2011/05/30

2011年 J2 第14節 千葉戦

【千葉 3 - 2 大分】


雨の激闘、残念ながら逆転負けでした。
ここ数年連続で通っているフクダ電子アリーナ。
首位千葉を倒すために気合を入れて2時間前に現地入り。
名物のソーセージ盛りを持参したタッパに入れて、
準備万端で屋根の下の席を確保しました。
そんなフクダ電子アリーナの試合前の様子。



累積での警告による出場停止から土岐田が戻って、4-3-3が復活。
ほぼメンバーは固定されてきた。



千葉のオーロイを間近で見て、どこからみても即識別可能なほどの
大きさであることを確認。デカイ、長い。
ジャンプしなくても十分競り勝てる恐ろしい身長。
ピッチは時折横殴りになる雨のせいで濡れているが、
フクアリのピッチは本当にキレイ。滑りやすそうだったけれども。


キックオフからトリニータは阪田が中心となってラインコントロールし、
コンパクトな中盤を構成する。しきりに阪田がラインを上げて、
ワントップのオーロイへのパスを「出させない」作戦に出た。
これが意外と機能した。基本的にリトリートして守る場面が多かったけど、
カウンター気味の攻撃は森島にボールが収まりさえすれば形になっていた。
先制点は右サイド前田のセクシーな突破からのゴール。
前節同じ形の惜しいシュートがあったけど、見事リベンジ。
今度はパシッと決めてくれた訳です。


正直、厳しい試合になると思っていたので早い時間の先制点で
落ち着いて試合を進めることが出来た。
この後もライン高めに、攻撃の時間は短いけれども効果的。
40分過ぎ、ジョンハンの中への斜めの走り込みに、宮沢(たぶん)がパスを出す。
ジョンハンが中に折り返し、前俊か、西かどっちかがシュート。
キーパーが弾いたところを森島が押し込む。
今季初の2点リード。単独首位相手の2点リードで前半を折り返す。


もうこの時点で、前半の守備の出来を鑑みて楽勝モードですよ。
さすがにこれは頂いたと、ソーセージとビールが進む進む。
もう一点くらい取っときたいねー、なんて話を仲間内でしてたら
後半開始以降、ほとんど半分から向こう側でのサッカーになりました。
前半は抑え気味だったのか何なのか、目が覚めた千葉。
ジワジワとプレッシャーを強め、オーロイのポジションなんか気にせず
ボールを集め始める。


本当にジワジワと苦しめられてる感じで、徐々に徐々にボールが
前に運べなくなってきた。こうなると完全に千葉ペース。
コーナーキックやら、雨のせいで威力が半減してたけど、
ミリガンのロングスローやらでずーっと攻め続ける。
耐え切れずに遂に左コーナーキックから失点。
オーロイにつられ、ファーに飛び込んだ竹内に決められる。
さらにその後も右のコーナーからのこぼれ球を小さい深井に
恐ろしいミドルシュート決められる。
まさか追いつかれるなんて。


しかし、これで終わると思っていた矢先さらに失点。
左からのクロスをまたしてもファーの竹内に。
逆転されて万事休す。
やはり黄色いユニフォームの千葉に勝つには苦労するのか・・・。
だけれども、首位相手に雨の中見せた後半途中までの戦いっぷりは、
決して悲観するような内容ではなかった。
このまま終われば今季ベストゲームじゃないかと思っていたくらい。
涼しいというか、むしろ寒いくらいでよく走れてた。途中までは。
今の実力では限界があるかもしれない。
でも進んでる方向は間違ってないと思った。


問題はこの方向性を続けれるだけの経営的体力が維持できるかどうか。
このチームの将来性に気付ける人がどれだけいるか。
千葉に逆転負けして、今季はダメだからいいや的に思われるのが一番悔しい。
育てる段階のチームの観客動員が減って、その方向性が奪われるのが怖い。
増えない観客動員をどうすべきか、ちょっと考えないといけない。
今だと世間一般に訴えるものが弱い。
そういう意味でどうしても千葉に勝たせたかったのだが。
フクアリの雰囲気はとても面白く、千葉サポーターが元気になっていく
感じに飲まれてしまった部分もあった。本当のアウェイだった。


今日の試合、逆転負けにも関わらずゴール裏にいたサポーターは
立って拍手で迎えてあげる人が圧倒的に多かった。
選手たちがちゃんと戦っていたということ。



それでも負けた。千葉も強かった。
実力そのものを伸ばすことしか解決策はない。
ぜひ観に行ってあげて欲しい。若いチームの伸びシロの確認に。


しかし、本当に千葉には相性が悪いというか。
本当にオーロイデカイし。ホームでは11月かな。
見れるなら見ておいて損はないですね、あの巨人は。
審判に文句言いすぎて、警告だされそうになった後のゴメンナサイ感。
オーロイ、きっと人の良い感じだと思うな・・・。




























2011/05/27

千葉対策を考えてみる

日曜日に遂に話題沸騰のジェフ千葉と戦うトリニータ。
今日はちょっと真面目に千葉対策を考えてみた。
204センチのオーロイと、ロングスローのミリガン。
注意すべきはこの二人だけじゃないけれども、
まずはこの二人を何とかしなければならんと思うわけです。


鍵は熊本戦にあった。
恐ろしい距離を飛ばすミリガンのロングスロー。
ファーまで届く、その飛距離は先制点の起点となった。
そのミリガン、この試合で気になることが。
スローイン前にベンチからもらったタオルで手を拭いていたのだ。
汗で滑ってはロングスローは威力半減ということだと見抜いた。


日曜日の千葉戦は台風の影響もあって、関東地方雨の予報。
雨降る→ピッチ濡れる→ボール濡れる→ミリガンの手滑る
つまり、自然がトリニータに味方してるのである。
ロングスロー対策、ほぼ目処が立った。
これは勝てる!


だが、試合は千葉のホームフクダ電子アリーナで行われる。
ロングスローのチャンスにカラカラのタオルが供給される可能性がある。
雨だけではちょっと不安である。
ミリガンの手をヌルヌルにする方法。
試合前の握手の時にヌメヌメの手で握手すれば良いのではないか!
前俊が手にローションを付けて、ヌメヌメの状態で握手すれば、
「オゥ・・・・マエシュンッテアセッカキ」ってミリガンが。
で、前半は完璧に手がヌメヌメ。





・・・・・ごめんなさい。





悪ふざけが過ぎました。
まぁ、ほぼ難しいのです。ミリガンのロングスロー対策なんて。
放りこまれた先でしっかりとマークして、体寄せて自由にさせない。
それしかないのです。オーロイにも、他の選手にも。
だのになぜ前俊の手をヌメヌメにさせてしまったのか。
そしてなぜ前俊を選んでしまったのか。
いや、何となくなんですが・・・。


ネタが無いなら無理にブログ更新しちゃいけないっていう
典型的な例ということで。
くだらないエントリーにお付き合い頂き、ありがとうございました。
千葉戦、雨風に気を付けて行ってきます。

2011/05/25

今週のサカマガ



今週のサカマガ。
なんとなく、いつもより写真大きめにしてみた。
表紙は巨神兵オーロイ。怖いわな。幼児なら泣くわな。
J2の首位をトリニータの援護を受けてひた走るジェフ千葉。
注目を浴びるオーロイがサカマガの表紙にまでなっちまった。
J2なのに注目を浴びるなんて。千葉め・・・。


だがそのオーロイ、インタビューを読む限りは普通っぽい。
穏やかな巨人の様子。その巨人もミリガンのロングスローには
ビックリするらしいから、今年の千葉の外国人勢は恐ろしい。
熊本戦もファーまで飛んで行ってたし。


その千葉と激突する週末。
圧倒的に分が悪い千葉ですけれども、勝たせたい。
そのためにはオーロイとミリガンを絡めた攻撃に注意しなければ。
囮にされたり、裏の裏をかいたり、駆け引きも必要だろうけれども、
まずはガツッと当たりで負けないように。
・・・・警告もらって後に響いても嫌ですけど。
程良くガツッと。
今節、熊本はよく千葉を抑えていた。
田坂監督は既に熊本高木監督の千葉対策を研究してるはずでしょう。


ここ2試合は無失点で安定してきた守備陣。
前半戦の踏ん張りどころとして上位陣を叩いておきたい。
今週は千葉戦までにオーロイとミリガン対策を考えとこう。
どうすればいいんだろうか、あんな化け物を相手に・・・・・。
千葉に勝てば目立つ、目立てばサカマガの表紙も夢ではないぞ・・・。

2011/05/23

2011年 J2 第13節 東京V戦

【大分 0 - 0 東京V】


ホームで連戦、ヴェルディ戦です。
自宅でスカパー生観戦してました。
前節、ヴェルディを味スタで生で観て、負ける気がしなかったんです。
ヴェルディは外国人がいる訳でもなく、クオリティの高い
日本人はいるものの、突出してる攻撃力がないとの分析。
今の守備陣なら踏ん張れると信じて。
スタメンは4-3-3。出場停止の土岐田に代わって幸野。



前節、途中出場でデビューを飾った幸野をスタメンに抜擢。
井上裕大は3番手以下ってことなのである。
これは意図的に何かしらの試練を科されてるのではないか。
スタメン争いにガツンと加わってほしい・・・・。


先週ほど暑くなさそうな気象状況中でキックオフ。
開幕はフォーメーション通りの4-3-3の状態だったのだが、
20分過ぎに上手くいかないと判断で4-4-2に戻る。
キックオフ直後からヴェルディにボールを持たれ、
チャンスを作ることが出来なかった。
ここで即決する田坂監督。事前に準備していたらしい。
ダメだったら戻すと。いやー、違う。何もかもが去年とは違う。
・・・・この去年との比較、ちょっとしつこいですかね?


はい、気を取り直して。
前半は正直、お互いチャンスも少なく退屈な展開。
西のドリブル突破でチャンスを作った場面はあったものの、
トリニータの守備をヴェルディが崩せないという予想通りの状況。
ヴェルディも開始直後のFKでポスト直撃弾があったくらいか。


前半の早い時間で宮沢に出たイエロー。
この時既に悪い予感が。確かに後ろからのチャージだったものの、
イエロー出す必要性もないものだったのに・・・。
ん?あれれ?と思ったわけです。
案の定、分かりにくい独特の判定基準で選手、ベンチ、客が
三位一体のトリニティイライラ。
今年はフェアなボディチャージは取らないって話なのだが、
トレンドからかけ離れた笛を吹く今節の主審。
ただでさえ動きの少ない試合がさらに膠着状態に。


後半、拍車を掛ける疑問の判定。
前俊の突破をヴェルディDF土屋がペナルティエリア内の
スライディングで足をかけて阻止。
どうみてもPKだろと思ったわけです。その場の誰もが。
主審はノーホイッスル。前俊と土屋がお互い苦笑い。
やることなすこと逆にダメな方向に。


ヴェルディ側も被害をうける。
既に1枚警告を貰っていた井上平選手がサイドから振られた
大きなパスを手で受けたとハンドの判定で2枚目の警告退場。
ハンドだったとしても、警告の必要性がさっぱり分からない。
ハンドでイエローって珍しい。そんな悪質じゃなかったし。
アキレス腱が切れてる川勝監督も抗議で退場処分。
トリニータにとってはチャンスではあるが、酷い。


これで数的バランスが崩れて試合に動きが。
前節、ヴェルディは同じ状況から4点取ったばかり。
一瞬嫌な予感が頭をよぎる。残念ながら的中。
作田と清水がバックパスの処理を誤り、PKを献上してしまう。
これからって時に。
この判定は珍しく正しかった。
だが、PKは清水がガツッと阻止。
もしこれで失点して負けてたら・・・・危ない。
発狂してたかもしれない。


この後、パワープレーを行うのかボールを繋ぐのか
はっきりせず、逆にカウンターを浴びたりしてタイムアップ。
ドローで痛み分け。
主審に試合を壊された感が満載ではあるが、
ちょっともったいない試合だったかなと。
1年通して考えるとこういう試合は必ずどこかであるもの。
切り替えて首位千葉を撃破して欲しい。


幸野は可もなく不可もなくといった印象。
土岐田からスタメン奪える程の活躍ではなかった。
インパクトはなかったけれども、スタメンデビューは
緊張するだろうし、次以降に期待でしょうか。


さて、次節はフクアリ参戦予定です。
お得意の首位叩きが出来るのか、それとも相性の悪さが出るか。
巨神兵オーロイとスローイン砲ミリガンに対してどう守るか。
対策を練らねばなるまい。戦術が楽しみだ。


ちょっと観客数が心配ではあるのだが、
勝って話題作りをするしかあるまい・・・。

2011/05/17

今週のサカマガ



今週のサカマガ。
表紙は李。ボレーの虎、李忠成。
珍しくJ2千葉に誌面が多く割かれていた。
オーロイ効果でしょうか。しかしデカイ。
栃木を首位から引きずり下ろしたトリニータですが、
ジェフにはめっぽう弱い法則があるわけで。
14節のジェフ戦はオーロイをどう料理するのか楽しみではあるのですが、
まずはホームでヴェルディを破り、連勝と行きたいところです。


あ、4-3-3ですが、サカマガでは↓こうなってました。



なるほど宮沢がアンカーだったのか、と。
それで左右への散らしが効いていたのかと判明。
中盤を厚くして、守備が安定した訳ですね。
どうも昨日の真夜中にブログ用のフォーメーション画像作ってて
しっくりこないなぁ・・・・と思ってたのですが、
そうかこれですね。4-3-3とすれば。
眠い中無理やりブログ更新するもんじゃないです。
日本語もおかしい部分があったし。


サカマガとは関係ないのですが、今日入って来た高松骨折ニュース。
全治3ヶ月だそうで。ここ数年はずっと怪我続きですね・・・・。
折角FC東京まで出て勝負に出たのに・・・・。
残念でならない。
前線で体を張るというのはこんなにも厳しいのか。
最近頑張ってる森島も腰はテーピングだらけだし。
折角だったので高松とは敵として対峙してみたかったのですが。
また手術とかリハビリとか大変だと思うけれども、
高松よ、折れずに頑張ってくれよと願うことしか出来ない。
まだ一花咲かせる。柏の北嶋の例もある。
頑張って欲しい。高松には。

2011年 J2 第12節 栃木戦

【大分1-0栃木】
※スコア間違ってましたので修正(汗


日曜日の栃木戦、見事勝利してくれたトリニータ。
スカパーで生観戦していましたが、最後までハラハラドキドキする試合でした。
前節とほぼ同じ状況になり、心の傷が疼いたわけですが、
若いチームが同じ失敗をせずに勝利してくれました。ちょと危なかったけど。


という訳で、スタメンです。
スカパーの放送では従来の4-2-3-1でしたが、
実際のところ田坂監督もシステム変更を名言してましたし、
どうやらあれは4-3-3だった模様。だとするとこんな感じか。



えっと、実際テレビ観戦しててもシステムの違いがですね、
よく分かりませんでしたね、えぇ。まだまだ素人ですね・・・・。
修行が足らんですね。
対する栃木は4-4-2左サイドに運動量豊富な河原、右に水沼宏太と
FWには去年大活躍されてしまったロボ。ベンチに美男子トリポジを揃えて
首位をひた走る状況。


ただこの試合、栃木のユニフォームがアウェイ仕様で白色に。
この瞬間、「お・・・・・勝てる」と思ったのは俺だけでしょうか。
黄色じゃないなら勝てる、と本気で思ったのですが。


キックオフから栃木はどうもトリニータのシステム変更に戸惑った様子。
素人目には分からないシステム変更でも、やってる本人たちは想定と違って
意外とやり辛い状況になる模様。それだけではないでしょうけれども、
とにかくトリニータペースで試合が進みました。
栃木は前半ほとんどシュートチャンスを作れなかった。
それくらい守備がハマっていたトリニータ。


右サイドに今期初スタメンの池田を抜擢。
今期は早い段階で秘密兵器が登場。
シーズン開幕当初は池田の秘密兵器への原点回帰を心配したものですが、
手堅い守備と、前線への積極的な顔出してスタメン争いに加わりました。
俺の松原が代表の遠征で離れてる間にもライバルが増えるという、
この理想的な競争の環境。若手の奮起を期待しつつ。


先制点は前半25分、宮沢のパスを受けた森島、西のパス交換から
左サイドのジョンハンに渡り、右足での完璧なコントロールシュートが決まる。
うちの点取り屋はやっぱりジョンハンですね。


宮沢は前半に素晴らしい縦パスを何本も通してて、良い出来でした。
この日はサイドの展開を意識していたようで、サイドチェンジが多く、
同じタイミングでパスが来る側のサイドバックがオーバーラップして
攻撃に参加するという観ていて気持ちが良かったです。
セットプレーも去年と違って戦術を感じさせるものがあり、
見所としてとても面白く、ワクワク感がありました。


打って変わって後半は栃木ペース。
前半途中からの修正は間に合わなかったものの、
後半からはポジションの修正が出来た様子。
防戦一方となり、顔面蒼白になるようなピンチも何度かありました。
ロスタイムの3分は、森島や土岐田が足を痛める場面があり
誰しも前節の悪い予感が頭をよぎった事だと思いますが、
時間を稼ぐ意識を感じ取れたし、なんとかしのぎ切って首位撃破。
嬉しいホーム初勝利となりました。


ホームの観客が7000人台と、衝撃を受けたのは事実ですが、
来週は運動会とか田植えから戻ってきて欲しいなぁ。
今のトリニータ結構面白いんだけどなぁ。

2011/05/15

東京Vvs北九州 で予習

好天に恵まれた関東。
味の素スタジアムに行ってきました。
東京ヴェルディvsギラヴァンツ北九州。
来週戦うヴェルディの予習と、まだ見たことのないギラヴァンツ。
客が集まらないであろう、J2の注目されてない試合を敢えて観に行く。
ま、写真撮りたいだけなんですけどね。


味スタは東京J2専用スタジアムですから。
毎週のように何かしらのJ2の試合があるから楽しい。
飛田給駅には2チームのフラッグがありますけど、
駅を降りたら何故かFC東京の青赤だらけです。緑ありません。






味スタに到着。
鷲?のマスコットヴェルディ君に出迎えられる。
意外と背が低い。カメラに気づいてポーズしてくれるけど、
残念ながらあまり可愛くない。マスコット界では重鎮なんだろうけれども。









でも、このヴェルディ君は2代目かなぁ。
先代よりは確実に可愛くなってはいるけれども。


Jリーグ全体的に観客が減少傾向らしいが、
この日も客入りは少ない様子。ただ、バックスタンドが閉鎖されるまででは
なかった。
そこで初めて見るギラヴァンツ。
黄色い。敵だ。黄色いユニフォームは敵。
本能的にそう認識する。








ギラヴァンツサポーターはかなり前目に陣取ってました。
2階席の下の方が音が響くから中段あたりに陣取るチームの方が多いのだが。
ヴェルディ側も真ん中辺りに太鼓を陣取ってるし。





ゴール裏には怪我をした土肥に向けてのメッセージ。
さん付けなんですね。外様な感じが出ちゃってますね。






キックオフからヴェルディが押し込み続けるんだろうと思いきや、
意外とギラヴァンツが頑張る。今年のギラヴァンツは違うらしい。
既に2勝してるし、三浦泰年監督の元、どんなサッカーするんだろうと
興味深く観察。ヴェルディは伝統のブラジル的サッカー。サンバのリズムです。
てっきりカウンターだけのチームだと思いきや、意外とポゼッションする
今年のギラヴァンツ。むしろヴェルディの方がカウンター主体だったかと。
ただ、CBがボール回してるだけだった気もする。前に運ぶとヴェルディの
早いプレッシャーの前にボールを奪われる。
ただ、ヴェルディも攻撃が不発で前半はギラヴァンツペースで0-0で終了。


後半早々、ヴェルディから退場者が出てギラヴァンツが数的優位になる。
盛り上がるギラヴァンツゴール裏。




・・・・・あれ?・・・後半からゴール裏に人が増えてる?
倍増っていうレベルじゃねぇぞ。
どこから連れてきたのか不明だが、若い兄ちゃんらが動員されてた。
もうこりゃギラヴァンツ押せ押せで進むのかなと思いきや、
え?っていうようなゴールを逆に決められるギラヴァンツ。
DF足りてるのに。オウンゴールチックに失点。
さらに2失点目もカウンターからど真ん中突破される。
突破というか、DF足りてたし、最終ライン突破されてないけど。
数的優位になった途端に破綻したギラヴァンツ。
何が起きてるのか全く理解できなかった・・・・。
40分過ぎに帰ろうと席を経って、ぐるりとスタジアムを回ってる間に
さらに2失点してた。


何やってんだギラヴァンツ。
前半あんなに頑張ってたのに。
明らかに選手の心が折れた。1失点目で。
失点したら勝てないって思い込んでるフシが。
そんなの見せられたらサポーターは溜まったもんじゃないね・・・。
ギラヴァンツサポーターがちょっと可哀想な試合。


ただ、先日見たFC東京よりギラヴァンツ北九州の方が強そう。
そう感じた。FC東京は今日草津に負けたし。
J2は全体的にレベルが上がってると思う。
今年はまだまだ分からない。
トリニータも日付変わって今日、首位栃木を叩いて
よりJ2の戦国時代を乱世化してやりたい。
打倒黄色いユニフォーム。

2011/05/13

今年のレプリカと今週のNumber

レプリカユニフォームが届いたので珍しく更新です。
数日前に届いていたのですけど。
本当は今年、買う予定はなかったのです。昨年買ったし。
同じモデルなんだし。
でも、胸スポンサーが付いちゃった訳ですからついつい。
袖スポンサーも付いてますし。
高いんですよねー、・・・でも買ってしまった。


番号を付けるとさらに高い。2桁だとその上高額に。
ですけれども、しょうがないですよね胸スポンサー付いたし。
俺の松原がトップに昇格したわけだし。
27番を付けざるを得ないじゃないですか。



きっと今年は27番が一番人気ですよね(勝手な憶測)
大銀ドームには27番付けたユニフォームを着てる人だらけでしょう(妄想)
きっと800人はいるんじゃなかろうか(重症)
ジェフ戦で着ることになるでしょうか。それまでお預け。


そして今日ふと目についたNumberです。
カズがデカデカと表紙を飾ってたのでついつい買ってしまった。
・・・購買衝動を抑えられないタイプの人間です。
ベテランという、今のトリニータには貴重な存在のインタビューが多数。
特にカズのインタビューと44の質問への回答が秀逸。
面白かった。
44歳ってことは田坂監督より歳上。やっぱり・・・凄い。

2011/05/11

今週のサカマガ



今週のサカマガ。
表紙はJ1昇格後、絶好調の柏。
ベテラン北嶋も絶好調。
ゴールデンウィーク中にあった試合のレビューが盛り沢山。


我々にとっては思い出したくない週末の試合でしたが、
皆様いかがお過ごしでしょうか。
ダメージから復帰して仕事に学業に家事に励まれてることを祈ってます。
家のテレビでスカパー観戦だったため、ダメージが浅く、
わたくし、立ち直れています。
現地で応援されたサポーターの方々は数倍辛かったろうと思いますが・・・。


しかし、それもアウェイ観戦の醍醐味。
勝てば2倍嬉しい、負ければ2倍辛い。
ロスタイム逆転負けだとさらに倍、本当に忘れられなくなると思います。
雨だったりするとさらに辛い。
一年に数回そんな試合があったりしますが、劇的な勝利もあり得る訳で、
そっちを味わうと止められなくなりますからね・・・。
まだバトルオブ九州はありますんで、懲りずにアウェイ観戦に
出かけて行きましょう。行かなきゃ何も始まらんでしょうよ。


誌面ではJ2の再開後のクラブ診断がなされてます。
大分は唯一「勝てないチーム」呼ばわりされ、
ちらっとしか話題が出てこないけれども、面白かった。
今週末は現在首位栃木のロボをどう抑えますかねぇ・・・。
黄色いユニフォームのチームに弱いし・・・。
再開後の勝利を首位からもぎ取れると盛り上がるだろうな・・・。
で、なんだかんだで結局週末にまた試合を観るんだが。
勝つかもしれないし。いや、勝つような気がしてきた。
うん、勝つんじゃなかろうか。
今度はこそはホームで初勝利を願う。

2011/05/09

2011年 J2 第11節 鳥栖戦

GW最終章。
鳥栖戦でございます。今季初バトルオブ九州。
今年こそは勝利を、と意気込んでテレビの前でスカパー観戦しました。
徳島戦から中三日と体力的には厳しかっただろうし、
この日は晴天に恵まれ過ぎたようで、さらに過酷な環境だった模様。
が、たくさんのトリニータサポーターが埋め尽くしていた
ベストアメニティスタジアムのアウェイゴール裏。
これだけの人に応援されて、我チームの選手が応えてくれないはずがない。


田坂監督は前田、森島のツートップを選択。
この組み合わせがスタートとしてはベストなのかも知れない。



キックオフからしばらく、安定した守備を披露。
珍しくキャプテン宮沢が気持ちを全面に出してプレーしていた。
先制点はその宮沢のインターセプトから。
奪取したボールを森島に預けて右サイドを駆け上がっていく。
鳥栖のDFが釣られて出来たスペースを活かして森島がズドンと超重量級のシュート。
これが豪快に決まって15分に先制。
大砲のようなシュート。前節同様幸先は良かったのだ。
何度かピンチもありながら、DF陣とGK清水で踏ん張れた。
それに、前線も厳しくチェック。前俊だってボールを追いまくるくらい。


後半、鳥栖の反攻。
しばらく押し込まれる時間帯が続く。
さらに一気呵成に2枚同時交代。
長身のFW豊田を投入して、シンプルなロングボール攻撃が増える。
完全なる体力勝負の様相の中、あの前俊が足をつる。
あの前俊がです。走ってました、彼、30℃を超えるピッチで。
セカンドボールを拾わんと奔走していた。
明らかに変わった。
誰も成し得なかった前俊を目覚めさせるという離れ業。
田坂監督の仕業なのか、それとも彼自身ようやく気付いたのか。
いずれにしろ、ぐっと来るものがあってですね・・・。
その前俊に代えて裕大投入。土岐田を前線に。これが裏目に。
ボールを追い続けた土岐田も既に限界が近かった訳だが、
シュートチャンスで足をつる。
3枚の交代カードを使いきっていたトリニータは土岐田を
ピッチ外で応急処置。
その間オウンゴールで失点。追いつかれる。


さらにロスタイムで豊田に決められ逆転を許す。
2失点いずれも安川が絡んでいるのだが・・・。
安川もヘロヘロの状態に見えた。
プロの連戦に慣れてないだろうし、体が重かったろうし・・・。


逆にこのDF陣を休ませるための時間を前線で生み出せなかったことが
残念でした。息切れさせまくりになってしまった。
特に途中から入ったイドンミョンが前線で簡単にボールを失う場面が
1度あったのだが、そりゃないだろうと強く感じた。
もうちょっと頑張ってキープしてあげてよと。そう思いました。
開幕戦でもやらかしたけど、イドンミョンは試合状況を読めないところが
問題あるかな・・・・。


結局劇的な逆転負けになって、イライラッっとしてしまった訳ですが
選手の気持ちは伝わった。勝とうとして頑張ってた。
それは凄く感じたので、今後も今日みたいなモチベーションで試合に
望んでくれると応援しがいがあって良いです。
若いチームだし、同じ失敗を繰り返さないようにすることが大事。
あの前俊だって変わったし。これからはかなり期待できる。
バトルオブ九州、今シーズンこそは勝利して欲しい。


それから・・・・。
試合が終わって味スタに行きました。高松を観に。
1時間あれば味スタには間に合うため、急いで移動。
決定力不足に悩むFC東京と3-3-3-1という
独特なフォーメーションで戦っている富山の試合。
結果は1-0でFC東京の勝利でしたが、途中までグダグダ。
特にFC東京の選手が大事な場面で足がもつれることが多く、
一体どうした優勝候補って感じでした。怪我人も多いし。
途中から入った羽生のゴールでなんとか勝利しましたが、
しばらく厳しい戦いが続くんじゃなかろうか。
横断幕も「した」になってたし。


高松が救世主として活躍出来れば良いのですけど。
フィニッシュに至る工程に問題がありそうだったので
FWだけでなんとかなりそうな感じではなさげ。
ハーフタイムのドロンパの一輪車パフォーマンスは失敗続き。
富山の3-3-3-1もこの試合に関しては防戦一方で
攻撃的布陣とは思えなかった。
普通以上に引いて守りますしね、FC東京が相手だと。
以下、写真貼っときます。
ゴールデンウィーク、サッカー観戦三昧でした。
幸せでした・・・・・。























ドロンパは3回くらい挑戦してたけど、一度も成功せず。
いったいなぜ披露したのか意図が分からない・・・。

2011/05/05

2011年 J2 第10節 徳島戦

ゴールデンウィーク真っ只中、ホーム徳島戦です。
スカパーで自宅でまったり観戦。
最近はJ2も一部ハイヴィジョンになりまして、綺麗な映像が観れます。
ハイヴィジョンです。ハイヴィジョン。ウに濁点な感じが好きです。
さてスタメンですが三平が初登場。



前節岡山戦では無得点で終わったトリニータ。
森島・三平のコンビネーションに期待してキックオフ。
試合立ち上がりからロングフィードと西、チェのドリブル突破と
森島のポストプレーと、三平の裏への飛び出しと多彩な攻めを見せる。
9分、中盤の混戦から抜け出した西がドリブル&シュート。
これが文字通りズドンと決まって先制。
西、移籍後初ゴールは強烈。


早い時間の得点と、良い試合の入り方で油断しながら
まったり観戦していたら38分にスローイングからのこぼれ球を
ビックリするようなミドルシュートで叩き込まれる。
普通あんなの枠に行かないのだが・・・・。
凄いシュートでした。この辺から一気に雲行きが・・・。


続く41分、左サイドを突破され続けて失点。
徳島柿谷のおしゃれなスルーパス。
ちょっと集中力を失ったか。
折角の先制だったのだけれども、前半のうちに逆転される。
ベテラン三木さんを中心とした徳島の守りにもてこずり、
徐々に良い形が少なくなっていく。
柿谷は自分でシュートまでいく意欲が少ないように見える。
実に勿体無いと感じる。もっと怖い選手になれるのに、
香川にあって柿谷に無い物。柿谷勿体無い。
トリニータとの対戦以外ではもっとシュート打って良い。


後半、同じメンバーで再開。
この辺りから今日あった試合なのに既に記憶がない。
後半、前俊、イドンミョン、松原が投入され、
ロスタイムぎりぎりで前俊らしさがピカっと光る。
前田と宮沢のワンツーから最後前田がジョンハンにスルーパス。
これをジョンハンがきっちりと押しこんで同点での試合終了。
ラストプレーでしたね。最後まで諦めずによく頑張った。
良く走りました。


最後のプレーは清水のフィード、イドンミョンのヘディングでの落とし、
前俊が拾って宮沢とのワンツー、チェのゴールと交代選手の活躍と
色々とぎゅっと凝縮された感じ。
田坂監督の狙い素晴らしいな・・・。


ただ、ここまでの試合を見る限り、前線のメンバーをどうするべきか
悩ましい問題は解決しそうにない。
今日の前俊は相手が疲れていた状態で投入され、
下がり目の位置でプレーすることでらしさ爆発。
前線に顔を出したジョンハンはやっぱりFWっぽいし、
どの組み合わせでスタメンを選ぶのか決め手に欠ける。
エースって育てられるんだろうか。
待ってりゃ出てくるものなのか。


快晴のGW真っ只中に8,829人という観客数の現実。
2~3年かけてチームを育てるだけの経営ロードマップに
若干の不安を覚えるも、鳥栖戦も引き続き頑張って欲しい。
今日みたいに最後まで諦めない走力プレーを続けて欲しい。
諦めないことの重要性。試合も営業も経営も。
頑張りましょう。

2011/05/04

2011 ACL Group H 鹿島vs上海

岡山戦に続いて、ゴールデン更新継続中です。
国立競技場にACL観に行ってきました。
鹿島アントラーズvs上海申花、Group Hの予選リーグ。
震災の影響でカシマスタジアムでの開催回避で
最近の鹿島のACLホームは国立に代替中。
あの国立に久々に行ってきました。


チケットが若干高めだったため、最安の2500円の席で
1時間前にスタジアムに到着。
J2ならS席で見れる金額ですよ、さすがはACLです。
アジアチャンピオンを集めただけはある。
で、ゴール裏からちょっと外れた場所に陣取ろうとしたのですが、
相手側、上海申花側がガラガラ。
これは快適そうじゃないか、ということで移動して
アウェイ側から観戦してみました。
このゴールデンブログは「アウェイ観戦記」ですしね。
おかげで鹿島サポーター撮影し放題。














この日の観客は約1万1千人程度。
上海サポーターでチャント歌う人は10人程度。
さすがに国を超えて、今の日本にくる猛者は少ないのか。
太鼓無しで来てるってことは何者だったのだろう。
ゴール裏の中心人物っぽくなく、あまりサポーターって感じは
受けなかったのだが。10人ではそんなものか。





試合は完全に攻める鹿島、守る上海状態。
下がりまくった上海を鹿島がどう攻略するのか。
普通であれば焦って攻め急いでカウンター浴びたりしますけど、
そこはさすが王者鹿島。焦らない、慌てない。
じっくり攻める。しかし上海の守備も下がりまくりで
王者鹿島と言えども簡単にはいかない。


どうやって点を取るんだろうと思っていた矢先、
鹿島が左サイドでFKを獲得し、ここから興梠がヘッドで得点。
セットプレーからきっちりと得点できる鹿島。
そりゃこれが出来れば勝てるわな。
くそぅ、なんで岡山戦はセットプレーから得点できなかったんだ。
ヘディングで得点決めた興梠だってそんなに背が高くないのに。
FWのタイミングと得点感覚もあるけれども、感じたのが
小笠原・野沢のキックの精度が高いということ。
対する上海はFKの精度がすこぶる低い。
蹴れる人間が誰もいなさげで、この違いは大きいなと。


鹿島リードで迎えた後半、上海も攻めざるを得ず、
若干前がかりになる。
ここで何度か決定的なチャンスを向かえるも、
その尽くを鹿島GK曽ヶ端が跳ね返す。
3点くらいは阻止したんじゃなかろうか。
ビックセーブ連発で素晴らしかった。


こうなって来るとカウンターが得意な鹿島ペース、
CKを得て、野沢が蹴る、興梠が詰めるで2点目獲得。
こうなったらもう鹿島には勝てません。
曽ヶ端を中心にきっちりと守り、逃げきる鹿島。
2-0で鹿島の完勝でした。


鹿島の強さを見せつけられた。
逆に上海は特徴らしいものが感じられない。
センターFWの外国人らしき助っ人頼みな感じ。
しかもFK蹴れる人間が誰もいないという残念さ。
ちょっと期待はずれでしたね・・・。


しかし、国立はやっぱり観やすい。
改修工事があったはずなのですが、どこが改修されたのかさっぱり。
たぶん閉鎖されてたバックスタンド上部の壁がオレンジ色で
ピカピカだったのでその辺だろうか。確認できず。



ACLは初めて観ましたけど、国際大会の公式試合ということで
英語のアナウンスがあるってこと、審判が外国人ということ、
対戦相手が良く分からんってこと。
いつかこの舞台を大銀ドームに呼び込めるように。
そうなったら観に行くぞと、ひっそりと心に誓うのであった。


帰りに募金やってたので、今度はちゃんと募金してきました。
募金したらステッカーくれました。



今日は鹿島の仙台も頑張った様子。頼もしい限り。