2025/02/12

2025年 J2優勝予想

シーズン開幕間近です。今年も優勝予想という名のギャンブルに興じるため、出走馬について下調べしておこうと思います。ざっと調べただけでも、おそらくですが、J2史上最も混迷を極めることになるのではないのか?という印象。どのクラブが昇格しても、どのクラブが降格しても不思議は無い。相当に厳しい競争になると思われます。さらに、今シーズンからベンチ入りメンバーが9人に拡張可能となる。これをうまく運用できる新しい発想を持ったチームが上位進出の鍵を握ることになるかもしれない。開幕前の期待を不安が入り混じる中、他所のチームがどうなのか、しっかりと把握しておきましょう。短くしたかったけど、長いよ。長くなったよ。


【北海道コンサドーレ札幌】
◆監督:岩政大樹(1年目)
◆スローガン:なし
◆主な新加入選手:高嶺朋樹
◆予想フォーメーション:3-5-2
◆短評:残念ながらJ1維持陥落となってしまったミシャ札幌。J2降格により人員が流失しまくりの印象はあるものの、残留を目指して昨年の夏以降に補強しまくった影響で人材がダブついていたからです。若干の整理を行った結果、有望な人材がJ1に個人残留しただけの話です。J2では上位の戦力は十分。補強としてはほぼ無いに等しいレベルなのですが、札幌出身、柏に移籍して柏から世界へを体現し、J2に落ちた札幌に戻って来てくれた高嶺は嬉しい。うん、たぶん嬉しいはず。移籍してなきゃJ1に残れたかもなんて思わないですよね、嬉しいに決まっている。戻って来てくれたならやってくれるはずさ高嶺は。懸念があるとすれば岩政先生です。ミシャ後はフルコートマンツーマンを卒業して守備のバランスを構築すればですね、攻撃の要素は残るのがミシャ後クラブの特徴ですから、まだいまいち戦術の志向が良く分からないけれども言語化は素晴らしい岩政先生が、なぜ勝てないのかだけを言語化するだけのシーズンにする訳が無い。開幕戦刮目せよ!です。


【ベガルタ仙台】
◆監督:森山佳郎(2年目)
◆スローガン:PASSION 限界を超えろ
◆主な新加入選手:武田英寿
◆予想フォーメーション:4-4-2
◆短評:昨季6位でシーズンを終えた仙台。プレーオフでは長崎を倒すも、岡山に敗れて遂に木山監督をJ1に送り出すというこれまで誰も成し遂げなかった快挙を達成。呪いを解いてしまった仙台。クラブの顔であった中島元彦がC大阪に帰還。併せて主力の小出も甲府に戻った。これからは郷家がチームの顔として再出発。補強面では浦和からボランチ武田英寿を獲得も中島元彦が入れていた守備のスイッチを押す人が居なくなった印象。森山体制2年目でベースの構築が出来ているのでプレーオフ圏内以上を目指す。突き抜けているポイントは無いけれども、崩れそうな印象も無い。FWの補強が当たっていれば無難に上位か。


【ブラウブリッツ秋田】
◆監督:吉田謙(6年目)
◆主な新加入選手:吉岡雅和
◆スローガン:秋田一体魂
◆予想フォーメーション:4-4-2
◆短評:昨年は10位でJ2過去最高順位を達成。しかし、DFの要であった河野貴志がジェフに移籍。蜂須賀が引退と守備陣の入れ替わりが激しい。中盤と前線は主力は維持。守備に懸念はあれども今年も前線からハードワークを行うデカいFWとDFがいて、小技の利く小柄な選手は中盤にしかいない、という分かりやすいメンバー構成で再編成。劇的変化はなく、秋田一体を突き進めるだけです。昨年の10位以上を目指してプレーオフ圏内目標。スタジアム新設に向けて内外にアピールです。


【モンテディオ山形】
◆監督:渡邉晋(3年目)
◆主な新加入選手:中村亮太郎
◆スローガン:山形一丸
◆予想フォーメーション:4-3-3
◆短評:鹿島から土井聖真を獲得して、夏以降の末脚が驚異的だった昨年の山形。追い上げに追い上げて出場したプレーオフだったけれども、プレーオフ敗退芸が年季を増してます。プレーオフに出れるだけマシだ。最初からあの勢いで戦えれば優勝間違いなしと体制は維持。主力も維持できたけれども、唯一の流出は大活躍だったGK後藤。長崎に奪われる。外国人GKを獲得して穴埋め。若干の不安はあれども、ベースは変わらず、積み上げもあるので上位は堅そう。土井の加入後チームが生まれ変わった印象なので、補強は大事。戦力的には自動昇格を目指せるのではなかろうか。手ごわそう。


【いわきFC】
◆監督:田村雄三(3年目※通算8年目)
◆主な新加入選手:遠藤凌
◆スローガン:REBOOT
◆予想フォーメーション:3-5-2
◆短評:昨年9位とジャンプアップに成功したいわきも体制維持。主力の流出も某分トリニータに有馬幸太郎を奪われた程度。J1から借りた若手をムキムキにして返却する肉体改造請負派遣先として今年も暗躍。有望な若手を鍛えてくれます。何よりも大エース10番谷村海那の残留が大きすぎる。なぜどこも引き抜けなかったのだ?と思うレベル。大卒新人とJ1からレンタルした若手をムキムキにする方針は手堅い。大きな変化は無く、こちらも手堅い結果を残しそう。一人、MFに2メートル級のまだ細い18歳がいるので、ムキムキになるのに時間がかからなければ恐ろしいことになるかもしれない。広島からレンタルの木吹翔太(203センチ)は要注意。ムキムキになりにくいタイプであることを祈るしかない。


【水戸ホーリーホック】
◆監督:森直樹(2年目)
◆主な新加入選手:渡邉新太
◆スローガン:なし
◆予想フォーメーション:4-4-2
◆短評:昨年は15位で残留に成功。チームの顔だったGK本間が遂に引退。若手の育成方針から中堅勢を補強できる余裕が生まれた模様。某分トリニータからFW渡邉新太、GK西川幸之介を補強。しかし、育ては売りを繰り返していますので、今年も入れ替わり自体は激しい。特徴のあるクラブが増えたJ2において、少し特徴が薄れ気味ではある。J2に居続けるノウハウNo.1の実績がある水戸だけれども、今年は本当に厳しいかもしれない。J2のど真ん中、水戸が残留争いを2年繰り返した。真ん中に戻れるか、再び残留争いに巻き込まれるのか?サプライズを起こせるか。


【RB大宮アルディージャ】
◆監督:長澤徹(2年目)
◆主な新加入選手:豊川雄太
◆スローガン:なし
◆予想フォーメーション:3-5-2
◆短評:J3をぶっちぎりの成績で優勝し、1年でJ2に戻ってきたら「RB」が付いた大宮。何なんだよRBって。企業名は付けられないはずのJリーグでそんな裏技ありなのか?反則気味のロープワークで戻ってきた大宮。RBが許されるならTKP大分トリニータだって許されてしまうだろうが。魂を売って得た資金で行う快進撃の始まりです。J3優勝メンバーを残しつつ、京都から豊川雄太、横浜FCからカプリーニ、ガブリエルを補強。今のJ3をぶっちぎれたメンバーで追加補強なので、J2の中の上はあるってことです。資金力のあるチームが勝ち癖を付けて戻ってきたので困りますね。残留争いをするイメージは無いので、非常に困る。1年目でどこまで上がれるのだろうか。


【ジェフユナイテッド千葉】
◆監督:小林慶行(3年目)
◆主な新加入選手:石川大地
◆スローガン:なし
◆予想フォーメーション:4-5-1
◆短評:チームにJ2得点王が生まれたのになぜかプレーオフにも出れなかったジェフ。某分トリニータが最終節で仙台に負けたせいなので、その節は申し訳ありませんでした。ヒーロー小森飛絢が邪悪な人身転売組織、シントトロイデンに目を付けられてしまい流出。シントトロイデンから飛躍した日本人選手なんか居たか?全然思い浮かばないんだけど、海外移籍という名の肩書に勝てる若手なんていません。シントトロイデンの魔の手に騙されるのです。空いた穴は埋めなければなりません。熊本から石川大地を強奪。山口からは前貴之、秋田から河野貴志、町田から安井拓也を補強した上でC大阪の主力なのにアカデミー育ちの鳥海晃司が謎の帰還。J2準オールスター感があるチームに変貌。ブラジル人FWデリキも加わり、体制としてはかなり良い印象。若手を高く売った金で昇格を買うのだ。今年こそと言い続けて17年目くらい?最低限プレーオフには出るだろうし、ワンチャン自動昇格もあるかもしれない。ちば銀カップでは保持する柏にボコられたけれども、今年こそはワンチャンあるかもしれない!と言い続けるのだ!


【ヴァンフォーレ甲府】
◆監督:大塚真司(2年目)
◆主な新加入選手:小出悠太
◆スローガン:ソコヂカラ~Unite for the Next~
◆予想フォーメーション:3-6-1
◆短評:昨シーズン14位と大低迷した甲府。天皇杯優勝からACL出場を経て無理が祟ったか。ピーターウタカ、アダイウトンといったベテラン外国籍勢が抜けて、ワントップは大ベテランの悪ふざけが過ぎる三平さんが主軸になってしまったけど大丈夫だろうか。37歳の三平さん。一応富山からマテウスレイリアを獲得していますが若干FWの層が薄くなった印象。DF陣には小出を獲得。広島から柏好文も獲得しているし、甲府所属経験者を戻しがちな方針がある模様。攻撃における外国籍頼み感が薄れたのでスタイルの模索に時間を要するかもしれない。突き抜けてはいない印象で、どの辺に収まるのか予想が難しい。上も下もありそうな陣容。スローガンの通り、ソコヂカラが試されるシーズン。


【カターレ富山】
◆監督:小田切道治(4年目)
◆主な新加入選手:松田力
◆スローガン:不屈
◆予想フォーメーション:4-4-2
◆短評:11年ぶりにJ2に戻ってきた富山。もはや富山に行った記憶も危うくなってきたけれども、久々に遠征に行けるのは楽しみ。北陸新幹線が開通してから行ってないんじゃないか?富山。行ったか?覚えてない。J3で3位、プレーオフを見事制してワンソウルを地獄の底に叩き落した富山。何よりもキャプテン翼こと、吉平翼が主将ですよ、あなた。吉平翼がJ2に戻ってくるんです。再会がこの上なく楽しみ。愛媛からFW松田力を加えてJ2仕様にパワーアップも、目標はJ2残留。J2では規模的にかなり厳しい。左伴社長が奮闘して結果を出し、J2には戻れたが今のJ2は修羅の国です。不屈の精神で残留できれば大成功。


【ジュビロ磐田】
◆監督:ジョンハッチンソン(1年目)
◆主な新加入選手:佐藤凌我
◆スローガン:一体感〜HIGH ENERGY〜
◆予想フォーメーション:3-4-3
◆短評:1年でJ1から陥落してしまった磐田。昇格した年に鈴木雄斗のプレーを生で見て上手さに衝撃を受けたのだけれども、昇格後に湘南に移籍してしまったその穴を誰も埋められなかった印象。横内監督は退任し、ジョンハッチンソンが就任。「はっちんそん」です、「はっちそん」ではない。オーストラリア人でポステコ、キューウェルの下でコーチをやって、マリノスでも指揮を執った経験がある監督。この経歴であれば攻撃的なサッカーを志向すると思われます。ハイプレスハイラインでしょう。大エースであったジャーメインは広島に移籍。その代わりに佐藤凌我を獲得。渡邉りょうも外国籍選手もいるのでFWに不足は無し。メンバー的には23年に昇格したときよりも強そうな印象。新監督のもとで戦術面の浸透が間に合うのかどうかだけが不安要素。上位候補だが今のJ2にハマるかどうか。


【藤枝MYFC】
◆監督:須藤大輔(5年目)
◆主な新加入選手:金子翔太
◆スローガン:一体感〜HIGH ENERGY〜
◆予想フォーメーション:3-6-1
◆短評:昇格初年度が12位、昨年13位と2年連続で中の下に収まったJ2が3年目の藤枝。須藤監督の超攻撃的サッカーを支えたFW矢村が新潟に戻り、今年は誰が得点を取るのか、という問題に対して謎のセネガル人を獲得。189センチのセネガル人ディアマンカ・センゴール。1000のゴールを決めるのか、ゴールせんのか、ブログのネタ的にありがたいお名前。ありがとうセンゴール。清水からレンタル延長の千葉寛汰がエースに成長するか、FWの軸が不安要素。誰がゴールするんかい、せんのかい。センゴール。覚えておきましょう、センゴール。


【レノファ山口】
◆監督:志垣良(2年目)
◆主な新加入選手:宮吉拓実
◆スローガン:一体感〜HIGH ENERGY〜
◆予想フォーメーション:4-4-2
◆短評:昨年11位となった志垣山口。良銘柄でした。1年目の不安要素を見事に払拭してプレーオフ争いにまで関わった手腕がお見事。長年ゴールを守った関憲太郎が引退。オランダ人GKを獲得。DF陣もヘナン、前が移籍して守備陣の立て直しが必要となった。この補強が的確。福岡から亀川、千葉から岡庭、秋田から喜岡とJ2で計算できる戦力を揃えて、攻撃陣には有田、横山、宮吉とこちらも的確。割と入れ替わった印象だけれども、去年より強そう。


【徳島ヴォルティス】
◆監督:増田功作(2年目)
◆主な新加入選手:ブラジル人FW×3
◆スローガン:?
◆予想フォーメーション:4-3-3
◆短評:いろいろあり過ぎた印象の徳島は心機一転、強化部門の体制が一新。柿谷は引退、帰ってきた岩尾憲はハムストリング故障で出遅れ。ブラジリアンが豊富。このブラジリアンFWの一人でも当たりであれば何とかなりそうな戦力はある。DF陣には日本生活が長いエウシーニョやカイケがいるのでブラジリアンの受け入れ体制は問題なし。ブラジリアン頼みの阿波踊り。当たれば上へ、当たらなくても下に落ちそうなレベルにはならなさげ。安定しそう。


【愛媛FC】
◆監督:石丸清隆(4年目)
◆主な新加入選手:村上悠緋
◆スローガン:己道
◆予想フォーメーション:4-5-1
◆短評:昨年17位。石丸監督は続投も主力のCBが鳥栖に引き抜かれる。更にチームの顔であったベテラン勢、森脇、前野、茂木、浜下、菊池といった愛媛らしい選手たちが引退・移籍でチームを去った。J1からのレンタルで補強を行うも、若手が多く、実績面で不安が大きい。完全に別チームになった印象。最も全く分からん。己道を走り過ぎではなかろうか。昨年よりも下がってしまうと降格圏。若手が元気良く勢いを保てるか?若さ、大事。


【FC今治】
◆監督:倉石圭二(1年目)
◆主な新加入選手:藤岡浩介
◆スローガン:RE:BOOST(さらに前進)
◆予想フォーメーション:3-5-2
◆短評:J3で2位。昇格してきた今治。日本サッカー界のレジェンド代表監督、岡田武史オーナーの元、順調にステップアップ中。新興クラブと思ってはいけない。すでにその事業規模はかなり大きい方に入る。強敵が増えまくるJリーグ界隈です。岐阜からFW藤岡を獲得してヴィニシウスとJ3得点王2トップを形成。コーチには大分トリニータU-18出身の越智亮介、GKコーチは修行智仁。知ってる人多い。だが監督はなぜか交代させられて倉石圭二氏が就任。知らない。分からない。コーチは知ってるのに監督のことは知らない。J3で2位にした服部年宏監督は契約満了。そんな人事もオーナーが決めました。倉石新監督はテゲバジャーロ宮崎での監督経験あり。岡田メソッドがありますんでね、誰が監督やっても大丈夫です。岡田メソッドがJ2に殴り込みです。J3で結果を出して昇格してきたチームは総じて手堅い結果を残して残留しがちです。普通は監督を代えないんだけど、どう出るか。


【サガン鳥栖】
◆監督:小菊昭雄(1年目)
◆主な新加入選手:小川大空
◆スローガン:ONE HEART
◆予想フォーメーション:4-4-2
◆短評:ついに陥落した鳥栖の兄貴。今まで長きに渡る残留争い、ご苦労様でした。もうね、普通の九州のクラブがJ1で生活するのは無理な時代の到来です。来年どこぞも落ちてくる気がします。それでも鳥栖はC大阪から小菊監督を招聘してC大阪人脈を活用して1年でのJ1復帰を目指すのです。愛媛からCB主力2枚を強奪して弱体化している時点で戦略的には怪しい。長崎から抜いてくれよ、長崎から。復帰するなら降格直後の1年目が勝負の年。高橋大輔コーチがいます。まだほんのりJ1の匂いがする鳥栖。残り香を活かして復帰できるか。一新したチームも戦力的にはまだ豪華。


【V・ファーレン長崎】
◆監督:下平隆宏(2年目)
◆主な新加入選手:山口蛍
◆スローガン:獲るぞ、TEPPEN 魅せろ、長崎の力
◆予想フォーメーション:4-3-3
◆短評:普通じゃない九州のクラブです。普通じゃない。3チーム作れる。昨年の主力を残した上で、J1優勝チームのキャプテン山口蛍を補強。電撃移籍にもほどがある。甲府からもキャプテン関口を獲得。マリノスからはエドゥアルドも獲得。キャプテンシー強めの選手を集めているのか?磐田から高畑奎汰を獲得したのは下平監督の愛着でしょうか。C大阪から山﨑凌吾も獲得したし、山形からGK後藤までも強奪。意味が分からないレベルの体制を構築。これで優勝できなかったら伝説になるレベル。優勝しない方がおかしい。あの新スタジアムで、このメンバーで優勝できない訳がない。優勝候補一択。今年のJ2は2位以下で争うリーグです。昨年のプレーオフ仙台戦で負けた試合運びっぷりだけが謎だけれども、リーグ戦であれば盤石じゃなかろうか。


【ロアッソ熊本】
◆監督:大木武(6年目)
◆主な新加入選手:今年も大学生
◆スローガン:SPARK
◆予想フォーメーション:3-3-1-3
◆短評:昨年12位の熊本はやっぱり大木監督で続投。成長した選手は抜かれます。GK田代、DF江﨑、FW石川など主力が流失。今年も大卒即戦力が頼みです。大卒の育成で今年も乗り切ります。10番を背負っていた伊東俊が引退し、新しい10番は大卒2年目の古長谷が背負う。戦力は毎年グレードダウンしている印象が続いているんだけれども、大卒の活用で生き残るのが本当に凄い。可能性のあるユース出身者は即海外に販売するし、若手の即売会場はこちらです感を毎年出せる大木監督の手腕は素晴らしい。熊本が生き残る道はこれしかないのだ。未来はあるのかどうかは分からないけれども、生き残らないと未来さえ無くなるのだ。正しい。


【大分トリニータ】
◆監督:片野坂知宏(2年目※通算8年目)
◆主な新加入選手:有馬幸太郎
◆スローガン:力戦奮闘
◆予想フォーメーション:3-6-1
◆短評:大トリを飾るのは大分トリニータさん。昨年怪我人を多く抱え16位と低迷。今年は怪我人が少ないので大丈夫です。ベテラン梅崎が引退となりましたが、清武弘嗣が復帰加入。もはやトリニータでプレーしていた時代が16年前とあって、その時代を覚えているサポーターは残念ながら死に絶えていますし、もし生き長らえていても記憶が怪しい年齢に達しているので清武がどんなプレーヤーだったか説明できないのですが、日本代表にまで上り詰めた選手の帰還は嬉しいものです。CB安藤、MF弓場、MF保田など若手有望株の移籍が当然のようにありましたが、レンタル移籍の延長をベースに、いわきからFW有馬幸太郎を獲得。ボランチは野嶽と群馬から獲得した天笠を主軸にするのではなかろうか。怪我人が居なければ何とかなりそうな気はする戦力。もはやJ2では強化費が中の下の規模に戻ってしまいましたが、若手の伸びしろに期待できればギリギリのラインでプレーオフに出れるかもしれない。精一杯良くてプレーオフ圏に届くか届かないかくらい。若手が伸びないと残留争いもあります。若手頑張れ。ここ数年セットプレーがいまいちだった問題は正確なキックができる清武に期待したい。夏に外国籍でFWの獲得はありそうな気がする。やせ型スピード系のFWを獲得しような!


以上、20チームの戦力分析でした。新任監督が極端に少ないリーグです。戦術面ではリスクを冒さず、手堅いクラブが多いので、1年目のクラブは色々とブレる可能性があると予想する。それでまぁ、優勝予想サッカーくじを買うのであれば長崎以外に買いますか?状態です。今シーズンの優勝候補は長崎で良いと思います。面白くはないけれども、穴を見つけられる要素が少ないですね。2位以下の争いが熾烈を極めると予想します。



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