2026/05/07

明治安田J2・J3百年構想リーグ 地域リーグラウンド 第15節 鹿児島戦

【鹿児島 0 - 1 大分】


泥臭く連敗を止め、勝ち点3を持ち帰り。連戦の中で怪我人の復帰、アウェイで勝利した我が軍。とにかく泥です。泥臭い。めちゃくちゃ泥臭く戦い抜きました。J3のチームにポコポコ負ける癖がついてしまいましたが、誰が相手だろうが泥です。泥臭く戦うのです。連敗脱出に成功。

GKをムンに戻して、3バックの右に宮川、真ん中にペレイラが復帰、左は三竿。ボランチに榊原と野嶽、右に吉田、左に宇津元。伊佐をワントップに据えてシャドーに有馬とパトリッキを配置。パトリッキの復帰は予想外サプライズ。レンタル契約が続くのであればシャドーのスタメン争いでは元々ファーストチョイスだったので復帰は大きなプラス。DAZNで遠目に観ていたらムンが角刈りに見えたのだけれども、ズームだと真ん中分けだったので安心しました(※何の話だ)前節の試合終了後、元気が無かった伊佐ですが勝利後は元気に踊っていたので一安心。そうでなきゃね。泥臭くても、うまくいかなくても勝つことが大事。

対する鹿児島。4-4-2なんだけれども、相馬監督兼GMが退任しているのにも関わらず、スタイルがガッツリ相馬スタイルのままに感じた。縦横圧縮プレスのままでチェスト&チェストみたいなスタイル。パス数が少ないので、手数を掛けずに攻撃を完結させるための守備です。デュエル強めのメンバーを集めている雰囲気もある。

GWに動員に大成功した鹿児島。この試合でクラブ史上最多を更新。まぁ、そういう試合は大体負けがちなんだよな、どこのクラブもそんなもんだけれども。1万人以上を集め、あと12人いれば1万2千人突破したのに惜しい。かなり泥臭く戦わざるを得なかったのは鹿児島側に大きな後押しがあったからだ。そういうことにしておきましょう。街としてのポテンシャルは十分だろうし、鹿児島もJ2昇格をきっかけに少しずつ規模を大きくでき始めている。九州のライバルクラブがどんどん勢力を強めている。負ける訳にはいかない。

基本、空中にボールがあることが多かった試合の入り。なかなかボールが落ち着きませんでした。保持して前進し、パスがズレて鹿児島のカウンターが発動しそうな時に潰してボールを奪還し、疑似カウンターみたいになる自作自演のチャンスメイクが基本になってしまいました。すぐに奪還できるのは素晴らしいのだけれども、パスのズレ、クロスの入らなさ加減が課題。鹿児島のパス数の少なさよ。で、両チームともにシュートも少ない。自作自演の白熱した展開に複雑な心境になってしまった前半でした。

後半、宮川が素晴らしいプレーとミスを織り交ぜるパルプンテみたいなプレーをやりはじめて更に困惑し始めたのですが、これが逆に良い方向になったのでサッカーは本当に分からない。基本、縦横に圧縮する鹿児島ですから、逆サイドには広大なスペースが生まれます。このスペースを活かすパス、それを誘って狙う鹿児島の守備という攻防の中で、試合が動いたのは65分。起点は宮川。何となく、鹿児島側も宮川がボール持つと狙ってプレスに行きがちになってズレが生じまして、宮川が一撃で左サイドにパスを振ったのだけれども、これがまず素晴らしかった。受けたのが宇津元でパトリッキ→榊原と左サイドでパス交換しながらもう一度右サイドに振る。吉田が受けて、そこに走りこんだのが宮川。高めのクロスを上げると、鹿児島GKが直接掴み損ねてこぼれたボールを宇津元が掻き出す、反応したのがパトリッキ、という流れでした。決して美しい崩しではなかったけれども、ゴールまでの過程は美しかった。宮川が逆サイドに蹴って始めた展開で、駆け上がってクロスは、圧縮する鹿児島に対してやりたかったことのはず。相手のミスはあれども、しっかりと形にできた点は良かったし、パトリッキの反応とシュートも素晴らしかった。Xのポストの写真に「笑ゥせぇるすまん」感がどんどん滲み出てくるのは謎。枠に蹴れるブラジル人がいた我が軍と、枠に蹴れる日本人がいなかった鹿児島の差が出ました。 

デュエルが多い試合展開の中で、プレスを回避して保持し、逆サイドに振ってチャンスメイクをする。多くのミスが出たものの、競り合いの中で負けなかったし、気持ちも出ていた試合で基本的にやりたいことを表現はギリ出来ていたと感じます。ギリね。連戦の中の疲労や怪我で精度は低めでしたが、それでも勝利して勝ち点3を得ることが当たり前にする。強い大分に戻るためには何でもいいから勝つことからです。有馬やパトリッキの復帰で若手のチャンスは少なくなるかもしれないけれども、スタメンはチャンスをもぎ取って維持するものですから、奪われるのが嫌なら死ぬ物狂いでしがみつけってことです。週末は連戦の総仕上げにホームで鳥栖戦。これこそ負けられない。負けられないのだ。



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