【京都 2 - 2 大分】
またもアウェイで勝ち切れず、波に乗れない状況ではありますがプレーオフ圏内を巡る手に汗握る熱い試合でした。短い夏休みが終わり、明日朝から仕事の私は涼しい家でスカパー!で生観戦していました。前回のブログで旅に出ませんかって言っておきながら自分は家です。京都は前日の大雨の影響もあったであろう蒸し暑い状況で大変だったでしょう。ただでさえ盆地で蒸し暑そうなのに。えぇ、私は涼しい部屋でダラッと観ていましたけれども、えぇ。
スタメンには変更が。頼みの綱のラドンチッチが家庭の事情で帰国チッチということで、風間と林の2トップに。ボランチには為田が入り、代わりに左サイドには久々の木島がスタメンとなりました。ラドンチッチは帰って来てくれるよね・・・。前節の2得点もラドンチッチに相手DFが引っ張られて出来たスペースを有効活用できたからミドルシュートから得点が生まれていたし、大黒柱不在の中、勝ち点で並ぶ京都から得点を奪えるのか心配でした。
前半はトリニータのペースだったと思います。京都のストロングポイントは大黒の飛び出し、右サイドバック石櫃のクロスだと思っていたのですが、最終ラインは低めでスペース与えず、奪われたら早目に戻って待ち構える守備でスペースを潰し、大黒が目立つことは無く、トリニータの左サイドでは木島、為田、安川が運動量豊富に石櫃をケアしてフリーでクロスを上げさせる場面も極力少なく出来ていたと思います。ほとんどの攻撃は潰せていた手応えがありました。
左で守って右で攻める、そんな印象だった前半、トリニータの右サイドバック松本怜も果敢に攻め上がり先制点を演出。クロスを安川が折り返し、風間が決める。今、自分で文章を書いていて何で安川がそこに?って思いました。左サイドバックも上がっとるやないか。まぁとにかく流れの中から良いゴールだったと思います。ラドンチッチがいないので、得点力どうかな?と思っていたんですが杞憂に終わりました。
前半のトリニータは守備を若干サボりがちなラドンチッチではなく、動ける若い二人だったこともあってか連動性のある攻撃が出来ていました。個人的にアウェイ磐田戦の後半で感じていた成長の手応えというか、未来の可能性が再びチラッと出ました。なかなか出なかったことの方が不思議なんだけれども。
これで後半も同じように試合に入れれば、完勝を重ねる常勝チームとなれるのでしょうがまだまだまだまだ同じ失敗を繰り返すのが惜しい。開始わずかで同点に追いつかれ、またもやGKとDFでのパス交換を失敗して逆転を許してしまう。本当にもどかしい。
それでも成長を感じたのは逆転を許した後に交代で入った後藤、土岐田、高松の3人が絡んでの同点ゴール。素晴らしかった。高松が縦パスを受け溜めて、土岐田が無駄に走りスペースを作り出し、ごはんですよならぬ「シュートチャンスですよ」と両手いっぱいアピールしまくった後藤の足元にようやくパスがつながると、オスンフン相手に物怖じせずキッチリと決めてくれました。ストライカーぽかった。「後藤ですよ」ですよ。
後藤も決めたし、昌也も試合の終わり際に真っ当なプレーが出来ていたし、為田も若干ヘロヘロになりながらも走れていたし、ホームの京都よりも運動量が多かったと感じました。若狭も大黒には仕事をさせなかったし、少しずつかもしれないけれども亀の歩みのような成長速度かもしれないが、確実に前に進んでいると思う。まさに前進×全心っていう状況じゃないだろうか。まぁ前に進むスピードが遅いんだけど。若手は確実にモノになっていると思います。10月決戦に向けてちょっとスピード上げて成長して欲しい。
抜け出せも、蹴落とせもしなかった京都戦ではありますが、プレーオフで再会することもあるかもしれないので、西京極で負けなかったことは無駄ではないと思います。さて次の試合は水曜日の天皇杯。暑い中連戦が続くけれども、しばらく試合から遠ざかっている選手にもチャンスがあるだろうし、相手はJ1首位になったのに監督を替えて調子がとち狂っている九州の真の盟主鳥栖ですからチャンスはあるかもしれません。トーナメントの組み合わせ的にチャンスがありそうなので、なんとか勝ち残ろう。
ハジメマシテ♪
返信削除今シーズンからトリニータ応援するようになり、blogを読ませていただいてます♪
彼氏がトリニータのファンだからという不純な動機で始まりましたが今では毎試合必ずチェックしています。
岡山、磐田、山形、京都などなどアウェイ観戦の旅行を二人で楽しんでます♪
京都ではやっと勝利を拝めるかと思いましたが、、なかなかアウェイで勝ちをいただけずヤキモキさせられています(泣)
ガンバレ トリニータ!!!
マリン様
削除コメントありがとうございます。トリニータのファンなんて素敵な彼氏さんですね。こんなアウェイで勝てないチームを応援し続ける人はきっと素晴らしい人格者に違いありません。アウェイの旅は勝つと本当に楽しいので、トリニータには頑張って欲しいですね。末永く応援していきましょう。