2010/02/06

東アジア選手権で代表戦観て来た



味の素スタジアムで行われた東アジア選手権を観戦。
これが2010年、サッカー観戦初め。
昼の女子、なでしこ日本代表と夜の男子の2部構成。
対戦相手はどちらも中国代表。
どっちかというと、昼のなでしこを観たかった。
というのも、岩渕ちゃんっていうFIFA U-17の大会でMVPを
とったほどの逸材が代表デビューってことで、是非見てみたかった。
男子に置き換えるとメッシ並みの能力の持ち主に違いないと、
胸躍らせながら風の強い日に味スタにいつもの連れと向かった。


意外と昼からお客さん入ってた味スタ。
入場時、大分での試合のときも配ってたらしいブランケットもらう。
岩渕ちゃんはスタメンではなかったものの、後半途中から投入される。
相手は中国女子。体がでかい。
何度かドリブル突破を試みたものの、体を寄せられると厳しい。
16歳で代表デビュー出来るなんて天才じゃんか、どう考えても。
じっくり育てて欲しい。
試合は2-0で完勝。なでしこはさすが。
16歳を試す余裕すら残しつつ完勝。
体の大きな相手とどう戦うかを突き詰めて行く意思が感じられる。
特にサイドからの攻撃時に簡単にクロスを上げるよりは
細かいパス交換・ドリブルでゴール前に淡々と近づいて行く所とか。
サッカーの日本化の遂行が着実に行われていると感じた。
この日、澤のスルーパスがもうちょっとバシッと決まってたら
もっと得点とれたと思える。
澤の動き、円熟なプレーで感心させられた。


それから2時間後。
寒い中、じーっと待つ意外やることない訳で、
非常に厳しい環境だったが、そのまま居残って続けて代表戦男子。
1日に同じ場所で2回君が代歌ったのは今日が始めてだ。
スタメンは

FW:玉田、岡崎、大久保
MF:遠藤、稲本、中村(憲)
DF:内田、長友、田中、中澤
GK:楢崎

誰がどこにいたのか詳しく書くほどの意欲はなし。
とにかく、前線でタメが作れないからボールが収まらない。
落ち着かない。遅行で攻め崩すってことが出来ない。
理由はちょっと俺のレベルでは分からない。
サイド攻撃でボール持って上がれても中に入っていけないし。
逆に中国は遅行が出来てた。
小刻みなパスワークでビルドアップする場面があって、
中国代表も進化してると感じた。


前半、ほぼ見せ場なく0-0で折り返すと、
味スタはブーイングに包まれ、シューと打てコールまで
出る始末。
後半10分過ぎ、平山投入で味スタゴール裏は盛り上がる。
ホームで平山がW杯出場に近づけるかどうか。
味スタのゴール裏は平山に期待していた。


ただまぁ、頑張ってはいたけれども決定的な仕事は出来ず。
平山が悪いとか、そういう問題じゃないと思う。
日本代表はこれだけ合宿やってて、結局どう戦うのか
さっぱり伝わってこない。
オランダ戦の前半みたいなサッカーを90分続けるのが
岡田監督の理想だったはずだが、ボール奪った後に
どう攻めるのかがよく分からない。
平山が入ってタメを作ってサイドに流す攻めが1回だけ
ど素人の俺にも確認できたけど、良い形で前に進めてた。
スタメンだとそれすら出来てなかったので、すぐにボールを
奪い返されて、狭いところで奪い、奪われぐちゃぐちゃ。
しまいにゃ中国にPK献上する始末。
が、楢崎はさすがであった。なんなく止める。
楢崎がセーブすることで西川くんの代表での出番が
より遠のく結果に。


そのまま0-0でタイムオーバー。
男子代表サッカーの日本化は前に進んでいるのか不明。
この日の夜までの入場者数は2万6千弱。
代表に頑張ってもらってライト層を取り込むことを
考えている各Jクラブにしたら、少し頼りない。
この日もFC東京、東京ベルディがそれぞれ
ビラを配って営業活動していた。


もうちょっと何とかならんだろうか、日本代表。
いくらシーズン開始前の今の状況でも、
東アジア選手権で韓国以外には余裕で勝って欲しい。
大会の位置付けも中途半端だし、結果も中途半端。
サッカー観戦初めとしては残念な結果でした。
女子の試合は楽しかったけれども。


風強くて本当に寒かった。
秋春制、どうしても気が進まないなぁ。

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