2025/09/21

2025年 明治安田J2リーグ 第30節 山口戦

【大分 1 - 0 山口】


6ポイントマッチだらけの勝負の9月、久々に勝ちました。久々に勝ったんです。亀祭りが何故に年2回あるのか?何故に仮面ライダーコラボだったのか!?謎は多かったのですが勝てば全て良し!夏の亀祭りに行ってしまったので、秋の亀祭り、勝ち点収穫祭には参加できずDAZN生観戦となりました。できることを全てやり尽くして選手たちを奮い立たせた皆さん、おつかめ様でした。限定ユニフォーム着用で久々に勝てたのも更に良かった。
「僕もライダーになりたいな」じゃないのよ、ニータン。お前どっちかと言えば怪人側だからな?鏡見ろよ?永遠の5歳め。今回のコラボ、サッカーを始めるくらいの子供をターゲットにしたかったのか?ライダー俳優に夢中になりそうなお母さんをターゲットにしたかったのか?カメと仮面の駄洒落なだけなのか!?謎は謎のままです。この試合が万が一、引き分けだったり、負けてしまうようであれば仮面ライダーV3に出てくるカメバズーカという怪人について語るブログにして、サッカーには触れずに終わってやろうと思っていたのですが無事に勝利ということでお蔵入りとなりました。

でもまぁやっぱり仮面ライダーコラボならば、ニータンをカメバズーカにしたかったな。カメバズーカ、防御力の高い甲羅を持つ亀に攻撃力の高いバズーカを掛け合わせるという怪人で、普通に強い上に体内に原子爆弾が仕込まれていて東京を壊滅させようと画策する。しかし、V3という後継者が出来た仮面ライダー1号&2号に両脇に抱えられて東京湾沖まで飛んで連れていかれて、スーパーヒーローである仮面ライダー1号&2号を道連れに大爆発をして最期を迎える。仮面ライダーを一気に2人倒してます。この試合、ライダーとレノ丸に抱えられて別府湾沖でニータンが爆発するような試合内容にならなくて本当に良かった。リッジー先輩もモヒカンウサギだし、怪人っぽいよな、弱そうだけどな。仮面ライダーに倒される側だよな、Jリーグのマスコット連中は。

せっかくなのでライダーキックで得点を生んで欲しいスタメン。前節から変更なし。3バックの真ん中に入った2試合目の岡本さん。前節足を攣っていましたが問題なく戻って安定稼働。このベテランの加入は大きかった。ゲーム進行の安定感が増した印象がある。ベンチには待望の10番野村さんが復帰。無理はさせたくはないけれども、勝たなければならない試合で復帰は嬉しかった。厚みが出ます、厚みが。

対する山口。前節ジェフをホームで倒して勢いに乗った状態で乗り込んできた。志垣監督との契約を解除後、中山元気監督がコーチから昇格。我が軍よりも先に動いたのは状況が悪すぎたから。前半戦に勝ち点を詰めなかったのは大胆な編成で選手を多く、ベテランから若手に入れ替え過ぎたからと分析している。志垣監督のベースを残せなかった。ベテランの亀川は半月板損傷で離脱など、怪我人もいて苦しい。編成責任者が悪い。8ポイント差になったとは言え、まだ何も決まっては無い。諦める訳がない。ジェフ戦から3-1-4-2を運用中。アンカーが三沢なのも、夏の補強で岡山からレンタル移籍している輪笠が前節の怪我の影響で離脱している模様。山口は良いクロスの本数が少なかった印象。カメバズーカ並みに高い守備力を誇る我が軍の5-4-1ブロックを攻略できず。

カメの武器はバズーカなんだよ、ニータン。バズーカ背負え、バズーカを。得点力不足が明確な課題の我が軍にもバズーカが必要なんだけれども、この試合はチャンスに前進する推進力と精度があった。相変わらずロクに競り合いもできずに空中戦が強くない1トップのグレイソンだけれども、足元に楔が入ると良い働きをすることが判明。つぶれ役でも、フォローする側が勢い持って多段推進すれば、前進する際の起点に使える。競り合いに負けてもセカンドボールを天笠、池田、榊原、野嶽が必死のフォロー。前進できるシーンになると右はペレイラ、左はデルランが駆け上がる。攻撃に厚みと勢いと精度が出てきた。キックオフ後、序盤の山口側CKを耐えると、8分、右サイドペレイラからの楔を受けて、潰されるグレイソン。しかし、足元のボールを榊原と野嶽が必死のフォロー。持ち出した榊原が山口DFの裏のスペースに抜け出した野嶽へスルーパス。前に出れた野嶽が倒されてPK判定。DOGSOでレッドカードでも良かったと思うんだけど、イエローカードの判定。納得感はなかったけれども先制のチャンス。

グレイソンがしっかりと決めてくれて先制に成功。グレイソン、PKは大丈夫そう。実はファンタジスタタイプというか、トップ下タイプなんじゃないか?グレイソンは。ペナルティエリア内で勝負させてあげたいんだけど、大体、前進する際に潰れていて、後から合流する感じになっているのがもったいない。ワンタッチで繋げる距離感に誰かが走ってあげるのが大事。天笠のポジションを一つ上げたことが功を奏している。ナイスゴールでした。前半はその後、山口にボールを持たせて時間を潰すことに成功。ちょっと受けすぎ&下がり過ぎだった気もするけど前進できる時はペレイラの攻め上がりが効いていて、グレイソンがシュートしたシーンや、ペレイラ自身がミドルシュートを打つシーンなどが作れたので前半のゲームの印象は良かった。

竹中監督はDAZNで観ているとインタビューの時に瞬きをしていない感じがして心配だ。ドライアイが心配。監督として初勝利おめでとうございました。瞬きしましょう。後半にゲームは動かなかったけれども、吉田のシュートシーンは2試合連続で惜しかった。前節も惜しかったけれども、枠に行ったのでもうちょっとで得点取れそう。一番印象に残ったのは山口の岡庭選手がロングスローをすると見せかけてタオルで手と顔を拭いて普通にスローインしたシーン。顔拭くんかい!?って叫びました。たぶん岡庭選手だったと思う。トリニータ側では後半に伊佐がシャドーで入った時に、これぞポストプレーというお手本のような潰されないプレーを見せてくれて、グレイソンに物足りなさを感じてしまうのは伊佐のプレーを見慣れてしまっているからだと思いました。あれがトリニータのスタンダード。伊佐のシャドーも良い感じ。勝ち点3と自信を得た試合。選手たちを奮い立た試合となった、スケジュールの巡り合わせ。こんなタイミングで動員を掛けた亀祭りが残留を直接争う山口戦になるなんて。優勝争いやプレーオフ争いで亀祭りしたかったけれども、結果大切な試合となり、勝利に繋がったので本当に良かった。良かったですね・・・。

亀祭りを2回分散した形で昨年よりも動員は落ちてしまったけれども、2回開催できたってことは、来年3回、4回、というか毎試合が亀祭りレベルで開催できるようになれば観客動員の収入でムキムキになれるので引き続き大分FCには頑張って頂きたい。勝負の9月、残留圏との直接対決で無事に勝利。久々の勝利。良いな、勝利は良い。シュート数も多いし、内容は上向き。スタイル的にも大崩れしないだろうし、岡本さん加入で最終ラインも安定している。カードが多めになっているのが不安要素ではあるけれども、涼しくなってきてますから!榊原や天笠が走れてコンディションが良くなっている印象もあってポジティブ要素の方が大きい。涼しくなればもっとやれる。きっとやれる。有馬が戻ってくればもっとやれる。

グレイソンのシュート数が多くなってきているのは攻撃面での良いポイント。スタッツには無いけれども、守備陣も身体を張って連続でシュートブロックしまくったシーンは痺れた。堅い守備も戻ってきた。

久々のクリーンシートです。濵田太郎も顔芸が出来るようになってます。あんなにシャイだったのにな、試合中にもなんか、ニヤニヤしてたシーンもあって余裕を感じました。もっとクリーンシートを増やしましょう。

熊本を得失点差で上回って順位が一つ上昇。降格圏とは8ポイント差。残り8試合。勝負の9月はまだ続きます。慢心せずに1試合ずつが勝負。生き残ろう。

「亀祭不敗伝説」ハッシュタグを自分の手柄のように生み出したニータン。確かにな、昨年も劇的な勝利だったし、この試合も勝ち無しの状態から勝ちを引き寄せたし、2勝1分けで不敗だけどさ、伝説と言えるほど歴史がないのでね、毎年開催して積み重ねられるようにしような。まだ伝説にするには早いよ?残留できなかったら意味が無いんでね、まずは残留しましょう。次も負けられない試合です。頑張りましょう。


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