがそうさせたんだ、たぶん。スペインでは監督になっていないけど、何かあったんだきっと。実はポヤトス監督の経歴とも似通っているので、それだけで判断しているのかもしれない。若干不安要素はあるけれども、戦力は維持と上乗せに成功。特に柿谷・渡の「あの頃の徳島をもう一度」補強は素晴らしい。夢がある。そもそも引き分けが多かったのはFWの得点力不足だし、補強としては完璧。もしもポヤトス体制だったら迷いなく昇格候補に予想した。優勝予想オッズは4.8倍と本命筋。ラバイン監督が当たりだと良いですね。

 

OUT

ムシャガ・バケンガ[スターベクIF(ノルウェー)

藤田征也[引退]

佐藤晃大[引退]

藤尾翔太[C大阪/復帰]

武田太一[FC大阪/完全移籍]

藤原志龍[琉球/期限付き]

森田凜[琉球/期限付き]

奥田雄大[讃岐]

鈴木大誠[奈良クラブ]

一美和成[京都]

川上エドオジョン智慧[群馬]

新井直人[C大阪/復帰]

岩尾憲[浦和/完全移籍]

 

IN

ルイズミ・ケサダ[テルメズ・スルホン (ウズベキスタン)/新加入]

柿谷曜一朗[名古屋/新加入]

後東尚輝[栃木シティフットボールクラブ/復帰]

吹ヶ徳喜[今治/復帰]

渡大生[福岡/新加入]

髙田颯也[大宮/期限付き]

中野桂太[京都/新加入]

千葉寛汰[清水/期限付き]

外山凌[松本/新加入]

森海渡[柏/期限付き]

西坂斗和[履正社高校/新加入]

山下雄大[早稲田大学/新加入]

棚橋尭士[国士舘大学/新加入]

 

背番号

HG

名前

Pos.

出生地

生年月日

身長/体重

1

ホセ アウレリオ スアレス

GK

スペイン

1995/12/18

187/85

21

田中 颯

GK

東京都

1999/6/10

184/82

29

松澤 香輝

GK

東京都

1992/4/3

183/82

31

長谷川 徹

GK

愛知県

1988/12/11

187/75

40

HG

後東 尚輝

GK

徳島県

2002/4/26

187/74

2

田向 泰輝

DF

茨城県

1992/3/24

175/69

3

石尾 崚雅

DF

大阪府

2000/5/18

183/76

4

安部 崇士

DF

大阪府

1997/7/15

180/74

5

石井 秀典

DF

千葉県

1985/9/23

180/70

14

カカ

DF

ブラジル

1999/4/25

187/77

18

エウシーニョ

DF

ブラジル

1989/11/30

180/78

22

ルイズミ ケサダ

DF

スペイン

1996/2/11

173/69

26

森 昂大

DF

長野県

1999/4/27

183/74

28

西坂 斗和

DF

大阪府

2004/6/24

177/63

41

吹ヶ 徳喜

DF

三重県

1997/7/22

174/67

6

内田 航平

MF

埼玉県

1993/5/19

175/69

7

白井 永地

MF

千葉県

1995/9/26

176/69

10

杉本 太郎

MF

岐阜県

1996/2/12

162/62

11

杉森 考起

MF

愛知県

1997/4/5

174/67

13

長谷川 雄志

MF

鹿児島県

1996/12/6

178/77

20

児玉 駿斗

MF

大阪府

1998/12/3

166/62

23

玄 理吾

MF

兵庫県

2003/12/30

171/61

24

西谷 和希

MF

栃木県

1993/10/5

165/65

25

山下 雄大

MF

千葉県

2000/8/23

179/72

27

櫻井 辰徳

MF

埼玉県

2002/7/26

178/68

32

外山 凌

MF

東京都

1994/7/29

177/69

33

中野 桂太

MF

滋賀県

2002/8/27

167/65

37

浜下 瑛

MF

広島県

1995/7/5

164/61

8

柿谷 曜一朗

FW

大阪府

1990/1/3

176/68

9

森 海渡

FW

千葉県

2000/6/7

185/80

15

棚橋 尭士

FW

東京都

2000/7/12

172/68

16

渡 大生

FW

広島県

1993/6/25

176/70

17

髙田 颯也

FW

埼玉県

2001/8/15

180/64

19

千葉 寛汰

FW

静岡県

2003/6/17

178/74

30

HG

坪井 清志郎

FW

富山県

2000/2/1

178/73

34

オリオラ サンデー

FW

ナイジェリア

2003/4/18

178/68

39

HG

西野 太陽

FW

徳島県

2002/8/10

180/65

 

 

V・ファーレン長崎】

昨年順位

スローガン

監督

優勝予想オッズ

J2/11

行くぞ、J1!すべてをJ1レベルへ。

ファビオ カリーレ

10.0

昨年、昇格争いに絡むと予想されていた長崎は松田監督をシーズン途中に解任してブラジル人監督ファビオカリーレを招聘。確かに出だしは躓いたかもしれないけれども、5位まで巻き返した時点で松田監督を解任した判断、後任のカリーレ監督のスタイルと編成のズレ、チームはどんどん順位を落としてしまいました。その後、松田監督は4-4-2でガンバ大阪を大逆転大残留させるという大仕事をやってのけた。もし我慢していたら大逆転大昇格もあったんじゃないのか?「たられば」だらけのシーズンでした。今年はカリーレ監督が続投。現有戦力でやり繰りできなかった監督の能力を私は疑問に思っているのだけれども、長崎首脳陣は評価してありったけの補強まで準備した。補強が凄い。新スタジアム完成に向けて本気で昇格を狙っている。福岡からファンマ、清水からヴァウド、広島から今津、町田から岡野洵、FC東京から波多野豪、大分から増山を獲得。川崎からは宮城天をレンタル。エジカルもクリスティアーノもカイオセザールも残した上での補強。高身長選手を揃えてクロスをバンバン上げるサッカーをする気です。かなり強度が高そう。カリーレ監督が言い訳出来ない環境が揃いました。今年こそ本領発揮なるか?監督の腕前が試される。戦力的にはJ2トップクラスだけれども優勝予想オッズは10.0倍。カリーレ監督がまだ日本で能力を発揮していないことが要因だろうか?U-18から6名を二種登録。大所帯です。

 

OUT

浅沼優瑠[クリアソン新宿]

山崎亮平[宮崎]

二見宏志[今治]

菊地脩太[清水/復帰]

江川湧清[G大阪]

奥田晃也[金沢/期限付き]

植中朝日[横浜FM

笠原昂史[大宮/復帰]

村松航太[北九州/期限付き]

ビクトル・イバルボ[?/契約満了]

 

IN

ジョップ・セリンサリウ[名古屋産業大学/新加入]

今津佑太[広島/新加入]

ヴァウド[清水/新加入]

増山朝陽[大分/新加入]

名倉巧[仙台/復帰]

宮城天[川崎F/期限付き]

フアンマ・デルガド[福岡/新加入]

波多野豪[FC東京/期限付き]

大渕来珠[無所属/新加入]

岡野洵[町田/新加入]

瀨畠義成[東洋大学/新加入]

白井陽貴[法政大学/新加入]

 

背番号

HG

名前

Pos.

出生地

生年月日

身長/体重

1

富澤 雅也

GK

神奈川県

1993/7/14

188/76

21

波多野 豪

GK

東京都

1998/5/25

198/98

31

原田 岳

GK

岩手県

1998/5/22

188/84

宮崎 圭伸

GK

佐賀県

2006/2/7

191/82

3

岡野 洵

DF

千葉県

1997/12/9

187/81

4

ヴァウド

DF

ブラジル

1992/2/10

183/77

5

奥井 諒

DF

大阪府

1990/3/7

169/65

15

HG

加藤 聖

DF

兵庫県

2001/9/16

171/64

18

今津 佑太

DF

山梨県

1995/7/8

184/80

23

米田 隼也

DF

福岡県

1995/11/5

173/69

25

櫛引 一紀

DF

北海道

1993/2/12

182/82

28

高橋 峻希

DF

埼玉県

1990/5/4

170/70

39

カイケ

DF

ブラジル

2001/5/30

190/86

40

白井 陽貴

DF

栃木県

2000/10/5

182/77

西村 海陽

DF

大阪府

2006/4/24

182/70

6

鍬先 祐弥

MF

長崎県

1998/5/15

175/72

8

増山 朝陽

MF

福岡県

1997/1/29

173/72

10

カイオ セザール

MF

ブラジル

1995/7/27

193/76

13

加藤 大

MF

福岡県

1991/5/7

175/72

14

名倉 巧

MF

東京都

1998/6/3

168/61

17

秋野 央樹

MF

千葉県

1994/10/8

176/68

19

澤田 崇

MF

熊本県

1991/5/26

170/63

20

大竹 洋平

MF

埼玉県

1989/5/2

166/63

24

宮城 天

MF

神奈川県

2001/6/2

177/70

26

大渕 来珠

MF

福岡県

2003/7/21

167/59

33

笠柳 翼

MF

神奈川県

2003/6/24

175/63

34

HG

五月田 星矢

MF

長崎県

2002/4/18

172/68

35

HG

安部 大晴

MF

長崎県

2004/6/7

172/65

37

瀬畠 義成

MF

神奈川県

2001/1/19

182/78

伊藤 小次郎

MF

長崎県

2005/5/13

174/60

7

クリスティアーノ

FW

ブラジル

1987/1/12

183/83

9

フアンマ デルガド

FW

スペイン

1990/11/17

188/90

11

エジガル ジュニオ

FW

ブラジル

1991/5/6

174/72

27

都倉 賢

FW

東京都

1986/6/16

187/80

29

クレイソン

FW

ブラジル

1995/3/19

166/63

32

ジョップ セリンサリウ

FW

神奈川県

2003/6/30

195/85

七牟禮 蒼杜

FW

宮崎県

2005/10/3

180/73

池田 誉

FW

長崎県

2005/4/26

172/70

宮崎 陽

FW

熊本県

2006/10/29

172/63

 

 

【ロアッソ熊本】

昨年順位

スローガン

監督

優勝予想オッズ

J2/4

挑め!高みへ

大木 武

25.1

J3王者は昇格初年度に4位とクラブ史上最高位を記録。出場したJ1参入プレーオフでは3試合引き分けという結果で惜しくも昇格はならず。大木監督が就任して3年目、作り上げたチームは最大限の結果を出した。しかし、今年は成長した主軸が流出。大卒を4人獲得も計算できる戦力なのかどうかは評価が難しい。同じスタイルで作り上げるのであれば序盤は我慢か?昨年を超えれば自動昇格圏内だけれども、完成度を高めらるかどうか。連戦が少ない今シーズン、しっかりとした熊本対策が進むと厳しい可能性の方が高いと予想。優勝オッズは25.1倍。割と評価は高め。

 

OUT

小島圭巽[おこしやす京都AC/完全移籍]

田尻康晴[高知ユナイテッドSC/完全移籍]

樋口叶[高知ユナイテッドSC/完全移籍]

東野広太郎[ジェイリースFC

坂本亘基[横浜FC

イヨハ理ヘンリー[広島/復帰]

東出壮太[宮崎]

髙橋利樹[浦和]

酒井崇一[群馬]

杉山直宏[G大阪]

河原創[鳥栖]

菅田真啓[仙台]

ターレス[名古屋/復帰]

レオ・ケンタ[?/契約満了]

 

IN

道脇豊[ロアッソ熊本ユース/トップ昇格]

石川大地[鳥取/新加入]

豊田歩[中央大学/新加入]

松岡瑠夢[栃木/新加入]

大本祐槻[琉球/新加入]

大西遼太郎[岐阜/新加入]

島村拓弥[今治/新加入]

岡崎慎[FC東京/新加入]

相澤佑哉[駒澤大学/新加入]

東郷翼[日本体育大学/新加入]

宮崎海斗[鹿屋体育大学/新加入]

大崎舜[福岡大学/新加入]

 

 

背番号

HG

名前

Pos.

出生地

生年月日

身長/体重

1

田代 琉我

GK

神奈川県

1998/8/27

185/88

13

増田 卓也

GK

広島県

1989/6/29

185/80

23

佐藤 優也

GK

千葉県

1986/2/10

186/90

41

ショファー ネオ

GK

熊本県

2005/5/30

181/70

42

宮本 哲宏

GK

熊本県

2006/6/2

178/76

2

黒木 晃平

DF

熊本県

1989/7/31

175/70

5

阿部 海斗

DF

福岡県

1999/6/18

175/70

6

岡崎 慎

DF

東京都

1998/10/10

181/77

22

HG

相澤 佑哉

DF

熊本県

2000/10/17

178/70

24

江﨑 巧朗

DF

熊本県

2000/2/5

177/68

26

HG

宮嵜 海斗

DF

熊本県

2000/11/29

183/75

3

大西 遼太郎

MF

静岡県

1997/11/24

179/74

4

藤田 一途

MF

神奈川県

1999/6/30

175/72

7

田辺 圭佑

MF

埼玉県

1992/3/29

170/72

8

HG

上村 周平

MF

熊本県

1995/10/15

165/63

9

大本 祐槻

MF

滋賀県

1994/9/24

176/69

10

伊東 俊

MF

北海道

1987/10/29

165/64

14

竹本 雄飛

MF

広島県

1997/8/19

176/70

15

三島 頌平

MF

岐阜県

1995/11/20

176/72

16

松岡 瑠夢

MF

東京都

1998/7/22

177/65

17

平川 怜

MF

東京都

2000/4/20

176/72

19

島村 拓弥

MF

岡山県

1999/3/6

170/59

21

豊田 歩

MF

東京都

2000/11/25

171/67

25

東郷 翼

MF

茨城県

2000/8/23

169/66

27

HG

谷山 湧人

MF

熊本県

2003/10/31

170/60

30

東山 達稀

MF

新潟県

1999/6/3

167/69

11

粟飯原 尚平

FW

北海道

1996/5/26

178/75

18

石川 大地

FW

茨城県

1996/2/22

178/73

20

大崎 舜

FW

鹿児島県

2000/4/15

189/80

28

土信田 悠生

FW

山口県

1999/7/23

182/76

29

HG

道脇 豊

FW

熊本県

2006/4/5

186/70

 

  

【大分トリニータ】

昨年順位

スローガン

監督

優勝予想オッズ

J2/5

下平 隆宏

9.7

ルヴァンカップにも出場して厳しい連戦の中、5位でプレーオフに滑り込むも熊本と引き分けて1年でのJ1復帰に失敗。チームの予算規模が縮小されてJ2の中の下くらいのチームに戻るかと思いきや、予想外に頑張った印象の西山GM。特に激痛の三竿移籍に、左利きのブラジル人CBを補強した点は評価したい。まだ実物は見てないけどさ、若くてデカいし、左利きだしで期待感があります。デルランまじ期待。今治でJ3ベストイレブンに選ばれたCB安藤智哉も期待感がえぐい。琉球の池田廉、秋田の茂平と中堅即戦力も良い。シモタイラーとシゲタイラーと語感も良い。HGも増えたし、若手とベテランの編成バランスは良く、やれるんじゃない?という期待感が上回ったオフシーズンでした。色々な変化を感じ取れる取り組みが多いのだけれども、若干気になるのが戦術面。マネジメントがボトムアップで組み立てていく手法がですね?大手メーカー企業が採用しがちの「ジョブ型人事制度」に見えて何だか辛いんです。理由が分からないんだけど、なぜか辛い。「お前たちは何がやりたいんだ?やりたいことがあるならやってみろ」みたいなことを言い出す上司、「あれ?これマネジメントの仕事じゃない?」と思いながら仕事するジョブ型メンバーのリーダー。営業は営業、開発は開発、マーケティングはマーケティング、商品企画は商品企画でバラバラのことをやり始め、行き詰まると「そんなことは承認していない」と言い出す上司。結果にコミットしなければならないジョブ型メンバーたち、各々が頑張ろうとして益々バラバラに。FWは前から守備をハメたがり、MFはバランス重視でプレスが連動しなくなり、DFはラインを上げたがらない、泣き叫ぶGK、そんな結果が出ない時にマネジメントはなんて言い出すんだろうか。良い結果が出ればすこぶる良い結果が、結果が出ないと収拾がつかなくなりそう。きっとどっちかです、今年の大分トリニータ。良い方向に進んで欲しい!中小企業だからな、大分トリニータは!大手メーカーじゃねぇから!勘違いだけはすんなよ!もはや何の話だかよく分からなくなってきましたが、優勝予想オッズは1桁後半から10倍台で推移。狙い目です。2種登録の二人は津久見と杵築の出身。頑張って欲しい。

 

OUT

濵田太郎[長野/期限付き]

小林裕紀[引退]

髙澤優也[町田]

伊東幸敏[未定/契約満了]

増山朝陽[長崎]

小林成豪[山口]

下田北斗[町田]

三竿雄斗[京都]

吉田舜[浦和]

呉屋大翔[千葉]

井上健太[横浜FM

松本怜[ジェイリースFC

小出悠太[仙台]

エドゥアルド・ネット[未定/契約満了]

金崎夢生[未定/契約満了]

 

IN

テイシェイラ[ECバイーア(ブラジル)/期限付き]

デルラン[グアラニFC(ブラジル)/新加入]

池田廉[流通/新加入]

茂平[秋田/新加入]

ペレイラ[アトレチコ・ゴイアニエンセ(ブラジル)/完全移籍]

安藤智哉[今治/新加入]

高橋祐翔[ヴェロスクロノ都農/復帰]

新井栄聡[秋田/新加入]

松尾勇佑[関西大学/新加入]

佐藤丈晟[大分トリニータU-18/トップ昇格]

保田堅心[大分トリニータU-18/トップ昇格]

 

背番号

HG

名前

Pos.

出生地

生年月日

身長/体重

1

高木 駿

GK

神奈川県

1989/5/22

181/76

22

新井 栄聡

GK

埼玉県

1995/9/27

188/84

23

テイシェイラ

GK

ブラジル

1999/3/8

187/81

24

西川 幸之介

GK

愛知県

2002/9/11

181/78

2

香川 勇気

DF

兵庫県

1992/7/2

177/70

3

デルラン

DF

ブラジル

1996/2/3

187/80

4

坂 圭祐

DF

三重県

1995/5/7

174/73

19

上夷 克典

DF

鹿児島県

1996/4/5

181/72

25

安藤 智哉

DF

愛知県

1999/1/10

190/84

27

松尾 勇佑

DF

東京都

2000/6/27

170/63

30

高橋 祐翔

DF

鳥取県

2001/9/19

189/80

31

ペレイラ

DF

ブラジル

1997/1/31

184/83

41

HG

刀根 亮輔

DF

福岡県

1991/10/29

182/71

49

羽田 健人

DF

大阪府

1997/7/7

186/80

5

中川 寛斗

MF

埼玉県

1994/11/3

155/60

6

HG

弓場 将輝

MF

大分県

2002/5/13

174/70

7

HG

梅崎 司

MF

長崎県

1987/2/23

169/68

8

町田 也真人

MF

埼玉県

1989/12/19

166/55

10

野村 直輝

MF

山口県

1991/4/17

168/65

14

池田 廉

MF

千葉県

1997/11/10

177/68

16

HG

茂 平

MF

長崎県

1993/4/14

173/67

17

HG

高畑 奎汰

MF

大分県

2000/9/16

176/68

26

HG

保田 堅心

MF

福岡県

2005/3/5

181/68

28

野嶽 惇也

MF

鹿児島県

1994/9/11

177/70

35

HG

佐藤 丈晟

MF

大分県

2004/10/28

176/67

46

松岡 颯人

MF

大分県

2005/4/14

170/63

9

サムエル

FW

ブラジル

2000/10/27

183/96

11

渡邉 新太

FW

新潟県

1995/8/5

171/68

13

伊佐 耕平

FW

兵庫県

1991/11/23

176/69

15

HG

屋敷 優成

FW

大分県

2003/10/18

164/59

18

藤本 一輝

FW

福岡県

1998/7/29

180/70

20

長沢 駿

FW

静岡県

1988/8/25

192/82

29

宇津元 伸弥

FW

宮崎県

2000/3/29

178/76

45

木許 太賀

FW

大分県

2005/6/13

165/60

 

以上、一週間がかりで書き倒した戦力分析っぽい揚げ足取りでした。この分析を基に開幕直前に順位予想をまとめたいと思います。