J2のリーグ戦は終了ということで、シーズン開始前に予想した順位表と結果の確認をしてみました。2012年の順位予想の記事こちら
その結果が以下の表です。ババーン!
順位 | 予想順位 | 順位結果 | 正否 |
1位 | 京都 | 甲府 | × |
2位 | 徳島 | 湘南 | × |
3位 | 千葉 | 京都 | × |
4位 | 甲府 | 横浜FC | × |
5位 | 山形 | 千葉 | × |
6位 | 大分 | 大分 | ○ |
7位 | 東京V | 東京V | ○ |
8位 | 栃木 | 岡山 | × |
9位 | 横浜FC | 北九州 | × |
10位 | 水戸 | 山形 | × |
11位 | 北九州 | 栃木 | × |
12位 | 熊本 | 松本山雅 | × |
13位 | 福岡 | 水戸 | × |
14位 | 湘南 | 熊本 | × |
15位 | 草津 | 徳島 | × |
16位 | 富山 | 愛媛 | × |
17位 | 岡山 | 草津 | × |
18位 | 愛媛 | 福岡 | × |
19位 | 岐阜 | 富山 | × |
20位 | 鳥取 | 鳥取 | ○ |
21位 | 町田 | 岐阜 | × |
22位 | 松本山雅 | 町田 | × |
さ、惨憺たる結果!毎年同じですけど、惨憺たる結果!しかし、皆さん注目!恐ろしいことに自分の応援するチームの予想だけは的中!!何これ怖い。そしてその直下の東京Vと下から3番目の鳥取の3つだけが正解。いやー、難しい。
首位は甲府。圧倒的に甲府でした。ダヴィが太らなかったということが大誤算。ダヴィにきちんとした食事のマネジメントを行った結果でしょうか。フェルナンジーニョを補強してマークを分散させたことで夏以降、24試合負けなしという恐ろしい結果も残した。お手上げでした。お見事城福監督。
2位は湘南。スタートダッシュを決めてから、いつか落ちるいつか落ちると言われながらも走り切るサッカーを徹底して継続し、全く予想だにしなかった快進撃を続けた。今シーズン最もサプライズを起こしたチームじゃないだろうか。今年は下位に沈むと予想していて申し訳ございませんでした・・・。昇格おめでとうございます。
3位は京都。2012年の元旦に天皇杯の決勝までコマを進められるクオリティを持っていたチームである。大木監督の継続的なパスサッカーでポゼッション中心のサッカーを貫いた・・・のかな?ドゥトラを鹿島に放出したけれども、戦力的には十分だったはず。むしろ勝ち切れないというか、かなりコケたイメージ。付け入る隙は十分にあると思ってます。プレーオフが楽しみ。
4位は横浜FC。もともと地力を持っていたチームだけれども、赤帽こと岸野監督がどうも結果を残せずに3月に更迭。後を引き受けた山口素弘監督がまさかの名将っぷりを発揮。ぐんぐん順位をV字回復させてプレーオフ圏内に逆転で突き刺さる勢いで躍り出るに至る。いやー、山口素弘恐るべしである。まぁ、元々戦力は揃ってましたから、戦力は。いまいち正確な戦力が読み切れないチーム。プレーオフは千葉との結果も全く読めない。
5位はその千葉。いつまでJ2にいるんでしょうかこのクラブは。最後の最後で我々を抜いてプレーオフ圏内を確定させたけれども、優勝しても驚かない戦力を保持しながらの勝ち切れなさっぷり。勝利数は21試合と我々と同じ。なぜうまく行かないのか、論文が書けそうなレベルです。難しい。監督力が中途半端だったか・・・。CBの山口智が元気だったら安定してたんだけど。それ以外の要素が分からない・・・。不思議なクラブだ・・・。
6位は大分トリニータ。ババーン!上位の面子を冷静に振り返るとやっぱり6位ってよく頑張ったと思う。この順位に落ち着いた、っていう感じだけれども失うものは何もないわけで、プレーオフでは勝利を追いかけるのみ。恐れるものは何もないから硬くならずに、思い切ってやりきって欲しい。
7位も的中。東京Vがプレーオフにギリギリ入れず。残念。川勝監督が途中で辞任。このクラブも伝統と一定の戦力を持ちながら結果が出ないシーズンを送り続けることに。千葉の次に不思議。
8位は岡山。堂々たる1桁順位に大躍進。川又の活躍が大きいと思う。エースFWが点を取れれば堅守速攻、勝ち点を荒稼ぎしたイメージ。この岡山がJ2の混戦を生んだといっても過言ではないと思う。カウンター中心の戦術のチームは上位を倒す可能性を持つので、予想が難しい。岡山はサポーターも多いし、遂に立派な練習場を手に入れたし、来年からJ1にトライできるんじゃないだろうか。末恐ろしいクラブだと感じてます。
9位は北九州。名将ヤスこと三浦泰年監督率いる戦う集団ギラヴァンツ。シーズン当初はもたついたイメージだったが、昨年に引き続き限られた戦力で一桁順位に滑りこむ。J2ライセンスしか発行されず、スタジアムが出来ない限りはJ1に上がれないという結論になって以降、監督も選手もモチベーション的に難しかったと思う。遂に今日、監督が辞任してしまったし、名将を失くしてどこへ向かうかギラヴァンツ。
10位は山形。戦力的には十分だったはず。夏までは首位を走るなど好調だったが、理由はよく分らないけど、ずるずると順位を下げてまさかの2桁順位。これは予想外。夏を過ぎると攻撃も守備もイマイチに。奥野監督は鹿島出身だし、やると思ったのだが小林伸二監督の貯金を食べ尽くした後に修正できなかったのかなぁ。
11位栃木。今年もう少し躍進するかなと思っていたのだが、その座を岡山に奪われてしまった。毎年変な名前の外国人を獲得すること以外はネタとして期待できない。一枚岩チキンは胸焼けするし。J2中位から上位の実力が発揮できるかどうかは観客動員にかかっていると思う。お客さん増えないと辛いかなぁ・・・。
12位は松本山雅。最下位に予想したので、信州の方向に土下座しなければならない。温泉に宿泊してお金を落としたので許してください。J2初年度で12位、後半戦はとても強く、反町監督の監督力を感じざるを得ない。岡山同様、カウンター主体のチームはハマれば十分、勝ち点を稼げる。ここからどうやって次のレベルに行くか。手っ取り早く補強できると良いんでしょうけど、地道に選手を育てながら少しずつの方がいいですよ。無理をすると借金して首がまわ(ry
13位は水戸。ここもJ2ライセンスしか交付されず、モチベーション的に6位以内を目指す戦いで脱落していった印象。ベテランをうまく使っているのでもうひと伸びするかと思ったけど、中位に。来年スタジアムを移動するのか、どうするのか選択に迫られる。
14位は熊本。アジアの大砲、高木琢也監督が遂に退任。後半戦はさすがに修正してきたけれども開幕後しばらく波に乗れなかったのが大きかった。ここもベテランと若手のバランスが良いのでもう少し上位に食い込みたかったはず。今年最大の収穫は試合後のカモンロッソの儀式ではないだろうか。あれ、楽しそう。あれがあれば強くなれそうな気がする。不思議と。
15位に徳島。今年一番の残念チーム。思い切って2位を予想したのに!!恥をかかせやがって!しかし、小林伸二監督がここで終わるわけがないので来年に期待。うーむ。
16位愛媛。四国が続いた。バルバリッチ監督がチームを離れてからいい結果が続いた。厳しい監督だったけれども、家庭の事情もあり遂に退任。愛媛はマスコットのレベルは高いけれどもなかなか結果が残せないなぁ。マスコットはレベル高いのに。
17位草津。副島監督(ダンディ)が退任。来年から「ザスパクサツ群馬」に名称が変わるので心機一転、いい加減何かしら良い方向に順位が上向くことを期待しています。開幕戦のヘベルチ、あれ、何だったんでしょうね・・・・。開幕戦だけ強かった・・・・。
18位福岡。残念な監督の残念な采配で残念な順位。残念なシーズンでしたね。
19位富山。降格を避けられてよかったですね。富山は県民に愛されているイメージが全くないのでそのへんをまずは頑張って欲しい。
20位鳥取。行きました、鳥取には。とりぎんバードスタジアムに行き、ガイナマンに会えたのでいつ降格しても心残りは無かったのだけれども、踏みとどまった。初めて行ったスタジアムでは、とても頑張ってる雰囲気を感じ取った。J2から落とすには勿体無いクラブだなと思ってました。ガイナーレが無くなったら、鳥取には砂丘しか残らない。ガイナーレが無かったら、絶対に鳥取に行ってない人生を送っていたと思う。地味な鳥取県のためになんとか踏ん張り続けて欲しいと思う。
21位岐阜。ギリギリ残留。かなり危うかったと思う。経営的にも危ういけれども、心機一転新しい社長と県民の一体感をFC岐阜が体現して欲しいと思っている。1万人以上の観客が入った試合もあったので、残留のための試合が災い転じて福となすというか、注目を浴びるきっかけとなって関心を集められたことを今後に活かして頑張って欲しい。飛騨牛串は残って欲しい。そろそろマスコット作って欲しい。
22位町田。残念ながらJFLに逆戻りとなりました。スタジアムからの帰りのバスが信じられないほど来ない、という課題はありつつも、スタジアムの改修などを行なって着々と準備を続けていたので1年での降格は残念だろう。ここから先、どうなるのか分からない。応援し続けることしかできないサポーターは辛いだろうけど、サポートを続ける以外にないと思う。小田急がもうちょっと頑張ればなぁ・・・。
以上、予想と総括を上から目線で書かせて頂きました。
3位から6位まではもう、ほぼ同じようなものなので、プレーオフが全て。週末の第一戦に大注目。ヒリヒリする戦いを勝ち抜いてもう一度国立で躍動するトリニータが観たい。
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