【大分 0 - 1 甲府】
良いジンクスは信じますけど、悪いジンクスは信じないタイプの調子の良い人間ですから、金曜日にはげんを担いでお昼にメンチカツ定食、晩御飯にチキンカツカレーを食べて血圧高めで迎えた土曜日。コレステロールよりも勝てないストレスで血管切れそうです。甲府にまたも返り討ちにされました。しかしまだリーグ戦は5節。5試合終わっただけで29試合残ってますから何も終わった訳じゃない。
思い起こせば昨年9月2日。J2天下取りと銘打って3万人プロジェクトを企画した試合。あの試合でも大観衆を前にロスタイムでダヴィにゴールを奪われてJ1優勝は諦めた。
http://trinita-away.blogspot.jp/2012/09/2012-j2-34.html
しかし、プレーオフ圏内は諦めなかった。借金返済を諦めなかった。だからこそ今J1で戦えているのである。クラブを存続させなければならない。その時の気持ちをもう一回思い出して残りの29試合を戦いましょう。今日は2年前のスタメンとは違う顔ぶれ。
土岐田が若狭に代わってスタメン。阪田がCBの真ん中に復帰。村井さんとキャプテン宮沢がベンチにもいなかった。キャプテンマークは阪田が巻く。柏戦と同様両ワイドは松本怜と辻尾。
少なくとも失点するまでは気持ちが入ってる試合だったと感じたんです。特に前半とか守備の時は体を投げ出してシュートブロックしていたし、先制を許さない強い気持ちみたいなのは伝わってきた。久々の先発で阪田がウーゴを相手に活き活きプレーしていた。前半の終わり際のヒールパスの場面以外は完封だったんじゃないだろうか。丹野のスーパーセーブは素晴らしかった。
後半、怪我で木村を欠いた直後に何度か観たことあるような中途半端なクリアから畳み掛けられて失点というパターン。80分過ぎの失点後、選手たちの心が折れた感じが見て取れた。明らかに足が止まったように感じた。一番観たくない雰囲気の中、交代で入った林や森島が流れを変えようと走り続けたが流れは変えられず。水曜日に試合をした甲府に痛すぎる敗戦。メンバー温存してたって言ったってホームだし有利なのに負けてしまった。残念過ぎる現実に向きあわなければならない。
問題は守備だと思う。育成型のクラブなので若狭に払った授業料の分は甘んじて支払うけれども、凡ミスが多いと思うのだ。戦術以前の問題で失点している場面が多いので基本的なことをしっかりと、J1のプレッシャーの中で出来るようになって欲しい。そういった意味ではこの試合、ようやくベンチに入った深谷には期待したい。2009年に14連敗を経験したベテラン勢が盛り立ててあげて欲しいと思う。あの年とは違って今年は大銀ドーム芝が美しくて、ピッチを管理している人は良い仕事をしてくれているし、高松も一人上質なプレーを見せてくれる。救いはある。
ということで今年も甲府に煮え湯を飲まされたけれども、今年は6月にがっつり中断期間もあるし立て直しの時間はまだある。諦める理由なんて何も無い。来週もまたカツを食べ続けるだけである。黒烏龍茶飲んで頑張れ俺!
0 件のコメント:
コメントを投稿