【新潟 1 - 1 大分】
開幕しましたヤマザキナビスコカップ。2008年王者が実に4年振りに参戦です。遂にこの舞台に帰ってこれました。万感の想いでオフィスで1人、休日出勤してました・・・・。目、目から水が。J'sGoalやツイッターなどで手に入る情報だと、どうも噂の辻尾JAPANが集結した模様。その辺は現地に行かれた方のブログを楽しみに待ちましょう。
2013年のヤマザキナビスコカップは2グループに分かれての総当り1回戦での予選リーグを戦い、上位2チームが決勝トーナメントに進出。ACLに出場している4チームは決勝トーナメントからの参戦となります。さて、AグループとBグループ、ACLのチームを確認してみましょう。
【Aグループ】
大宮、川崎F、横浜FM、湘南、甲府、清水、磐田
【Bグループ】
新潟、鹿島、FC東京、名古屋、C大阪、鳥栖、大分
【ACLグループ】
広島、柏、浦和、仙台
7チームのグループなので各節毎に1チームがお休みに。さらにAグループは鉄道で移動できる範囲で固まってるし、Bグループは散らばってるので若干不公平感があるものの、そこは2008年王者ですから甘んじて受け入れましょう。そんなナビスコカップ第1節を録画観戦。帰宅して早速内容を確認。前節から中3日とあってスタメンは大幅に変更あり。
2トップは好調西はそのままに、背は高いけど小松が先発。シャドーには村井さんと松本昌也。松本昌也はデビュー戦。左サイドは木島。ポテンシャルから考えて左サイドでも充分にやれるだろうことは分かっていた。右サイドに俺の松原がようやくスタメンで登場。アピールに期待。キャプテン宮沢はそのままで、3バックは要の高木を休ませて若狭がセンター務める。前節ミスをしでかした若狭をむしろ真ん中で使うあたりに監督の意図がありそう。試練の若狭10番勝負か。右CBに土岐田が出場。GKはエスペランサ圭介。フィードの正確性だとやっぱり圭介ですね。為田が怪我で長期欠場中なこともあり、松本昌也が早めのデビューとなったことが注目ポイント。為田はリハビリ頑張ってるはず。焦らずじっくり治しなさい。
J1に上がって、大分トリニータを観始めたばかりの方からすると、このメンバーは2軍的な扱いのBチームであって、つまらないと感じる方がいるかもしれません。しかしですね、長く見続けてるとむしろこっちのチームの方を見たかったりするものなのです。これからチームの軸になっていくような若手がデビュー戦を飾るわけですが、「俺、あの選手のデビュー戦から観てるんだよね」と言えるようになってくるのです。「あの頃はさぁ、ビビっててさぁ」なんて。厳しい勝負の世界で生き残れる選手は僅かですが、このチームに輝かしい未来が詰まってたりするのでヤマザキナビスコカップのスタメンは重要なのです。
試合は立ち上がりから落ち着いて入れたと思います。今シーズンは試合の入り方が良い。メンバー代わっても戦い方が安定していて、練習の成果が出ていると感じるのです。特にこの試合はリーグ戦よりも断然ボールを持てる時間が多かったと感じました。新潟も未勝利で苦しんでいるチームで、うち同様にメンバーが替わっているので単純比較はできないだろうけど、ドリブルでボールを運べる西と木島が同時にピッチにいたのが印象的。昨シーズンはポジションが被っていたので交代で入ることが多かったけど、同時に使っても面白いなと思いました。球際での戦いや判断のスピードを早める意識があって、課題を克服しようとするサブメンバー達の突き上げを感じました。良いぞ、初スタメンメンバー!
先制の場面、直前にファウルで試合が長めに止まっていて新潟の集中力が切れていたのか、リスタートのボールを宮沢が受けて縦パス1本。裏に抜け出た木島が新潟GKの股を抜くゴールでした。失点はコーナーキックから。今シーズンはコーナーキックでゾーンディフェンスを採用している我軍。キックが良いボール過ぎて手出し出来ずにヘディングで決められてしまう。たぶん、カウンターを重視してゾーンディフェンスなんだろうけれども、早めのボールだと人に付くかボールに行くか一瞬迷うとは思う。この場面の松原の対応は課題かなぁ・・・。難しいところだけれども。
少しずつ、修正できているものの後半に畳み掛けられる癖は抜けきれず。シュートもコーナーキックの獲得もままならない。課題の後半は持ち越し。Bグループはその他の試合結果が全て引き分けだったので可能性はまだまだ充分。
若狭はスパルタ教育で伸びる子。今日は無難なプレーで自信になったんじゃなかろうか。安川は文句なし。今シーズン安川の体力に比べると松原はまだまだ。攻撃陣特にポストプレイヤーが物足りない。小松と森島が高松に比べると見劣りする。要努力。今日、ベテラン勢で1人連戦になった宮沢。マネジメント的に考えるとマンシャを土曜日に使うんじゃなかろうか。新戦力の可能性がある土曜日のC大阪戦にも注目しましょう。
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