2026/05/04

明治安田J2・J3百年構想リーグ 地域リーグラウンド 第14節 北九州戦

【北九州 2 - 1 大分】


ゴール出んウィークの連戦、ゴールは出ましたが負けました。ホーム熊本戦に続いてアウェイ北九州戦を現地観戦。これで私のゴールデンウィークサッカー生観戦は終了なのだけれども、たぶん百年構想リーグの地域リーグラウンド現地観戦も終了。ホームで1敗、アウェイで1勝1敗。負け越し確定。それでも遂に若手が数字を残したので、その点ポジティブです。熊本戦よりも若手選手の気持ちが感じ取れた試合だったので、負けはしたものの緩さは感じず、精一杯若手が経験を積めた、その点においては始まりの物語にお金を払って観てきたという感じでしょうか。そう、キーワードは「始まりの物語」。







いつかは行きたいと思っていたミクニワールドスタジアム。小倉駅から徒歩圏内で、途中まで雨でも濡れずに移動できるという高ポテンシャル立地。素晴らしい環境で、なんちゃらスパ福岡よりもポテンシャルがありそうな印象。北九州の方が街に定着している雰囲気が強めだったし、もし立て続けに昇格出来れば福岡県のJクラブと言えばギラヴァンツくらいになれるのではなかろうか。街全体で応援されている感で言えば既に上回っているのかもしれない。ニューウェーブ時代からの「ぶちくらせ」フィロソフィーをひた隠して、まっとうなサッカークラブとして歩んできた年月を感じました。駅近くにある専用スタジアムの影響、大きかったと思いました。




残念ながら当日は悪天候で雨風強め。コンコースに人が溢れかえってしまったため散策はできなかったのだけれども、次機会があれば別の場所から観戦したいと思いました。専用スタジアムだけあって観やすい。ただこの日はこどもの日イベントだったからなのか、雨だったからなのか、GWだったからなのか、観戦リテラシー低めの人が多かった印象もある。慣れていない客層というか、一見さんが多かったので期待値はあります、北九州。

スタメンはがっつり若手チャンスゾーン突入。特に3バックはチャレンジングだった。キャプテンマークを巻いた宮川は真ん中でゲームメイクも含めて俄然頼もしくなった印象。右に配置された坂田陸は属性が土しかない名前。坂に田に陸て。きっと草ポケモンから冒険を始めるタイプの一族。短パン派だということが分かったけれども、宮川との見分け方が難しかった。左の戸根は3分で警告もらっていたけれども、アレは今日の主審がアレだったのでアレでした。右にペレイラ、左に三竿、真ん中を宮川で固定する未来があるかもしれない。2失点はしてしまったものの、3得点以上取れなかったことの方が課題かなという試合でした。宮川が真ん中になる始まりの物語。

GKは北九州から移籍してきた古巣対決となる田中。最近、うちのGKはコーナーキック時に積極的に参加するスタイルを始めたのでGKでも恩返しゴールの可能性がうっすらあるのが怖いところ。2失点のうち、どちらかは防いでくれていればスーパーだった。過剰なブーイングを浴びながらも足元はしっかりしていたので、GKのレベルだけは高い我が軍においてサブメンバーに入るだけの実力は本物だった。田中も始まりの物語。

対する北九州。J2クラブに初勝利とのこと。メンバー的にはどの程度ターンオーバーしているのかは分からないんだけれども、試合が進むにつれて徐々に下降気味ではあった。北九州も最近もはや見飽きた印象の3-4-2-1。同じ対策、ゲームの進め方で使いまわしが出来るのはお互い様。非保持時、サイドに追い込んでからの奪いどころだけは決めていたのではなかろうか。わが軍がじりじりとラインを上げて侵入までは出来たんだけれども、アタッキングサードで攻撃をやり切れないもんで、狙ってか狙わずかカウンターが発動できてしまった。そんな試合展開でした。




熊本戦と似たような展開を目の当たりにしてしまって、私はこのGWに一体何を観に来ているのかと、今日も特に何もなく試合が終わってしまうのかなと、だいぶ陰鬱な気持ちになってしまったのですが、この試合は違いました。強い気持ちはプレーの節々に感じたのだけれども、プレーとして繋がったのは36分。山口のスルーパスがペナルティエリア内のキム・ヒョンウに繋がって、ポストプレーに反応したのが木許。スルーパスが凄かったけれども、ポストプレーも凄かったし、シュートも凄かった。





木許の完璧なフィニッシュワーク。ガッツポーズがXの公式ポストと同じなのもポイントが高い。匂いはしていたけれども、遂に最初の得点を刻む。これだよ、これ。これを観に来ているんだよと思いましたよ。ユースから昇格してきた選手が殻を破った瞬間を見届けた。木許の始まりの物語。

大分市に遊びに行くか、小倉に遊びに行くか、県北民が高校生くらいになるとどっちに行くか選択肢がある中で、都会で色んなお店がある小倉に行きたいけれども、カツアゲされるリスクが高い。ヤンキーの質がかなり違う。小倉のヤンキーには怯む。しかし、津久見の漢ならば怯まない(※憶測)小倉と対等に戦うならば津久見の漢。ナイスゴールでした。



このゴールの写真をカメラを操作して確認していたら失点してました。え?って感じでした。事故っぽい失点ではあるんだけれども、これがもったいなかった。前半はリードされて終了。

引退後の各種お仕事をそつなくこなすジーニアス柿谷氏。YouTubeなどで色々話をしている姿を拝見するとプレーはジーニアスだったのに、メンタルが大阪の優しい兄ちゃんでイメージが変わった。NPOの活動でゲスト来場だったのか?おしゃべり得意なのでいずれセレッソ版福本豊になりそう。



後半、選手交代で強度を増したこともあり、優位にゲームを運ぶことが出来ていた。しかし、数あるチャンスを決めきれず。伊佐の単騎突破、吉田のシュートがポストを叩いたシーンなど、3得点していてもおかしくなかったけれども、最後まで身体を張る北九州の守備を突破できず。そのままタイムアップ。連敗となりました。

珍しく伊佐が試合後に倒れて起き上がれず。昨シーズンから得点が遠ざかっていてメンタル的に相当苦しそう。キャリアも終盤のベテランではあるけれども、まだやれるはず。キャリア集大成の始まりの物語。若手が多い中で、ベテラン勢の経験値はもう少し必要だと感じている。伊佐、清武のベテラン勢の扱い。J2リーグ戦の編成がどうなるかは予想できませんが、どうかもうひと踏ん張りして欲しいところ。

伊佐を起こしてくれたのはこちらもベテラン永井龍。宮川キャプテンもフォロー。珍しいシーンだった。

スタッツ的にもフィニッシュワークの精度が不足。ボールの運び方、カウンターのケア、若手の勉強代としてこの百年構想リーグを利用するのであれば、思い切った人選を継続して欲しいところ。連戦はもう少し続きますし、コンディション的にも難しくなるだろうけれども、それも経験。J2の16位から這い上がるために、残り数試合、底上げを。若手が数字を刻めるように。


2026/04/30

明治安田J2・J3百年構想リーグ 地域リーグラウンド 第13節 熊本戦

【大分 0 - 1 熊本】


燃料が足りない可能性が出て来る。原油の話です。まだそこまで切羽詰まった状況ではないと認識しておりますが、もしかするともしかするので夏までに一度、ホームには行っておきたいと考えまして、ゴール出んウィークに覚悟を持って聖地巡礼、クラドに行きました。本当にゴール出ねぇでやんのな。早朝移動でしたのでね、昨日は力尽きてブログ書けず。大分空港に降り立ったんだけれども、本当にホーバークラフトを復活させたんだな、完全に忘れていてネタとして乗れば良かった。1度ダメになった事業が復活する話を聞いたことは無いんだが、2度目で成功できるのか?バスや鉄道でさえ、大都会でさえ公共交通機関がギリギリの状況になりつつある今、無謀なチャレンジに感じてしまうのだが、勝算はあるのか?AI自動運転ホバークラフトくらいにならないと無理なのでは?乗れるうちに乗った方が良いかもしれない。試合も観れる時に観ときやの精神です。


資金提供のつもりで払っているシーズンパスが使えますから、1回くらい百年構想リーグでも使っておきたかったのだけれども、移動だって高いんだぞ?何万円も払ってホームでまさかあんなしょうもない試合を観ることになるとは思わなんだ。ホームだぞ、ホーム。シーズンパスの金額ほぼこの1試合だけで消化せざるを得ないアホだっているんだぞ。アウェイなら仕方ないけれども、ホームでJ3のチーム相手に何回負けておるんだって話で、沖縄移動と連戦の状況を差し引いてもがっかりしたと評価せざるを得ない。滋賀戦で感じた「緩さ」みたいなもの。「緩い」んですよね、昇格も降格も無いレギュレーションだからこういうリーグ戦だと言えばそれまでなんだけれども、チーム自体に「緩さ」を感じてしまう。特に若手。ダービーの熱量にピッチ上の戦いが追いついて来ない感じと言うか。燃料が足りていない。燃料が。技術や戦術を超えるものがピッチから感じ取れなかった。沖縄移動の疲労だけなら良いんだけれども。

水曜日の試合とあって半分くらいメンバーをターンオーバー。ワントップに有馬を据えて、キモキモコンビをシャドーに復帰させた形。右に茂平を、ボランチにはキャプテンの相方に野嶽を、3バックの右には岡本を据える。目新しいメンバーは入って来ず。一番緩いのはこのメンバーに対してまったく争いに絡めないメンバーなんだろうけれども。

対する熊本。スローガン?「やりきれ!だしきれ!つかみとれ!」らしい。ハッシュタグには市内運用。我が軍は漢字四字、熊本はひらがな。青と赤、コントラストが映えるダービーです。片野坂監督を招聘して3-4-2-1を運用中。最近ミラーゲーム多めでございます。CBの李がマンツーマンディフェンスの中で有馬を潰す役割を担っていて、若手シャドーのフォローも気が利かず、攻撃時に起点を作り切れず、湧き上がる時間を作れないことが多かった。攻撃が上手くやりきれない前半。琉球戦も前半がもったいなかった気がするんだが?気のせい?

試合前に談笑する両監督。ウォームアップをベンチから見届ける系監督。合間に話をしていました。

そこに加わる下平氏。「俺たちでも昇格させられなかったんだから四方田さんも無理っすよ」「勘弁してよー」的なことを語っていると思われます(※語っていません)直近3代の監督が集まったスリーショットでした。DAZNの解説で来たのかな?と思ったけれども、DAZNの解説はアレであれのままでした。



1万人が集まったこともあって、雰囲気は素晴らしかった。久々のホームで、期待感はあった。集合写真で叫ぶのは木許。照れがあるのでまだまだです。若手への期待感、キックオフ直後の試合の入り方も素晴らしく気合を感じて良かったんだけれども、カウンターからの熊本のファーストシュートが決まってしまって前半10分で先制を許してからの試合運びは苦しい状況が続く。途中、キムヒョンウを投入しかけていたんだけれども、なぜか我慢してベンチに戻した。連戦ではコンディションも万全でなく、使いたくない選手を投入せざるを得なかったりする訳で、動けるメンバーが試合をちゃんと作れないとダメなんだが、物足りなかったですね。


撮影写真が少なくて、振り返ったら三竿さんの美しいキックフォームしかなかったので2枚貼りました。ノーゴールの試合は写真が難しい。後半交代メンバーで試合内容は盛り返せたものの、この試合では決定機で決め切れず1点が遠い試合となってしまいました。

J3規模のクラブに、ホームで逃げ切られてしまうということは足りないものが多いってことです。滋賀には緩くても勝てましたが、山口や熊本、琉球の規模には勝ち切れず、圧倒的な差を出せないとなると、このリーグ戦を通しての底上げとしては物足りなさ過ぎる。今をピークにする意味はないので、上り調子にさえなって終わってくれれば良いのだけれども、怪我人も出て100点満点ではない地域リーグラウンドになってしまいそう。週末の北九州戦ではどうなのか。今このチームではここで結果を残せなかったらプロとして終わりとなる決死の覚悟を持った若手が伸びなければ未来がないのである。ラストチャンスをもぎ取る若手が観たい。


2026/04/26

明治安田J2・J3百年構想リーグ 地域リーグラウンド 第12節 琉球戦

【琉球 0 - 0 大分】 PK 6 - 5


沖縄 or 滋賀で滋賀を選んでしまった私は珍しく土曜日に労働させられておりまして、仕事終わりに帰宅しながらDAZN生観戦。沖縄にサッカー観戦に行く人はどうかしている(※私でさえ1回しか行っていない←どうかしていた)1度だけ遠征に行って現地の異常な湿度に「あれ?俺、今、水の中にいる?」くらいビビった記憶しかないんだけれども、雨模様の沖縄。きっとエグい湿度だったんじゃなかろうか。台風シーズンじゃなかったことだけが幸い。移動はしんどいだろうし、地域リーグラウンドで最もキツイアウェイの試合だということを差し引きして試合を評価せねばなりません。良く戦ってくれた方ですが、ただ琉球がほぼ我が軍からしか勝ち点を得ていない現実をどう分析すべきなのか。サッカーは分からん。琉球に勝ち点を分け与えるという謎の役割を担う我が軍。相性なの?何なの?

調子と自信が上昇中であったタイガーキモトが出場停止。シャドーには山口が入ったと思われます。榊原と松岡でボランチを継続。前節良かった攻撃を今節も期待はしていた。ただ、この日はチャンスを作れど決め切れなかった。決定機はあったので、決め切れなければこうなってしまうことはありがち。何度も見た展開ではある。先制さえ出来ていれば滋賀戦同様、一方的になる可能性もあったと思う。

対する琉球。なんとここまでわずか1勝。それが我が軍が与えた唯一の勝利っていうんだからどういうことだろうか?どうやって他のチームはそんなに琉球を負かせるのか。3-4-2-1でミラーゲームとなった試合は中盤での潰し合いの様相。池田簾がスタメンで時折唸らざるを得ないプレーでチームを牽引。トリニータだけには負けたくない池田簾効果の模様です。

最終的なスタッツでは枠内シュート3本の我が軍がチャンスの内容では上回った試合だったとは感じた。PK戦を含めて琉球のGKが当たっていた、という評価でも良いとも思います。枠内のシュートを打たせていない我が軍の守備陣の上回りっぷりは評価できる試合でもあります。攻撃陣が決め切れないと勝てませんが、守備陣の奮闘があれば負けない。ただまぁ、あれだ、琉球の精度の低さにも助けられた部分は多くあったとも思う。これがJ2カテゴリの相手であればやられていてもおかしくは無かったシーンもあった。PKはおまけなんでね、90分の内容にこだわってトライし続けて欲しい。沖縄から勝ち点1を持って帰れるならば、琉球側のコンディションがどうであれ、下を向く内容ではなかった。


ここから毎年恒例のゴール出んウィークに突中。ちょっと先行してゴール出んでしたけど、近隣チームとの連戦になるので沖縄往復の疲労回復を優先です。



2026/04/20

明治安田J2・J3百年構想リーグ 地域リーグラウンド 第11節 滋賀戦

【滋賀 0 − 3 大分】


4月に滋賀。しがしがの旅、4月に滋賀に行ってきました。地域リーグラウンドで一番関東に近いアウェイで、まだ行ったことのないスタジアムとあれば行ってみたくなるのがトリニータサポーターってもんです。今年になって初めてのトリニータ生観戦だっけか?観戦方法を若干忘れていてだな、色々と忘れ物が多くてリハビリアウェイ観戦記でした。百年構想リーグを初めて現地で観て、この「緩さ」は私がサッカー観戦に求めているそれとは違うなって感じてしまったのだけれども、まぁ3得点無失点で勝利した試合を目の当たりにしたらさ、「こまけぇこたぁいいんだよ」ってなっちまいますね。



人生で滋賀県に旅立ちたいと思うことが果たしてあるのだろうか。私の人生には彦根城やびわ湖に興味を持つことは今まで1ミリもありませんでした。びわ湖について考えた時間は1秒も無かったよ、私には。秒だよ、秒。「あ、そういえば今、びわ湖どうなってるんだろう?」そんなこと考える時間は1秒もなかったんだよ。あるわけないだろう、たぶん現地民もそうだろうよ。井伊直弼のことだって試験のために惰性で暗記しただけです。レイラック滋賀がJリーグに昇格しなければ、一生滋賀に彦根にびわ湖を見に行くことは無かったかもしれない。関西では大学生が車の免許を取ってびわ湖にドライブに行くであろうノリがあるのは何となく分かる。しかし、東京からは興味の対象外。レイラック滋賀が本拠地としている彦根市はだいたい人口10万人規模の都市で、ゆるキャラのひこにゃんが有名な彦根城とびわ湖を観光資源とした街。駅からスタジアムはギリ歩ける距離ではある。約20分くらい。更に10分歩けばびわ湖。国道沿いとか県道沿いにお店が並ぶ、日本のどこにでもある車が必須の地方都市。住みやすそうではある。ただ、サッカークラブの視点で見るとインフラ的にはかなり厳しい雰囲気。この試合の観客数も2,000人台で、トリニータサポーターの方が明らかに多かった。まだJリーグに昇格したてではあるけれども、J3の一番下からのスタートにしてはしっかりしている印象はあった。



びわ湖に行きました。びわ湖を観に行く人生になるとは想像だにしなかった。釣り好きならね、湖を制覇する目標があるかもしれない。サッカー観戦をライフワークにしてびわ湖。磯の香りもなく、波も無い。天気が良かったからか向こう岸が見える。釣り人は多い。信じられないくらい巨大な鯉が死んで浮かんでいた。びわ湖を見ても特別な感情はない。なぜ来てしまったのか?自分でもよく分からない。サッカーが作った縁で全国各地に行き、なまはげと出会ったり、砂丘に埋もれたり、びわ湖の水を飲んだりするのだ。びわ湖はアウェイ。何のブログだ、これは。










スタジアムは立派。メインスタンドからは観やすかった。ビジョンや運用もJリーグのどこにでもある原風景があった。昨年びわこ国体が開かれたばかりということもあって、色々整備された直後の雰囲気。陸上トラックがあっても勾配があるので良い環境でした。あまりにも人が多いと面倒ですが、降格とかJ3がまだ無かった頃の牧歌的なJ2ってこんな感じだったよな、という懐かしさを感じてしまった。全般的に「緩い」雰囲気。




緩い雰囲気を作り出してしまうのがこいつ等とニータンのぬいぐるみ。ずんずん近づいてくるひこにゃん、メインスタンドに向いてしっかりとした撮影タイムを供給してくれる。各方面に目線もくれる。それが当たり前のように、更に「レイラックのユニフォームを着ているひこにゃんはここでしか観れないんですよ」とプレミアム感さえ出そうとする。どうやったって殺伐としない。サッカーを観に来ているのか、ぬいぐるみを観に来ているのか、求めてはいないんだが、写真は撮ってしまう。


レレレレイ体操とかをゴール裏がやるんだけれども、それも割と緩めだし、アンコールを求めるメインスタンドに座るトリニータサポーターも緩すぎだし、アンコールに応える滋賀ゴール裏も緩い。昇格も降格も無い、九州ダービーなど地域のいざこざも無い、平和なスタジアムであった。サッカーの試合の内容がしっかりしていればそれで良いのでね、試合だけはしっかり戦って欲しいなと思った次第です。はい。







GKと一緒にフィールドプレイヤーもキャプテン榊原に率いられて同時に入って来たのだけれども、そのキャプテンがめちゃくちゃ満面の笑みだったのが印象的でした。緩すぎじゃない?大丈夫?って不安になって来た。平和堂HATOスタジアムですから、皆こんな感じになってしまう。ただ、すべては杞憂。試合はガッツリ戦ってくれていたので満足。

闘う気概に溢れたスタメンは3バックの右に戸根をチョイス。左よりも右の方が戸根の良さは活きたと思います。注目はボランチに入った松岡。身体が少し太くなった印象がある。松岡がキャプテン榊原とパス交換をしながら滋賀のプレスを回避。強烈に印象に残るとまではいかないけれども、普通に良かった。ベンチには山崎太新も入ったし、榊原の相方に関しては激戦区になりそう。シャドーには木許と有馬。ワントップはキムヒョンウ。チューブを使ったウォーミングアップを取り入れたのね。

対する滋賀。前半戦で戦ったホームでの試合のことが既に何も思い出せないんだけれども、保持型のチームでミラーゲームになるフォーメーション。それが故に個人能力の差が浮き出てしまい、優位に試合を進めることができてしまう相手。保持時に縦と横をコンパクトに圧縮するスタイル。密集の距離感でパス交換しながら前進する感じ。知っている選手はロメロフランクのみ。一人だけボールを奪いづらい選手がいるなと思ったら大体はロメロフランクでした。




撮影時に中心となるのは吉田。咆哮係の担う。準備の早さも伊佐がベンチスタートのために継承しつつあり、非常に頼もしい。ゲームのスタートも吉田目がけてロングボールを落として起点を作るところから始まる。






試合が動いたのは15分。最終ライン、戸根からだったと思うけれども裏に一本、木許に通った長めのパス、受けた木許が時間を作りながら中へ折り返すと決めたのは吉田。経験を積んで急激にプレーに余裕が出てきた木許。津久見の漢。津久見の漢は眉毛が三角で細いイメージです(※偏見)

おそらく写真はマナトのMだと思われます。それ以外で思い当たることがありません。幸先良く先制したトリニータ。試合を通じて裏へのボールが良かった。ヒョンウと有馬が強さを発揮して競り合えるし、ポストプレーも二人が絡んで時間を作ってくれるので全体のラインが湧き上がれるのが大きい。滋賀側の保持へもプレスでパスのズレを発生させて、奪い返すシーンが多かった。前半は保持率高めで進められた。2得点目はコーナーキックからでした。


左からのCKを合わせたのはペレイラ。頭一つ抜けていました。オウンゴールでも喜んで自分のゴールにしようとするペレイラなので、今回もどうせオウンゴールなのでは?と思われましたが認められました。 

得点者確認中にならなくて良かったですね。個の能力で上回った得点。ヘディングが高かった。フィジカルで勝てる局面が多かったのがこの試合の一つのポイント。そこに精度の差も加わって前半は優位に試合を進めらえました。



後半、4分で追加点を決めたのは宇津元。フリーキックを獲得したけれども、距離はかなり遠め。これがもし得点差が無かったら直接は狙わなかったかもしれないけれども、2点差があったので、宇津元もリラックスして打てたのではなかろうか。かなり距離があった中で沈めたのは凄い。GKはノーチャンス。美しいFKというお土産を頂きました。宇津元は蹴り方を変えたのか?キック覚醒の時。

3点差になったのでここからは誰よりも私が緩みました。ゆるゆるで観戦してましたけれども、試合終了間際になるに連れ、間延びし、カウンターを浴び、防戦一方になるなどピンチの方が多くなった。それでも守備陣は緩くなることはなかった。身体を投げ打って守るその守備は強固でした。終盤は真っ当な保持が出来なくなる時間帯が多すぎたし、チャンスを決め切れないシーンもあって反省点多めでございました。

緩い空気の中で、試合は締まった内容で連敗阻止。チームとしての安定感はまだまだですが、若手が試合に出ては自信を付けて伸びていく過程を観れるのは悪くないですし、3-0の試合を見せられたら何も言うことはありません。びわ湖を見て快勝したので、また滋賀といつか戦うことになったらびわ湖を見に行かなければならなくなってしまった。ゲン担ぎの湖。

クリーンシートでございます。滋賀側のシュート精度に助けられたシーンもあったけれども、守りきれたので良しです。トリニータオーレも聞けて言うことはありません。