2019/10/06

2019年 明治安田生命J1リーグ 第28節 名古屋戦

【名古屋 1 - 1 大分】



またもやロスタイムに勝ち点が減るという、中々上手くいかない状況を目の当たりにしてきました。勝てなきゃ辛いですが、勝ち点1を積み上げたことは評価したい。J2時代から2点取れなきゃ勝ちきれなかったチームですから、2点目が取れなかったことが敗因だと感じています。トヨタ相手にダイハツ九州が引き分けたんでね、そこは忘れないように。前節ヤマハに負けたのは未だに納得してないですが。











10月にしては暑いコンディション。ただ、湿度は低いので日陰は快適。スポーツ観戦には良い季節になってきました。選手にとってはまだまだ厳しいコンディションだったと思います。飲水タイムありましたし。


前線がガラッと入れ替わったスタメン。後藤のワントップに三平&小塚のシャドー。ありそうでなかった組み合わせ。後藤は久々に戻って来た。前節負けはしたものの、田中達也シャドーも面白かったので継続かと予想していたのですが、サイドに戻りました田中達也。スタートは右が田中で左が松本怜でしたが、飲水タイムであっさり左右を戻しました。しっくりこなかったので即修正です。変にこだわられるより良い事です。ボランチは古巣戦となる小林裕紀と美声島川のコンビ。豊田市出身のGK小島がベンチ入りでの凱旋帰国。リーグ戦でオナイウがベンチスタートになったのは初めてですかね?珍しかったので、秋ですし、来年はもう浦和に戻るのが既定路線になるのかな・・・・という第一印象のスタメンでした。


なぜ名古屋ではトーストにあんこを乗っけるのか?パスタにあんかけをかけてしまうのか?とんかつに八丁味噌が必要なのか?なぜ風間監督の後にフィッカデンティ監督なのか?名古屋の人達だけが発見する独特な味覚が名古屋のサッカーにも活きている。(※活きてない)J2から2年以上も我慢して積み上げた主導権を握ろうとするサッカーを、2019年スローガン「貫く」の名の下に放棄した名古屋。貫けよ!フィッカデンティ体制2試合目、今日の前半はトリニータにボールを持たれても自陣にどっしり構えるという、風間イズムとは正反対のスタンスに違和感を覚えざるを得ない。まだ慣れない。高額年俸のブラジル人を揃えて、大分相手に引くという過剰なリスペクト。そしてGK高木にボールを回すとブーイングする名古屋ゴール裏。誰もプレスをかけない名古屋攻撃陣。あのブーイングは何に対するブーイングなのだろう。なんだかしっくりこない雰囲気のスタジアムになってしまった印象。












暑さもあってか、名古屋が前半をほぼ捨ててしまい、我々一般人には分かり辛い、隙を探りながら後方でボールを回すトリニータと、構えて動かず待つ名古屋という退屈な試合になってしまいました。トリニータもトリニータでミスが多く、ボール回しが冴えませんでした。全然釣れなかった。後半勝負へ。




試合開始前にグランパスくんの背びれにヘディングをかます三平さん。ご利益があったのか、その頭で3試合連続のゴールを決めてしまう。右サイドからの松本怜のクロスが秀逸だった。後藤が触り切れずもそのまま逆サイドまで抜けて行き、田中達也が拾って折り返すと三平が押し込んだ。素晴らしい先制点だった。岡野の駆け上がりも素晴らしかった。グランパスくんの背びれに頭突きするとヘディングシュート決まる説、広めたい。





三平は「夏から男」である。3試合連続ゴールと調子が上向いてきた。試合後は満身創痍っぽかったけれども、来週は試合が無いので回復に努めて欲しい。



アディショナルタイムに追いつかれてしまいましたが、先制されてからの名古屋が強かった。前がかりになってボールを支配し続けた風間イズムの遺産。最初からやれ、最初から。前半の過剰なリスペクトが無駄であったことが証明されたかのような後半。相手陣内に押し込み、攻撃を続ける。後は決めるだけだったのに決められなかった、精度の問題と風間監督が言いそうな試合内容そのものだったが、今日は決められてしまった。



もう少しボールを外に出したり、時間稼いだりが出来たんじゃなかったろうか。岡野も頑張り過ぎてしまって、80分過ぎにはもう足を攣っていたのにずっと戦い続けていた。寝ておけば良いものをヘディングでロングボールを跳ね返し続けていた姿には鬼気迫るものがあった。最後は防ぎきれなかったけれども、伊佐だって22~23歳頃の加入直後は前半で足を攣るくらいだったので、岡野洵21歳も可能性の塊なのではないか。今日のヘディングの強さを垣間見るとジェフユナイテッド千葉で夢を叶えられると困ると思える程。可能性の塊だぞあれは。







追いつかれて勝ち点を失ったような印象ではあるものの、これで積み重ねた勝ち点は40に到達。目標まで残り5ポイント。もっとやれるはずだろうけれども、各クラブも生き残りを懸けて必死。シーズン終盤に勝ち点を重ねることの難しさ。なるべく早く目標を達成して、来季を見据えた更なるチャレンジを見せて欲しい。残り6試合。1試合でも早く上だけを見れる状況になりますように!






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